JPH0868214A - 切断装置 - Google Patents
切断装置Info
- Publication number
- JPH0868214A JPH0868214A JP23030494A JP23030494A JPH0868214A JP H0868214 A JPH0868214 A JP H0868214A JP 23030494 A JP23030494 A JP 23030494A JP 23030494 A JP23030494 A JP 23030494A JP H0868214 A JPH0868214 A JP H0868214A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- carriage
- wire saw
- cutting device
- cutting
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28D—WORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
- B28D1/00—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
- B28D1/02—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
- B28D1/08—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with saw-blades of endless cutter-type, e.g. chain saws, i.e. saw chains, strap saws
- B28D1/088—Sawing in situ, e.g. stones from rocks, grooves in walls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 石材やコンクリート構造物等の切断に使用す
る際のワイヤソー切断装置で、現場への搬入、搬出を容
易にする。 【構成】 装置のベ−スを兼ねたレ−ルと、該レ−ルに
沿って往復移動可能なキャリッジと、該キャリッジをレ
−ルに沿って移動させる移動装置と、前記キャリッジに
よって支持される回転駆動用モ−タと、ワイヤソ−が巻
き掛けられ前記回転駆動用モ−タによって強制回転させ
られてワイヤソ−を所定方向に移動させる駆動プ−リと
を備えた切断装置において、該切断装置を、前記レ−
ル、キャリッジ、移動装置、回転駆動用モ−タ、駆動プ
−リを分割単位として分割・組み立て可能に構成した切
断装置。さらに、ワイヤソ−駆動用のプ−リと回転切断
用丸鋸とが回転装置に対し選択的に取付可能である。
る際のワイヤソー切断装置で、現場への搬入、搬出を容
易にする。 【構成】 装置のベ−スを兼ねたレ−ルと、該レ−ルに
沿って往復移動可能なキャリッジと、該キャリッジをレ
−ルに沿って移動させる移動装置と、前記キャリッジに
よって支持される回転駆動用モ−タと、ワイヤソ−が巻
き掛けられ前記回転駆動用モ−タによって強制回転させ
られてワイヤソ−を所定方向に移動させる駆動プ−リと
を備えた切断装置において、該切断装置を、前記レ−
ル、キャリッジ、移動装置、回転駆動用モ−タ、駆動プ
−リを分割単位として分割・組み立て可能に構成した切
断装置。さらに、ワイヤソ−駆動用のプ−リと回転切断
用丸鋸とが回転装置に対し選択的に取付可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石材、コンクリ−ト構
造物等の切断に使用される切断装置に関するものであ
る。
造物等の切断に使用される切断装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】複数のプ−リに掛け渡したワイヤソ−を
駆動プ−リで所定の方向に循環移動させつつ被切断物に
押し付けて切断を行う切断装置が石材、コンクリ−ト構
造物等の切断に使用されている。この切断装置は、被切
断物の周囲にワイヤソ−を巻き掛けて該ワイヤソ−によ
り切断するので、大きな構造物や複雑な形状の物体の切
断を比較的簡単に行うことができ、水中等での切断も可
能であるので、最近都市土木等で広く使用されるように
なった。
駆動プ−リで所定の方向に循環移動させつつ被切断物に
押し付けて切断を行う切断装置が石材、コンクリ−ト構
造物等の切断に使用されている。この切断装置は、被切
断物の周囲にワイヤソ−を巻き掛けて該ワイヤソ−によ
り切断するので、大きな構造物や複雑な形状の物体の切
断を比較的簡単に行うことができ、水中等での切断も可
能であるので、最近都市土木等で広く使用されるように
なった。
【0003】ワイヤソ−Wとしては、図4に示すよう
に、可撓性を有する紐体Cの外周部に所定のピッチで大
径の円筒状ビ−ズ部Bを設け、該ビ−ズ部の表面にダイ
ヤモンド粒子等の硬質歯体を埋設したものが一般的であ
り、前記紐体Cとしては、芯部に金属ワイヤMがコアと
して設けられ、その外周部にゴム、合成樹脂等の柔軟な
被覆(スペ−サ)Sを設けたものが使用されている。
に、可撓性を有する紐体Cの外周部に所定のピッチで大
径の円筒状ビ−ズ部Bを設け、該ビ−ズ部の表面にダイ
ヤモンド粒子等の硬質歯体を埋設したものが一般的であ
り、前記紐体Cとしては、芯部に金属ワイヤMがコアと
して設けられ、その外周部にゴム、合成樹脂等の柔軟な
被覆(スペ−サ)Sを設けたものが使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の切断装置
は、所定長さのモノレ−ルと、該レ−ルに取りつけられ
た往復移動可能なキャリッジと、該キャリッジをレ−ル
に沿って移動させる移動装置と、前記キャリッジによっ
て支持される回転装置と、ワイヤソ−が巻き掛けられ前
記回転装置によって強制回転させられつつワイヤソ−を
所定方向に移動させる駆動プ−リとを備えており、全体
の重量が百数十キログラムから数百キログラムとなって
いる。
は、所定長さのモノレ−ルと、該レ−ルに取りつけられ
た往復移動可能なキャリッジと、該キャリッジをレ−ル
に沿って移動させる移動装置と、前記キャリッジによっ
て支持される回転装置と、ワイヤソ−が巻き掛けられ前
記回転装置によって強制回転させられつつワイヤソ−を
所定方向に移動させる駆動プ−リとを備えており、全体
の重量が百数十キログラムから数百キログラムとなって
いる。
【0005】この種の切断装置は、狭くて足場の悪い現
場で使用されることが多いが、上記のように重量が大き
いため、人力で持ち運びすることができず、工事現場へ
の搬入、搬出が困難で、特別の運搬装置と多大の労力を
必要としていた。そこで本発明は、上記切断装置を特別
な運搬装置を必要とせず、狭い場所でも人力で比較的容
易に搬入、搬出することができるようにすることを課題
としている。
場で使用されることが多いが、上記のように重量が大き
いため、人力で持ち運びすることができず、工事現場へ
の搬入、搬出が困難で、特別の運搬装置と多大の労力を
必要としていた。そこで本発明は、上記切断装置を特別
な運搬装置を必要とせず、狭い場所でも人力で比較的容
易に搬入、搬出することができるようにすることを課題
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のような構成を採用した。すなわち、本
発明にかかる切断装置は、装置のベ−スを兼ねたレ−ル
と、該レ−ルに沿って往復移動可能なキャリッジと、該
キャリッジをレ−ルに沿って移動させる移動装置と、前
記キャリッジによって支持される回転駆動用モ−タと、
ワイヤソ−が巻き掛けられ前記回転駆動用モ−タによっ
て強制回転させられてワイヤソ−を所定方向に移動させ
る駆動プ−リとを備えた切断装置において、該切断装置
を、前記レ−ル、キャリッジ、移動装置、回転装置、駆
動プ−リを分割単位として分割・組み立て可能に構成し
たことを特徴としている。
め、本発明は次のような構成を採用した。すなわち、本
発明にかかる切断装置は、装置のベ−スを兼ねたレ−ル
と、該レ−ルに沿って往復移動可能なキャリッジと、該
キャリッジをレ−ルに沿って移動させる移動装置と、前
記キャリッジによって支持される回転駆動用モ−タと、
ワイヤソ−が巻き掛けられ前記回転駆動用モ−タによっ
て強制回転させられてワイヤソ−を所定方向に移動させ
る駆動プ−リとを備えた切断装置において、該切断装置
を、前記レ−ル、キャリッジ、移動装置、回転装置、駆
動プ−リを分割単位として分割・組み立て可能に構成し
たことを特徴としている。
【0007】
【作用】この切断装置は、それを構成するレ−ル、キャ
リッジ、移動装置、回転装置、駆動プ−リ等のユニット
がそれぞれ分割単位となっており、切断装置全体をこれ
らを単位として分割・組み立て可能である。そして、こ
れらの分割単位となっている部材は重いものでも20キ
ログラム程度であり、一人の作業者が各ユニットを人手
で十分に持ち運びできる大きさである。したがって、切
断装置の運搬に際しては、上記各ユニットに分割し、別
々に目的地へ運んだ後、再度組み立てればよい。
リッジ、移動装置、回転装置、駆動プ−リ等のユニット
がそれぞれ分割単位となっており、切断装置全体をこれ
らを単位として分割・組み立て可能である。そして、こ
れらの分割単位となっている部材は重いものでも20キ
ログラム程度であり、一人の作業者が各ユニットを人手
で十分に持ち運びできる大きさである。したがって、切
断装置の運搬に際しては、上記各ユニットに分割し、別
々に目的地へ運んだ後、再度組み立てればよい。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について具体的に説明
する。図1は本発明の1実施例を表すもので、この切断
装置1は、機枠を兼ねた1本のモノレ−ル2にキャリッ
ジ3が前後移動可能に係合している。
する。図1は本発明の1実施例を表すもので、この切断
装置1は、機枠を兼ねた1本のモノレ−ル2にキャリッ
ジ3が前後移動可能に係合している。
【0009】モノレ−ル2は、中空の角筒状に形成さ
れ、その側面にラック状の刻み目5が設けられている。
モノレ−ル2の両端部には、支持部材6,6が固着され
ており、この部材に挿通したアンカ−ボルト7,7で該
レ−ルを床面、壁面等に固定するようになっている。
れ、その側面にラック状の刻み目5が設けられている。
モノレ−ル2の両端部には、支持部材6,6が固着され
ており、この部材に挿通したアンカ−ボルト7,7で該
レ−ルを床面、壁面等に固定するようになっている。
【0010】一方、キャリッジ3は上記レ−ルに外嵌す
る角筒部10を備え、レ−ルの端部に取り付けられてい
る何れか一方の支持部材6を取り外して、この角筒部を
レ−ル2に嵌合することにより該レ−ルに前後移動自在
に取りつけられる。キャリッジ3を取り付けたら、取り
外した支持部材6を再度レ−ルの端部にボルト等で固着
しておく。
る角筒部10を備え、レ−ルの端部に取り付けられてい
る何れか一方の支持部材6を取り外して、この角筒部を
レ−ル2に嵌合することにより該レ−ルに前後移動自在
に取りつけられる。キャリッジ3を取り付けたら、取り
外した支持部材6を再度レ−ルの端部にボルト等で固着
しておく。
【0011】キャリッジ3の内部には、図3に示すよう
に、前記レ−ル2の刻み目5に噛み合うピニオン12
と、該ピニオンに一体に設けられている伝動用ギヤ13
を回転させるウオ−ム14が設けられており、その回転
軸(角軸)15が外に向けて突設されている。また、キ
ャリッジ3にはレ−ルと直角方向に突出する一対の支持
パイプ17,17が設けられている。
に、前記レ−ル2の刻み目5に噛み合うピニオン12
と、該ピニオンに一体に設けられている伝動用ギヤ13
を回転させるウオ−ム14が設けられており、その回転
軸(角軸)15が外に向けて突設されている。また、キ
ャリッジ3にはレ−ルと直角方向に突出する一対の支持
パイプ17,17が設けられている。
【0012】前記キャリッジの回転軸15には、移動装
置20の伝動用筒軸(角筒)21が嵌合している。移動
装置20には駆動用のモ−タ22が設けられ、該モ−タ
の回転軸に前記伝動用筒軸21が接続されている。駆動
用モ−タ22としては電動モ−タ、油圧モ−タ、エアモ
−タ等を適宜使用することができるが、狭い現場では、
配管の不要な電動モ−タを使用するのが好ましい。な
お、移動装置20は、前記筒軸をキャリッジの回転軸に
嵌合することにより、または必要に応じて螺子で固定す
ることによりキャリッジ3に取り付けられる。この筒軸
を回転軸から引き抜くことにより、移動装置20をキャ
リッジ3から取り外すことができる。移動装置20のキ
ャリッジ3に対する着脱は簡単である。
置20の伝動用筒軸(角筒)21が嵌合している。移動
装置20には駆動用のモ−タ22が設けられ、該モ−タ
の回転軸に前記伝動用筒軸21が接続されている。駆動
用モ−タ22としては電動モ−タ、油圧モ−タ、エアモ
−タ等を適宜使用することができるが、狭い現場では、
配管の不要な電動モ−タを使用するのが好ましい。な
お、移動装置20は、前記筒軸をキャリッジの回転軸に
嵌合することにより、または必要に応じて螺子で固定す
ることによりキャリッジ3に取り付けられる。この筒軸
を回転軸から引き抜くことにより、移動装置20をキャ
リッジ3から取り外すことができる。移動装置20のキ
ャリッジ3に対する着脱は簡単である。
【0013】キャリッジ3の前記支持パイプ17,17
には、プ−リユニット30が取り付けられている。プ−
リユニット30は、前記支持パイプ17に嵌合する支持
筒31,31を有する基盤33を備え、該基盤にプ−リ
カバ−35と伝動装置36と回転軸37が取り付けられ
ている。基盤33の側部には伝動装置36の筒状伝動軸
(図示省略)が設けられており、この部分にモ−タ38
が設けられている。このモ−タから前記筒状伝動軸に伝
達された回転動力は、減速装置を介して回転軸37に伝
達され、該回転軸に取り付けられたプ−リ39を回転さ
せる。
には、プ−リユニット30が取り付けられている。プ−
リユニット30は、前記支持パイプ17に嵌合する支持
筒31,31を有する基盤33を備え、該基盤にプ−リ
カバ−35と伝動装置36と回転軸37が取り付けられ
ている。基盤33の側部には伝動装置36の筒状伝動軸
(図示省略)が設けられており、この部分にモ−タ38
が設けられている。このモ−タから前記筒状伝動軸に伝
達された回転動力は、減速装置を介して回転軸37に伝
達され、該回転軸に取り付けられたプ−リ39を回転さ
せる。
【0014】キャリッジ3の支持パイプ17,17の先
端部には、ブラケット40がボルト41,41で取り付
けられている。ブラケット40の中央部にはナット42
が設けられ、これに螺子棒43が螺着している。螺子棒
43の一方の端部は前記基盤33に自由回転自在に連結
されており、他方の端部にはハンドル44が取り付けら
れている。このハンドルで螺子棒43を回すことによ
り、基盤33を支持パイプ17に沿って前後に移動させ
ることができる。このためプ−リの位置調節が容易であ
るが、場合によっては、このような螺子棒を設けておか
なくてもよい。
端部には、ブラケット40がボルト41,41で取り付
けられている。ブラケット40の中央部にはナット42
が設けられ、これに螺子棒43が螺着している。螺子棒
43の一方の端部は前記基盤33に自由回転自在に連結
されており、他方の端部にはハンドル44が取り付けら
れている。このハンドルで螺子棒43を回すことによ
り、基盤33を支持パイプ17に沿って前後に移動させ
ることができる。このためプ−リの位置調節が容易であ
るが、場合によっては、このような螺子棒を設けておか
なくてもよい。
【0015】基盤33に取り付けられている回転駆動用
のモ−タ38は、図5に示すように取り付け板51に固
着されており、その回転軸は前記取り付け板51を貫通
して突出している。前記取り付け板の両側部には円弧状
の切り込み52,52が設けられている。一方、基盤3
3のモ−タ取り付け部にはボルトピン53,53が立設
されており、前記取り付け板51の切り込み52,52
の開口部をこれらのボルトに当てがい、取り付け板を回
転させて、切り込み52の奥まで円弧に沿ってボルトを
嵌め込み、該ボルトに螺着したナットを締め付けること
により、モ−タ50を基盤33に固着することができ
る。モ−タ50としては電動モ−タ、油圧モ−タ、エア
モ−タ等を使用することができるが、前記移動用モ−タ
22と同様に電動モ−タを使用するのが好ましい。
のモ−タ38は、図5に示すように取り付け板51に固
着されており、その回転軸は前記取り付け板51を貫通
して突出している。前記取り付け板の両側部には円弧状
の切り込み52,52が設けられている。一方、基盤3
3のモ−タ取り付け部にはボルトピン53,53が立設
されており、前記取り付け板51の切り込み52,52
の開口部をこれらのボルトに当てがい、取り付け板を回
転させて、切り込み52の奥まで円弧に沿ってボルトを
嵌め込み、該ボルトに螺着したナットを締め付けること
により、モ−タ50を基盤33に固着することができ
る。モ−タ50としては電動モ−タ、油圧モ−タ、エア
モ−タ等を使用することができるが、前記移動用モ−タ
22と同様に電動モ−タを使用するのが好ましい。
【0016】前記移動装置の駆動用モ−タ22とプ−リ
回転用のモ−タ50は、別設の制御装置60にコ−ド6
1,61で電気的に接続されている。制御装置60はモ
−タの回転を制御するもので、別に設けられている電源
から電力が供給され、この電力が前記二つのモ−タに供
給される。
回転用のモ−タ50は、別設の制御装置60にコ−ド6
1,61で電気的に接続されている。制御装置60はモ
−タの回転を制御するもので、別に設けられている電源
から電力が供給され、この電力が前記二つのモ−タに供
給される。
【0017】なお、上記プ−リユニット30の代わり
に、図2に示すように丸鋸ユニット70を取り付けれ
ば、この切断装置を丸鋸(ブレ−ド)71で切断を行な
うブレ−ド式切断装置、いわゆるウオ−ルソ−として使
用することができる。この丸鋸ユニット70は、プ−リ
の代わりにダイヤモンド粒子の切刃部を有するブレ−ド
を用いる点、及びカバ−72の形状が若干異なっている
点以外は、前記プ−リユニット30と同様な構成となっ
ている。
に、図2に示すように丸鋸ユニット70を取り付けれ
ば、この切断装置を丸鋸(ブレ−ド)71で切断を行な
うブレ−ド式切断装置、いわゆるウオ−ルソ−として使
用することができる。この丸鋸ユニット70は、プ−リ
の代わりにダイヤモンド粒子の切刃部を有するブレ−ド
を用いる点、及びカバ−72の形状が若干異なっている
点以外は、前記プ−リユニット30と同様な構成となっ
ている。
【0018】この切断装置をワイヤソ−式切断装置とし
て使用する場合は、図6に示すようにプ−リユニット3
0の駆動プ−リ39に巻き掛けたワイヤソ−Wを別に設
けた他のガイドプ−リG,…を経由して被切断物に巻き
付け、回転駆動用モ−タ38を駆動して該ワイヤソ−を
一定方向に循環移動させるとともに、前記移動装置のモ
−タ22を駆動してワイヤソ−に適度の張力を与えなが
ら切断を行なう(但し、図5では、上記移動装置の代わ
りに重錘式の移動装置(張力付与装置)74が例示され
ている)。切断の進行と共にワイヤソ−が被切断物に食
い込んでゆくので、ワイヤソ−のル−プが小さくなり、
該ワイヤソ−が緩みがちになるが、プ−リを支持するキ
ャリッジが移動装置の働きで徐々に被切断物から離れる
方向に移動するので、ワイヤソ−が常に一定の張力状態
に保たれる。この張力の調節は、制御装置60によって
行なわれる。
て使用する場合は、図6に示すようにプ−リユニット3
0の駆動プ−リ39に巻き掛けたワイヤソ−Wを別に設
けた他のガイドプ−リG,…を経由して被切断物に巻き
付け、回転駆動用モ−タ38を駆動して該ワイヤソ−を
一定方向に循環移動させるとともに、前記移動装置のモ
−タ22を駆動してワイヤソ−に適度の張力を与えなが
ら切断を行なう(但し、図5では、上記移動装置の代わ
りに重錘式の移動装置(張力付与装置)74が例示され
ている)。切断の進行と共にワイヤソ−が被切断物に食
い込んでゆくので、ワイヤソ−のル−プが小さくなり、
該ワイヤソ−が緩みがちになるが、プ−リを支持するキ
ャリッジが移動装置の働きで徐々に被切断物から離れる
方向に移動するので、ワイヤソ−が常に一定の張力状態
に保たれる。この張力の調節は、制御装置60によって
行なわれる。
【0019】また、この切断装置をウオ−ルソ−として
使用する場合は、前記プ−リユニット30の代わりに丸
鋸ユニット70を取り付けて使用する。この場合は、モ
−タ38でブレ−ド71を回転させながら被切断物に押
し付け、必要に応じて移動装置で移動させつつ切断を行
なう。被切断物への押し付け力は、ハンドル44で螺子
棒43を回転させ、基盤33をパイプに沿って移動させ
ることにより与えられる。
使用する場合は、前記プ−リユニット30の代わりに丸
鋸ユニット70を取り付けて使用する。この場合は、モ
−タ38でブレ−ド71を回転させながら被切断物に押
し付け、必要に応じて移動装置で移動させつつ切断を行
なう。被切断物への押し付け力は、ハンドル44で螺子
棒43を回転させ、基盤33をパイプに沿って移動させ
ることにより与えられる。
【0020】この切断装置1は、全体を必要に応じて前
記レ−ル2、キャリッジ3、移動装置20、回転駆動用
モ−タ50、駆動プ−リ39をユニットとして分割する
ことができる。これらのユニットは、いずれも重量が約
20キログラム程度もしくはそれ以下であり、1人の作
業者が持ち運びすることができる大きさである。このた
め、狭い工事現場へ搬入する時は、上記ユニットに分解
し、別々に運び込んだ後、再度組み立てればよい。この
分解、組み立ては簡単である。
記レ−ル2、キャリッジ3、移動装置20、回転駆動用
モ−タ50、駆動プ−リ39をユニットとして分割する
ことができる。これらのユニットは、いずれも重量が約
20キログラム程度もしくはそれ以下であり、1人の作
業者が持ち運びすることができる大きさである。このた
め、狭い工事現場へ搬入する時は、上記ユニットに分解
し、別々に運び込んだ後、再度組み立てればよい。この
分解、組み立ては簡単である。
【0021】なお、図示例では、スイッチボックスを兼
ねた制御装置60が他のユニットと別体に設けられ、こ
れも他のユニットと分割することができるようになって
いるが、制御装置が軽量である場合は、他のユニットと
一体化しておいてもよい。
ねた制御装置60が他のユニットと別体に設けられ、こ
れも他のユニットと分割することができるようになって
いるが、制御装置が軽量である場合は、他のユニットと
一体化しておいてもよい。
【0022】また、移動装置を上記のようなモ−タ駆動
式とせず、図5に示すように、ワイヤ73で吊り下げた
重錘75を使用することもできる。この場合は、重錘を
吊り下げる支柱76をレ−ル2から取り外せるようにし
ておく。また、前記移動用のモ−タ22は取り外してお
けばよい。
式とせず、図5に示すように、ワイヤ73で吊り下げた
重錘75を使用することもできる。この場合は、重錘を
吊り下げる支柱76をレ−ル2から取り外せるようにし
ておく。また、前記移動用のモ−タ22は取り外してお
けばよい。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかる切断装置は、全体を1人の作業者が持ち運べる
程度の大きさに分割することができるので、狭い工事現
場等への搬入が容易になった。ワイヤソ−を駆動するプ
−リの代わりにブレ−ドを取り付けることができるよう
にしておけば、ワイヤソ−式切断装置とウオ−ルソ−と
を兼用することができるので、きわめて便利なものとな
る。
にかかる切断装置は、全体を1人の作業者が持ち運べる
程度の大きさに分割することができるので、狭い工事現
場等への搬入が容易になった。ワイヤソ−を駆動するプ
−リの代わりにブレ−ドを取り付けることができるよう
にしておけば、ワイヤソ−式切断装置とウオ−ルソ−と
を兼用することができるので、きわめて便利なものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を表す斜視図である。
【図2】ブレ−ドを取り付けた状態の説明図である。
【図3】移動装置の説明図である。
【図4】ワイヤソ−の説明図である。
【図5】回転駆動用モ−タ取り付け部の説明図である。
【図6】重錘式移動装置を有する実施例の説明図であ
る。
る。
1 切断装置 2 レ−ル 3 キャリッジ 17 支持パイプ 20 移動装置 22 移動用モ−タ 30 プ−リユニット 35 プ−リカバ− 50 回転駆動用モ−タ 60 制御装置
Claims (2)
- 【請求項1】 装置のベ−スを兼ねたレ−ルと、該レ−
ルに沿って往復移動可能なキャリッジと、該キャリッジ
をレ−ルに沿って移動させる移動装置と、前記キャリッ
ジによって支持される回転駆動用モ−タと、ワイヤソ−
が巻き掛けられ前記回転駆動用モ−タによって強制回転
させられてワイヤソ−を所定方向に移動させる駆動プ−
リとを備えた切断装置において、該切断装置を、前記レ
−ル、キャリッジ、移動装置、回転駆動用モ−タ、駆動
プ−リを分割単位として分割・組み立て可能に構成した
ことを特徴とする切断装置。 - 【請求項2】 ワイヤソ−駆動用のプ−リと回転切断用
丸鋸とが回転装置に対し選択的に取付可能である請求項
1に記載の切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23030494A JPH0868214A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23030494A JPH0868214A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 切断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0868214A true JPH0868214A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16905739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23030494A Pending JPH0868214A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0868214A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009174127A (ja) * | 2008-01-22 | 2009-08-06 | Toda Constr Co Ltd | 屋内用rc壁解体装置 |
CN114406351A (zh) * | 2022-03-08 | 2022-04-29 | 内蒙古新创环境科技有限公司 | 一种废弃风电叶片的回收装置及回收方法 |
KR20230078026A (ko) * | 2021-11-26 | 2023-06-02 | 김창근 | 철근 콘크리트 구조물의 기둥해체장치 |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP23030494A patent/JPH0868214A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009174127A (ja) * | 2008-01-22 | 2009-08-06 | Toda Constr Co Ltd | 屋内用rc壁解体装置 |
KR20230078026A (ko) * | 2021-11-26 | 2023-06-02 | 김창근 | 철근 콘크리트 구조물의 기둥해체장치 |
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