JPH0869034A - ストロボトリガー跳び防止部材を有するストロボ装置 - Google Patents
ストロボトリガー跳び防止部材を有するストロボ装置Info
- Publication number
- JPH0869034A JPH0869034A JP6204772A JP20477294A JPH0869034A JP H0869034 A JPH0869034 A JP H0869034A JP 6204772 A JP6204772 A JP 6204772A JP 20477294 A JP20477294 A JP 20477294A JP H0869034 A JPH0869034 A JP H0869034A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strobe
- light source
- stroboscopic
- preventing member
- projecting parts
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ストロボ光の度重なる照射に変色することのな
いストロボトリガー跳び防止部材を有するカメラを提供
する。 【構成】ストロボ光源の発光方向に配置される、ストロ
ボトリガー跳び防止部材のストロボ光源との対向面に微
細な凹凸を形成する。
いストロボトリガー跳び防止部材を有するカメラを提供
する。 【構成】ストロボ光源の発光方向に配置される、ストロ
ボトリガー跳び防止部材のストロボ光源との対向面に微
細な凹凸を形成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラのストロボ装置
に関し、特にストロボトリガー跳び防止部材に関する。
に関し、特にストロボトリガー跳び防止部材に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のカメラのストロボ装置において
は、ストロボ装置の前面に、ストロボ光量の有効利用お
よび内部部材の保護をする目的で、ストロボプロテクタ
ーが配置されている。また、ストロボプロテクターと装
置内部に設けられたストロボ光源との間に、アクリル材
等で加工された、図２に示すような表面が平坦なストロ
ボトリガー跳び防止部材が配置されている。
は、ストロボ装置の前面に、ストロボ光量の有効利用お
よび内部部材の保護をする目的で、ストロボプロテクタ
ーが配置されている。また、ストロボプロテクターと装
置内部に設けられたストロボ光源との間に、アクリル材
等で加工された、図２に示すような表面が平坦なストロ
ボトリガー跳び防止部材が配置されている。
【０００３】このストロボトリガー跳び防止部材は、近
年の趨勢であるカメラのコンパクト化に伴い、ストロボ
光源とストロボプロテクターとの間隔を極力狭めなけれ
ばならないという状況におよんでいる。この結果、スト
ロボプロテクターを保持する部材及びその近傍に配置さ
れた金属製の部材も接近するので、特にその必要性が生
じてきている。
年の趨勢であるカメラのコンパクト化に伴い、ストロボ
光源とストロボプロテクターとの間隔を極力狭めなけれ
ばならないという状況におよんでいる。この結果、スト
ロボプロテクターを保持する部材及びその近傍に配置さ
れた金属製の部材も接近するので、特にその必要性が生
じてきている。
【０００４】また説明するまでもないが、ストロボトリ
ガー跳び防止部材の使用目的は、ストロボトリガー電圧
の本体カバー等の金属製の部材への跳びを防止するため
のものである。尚、ストロボ光源として一般に用いられ
るキセノンランプは、トリガーコイルによって、４〜６
ＫＶの電圧で発光される如く構成されている。
ガー跳び防止部材の使用目的は、ストロボトリガー電圧
の本体カバー等の金属製の部材への跳びを防止するため
のものである。尚、ストロボ光源として一般に用いられ
るキセノンランプは、トリガーコイルによって、４〜６
ＫＶの電圧で発光される如く構成されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き従来の技術
においては、ストロボの発光回数が増加するにつれて、
ストロボトリガー跳び防止部材の一部が変色してしまう
という問題点があった。例えば、発光回数が約５００回
程度でアクリル材のストロボトリガー跳び防止部材は白
濁化し、ポリステルフィルムは黒化してしまう。
においては、ストロボの発光回数が増加するにつれて、
ストロボトリガー跳び防止部材の一部が変色してしまう
という問題点があった。例えば、発光回数が約５００回
程度でアクリル材のストロボトリガー跳び防止部材は白
濁化し、ポリステルフィルムは黒化してしまう。
【０００６】このようなストロボトリガー跳び防止部材
の白濁化や黒化等の変色は、ストロボの被写体に対する
照射光量の変動を起こし、撮影に影響を及ぼすという問
題点があった。本発明はこのような従来の問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、スト
ロボ発光による度重なる照射に変色することのないスト
ロボトリガー跳び防止部材を有するカメラを提供するこ
とにある。
の白濁化や黒化等の変色は、ストロボの被写体に対する
照射光量の変動を起こし、撮影に影響を及ぼすという問
題点があった。本発明はこのような従来の問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、スト
ロボ発光による度重なる照射に変色することのないスト
ロボトリガー跳び防止部材を有するカメラを提供するこ
とにある。
【０００７】
【課題解決の手段】上記目的のために本発明は、ストロ
ボ装置において、ストロボ光源の発光方向に配置され、
該ストロボ光源との対向面に微細な凹凸が形成されたス
トロボトリガー跳び防止部材を有することを課題解決の
手段とするものである。また、前記微細な凹凸差は０．
０１〜０．０５の範囲に形成されている。
ボ装置において、ストロボ光源の発光方向に配置され、
該ストロボ光源との対向面に微細な凹凸が形成されたス
トロボトリガー跳び防止部材を有することを課題解決の
手段とするものである。また、前記微細な凹凸差は０．
０１〜０．０５の範囲に形成されている。
【０００８】
【作用】本発明では、ストロボプロテクターとストロボ
光源との間に配置される、ストロボトリガー跳び防止部
材のストロボ光源との対向面に、微細な凹凸を形成する
如く成したので、ストロボ光の度重なる照射に対しての
変色を防止することができる。
光源との間に配置される、ストロボトリガー跳び防止部
材のストロボ光源との対向面に、微細な凹凸を形成する
如く成したので、ストロボ光の度重なる照射に対しての
変色を防止することができる。
【０００９】
【実施例】以下、図面を参酌して本発明の実施例を詳細
に説明する。図１は本発明の実施例を説明するカメラに
内蔵されたストロボ装置の縦断面図である。図１におい
て、６はカメラの本体カバーであり、金属製の本体カバ
ー６の前面の開口部にはストロボプロテクター２が固設
されている。また、表面部の外装の必要部分には擬革８
が貼着されている。さらに、本体カバー６の裏面には、
本体カバー６の開口部と対応する開口部が形成された、
裏打ち板７が固設されている。裏打ち板７の開口部は、
アクリルシート１（ストロボトリガー跳び防止部材）に
よって、その開口部全体が覆われている。そして、アク
リルシート１は裏打ち板７に不図示の粘着テープで固定
されている。尚、アクリルシート１は「日東樹脂工業製
クラレックスノングレアＥＸ３０ ００１」を使用して
いる。
に説明する。図１は本発明の実施例を説明するカメラに
内蔵されたストロボ装置の縦断面図である。図１におい
て、６はカメラの本体カバーであり、金属製の本体カバ
ー６の前面の開口部にはストロボプロテクター２が固設
されている。また、表面部の外装の必要部分には擬革８
が貼着されている。さらに、本体カバー６の裏面には、
本体カバー６の開口部と対応する開口部が形成された、
裏打ち板７が固設されている。裏打ち板７の開口部は、
アクリルシート１（ストロボトリガー跳び防止部材）に
よって、その開口部全体が覆われている。そして、アク
リルシート１は裏打ち板７に不図示の粘着テープで固定
されている。尚、アクリルシート１は「日東樹脂工業製
クラレックスノングレアＥＸ３０ ００１」を使用して
いる。
【００１０】３はストロボ光源を支えるフレームであ
り、不図示の支持部材によってカメラ本体内に支持され
ている。フレーム３内にはキセノン管であるストロボ光
源４とその光量の効率的な利用のために、前記の開口部
方向に開口部を有する反射傘５が配置されている。この
様に構成されたストロボ装置は、不図示の電源からの電
力供給を受けて後、トリガーコイルによって４〜６ＫＶ
の高電圧でストロボ光源４を発光させる。ストロボ光源
４からの発光光線は反射傘５０の反射光を含めてアクリ
ルシートとストロボプロテクター５を通過して被写体に
照射される。
り、不図示の支持部材によってカメラ本体内に支持され
ている。フレーム３内にはキセノン管であるストロボ光
源４とその光量の効率的な利用のために、前記の開口部
方向に開口部を有する反射傘５が配置されている。この
様に構成されたストロボ装置は、不図示の電源からの電
力供給を受けて後、トリガーコイルによって４〜６ＫＶ
の高電圧でストロボ光源４を発光させる。ストロボ光源
４からの発光光線は反射傘５０の反射光を含めてアクリ
ルシートとストロボプロテクター５を通過して被写体に
照射される。
【００１１】図３は実施例のアクリルシート１を拡大し
た縦断面図である。アクリルシート１の片側面には成形
時に型によって微細の凹凸が形成されている。この凹凸
が形成された面をストロボ光源側にして、図１に示すよ
うに配置される。このストロボ装置にて、３５００回の
ストロボ発光を繰り返したが何らの変色も起きなかっ
た。
た縦断面図である。アクリルシート１の片側面には成形
時に型によって微細の凹凸が形成されている。この凹凸
が形成された面をストロボ光源側にして、図１に示すよ
うに配置される。このストロボ装置にて、３５００回の
ストロボ発光を繰り返したが何らの変色も起きなかっ
た。
【００１２】本実施例ではカメラ内蔵のストロボ装置を
説明したが、これに限定されるものではなく、ストロボ
装置単体のものにも適用できることは勿論である。ま
た、アクリルシートに微細な凹凸を型で成形したものを
使用したが、これにこだわるものではなく、例えばエッ
チング、粗摺等、の別の化学的、機械的な表面凹凸形成
方法で行ってもよい。
説明したが、これに限定されるものではなく、ストロボ
装置単体のものにも適用できることは勿論である。ま
た、アクリルシートに微細な凹凸を型で成形したものを
使用したが、これにこだわるものではなく、例えばエッ
チング、粗摺等、の別の化学的、機械的な表面凹凸形成
方法で行ってもよい。
【００１３】なお、微細な凹凸差は０．０１〜０．０５
の範囲が好ましい。
の範囲が好ましい。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ストロボ
プロテクターとストロボ光源との間に配置されるストロ
ボトリガー跳び防止部材の、ストロボ光源との対向面に
微細な凹凸を形成することによって、ストロボ発光によ
る度重なる照射に対しての、ストロボトリガー跳び防止
部材の変色を防止することができるという効果を奏する
ものである。
プロテクターとストロボ光源との間に配置されるストロ
ボトリガー跳び防止部材の、ストロボ光源との対向面に
微細な凹凸を形成することによって、ストロボ発光によ
る度重なる照射に対しての、ストロボトリガー跳び防止
部材の変色を防止することができるという効果を奏する
ものである。
【図１】本発明の実施例を説明するカメラに内蔵された
ストロボ装置の縦断面図である。
ストロボ装置の縦断面図である。
【図２】従来のアクリルシート１を拡大した縦断面図で
ある。
ある。
【図３】本発明の実施例のアクリルシート１を拡大した
縦断面図である。
縦断面図である。
１ アクリルシート（ストロボトリガー跳び防止部
材） ２ ストロボプロテクター ３ フレーム ４ ストロボ光源 ５ 反射傘 ６ 本体カバー ７ 裏打ち板 ８ 擬革
材） ２ ストロボプロテクター ３ フレーム ４ ストロボ光源 ５ 反射傘 ６ 本体カバー ７ 裏打ち板 ８ 擬革
Claims (2)
- 【請求項１】ストロボ光源の発光方向に配置され、該ス
トロボ光源との対向面に微細な凹凸が形成されたストロ
ボトリガー跳び防止部材を有することを特徴とするスト
ロボ装置。 - 【請求項２】前記微細な凹凸差は０．０１〜０．０５の
範囲に形成されていることを特徴とする請求項１記載の
ストロボトリガー跳び防止部材を有するストロボ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6204772A JPH0869034A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | ストロボトリガー跳び防止部材を有するストロボ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6204772A JPH0869034A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | ストロボトリガー跳び防止部材を有するストロボ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0869034A true JPH0869034A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16496095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6204772A Pending JPH0869034A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | ストロボトリガー跳び防止部材を有するストロボ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0869034A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2013150891A1 (ja) * | 2012-04-03 | 2015-12-17 | スタンレー電気株式会社 | ストロボ発光装置 |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP6204772A patent/JPH0869034A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2013150891A1 (ja) * | 2012-04-03 | 2015-12-17 | スタンレー電気株式会社 | ストロボ発光装置 |
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