JPH0865570A - 撮像装置の露光制御方法 - Google Patents

撮像装置の露光制御方法

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JPH0865570A
JPH0865570A JP6193194A JP19319494A JPH0865570A JP H0865570 A JPH0865570 A JP H0865570A JP 6193194 A JP6193194 A JP 6193194A JP 19319494 A JP19319494 A JP 19319494A JP H0865570 A JPH0865570 A JP H0865570A
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capturing
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JP6193194A
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Inventor
Yoshihiro Todaka
義弘 戸高
Hiroaki Kami
博章 嘉見
Naoki Yamamoto
直樹 山本
Noriyuki Iura
則行 井浦
Tomoyuki Kurashige
知行 倉重
Takuya Imaide
宅哉 今出
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Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
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Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡便な露光システムで動画撮像と静止画撮像
とを両立できる小型で安価な撮像装置を提供すること。 【構成】 動画撮像時の露光制御では、絞りを開放また
は開放近傍の位置に維持し、電子シャッタにより露光制
御する。静止画撮像命令がなされた後は、絞りを閉鎖す
るとともに、電子シャッタスピードの更新と絞りの閉鎖
動作状態の検知を行ない、検知結果から撮像した静止画
のレベルを補正する。 【効果】 静止画撮像を短い露光時間で行なうので、動
解像度の低下を抑えた静止画を撮影することができると
ともに、露光誤差の少ない適正レベルの画質を保つこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像装置の露光制御方
法に係り、特に、動画のほかに静止画を撮像可能な撮像
装置の露光制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】動画および静止画が可能な撮像装置の公
知例としては、例えば特開昭59−194575号公報
に記載の撮像装置が挙げられる。この先願公報において
は、絞りを開閉させて静止画撮像を行なう撮像装置が開
示されている。
【0003】しかしながら、一般的に家庭用ビデオカメ
ラの撮像部で用いられている絞り装置は、直流電流計等
のメータ類でよく用いられているようなコイルと永久磁
石を用いて、コイルの電流により生じた磁界と永久磁石
のそれとの間で生じる反発/吸引力と、絞りの羽根自体
にバネにより付勢力を持たせ、この2つの力のバランス
によって特定の絞り値を確保する、いわゆるメータ式の
簡単な駆動部を持つ絞り装置が多い。
【0004】このような構成の絞り装置は、元々高速に
動作させることは配慮されておらず、そのため、高速動
作させるためには、新たに高速のサーボループを付加し
応答性を向上させる必要がある。
【0005】したがって、メータ式の絞り装置を用いる
と、上記した公知例において開示されているような効果
を得るために必要な、静止画撮像時における絞りの高速
開閉動作を行なうことは困難である。そのため、従来、
実際に静止画撮像を行なう際には、絞りとは別に高速開
閉動作が可能な機械式シャッタを設け、静止画撮像のた
めの開閉動作はこれを用いて行なうケースが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記の公知例と同様
に、動画および静止画の両方に対応した撮像装置を、小
型,軽量,低価格で実現するためには、露光制御に必要
な構成もまたできるだけ簡便なものとする必要がある。
その手段として、前記したようなメータ式の絞り装置を
用いることが考えられるが、前記したように、このよう
なメータ式の絞り装置では、絞り値の急峻な応答が困難
である。さらに、前記公知例に開示された構成において
は、電荷の掃き捨てをフィールド周期のみで行なうの
で、静止画の高速撮像を行なう際には、下記のような問
題が生じる。
【0007】.動画撮像時の絞り値を元に、あるいは
動画撮像時の絞り値からさらに閉じた状態の絞り値を元
に、静止画撮像を行なう場合には、静止画のための適正
な露光量を得るのに、動画で必要としたシャッタ速度で
ある1フィールドの時間より大きいシャッタ時間の露光
が必要となる。
【0008】.静止画撮像時の露光時間を短くするた
めには、動画で設定していた絞りの径より大きくし、開
口径を広げることにより露光量を確保する必要がある。
そのために、静止画撮像を開始する信号の入力(以下、
静止画撮像命令と呼ぶ)がなされた時に絞りをさらに開
く動作を開始するが、その際、絞りが開放方向に遷移し
ていて、かつ動画が出力されている間は露光オーバーと
なり、その画像が出力されることになる。
【0009】前記公知例では、シャッタとして用いる
絞り装置が、設定した値に迅速にかつ正確に動作すると
いう前提で発明がなされているが、実際にはそのような
絞り装置を実現するには、前述したように露光精度を保
つための新たなサーボループ等の配慮が必要となる。
【0010】ここで、上記した問題点を図16を用いて
説明する。図16の(a)は、動画撮像時の絞り値を更
新せずに静止画撮像を行なった場合の露光制御の様子を
示している。縦軸は絞りの開口面積Sを、横軸は時間t
をそれぞれ示している。また、a1〜a4はそれぞれ各
フィールドを識別するための符号であり、Va1〜Va
3で示される面積は、それぞれのフィールドでの露光量
を示している。また、ta1は1フィールドの時間を、
ta2は静止画撮像時の露光時間をそれぞれ示してい
る。なおここでは、絞りは説明の簡単化のために、開口
面積(開口量)Sが直線的に減少して閉鎖に至るものと
する。
【0011】図16の(a)において、フィールドa2
で静止画撮像命令がなされたとすると、フィールドa1
またはa2の動画撮像時の露光量Va1と、静止画撮像
時の露光量Va2とVa3の和とが等しくなるように露
光制御するので、1フィールド以上の露光時間が必要と
なる。もし、ta2を短くしようとすれば、それに伴う
露光量の減少分を補うために信号の増幅度を上げなけれ
ばならない。
【0012】図16の(b)は、静止画撮像時の露光時
間を短くするために、動画撮像から静止画撮像へと撮影
モードを切替る命令(以下、静止画撮像準備命令と呼
ぶ)がなされた時に絞りを開放側に遷移させ、その後静
止画撮像を行なう場合の露光制御の様子を示している。
図16の(b)において、図16の(a)と同様の意味
を持つものには同じ符号がつけてある。b1〜b5はそ
れぞれ各フィールドを識別するための符号であり、Vb
1〜Vb4で示される面積は、それぞれのフィールドで
の露光量を示している。
【0013】図16の(b)において、フィールドb
1,b2は動画撮像期間を、フィールドb3,b4は静
止画撮像のための準備期間をそれぞれ示している。フィ
ールドb5は絞りを閉鎖しつつ、静止画撮像を行なって
いる。ここで、フィールドb2で静止画撮像準備命令が
なされたとすると、静止画撮像の露光時間を短くするた
めに、絞りを静止画撮像準備期間のフィールドb3,b
4で開放側に遷移させる。しかる後に、フィールドb4
の静止画撮像命令により絞りを閉鎖する。このようにす
れば、短い露光時間でもVb1とVb4とを一致させる
ことができる。
【0014】しかし、フィールドb3,b4では露光オ
ーバー状態となり、この期間、出力信号をマスクする等
の処理が必要となる。
【0015】また、フィールドb5では、絞りは直線的
にかつ繰返し精度を十分に保ちながら閉鎖することを前
提としているが、実際には毎閉鎖ごとにバラツキが生じ
露光エラーを起こす。
【0016】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、その目的とするところは、簡便な露光
システムで動画撮像と静止画撮像を両立させ得る撮像装
置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記の目的
を達成するため、 .あらかじめ動画撮像時に、撮像素子の電子シャッタ
機能を用いて撮像素子のシャッタ時間を短くし、絞りを
より開放に近づけて維持し、露光制御を行なう手段。 .静止画撮像に伴い、絞りを一旦開放方向に遷移させ
る場合に、この動作に連動させて電子シャッタスピード
を更新し、絞り値の変化に対しても適正露光量を維持す
る手段。 .絞りの閉鎖動作の開始以降に電荷を掃き出すことに
より、短い露光時間で静止画撮像を行なう手段。 .絞りの閉鎖動作途中の絞りの状態を検知し、その検
知した状態から撮像素子より得られた信号を補正し、絞
りの機構部で生ずる誤差を補正する手段。を具備する。
【0018】
【作用】本発明によれば、動画撮像時の露光制御では、
絞りを開き気味の位置に維持し、電子シャッタにより露
光制御する。静止画撮像命令がなされた後は、絞りを閉
鎖しつつ、これに連動させて電子シャッタスピードを更
新するので、例え、絞り装置の応答が遅い場合でも、短
い露光時間を得ることが可能となり、高速シャッタで撮
像した静止画が得られる。
【0019】さらに、絞り装置の駆動による露光エラー
が生じても、露光エラーを検出して補正することによ
り、正しい露光量を与えられた静止画を再現でき、良好
なシャッタ撮像が可能となる。
【0020】また、静止画撮像命令がなされた後に、絞
りを一旦開放方向に遷移させる場合には、電子シャッタ
スピードを更新して、絞りの変化による露光量の変動を
抑え、適正露光状態を維持することができるので、静止
画撮像の前の動画出力が乱れることが無く、良好な動画
から静止画への撮影モードの切替えが可能となる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の詳細を、図1〜図15および
表1を用いて各実施例によって説明する。
【0022】〈第1実施例〉まず、本発明の第1実施例
を、図2を用いて説明する。本実施例は、撮像素子の電
子シャッタ機能と絞り装置の絞りとを、それぞれ図2の
(a),図2の(b)に示すように制御することで、図
16の(a),図16の(b)で説明した従来技術のも
つ問題点を解決する。
【0023】図2中で、図16と同一の内容を示すもの
には同一の符号を付し、その説明は省略する。図2中の
c1〜c3およびd1〜d5は、それぞれ各フィールド
を識別するための符号である。
【0024】tc1は1フィールドの時間を、tc2は
フィールドc3における静止画撮像時の露光時間をそれ
ぞれ示す。静止画撮像命令は、図2の(a)のフィール
ドc2と、図2の(b)のフィールドd4においてなさ
れるものとする。また、図2の(b)のフィールドd2
で、静止画撮像準備命令がなされるものとする。また、
図2中でTS1〜TS4で示した期間は、電子シャッタ
で信号電荷が掃き捨てられる期間を示している。
【0025】本実施例の図2の(a)では、絞りを開き
気味にして、電子シャッタ機能により露光制御を行なっ
た絞り値を元に静止画撮像を行なうので、十分な大きさ
の絞りの開口径により露光量を確保でき、静止画撮像時
の露光時間を短くすることが可能となる。
【0026】また、本実施例の図2の(b)では、静止
画撮像を行なうに先立ち、絞りを一旦開放側に遷移させ
る際に、電子シャッタスピードを更新するので、静止画
を撮像する直前まで、適正な露光状態で動画を撮像する
ことができる。さらに、絞りの開口径を十分確保できる
ので、静止画撮像時の露光時間を短くすることが可能と
なる。
【0027】〈第2実施例〉次に、本発明の第2実施例
を、図9および図4を用いて説明する。図9は、家庭用
のビデオカメラ等に用いられる絞り装置の1例であるメ
ータ式の絞り装置において、各絞り値から絞りが閉鎖す
るまでの、絞りの閉鎖特性の1例を示すグラフである。
【0028】図9において、縦軸が開口面積Sを、横軸
が時間tをそれぞれ表わしている。第1実施例に用いた
図2では、絞りの開口面積が直線的に減少して閉鎖に至
るとしていたが、実際の絞りは、図9に示すように、徐
々に加速しながら閉じていくという特性を持っている場
合が多い。
【0029】これは、絞り装置の絞り羽根の部材が移動
する量に比べて、開口面積Sはその2乗に比例する場合
が多いので、閉鎖開始からの時間に従って急速に絞りの
開口面積Sが小さくなるためである。したがって、完全
閉鎖直前になるほど開口面積Sの変化割合は大きくな
り、絞りによる露光量の正確な制御が困難になる。
【0030】図4は、本実施例における静止画撮像時の
露光制御の様子を示した図である。本実施例では第1実
施例に用いた絞りよりも、さらに閉鎖速度が遅い絞りを
用いた場合についての適用例である。図4において、縦
軸は開口面積Sで、横軸は時間tである。41,42,
43は各フィールドを示し、V41およびV42は、そ
れぞれ静止画撮像準備期間と静止画撮像時の露光量を示
している。t41,t42は各種制御処理のタイミング
を示している。TS41〜TS43は、電子シャッタで
撮像素子中の光電変換された信号電荷を掃き捨てる期間
を示している。
【0031】ここで、静止画撮像命令がt41でなされ
ると、フィールド43の始まりのt42で、絞りが閉鎖
動作を開始する。絞りの閉鎖動作中のTS43の期間で
は、静止画撮像準備期間の露光量V41と静止画撮像時
の露光量V42とが一致するように、信号電荷の掃き出
しを行なう。
【0032】上記したように本実施例によれば、絞りの
閉鎖に時間がかかる場合にも、絞りの閉鎖動作開始以降
に電荷の掃き出しを行なうことにより、静止画撮像時の
露光時間を短くすることができる。本実施例の静止画撮
像準備期間では、動画が出力されるので動画撮像を行な
う期間としてもよい。また、静止画撮像準備期間の露光
量V41は、撮像系とは別の測光回路の出力を利用して
求めてもよいし、或るいは、撮像装置の絞りとシャッタ
速度の露光制御状態から計算してもよい。また、静止画
撮像準備期間の露光量V41と静止画撮像時の露光量V
42は同一として図示しているが、この比を、例えばn
倍のように変えるようにしてもよい。
【0033】〈第3実施例〉次に、本発明の第3実施例
を、図3,図4,図6を用いて説明する。図3は、本実
施例および以降の第4,第5実施例に係る撮像装置の構
成図である。
【0034】図3において、1はレンズ、2は絞り、3
は撮像素子、4は動画と静止画を生成するための信号処
理回路、5は絞り駆動回路、6は電子シャッタ制御回
路、7は出力端子、8はレリーズボタン、9はシステム
全体の制御を司るマイクロコンピュータ(以下、マイコ
ンと呼ぶ)である。ここで、マイコン9は、本構成の撮
像装置における制御処理を実行するものである。
【0035】上記の信号処理回路4,絞り駆動回路5,
電子シャッタ制御回路6は、マイコン9から送出される
制御信号である信号利得制御信号102,絞り値制御信
号100,電子シャッタスピード制御信号101によ
り、それぞれ制御される。
【0036】図3において、レンズ1,絞り2を経て撮
像素子3に入射した光は電気信号に変換された後、信号
処理回路4に入力される。信号処理回路4では、入力さ
れた電気信号を放送規格であるNTSC等の映像信号に
変換して出力端子7に出力するとともに、信号量情報1
03をマイコン9に出力する。マイコン9では、この信
号量情報103を元に電子シャッタスピード制御信号1
01,信号利得制御信号102,絞り値制御信号100
を出力し、シャッタスピード,信号利得,絞り値を制御
する。これは、以下の各実施例においても同様である。
【0037】図6は、本実施例における動画撮像時の露
光制御特性を示した図である。同図の縦軸は電子シャッ
タスピードおよび絞り値を、横軸は照度をそれぞれ示し
ている。電子シャッタスピードおよび絞り値は同一方向
をもつ軸であるが、その単位は異なっている。
【0038】図6の制御特性では、被写体の照明条件が
低照度から高照度に変化し入射光量が増加方向の場合に
は、絞り値制御信号100は変わらずに、まず、電子シ
ャッタスピード制御信号101によって電子シャッタの
速度が次第に高速になる。更に光量が増加し電子シャッ
タスピード制御信号101によるシャッタスピード制御
のレンジを超えると、絞り2の絞り値が増加し、絞り2
による露光制御となる。逆に、高照度で絞り2の変化に
よる露光制御を行なっている状態から入射光量が減少す
る場合には、まず絞り2を開放方向に遷移させ、絞り2
が開放になった後に、電子シャッタスピード制御信号1
01により、シャッタスピードを低速とする露光制御を
行なう。
【0039】すなわち、本実施例においては、まず、電
子シャッタにより絞り2を開放する状態にしておくこと
で、静止画撮像の場合のシャッタ時間を短くするととも
に、電子シャッタによるシャッタ時間が極端に短くなら
ないように、絞り2による露光制御をも加えるものであ
る。
【0040】図4は、本実施例における静止画撮像時の
露光制御の様子を示した図である。図中の各符号は第2
実施例で説明したとおりである。ただし、V41は動画
撮像時の露光量を示すものとする。本実施例では、静止
画撮像時(フィールド43)の露光時間が短くなるよう
に、動画撮像時(フィールド41,42)の露光制御は
絞り2を開放して、電子シャッタスピード制御信号10
1によりTSの期間を増減させることで露光制御を行な
っている。但し、適正露光制御を得るにあたって、電子
シャッタスピード制御信号101の制御レンジを超えて
制御量が必要な場合には、絞り2を閉鎖方向に遷移させ
る。
【0041】マイコンのROM内には、絞り2の様々な
絞り値から絞り2が閉鎖するまでの、時間に対する絞り
2の開口面積の推移を示すデータが格納されている。以
後、この時間に対する絞り2の開口面積の推移データ
を、絞り2の閉動作特性データと呼ぶ。
【0042】さて、ここで、レリーズボタン8がフィー
ルド42のt41で押されたことを検出すると、マイコ
ン9は、絞り値制御信号100と電子シャッタスピード
制御信号101の情報から、現在の露光量をまず計算す
る。
【0043】この計算結果と、絞り2の閉動作特性デー
タをROM内に格納しておく等の手段で得られるデータ
などから、静止画撮像時の露光量が動画撮像時の露光量
のn倍となるように、絞り2の閉鎖開始タイミングと、
電子シャッタスピード制御信号101による電荷掃き出
し期間とを計算する。
【0044】なお、以下の実施例ではn=1、つまり静
止画撮像時の露光量が動画撮像時の露光量と同量となる
ように露光制御を行なうものとする。
【0045】マイコン9は、上記計算結果に従い、電子
シャッタスピード制御信号101を用いてフィールド4
2の期間でシャッタスピードを電子シャッタ制御回路6
に設定する。そして、フィールド43に同期して、t4
2でマイコン9は、絞り駆動回路5へ絞り2を閉鎖する
命令(以下、絞り閉鎖命令と呼ぶ)を出力する。この命
令により、絞り2は閉鎖方向に動き始める。フィールド
43では、フィールド42で設定された期間だけ撮像素
子3の絵素から電荷の掃き出しが行なわれて、静止画撮
像の露光時間を調節する。
【0046】その結果、本実施例においては、動画撮像
時の露光量V41と静止画撮像時の露光量V42とが等
しくなる。信号は絞り2の閉鎖後に読み出され、信号処
理回路4を経て、出力される。
【0047】上記したように本実施例によれば、絞り2
を開くために、電子シャッタスピード制御信号101に
より電子シャッタを優先的に使用するように露光制御を
行なうので、静止画撮像時の露光時間を短くすることが
可能となる。その結果、動解像度の低下を抑えた静止画
と動画を、このような簡便な撮像装置で提供することが
できる。また、一旦絞り2を開く動作が不要なため、レ
リーズボタン8を押してから静止画を撮像するまでのタ
イムラグを短くすることができる。
【0048】〈第4実施例〉次に、本発明の第4実施例
を、図3,図7,図8,図10を用いて説明する。撮像
装置の構成は、第3実施例と同様に図3に示すとおりで
ある。
【0049】図7は、本実施例における動画撮像時の露
光制御特性を示した図である。同図において、縦軸は絞
り値を、横軸は電子シャッタスピードをそれぞれ示して
いる。図7の露光制御特性は、照度に応じて絞り値と電
子シャッタスピードを自動的に制御・設定する、いわゆ
るプログラムAE(Auto Exposure )である。
【0050】図7に示した例では、絞り値を開放状態
(Fopenで示す)に固定したまま、電子シャッタに
より露光制御を行ない、電子シャッタスピードがSSa
に達すると絞り値をFaに遷移させる。さらに照度が上
がって電子シャッタスピードがSSbに達すると絞り値
をFbに遷移させる。このように、動画撮像時の露光制
御では電子シャッタを優先的に使用するが、第3実施例
とは異なり、電子シャッタスピード制御信号101の制
御レンジ内であっても絞り値を遷移させる。このような
露光制御を行なうのは、静止画撮像時の露光時間を短く
しすぎないようにするためである。
【0051】仮りに、静止画撮像時の露光時間を短くし
ていくと絞り値の閉鎖寸前まで電荷の掃き出しを行なう
ことになる。そのため、絞り値が有効である露光の期
間、すなわち、電子シャッタの掃き出し終了の時刻から
絞り2の閉鎖時刻までの時間は短くなり、図9に示す絞
り2の閉鎖特性曲線の急峻な部分を使用することにな
る。
【0052】すなわち、絞り2の閉鎖動作開始後、時間
が経過するに従って絞り2の開口面積が小さくなってく
るが、前述したように、絞り開口部の面積は小さくなる
につれ加速度的に急峻に減少するので、絞り2の閉動作
のわずかな応答の遅れなどが露光量の誤差に大きく影響
を及ぼす。このため、照度が高い場合ほど、シャッタ時
間が短い場合ほど、絞り2の閉動作の時間的なずれや、
絞り2の閉動作の動作速度のバラツキ等の影響を受けや
すくなる。
【0053】この状態を、図10に示す。同図におい
て、10aは正常な閉鎖動作の軌跡を示しているが、1
0dに示すように閉鎖動作に遅延があった場合には、1
0bに示すように露光過大となり、姿勢差等による絞り
の摩擦の変化により、10cに示すように早く閉鎖する
場合には露光過小となる。これらのバラツキは、その発
生を予測することが困難である。
【0054】したがって、静止画撮像時の露光時間は、
絞り2の閉鎖動作による誤差が少なく、かつ十分な高速
シャッタとなって適当な露光時間が得られるように、絞
り値制御信号100と電子シャッタスピード制御信号1
01とによる露光制御を行なう必要がある。
【0055】図8は、本実施例の静止画撮像時の露光制
御の様子を示す図である。本実施例では、第2実施例に
用いた絞りと同様の絞りを用いて、動画撮像時には絞り
2と電子シャッタとで露光制御を行なうようにしてい
る。
【0056】図8において、縦軸は開口面積Sで、横軸
は時間tである。81,82,83fは各フィールドを
示し、V81,V82はそれぞれ動画撮像時と静止画撮
像時の露光量を示す。t81,t82は各種制御処理の
タイミングを示す。TS81〜TS83は電子シャッタ
で信号電荷を掃き捨てる期間を示している。本実施例で
は、静止画撮像時(フィールド83)の露光時間が短く
なるように、動画撮像時(フィールド81,82)の露
光制御は、照度に応じて、電子シャッタスピードと絞り
値の組合せを図7で示すように行なっている。
【0057】ここで、マイコン9は、レリーズボタン8
がフィールド82のt81で押されたことを検出する
と、絞り制御信号100と電子シャッタスピード制御信
号101とから現在の露光量をまず計算し、その計算結
果と、絞り2の閉動作特性データをROM内に格納して
おく等の手段で得られるデータなどから、静止画撮像時
の露光量が動画撮像時の露光量と等しくなるように、絞
り2の閉鎖開始タイミングと、電子シャッタスピード制
御信号101による電荷の掃き出し終了のタイミングと
を計算する。
【0058】マイコン9は、上記計算結果の電子シャッ
タスピードを、電子シャッタスピード制御信号101に
よりフィールド82のタイミングで電子シャッタ制御回
路6に設定する。そして、フィールド83の始まりのタ
イミングであるt82で、マイコン9は絞り駆動回路5
へ絞り閉鎖命令を出力する。この命令により、絞り2は
動画撮像時と同じ絞り値から、閉鎖方向へ動き始める。
フィールド83では、フィールド82で設定された期間
だけ電荷の掃き出しが行なわれて、静止画撮像時の露光
時間を調整する。その結果、本実施例においては、動画
撮像時の露光量V81と静止画撮像時の露光量V82と
が等しくなる。信号は絞り2の閉鎖後に読み出され、信
号処理回路4を経て、出力される。
【0059】上記したように本実施例によれば、動画撮
像時には、照度が高くなるにつれて絞り2を閉鎖方向に
遷移させつつ、電子シャッタスピード制御信号101で
露光制御するので、静止画撮像時の露光時間を短くする
ことができ、かつ露光量の誤差を少なくすることができ
る。
【0060】〈第5実施例〉次に、本発明の第5実施例
を、図3,図5を用いて説明する。撮像装置の構成は、
第3,第4実施例と同様に図3に示すとおりである。
【0061】図5は、本実施例における露光制御の様子
を示した図である。縦軸は開口面積Sで、横軸は時間t
である。51〜56は各フィールドを示し、V51,V
52はそれぞれ動画撮像時と静止画撮像時の露光量を示
す。t51,t52,t53は各種制御処理のタイミン
グを示す。TS53〜TS56は電子シャッタで信号電
荷が掃き捨てられる期間を示している。フィールド5
1,52は動画撮像期間、フィールド53〜55は静止
画撮像準備期間である。ただし、この静止画撮像準備期
間も動画撮像を続ける。フィールド56は静止画撮像期
間である。動画撮像時は、露光時間がフィールド周期と
なるように電荷の掃き出しパルスを出力し、絞り2で光
量を制限している。本実施例では、第2実施例で用いた
絞りと同様の絞りを用いている。
【0062】前記した第3実施例では、静止画撮像時の
露光時間を短くすることを目的として、動画撮像時の露
光制御では、絞り2を開放近傍に維持し、電子シャッタ
を優先的に動作させていた。しかし、このような露光制
御方法では、下記のような点で不利である。 .絞りを開放近傍で使用するため、被写界深度を深く
とることができない。 .電子シャッタを優先的に使用した露光制御を行なう
ため、蛍光灯下では映像信号のフィールド周波数と電源
周波数との違いによるフリッカが発生し、特に高速な電
子シャッタを使用する場合にはフリッカが激しくなるの
で、動画の撮影には不利である。
【0063】そこで、本実施例では上記の問題点を解決
するために、動画撮像時の露光制御は、電子シャッタス
ピードを低速に維持しつつ、絞り2を優先的に動作させ
る。これにより、家庭用のビデオカメラと同様の動画撮
像が可能となる。
【0064】次に、静止画撮像時の露光制御について説
明する。動画撮像中にレリーズボタン8が図5のt51
で押されたことを検出すると、マイコン9は、絞り値制
御信号100と電子シャッタスピード制御信号101と
から、現在の露光量をまず計算する。続いて、マイコン
9は、現在の絞り値から、絞り2を開放させるまでの時
間と、絞り2の遷移量とを計算により求める。そして、
マイコン9は、計算により求められた上記露光量と次の
フィールド53での絞り2の遷移量などから、フィール
ド53の電子シャッタスピードを求め、計算結果の電子
シャッタスピードを、電子シャッタスピード制御信号1
01によりフィールド52のタイミングで、電子シャッ
タ制御回路6に設定する。
【0065】フィールド53,54では、フィールド5
2の場合と同様に、その当該フィールド露光量と絞り2
の遷移量とから次のフィールドでの電子シャッタスピー
ドを計算し、電子シャッタ制御回路6に設定する。絞り
2は、フィールド53,54,55の3フィールド期間
をかけて徐々に開放側に遷移させる。マイコン9は、t
52において絞り2が開放となったことを検出すると、
現在の絞り値制御信号100と電子シャッタスピード制
御信号101とから現在の露光量をまず計算し、その計
算結果と、絞り2の閉動作特性データをROM内に格納
しておく等の手段で得られるデータなどから、静止画撮
像時の露光量が動画撮像時の露光量と等しくなるよう
に、絞り2の閉鎖開始タイミングと、電子シャッタスピ
ード制御信号101による電荷の掃き出し終了タイミン
グとを計算する。
【0066】マイコン9は、電子シャッタスピード制御
信号101により、フィールド55のタイミングで上記
計算結果を電子シャッタ制御回路6に設定する。そし
て、フィールド56の始まりのt53で、マイコン9は
絞り駆動回路5へ絞り閉鎖命令を出力し、絞り2は閉鎖
方向に動き始める。フィールド56では、フィールド5
5で設定された期間だけ信号電荷の掃き出しを行なっ
て、露光時間を調整する。その結果、本実施例において
は、動画撮像時の露光量V51と静止画撮像時の露光量
V52とが等しくなる。信号は絞り閉鎖後に読み出さ
れ、信号処理回路4を経て、出力される。
【0067】上記したように本実施例によれば、静止画
撮像命令がなされた後は、絞り2を一旦開放側へ遷移さ
せると同時に、動画撮像時と同等の露光量となるように
電子シャッタスピード制御するので、絞り2を開放側へ
遷移させる間においても適正な露光状態を維持すること
が可能となる。また、静止画撮像命令がなされた後に、
絞り2を開くように遷移させ、この後静止画撮像を行な
うので、静止画撮像時の露光時間の短縮化と、動画撮像
時の絞り2を優先的に動作させる露光制御とを両立する
ことが可能となる。
【0068】続いて、本第5実施例の変形例を説明す
る。上記した第5実施例においては、t51でレリーズ
ボタン8が押されると、マイコン9はこれを静止画撮像
命令と認識し、絞り2が開放となった後に自動的に静止
画撮像を行なっていたが、これを静止画撮像準備命令と
して認識するようにしてもよい。その場合には、上記し
た第5実施例と同様にして、一旦絞り2を開放側に遷移
させるととともに電子シャッタスピードを更新し、絞り
2が開放または開放近傍になったところで、静止画撮像
命令を待つようにする。この時、発光ダイオードや液晶
等の表示素子を用いて、撮影者に対して静止画撮像準備
が整ったことを示すようにしても良い。静止画撮像命令
を待って、絞り2を開放または開放近傍に維持しつつ、
電子シャッタにより露光制御を行なう状態は、第3実施
例と等価な状態である。以後、再びレリーズボタン8が
押されると、静止画撮像命令がなされたものとして、第
3実施例と同様に静止画撮像を行なう。
【0069】本第5実施例の変形例では、レリーズボタ
ン8で静止画撮像準備命令と静止画撮像命令とを与えた
が、これを外部から撮像装置に命令を与える複数のボタ
ンあるいは装置としても、あるいは撮像装置に設けた静
止画撮像準備命令用のボタンとレリーズボタン8として
も良い。また、静止画撮像準備命令を与えるボタンない
し装置は、トグル動作させることで、動画撮像時の露光
制御方法を、電子シャッタスピードを低速に維持しつ
つ、絞り2を優先的に動作させて露出制御を行なうか、
絞り2を開放近傍で使用し、電子シャッタを優先的に動
作させて露出制御を行なうかの、選択スイッチ手段とし
て使用することも可能である。
【0070】上記したように本第5実施例の変形例によ
れば、静止画撮像準備命令がなされた後に、一旦絞り2
を開放側に遷移させるとともに電子シャッタスピードを
更新し、静止画撮像命令がなされた時に、絞り2を閉鎖
させるとともに電子シャッタスピードを更新するので、
静止画撮像時の露光時間の短縮化と、動画撮像時の絞り
2を優先的に動作させる露光制御とを両立することが可
能となり、その結果、簡便な露光システムで動画と静止
画とを提供することができる。
【0071】〈第6実施例〉次に、本発明の第6実施例
を説明する。電荷の蓄積と読み出しを同時に行なうCC
Dを用いた撮像装置においては、走査期間に電荷の掃き
出しを行なった場合、映像信号に影響が及ぶため、帰線
期間内のみで電荷の掃き出しを行なうのが一般的な方法
である。これは帰線期間以外、すなわち、画像がモニタ
上に表示される期間に電荷の掃き出しを行なうと、その
掃き出し用パルスの影響がモニタ上にも現れやすく、画
質を損なうためである。
【0072】したがって、前述した各実施例において
も、特に説明はしていないが、電荷の掃き出しは帰線期
間内でのそれを念頭において説明していた。しかし、こ
のような弊害が無ければどのタイミングで掃き出しを行
なってもよく、例えば、静止画撮像時の画像の読み出し
と電荷の掃き出しとはタイミングが全く異なるため、静
止画撮像時の電荷の掃き出しは、帰線期間ないし走査期
間で行なってよいことは明らかである。これにより、静
止画撮像時の露光時間を細かく調節することができる。
【0073】これは、撮像素子としてインターライン形
CCDを用いた場合、動画時の電子シャッタ動作は、シ
ャッタのオープン動作である開成動作を、オーバーフロ
ードレインを用いて電荷の掃き出しを水平帰線期間内に
行ない、シャッタのクローズ動作である閉成動作を、画
像出力が生じない垂直帰線期間内で絵素から垂直CCD
へ電荷を転送する転送ゲートを用いて行なうことによ
り、細かくシャッタ時間を調整する。一方、静止画撮像
時の電子シャッタ動作は、任意のタイミングでオーバー
フロードレインを用いて開成動作を行ない、絞りの閉鎖
により閉成動作を行なうことにより、細かくシャッタ時
間を調整する。これによって、動画,静止画のいずれの
場合も、精密なシャッタ時間制御が可能となる。もちろ
ん、絞りシャッタの閉鎖タイミングを調整しても、同じ
効果が得られることはいうまでもない。
【0074】〈第7実施例〉次に、本発明の第7実施例
を、図1,図10,図11を用いて説明する。図1は本
実施例に係る撮像装置の構成図であり、同図において図
3と均等なものには同一符号を付し、その説明は重複を
避けるため省略する。なお、図1の構成は、前記第3,
第4,第5実施例以外の各実施例に用いられ、場合によ
っては第3,第4,第5実施例にも適用可能である。
【0075】図1において、51は絞り2の変化を検出
する絞り検出回路、104は絞り検出回路51からの絞
り検出信号であり、マイコン9に入力される。
【0076】絞りの閉鎖動作中は、先に図10で説明し
たように、種々の要因によりその閉鎖動作に予測困難な
バラツキが生じ、それが露光エラーとなる。しかし、こ
のバラツキもバラツキの状態、すなわち、絞りの閉鎖途
中の状態が判れば、これを元に補正することが可能とな
り、正しく露光(撮像)された静止画を再現できる。
【0077】図11は、図10と同様に、絞りの閉鎖動
作を表わしており、e0〜e3はそれぞれのフィールド
を示し、10eは絞り閉鎖開始のトリガーを表わす絞り
閉鎖信号出力タイミングを示し、V11は、絞り閉鎖信
号出力タイミング10eから絞り閉鎖までの絞り開口面
積の時間積分である露光量を示している。いま簡単のた
めに、露光量として絞り閉鎖開始から閉鎖までを全て使
用する場合について説明する。
【0078】さて、絞りの閉鎖動作のバラツキにより露
光量V11の量がばらつくが、この量自体がそのまま画
像信号のレベルに反映されるので、この露光量V11を
検出して静止画撮像信号を補正する。図12は、この補
正の処理の1例を示すフローチャートである。同図のス
テップ12aは、絞り閉鎖信号出力タイミング10eで
絞り閉鎖を開始した直後から、絞り検出回路51により
露光量V11の計測を開始する処理を示す。ステップ1
2bでは、絞り2の閉鎖が終了するまで絞り2の露光量
を計測する。絞り閉鎖終了後、ステップ12cにおい
て、測定した露光量V11から露光バラツキを求め、そ
れにより撮像した画像信号のレベルを補正する。
【0079】以上が露光補正の基本的な処理であるが、
それぞれの処理を実現する手段には種々の方法がある。
【0080】絞り検出回路51としては、絞り値を検出
する手段からの絞り値により開口面積を算出し、絞り閉
鎖途中の開口面積を積分することによって露光量V11
を求めることができるが、さらに詳しくこれらの手段に
ついてを、以下の第8,第9,第10実施例で説明す
る。
【0081】〈第8実施例〉本発明の第8実施例とし
て、露光量V11の検出手段について図13を用いて説
明する。図13は、図11と同様に絞りの閉鎖動作を表
わし、図11と同じ意味をもつものには同一符号を付し
てある。同図に示すように、フィールドe1で絞りが閉
鎖するものとする。
【0082】露光量V11の検出の1方法としては、図
13のフィールドe1を、E11〜E14で示すタイミ
ングでいくつかの期間に分け、それぞれのタイミングで
絞りの開口面積を求め、各開口面積の総和をとることで
露光量V11を求めることができる。
【0083】また、絞りの閉鎖特性は、閉鎖タイミング
の位置の違いによるだけで、閉鎖の特性曲線自体は時間
方向に延びただけの場合が多いので、13aで示す閉鎖
タイミングを検出し、露光量V11を推定してもよい。
このような場合には、閉鎖タイミング13aがマイコン
9に格納されている閉動作特性データの値よりどの程
度、例えばa%変化したのを検出したとすると、この変
化量だけ時間軸方向に露光量V11の図形が延びただけ
であるので、露光量V11を示す面積がa%変化したこ
とになり、閉鎖タイミング13aの変化量と露光量V1
1の変化量とが対応することになる。そのため、この場
合には、検出した閉鎖タイミング13aの変化の割合だ
け撮像信号を補正すればよいことが判る。
【0084】また、特定のタイミングの絞り値から、例
えばE14のタイミングの絞り値(絞り開口面積S1
3)を検出し、閉鎖タイミング13a、および露光量V
11を推定してもよい。
【0085】絞り値の検出手段としては、例えば先にも
述べたようにメータ式の絞り駆動機構を採用している場
合には、メータに磁気抵抗素子等を装着し、その出力に
よって絞り駆動量を検出し、この絞り検出値を元に、上
記の方法で露光量V11を求めることができる。
【0086】〈第9実施例〉次に、本発明の第9実施例
として、露光量V11を求めた後の信号の補正方法の1
例についてを、図1を用いて説明する。
【0087】本実施例は、信号利得制御信号102を用
いて信号の補正を行なうものであり、まずマイコン9
で、露光量V11のバラツキが正および負の方向に現れ
ても吸収できるように過度な信号利得を設定しておく。
次に、静止画撮像を行なって、露光量V11をマイコン
9で検出する。その後、検出した結果が、通常の露光量
からどの程度の変動であるかを算出し、マイコン9によ
り、その変動を修正するように信号利得制御信号102
で利得を可変する。可変後、撮像素子3から撮像信号を
読み出せば、出力端子7に正しく露光された静止画信号
が得られる。
【0088】すなわち、露光量V11が過大であれば利
得を減少させ、露光量V11が過小であれば利得を増大
させて、露光量のバラツキの補正を行なう。
【0089】〈第10実施例〉次に、本発明の第10実
施例を、図14および表1を用いて説明する。本実施例
は、上記した以外の他の露光量の場合の補正方法の1例
である。図14は、図11と同じく絞りの閉鎖動作を表
わし、図11と同じ意味をもつものには同一符号を付し
てある。図11と異なるのは、必要とする露光量が図1
1の場合よりも少ない場合、すなわち、絞り2の閉鎖を
開始した後、撮像素子3の絵素の電荷の掃き出しを行な
う場合の例についてを示している。
【0090】図14において、V141はある被写体を
撮影する場合の動画撮像時の露光量、VXは同被写体に
おいて静止画撮像のための露光量で、この場合、動画撮
像と同じ露光量が得られる適正な露光量とする。TS1
41,TS142は、それぞれ動画を撮像している場合
の撮像素子の電荷掃き出し期間(時間)と、静止画撮像
している場合の撮像素子の電荷掃き出し期間(時間)で
ある。SVは動画撮像している場合の絞り2の開口面積
であり、例えば図7で示したFaで動作しているものと
する。
【0091】図4に示すように、絞りの閉鎖途中まで電
荷の掃き出しを行なう場合には、図11で示した簡便な
補正方法では補正の精度を保てない場合がある。そこ
で、絞り2の閉動作特性データをさらに詳細に補正し、
補正を行なう方法をとる。表1に閉動作特性データの1
例を示す。
【0092】
【表1】
【0093】表1において、絞り値と露光量とをパラメ
ータとした場合の、撮像素子の電荷掃き出し時間TS
と、図14のSCで表わしている絞り閉鎖タイミングま
での絞り閉鎖時間SCと、補正量Eとのデータ例によっ
て、絞りの閉鎖動作における露光量の特性を表わしてい
る。補正量Eは、絞り閉鎖時間が変化した場合の露光量
の変化を示す量であり、これを元に露光量の補正を行な
う。これらのデータ列は、あらかじめ特定の被写体等に
よって測定し、作成しておく。
【0094】マイコン9による制御は、まず動画撮像で
の絞り値(ここではSV2とする)と露光量とを元に、
静止画撮像での露光量(ここではVX22とする)を決
定し、この値から掃き出し時間がTS22と求まり、ま
た、絞り閉鎖時間がSC22と求まり、撮像素子の駆動
条件が決定できる。この条件に従って、静止画撮像のた
めの、絞りの閉鎖動作や撮像素子の電荷掃き出し動作等
の駆動制御を行なう。
【0095】同時に、前述したような方法で、絞りの閉
鎖タイミング(図13の13a)を推定し、絞り閉鎖時
間を検出する。この検出結果と絞り閉鎖時間SC22と
の変化を求め、これと補正量E22から実際の補正量を
算出する。補正を線形近似とする場合、データ列の作成
の際に、補正量は絞り閉鎖時間の単位時間の変化に対す
る露光量の変化割合として定義し作成しておけば、絞り
閉鎖時間の変化量と補正量の積で静止画の補正割合が得
られるので、これを元に上述したような手法で露光量の
補正を行なうことになる。
【0096】〈第11実施例〉次に、本発明の第11実
施例を、図15を用いて説明する。本実施例は、先に図
7を用いて説明した第4実施例と同様なプログラムAE
における別の実施例である。図15は、動画撮像時の露
光制御特性を示しており、縦軸は絞り値を、横軸は電子
シャッタスピードをそれぞれ示し、照度に応じて、絞り
値と電子シャッタスピードとを制御・設定する。
【0097】第4実施例では、シャッタスピードを余り
高くならないようにしていたが、それでも高照度ではシ
ャッタスピードが段々とあがっていき、露光精度が得に
くくなることがある。
【0098】また、絞りは絞り径が小さい位置から閉鎖
動作を開始すると絞り閉鎖時間は短くなり、電荷の掃き
出し期間を長くせずとも静止画のシャッタスピードは上
がってくる。そのため、静止画撮像のエラーが限度以内
で、かつ必要なシャッタスピードが得られるような静止
画撮像のシャッタスピード範囲が、各絞り値に対して存
在する。そのような各絞り値に対する動画撮像の特性の
1例を示したのが図15である。
【0099】すなわち、絞り値がある程度大きくなると
絞りの閉鎖時間だけでも最低のシャッタスピードを確保
でき、また、高速側は絞りの開口径の小さい部分を使用
するためシャッタスピードの上昇が困難となり、このよ
うな特性例となる。
【0100】もちろん、この最適な条件に設定されたプ
ログラム線図を設計するためには、絞りの閉鎖動作特性
等の各部の設計事項が決まった後、最終的に決定される
ものであることはいうまでもない。
【0101】以上、本発明を各実施例によって説明した
が、当業者には、本発明の精神を逸脱しない範囲で種々
の変形が可能であることはいうまでもない。例えば、露
光量の補正は信号処理回路の利得の制御によって行なう
としたが、一旦メモリ等に記録し、その後補正をしても
よい。
【0102】また、絞りの閉鎖開始タイミングは図上で
垂直同期信号期間あたりとしているが、絞りの閉鎖開始
タイミングは、撮像素子の電子シャッタとしての電荷の
掃き出しが無い場合の、信号が絵素から読み出された直
後のタイミングとしてもよい。インターラインCCDの
例では、垂直CCDへの転送直後に絞りの閉鎖を開始す
る。
【0103】また、詳細な説明中の記述では、絞りの状
態を表わすために絞りの開口面積を元にと説明したが、
これは動作の説明の都合上判りやすい量として選んだも
のであり、露光量との対応さえとっておけば、絞り値自
体を用いても制御を実行するのに何ら問題はない。
【0104】なおまた、本発明の各実施例を適宜組合せ
て実施可能なことは当然である。
【0105】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、汎用のビ
デオカメラで使用される絞りを用いて、動画撮像と静止
画撮像とを両立させた撮像装置を小型で安価に実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施例に適用することが可能な撮像
装置の構成図である。
【図2】本発明の第1実施例による動画撮像時および静
止画撮像時の露光制御の様子を示す説明図である。
【図3】本発明の第3,第4,第5実施例に係る撮像装
置の構成図である。
【図4】本発明の第2,第3実施例による動画撮像時
(または静止画撮像準備期間)および静止画撮像時の露
光制御の様子を示す説明図である。
【図5】本発明の第5実施例による動画撮像時および静
止画撮像時の露光制御の様子を示す説明図である。
【図6】本発明の第3実施例による動画撮像時の露光制
御の様子を示す説明図である。
【図7】本発明の第4実施例による動画撮像時の露光制
御の様子を示す説明図である。
【図8】本発明の第4実施例による動画撮像時及び静止
画撮像時の露光制御の様子を示す説明図である。
【図9】本発明の第2実施例による絞りの閉鎖動作特性
を示す説明図である。
【図10】絞りの閉鎖動作のバラツキを示す説明図であ
る。
【図11】本発明の第7実施例による絞りの閉鎖動作特
性を示す説明図である。
【図12】本発明の第7実施例における露光補正処理を
説明するためのフローチャート図である。
【図13】本発明の第8実施例による露光量の検出手法
を説明するための説明図である。
【図14】本発明の第10実施例による動画撮像時及び
静止画撮像時の露光制御の様子を示す説明図である。
【図15】本発明の第11実施例によるプログラム線図
を示す説明図である。
【図16】従来手法による動画撮像時及び静止画撮像時
の露光制御の様子を示す説明図である。
【符号の説明】
1 レンズ 2 絞り 3 撮像素子 4 信号処理回路 5 絞り駆動回路 6 電子シャッタ制御回路 7 出力端子 8 レリーズボタン 9 マイコン(マイクロコンピュータ) 51 絞り検出回路 100 絞り制御信号 101 電子シャッタスピード制御信号 102 信号利得制御信号 103 信号量情報 104 絞り検出信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 直樹 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所AV機器事業部内 (72)発明者 井浦 則行 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所AV機器事業部内 (72)発明者 倉重 知行 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 今出 宅哉 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射した光学像を光電変換する撮像素子
    と、該撮像素子における光電変換電荷を掃き出すことに
    よりこの電荷の蓄積時間を制御する電子シャッタ制御手
    段と、前記撮像素子への入射光量を制限する絞りとを具
    備し、 前記絞りを閉鎖することによる静止画撮像が可能な撮像
    装置において、 前記絞りの閉鎖途中の状態を検出する絞り検出手段と、
    該絞り検出手段の検出信号により前記静止画撮像の静止
    画のレベルを補正する補正手段とを備え、 前記絞りの閉鎖後に前記補正手段により静止画を補正す
    ることを特徴とする撮像装置の露光制御方法。
  2. 【請求項2】 入射した光学像を光電変換する撮像素子
    と、該撮像素子における光電変換電荷を掃き出すことに
    よりこの電荷の蓄積時間を制御する電子シャッタ制御手
    段と、前記撮像素子への入射光量を制限する絞りとを具
    備し、 前記絞りと電子シャッタによる露光制御を行ないつつ、
    動画を得る動画撮像と前記絞りを閉鎖することによる静
    止画撮像とが可能な撮像装置において、 前記絞りの閉鎖途中の状態を検出する絞り検出手段と、
    該絞り検出手段の検出信号により前記静止画撮像の静止
    画のレベルを補正する補正手段とを備え、 静止画撮像時は、動画撮像時の絞り値から前記絞りの閉
    鎖を開始するとともに、前記絞りの閉鎖後に前記補正手
    段により静止画を補正することを特徴とする撮像装置の
    露光制御方法。
  3. 【請求項3】 入射した光学像を光電変換する撮像素子
    と、該撮像素子における光電変換電荷を掃き出すことに
    よりこの電荷の蓄積時間を制御する電子シャッタ制御手
    段と、前記撮像素子への入射光量を制限する絞りとを具
    備し、 動画撮像と前記絞りを閉鎖することによる静止画撮像と
    が可能な撮像装置において、 前記絞りの閉鎖途中の状態を検出する絞り検出手段と、
    該絞り検出手段の検出信号により前記静止画撮像の静止
    画のレベルを補正する補正手段とを備え、 前記絞りと電子シャッタにより、入射光量増加方向で
    は、前記電子シャッタを優先的に使用して前記絞りは副
    次的に用いる露光制御を行ない、入射光量減少方向で
    は、前記絞りを優先的に使用して前記電子シャッタを副
    次的に用いる露光制御を行ない、また、前記絞りの閉鎖
    後に前記補正手段により静止画を補正することを特徴と
    する撮像装置の露光制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載において、 静止画撮像時の前記絞りの閉鎖に連動して、電子シャッ
    タスピードを更新することを特徴とする撮像装置の露光
    制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項1または2または3記載におい
    て、 前記絞りの閉鎖動作の開始以降に、前記電荷の掃き出し
    を行なうことを特徴とする撮像装置の露光制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項1または2または3記載におい
    て、 静止画撮像前の最後の前記撮像素子の絵素からの電荷読
    み出しに連動して、前記絞りの閉鎖を行なうことを特徴
    とする撮像装置の露光制御方法。
  7. 【請求項7】 入射した光学像を光電変換する撮像素子
    と、該撮像素子における光電変換電荷を掃き出すことに
    よりこの電荷の蓄積時間を制御する電子シャッタ制御手
    段と、前記撮像素子への入射光量を制限する絞りとを具
    備し、 動画撮像と前記絞りを閉鎖することによる静止画撮像と
    が可能な撮像装置において、 静止画撮像を行なうに先立ち、前記絞りを一旦開放側へ
    遷移させるとともに、電子シャッタスピードを変更する
    ことを特徴とする撮像装置の露光制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載において、 静止画撮像準備命令入力手段と、静止画撮像命令入力手
    段とを備え、 静止画撮像準備命令がなされた時に、前記絞りを一旦開
    放側へ遷移させるとともに電子シャッタスピードを変更
    し、静止画撮像命令がなされた時に、前記絞りを閉鎖さ
    せるとともに電子シャッタスピードを変更することを特
    徴とする撮像装置の露光制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至7の何れか1つに記載にお
    いて、 動画撮像時の前記電荷の掃き出しは、帰線期間内で行な
    い、静止画撮像時の少なくとも最後の前記電荷の掃き出
    しは、帰線期間もしくは走査期間において行なうことを
    特徴とする撮像装置の露光制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100337471C (zh) * 2005-10-21 2007-09-12 北京中星微电子有限公司 一种行曝光模式下闪烁的简单判断和消除方法
JP2008271412A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法及びプログラム及び記憶媒体
JP2010002900A (ja) * 2008-05-21 2010-01-07 Panasonic Corp カメラ本体及び撮像装置

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