JPH0867723A - 溶媒の存在下での非水性重合によつてゴムで改質されたabs成形コンパウンドを製造するための方法 - Google Patents
溶媒の存在下での非水性重合によつてゴムで改質されたabs成形コンパウンドを製造するための方法Info
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Abstract
施することができそしてグラフトゴムの顕著な耐衝撃性
効果が伴った良好な加工及び応用特性を有するABSを
与える、溶融加工可能なABS成形コンパウンドを製造
するための経済的で運転上信頼できる方法である。 【構成】 4.撹拌された溶液中の6〜50重量部の可
溶性のゲルを含まない予備成形されたゴムの存在下での 1.90〜20重量部のモノアルケニル芳香族モノマー
又はこれらの等価物の混合物、 2.10〜50重量部のエチレン性不飽和ニトリルモノ
マー又はこれらの等価物の混合物並びに 3.必要に応じて0〜30重量部の、1並びに2と共重
合することができる更なるビニル、(メタ)アクリル及
び/又はフマル及び/又はイタコンモノマー又はこれら
の等価物の混合物の、少なくとも二つの異なる溶媒の助
けによる、非水性重合によってゴムで改質された耐衝撃
性ABS成形コンパウンドを製造するための方法。
Description
存在下でグラフト基体として予備成形された可溶性でか
つゲルを含まないゴムの存在下で、芳香族モノアルケニ
ルモノマー、エチレン性不飽和ニトリルモノマー並びに
必要に応じてその他の共重合可能なビニルモノマー及び
/又はマレインモノマーのラジカル開始された重合によ
って、耐衝撃性で溶融加工可能な成形コンパウンドを製
造するための段階的重合方法に関する。かくして、本発
明は、耐衝撃性ABS成形コンパウンドを製造するため
の多段階溶液重合方法に関する。
経済的な効率によって特徴付けられ、そして本発明によ
る生成物は、高い耐衝撃性、硬度、艶消表面、耐熱性に
よってそして優れた加工挙動によって特徴付けられる。
法が高度の運転上の信頼性を有することを意味する。
実施することができそしてグラフトゴムの顕著な耐衝撃
性効果が伴った良好な加工及び応用特性を有するABS
を与える、溶融加工可能なABS成形コンパウンドを製
造するための経済的で運転上信頼できる方法である。
としての予備成形された可溶性ゴムの存在下での芳香族
モノアルケニルモノマー、エチレン性不飽和ニトリルモ
ノマー並びに必要に応じてその他の共重合性ビニルモノ
マー及び/又はマレインモノマーのラジカル開始重合に
よって耐衝撃性の溶融加工可能な成形コンパウンドを製
造するための方法であって、 (A)脂肪族(C4〜C10)、脂環式及び/又は芳香族
炭化水素、並びに (B)脂肪族(C1〜C8)又は脂環式アルコール、ケト
ン、エーテル、エステル及び/又はニトリルである少な
くとも二つの異なる溶媒の助けによって、 1.90〜20重量部のモノアルケニル芳香族モノマー
又はこれらの等価物の混合物、 2.10〜50重量部のエチレン性不飽和ニトリルモノ
マー又はこれらの等価物の混合物並びに 3.必要に応じて0〜30重量部の、1並びに2と共重
合することができる更なるビニル、(メタ)アクリル及
び/又はマレイン及び/又はフマル及び/又はイタコン
モノマー又はこれらの等価物の混合物を、 4.撹拌された溶液中の6〜50重量部の可溶性のゲル
を含まない予備成形されたゴムの存在下でラジカル開始
によって、 5.18〜200重量部のグループ(A)からの溶媒又
は溶媒混合物の 6.重合されるモノマー1〜3の和に関して高々40重
量%のモノマー転化率まで重合させ、 7.18〜450重量部のグループ(B)からの溶媒又
は溶媒混合物をステップ4/5のものとは別の時間に又
は別の場所で添加し、そして 8.ラジカル的に開始された重合を、完全な混合をしな
がら30〜99重量%の、重合されているモノマー1〜
3の和に関するモノマー転化率までの更なる段階継続す
ることを特徴とする方法を提供する。
のために使用される現在の方法は、水性乳化重合を含む
が、これは、本明細書中ではより詳細には取り扱わな
い。ゴムで改質された成形コンパウンドを製造するため
の塊状及び溶液重合を含む方法は、知られていてそして
Houben Weyl,Methoden dero
rganischen Chemie,vol.E 2
0/part 1,p.182〜217,Georg
Thieme Verlag,Stuttgart中に
述べられている。これらの既知の方法の欠点は、必要と
される高い温度、圧力下での重合、並びになかんずく、
塔形反応器、静的ミキサー反応器又は櫂形反応器中での
高価な高粘度重合処理技術によってのみ制御することが
できる高粘度の発生、並びに高い圧力及び温度に伴う安
全面である。
ための一つの溶媒又は溶媒の混合物を使用してABS樹
脂を製造するための方法を述べている。
香族炭化水素例えばヘキサン、トルエン、ベンゼン、シ
クロヘキサンである。脂肪族、脂環式及び芳香族炭化水
素の混合物が好ましく使用される。例外なく、これらの
溶媒又は溶媒混合物はゴムのために使用される。モノア
ルケニル芳香族及びエチレン性不飽和ニトリルモノマー
の重合の過程の間に、ポリマー樹脂相は使用されている
溶媒中の分散相として現れ、そしてゴム又はグラフトゴ
ムは連続的溶液相中に留まる。このやり方で得られた生
成物の電子顕微鏡写真は、連続的ゴム相中に分散され
た、1μm未満の粒度を有するニトリル/芳香族化合物
樹脂相を明らかにする。しかしながら、このタイプの分
散は望ましくない。市場は、今や、ゴムが分散相であり
そして熱可塑性樹脂が連続相を形成するABS樹脂を要
求している。このゴムは原則として橋かけされていなけ
ればならない。グラフトゴム/ゴムが連続相にある時に
はそしてこれが橋かけ又はゲル化されている場合には、
加工の問題が起きる。US3 538 190による方
法は、高粘度技術を使用しないそして加圧された反応器
の使用を必要としない技術的に単純な重合手順のすべて
の利点を有するけれども、それらの工業的な安全上の問
題があって、連続的な熱可塑性樹脂相を有する必要とさ
れる生成物は得られない。
らさないという利点を別にしても、改善された生成物特
性例えば自然な色、高いゴム有効性及び艶消表面によっ
て特徴付けられる。本発明による方法を使用することに
よって、非水性製造方法のこれらの利点を、低温での
(本発明による方法においては60〜約120℃で重合
を実施する)そして好ましくは大気圧下での500ポア
ズ未満の低粘度での重合による単純な反応方法技術の利
点と組み合わせることができる。本発明による方法の特
別な利点は、約40重量%までの高いゴム含量を有する
ABS樹脂もまたこの方法によって製造することができ
ることである。高いゴム含量を有するこのようなタイプ
のABS樹脂は、ポリマーブレンドを生成させる他の熱
可塑性材料と混合するために必要とされる。高いゴム含
量を有するこのようなタイプのABS樹脂は、これまで
のところ水性乳化重合によってのみ製造することができ
た。本発明の方法によって製造された本発明による生成
物は、優れた加工及び性能特徴によって、そして強度、
硬度、耐熱性、及び射出成形の間の流動性のこれまでの
ところ得られなかった有利な組み合わせによって特徴付
けられる。
プ(B)からの溶媒又は溶媒混合物の使用である。驚く
べきことに、1:1〜1:2.3の上で述べた重量比で
上で述べたグループ(A)及び(B)からの溶媒又は溶
媒混合物を使用する時には、グラフトゴム/ゴムが耐衝
撃性熱可塑性樹脂中の分散相中に現れ、そして熱可塑性
樹脂が連続相中に現れる。
も二つの異なる溶媒の存在下で回分式に、半連続的に又
は連続的に実施することができる。連続的重合方法は、
ゴム4を、溶媒/混合物7とは別に、好ましくは溶媒/
混合物5中に溶かし、そして完全に混合されそして撹拌
されたタンク反応器中に重合されているモノマー1〜3
の和に関して20重量%を越える第一段階における不動
の(stationary)モノマー転化率でもって連
続的に供給され、量り込まれ、そしてラジカル開始され
た重合を、完全に混合しながら、カスケードの形の1以
上の更に連続的に運転され撹拌されたタンク反応器中で
又は栓流反応器中で及び/又は両方のタイプの反応器の
組み合わせ中で、重合されているモノマー1〜3の和に
関して40〜99重量%のモノマー転化率まで少なくと
も一つの更なる段階で継続し、そして残留モノマー及び
溶媒を、熱交換蒸発器(heat−exchangin
gdevotilizers)(Waermeaust
auschverdampfer)、フラッシュ蒸発
器、押出蒸発器、プレート蒸発器、薄膜若しくは薄層蒸
発器、又はスクリュー蒸発器におけるポリマー蒸発の慣
用的な方法によって除去し、そして本発明の方法に返す
ことで区別される。
4/5を溶媒(B)、項目7とは別に第一段階中に連続
的に量り込むことが必須である。項目6及び8による重
合ステップは、隔離されたミクロ混合された(micr
omixed)状態で順番に実施する。
法は、満たされた又は部分的に満たされた完全に混合さ
れた撹拌されたタンク反応器中で実施し、その中にモノ
マー及び溶媒1〜5を最初に導入し、項目6及び8に従
って20〜99重量%の上で述べたモノマー転化率まで
重合を実施し、そして溶媒7を異なる時間に、好ましく
は項目6による20〜40%のモノマー転化率の後で添
加する。
である:連続的に又は回分式で又は半連続的にのいずれ
かで製造された非水性ポリマー媒体を、項目1〜5及び
6〜8に従って最初に反応器中に入れ、そしてモノマー
1〜3、ゴム及び溶媒4及び5並びに、別の場所で、溶
媒7を、重合されているモノマー1〜3の和に関して4
1〜99重量%の不動のマクロ混合された(macro
mixed)転化率で項目6及び8に従って必要とされ
る充填レベルまで反応器に供給する。項目6及び8によ
る段階を、隔離されたミクロ混合された入り口又は撹拌
入れ(stirring−in)ゾーン中で順番に実施
するが、この点で4/5及び7の計量された添加を場所
的に離して保持することが重要である。
は、4/5及び7の別々の添加であり、それ故、項目6
及び8の特徴は、明らかにグラフトゴム粒子の有利な構
造を生み出す巨視的な不動の状態を維持しながら、隔離
されたミクロ混合された状態で順番に実施される。
混合及び/又は分散のために、ポリマーシロップを、混
合及び剪断装置を経由してループ中にポンプ注入するこ
とができる。このようなタイプのループ操作は、先行技
術の一部であり、そして既知の方法によってゴムの粒度
を調節する時には有用である可能性がある。
4/5を、溶媒(B)、ステップ7とは別に導入するこ
とが必須である。次に再び、項目6及び8による重合
を、隔離されたミクロ混合された状態で順番に行うこと
ができる。
(B)を含む7の導入を、場所によるか又は時間による
かのどちらかで分離することは重要であるけれども、手
順の半連続的又は流入方法におけるそしてまた手順の進
行中又は連続的方法の間の4/5とモノマー1〜3の添
加の、場所によるか又は時間によるかのどちらかでの分
離は重要ではない。いつでも必須かつ重要であること
は、項目5による溶媒(A)のそして項目7による
(B)の流入の、場所によるか又は時間によるかのどち
らかでの分離である。項目6及び8を、場所によるか又
は時間によるかのどちらかで順番に実施する時には、巨
視的な転化率範囲が重なる可能性があることは当業者に
は明らかである。
の混合時間が平均滞留時間の1/5未満である場合に
は、完全な混合が達成されると見なされる。
時間は2〜16時間である。重合は、有利には60〜1
20℃で、好ましくは溶媒/ポリマー混合物の沸点で実
施する。重合は好ましくは大気圧で実施するが、重合を
3barまでの少し過剰な圧力で実施することもまた可
能である。
重合手順の間に、殊に粘性条件下で、特に入り口ゾーン
の近くで、隔離(segregation)が起きる可
能性があることを知っている。所謂マクロ混合領域(a
rea)は、反応器の全体の内容にわたっての完全な統
合(integration)と見なされる。ミクロ化
された区域(region)においては、異なる組成及
び転化率を有する領域が発生することはありそうであ
る。これらは、隔離のミクロ混合された区域と呼ばれ
る。理論的な像は、それらの外被が更なる重合の過程の
間に又は完全混合によって破られて開かれそしてそれら
の内容物が次に反応器全体の一般的な内容物への分配の
ために放出される小さな小袋中の回分式重合の像であ
る。
00ポアズの、好ましくは約100ポアズの最大値まで
の範囲内で変わる。
術に従って溶媒中で沈殿させることによって、水及び/
若しくはスチームと共に追い出すことによって、又はフ
ラッシュ蒸発器(flash devolatili
(z)sers)(Entspannungsverd
ampfern)、押出蒸発器、コイルチューブ蒸発
器、薄膜蒸発器、ある種の薄層蒸発器、落下膜蒸発器、
プレート若しくはストランド蒸発器、スクリュー蒸発器
などでポリマー溶融液にまで蒸発させることによって実
施する。
従って混合及び掻取り装置を備えた撹拌多相気化器又は
蒸発器中で除去してポリマー溶融液を生成させることが
できる。発泡剤及び共留剤例えば、なかんずく、スチー
ムの使用もまた可能である。ポリマーの単離の間に又は
重合に先立って、添加剤、安定剤、老化防止剤、充填剤
及び潤滑剤を添加することができる。これらは、先行技
術に従って重合の始めに出発溶液に又は重合の後でポリ
マーに添加することができる。
て製造された耐衝撃性ABS成形コンパウンドの電子顕
微鏡写真は、四酸化オスミウムによる対照化の後で、高
い比率の内部グラフト及び大きなゴム相容積を有するグ
ラフトゴム粒子に関する多モードの粒度分布を示す。例
えば図1、3、5、7中に示されているようなこのタイ
プの分布及び構造は、知られているように、有利な加工
及び性能特徴を与えることができ、そして例えば、US
5,166,261中に開示されているように、幾つ
かのプロセスエンジニアリング努力の主題である。これ
らのグラフトゴム粒子は、<0.1〜10μmの径を有
する。配合に依存して、裂かれたゴム薄片を有する“無
秩序の”ゴム構造が得られる(図8は、実施例6の生成
物、OsO4でエッチングされた極薄い切片の透過型電
子顕微鏡写真(TEM)、上の部分の倍率12500:
1、下の部分の倍率25000:1を示す)。本発明に
よる方法によって生成されたゴム粒子の構造に共通の特
徴は、それらの多モードのサイズ分布及びゴム粒子の見
かけは“無秩序な”多形の性質である。
から、大きなゴム相容積及び高い比率の内部グラフトが
存在することをまた結論することができる。ゴム相容積
は、剪断弾性率曲線上のピークGの大きな面積から見る
ことができるように、使用されたゴム部分のものの約2
倍である。ABS樹脂中のゴム相容積を構成するグラフ
トゴム/ゴムは、非常に高い効率を有する。剪断弾性率
曲線はまた、104℃よりも高い、高いガラス転移温度
を明らかにする。
素例えばブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オク
タン又はそれらのイソ誘導体、脂環式炭化水素例えばシ
クロペンタン、シクロヘキサン、アルキルシクロペンタ
ン、アルキルシクロヘキサン、及び芳香族炭化水素例え
ばベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼンであ
る。ヘキサン、トルエン及びエチルベンゼンが好まし
い。
えばメタノール、エタノール、プロパノール、イソプロ
パノール、ブタノール、イソブタノール、tert.−
ブタノール、アミルアルコール、イソアミルアルコー
ル、イソオクタノール、シクロヘキサノール;ケトン例
えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソプロピ
ルケトン、シクロペンタノン、シクロヘキサノン;エー
テル例えばテトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレン
グリコールジメチル、ジエチル、ジプロピル又はジイソ
プロピルエーテル;エステル例えば酢酸エチル、酢酸プ
ロピル、酢酸ブチルなど;ニトリル例えばアセトニトリ
ル、プロピオニトリル、ブチロニトリルである。メチル
エチルケトン及びテトラヒドロフランが好ましい。
るために、先行技術に従って慣用的に、例えばメルカプ
タン及びオレフィン、例えばドデシルメルカプタン、シ
クロヘキセン、ダイマー−トリ−メチルスチレンテルピ
ノレンなどを、重合されているモノマー1〜3に関して
0.05〜1.0重量%の量で使用する。
解してラジカルを与えるグラフト活性なペルオキシド及
び/又はアゾ化合物である。これらの中に含まれるの
は、なかんずく、アゾジイソ酪酸ジニトリル、アゾイソ
酪酸アルキル、tert.−ブチルペルエステル例えば
tert.−ブチルペルピバレート、ペルオクトエート
又はペルベンゾエート又はペルネオデカノエートであ
る。適切なラジカル開始剤はまた、ペルオキシジカーボ
ネート例えばジシクロヘキシルペルオキシジカーボネー
ト、ジイソプロピルペルオキシジカーボネート及びジエ
チルヘキシルペルオキシジカーボネートを含む。これら
の開始剤は、モノマー1〜3に関して0.01〜0.5
重量%の量で使用する。
な、慣用的な添加剤例えば着色剤、酸化防止剤、潤滑
剤、安定剤を、重合の間に、又は重合の後でかつ加工の
前に添加することができる。
用のために適切なゴムは、低い比率のゲルを含むグラフ
ト可能な可溶性ゴムである。それは、好ましくは、二重
結合に関して8〜14%の高いシス−1,2分率を有
し、そして50,000〜500,000の(重量平
均)分子量を有するポリブタジエン、ランダムな又はブ
ロックの形のそれらのスチレンコポリマー、それらの枝
分かれ又は星形ポリマー例えば“溶液”ABS又は“バ
ルク”ABSを製造するために先行技術において使用さ
れるものである。適切なゴムはまた、先行技術から知ら
れているような、エチレン/プロピレンコポリマーを基
にした又はアクリレートコポリマーを基にしたゴムであ
る。
マーは、スチレン、α−メチルスチレン、環置換アルキ
ルスチレン、環置換クロロスチレンである。
は、アクリロニトリル、メタクリロニトリルである。
“ABS”成形コンパウンドの製造のための共重合する
モノマーとして当業者には知られている、アクリルモノ
マー例えばメチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、tert.−ブチル(メタ)アクリ
レート、フマル又はイタコン酸のエステル、マレイン酸
誘導体例えば無水マレイン酸、マレイン酸のエステル、
N−置換マレイミド(maleic imides)例
えば好ましくはN−シクロヘキシル又はN−フェニルマ
レイミド、N−アルキルフェニルマレイミド、またアク
リル酸、メタクリル酸、フマル酸、イタコン酸又はそれ
らのアミドである。
S樹脂は、従来の先行技術に従って別の熱可塑性材料
と、なかんずく、ポリスチレン−コ−アクリロニトリ
ル、ポリ−α−メチルスチレン−コ−アクリロニトリ
ル、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート及び
芳香族ポリエステル樹脂とコンパウンドすることができ
る。
手順の実施例 :二重結合の11%が1,2−ビニル二重
結合でありそして38%が1,4−シス二重結合である
259gのポリ−シス−ブタジエン(Buna CB
HX502 C、Bayer Elastomeres
France)及び0.26gの2,5−ジ−ter
t.−ブチルフェノールをN2下で60℃で540gの
トルエン中に溶かし、そしてこの混合物中に1331g
のスチレンを撹拌して入れる。完全な溶解後に、570
gのアクリロニトリル及び6.65gのtert.−ド
デシルメルカプタンを添加し、そしてこの全体を壁清掃
撹拌機を有する6リットルの実験用反応器中で大気圧で
75℃に加熱する。
のtert.−ブチルペルピバレートを撹拌して入れ
る。60分後に、200℃で蒸発サンプルの固体含量を
測定することによって評価された、スチレン及びアクリ
ロニトリルに関する転化率は38重量%であった。ここ
で、360gのメチルエチルケトン(2−ブタノン)
を、4.8gのtert.−ブチルドデシルメルカプタ
ンと一緒に20分の過程にわたって撹拌して入れる。反
応混合物の粘度はかなり減少する。ここで温度を82℃
に上げ、そして次に別の1080gのメチルエチルケト
ン(2−ブタノン)を、5.3gのtert.−ブチル
ペルオクトエート及び2.2gのベンゼンプロピオン酸
−3,5ビス(1,1−ジメチルエチル)−4−ヒドロ
キシ−オクタデシルエステル(Irganox 107
6(R)(Ciba Geigy))と一緒に3時間にわ
たって撹拌して入れ、そして後重合を90℃で12時間
続ける。スチレン及びアクリロニトリルに関する転化率
は92%である。粘性溶液を注ぎ出してフィルムを生成
させそして乾燥する。OsO4でエッチングした極薄い
切片の透過型電子顕微鏡写真(TEM)(図1、倍率、
それぞれ12500:1及び25000:1)は、高い
比率の内部グラフトを有する、0.1〜1.5μmの多
モード粒度分布のグラフトゴムを示す。バッチに関する
物質収支を実施することによって決定したゴム含量は、
13重量%である。PSANマトリックスのスチレン含
量は72重量%であり、そしてアクリロニトリル含量は
28重量%である。
し、そして次に残留揮発性物質をガス抜き押出機中で除
去し、そして粒状化を行う。
ppmのスチレン及び1.5ppmのアクリロニトリル
である。
成形の条件: 溶融温度:230℃ 金型温度:60℃ 金型充填時間:2.8sec 射出成形した標本は艶消表面を有していた。
る(Tw=70/20℃)。
度及びノッチ付き衝撃強さの良好な組み合わせ、並びに
薄い自然の色を有する: akIZOD(kJ/m2) 23℃ 30 〃 −40℃ 16 MVI (10/200℃)(cm3/10分) 27 ビカットB/120 104 硬度 (MPa) 982.溶媒(A)としてトルエンを使用する回分式方法に
よるABSの製造の実施例 :320gのポリ−シス−ブ
タジエン(“Buna CB HX 502 C”、B
ayer Elastomeres,France)
を、0.32gの2,5−ジ−tert.−ブチルフェ
ノールと一緒にN2下で60℃で750gのトルエン中
に溶かし、そして次にこの溶液中に921.6gのスチ
レンを撹拌して入れる。混合が完了した時に、358.
4gのアクリロニトリルを撹拌して入れ、そして5.1
2gのtert.−ドデシルメルカプタンを添加し、そ
してこの混合物を壁清掃撹拌機を有する5リットルの実
験用反応器中で大気圧で75℃に加熱する。
のtert.−ブチルペルピバレートを混合物中に撹拌
して入れる。1時間の撹拌の過程において粘度がかなり
増加する。次に、700mlのメチルエチルケトンを、
2.56gのtert.−ドデシルメルカプタンと一緒
に、30分の過程で混合物中に滴加しそして撹拌して入
れる。反応混合物の粘度は減少する。温度を80℃に上
げ、そして次に別の400mlのメチルエチルケトン
を、0.96gのtert.−ブチルペルピバレートと
一緒に、4時間の過程で混合物中に撹拌して入れる。次
に、この混合物を、100mlのメチルエチルケトン及
び0.64gのtert.−ブチルペルオクトエートに
よって再活性化し、そして引き続いてこの混合物を87
℃で更に4時間撹拌する。
はスチレン及びアクリロニトリルモノマーを基にして5
6.5重量%であり、そしてポリマーのゴム含量は3
0.8重量%である。
同期回転蒸発スクリュー中で160〜240℃で、16
gのパラフィンオイル及び1.6gのIRGANOX−
1076(R)を添加して溶媒を除去し、そして溶融液を
押出しそして粒状化する。
1.2の重量比で塊状重合によって製造されたスチレン
/アクリロニトリルコポリマーと混合し、そしてこの混
合物を射出成形して小さな標準的な標本を製造する。
成形の条件: 溶融温度:230℃ 金型温度:60℃ 金型充填時間:2.8sec 射出成形した標本は艶消表面を有する。残留アクリロニ
トリル含量は1.7ppmである。
硬度、ノッチ付き衝撃強さ及び耐熱性の特異な組み合わ
せ、並びに薄い自然の色及び残留モノマー/アクリロニ
トリルモノマーの低い含量を有する: ノッチ付き衝撃強さ [kJ/m2]23℃ 33 (ak−IZOD) 〃 −40℃ 10 溶融容積指数 (MVI)[10/220℃] 17 [cm3/10分] 耐熱性 (ビカットB/120) 104℃ 硬度 (MPa) 98 比較の目的のために、塊状法による非水性重合によって
製造された商業的に入手できるABS(“Magnum
3502”,DOW)を分析した。試験データを図2
中で六角形(hexahedral)図中で比較する。
有利な組み合わせを明瞭に示す。
2による生成物の微小切片のTEM写真を示す。今まで
には知られていない種類のゴムの多モード多形態の粒度
及び形状分布を確認することができる。
ABSの“回分式”製造の実施例:260gのポリ−シ
ス−ブタジエン(“Buna CB HX 502
C”、Bayer Elastomeres,Fran
ce)を、0.26gのジ−tert.−ブチルフェノ
ール(“IONOL”(R))と一緒にN2下で60℃で5
40gのトルエン中に溶かし、そしてこの溶液中に13
31gのスチレン及び9.6gのtert.−ドデシル
メルカプタンを撹拌して入れる。完全な混合の後で、5
70gのアクリロニトリルを撹拌して入れ、そしてこの
混合物を還流コンデンサーを備えた6リットルの試験容
器中でN2下で大気圧で75℃に加熱する。可能な場合
にはこの容器の壁を清掃すべき馬蹄形撹拌機を60rp
mで回転した。
レートを72gのトルエン中に撹拌して入れる。45分
の過程において粘度が増加する。360gのメチルエチ
ルケトン(2−ブタノン)を、1.9gのtert.−
ドデシルメルカプタンと一緒に、30分の過程でこの混
合物中に撹拌して入れるが、その間に粘度はかなり減少
する。温度を80℃に上げ、そして次に別の1080g
のメチルエチルケトンを、5.3gのtert.−ブチ
ルペルオクトエートと一緒に、3時間の過程で滴加す
る。沸騰割合に従って、温度をゆっくりと87℃に上げ
る。撹拌を8時間続け、そして100gのメチルエチル
ケトン、22gのパラフィンオイル及び2.2gのCi
ba−GeigyからのIRGANOX 1076(R)
を添加することによってこの混合物を安定化させる。
期回転蒸発スクリュー中で蒸発させ、そして二軸の実験
用押出機中で均一化させ、そして生成するストランドを
粒状化する。
14.7重量%であった。
成形方法の条件は、実施例2中で述べたようである。
て残留アクリロニトリル含量は1.6ppmである。
硬度、ノッチ付き衝撃強さ及び耐熱性の特異な組み合わ
せ、並びに薄い自然の色及び低い残留モノマー/アクリ
ロニトリル含量を有する: ノッチ付き衝撃強さ [kJ/m2]23℃ 40 (ak−IZOD) 〃 −40℃ 9 溶融容積指数 (MVI)[10/220] 10 [cm3/10分] 耐熱性 (ビカットB/120) 104℃ 硬度 (MPa) 92 比較の目的のために、既に実施例2において使用した、
塊状法による非水性重合によって製造された商業的に入
手できるABS(“Magnum 3502”,DO
W)を分析した。試験データを図4中で六角形図中で比
較する。
有利な組み合わせを明瞭に示す。
3による生成物の微小切片のTEM写真を示す。今まで
には知られていない種類のゴムの多モード多形態の粒度
及び形状分布を再び確認することができる。
する回分式方法の手順の実施例:706gのスチレンを
450gのn−ヘキサン中の192gのポリ−シス−ブ
タジエン(Buna CB HX 502 C)の溶液
に添加する。完全な混合の後で、これを撹拌しながらN
2下で60℃に加熱し、そして302.5gのアクリロ
ニトリル及び3.5gのtert.−ドデシルメルカプ
タンを添加しそして5リットルの実験用反応器中で大気
圧で加熱する。反応器ジャケットの温度を75℃に上
げ、そして60gのn−ヘキサン中の1.0gのter
t.−ブチルペルピバレートを添加する。次の100分
にわたって粘度がかなり増加する。ここで、300gの
メチルエチルケトン(2−ブタノン)を、2.5gのt
ert.−ドデシルメルカプタンと一緒に、30分の過
程にわたって撹拌して入れ、そして反応器壁温度を82
℃に上げる。別の900gのメチルエチルケトンを、
2.8gのtert.−ブチルペルオクトエートと一緒
に、3時間の過程にわたって撹拌して入れ、そして同時
に8%のアクリロニトリルを含む535gのn−ヘキサ
ン混合物を短いVigreuxカラムを経由して留去す
る。同時に、このバッチに60mlの新しいアクリロニ
トリルを補充する。この混合物を82℃の壁温度で更に
12時間撹拌する。この溶液を32mmのZSK同期回
転実験用蒸発スクリューで蒸発させる。固体を、Haa
ke,Karlsruheからの円錐形逆回転二軸実験
用スクリュー中で117rpmで28%のアクリロニト
リル含量を有する410gの塊状で製造されたスチレン
−アクリロニトリルコポリマーとの混合物の形で、最終
生成物が14重量%のゴム含量を有するように、押出し
そして粒状化する。
成形の条件: 溶融温度:230℃ 金型温度:60℃ 金型充填時間:2.8sec 射出成形した標本は艶消表面を有する。この材料は乳状
でそして少し半透明である。
“回分式”製造の実施例 :137.5gのポリ−シス−
ブタジエン(“Buna CB HX 502C”)
を、0.14gの2,5−ジ−tert.−ブチルフェ
ノールと一緒に、N2下で350gのn−ヘキサン中に
溶かし、そして705.6gのスチレンをこの溶液中に
撹拌して入れる。完全な混合の後で、302.4gのア
クリロニトリル及び3.5gのtert.−ドデシルメ
ルカプタンを添加しそして壁清掃撹拌機を備えた5リッ
トルの実験用反応器中でこの混合物を75℃に加熱す
る。10分の期間内に、60gのn−ヘキサン中の1.
0gのtert.−ブチルペルピバレートを添加する。
115分の過程にわたって粘度が増加する。次に、30
0gのメチルエチルケトンを、2.5gのtert.−
ドデシルメルカプタンと一緒に、30分の過程にわたっ
て撹拌しながら添加する。次に、450gのメチルエチ
ルケトン及び49gのアクリロニトリルの混合物を4時
間の期間にわたって滴加し、同時にヘキサンをカラムを
経由して反応混合物から溜出させる。この4時間の期間
内に、活性化の目的のために、50mlのメチルエチル
ケトン中の2.82gのtert.−ブチルペルオクト
エートを添加する。この混合物を引き続いて8時間撹拌
し、そして1.5gの安定剤を添加する。
ら、スチレン及びアクリロニトリルを基にした84%の
転化率、並びに14%のゴム含量が測定される。この溶
液を、16gのパラフィンオイル及び1.6gのIRG
ANOX 1076(R)と一緒に、同期回転実験用押出
機中で試験1において述べたように蒸発させ、そしてこ
のABSを射出成形して試験標本を製造する。
硬度、ノッチ付き衝撃強さ及び耐熱性の特異な組み合わ
せ、並びに薄い自然の色、低い残留モノマー/アクリロ
ニトリル含量を有し、そして標本は艶消表面を有する: ノッチ付き衝撃強さ [kJ/m2]23℃ 33 (ak−IZOD) 〃 −40℃ 11 溶融容積指数 (MVI)[10/220] 14 [cm3/10分] 耐熱性 (ビカットB/120) 104℃ 硬度 (MPa) 99 比較の目的のために、塊状法による非水性重合によって
製造された商業的に入手できるABS(“Magnum
3504”,DOW)を使用した。試験データを図6
中で六角形図中で比較する。
有利な組み合わせを明瞭に示す。
による生成物の微小切片のTEM写真を示す。今までに
は知られていない種類のゴムの多モード多形態の粒度及
び形状分布を確認することができる。
80gのポリマー溶液を、最初に壁清掃撹拌機を有する
5リットルの実験用反応器中に入れ、そして50gのメ
チルエチルケトン(2−ブタノン)で希釈する。このバ
ッチをN2下でそして撹拌しながら87℃に加熱し、そ
して以下の原料を別々にしかし同時に8時間の過程にわ
たって撹拌しながら量り込む: I. 99.8重量%のメチルエチルケトン 0.12重量%のtert.−ブチルペルピバレート 0.08重量%のtert.−ブチルペルオクトエート の混合物を600ml II.33.0重量%のトルエン 11重量%の溶解されたBuna CB HX 502
C 40重量%のスチレン 16重量%のアクリロニトリル 0.1重量%のtert.−ドデシルメルカプタン の混合物を1400ml。
ルに関する40〜45重量%の準静止転化率が確立され
る。I及びIIの添加を完了した後で、87℃で更に3
時間撹拌を続ける。転化率は62重量%に上がる。AB
S樹脂中のゴム分率は26重量%である。溶媒混合物を
蒸発皿中で蒸発せしめる。なお残留溶媒及び残留モノマ
ーを含むポリマーを、溶融液中で製造された28重量%
のアクリロニトリル含量を有するスチレン−アクリロニ
トリルコポリマー(SAN)樹脂と等しい重量部で混合
し、そして残留揮発性物質を、13%のゴム含量を有す
るABSが得られるように、ガス抜き押出機中で除去す
る。
〜約1.5μmのゴム粒子のための、しかしより薄片の
構造を有する多モードの粒度分布を示す。
例 重合装置は、直列に接続された壁清掃撹拌機を有する2
つの実験用反応器から成る。第一反応器は3リットルの
容量を、そして第二反応器は6リットルの容量を有す
る。より良い混合のために、組み込みの静止ミキサーを
有する外部ループを2つの反応器の各々に装着する。反
応器の充填レベルは、反応器ユニットを秤量することに
よってチェックする。これらの反応器はそれらの全容量
の70%で、第一反応器は大気圧で、そして第二反応器
は大気圧よりも約0〜1.0bar高い圧力で運転す
る。これらの反応器を、実施例3における試験からのポ
リマー溶液で充填する。第一反応器を75℃に、そして
第二反応器を100℃に加熱する。
経由して第一反応器に連続的に供給する: I. 26.7重量%のトルエン 12重量%の溶解されたBuna CB HX 502
C 44重量%のスチレン 17重量%のアクリロニトリル 0.3重量%のtert.−ドデシルメルカプタン の混合物を889ml/hr II.99.65重量%のメチルエチルケトン(2−ブタ
ノン) 0.35重量%のtert.−ブチルペルピバレート の混合物を161ml/hr。
止転化率は42重量%である。
ながら、生成物流れを第一反応器から第二反応器へ輸送
する。以下のものを連続的に第二反応器中に量り込む: III.97重量%のメチルエチルケトン(2−ブタノ
ン) 3重量%のtert.−ドデシルメルカプタン の混合物を42ml/hr IV.99.1重量%のメチルエチルケトン(2−ブタ
ノン) 0.7重量%のtert.−ブチルペルオクトエート の混合物を242ml/hr。
がら第二反応器から引き出されるポリマーシロップを、
Sulzerタイプの加熱可能な内部に設置された混合
要素を有する150mlの熱交換器を連続的に通過さ
せ、そして揮発性成分を、先行技術に従って連続的な多
段蒸発カスケード中で除去する。物質収支から、スチレ
ン及びアクリロニトリルに関する81重量%の総括転化
率が達成される。ゴム含量は20重量%である。溶融液
中で製造された28重量%のアクリロニトリル含量を有
するスチレン−アクリロニトリルコポリマーと、混合押
出機中で混合することによって、ゴム含量を14重量%
に低下させる。
02 Cを、60℃で400gのトルエン中に溶かし、
そしてそれに414gのスチレンを添加する。ここで、
188gのアクリロニトリル及び1.2gのtert.
−ドデシルメルカプタンを撹拌して入れ、そして以下の
溶液を1時間の過程にわたって2つの別々の滴加漏斗か
ら75℃で量り込む: a)0.3gのtert.−ブチルペルピバレートを含
む25gのトルエン b)100gのトルエン、25gのメチルエチルケトン
及び23.5gのN−フェニルマレイミド。
びN−フェニルマレイミドに関する転化率は35重量%
である。ここで、 c)400gのメチルエチルケトン(2−ブタノン)中
の43.7gのN−フェニルマレイミド及び0.4gの
tert.−ブチルペルオクトエートの溶液を、撹拌し
ながら80℃で4時間の過程にわたって滴加し、そして
次に87℃で更に4時間撹拌する。
ルマレイミドに関する転化率は77%であり、そしてポ
リマーのゴム含量は19重量%である。このポリマー溶
液を皿の中に注ぎ、乾燥してシートを製造し、そしてこ
れらを16重量%のゴム含量まで希釈し、そして工業的
に塊状製造された28重量%のアクリロニトリルを含む
ポリスチレン−コ−アクリロニトリルとガス抜き押出機
中で混合することによって粒状化する。
成形の条件: 溶融温度:270℃ 金型温度:60℃ 金型充填時間:3.0sec 捩れ振り子試験において、樹脂マトリックスに関して1
19℃のガラス転移温度が測定される。
マレイミドとの共重合の実施例 72gのシス−ポリブタジエン、Buna HX 50
2を、室温で0.07gのジ−tert.−ブチルフェ
ノール及び酸化防止剤としてのIONOL(R)の存在下
で150gのトルエン中に溶かし、そして2.6gのt
ert.−ドデシルメルカプタンを添加する。60℃で
148gのアクリロニトリルを撹拌して入れ、そして7
5℃で10分の過程で a)18.55mgの2−エチル−6−メチル−フェニ
ル−マレイミド 128mlの2−ブタノン 0.54gのtert.−ブチルペルピバレート の溶液を添加する。
時間の過程で撹拌しながら、 b)34.5gの2−エチル−6−メチル−フェニル−
マレイミド 400mlの2−ブタノン及び 0.79gのtert.−ブチルペルピバレート の溶液を添加し、そして反応温度をゆっくりと87℃に
上げる。撹拌を87℃で更に4時間続ける。
に注ぐ。このポリマーを乾燥して室温でシートを製造
し、粉砕し、4部のメタノール及び1部の水の混合物中
で溶媒及び残留モノマーを除去し、ガス抜き押出機中で
後処理し、そして粒状化する。
うにして製造した。
である。
た耐衝撃性ABS成形コンパウンドを製造するための方
法であって、(A)脂肪族(C4〜C10)、脂環式及び
/又は芳香族炭化水素、並びに(B)脂肪族(C1〜
C8)又は脂環式アルコール、ケトン、エーテル、エス
テル及び/又はニトリルである少なくとも二つの異なる
溶媒の助けによって、 1.90〜20重量部のモノアルケニル芳香族モノマー
又はこれらの等価物の混合物、 2.10〜50重量部のエチレン性不飽和ニトリルモノ
マー又はこれらの等価物の混合物並びに 3.必要に応じて0〜30重量部の、1並びに2と共重
合することができる更なるビニル、(メタ)アクリル及
び/又はマレイン及び/又はフマル及び/又はイタコン
モノマー又はこれらの等価物の混合物を、 4.撹拌された溶液中の6〜50重量部の可溶性のゲル
を含まない予備成形されたゴムの存在下でラジカル開始
によって、 5.18〜200重量部のグループ(A)からの溶媒又
は溶媒混合物の 6.重合されるモノマー1〜3の和に関して高々40重
量%のモノマー転化率まで重合させ、 7.18〜450重量部のグループ(B)からの溶媒又
は溶媒混合物を項目5のものとは別の時間に又は別の場
所で添加し、そして 8.ラジカル的に開始された重合を、完全な混合をしな
がら30〜99重量%の、重合されているモノマー1〜
3の和に関するモノマー転化率までの更なる段階継続す
ることを特徴とする方法。
とを特徴とする、上記1記載の方法。
溶媒(B)を含む項目7のための物理的に分離された入
り口を使用することによって、重合を流入方法として半
連続的に実施することを特徴とする、上記1記載の方
法。
溶媒(B)を含む項目7のための物理的に分離された入
り口を使用することによって、重合を進行中の(連続
的)方法として実施することを特徴とする、上記1記載
の方法。
である。
較する六角形図である。
である。
較する六角形図である。
である。
較する六角形図である。
である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 非水性重合によってゴムで改質された耐
衝撃性ABS成形コンパウンドを製造するための方法で
あって、 (A)脂肪族(C4〜C10)、脂環式及び/又は芳香族
炭化水素、並びに (B)脂肪族(C1〜C8)又は脂環式アルコール、ケト
ン、エーテル、エステル及び/又はニトリルである少な
くとも二つの異なる溶媒の助けによって、 1.90〜20重量部のモノアルケニル芳香族モノマー
又はこれらの等価物の混合物、 2.10〜50重量部のエチレン性不飽和ニトリルモノ
マー又はこれらの等価物の混合物並びに 3.必要に応じて0〜30重量部の、1並びに2と共重
合することができる更なるビニル、(メタ)アクリル及
び/又はマレイン及び/又はフマル及び/又はイタコン
モノマー又はこれらの等価物の混合物を、 4.撹拌された溶液中の6〜50重量部の可溶性のゲル
を含まない予備成形されたゴムの存在下でラジカル開始
によって、 5.18〜200重量部のグループ(A)からの溶媒又
は溶媒混合物の 6.重合されるモノマー1〜3の和に関して高々40重
量%のモノマー転化率まで重合させ、 7.18〜450重量部のグループ(B)からの溶媒又
は溶媒混合物を項目5のものとは別の時間に又は別の場
所で添加し、そして 8.ラジカル的に開始された重合を、完全な混合をしな
がら30〜99重量%の、重合されているモノマー1〜
3の和に関するモノマー転化率までの更なる段階継続す
ることを特徴とする方法。
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DE4429320A1 (de) | 1996-02-22 |
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