JPH0867156A - 建設機械における燃料供給装置 - Google Patents
建設機械における燃料供給装置Info
- Publication number
- JPH0867156A JPH0867156A JP22723594A JP22723594A JPH0867156A JP H0867156 A JPH0867156 A JP H0867156A JP 22723594 A JP22723594 A JP 22723594A JP 22723594 A JP22723594 A JP 22723594A JP H0867156 A JPH0867156 A JP H0867156A
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- Japan
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- fuel
- sub
- fuel tank
- tank
- main
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 下部走行体にメイン燃料タンクを、上部旋回
体にサブ燃料タンクを設けるにあたり、電気的配線を容
易にする。 【構成】 メイン燃料タンク11からサブ燃料タンク1
8に燃料を輸送するための輸送用ポンプ29を、上部旋
回体に配設してなる建設機械における燃料供給装置。
体にサブ燃料タンクを設けるにあたり、電気的配線を容
易にする。 【構成】 メイン燃料タンク11からサブ燃料タンク1
8に燃料を輸送するための輸送用ポンプ29を、上部旋
回体に配設してなる建設機械における燃料供給装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下部走行体の上方に旋
回自在な上部旋回体を設けた油圧ショベル等の建設機械
における燃料供給装置に関するものである。
回自在な上部旋回体を設けた油圧ショベル等の建設機械
における燃料供給装置に関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
この種建設機械においては、燃料タンクに貯留された燃
料でエンジン駆動をしているが、この様な燃料タンク
は、エンジンと共に上部走行体に設けていた。この様に
したものでは、燃料タンクがある分、上部旋回体の重量
が重くなると共に、上部旋回体の大きさ(長さ)が広く
なって、旋回エネルギーが大きくなるうえ、機体の安定
性が損なわれるという問題がある。
この種建設機械においては、燃料タンクに貯留された燃
料でエンジン駆動をしているが、この様な燃料タンク
は、エンジンと共に上部走行体に設けていた。この様に
したものでは、燃料タンクがある分、上部旋回体の重量
が重くなると共に、上部旋回体の大きさ(長さ)が広く
なって、旋回エネルギーが大きくなるうえ、機体の安定
性が損なわれるという問題がある。
【0003】そこで、燃料タンクを下部走行体に設ける
ことが提唱されるが、この様にした場合、燃料タンクの
配設位置が低所になってエンジンに至る配管中にエアが
発生しやすい等の問題があり、これに対処するため、上
部旋回体にサブ燃料タンクを配設して、前記下部走行体
側に設けたメイン燃料タンクからの配管中に発生したエ
アを除去するようにすることが、例えば実開平1−77
524号公報、実開平1−173461号公報において
知られている。しかるにこの様にしたとき、低所のメイ
ン燃料タンクから高所のサブ燃料タンクに燃料輸送をす
るため燃料輸送ポンプが必要になるが、これら従来のも
のは、該輸送用ポンプを下部走行体に設けていた。この
ため、該輸送用ポンプ用モータに対する電気的配線は、
上部旋回体から旋回部を経由して行わなければならない
ことになって、面倒かつ煩雑になるという問題がある。
ことが提唱されるが、この様にした場合、燃料タンクの
配設位置が低所になってエンジンに至る配管中にエアが
発生しやすい等の問題があり、これに対処するため、上
部旋回体にサブ燃料タンクを配設して、前記下部走行体
側に設けたメイン燃料タンクからの配管中に発生したエ
アを除去するようにすることが、例えば実開平1−77
524号公報、実開平1−173461号公報において
知られている。しかるにこの様にしたとき、低所のメイ
ン燃料タンクから高所のサブ燃料タンクに燃料輸送をす
るため燃料輸送ポンプが必要になるが、これら従来のも
のは、該輸送用ポンプを下部走行体に設けていた。この
ため、該輸送用ポンプ用モータに対する電気的配線は、
上部旋回体から旋回部を経由して行わなければならない
ことになって、面倒かつ煩雑になるという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる建設機械
における燃料供給装置を提供することを目的として創案
されたものであって、クローラ式の下部走行体と、該下
部走行体に旋回自在に支持され、かつエンジンが搭載さ
れる上部旋回体とを備えてなる建設機械において、前記
下部走行体に、燃料が貯留されるメイン燃料タンクを配
設すると共に、上部旋回体には、エンジンに連結される
サブ燃料タンクと、該サブ燃料タンクからエンジンに燃
料を供給するための供給用ポンプと、前記メイン燃料タ
ンクからサブ燃料タンクに燃料を送るための輸送用ポン
プと、サブ燃料タンクの燃料の残量検知をするサブ燃料
検知手段と、該サブ燃料検知手段の検知に基づいてサブ
燃料の残量表示をするモニターとを配設すると共に、下
部走行体側のメイン燃料タンクと上部旋回体側のサブ燃
料ポンプとを、回転自在なロータリジョイントを介して
連結したことを特徴とするものである。
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる建設機械
における燃料供給装置を提供することを目的として創案
されたものであって、クローラ式の下部走行体と、該下
部走行体に旋回自在に支持され、かつエンジンが搭載さ
れる上部旋回体とを備えてなる建設機械において、前記
下部走行体に、燃料が貯留されるメイン燃料タンクを配
設すると共に、上部旋回体には、エンジンに連結される
サブ燃料タンクと、該サブ燃料タンクからエンジンに燃
料を供給するための供給用ポンプと、前記メイン燃料タ
ンクからサブ燃料タンクに燃料を送るための輸送用ポン
プと、サブ燃料タンクの燃料の残量検知をするサブ燃料
検知手段と、該サブ燃料検知手段の検知に基づいてサブ
燃料の残量表示をするモニターとを配設すると共に、下
部走行体側のメイン燃料タンクと上部旋回体側のサブ燃
料ポンプとを、回転自在なロータリジョイントを介して
連結したことを特徴とするものである。
【0005】そして本発明は、この構成によって、下部
走行体側のメイン燃料タンクから上部旋回体側のサブ燃
料タンクに燃料を輸送するための輸送用ポンプへの電気
的配線を容易にしたものである。
走行体側のメイン燃料タンクから上部旋回体側のサブ燃
料タンクに燃料を輸送するための輸送用ポンプへの電気
的配線を容易にしたものである。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図面において、1は油圧ショベルであって、該油
圧ショベル1は、クローラ式の下部走行体2、下部走行
体2の上方に旋回自在に支持される上部旋回体3、上部
旋回体3に取付けられるブーム4、ブーム4の先端部に
取り付けられるアーム5、アーム5の先端部に取付けら
れるバケット6等の部材装置を用いて構成されており、
さらに、下部走行体2を走行させる走行モータ(図示せ
ず)、上部旋回体3を旋回させる旋回モータ(図示せ
ず)、ブーム4を作動させるブームシリンダ7、アーム
5を作動させるアームシリンダ8、バケット6を作動さ
せるバケットシリンダ9等の複数の油圧アクチュエータ
が設けられていること等の基本的構造は従来通りであ
る。
する。図面において、1は油圧ショベルであって、該油
圧ショベル1は、クローラ式の下部走行体2、下部走行
体2の上方に旋回自在に支持される上部旋回体3、上部
旋回体3に取付けられるブーム4、ブーム4の先端部に
取り付けられるアーム5、アーム5の先端部に取付けら
れるバケット6等の部材装置を用いて構成されており、
さらに、下部走行体2を走行させる走行モータ(図示せ
ず)、上部旋回体3を旋回させる旋回モータ(図示せ
ず)、ブーム4を作動させるブームシリンダ7、アーム
5を作動させるアームシリンダ8、バケット6を作動さ
せるバケットシリンダ9等の複数の油圧アクチュエータ
が設けられていること等の基本的構造は従来通りであ
る。
【0007】前記複数の油圧アクチュエータへの圧油供
給を行う油圧ポンプ(図示せず)は、上部旋回体3に搭
載されるエンジン10を駆動源として駆動するが、該エ
ンジン10への燃料供給は、以下のようにして行われる
構成になっている。
給を行う油圧ポンプ(図示せず)は、上部旋回体3に搭
載されるエンジン10を駆動源として駆動するが、該エ
ンジン10への燃料供給は、以下のようにして行われる
構成になっている。
【0008】つまり、11は燃料貯留用の大容量のメイ
ン燃料タンクであって、該メイン燃料タンク11は、本
実施例では樹脂材から形成されるスパイダー形状のもの
であるが、このものは、下部走行体2のベースフレーム
12を構成するカーボディ13(スイングサークル13
aを支持する部分)および前側スパイダーフレーム14
の空間部に内装されている。さらに、このメイン燃料タ
ンク11には、該メイン燃料タンク11内の燃料の量を
機体外部から目視するためのゲージ16、フロートバル
ブ付きのベント17が設けられていると共に、後述する
ようにしてサブ燃料タンク18に接続されている。
ン燃料タンクであって、該メイン燃料タンク11は、本
実施例では樹脂材から形成されるスパイダー形状のもの
であるが、このものは、下部走行体2のベースフレーム
12を構成するカーボディ13(スイングサークル13
aを支持する部分)および前側スパイダーフレーム14
の空間部に内装されている。さらに、このメイン燃料タ
ンク11には、該メイン燃料タンク11内の燃料の量を
機体外部から目視するためのゲージ16、フロートバル
ブ付きのベント17が設けられていると共に、後述する
ようにしてサブ燃料タンク18に接続されている。
【0009】一方、サブ燃料タンク18は上部旋回体3
に設けられており、前記メイン燃料タンク11よりも容
量の小さいものであるが、該サブ燃料タンク18内の燃
料は、供給用パイプ19、供給用ポンプ20を経て前記
エンジン10に供給され、また、エンジン燃料噴射時に
おける燃料オーバーフロー分は、リターンパイプ21を
経てサブ燃料タンク18に戻るようになっている。さら
に、このサブ燃料タンク18には、上面に燃料注入用の
注入口22が形成されていると共に、サブ燃料タンク1
8内の燃料の残量を検知する電気式のサブ燃料用レベル
検知器23が設けられている。
に設けられており、前記メイン燃料タンク11よりも容
量の小さいものであるが、該サブ燃料タンク18内の燃
料は、供給用パイプ19、供給用ポンプ20を経て前記
エンジン10に供給され、また、エンジン燃料噴射時に
おける燃料オーバーフロー分は、リターンパイプ21を
経てサブ燃料タンク18に戻るようになっている。さら
に、このサブ燃料タンク18には、上面に燃料注入用の
注入口22が形成されていると共に、サブ燃料タンク1
8内の燃料の残量を検知する電気式のサブ燃料用レベル
検知器23が設けられている。
【0010】また、24はカーボディ13の上端部に支
持される縦軸方向に回転自在なロータリジョイントであ
って、前記下部走行体2側のメイン燃料タンク11と上
部旋回体3側のサブ燃料タンク18とは、このロータリ
ジョイント24を介して接続されている。つまり、メイ
ン燃料タンク11とサブ燃料タンク18とを接続する第
一接続管25は、サブ燃料タンク18の第一ポート18
aから前記ロータリジョイント24を経てメイン燃料タ
ンク11の第一ポート11aに連結されている。また、
第二接続管26は、メイン燃料タンク11の第二ポート
11bから、第一逆流防止弁27、ロータリジョイント
24を経由し、さらに上部旋回体3側に設けられるフロ
ースイッチ28、輸送用ポンプ29を経てサブ燃料タン
ク18の第二ポート18bに連結されている。一方、第
三接続管30は、前記第二接続管26の輸送用ポンプ2
9からサブ燃料タンク18の第二ポート18bに至る配
管中の分岐路30aから分岐形成され、第二逆流防止弁
31を経てサブ燃料タンク18の第三ポート18cに連
結されている。
持される縦軸方向に回転自在なロータリジョイントであ
って、前記下部走行体2側のメイン燃料タンク11と上
部旋回体3側のサブ燃料タンク18とは、このロータリ
ジョイント24を介して接続されている。つまり、メイ
ン燃料タンク11とサブ燃料タンク18とを接続する第
一接続管25は、サブ燃料タンク18の第一ポート18
aから前記ロータリジョイント24を経てメイン燃料タ
ンク11の第一ポート11aに連結されている。また、
第二接続管26は、メイン燃料タンク11の第二ポート
11bから、第一逆流防止弁27、ロータリジョイント
24を経由し、さらに上部旋回体3側に設けられるフロ
ースイッチ28、輸送用ポンプ29を経てサブ燃料タン
ク18の第二ポート18bに連結されている。一方、第
三接続管30は、前記第二接続管26の輸送用ポンプ2
9からサブ燃料タンク18の第二ポート18bに至る配
管中の分岐路30aから分岐形成され、第二逆流防止弁
31を経てサブ燃料タンク18の第三ポート18cに連
結されている。
【0011】ここで、前記第一逆流防止弁27は、メイ
ン燃料タンク11の第二ポート11bからロータリジョ
イント24への燃料の流れは許容するが、逆方向への流
れは阻止するものであり、また第二逆流防止弁31は、
サブ燃料タンク18の第三ポート18cから分岐路30
aへの燃料の流れは許容するが、逆方向への流れは阻止
するものである。さらに、フロースイッチ28は、メイ
ン燃料タンク11からサブ燃料タンク18への燃料の輸
送が検知されているときには開成しており、燃料輸送が
検知されなくなったときに閉成側に切換わるように設定
されている。
ン燃料タンク11の第二ポート11bからロータリジョ
イント24への燃料の流れは許容するが、逆方向への流
れは阻止するものであり、また第二逆流防止弁31は、
サブ燃料タンク18の第三ポート18cから分岐路30
aへの燃料の流れは許容するが、逆方向への流れは阻止
するものである。さらに、フロースイッチ28は、メイ
ン燃料タンク11からサブ燃料タンク18への燃料の輸
送が検知されているときには開成しており、燃料輸送が
検知されなくなったときに閉成側に切換わるように設定
されている。
【0012】さらに、各燃料タンク11、18に形成さ
れる各ポートの高さ位置は次のように設定されている。
つまり、各燃料タンク11、18は、貯留される燃料の
最大量、最低量が予め設定されているが、メイン燃料タ
ンク11の第一ポート11aは、燃料が最大量貯留され
たときの燃料上面より僅かに高い位置に、第二ポート1
1bは燃料が最低量のときの燃料上面と略同じ高さ位置
になるように形成されている。また、サブ燃料タンク1
8の第一ポート18aは、燃料が最大量貯留されたとき
の燃料上面と略同じ高さ位置に、第二ポート18bはサ
ブ燃料タンク18の上面に、さらに第三ポート18cは
前記第一ポート18aの位置よりも低い位置に形成され
ている。
れる各ポートの高さ位置は次のように設定されている。
つまり、各燃料タンク11、18は、貯留される燃料の
最大量、最低量が予め設定されているが、メイン燃料タ
ンク11の第一ポート11aは、燃料が最大量貯留され
たときの燃料上面より僅かに高い位置に、第二ポート1
1bは燃料が最低量のときの燃料上面と略同じ高さ位置
になるように形成されている。また、サブ燃料タンク1
8の第一ポート18aは、燃料が最大量貯留されたとき
の燃料上面と略同じ高さ位置に、第二ポート18bはサ
ブ燃料タンク18の上面に、さらに第三ポート18cは
前記第一ポート18aの位置よりも低い位置に形成され
ている。
【0013】一方、32はマイクロコンピュータを用い
て構成される制御部であって、該制御部32には、前記
第二接続管26中のフロースイッチ28、サブ燃料用レ
ベル検知器23、前記輸送用ポンプ29を駆動せしめる
電動モータ33、サブ燃料タンク18からエンジン10
への燃料供給路を開閉すべく供給用パイプ19の中途部
に設けられる電磁弁34、警報ブザー等の警報装置3
5、モニター36およびバッテリ37等が電気的に接続
されている。そして、制御部32では、フロースイッチ
28が閉成した、つまりメイン燃料タンク11からサブ
燃料タンク18への燃料輸送が検知されなくなったこと
の信号入力があった場合に、前記電動モータ33に対し
て停止指令を出力すると共に、警報装置35に対して警
報発令出力し、さらにモニター36に対してメイン燃料
タンク11が殆ど空状態であることの「ENPTY」表
示をするよう表示指令を出力するようになっている。ま
た、モニター36には、常にサブ燃料用レベル検知器2
3からの検知値、つまりサブ燃料タンク18内の燃料の
残量が表示されるようになっているが、さらに、制御部
32では、サブ燃料用レベル検知器23からサブ燃料タ
ンク18内の燃料の量が前記予め設定される最低量であ
ることの検知信号が入力した場合には、前記電磁弁34
に対して供給用パイプ19を閉鎖するよう閉指令を出力
すると共に、警報装置35に対して警報発令出力し、さ
らにモニター36に対してサブ燃料タンク18が殆ど空
状態であることの「ENPTY」表示をするよう表示指
令を出力するようになっている。
て構成される制御部であって、該制御部32には、前記
第二接続管26中のフロースイッチ28、サブ燃料用レ
ベル検知器23、前記輸送用ポンプ29を駆動せしめる
電動モータ33、サブ燃料タンク18からエンジン10
への燃料供給路を開閉すべく供給用パイプ19の中途部
に設けられる電磁弁34、警報ブザー等の警報装置3
5、モニター36およびバッテリ37等が電気的に接続
されている。そして、制御部32では、フロースイッチ
28が閉成した、つまりメイン燃料タンク11からサブ
燃料タンク18への燃料輸送が検知されなくなったこと
の信号入力があった場合に、前記電動モータ33に対し
て停止指令を出力すると共に、警報装置35に対して警
報発令出力し、さらにモニター36に対してメイン燃料
タンク11が殆ど空状態であることの「ENPTY」表
示をするよう表示指令を出力するようになっている。ま
た、モニター36には、常にサブ燃料用レベル検知器2
3からの検知値、つまりサブ燃料タンク18内の燃料の
残量が表示されるようになっているが、さらに、制御部
32では、サブ燃料用レベル検知器23からサブ燃料タ
ンク18内の燃料の量が前記予め設定される最低量であ
ることの検知信号が入力した場合には、前記電磁弁34
に対して供給用パイプ19を閉鎖するよう閉指令を出力
すると共に、警報装置35に対して警報発令出力し、さ
らにモニター36に対してサブ燃料タンク18が殆ど空
状態であることの「ENPTY」表示をするよう表示指
令を出力するようになっている。
【0014】叙述のごとく構成された本発明の実施例に
おいて、下部走行体2側には大容量のメイン燃料タンク
11が設けられており、また上部旋回体3側には小容量
のサブ燃料タンク18が設けられているが、このものに
おいて、燃料タンク11、18に燃料を補給する場合に
は、まず、サブ燃料タンク18に注入口22から燃料を
注入する。このとき、サブ燃料タンク18内の燃料が第
三ポート18cの高さ位置まで達すると、該燃料は、第
三ポート18cから、第二逆流防止弁31、停止中の輸
送用ポンプ29を経由して第一逆流防止弁27の部位ま
で流れて止まる。さらに、サブ燃料タンク18に燃料を
注入していくと、燃料はサブ燃料タンク18に略最大量
まで溜った後、第一ポート18aから第一接続管25を
通ってメイン燃料タンク11に流れ込む。この様にし
て、燃料がメイン燃料タンク11に略最大量溜るまでサ
ブ燃料タンク18に燃料を注入するが、ゲージ16によ
ってメイン燃料タンク11が満タンになったことを確認
し、燃料注入を終了する。
おいて、下部走行体2側には大容量のメイン燃料タンク
11が設けられており、また上部旋回体3側には小容量
のサブ燃料タンク18が設けられているが、このものに
おいて、燃料タンク11、18に燃料を補給する場合に
は、まず、サブ燃料タンク18に注入口22から燃料を
注入する。このとき、サブ燃料タンク18内の燃料が第
三ポート18cの高さ位置まで達すると、該燃料は、第
三ポート18cから、第二逆流防止弁31、停止中の輸
送用ポンプ29を経由して第一逆流防止弁27の部位ま
で流れて止まる。さらに、サブ燃料タンク18に燃料を
注入していくと、燃料はサブ燃料タンク18に略最大量
まで溜った後、第一ポート18aから第一接続管25を
通ってメイン燃料タンク11に流れ込む。この様にし
て、燃料がメイン燃料タンク11に略最大量溜るまでサ
ブ燃料タンク18に燃料を注入するが、ゲージ16によ
ってメイン燃料タンク11が満タンになったことを確認
し、燃料注入を終了する。
【0015】次いで、電動モータ33を始動せしめて輸
送用ポンプ29を駆動させると、メイン燃料タンク11
内の燃料が、第二ポート11bから第一逆流防止弁2
7、輸送用ポンプ29を経てサブ燃料タンク18の第二
ポート18bに供給される。また、サブ燃料タンク18
内のオーバーフロー分の燃料は、第一接続管25を通っ
てメイン燃料タンク11に戻される。
送用ポンプ29を駆動させると、メイン燃料タンク11
内の燃料が、第二ポート11bから第一逆流防止弁2
7、輸送用ポンプ29を経てサブ燃料タンク18の第二
ポート18bに供給される。また、サブ燃料タンク18
内のオーバーフロー分の燃料は、第一接続管25を通っ
てメイン燃料タンク11に戻される。
【0016】この様なメイン燃料タンク11からサブ燃
料タンク18への燃料補給は、エンジン10の駆動中は
継続して行われることになるが、メイン燃料タンク11
内の燃料が略最低量になると第二接続管26に燃料が流
れていかず、これがフロースイッチ28によって検知さ
れることになる。そして、該検知信号を入力した制御部
32では、前述したように、電動モータ33に対して停
止指令を出力して輸送ポンプ29の駆動を停止させると
共に、警報装置35に対して警報発令出力し、さらにモ
ニター36に対して表示指令を出力してメイン燃料タン
ク11の「ENPTY」表示をすることになる。
料タンク18への燃料補給は、エンジン10の駆動中は
継続して行われることになるが、メイン燃料タンク11
内の燃料が略最低量になると第二接続管26に燃料が流
れていかず、これがフロースイッチ28によって検知さ
れることになる。そして、該検知信号を入力した制御部
32では、前述したように、電動モータ33に対して停
止指令を出力して輸送ポンプ29の駆動を停止させると
共に、警報装置35に対して警報発令出力し、さらにモ
ニター36に対して表示指令を出力してメイン燃料タン
ク11の「ENPTY」表示をすることになる。
【0017】この状態から更に燃料を消費していくと、
メイン燃料タンク11から燃料供給が無いためサブ燃料
タンク18内の燃料は減少していくが、予め設定される
最低量まで減少したことがサブ燃料用レベル検知器23
によって検知されると、該検知信号を入力した制御部3
2では、電磁弁34に対して供給用パイプ19を閉鎖す
るよう閉指令を出力してエンジン10への燃料供給を遮
断すると共に、警報装置35に対して警報発令出力し、
さらにモニター36に対して表示指令を出力してサブ燃
料タンク18の「ENPTY」表示をすることになる。
メイン燃料タンク11から燃料供給が無いためサブ燃料
タンク18内の燃料は減少していくが、予め設定される
最低量まで減少したことがサブ燃料用レベル検知器23
によって検知されると、該検知信号を入力した制御部3
2では、電磁弁34に対して供給用パイプ19を閉鎖す
るよう閉指令を出力してエンジン10への燃料供給を遮
断すると共に、警報装置35に対して警報発令出力し、
さらにモニター36に対して表示指令を出力してサブ燃
料タンク18の「ENPTY」表示をすることになる。
【0018】この様に、本発明が実施されたものにおい
ては、下部走行体2にメイン燃料タンク11を設けるこ
とで上部旋回体3の重量を軽くし、これによって旋回エ
ネルギーを小さくできると共に、機体の安定性を向上さ
せることができるものでありながら、上部旋回体3に、
前記メイン燃料タンク11から随時燃料補給されるサブ
燃料タンク18を設け、該サブ燃料タンク18からエン
ジン10に燃料供給をして、エンジン10に至る燃料供
給路中にエアが溜ったりすることを回避できるが、この
ものにおいて、メイン燃料タンク11からサブ燃料タン
ク18に燃料輸送するための輸送用ポンプ29は、上部
旋回体3に設けられている。この結果、輸送用ポンプ2
9を下部旋回体2に設けた従来のもののように、輸送用
ポンプ29を駆動せしめる電動モータ33への電気的配
線を、上部旋回体3から旋回部を経由して行う必要がな
くなって、面倒かつ煩雑な配線作業が不要となる。
ては、下部走行体2にメイン燃料タンク11を設けるこ
とで上部旋回体3の重量を軽くし、これによって旋回エ
ネルギーを小さくできると共に、機体の安定性を向上さ
せることができるものでありながら、上部旋回体3に、
前記メイン燃料タンク11から随時燃料補給されるサブ
燃料タンク18を設け、該サブ燃料タンク18からエン
ジン10に燃料供給をして、エンジン10に至る燃料供
給路中にエアが溜ったりすることを回避できるが、この
ものにおいて、メイン燃料タンク11からサブ燃料タン
ク18に燃料輸送するための輸送用ポンプ29は、上部
旋回体3に設けられている。この結果、輸送用ポンプ2
9を下部旋回体2に設けた従来のもののように、輸送用
ポンプ29を駆動せしめる電動モータ33への電気的配
線を、上部旋回体3から旋回部を経由して行う必要がな
くなって、面倒かつ煩雑な配線作業が不要となる。
【0019】しかも、上記実施例においては、電動モー
タ33だけでなく、制御部32に電気的に接続されるフ
ロースイッチ28、サブ燃料用レベル検知器23、電磁
弁34、警報装置35、モニター36、バッテリ37が
全て上部旋回体3に設けられているため、下部走行体2
側への電気的配線の配慮が全く不要となる。
タ33だけでなく、制御部32に電気的に接続されるフ
ロースイッチ28、サブ燃料用レベル検知器23、電磁
弁34、警報装置35、モニター36、バッテリ37が
全て上部旋回体3に設けられているため、下部走行体2
側への電気的配線の配慮が全く不要となる。
【0020】さらに、下部走行体2に設けられるメイン
燃料タンク11は、ベースフレーム12を構成するカー
ボディ13およびスパイダーフレーム14の空間部に内
装される構成となっているため、メイン燃料タンク11
の配置スペースを別途確保することなく大容量とするこ
とができて、空間の有効利用を計れると共に、サブ燃料
タンク18が小さなものでもメイン燃料タンク11に充
分な燃料を貯留できることになって、上部旋回体3の重
量の軽減にさらに貢献できるうえ、メイン燃料タンク1
1の補強、保護も併せて計ることができる。
燃料タンク11は、ベースフレーム12を構成するカー
ボディ13およびスパイダーフレーム14の空間部に内
装される構成となっているため、メイン燃料タンク11
の配置スペースを別途確保することなく大容量とするこ
とができて、空間の有効利用を計れると共に、サブ燃料
タンク18が小さなものでもメイン燃料タンク11に充
分な燃料を貯留できることになって、上部旋回体3の重
量の軽減にさらに貢献できるうえ、メイン燃料タンク1
1の補強、保護も併せて計ることができる。
【0021】またこのものでは、メイン燃料タンク11
内の燃料が最低量まで減ってサブ燃料タンク18への燃
料輸送がなくなったとき、輸送用ポンプ29が自動的に
停止すると共に、モニター36にメイン燃料タンク11
の「ENPTY」表示がなされ、さらに警報装置35に
よる報知がなされることになる。この結果、輸送用ポン
プ29の焼き付きを防止できると共に、オペレータがメ
イン燃料タンク11が空状態であることを確実に認識で
きることになる。
内の燃料が最低量まで減ってサブ燃料タンク18への燃
料輸送がなくなったとき、輸送用ポンプ29が自動的に
停止すると共に、モニター36にメイン燃料タンク11
の「ENPTY」表示がなされ、さらに警報装置35に
よる報知がなされることになる。この結果、輸送用ポン
プ29の焼き付きを防止できると共に、オペレータがメ
イン燃料タンク11が空状態であることを確実に認識で
きることになる。
【0022】さらに、サブ燃料タンク18内の燃料が最
低量まで減った場合には、エンジン10への燃料供給が
自動的に停止すると共に、モニター36にサブ燃料タン
ク11の「ENPTY」表示がなされ、さらに警報装置
35による報知がなされることになり、メイン燃料タン
ク11の場合と同様にオペレータへの報知が確実になさ
れることになるが、さらに、サブ燃料タンク18が完全
に空になる以前の最低量となった時点でエンジン10へ
の燃料供給が停止されるため、サブ燃料タンク18が完
全に空になって供給用パイプ19にエアが混入してしま
うことを回避できる。
低量まで減った場合には、エンジン10への燃料供給が
自動的に停止すると共に、モニター36にサブ燃料タン
ク11の「ENPTY」表示がなされ、さらに警報装置
35による報知がなされることになり、メイン燃料タン
ク11の場合と同様にオペレータへの報知が確実になさ
れることになるが、さらに、サブ燃料タンク18が完全
に空になる以前の最低量となった時点でエンジン10へ
の燃料供給が停止されるため、サブ燃料タンク18が完
全に空になって供給用パイプ19にエアが混入してしま
うことを回避できる。
【0023】尚、本発明は上記第一実施例に限定されな
いことは勿論であって、図4に示す第二実施例のように
構成することもできる。ここで、図4において、第一実
施例と同じ部材装置については同符号を付してあるが、
この第二実施例のものには、メイン燃料タンク11に、
該メイン燃料タンク11内の燃料の残量を検知するメイ
ン燃料用レベル検知器38が設けられていると共に、該
メイン燃料用レベル検知器38は制御部32に接続され
ていて、このメイン燃料用レベル検知器38の検知値、
つまりメイン燃料タンク11の残量がモニター36に表
示されるようになっており、これによって、オペレータ
は常時メイン燃料タンク11の燃料の残量を確認できる
ことになって都合が良い。
いことは勿論であって、図4に示す第二実施例のように
構成することもできる。ここで、図4において、第一実
施例と同じ部材装置については同符号を付してあるが、
この第二実施例のものには、メイン燃料タンク11に、
該メイン燃料タンク11内の燃料の残量を検知するメイ
ン燃料用レベル検知器38が設けられていると共に、該
メイン燃料用レベル検知器38は制御部32に接続され
ていて、このメイン燃料用レベル検知器38の検知値、
つまりメイン燃料タンク11の残量がモニター36に表
示されるようになっており、これによって、オペレータ
は常時メイン燃料タンク11の燃料の残量を確認できる
ことになって都合が良い。
【0024】さらに、第二実施例の如く、モニター36
にメイン燃料タンク11の残量が表示されるように構成
した場合、さらに、メイン燃料タンク11に燃料が最低
量以上あるときにはメイン燃料タンク11内の燃料残量
がモニター36に表示され、メイン燃料タンク11が最
低量まで減少した以降はサブ燃料タンク18の燃料残量
がモニター36に表示されるよう構成しておけば、オペ
レータが必要とする燃料残量の情報のみがモニター36
に表示されることになるという利点がある。また、第二
実施例においては、メイン燃料タンク11からサブ燃料
タンク18への燃料輸送の有無を検知するフロースイッ
チ28は、第二接続管26中のメイン燃料タンク11の
第二ポート11bから第一逆流防止弁27に至る中途部
に設けてあるが、この様に下部走行体2側に設けること
もできる。さらに、前記メイン燃料用レベル検知器38
によってメイン燃料が最低量となったことが検知された
ときに、制御部32から電動モータ33の停止指令が出
力されるように構成しておけば、前記フロースイッチ2
8は不要となる。
にメイン燃料タンク11の残量が表示されるように構成
した場合、さらに、メイン燃料タンク11に燃料が最低
量以上あるときにはメイン燃料タンク11内の燃料残量
がモニター36に表示され、メイン燃料タンク11が最
低量まで減少した以降はサブ燃料タンク18の燃料残量
がモニター36に表示されるよう構成しておけば、オペ
レータが必要とする燃料残量の情報のみがモニター36
に表示されることになるという利点がある。また、第二
実施例においては、メイン燃料タンク11からサブ燃料
タンク18への燃料輸送の有無を検知するフロースイッ
チ28は、第二接続管26中のメイン燃料タンク11の
第二ポート11bから第一逆流防止弁27に至る中途部
に設けてあるが、この様に下部走行体2側に設けること
もできる。さらに、前記メイン燃料用レベル検知器38
によってメイン燃料が最低量となったことが検知された
ときに、制御部32から電動モータ33の停止指令が出
力されるように構成しておけば、前記フロースイッチ2
8は不要となる。
【0025】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、メイン燃料タンクを下部走行体に
設ける一方、エンジンに連結されるサブ燃料タンクを上
部旋回体には設けて、上部旋回体の重量を軽くすると共
に、エンジンに至る燃料供給路中にエアが溜ったりする
ことを回避できるものであるが、この場合に、メイン燃
料タンクからサブ燃料タンクに燃料輸送するための輸送
用ポンプが上部旋回体に設けられているため、輸送用ポ
ンプを駆動せしめる電動モータへの電気的配線を、輸送
用ポンプを下部旋回体に設けた従来のもののように、上
部旋回体から旋回部を経由して行う必要がなくなって、
面倒かつ煩雑な配線作業が不要となる。
れたものであるから、メイン燃料タンクを下部走行体に
設ける一方、エンジンに連結されるサブ燃料タンクを上
部旋回体には設けて、上部旋回体の重量を軽くすると共
に、エンジンに至る燃料供給路中にエアが溜ったりする
ことを回避できるものであるが、この場合に、メイン燃
料タンクからサブ燃料タンクに燃料輸送するための輸送
用ポンプが上部旋回体に設けられているため、輸送用ポ
ンプを駆動せしめる電動モータへの電気的配線を、輸送
用ポンプを下部旋回体に設けた従来のもののように、上
部旋回体から旋回部を経由して行う必要がなくなって、
面倒かつ煩雑な配線作業が不要となる。
【図1】油圧ショベルの側面図である。
【図2】メイン燃料タンク設置部位の斜視図である。
【図3】燃料供給経路を示す説明図である。
【図4】第二実施例における燃料供給経路を示す説明図
である。
である。
2 下部走行体 3 上部旋回体 10 エンジン 11 メイン燃料タンク 12 ベースフレーム 13 カーボディ 14 スパイダーフレーム 18 サブ燃料タンク 20 供給用ポンプ 23 サブ燃料用レベル検知器 24 ロータリジョイント 28 フロースイッチ 29 輸送用モータ 32 制御部 33 電動モータ 34 電磁弁 35 警報装置 36 モニター 38 メイン燃料用レベル検知器
Claims (12)
- 【請求項1】 クローラ式の下部走行体と、該下部走行
体に旋回自在に支持され、かつエンジンが搭載される上
部旋回体とを備えてなる建設機械において、前記下部走
行体に、燃料が貯留されるメイン燃料タンクを配設する
と共に、上部旋回体には、エンジンに連結されるサブ燃
料タンクと、該サブ燃料タンクからエンジンに燃料を供
給するための供給用ポンプと、前記メイン燃料タンクか
らサブ燃料タンクに燃料を送るための輸送用ポンプと、
サブ燃料タンクの燃料の残量検知をするサブ燃料検知手
段と、該サブ燃料検知手段の検知に基づいてサブ燃料の
残量表示をするモニターとを配設すると共に、下部走行
体側のメイン燃料タンクと上部旋回体側のサブ燃料ポン
プとを、回転自在なロータリジョイントを介して連結し
たことを特徴とする建設機械における燃料供給装置。 - 【請求項2】 請求項1において、メイン燃料タンクと
輸送用ポンプとのあいだの配管に、メイン燃料タンクか
らサブ燃料タンクへの燃料輸送の有無を検知する燃料輸
送検知手段を設けたことを特徴とする建設機械における
燃料供給装置。 - 【請求項3】 請求項2において、燃料輸送検知手段を
上部旋回体に設けたことを特徴とする建設機械における
燃料供給装置。 - 【請求項4】 請求項2において、燃料輸送検知手段を
下部走行体に設けたことを特徴とする建設機械における
燃料供給装置。 - 【請求項5】 請求項1において、サブ燃料検知手段に
よるサブ燃料の残量検知が所定量以下であることに基づ
いて警報を発令する警報手段を設けたことを特徴とする
建設機械における燃料供給装置。 - 【請求項6】 請求項1において、サブ燃料検知手段に
よるサブ燃料の残量検知が所定量以下であることに基づ
いてエンジンの停止をするエンジン停止手段を設けたこ
とを特徴とする建設機械における燃料供給装置。 - 【請求項7】 請求項1において、メイン燃料タンク
は、下部走行体におけるベースフレームのカーボディ部
およびスパイダーフレーム部に内装されていることを特
徴とする建設機械における燃料供給装置。 - 【請求項8】 請求項1において、メイン燃料タンク
に、メイン燃料の残量検知をするメイン燃料検知手段を
設けたことを特徴とする建設機械における燃料供給装
置。 - 【請求項9】 請求項2または8において、燃料輸送検
知手段またはメイン燃料検知手段が燃料のないことの検
知に基づいて輸送用ポンプの停止をするポンプ停止手段
を設けたことを特徴とする建設機械における燃料供給装
置。 - 【請求項10】 請求項2または8において、燃料輸送
検知手段またはメイン燃料検知手段が燃料のないことの
検知に基づいて警報を発令する警報手段を設けたことを
特徴とする建設機械における燃料供給装置。 - 【請求項11】 請求項8において、メイン燃料検知手
段の検知に基づいてメイン燃料の残量表示をするモニタ
ーを設けたことを特徴とする建設機械における燃料供給
装置。 - 【請求項12】 請求項11において、サブ燃料検知手
段とメイン燃料検知手段とをモニターの残量表示指令を
出力するための残量表示制御部に接続する一方、該残量
表示制御部には、モニターに出力する残量表示指令を、
両燃料検知手段が燃料検知をしているときには、メイン
燃料検知手段の検知結果に基づく残量表示指令を出力
し、メイン燃料が非検知状態になつたときには、サブ燃
料検知手段の検知結果に基づく残量表示指令を出力する
出力切換え手段が設けられていることを特徴とする建設
機械における燃料供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22723594A JPH0867156A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 建設機械における燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22723594A JPH0867156A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 建設機械における燃料供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0867156A true JPH0867156A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16857636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22723594A Withdrawn JPH0867156A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 建設機械における燃料供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0867156A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2241681A1 (de) | 2009-04-14 | 2010-10-20 | Liebherr-Hydraulikbagger GmbH | Bagger |
JP2010236287A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 作業機械の燃料回路 |
JP2011189886A (ja) * | 2010-03-16 | 2011-09-29 | Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd | 燃料補給装置および作業機械 |
JP2013249751A (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-12 | Kobelco Cranes Co Ltd | 走行クレーンの燃料給排機構 |
EP2679429A1 (en) * | 2012-06-27 | 2014-01-01 | Caterpillar Inc. | Construction machines and fuel tanks for construction machines |
EP2679430A1 (en) * | 2012-06-27 | 2014-01-01 | Caterpillar Inc. | Fuel tanks for construction machines |
FR3049513A1 (fr) * | 2016-03-29 | 2017-10-06 | Unac | Systeme d’approvisionnement en carburant d’un reservoir d’un vehicule ferroviaire et vehicule ferroviaire comprenant un tel systeme. |
EP3686350A1 (de) * | 2019-01-18 | 2020-07-29 | Liebherr-Werk Nenzing GmbH | Trägergerät für eine schlitzwandfräse sowie trägerelement hierfür |
CN114109675A (zh) * | 2020-08-31 | 2022-03-01 | 斗山英维高株式会社 | 工程机械的燃料注入系统 |
-
1994
- 1994-08-29 JP JP22723594A patent/JPH0867156A/ja not_active Withdrawn
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010236287A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 作業機械の燃料回路 |
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CN101864784A (zh) * | 2009-04-14 | 2010-10-20 | 利勃海尔液压挖掘机有限公司 | 挖掘机 |
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WO2014004690A1 (en) * | 2012-06-27 | 2014-01-03 | Caterpillar Inc. | Fuel tanks for construction machines |
WO2014004685A2 (en) * | 2012-06-27 | 2014-01-03 | Caterpillar Inc. | Construction machines and fuel tanks for construction machines |
WO2014004685A3 (en) * | 2012-06-27 | 2014-02-20 | Caterpillar Inc. | Construction machines and fuel tanks for construction machines |
US9976282B2 (en) | 2012-06-27 | 2018-05-22 | Caterpillar Inc. | Construction machines and fuel tanks for construction machines |
FR3049513A1 (fr) * | 2016-03-29 | 2017-10-06 | Unac | Systeme d’approvisionnement en carburant d’un reservoir d’un vehicule ferroviaire et vehicule ferroviaire comprenant un tel systeme. |
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CN114109675A (zh) * | 2020-08-31 | 2022-03-01 | 斗山英维高株式会社 | 工程机械的燃料注入系统 |
CN114109675B (zh) * | 2020-08-31 | 2024-10-25 | 现代英维高株式会社 | 工程机械的燃料注入系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |