JPH086558A - 電子鍵盤楽器の鍵盤装置 - Google Patents

電子鍵盤楽器の鍵盤装置

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Publication number
JPH086558A
JPH086558A JP6158107A JP15810794A JPH086558A JP H086558 A JPH086558 A JP H086558A JP 6158107 A JP6158107 A JP 6158107A JP 15810794 A JP15810794 A JP 15810794A JP H086558 A JPH086558 A JP H086558A
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JP
Japan
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keyboard
switch
hammer
piezoelectric
electronic
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Application number
JP6158107A
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English (en)
Inventor
Takahiro Tajima
高洋 田島
Hideyuki Tanaka
秀幸 田中
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アコースティックピアノと同等の良好なタッ
チ感を得ることができ、しかも安価な電子鍵盤楽器の鍵
盤装置を提供することである。 【構成】 鍵盤支点11に揺動自在に設けられた複数の
鍵盤2と、これらの複数の鍵盤2の各々の後部に設けら
れ、鍵盤2の打鍵に連動して作動する、ハンマー4を有
する複数のアクション3と、アクション3の作動時に移
動するハンマー4による打撃によって、各鍵盤2の打鍵
の有無および打鍵速度を検出するための鍵盤スイッチ5
とを備え、鍵盤スイッチ5は、各ハンマー4に対応して
マトリックス状に構成され、各鍵盤2の打鍵の有無を検
出するタッチセンサ25と、各ハンマー4に対応して設
けられた複数の圧電材16と、圧電材16の各々の両側
に設けられた一対の電極17a、17bとを有し、タッ
チセンサ25に積層され、各鍵盤2の打鍵速度を検出す
る圧電スイッチ26とで構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子ピアノなどの電子
鍵盤楽器の鍵盤装置に関し、特に打鍵の有無および打鍵
速度を検出する検出機構の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子ピアノでは一般に、各鍵盤の下側で
かつ鍵盤支点よりも手前側の位置に、鍵盤スイッチが設
けられており、この鍵盤スイッチによって鍵盤の打鍵の
有無および打鍵速度(ベロシティー)を検出し、打鍵さ
れた鍵盤のキーナンバーに応じて音高を制御するととも
に、検出された打鍵速度に応じて音量や音色を制御して
いる。このような制御により、打鍵された鍵盤に応じた
所定の音高の音を発生させるとともに、鍵タッチに応じ
て音量や音色を変化させることが可能になり、アコース
ティックピアノに近い発音特性が得られる。
【0003】鍵盤スイッチは一般に、長短2つの打鍵ス
トロークで順次ONする2つのゴム接点を備えたゴムス
イッチで構成されており、打鍵時、鍵盤の下面がゴム接
点を押圧することによってこれをONさせ、そのON/
OFFから打鍵の有無を、ON時間差から打鍵速度をそ
れぞれ検出するようになっている。また、他のタイプの
鍵盤スイッチとして、光センサを用いたタイプのものも
知られている。このタイプの鍵盤スイッチでは、光セン
サが、発光センサと、この発光センサが発する光を受光
する受光センサとを一対として構成され、このような光
センサが2対、各鍵盤の異なる打鍵ストローク位置に設
けられている。そして、打鍵時、鍵盤が各対の発光セン
サと受光センサとの間を通過する際の両センサ間の光の
遮断を、受光センサで検知することによって、打鍵の有
無と打鍵速度を検出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した鍵盤
装置のうち、鍵盤スイッチとしてゴムスイッチを用いた
ものは、打鍵された鍵盤がゴム接点を直接、押圧するよ
うに構成されていること、および鍵盤スイッチが鍵盤支
点の手前側の位置、すなわちタッチ個所に比較的近い位
置に配置されていることから、ゴム接点の弾性反力が鍵
盤を介して演奏者の指先に伝わってしまう。このため、
タッチ感に悪影響を及ぼし、アコースティックピアノの
ような良好なタッチ感が得られないとういう問題があ
る。一方、鍵盤スイッチとして光センサを用いた鍵盤装
置は、鍵盤が鍵盤スイッチに機械的に接触しない非接触
タイプであるため、上記のような問題は無いものの、各
鍵盤に2対の光センサ、すなわち各2個の発光センサお
よび受光センサを設ける必要があるため、回路が複雑に
なるとともに、高価になるという欠点がある。
【0005】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、アコースティックピアノと同等
の良好なタッチ感を得ることができ、しかも安価な電子
鍵盤楽器の鍵盤装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の電子鍵盤楽器の鍵盤装置は、鍵盤支点に揺
動自在に設けられた複数の鍵盤と、これらの複数の鍵盤
の各々の後部に設けられ、鍵盤の打鍵に連動して作動す
る、ハンマーを有する複数のアクションと、アクション
の作動時に移動するハンマーによる打撃によって、各鍵
盤の打鍵の有無および打鍵速度を検出するための鍵盤ス
イッチとを備え、鍵盤スイッチは、各ハンマーに対応し
てマトリックス状に構成され、各鍵盤の打鍵の有無を検
出するタッチセンサと、各ハンマーに対応して設けられ
た複数の圧電材と、圧電材の各々の両側に設けられた一
対の電極とを有し、タッチセンサに積層され、各鍵盤の
打鍵速度を検出する圧電スイッチとで構成されているこ
とを特徴としている。
【0007】この場合、ハンマーは、アクションの作動
時に上方へ移動するように構成され、鍵盤スイッチは、
ハンマーの上方に配置されていることが好ましい。
【0008】これらの場合、鍵盤スイッチの一対の電極
の一方が、複数の鍵盤に対して共通に構成されているこ
とが好ましい。
【0009】さらに、これらの場合、鍵盤スイッチが、
ユニット状に一体に形成されていることが好ましい。
【0010】
【作用】上述した電子鍵盤楽器の鍵盤装置によれば、鍵
盤が打鍵されると、これに連動してアクションが作動
し、アクションのハンマーが移動して、鍵盤スイッチを
叩く。このハンマーの打撃により、マトリックス状に構
成された鍵盤スイッチのタッチセンサは、打撃された部
位が導通されることによって、これを表す信号を出力す
る。したがって、このタッチセンサの出力から、打鍵さ
れた鍵盤のキーナンバー、すなわちどの鍵盤が打鍵され
たかを検出することができる。また、鍵盤スイッチの圧
電材には、その圧電効果によって、打撃圧に応じた電圧
が発生する。この電圧を、圧電材の両側に設けた一対の
電極によって取り出し、検出することによって、鍵盤の
打鍵速度を検出することができる。
【0011】この場合、アクションが、アコースティッ
クピアノと同様に、鍵盤の後部に設けられていること、
および鍵盤スイッチが、ゴムスイッチと比較して弾性反
力の非常に小さいタッチセンサおよび圧電スイッチで構
成されていることから、アコースティックピアノに近似
した良好なタッチ感が得られる。また、タッチセンサ
は、鍵盤全体に対して1個ですむとともに、圧電スイッ
チは、光センサを用いたスイッチと比較して安価である
ので、鍵盤装置全体を比較的、安価に構成することがで
きる。
【0012】また、請求項2に記載の鍵盤装置では、鍵
盤の打鍵時、上方へ移動するハンマーが、その上方に配
置された鍵盤スイッチを、下から叩くことになるので、
ハンマーが横方向へ移動する場合と比較して、良好なア
クション効率やハンマーの復帰応答性が得られる。ま
た、アクションとしてグランドピアノのアクションをそ
のまま用いることも可能であり、それにより、その優れ
たアクション動作を得ることができる。
【0013】請求項3に記載の鍵盤装置では、鍵盤スイ
ッチの一対の電極の一方が、複数の鍵盤に対して共通に
構成されているので、この一方の電極の部品点数や組立
工数を削減でき、鍵盤スイッチのコストひいては鍵盤装
置のコストをさらに削減できる。
【0014】さらに、請求項4に記載の鍵盤装置では、
鍵盤スイッチがユニット状に一体に形成されているの
で、鍵盤スイッチ全体をあらかじめ組み立てた後、電子
鍵盤楽器に組み付けることができ、組立て作業が容易に
なり、鍵盤装置のコストをさらに削減できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を、図面を参
照しながら、詳細に説明する。図4は、本発明を適用し
た電子ピアノの鍵盤装置を示している。この鍵盤装置1
は、複数(88鍵)の鍵盤2(1個のみ図示)と、各鍵
盤2の後部に設けられた、ハンマー4を有するアクショ
ン3と、各鍵盤2の打鍵の有無および打鍵速度を検出す
るための鍵盤スイッチ5と、鍵盤スイッチ5による検出
結果から楽音信号を生成するための、図示しない楽音生
成部とを備えている。
【0016】各鍵盤2は、前後方向(図3の左右方向)
に延びる木製の鍵盤本体6と、この鍵盤本体6の前半部
に接着された樹脂製の鍵盤表皮7で構成され、その中央
部には上下方向に貫通するバランスピン孔8が形成され
ている。鍵盤2は、このバランスピン孔8を、鍵盤シャ
ーシ9に固定された筬中10から立設するバランスピン
(鍵盤支点)11に通すことにより、バランスピン11
を中心として、揺動自在に支持されている。また、鍵盤
2の前端部には、下面に開口するフロントピン孔12が
形成されており、このフロントピン孔12を、鍵盤シャ
ーシ9から立設するフロントピン13で案内することに
より、鍵盤2の横ぶれが防止される。
【0017】各アクション3は、グランドピアノに一般
的に用いられるアクションと同様に構成されており、図
示しないジャックおよびレペティションバーやハンマー
4などを備えている。ハンマー4は、ハンマーウッド1
4、およびこれを包むように巻かれたハンマーフェルト
15で構成されている。アクション3は、鍵盤2が打鍵
されたときにこれに連動して作動し、ハンマー4は上方
に突き上げられる。
【0018】鍵盤スイッチ5は、ハンマー4の上方に配
置され、ハンマー4で打撃されることにより、各鍵盤2
の打鍵の有無および打鍵速度を検出するものである。鍵
盤スイッチ5は、図1に示すように、鍵盤2の打鍵の有
無を検出するためのタッチセンサ25と、打鍵された鍵
盤2の打鍵速度を検出するための圧電スイッチ26と、
ハンマー4の衝撃を緩衝するための一対の緩衝材18、
18とを、ユニット状に一体に積層して構成されてい
る。
【0019】タッチセンサ25は、プラスチックなどの
絶縁材から成る2枚のフィルム基板25a、25bを備
え、一方のフィルム基板25aには、各ハンマー4に対
応する位置に、図示しない複数の出力接点が配置される
とともに、他方のフィルム基板25bには、フィルム基
板25aの各出力接点に対向するように、図示しない入
力接点が設けられている。フィルム基板25aの出力接
点は、ケーブル22を介して、楽音生成部に接続されて
いる。このような構成により、タッチセンサ25は、ハ
ンマー4で打撃されたとき、当該ハンマー4に対応する
部位の出力接点と入力接点が導通することによって、こ
れを表す信号を出力し、楽音生成部は、この出力信号に
基づいて、打鍵された鍵盤2のキーナンバー、すなわち
鍵盤2の打鍵の有無を検出する。
【0020】圧電スイッチ26は、各ハンマー4に対応
する複数の板状の圧電材16と、各圧電材16とタッチ
センサ25のフィルム基板25aとの間に介在する複数
の出力電極17aと、出力電極17aと反対側の、圧電
材16の表面に設けられた1枚の基準電極17bとによ
って構成されている。各圧電材16は、圧電性を有する
ものであり、ロシェル塩やチタン酸バリウムなどで構成
されている。隣接する各2つの圧電材16、16間およ
び出力電極17a、17a間は、介在する絶縁材27に
よって、電気的かつ機械的に絶縁されている。
【0021】一対の緩衝材18、18の一方は、タッチ
センサ25のフィルム基板25bに接着され、他方は、
圧電スイッチ26の基準電極17bに接着されている。
緩衝材18は、ハンマー4の打撃による衝撃を緩衝する
とともに、タッチセンサ25および圧電スイッチ26に
伝達するものであり、このため、やや硬めのフェルトや
ポリウレタン系クッションなどで構成されている。
【0022】このように構成された鍵盤スイッチ5は、
図1および図2に示すように、圧電スイッチ26側の緩
衝材18の部分で、共通の帯状の基板19上に、例えば
両面テープ(図示せず)によって接着されている。ま
た、圧電スイッチ26の基準電極17bは基板19に接
地され、出力電極17aは、ケーブル22を介して、楽
音生成部に接続されている。鍵盤スイッチ5は、図4に
示すように、鍵盤シャーシ9の後端部から立設するアク
ションリブ23に、鍵盤2の並び方向に沿い且つハンマ
ー4の上方に対向するように配置され、基板19の部分
でねじ止めされている。この状態では、タッチセンサ2
5の各出力接点、および圧電スイッチ26の各圧電材1
6の中央部が、対応するアクション3のハンマー4にそ
れぞれ対向している。
【0023】次に、上記構成の鍵盤装置1の動作を説明
する。鍵盤2が打鍵されると、これに連動して、その鍵
盤2のアクション3が作動し、ハンマー4が上方に突き
上げられて、鍵盤スイッチ5の緩衝材18を叩く。この
ハンマー4の打撃圧が、緩衝材18を介してタッチセン
サ25に加わって、当該ハンマー4に対応する部位の出
力接点と入力接点が導通させることにより、これを表す
信号がケーブル22を介して楽音生成部に出力される。
楽音生成部は、この出力信号に基づいて、打鍵された鍵
盤2のキーナンバーすなわち鍵盤2の打鍵の有無を検出
する。
【0024】ハンマー4の打撃圧はさらに、タッチセン
サ25を介して圧電スイッチ26に伝達され、その圧電
材16には、その圧電効果によって、ハンマーの打撃
圧、したがって鍵盤2の打鍵速度に応じた電圧が発生す
る。この電圧を表す信号は、出力電極17aからケーブ
ル22を介して楽音生成部に送られ、楽音生成部は、こ
の信号に基づいて、打鍵された鍵盤2の打鍵速度を演算
する。そして、楽音生成部が、検出した鍵盤2のキーナ
ンバーに応じて、楽音の音高を決定するとともに、演算
した打鍵速度に応じて、楽音の音量や音色を制御するこ
とにより、音量や音色を鍵タッチに応じて適切に変化さ
せることができる。
【0025】この場合、アクション3はグランドピアノ
のそれと同様に構成されており、しかも鍵盤スイッチ5
が、ゴムスイッチと比較して弾性反力が非常に小さいタ
ッチセンサおよび圧電スイッチで構成されているので、
アコースティックピアノと同等の非常に良好なタッチ感
を得ることができる。また、グランドピアノのアクショ
ンの優れた利点、例えばアクション効率や応答性の高い
アクション動作を得ることができる。
【0026】また、上記構成の鍵盤スイッチ5は、光セ
ンサを用いたスイッチと比較して安価であるので、鍵盤
装置1全体を比較的、安価に構成することができる。さ
らに、圧電スイッチ26の基準電極17bが鍵盤全体に
共通の1枚の電極で構成されているので、基準電極17
bの部品点数や組立工数を削減できるとともに、鍵盤ス
イッチ5全体を、ユニットとしてあらかじめ一体に組み
立てることにより、鍵盤装置1の組立て作業を、短時間
で容易に行うことができ、したがって鍵盤装置1のコス
トをさらに削減することができる。
【0027】図5は、本発明の第2実施例に係る電子ピ
アノの鍵盤装置を示している。この鍵盤装置51は、ア
クションとして、電子ピアノに通常用いられるハンマー
52を使用したものである。すなわち、ハンマー52
は、アーム状に構成され、その後端部が、軸受53に回
動自在に支持されている。また、ハンマー52は、当接
部54を介して、鍵盤2の後端部上面に当接していて、
鍵盤2の押鍵時、鍵盤2によって上方にはね上げられ
る。鍵盤スイッチ5は、第1実施例と同様に構成され
て、アクションリブ23に取り付けられており、図4に
破線で示すように、はね上げられたハンマー52が、鍵
盤スイッチ5に当たるようになっている。
【0028】したがって、この鍵盤装置51では、グラ
ンドピアノのアクションを用いた第1実施例と比較し
て、アクション動作ではやや劣るものの、鍵盤2を押し
続けたときのアフタータッチの際には、第1実施例のア
クションと異なり、ハンマー52が鍵盤スイッチ5から
離れることなく、これに接触し続けるので、このアフタ
ータッチ状態を鍵盤スイッチ5で検知でき、この検知し
たアフタータッチに基づいて、音色や音量を変化させる
ことにより、微妙な演奏表現を行うことができる。
【0029】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れることなく、種々の態様で実施することができる。例
えば、上述した実施例では、グランドピアノや通常の電
子ピアノと同様のアクションを用いているが、ハンマー
を有する他のタイプのアクションを用いることも、もち
ろん可能である。例えば、アップライトピアノのアクシ
ョンを用いてもよく、その場合には、ハンマーが後方へ
移動するので、鍵盤スイッチは、ハンマーの後方に配置
されることになる。
【0030】また、実施例では、圧電スイッチの基準電
極を鍵盤全体に共通の1枚の電極で構成しているが、こ
れを鍵盤ごとに別個に設けてもよい。さらに、実施例は
電子ピアノの例であるが、本発明は、鍵盤スイッチを用
いた他の電子鍵盤楽器にも、同様に適用することができ
る。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、細部の
構成を任意に変更することが可能である。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明の電子鍵盤楽器の
鍵盤装置は、安価で、しかもアコースティックピアノと
同等の良好なタッチ感を得ることができるなどの効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鍵盤装置の鍵盤スイッチを示す斜視図
である。
【図2】図1の鍵盤スイッチの側面図である。
【図3】図1の鍵盤スイッチの底面図である。
【図4】本発明の鍵盤装置全体を示す側面図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る鍵盤装置の側面図で
ある。
【符号の説明】
1 鍵盤装置 2 鍵盤 3 アクション 4 ハンマー 5 鍵盤スイッチ 11 バランスピン 16 圧電材 17a 出力電極 17b 基準電極 25 タッチスイッチ 26 圧電スイッチ 51 鍵盤装置 52 ハンマー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵盤支点に揺動自在に設けられた複数の
    鍵盤と、 これらの複数の鍵盤の各々の後部に設けられ、鍵盤の打
    鍵に連動して作動する、ハンマーを有する複数のアクシ
    ョンと、 当該アクションの作動時に移動する前記ハンマーによる
    打撃によって、各鍵盤の打鍵の有無および打鍵速度を検
    出するための鍵盤スイッチとを備え、 当該鍵盤スイッチは、 前記各ハンマーに対応してマトリックス状に構成され、
    各鍵盤の打鍵の有無を検出するタッチセンサと、 前記各ハンマーに対応して設けられた複数の圧電材と、
    当該圧電材の各々の両側に設けられた一対の電極とを有
    し、前記タッチセンサに積層され、各鍵盤の打鍵速度を
    検出する圧電スイッチとで構成されていることを特徴と
    する電子鍵盤楽器の鍵盤装置。
  2. 【請求項2】前記ハンマーは、前記アクションの作動時
    に上方へ移動するように構成され、前記鍵盤スイッチ
    は、前記ハンマーの上方に配置されていることを特徴と
    する、請求項1に記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装置。
  3. 【請求項3】前記鍵盤スイッチの前記一対の電極の一方
    が、複数の鍵盤に対して共通に構成されていることを特
    徴とする、請求項1または2に記載の電子鍵盤楽器の鍵
    盤装置。
  4. 【請求項4】前記鍵盤スイッチが、ユニット状に一体に
    形成されていることを特徴とする、請求項1ないし3の
    いずれかに記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6587397B2 (en) 2000-12-15 2003-07-01 Star Micronics Co., Ltd. Electroacoustic transducer
US6654478B2 (en) 2000-12-15 2003-11-25 Star Micronics Co., Ltd. Electroacoustic transducer
WO2004015684A1 (en) * 2002-08-07 2004-02-19 Young-So Chang Roll-up electronic piano
JP2009020417A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 鍵盤楽器の被打撃体

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Effective date: 20020716