JPH086876A - 文書処理方法および文書処理装置 - Google Patents

文書処理方法および文書処理装置

Info

Publication number
JPH086876A
JPH086876A JP6141361A JP14136194A JPH086876A JP H086876 A JPH086876 A JP H086876A JP 6141361 A JP6141361 A JP 6141361A JP 14136194 A JP14136194 A JP 14136194A JP H086876 A JPH086876 A JP H086876A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
information
script
circulation route
index
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6141361A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoko Yamazaki
直子 山崎
Keiji Kojima
啓二 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6141361A priority Critical patent/JPH086876A/ja
Publication of JPH086876A publication Critical patent/JPH086876A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書の内容に応じて迅速かつ適正に回覧経路
を設定する。回覧されてきた文書の内容に応じて迅速か
つ適正に文書を処理する。 【構成】 CPU(105)は、文書ファイリングプロ
グラム(100)を実行し、文書回覧処理およびスクリ
プト選出処理を行う。文書回覧処理では、インデクスと
回覧経路とを対応付けた回覧経路情報を記憶しておき、
回覧の対象となる文書中から前記回覧経路情報のインデ
クスに対応するキーワードを取得し、前記回覧経路情報
と前記キーワードから前記文書を実際に回覧する回覧経
路を推定する。スクリプト選出処理では、ユーザごとに
インデクスとスクリプトとを対応付けたスクリプト情報
を記憶しておき、回覧の対象となる文書中から前記スク
リプト情報のインデクスに対応するキーワードを取得
し、回覧者ごとに前記スクリプト情報と前記キーワード
から実際に実行するスクリプトを選出し、その選出した
スクリプトに基づいて前記文書を処理する。 【効果】 電子化文書のファイリングを効率よく実行す
ることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書処理方法および文
書処理装置に関する。更に詳しくは、電子化されて記憶
されている文書の内容に応じた適正な回覧を可能とする
文書処理方法および文書処理装置に関する。また、文書
の内容とユーザとに応じた適正なスクリプトの実行を可
能とする文書処理方法および文書処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子化された文書を文書処理装置
端末から他の端末に伝送し、その文書の回覧または配付
(本明細書では、単に回覧という)を行う場合、回覧開
始者が、文書の内容や関連するユーザを想起して、回覧
経路を設定している。また、従来、回覧者は、文書処理
装置端末に文書が回覧されてきた時、当該文書の内容と
自分の関係を考慮して、当該文書の加工を行ってから自
端末にファイリングしたり,当該文書から必要な情報を
抽出したりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】回覧開始者が回覧経路
を設定する場合、文書の内容を分析するのに手間がかか
ったり、関連するユーザの選択に過不足を生じたりし、
迅速に適正な回覧経路を設定することが容易でない問題
点がある。また、文書が回覧されてきた時に回覧者が文
書を加工したり必要な情報を抽出する場合、手間がかか
ったり、文書の内容に合わない処理をしてしまうことが
あり、迅速に適正な文書処理を行うことが容易でない問
題点がある。そこで、本発明の第1の目的は、文書処理
装置端末において、回覧対象である文書の内容に応じて
迅速かつ適正に回覧経路を自動的に設定できる文書処理
方法および文書処理装置を提供することにある。また、
本発明の第2の目的は、他の文書処理装置端末から回覧
されてきた文書の内容に応じて迅速かつ適正に文書を処
理することが出来る文書処理方法および文書処理装置を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、インデクスと回覧経路とを対応付けた回覧経路情報
を記憶しておき、回覧の対象となる文書中から前記回覧
経路情報のインデクスに対応するキーワードを取得し、
前記回覧経路情報と前記キーワードから前記文書を実際
に回覧する回覧経路を推定することを特徴とする文書処
理方法を提供する。
【0005】第2の観点では、本発明は、ユーザごとに
インデクスとスクリプトとを対応付けたスクリプト情報
を記憶しておき、回覧の対象となる文書中から前記スク
リプト情報のインデクスに対応するキーワードを取得
し、回覧者ごとに前記スクリプト情報と前記キーワード
から実際に実行するスクリプトを選出し、回覧者ごとに
前記選出したスクリプトに基づいて前記文書を処理する
ことを特徴とする文書処理方法を提供する。
【0006】第3の観点では、本発明は、インデクスと
回覧経路とを対応付けた回覧経路情報およびユーザごと
にインデクスとスクリプトとを対応付けたスクリプト情
報を記憶しておき、回覧の対象となる文書中から前記回
覧経路情報およびスクリプト情報のインデクスに対応す
るキーワードを取得し、前記回覧経路情報と前記キーワ
ードから前記文書を実際に回覧する回覧経路を推定し、
その回覧経路に含まれる回覧者ごとに前記スクリプト情
報と前記キーワードから実際に実行するスクリプトを選
出し、回覧者ごとに前記選出したスクリプトに基づいて
前記文書を処理することを特徴とする文書処理方法を提
供する。
【0007】第4の観点では、本発明は、インデクスと
回覧経路とを対応付けた回覧経路情報を記憶する回覧経
路情報記憶手段と、回覧の対象となる文書中から当該文
書の属性となり得る文字列を切出す属性切出し手段と、
切出した文字列から前記回覧経路情報のインデクスに対
応するキーワードを取得するキーワード取得手段と、前
記回覧経路情報と前記キーワードから前記文書を実際に
回覧する回覧経路を推定する回覧経路推定手段とを具備
したことを特徴とする文書処理装置を提供する。
【0008】第5の観点では、本発明は、ユーザごとに
インデクスとスクリプトとを対応付けたスクリプト情報
を記憶するスクリプト情報記憶手段と、回覧の対象とな
る文書中から当該文書の属性となり得る文字列を切出す
属性切出し手段と、切出した文字列から前記スクリプト
情報のインデクスに対応するキーワードを取得するキー
ワード取得手段と、回覧者ごとに前記スクリプト情報と
前記キーワードから実際に実行するスクリプトを選出し
その選出したスクリプトに基づいて前記文書を処理する
スクリプト選出手段とを具備したことを特徴とする文書
処理装置を提供する。
【0009】
【作用】上記第1の観点による文書処理方法および上記
第4の観点による文書処理装置では、予めインデクスと
回覧経路とを対応付けた回覧経路情報を記憶しておく。
文書を回覧する際、その文書中から前記回覧経路情報の
インデクスに対応するキーワードを取得する。そして、
そのキーワードに対応するインデクスをもつ回覧経路を
前記回覧経路情報から検索し、その検索結果に基づいて
実際の回覧経路を推定する。従って、文書の内容に応じ
た適正な回覧経路を迅速に設定できる。
【0010】上記第2の観点による文書処理方法および
上記第5の観点による文書処理装置では、予めユーザご
とにインデクスとスクリプトとを対応付けたスクリプト
情報を記憶しておく。文書が回覧されてくると、その文
書中から前記スクリプト情報のインデクスに対応するキ
ーワードを取得する。そして、そのキーワードに対応す
るインデクスをもつスクリプトを当該回覧者のスクリプ
ト情報から選出し、そのスクリプトに基づいて文書を処
理する。従って、文書の内容に応じた適正な処理を迅速
に行うことが出来る。
【0011】上記第3の観点による文書処理方法では、
上記第1の観点による文書処理方法と上記第2の観点に
よる文書処理方法とを組合せた作用になる。従って、文
書の内容に応じた適正な回覧経路を迅速に設定できると
共に、文書の内容に応じた適正な処理を迅速に行うこと
が出来る。
【0012】
【実施例】以下、図に示す実施例により本発明を詳細に
説明する。なお、これにより本発明が限定されるもので
はない。
【0013】(全体構成の概要)図1は、本発明の文書
処理装置を含む文書管理システムの構成図である。文書
管理装置T1は、ネットワークLANに接続された一つ
のユーザ端末でもあり、キーボード101と、マウスな
どのポインティングデバイス102と、表示装置103
と、CPU105と、主記憶装置106と、文書情報ベ
ース120と、ワークフロー情報ベース130とを具備
して構成されている。なお、前記文書情報ベース120
とワークフロー情報ベース130は、同じ計算機内にも
ってもよいし、別途サーバを設けてもよい。
【0014】ユーザは、キーボード101,ポインティ
ングデバイス102および表示装置103を用いて対話
処理を行う。この対話処理により、文書を作成したり、
文書を文書情報ベース120に登録したり、文書を検索
したり、文書をブラウジングしたり出来る。また、後述
する各種テーブルの情報を入力したり、編集したり出来
る。前記主記憶装置106は、文書ファイリングプログ
ラム100を記憶している。この文書ファイリングプロ
グラム100については後で詳述する。前記文書情報ベ
ース120は、テキストや図形を計算機で処理可能なコ
ードで表した電子化文書を文書オブジェクトとして格納
している。また、その文書オブジェクトの属性情報など
を格納している。前記ワークフロー情報ベース130
は、後述する回覧クラス情報や優先順位情報などを格納
している。前記CPU105は、前記文書ファイリング
プログラム100を実行し、その中で本発明にかかる文
書回覧処理(図12)およびスクリプト選出処理(図2
1)を実行する。ネットワークLANに接続されている
他のユーザ端末T1,T2,…は、上記文書処理装置T
1と同じ構成でもよいし、異なる構成でもよい。なお、
ネットワークLANを介したサーバ−クライアント方式
のシステム形態を採ることも可能である。
【0015】(文書ファイリングプログラム)図2に示
すように、文書ファイリングプログラム100は、文書
作成ソフトウエア群205と、文書情報表示部215お
よび文書情報対話編集部216を含む文書情報表示編集
部210と、表示用データ生成部230と、文書情報編
集部240と、文書情報管理部260とを備えている。
また、回覧情報表示部225および回覧情報対話編集部
226およびスクリプト対話編集部227を含むワーク
フロー情報表示編集部220と、回覧情報管理部255
およびスクリプト管理部256を含むワークフロー制御
部250とを備えている。
【0016】図3の(a)に示すように、前記文書情報
管理部260は、文書オブジェクトテーブル500と、
文書属性テーブル550と、組織階層テーブル600
と、ユーザ管理テーブル700と、ユーザ属性テーブル
800と、ユーザインデクステーブル850と、ユーザ
スクリプトテーブル870と、クラス管理テーブル90
0と、インデクス管理テーブル950とを備えている。
これらの各テーブルの情報は、文書情報ベース120か
ら読み込まれる。図3の(b)に示すように、前記回覧
情報管理部255は、回覧クラステーブル1000と、
回覧者クラステーブル1050と、回覧インスタンステ
ーブル1100と、回覧者インスタンステーブル115
0とを備えている。これらの各テーブルの情報は、ワー
クフロー情報ベース130から読み込まれる。
【0017】(各テーブルの詳細)図4に示すように、
文書オブジェクトテーブル500は、オブジェクト名欄
501と、実体ファイル名欄502と、文書属性テーブ
ルへのポインタ欄503とから構成されている。実体フ
ァイルが複数ある場合は、前記実体ファイル名欄502
に複数の実体ファイル名を格納する。文書属性テーブル
550は、属性名欄551と、属性値欄552とから構
成されている。なお、本明細書において、単に“名”と
いうが、IDであってもよい。
【0018】図5に示すように、組織階層テーブル60
0は、組織名欄601と、その組織のリーダであるユー
ザ名欄602と、その組織の一層下位にある組織名欄6
03とから構成されている。図6に示すように、ユーザ
管理テーブル700は、ユーザ名欄700と、ラベル名
(ユーザの情報を画面に表示する場合の名)欄702
と、ユーザの所属している組織名欄703とから構成さ
れている。
【0019】図7に示すように、ユーザ属性テーブル8
00は、属性名欄801と、ユーザインデクステーブル
850またはスクリプトテーブル870へのポインタ欄
802とから構成されている。ユーザインデクステーブ
ル850は、ユーザに関係のあるインデクスのクラス名
欄851と、インデクス欄852とから構成されてい
る。スクリプトテーブル870は、スクリプト名欄87
1と、スクリプトの実体がある記憶装置上のアドレス欄
872とから構成されている。
【0020】図8に示すように、クラス管理テーブル9
00は、多重インデクス階層の最上位のインデクスのク
ラス名欄901とインデクス欄902とから構成されて
いる。図9に示すように、インデクス管理テーブル90
0は、インデクス欄951と、そのインデクスの一層下
位のインデクス欄952と、そのインデクスの別名欄9
53とから構成されている。
【0021】図10に示すように、回覧クラステーブル
1000は、回覧経路のクラス名欄1001と、回覧者
クラステーブルへのポインタ欄1002から構成されて
いる。回覧者クラステーブル1050は、回覧順番欄1
051と、回覧者クラス欄1052と、回覧者名欄10
53とから構成されている。この回覧者クラステーブル
1050の内容は、回覧開始者がユーザ(USER)
「Me」,次の回覧者が回覧開始者の直属上司であるユ
ーザ(USER)「BOSS−OF−<0>」,次の回
覧者が前記直属上司のさらに直属の上司であるユーザ
(USER)「BOSS−OF−<1>」,次の回覧者
が組織(ORG.)「Z部」,最後に回覧開始者のユー
ザ(USER)「Me」の順で回覧することを示してい
る。
【0022】図11に示すように、回覧インスタンステ
ーブル1100は、回覧ID欄1011と、回覧経路I
D欄1102と、回覧経路クラス名欄1103と、回覧
者インスタンステーブル1150へのポインタ欄110
4から構成されている。回覧者インスタンステーブル1
150は、回覧メンバであるユーザ名欄1151と、着
信情報欄1152と、送信情報欄1153と、既読/未
読フラグ欄1154と、コメント有無フラグ欄1155
とから構成されている。
【0023】(文書回覧処理)図12は、文書回覧処理
のメインフロー図である。この文書回覧処理400で
は、属性切出し処理410と、文書格納処理420と、
回覧経路設定処理430とが順に実行される。
【0024】図13に、属性切出し処理410の詳細フ
ロー図を示す。ステップ1510では、文書を読み込
む。また、主記憶装置106にキーワード候補テーブル
の領域を確保する。そして、文書の文末までステップ1
520〜1530を繰り返す。ステップ1520では、
文書情報ベース120の文字列切出し規則に登録されて
いる区切り文字までの文字列を、前記文書中のテキスト
から取り出す。ステップ1525では、前記文字列切出
し規則を参照して、前記取り出した文字列から冗長な文
字を排除し、文字列を細分化する。ステップ1530で
は、上記細分化した文字列をキーワード候補テーブルに
代入する。図14に、文書「Xプロジェクトの出張報告
書」から切り出された文字列“出張報告書”,“第2回
Xプロジェクト会議”,“xx推進本部”,“A課”,
“a田太郎”などを代入したキーワード候補テーブル1
200を例示する。
【0025】図13に戻り、ステップ1540では、キ
ーワード候補テーブル(1200)の内容を表示装置1
03の画面に表示する。ステップ1545では、ユーザ
の入力を待ち、入力があればステップ1550を繰り返
す。ユーザは、表示されたキーワード候補の文字列がキ
ーワードとして適切かどうかを判定し、変更要求または
保存要求を入力する。ステップ1550では、ユーザ入
力が変更要求か保存要求かを判定し、変更要求ならステ
ップ1555を実行し、保存要求ならステップ156
0,1570を実行する。ステップ1555では、キー
ワード候補の文字列の分割,合成,排除などを行う。例
えば、図14のキーワード候補テーブル1200の文字
列“第2回Xプロジェクト会議”から“第2回”と“会
議”とを削除する変更要求および文字列“xx推進本
部”を排除する変更要求をユーザが入力すると、キーワ
ード候補テーブル1200は図15に示すように変更さ
れる。なお、上記変更過程のログをとって、文字列切出
し規則として学習させるのが好ましい。
【0026】図13に戻り、ステップ1560では、キ
ーワード候補テーブル(1200)の内容をキーワード
情報ファイルに保存する。例えば、図15のキーワード
候補テーブル1200がキーワード情報ファイル121
0として保存される。ステップ1570では、上記キー
ワード情報ファイル(1210)を文書情報ベース12
0に格納する。
【0027】図16に、文書格納処理420の詳細フロ
ー図を示す。ステップ1605では、文書が未登録かど
うか判定し、未登録の場合はステップ1610を実行す
る。ステップ1610では、文書を文書情報ベース12
0に文書オブジェクトとして格納し、文書情報を文書オ
ブジェクトテーブル500および文書属性テーブル55
0に登録する。ステップ1615では、上記文書のキー
ワード情報ファイル(1210)が文書情報ベース12
0に格納されているか否かを判定し、格納されていない
場合は上述の属性切出し処理410を実行する。
【0028】ステップ1620では、文書情報ベース1
20からキーワード情報ファイル(1210)を読み込
み、キーワードリストを生成する。図17に、キーワー
ド情報ファイル1210から生成したキーワードリスト
1300を例示する。
【0029】図16に戻り、ステップ1630では、キ
ーワードリストの各キーワードに対し、ステップ164
0,ステップ1645を繰り返す。キーワードがなくな
ればステップ1690に進む。
【0030】ステップ4640では、クラス管理テーブ
ル(900:図8)およびインデクス管理テーブル(9
50:図9)を参照し、キーワードに対応する(キーワ
ードと同一または同義の)インデクスを検索する。ステ
ップ4645では、キーワードに対応するインデクスの
個数を判別し、0個(見つからない)ならステップ16
50,ステップ1655を実行し、1個ならステップ1
660を実行し、2個以上ならステップ1670〜16
80を実行する。ステップ1650では、着目している
キーワードをインデクスとしてインデクス管理テーブル
(950:図9)に登録する。ステップ1655では、
キーワードリストの着目しているキーワードの箇所に、
インデクス管理テーブル(950:図9)に登録した上
記インデクスを代入する。ステップ1660では、キー
ワードリストの着目しているキーワードの箇所に、対応
するインデクスを代入する。
【0031】ステップ1670では、検索されたインデ
クスを画面に表示する。ステップ1675では、ユーザ
の選択を待つ。ユーザは、表示されたインデクスから選
択する。ステップ1680では、キーワードリストの着
目しているキーワードの箇所に、ユーザが選択したイン
デクスを代入する。図18に、インデクスを代入したキ
ーワードリスト1300を例示する。このキーワードリ
スト1300では、例えばキーワード“出張報告書”に
対応してインデクス「出張報告」が代入されている。
【0032】図16に戻り、ステップ1690では、キ
ーワードリスト(1300)に代入したインデクスを文
書オブジェクトの属性情報として文書属性テーブル55
0に登録する。
【0033】図19に、回覧経路設定処理430の詳細
フロー図を示す。ステップ1710では、文書が未登録
か判定し、未登録なら上述の文書格納処理420を実行
する。ステップ1715では、文書の回覧クラステーブ
ル1000および回覧者クラステーブル1050が未登
録か判定する。未登録ならステップ1720を実行す
る。ステップ1720では、ユーザが入力した回覧クラ
ス情報を取得し、回覧クラステーブル1000および回
覧者クラステーブル1050に登録する。
【0034】ステップ1730では、回覧クラステーブ
ル1000,回覧者クラステーブル1050,組織階層
テーブル600,ユーザ管理テーブル700,ユーザ属
性テーブル800およびユーザインデクステーブル85
0を参照し、回覧メンバの候補を推定する。この回覧メ
ンバの候補の推定を具体例で説明する。まず、図10の
回覧者クラステーブル1050を参照し、回覧開始者で
ある例えばユーザ「ada」を候補とし、図20に示す
ように回覧メンバリスト1400に設定する。次に、図
10の回覧者クラステーブル1050およびユーザ管理
テーブル700および組織階層テーブル600を参照
し、回覧開始者「ada」の直属上司であるユーザ「a
be」(回覧開始者「ada」の属するA課のリーダ
ー;課長)を候補とし、図20に示すように回覧メンバ
リスト1400に設定する。次に、図10の回覧者クラ
ステーブル1050およびユーザ管理テーブル700お
よび組織階層テーブル600を参照し、前記直属上司
「abe」のさらに直属の上司であるユーザ「xx」
(A課の属するX部のリーダー;部長)を候補とし、図
20に示すように回覧メンバリスト1400に設定す
る。次に、図10の回覧者クラステーブル1050を参
照すると、回覧メンバが組織「Z部」になっているた
め、文書属性テーブル550を参照してインデクス群を
取り出し、Z部に所属するユーザの中でユーザインデク
ステーブル850に対応するインデクスを持つユーザを
抽出する。例えば、文書属性テーブル550からインデ
クス「出張報告」,「Xプロジェクト」,「A課」,
「ada」が取り出されたなら、Z部に所属するユーザ
の中でユーザインデクステーブル850にインデクス
「Xプロジェクト」を持つ例えばユーザ「myama」
を抽出する。そして、抽出したユーザ「myama」を
候補とし、図20に示すように回覧メンバリスト140
0に設定する。最後に、図10の回覧者クラステーブル
1050を参照すると、回覧メンバが回覧開始者(M
e)になっているため、ユーザ「ada」を図20に示
すように回覧メンバリスト1400に設定し、回覧メン
バの候補の推定を終了する。
【0035】ステップ1740では、推定した回覧メン
バリスト(1400)を画面に表示する。ステップ17
45では、ユーザの入力を待ち、入力があればステップ
1750を繰り返す。ユーザは、表示された回覧メンバ
リスト(1400)の内容が適切かどうかを判定し、変
更要求,保存要求または回覧開始要求を入力する。ステ
ップ1750では、ユーザ入力が変更要求か,保存要求
か,回覧開始要求かを判定し、変更要求ならステップ1
760を実行し、保存要求ならステップ1770を実行
し、回覧開始要求ならステップ1780を実行する。
【0036】ステップ1760では、ユーザの入力する
指示にしたがって回覧メンバリスト(1400)の内容
を変更する。ステップ1770では、回覧メンバリスト
(1400)の内容を回覧インスタンステーブル115
0に格納する。ステップ1780では、回覧メンバリス
ト(1400)の内容にしたがって文書の回覧を開始す
る。
【0037】(スクリプト選出処理)図21は、回覧文
書確認処理のメインフローである。この回覧文書確認処
理2100では、文書が回覧されてきた時、当該文書に
対してスクリプト選出処理440が実行される。
【0038】図22に、スクリプト選出処理440の詳
細フロー図を示す。ステップ1810では、文書属性テ
ーブル550を参照し、文書の属性情報としてのインデ
クス群を取得し、キーワードリスト(図23の130
0)にインデクスを代入する。ステップ1820では、
回覧メンバの各ユーザのスクリプトテーブル870を参
照し、前記文書のインデクスがスクリプト実行のための
条件となっているような、スクリプトテーブル870の
スクリプト名欄871にあるスクリプトを選出し、選出
されたスクリプト名をスクリプトリスト(2200)に
代入する。ステップ1835では、選出されたスクリプ
トの個数を判定し、0個なら何もせず、1個ならステッ
プ1840で実行し、2個以上ならステップ1850〜
1870を実行する。
【0039】ステップ1840では、選出された1個の
スクリプトを実行する。ステップ1850では、選出さ
れた2個以上のスクリプト名を画面に表示する。ステッ
プ1855では、ユーザが入力する優先順位を受け付け
る。2個以上のスクリプトが選出された場合に優先順序
を考慮するのは、スクリプトの実行順によって結果が変
わる場合があるからである。ステップ1860では、受
け付けた優先順位にしたがってスクリプトを実行する。
【0040】図23に、回覧された「第2回Xプロジェ
クト会議」の出張報告書に関するキーワードリストの一
例(1900)を示す。このキーワードリスト(190
0)は、例えば“出張報告書”等のキーワードと、他の
キーワードを示すポインタと、キーワードに対応するイ
ンデクス(例えば出張報告)と、インデクスに応じて次
の作業内容を表すスクリプトリスト(2200)を示す
ポインタとから構成されている。
【0041】例えば、図23のように、「第2回Xプロ
ジェクト会議」の出張報告書に対し、ユーザ「myam
a」のスクリプトリスト2200に、スクリプト「Xプ
ロジェクト」、スクリプト「出張報告」、スクリプト
「スケジュール」が選出されたとする。ユーザがスクリ
プト「Xプロジェクト」を優先順位“1”、スクリプト
「出張報告」を優先順位“2”、スクリプト「スケジュ
ール」を優先順位“3”と指定する。すると、まず、ス
クリプト「Xプロジェクト」を実行する。例えば、Z部
のディレクトリ「X−PJ」に回覧中の文書をコピーす
る。次に、スクリプト「出張報告」を実行する。例え
ば、ユーザ「myama」のディレクトリ「biz-trip」
に回覧中の文書をコピーする。最後に、スクリプト「ス
ケジュール」を実行する。このスクリプト「スケジュー
ル」は、日時と場所を手掛かりに、該当する日のユーザ
「myama」のスケジュールを照合し、スケジュール
に割り当てられるかどうかを調べる。この例では、スケ
ジュールに割り当て可能であっても、開催場所が未定で
あるため、場所が確定するまで主催者に場所の確認のた
めの連絡をとるように促すメッセージを表示するスクリ
プトを適宜実行する。場所の確認がとれるまでスクリプ
トを実行する。
【0042】ステップ1865では、ユーザが入力した
優先順位を保存するかどうか判定し、保存する場合はス
テップ1870を実行する。ステップ1870では、優
先順位情報をワークフロー情報ベース130に格納す
る。
【0043】
【発明の効果】本発明の文書処理方法および文書処理装
置によれば、文書の内容に応じて迅速かつ適正に回覧経
路を設定することが出来る。また、回覧されてきた文書
の内容に応じて迅速かつ適正に文書を処理することが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文書処理装置の構成図である。
【図2】文書ファイリングプログラムの構成図である。
【図3】本発明の文書処理方法に使用する各種テーブル
の一覧図である。
【図4】文書オブジェクトテーブルと文書属性テーブル
の構成図である。
【図5】組織階層テーブルの構成図である。
【図6】ユーザ管理テーブルの構成図である。
【図7】ユーザ属性テーブルとユーザインデクステーブ
ルとユーザスクリプトテーブルの構成図である。
【図8】クラス管理テーブルの構成図である。
【図9】インデクス管理テーブルの構成図である。
【図10】回覧経路クラステーブルと回覧者クラステー
ブルの構成図である。
【図11】回覧インスタンステーブルと回覧者インスタ
ンステーブルの構成図である。
【図12】文書回覧処理のメインフロー図である。
【図13】属性切出し処理のフロー図である。
【図14】キーワード候補テーブルの例示図である。
【図15】変更したキーワード候補テーブルの構成図で
ある。
【図16】文書格納処理のフロー図である。
【図17】キーワードリストの例示図である。
【図18】インデクスを対応付けたキーワードリストの
構成図である。
【図19】回覧経路設定処理のフロー図である。
【図20】回覧メンバリストの例示図である。
【図21】回覧文書確認処理のメインフロー図である。
【図22】スクリプト選出処理のフロー図である。
【図23】スクリプトを対応付けたキーワードリストの
構成図である。
【符号の説明】
T1……文書処理装置、100……文書ファイリングプ
ログラム、101……キーボード、102……ポインテ
ィングデバイス、103……表示装置、105……CP
U、106……主記憶装置、120……文書情報ベー
ス、130……ワークフロー情報ベース、500……文
書オブジェクトテーブル、550……文書属性テーブ
ル、600……組織階層テーブル、700……ユーザ管
理テーブル、800……ユーザ属性テーブル、850…
…ユーザインデクステーブル、870……ユーザスクリ
プトテーブル、900……クラス管理テーブル、950
……インデクス管理テーブル、1000……回覧クラス
テーブル、1050……回覧者クラステーブル、110
0……回覧インスタンステーブル、1150……回覧者
インスタンステーブル

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インデクスと回覧経路とを対応付けた回
    覧経路情報を記憶しておき、回覧の対象となる文書中か
    ら前記回覧経路情報のインデクスに対応するキーワード
    を取得し、前記回覧経路情報と前記キーワードから前記
    文書を実際に回覧する回覧経路を推定することを特徴と
    する文書処理方法。
  2. 【請求項2】 ユーザごとにインデクスとスクリプトと
    を対応付けたスクリプト情報を記憶しておき、回覧の対
    象となる文書中から前記スクリプト情報のインデクスに
    対応するキーワードを取得し、回覧者ごとに前記スクリ
    プト情報と前記キーワードから実際に実行するスクリプ
    トを選出し、回覧者ごとに前記選出したスクリプトに基
    づいて前記文書を処理することを特徴とする文書処理方
    法。
  3. 【請求項3】 インデクスと回覧経路とを対応付けた回
    覧経路情報およびユーザごとにインデクスとスクリプト
    とを対応付けたスクリプト情報を記憶しておき、回覧の
    対象となる文書中から前記回覧経路情報およびスクリプ
    ト情報のインデクスに対応するキーワードを取得し、前
    記回覧経路情報と前記キーワードから前記文書を実際に
    回覧する回覧経路を推定し、その回覧経路に含まれる回
    覧者ごとに前記スクリプト情報と前記キーワードから実
    際に実行するスクリプトを選出し、回覧者ごとに前記選
    出したスクリプトに基づいて前記文書を処理することを
    特徴とする文書処理方法。
  4. 【請求項4】 インデクスと回覧経路とを対応付けた回
    覧経路情報を記憶する回覧経路情報記憶手段と、回覧の
    対象となる文書中から当該文書の属性となり得る文字列
    を切出す属性切出し手段と、切出した文字列から前記回
    覧経路情報のインデクスに対応するキーワードを取得す
    るキーワード取得手段と、前記回覧経路情報と前記キー
    ワードから前記文書を実際に回覧する回覧経路を推定す
    る回覧経路推定手段とを具備したことを特徴とする文書
    処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の文書処理装置におい
    て、前記属性切出し手段は、文書中から属性となりうる
    文字列を切り出し、キーワードの候補としてユーザに提
    示し、ユーザが指定した候補をキーワードとすることを
    特徴とする文書処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載の文書処
    理装置において、前記回覧経路情報記憶手段は、一般化
    した回覧経路を表わす回覧クラス情報およびユーザ情報
    および組織情報を記憶し、前記回覧経路推定手段は、前
    記回覧クラス情報およびユーザ情報および組織情報と前
    記キーワードから回覧者の候補を推定してユーザに提示
    し、ユーザが指定した候補により具体化した回覧経路で
    ある回覧インスタンスを生成することを特徴とする文書
    処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項4から請求項6のいずれかに記載
    の文書処理装置において、前記回覧経路情報記憶手段
    は、ユーザごとにインデクスを設定したユーザインデク
    ス情報を記憶し、前記回覧経路推定手段は、前記キーワ
    ードに対応するインデクスが前記ユーザインデクス情報
    に含まれているユーザを回覧者またはその候補と推定す
    ることを特徴とする文書処理装置。
  8. 【請求項8】 ユーザごとにインデクスとスクリプトと
    を対応付けたスクリプト情報を記憶するスクリプト情報
    記憶手段と、回覧の対象となる文書中から当該文書の属
    性となり得る文字列を切出す属性切出し手段と、切出し
    た文字列から前記スクリプト情報のインデクスに対応す
    るキーワードを取得するキーワード取得手段と、回覧者
    ごとに前記スクリプト情報と前記キーワードから実際に
    実行するスクリプトを選出しその選出したスクリプトに
    基づいて前記文書を処理するスクリプト選出手段とを具
    備したことを特徴とする文書処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の文書処理装置におい
    て、前記スクリプト選出手段は、複数のスクリプトを選
    出した場合、ユーザの指示による優先順位でスクリプト
    を実行することを特徴とする文書処理装置。
JP6141361A 1994-06-23 1994-06-23 文書処理方法および文書処理装置 Pending JPH086876A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6141361A JPH086876A (ja) 1994-06-23 1994-06-23 文書処理方法および文書処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6141361A JPH086876A (ja) 1994-06-23 1994-06-23 文書処理方法および文書処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH086876A true JPH086876A (ja) 1996-01-12

Family

ID=15290198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6141361A Pending JPH086876A (ja) 1994-06-23 1994-06-23 文書処理方法および文書処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH086876A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8074164B2 (en) 2005-08-25 2011-12-06 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Document management device and document management method
US10412533B2 (en) 2013-06-12 2019-09-10 Bongiovi Acoustics Llc System and method for stereo field enhancement in two-channel audio systems

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8074164B2 (en) 2005-08-25 2011-12-06 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Document management device and document management method
US10412533B2 (en) 2013-06-12 2019-09-10 Bongiovi Acoustics Llc System and method for stereo field enhancement in two-channel audio systems

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7930301B2 (en) System and method for searching computer files and returning identified files and associated files
US7904510B2 (en) Systems and methods for managing discussion threads based on ratings
US7636890B2 (en) User interface for controlling access to computer objects
US8407781B2 (en) Information providing support device and information providing support method
JP2000040104A (ja) ワークフロー管理方法
US20070067370A1 (en) Information processing apparatus, information displaying apparatus, and information processing method
JPH08305616A (ja) データ管理システム
US20020007375A1 (en) Document management method and computer-readable storage medium storing program code for executing the same
JPH03135664A (ja) 文書にマークを付ける方法
JP3384016B2 (ja) 文書編集管理装置
JP2000194707A (ja) 情報共有装置および方法および記憶媒体
JPH1153361A (ja) 文書と付加情報間の対応付け方法
JP5224839B2 (ja) 文書管理システム、文書管理装置、文書管理方法及びプログラム
JPH11275137A (ja) 電子メール管理支援方法およびそのプログラム記録媒体
JP2008181218A (ja) 入力支援方法及び装置
JPH086876A (ja) 文書処理方法および文書処理装置
JP2003150762A (ja) プロジェクト情報連携方法およびシステム
JP2001117940A (ja) 情報検索装置、情報検索方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2007025831A (ja) コンテンツ検索装置及びその方法
JP2009110506A (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
JPH0635915A (ja) 文書管理方式
CN113051289A (zh) 法条检索方法、装置、设备及存储介质
JP2002366567A (ja) 代替キーワードのフリー設定による検索システム
JP2000082026A (ja) 案件管理システム
CN116991856A (zh) 阅读过程中的数据更新方法、装置、设备、介质及产品