JPH0867343A - 容器の反転排出装置 - Google Patents

容器の反転排出装置

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JPH0867343A
JPH0867343A JP20650294A JP20650294A JPH0867343A JP H0867343 A JPH0867343 A JP H0867343A JP 20650294 A JP20650294 A JP 20650294A JP 20650294 A JP20650294 A JP 20650294A JP H0867343 A JPH0867343 A JP H0867343A
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push rod
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gripping arm
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器把持機構のコンパクト化と同時に、エア
シリンダのエア圧低下時でも、確実に容器把持状態を保
って容器のがたつきあるいは落下等を防げるようにする
ことである。 【構成】 容器把持アーム15を開閉する駆動機構とし
て、把持用エアシリンダ6により進退駆動するプッシュ
ロッド25の先端部に、共通の支点部Aを介して左右に
Y状に拡がる1対の駆動リンク30を支持している。プ
ッシュロッド25の前進により両リンク30の開き角度
を広げて両アーム15をヒンジ回りに閉方向に回動さ
せ、左右の駆動リンク30が略一直線状となった時に、
両リンク30がストッパ部に当接して係止されるように
なっている。エアシリンダ6のエア洩れがあっても、一
直線状態の第1リンク機構26によりロック状態が保た
れているので、常に安定した容器把持状態を保つことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、主として、薬品等の
粉粒体を収納した容器を把持し、上昇し、反転すること
により、内容物を排出する容器の反転排出装置に関す
る。特に、ドラム缶等の円筒状容器を自動的にハンドリ
ングするのに適した反転排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種反転排出装置としては、従来、特
開平3−270891号に記載された装置がある。該装
置は、容器の材質に合った把持力を確保することができ
るが、ドラム缶等の容器に対して、左右に大きく張り出
して左右に直線運動をする把持用フィンガーを左右1対
備え、かつ、各フィンガー毎にそれぞれ駆動用エアシリ
ンダを備えた構造である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】左右の容器把持用フィ
ンガーがそれぞれ左右に直線状に運動する構造であるの
で、把持機構が大型化する。また各フィンガー用にそれ
ぞれエアシリンダを備えているので、大型化が一層顕著
になると共に、構造も複雑化し、コストも高くなる。
【0004】本願発明の目的は、単一のエアシリンダと
回動式の1対の容器把持アームを備えることにより、装
置をコンパクト化すると同時に、たとえエア洩れにより
エア圧低下が生じても、機械的にアーム把持状態をロッ
クすることにより、容器のがたつきあるいは落下等を防
げるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
支柱に対して昇降可能な昇降体に、回転可能な支持軸を
設け、該支持軸に、左右1対の容器把持アームをそれぞ
れヒンジを介して左右開閉可能に設けている容器の反転
排出装置において、把持アーム駆動用のエアシリンダ
と、該エアシリンダに連動連結されて支持軸と同一方向
に直線状に進退するプッシュロッドとを昇降体に設け、
容器把持アームを駆動するための第1のリンク機構とし
て、プッシュロッド先端部の共通支点部に、左右にY状
に拡がる1対の駆動リンクを回動自在に支持し、各駆動
リンクの先端可動支点部を、容器把持アームに回動自在
に連結し、プッシュロッドの前進により両駆動リンクの
開き角度を広げて両容器把持アームをヒンジ回りに閉方
向に回動させるようにすると共に、両駆動リンクが略一
直線状になるまで広がった時に両駆動リンクの前進を係
止するストッパ部を設けている。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の容
器の反転排出装置において、支持軸には、支軸を介して
シュートを回動自在に支持し、プッシュロッドの先端部
に、シュート開閉用の第2のリンク機構を介してシュー
トを連動連結し、プッシュロッドの前進により、シュー
トを回動して容器の上面に被嵌するようにしている。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項2記載の容
器の反転排出装置において、シュートと容器把持アーム
の間に、シュート被嵌時に両者をロックするロック機構
を設けている。
【0008】
【作用】エアシリンダが伸長して、プッシュロッドを前
方に押すことにより、第1リンク機構を介して容器把持
アームが閉じると同時に、第2リンク機構を介してシュ
ートは下降し、容器に被嵌される。
【0009】すなわち、第1リンク機構においては、両
駆動リンクは開き角度が大きくなりながら前進し、左右
の容器把持アームをそれぞれヒンジ回りに閉方向へと回
動させる。両駆動リンクが、一直線上に揃う位置まで前
進すると、ストッパ部により係止される。この位置で、
容器把持アームは所定の把持力で容器を把持する。
【0010】シュート被嵌後、ロック機構により、シュ
ートを容器把持アームにロックする。
【0011】次に、昇降体を所定の高さまで上昇させ、
支持軸を回転することにより、容器を反転させ、内容物
を排出する。
【0012】容器把持用のエアシリンダにエア洩れ等の
不具合が生じてプッシュロッドを押す圧力が低下した場
合でも、前述のように、第1リンク機構が一直線上に揃
っていることにより、容器がアームを押し広げようとす
る力は、駆動リンクを介して前側のヒンジで受け止めら
れる。すなわち、容器把持力は保持される。
【0013】
【実施例】図1〜図8は、本願発明の一実施例である
が、容器として薬品が収納されたドラム缶Dを取り扱う
のに適した反転排出装置を示している。
【0014】図1において、支柱1は工場等の床に旋回
可能に設置されると共に、チェーン吊り下げ式あるいは
ボールねじ式等の適宜の昇降駆動機構を内蔵しており、
該昇降駆動機構により前面の昇降体3を昇降するように
なっている。
【0015】昇降体3は、反転用の軸受ケース5と、該
軸受ケース5の後側に配置された把持用のエアシリンダ
6と、軸受ケース5の下側に配置されたブレーキ付きの
反転用モータ7を備えると共に、下端部にゲート開閉用
のエアシリンダ10を備えている。
【0016】軸受ケース5内には軸受12を介して水平
前方突出状の筒形支持軸13が回転可能に支持されてお
り、該支持軸13の前端部にはコの字形のブラケット1
4が一体的に固着されている。ブラケット14の前端部
には、左右1対の垂直なヒンジ11を介して左右1対の
容器把持アーム15が左右開閉可能に支持されている。
【0017】容器把持アーム15の上下幅Wは、ドラム
缶Dの上端つば8と中間の補強リブ9との間隔に略対応
する寸法となっており、ドラム缶Dが滑り落ちないよう
になっている。
【0018】支持軸13の外周には大径の駆動ギヤ20
が固着され、該駆動ギヤ20は反転用モータ7の出力ギ
ヤ21にかみ合っており、反転用モータ7の回転によ
り、ギヤ21,20を介して支持軸13を回転し、ドラ
ム缶Dを反転するようになっている。
【0019】ブラケット14の上面にはシュート支持ア
ーム16が水平な支軸17を介して回動自在に支持さ
れ、シュート支持アーム16には、円錐状のシュート1
8が固着されている。シュート18の先端部にはスライ
ドゲート23が設けられており、シュート18の先端排
出口を開閉するようになっている。
【0020】シュート支持アーム16と容器把持アーム
15には、係合リング35aを有するロック用ボルト3
5と、係合リング35aに係合可能な突起部36からな
る手動ロック機構が設けられている。ロック用ボルト3
5はシュート支持アーム16に固着されためねじボス3
7に螺合しており、突起部36は把持アーム15に固着
されている。すなわち、係合リング35aを突起部36
に係合してロック用ボルト35を回転させてリング35
aを引き上げることにより、シュート18をドラム缶D
の上端開口部に締結するのである。
【0021】把持用のエアシリンダ6は支持軸13と同
軸芯に配置されると共に、その伸縮ロッド24は支持軸
13内に突入している。伸縮ロッド24の前側には、同
軸芯のプッシュロッド25が配置されており、該プッシ
ュロッド25は、伸縮ロッド24に対して一体的に軸方
向に進退するが相対的に回転可能に連結されている。例
えば、図8に示すように、伸縮ロッド24の前端部に、
拡大円柱頭部38aを有する係合突起38を一体に形成
し、一方、プッシュロッド25の後端部には係合穴39
を形成して、該係合穴39に上記頭部38aを相対回転
可能に収納している。
【0022】プッシュロッド25の前端部は、図1のよ
うにコの字形ブラケット14内に突出し、容器把持アー
ム開閉用の第1のリンク機構26を介して容器把持アー
ム15に連動連結すると共に、シュート開閉用の第2の
リンク機構27を介してシュート支持アーム16に連動
連結している。
【0023】図1のII−II断面を示す図2において、容
器把持アーム15の開時の左右の先端間の間隔(開き
幅)Cは、ドラムDの外径よりも大きくなっており、ド
ラムDを前方から容器把持アーム15間に挿入できるよ
うになっている。
【0024】第1のリンク機構26を説明する。図4に
おいて、プッシュロッド25の先端部に設けられた単一
の垂直支軸28に、左右1対の駆動リンク30が回動自
在に連結されており、前記垂直支軸28の軸芯が両駆動
リンク30の共通支点部Aとなっている。両駆動リンク
30は左右にY状に拡がり、両駆動リンク30の先端部
の間隔は、前記左右のヒンジ11の間隔よりも広くなっ
ている。一方、容器把持アーム15には、ヒンジ近傍に
それぞれ後方突出状にブラケット31が形成されてお
り、該ブラケット31の後端部に前記各駆動リンク30
の前端部が支軸33を介して回動自在に連結されてお
り、該支軸33の軸芯が各駆動リンク30の可動支点部
Bとなっている。
【0025】プッシュロッド25の前進により両駆動リ
ンク30は開き角度を広げながら前進し、これによりヒ
ンジ11回りに各容器把持アーム15が閉方向に回動す
るようになっている。
【0026】駆動リンク30の前方への移動に対して、
両ヒンジ11の外周後端縁がストッパ部の役目を果たし
ており、両駆動リンク30が一直線上に揃ったとき、い
いかえれば、左右の可動支点部Bとロッド先端の共通支
点部Aが、図5のように略一直線状となった時に、両駆
動リンク30はヒンジ11の後端縁に当接して係止され
るようになっている。この時、最大クランプ状態とな
り、所定の把持圧でドラムDを把持する。
【0027】シュート開閉用の第2のリンク機構27
を、図1により説明する。コの字形ブラケット14の下
面に下方突出状のブラケット40が形成され、該ブラケ
ット40に水平な固定支軸41を介して左右1対の
「レ」の字形のリンク42が回動自在に支持されてい
る。リンク42の上端部には長孔が形成され、該長孔は
プッシュロッド先端部の左右両側のピン45に係合して
いる。リンク42の前側上端部は、上方に延びる連結棒
44を介してシュート支持アーム16に枢着連結されて
いる。すなわち、プッシュロッド25が前進すると、リ
ンク42が固定支軸41回りに時計回りに回動し、連結
棒44を介してシュート支持アーム16を下降させ、シ
ュート18をドラム缶Dの上端に装着する。
【0028】プッシュロッド25を後退させた場合に
は、コの字形ブラケット14の後面にリンク42が当接
して、係止される。該係止位置と、エアシリンダ6のス
トロークエンドとが略一致している。
【0029】図7はスライドゲート23の平面図であ
り、開口48を有するケース47中にサンドイッチ状に
遮蔽板49が挿入されており、遮蔽板49の取手50を
図7の状態から引っ張ることにより、遮蔽板49を後方
にスライドさせて、開口48を開くようになっている。
【0030】取手50の先端部には、図6のように折曲
部50aが形成され、一方、開閉用シリンダ10のロッ
ドの先端には、U形の係合金具51が設けられており、
反転動作時において、上記折曲部50aは係合金具51
の溝方向に沿って移動して溝中に入り、反転姿勢におい
てシリンダ10のロッドを収縮することにより、取手5
0を引っ張るようになっている。
【0031】ケース47の先端部には、図7のように回
動自在でばね53により常時取手50を係止する位置に
付勢された係止用ローラ56が設けられており、反転動
作時に、U形金具51に折曲部50aが侵入する際に、
金具51によりローラ56をばね53に抗して取手50
から押し外すようになっている。すなわち、ロックが解
除される。
【0032】作動を説明する。 (1)ドラム把持前は、図1のようにシュート18は上
昇し、かつ、図2のように容器把持アーム15は開いた
状態となっており、該容器把持アーム15内に前方から
ドラムDを挿入する。
【0033】(2)把持用のエアシリンダ6の伸縮ロッ
ド24が伸長して、プッシュロッド25を前方に押すこ
とにより、第1リンク機構26を介して容器把持アーム
15が閉じると同時に、第2リンク機構27を介してシ
ュート18は下降する。
【0034】すなわち、第1リンク機構26において
は、図4の状態から、両駆動リンク30が開き角度を大
きくしながら前進し、ブラケット31を介して容器把持
アーム15をヒンジ11回りに閉方向へと回動させる。
両駆動リンク30が、図5のように一直線上に揃うまで
前進すると、両駆動リンク30はヒンジ11の後端縁に
より係止される。この状態において、容器把持アーム1
5はほぼ所定の把持力でドラムを把持している。
【0035】第2リンク機構27においては、図3のよ
うにレの字形のリンク42が時計回りに回動することに
より、連結棒44を介してシュート18を下降させ、ド
ラム上端面に被嵌する。シュート被嵌後、ロック用ボル
ト35の係合リング35aを突起部36に係合して、ボ
ルト35を回転することにより、シュート18をドラム
缶側にロックする。
【0036】(3)図3の状態で、昇降体3は所定の高
さまで上昇する。
【0037】(4)上昇後、反転用モータ7の駆動によ
り、ギヤ21,20を介して支持軸13が回転し、図6
のように、ドラムDを反転させる。
【0038】この場合、第1リンク機構26の支点A,
Bが一直線上に揃っていることにより、たとえ、ドラム
Dから容器把持アーム15にこれを押し広げようとする
大きな力がかかっても、駆動リンク30を図5の状態か
ら前方突出状にしようとする力になるため、ヒンジ11
により確実に係止される。したがって、反転中における
把持力の低下は防止できる。
【0039】(5)反転終了時においては、スライドゲ
ート23の取手50の折曲部50aがゲート開閉用のシ
リンダ10のU形金具51に係合する。
【0040】(6)反転終了状態では、内容物の全重量
がシュート18に掛かり、シュート18を下方へ開こう
とするが、手動でシュート18を容器把持アーム15に
締結してあるので、シュート18が開いてしまうような
ことはない。
【0041】また、把持用のエアシリンダ6にエア漏れ
等の不具合が生じてプッシュロッド25を押す圧力が低
下した場合でも、前述のように、第1リンク機構26の
支点部A,Bが一直線上に揃っていることにより、ドラ
ムDが容器把持アーム15を押し広げようとする力は、
駆動リンク30を介して前側のヒンジ11で受け止めら
れる。すなわち、駆動リンク30は動かず、したがっ
て、エアシリンダ6のエアが抜けても容器把持アーム1
5は開かず、ドラムのがたつきあるいは脱落は生じな
い。
【0042】(7)内容物の排出後は、ドラムDを再度
反転して正常な姿勢に戻し、下降し、シュート18を上
昇させると共に、容器把持アーム15を開き、ドラムD
を取り出す。
【0043】
【別の実施例】
(1)第2リンク機構27の連結棒44は、図1ではシ
ュート支持アーム16の回動支点17寄り部分に連結し
ているが、連結棒44をシュート支持アーム先端側に連
結することも可能である。この場合、シュート18のシ
ール圧は増強される。
【0044】(2)シュート支持アーム16と容器把持
アーム15との間のロック機構としては、ねじ式の他
に、トグルハンドル式のもの等、各種利用することが可
能である。
【0045】(3)ストッパ部として、ヒンジ11の外
周縁を利用する代わりに、突起等を形成することも可能
である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本願請求項1記載に
発明は、容器把持アーム15を開閉する駆動機構とし
て、把持用エアシリンダ6により進退駆動するプッシュ
ロッド25の先端部に、共通の支点部Aを介して左右に
Y状に拡がる1対の駆動リンク30を回動自在に支持
し、両駆動リンク30の先端部を、容器把持アーム15
に回動自在に連結し、プッシュロッド25の前進により
両駆動リンク30の開き角度を広げて両容器把持アーム
15をヒンジ回りに閉方向に回動させるようにすると共
に、左右駆動リンク30が略一直線状となった時に、ス
トッパ部に当接して係止されるようにしているので、把
持用の駆動機構をコンパクト化できると共にコストの低
減を達成できる一方、たとえエアシリンダ6のエア洩れ
があっても、プッシュロッド25が後退することはな
く、常に安定した容器把持状態を保つことができる。
【0047】請求項2記載の発明によると、上記請求項
1記載の構成に加え、プッシュロッド25の前進動作に
より、第1リンク機構26による容器把持アーム15の
開閉と同時に、第2リンク機構27を介してシュート1
8の開閉も同時に行えるようにしているので、シュート
開閉用の特別の駆動源は必要なく、コストを節約でき
る。
【0048】請求項3記載の発明によると、請求項2記
載の構成に加え、シュート18と容器把持アーム15の
間に、シュート被嵌時に両者をロックするロック機構を
設けているので、エアシリンダ6による作動力は、容器
把持アーム15の開閉動作とシュート18の開閉動作の
みに使われ、シュート18の保持及び容器の保持は、そ
れぞれロック機構と第1のリンク機構26がその機能を
果たすので、エアー圧の供給停止による容器落下防止ば
かりでなく、シュートのシール圧不足による内容物の洩
れ等も確実に阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明を適用した反転排出装置の縦断側面
図である。
【図2】 図1のII−II断面図である。
【図3】 容器把持アーム及びシュートが共に閉状態を
示す反転排出装置の縦断側面図である。
【図4】 容器把持アーム開時の第1リンク機構の平面
拡大図である。
【図5】 容器把持アーム閉時の第1リンク機構の平面
拡大図である。
【図6】 反転時の状態を示す反転排出装置の縦断側面
図である。
【図7】 スライドゲートの平面図である。
【図8】 エアシリンダとプッシュロッドの連結部の拡
大縦断面図である。
【符号の説明】
1 支柱 3 昇降体 6 容器把持用のエアシリンダ 7 反転用モータ 11 ヒンジ(兼ストッパ部) 13 支持軸 15 容器把持アーム 16 シュート支持アーム 23 スライドゲート 24 伸縮ロッド 25 プッシュロッド 26 アーム開閉用の第1リンク機構 27 シュート開閉用の第2リンク機構 30 駆動リンク 35,36 ボルト,突起部(ロック機構) A 共通支点部 B 可動支点部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱に対して昇降可能な昇降体に、回転
    可能な支持軸を設け、該支持軸に、左右1対の容器把持
    アームをそれぞれヒンジを介して左右開閉可能に設けて
    いる容器の反転排出装置において、把持アーム駆動用の
    エアシリンダと、該エアシリンダに連動連結されて支持
    軸と同一方向に直線状に進退するプッシュロッドとを昇
    降体に設け、容器把持アームを駆動するための第1のリ
    ンク機構として、プッシュロッド先端部の共通支点部
    に、左右にY状に拡がる1対の駆動リンクを回動自在に
    支持し、各駆動リンクの先端可動支点部を、容器把持ア
    ームに回動自在に連結し、プッシュロッドの前進により
    両駆動リンクの開き角度を広げて両容器把持アームをヒ
    ンジ回りに閉方向に回動させるようにすると共に、両駆
    動リンクが略一直線状になるまで広がった時に両駆動リ
    ンクの前進を係止するストッパ部を設けていることを特
    徴とする容器の反転排出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の容器の反転排出装置にお
    いて、支持軸には、支軸を介してシュートを回動自在に
    支持し、プッシュロッドの先端部に、シュート開閉用の
    第2のリンク機構を介してシュートを連動連結し、プッ
    シュロッドの前進により、シュートを回動して容器の上
    面に被嵌するようにしたことを特徴とする容器の反転排
    出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の容器の反転排出装置にお
    いて、シュートと容器把持アームの間に、シュート被嵌
    時に両者をロックするロック機構を設けたことを特徴と
    する容器の反転排出装置。
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