JPH0865476A - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents
画像処理装置およびその方法Info
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- JPH0865476A JPH0865476A JP6199828A JP19982894A JPH0865476A JP H0865476 A JPH0865476 A JP H0865476A JP 6199828 A JP6199828 A JP 6199828A JP 19982894 A JP19982894 A JP 19982894A JP H0865476 A JPH0865476 A JP H0865476A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 記憶手段の空き容量に応じて、できるだけ階
調性を低下させずに多数の画像を記憶することができる
画像処理装置およびその方法を提供する。 【構成】 メモリ残量検知部105は、記憶装置104にアク
セスしてその空き容量を検知して、その検知結果と、CP
U107から送られてきた記憶させる画像データのデータサ
イズとを比較して、空き容量よりデータサイズが大きい
ときは、S/P102の出力を選択させる信号をセレクタ103
へ出力するので、二値化された画像データが記憶装置10
4に記憶される。また、空き容量よりデータサイズが小
さいときは、画像バス106を選択する信号をセレクタ103
へ出力するので、画像データがそのまま記憶装置104へ
記憶される。
調性を低下させずに多数の画像を記憶することができる
画像処理装置およびその方法を提供する。 【構成】 メモリ残量検知部105は、記憶装置104にアク
セスしてその空き容量を検知して、その検知結果と、CP
U107から送られてきた記憶させる画像データのデータサ
イズとを比較して、空き容量よりデータサイズが大きい
ときは、S/P102の出力を選択させる信号をセレクタ103
へ出力するので、二値化された画像データが記憶装置10
4に記憶される。また、空き容量よりデータサイズが小
さいときは、画像バス106を選択する信号をセレクタ103
へ出力するので、画像データがそのまま記憶装置104へ
記憶される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置およびその
方法に関し、例えば、イメージスキャナなどの画像入力
装置によって入力した画像を記憶する画像処理装置およ
びその方法に関するものである。
方法に関し、例えば、イメージスキャナなどの画像入力
装置によって入力した画像を記憶する画像処理装置およ
びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多階調の画像データは例えばA4,400dpi,
256階調で16Mバイトにもなるが、半導体メモリ,ハード
ディスクや光磁気ディスクなどの記憶手段の普及にとも
なって、これらデータサイズの大きな画像データを記憶
することが、低コストでできるようになった。
256階調で16Mバイトにもなるが、半導体メモリ,ハード
ディスクや光磁気ディスクなどの記憶手段の普及にとも
なって、これらデータサイズの大きな画像データを記憶
することが、低コストでできるようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいては、次のような問題点があった。
おいては、次のような問題点があった。
【0004】すなわち、記憶させようとする画像データ
のサイズより記憶手段の空き容量が小さい場合、その画
像データの一部を記憶させるか、あるいは記憶しないか
のどちらかになる。例えば、複数の原稿画像をイメージ
スキャナで読取って、その画像データを連続して記憶手
段に記憶させて場合など、その途中で空き容量が不足し
た場合、多値画像で記憶させるのをあきらめて二値画像
で記憶させるにしても、最初の原稿から再び読込んで二
値画像として記憶させるか、あるいは、既に記憶された
画像を読出して二値化して空き容量を増加させた後、残
りの画像を二値化して記憶させるかの何れかの処理が必
要になり、オペレータにとって使い勝手のよいものであ
るとはいえない。
のサイズより記憶手段の空き容量が小さい場合、その画
像データの一部を記憶させるか、あるいは記憶しないか
のどちらかになる。例えば、複数の原稿画像をイメージ
スキャナで読取って、その画像データを連続して記憶手
段に記憶させて場合など、その途中で空き容量が不足し
た場合、多値画像で記憶させるのをあきらめて二値画像
で記憶させるにしても、最初の原稿から再び読込んで二
値画像として記憶させるか、あるいは、既に記憶された
画像を読出して二値化して空き容量を増加させた後、残
りの画像を二値化して記憶させるかの何れかの処理が必
要になり、オペレータにとって使い勝手のよいものであ
るとはいえない。
【0005】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、記憶手段の空き容量に応じて、できるだけ階
調性を低下させずに多数の画像を記憶することができる
画像処理装置およびその方法を提供することを目的とす
る。
のであり、記憶手段の空き容量に応じて、できるだけ階
調性を低下させずに多数の画像を記憶することができる
画像処理装置およびその方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】および
【作用】本発明は、前記の目的を達成する一手段とし
て、以下の構成を備える。
て、以下の構成を備える。
【0007】本発明にかかる画像処理装置は、画像デー
タのビット数を減縮する減縮手段と、画像データを記憶
する記憶手段と、前記記憶手段へ画像データを記憶する
動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前
記記憶手段の空き容量と記憶させようとする画像データ
のデータサイズとに応じて、該画像データをそのまま記
憶手段に記憶させるか、前記減縮手段よって該画像デー
タのビット数を減じた後前記記憶手段に記憶させること
を特徴とする。
タのビット数を減縮する減縮手段と、画像データを記憶
する記憶手段と、前記記憶手段へ画像データを記憶する
動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前
記記憶手段の空き容量と記憶させようとする画像データ
のデータサイズとに応じて、該画像データをそのまま記
憶手段に記憶させるか、前記減縮手段よって該画像デー
タのビット数を減じた後前記記憶手段に記憶させること
を特徴とする。
【0008】また、本発明にかかる画像処理方法は、記
憶手段の空き容量を検出する第一の検出ステップと、記
憶させようとする画像データのデータサイズを検出する
第二の検出ステップと、検出した前記空き容量と前記デ
ータサイズとを比較する比較ステップと、前記比較ステ
ップの比較結果に応じて、前記画像データをそのまま前
記記憶手段に記憶させるか、減縮手段よってそのビット
数を減じた画像データを前記記憶手段に記憶させる記憶
ステップとを有することを特徴とする。
憶手段の空き容量を検出する第一の検出ステップと、記
憶させようとする画像データのデータサイズを検出する
第二の検出ステップと、検出した前記空き容量と前記デ
ータサイズとを比較する比較ステップと、前記比較ステ
ップの比較結果に応じて、前記画像データをそのまま前
記記憶手段に記憶させるか、減縮手段よってそのビット
数を減じた画像データを前記記憶手段に記憶させる記憶
ステップとを有することを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、本発明にかかる一実施例の画像処理装
置を図面を参照して詳細に説明する。
置を図面を参照して詳細に説明する。
【0010】図1は本発明にかかる一実施例の画像処理
装置の構成例を示すブロック図である。
装置の構成例を示すブロック図である。
【0011】同図において、107はCPUで、例えばワンチ
ップマイクロコンピュータなどによって構成され、内蔵
するROMなどに格納されたプログラムに従って、不図示
のCPUバスを介して本実施例全体の制御を実行する。108
は操作部で、LCDなどの表示部とキーボードやタッチパ
ネルからなる指示入力部とを備え、オペレータの指示を
CPU107へ伝え、CPU107からの情報を表示する。
ップマイクロコンピュータなどによって構成され、内蔵
するROMなどに格納されたプログラムに従って、不図示
のCPUバスを介して本実施例全体の制御を実行する。108
は操作部で、LCDなどの表示部とキーボードやタッチパ
ネルからなる指示入力部とを備え、オペレータの指示を
CPU107へ伝え、CPU107からの情報を表示する。
【0012】109は画像メモリで、図示しないイメージ
スキャナで読取った原稿の画像データなどを一時的に格
納するためのものである。101は二値化回路で、入力さ
れた8ビットの画像データを、単純二値化またはディザ
法や誤差拡散法などの疑似中間調二値化する。なお、二
値化方法は、オペレータによって選択され、CPU107によ
って設定されるものである。102はシリアル-パラレル変
換器S/Pで、二値化回路101から出力された1ビットの画
像データを画像バス106の幅(例えば8ビット)に合わせ
て、例えば八画素を1バイトのデータにまとめるための
ものである。103はセレクタで、選択端子Sへ入力された
信号に応じて、シリアル-パラレル変換器102の出力また
は画像バス106の何れかを選択して出力する。
スキャナで読取った原稿の画像データなどを一時的に格
納するためのものである。101は二値化回路で、入力さ
れた8ビットの画像データを、単純二値化またはディザ
法や誤差拡散法などの疑似中間調二値化する。なお、二
値化方法は、オペレータによって選択され、CPU107によ
って設定されるものである。102はシリアル-パラレル変
換器S/Pで、二値化回路101から出力された1ビットの画
像データを画像バス106の幅(例えば8ビット)に合わせ
て、例えば八画素を1バイトのデータにまとめるための
ものである。103はセレクタで、選択端子Sへ入力された
信号に応じて、シリアル-パラレル変換器102の出力また
は画像バス106の何れかを選択して出力する。
【0013】104は記憶装置で、半導体メモリ,ハード
ディスクまたは光磁気ディスクなどで構成され、セレク
タ103を介して入力された画像データを記憶する。な
お、図には示さないが、記憶装置104には、各画像デー
タの記憶アドレスを指定したい確認するための信号線や
読み書きを指示する信号線などを含む制御インタフェイ
スがあり、このインタフェイスを利用してCPU107など
は、画像データの読み書きを行う。105はメモリ残量検
知部で、記憶装置104にアクセスしてその空き容量を検
知して、その検知結果とCPU107から送られてきた情報と
に応じた選択信号をセレクタ103へ出力する。
ディスクまたは光磁気ディスクなどで構成され、セレク
タ103を介して入力された画像データを記憶する。な
お、図には示さないが、記憶装置104には、各画像デー
タの記憶アドレスを指定したい確認するための信号線や
読み書きを指示する信号線などを含む制御インタフェイ
スがあり、このインタフェイスを利用してCPU107など
は、画像データの読み書きを行う。105はメモリ残量検
知部で、記憶装置104にアクセスしてその空き容量を検
知して、その検知結果とCPU107から送られてきた情報と
に応じた選択信号をセレクタ103へ出力する。
【0014】110はパラレル-シリアル変換器P/Sで、記
憶装置104から読出された例えば八画素が1バイトにまと
められた二値画像データを一画素1ビットのデータ列に
変換する。111は多値化回路で、1ビットの二値画像デー
タを画像バス106の幅(例えば8ビット)に合わせて、例え
ば8ビットの多値画像データに変換する。なお、多値化
回路111は、例えば、‘0’のビットを00Hに、‘1’のビ
ットをFFHに変換する。112はセレクタで、選択端子Sへ
入力された信号に応じて、多値化回路111の出力または
記憶装置104の出力の何れかを選択して、画像バス106へ
出力する。
憶装置104から読出された例えば八画素が1バイトにまと
められた二値画像データを一画素1ビットのデータ列に
変換する。111は多値化回路で、1ビットの二値画像デー
タを画像バス106の幅(例えば8ビット)に合わせて、例え
ば8ビットの多値画像データに変換する。なお、多値化
回路111は、例えば、‘0’のビットを00Hに、‘1’のビ
ットをFFHに変換する。112はセレクタで、選択端子Sへ
入力された信号に応じて、多値化回路111の出力または
記憶装置104の出力の何れかを選択して、画像バス106へ
出力する。
【0015】図2は本実施例の画像データ記憶動作の一
例を説明するフローチャートで、不図示のイメージスキ
ャナなどに原稿がセットされ、操作部108から原稿の読
取りが指示されると、CPU107によって実行されるもので
ある。
例を説明するフローチャートで、不図示のイメージスキ
ャナなどに原稿がセットされ、操作部108から原稿の読
取りが指示されると、CPU107によって実行されるもので
ある。
【0016】まず、ステップS201で、原稿画像を読取
り、その画像データを画像メモリなどに一旦格納する。
ステップS202で画像メモリに格納した画像データのサイ
ズを調べて、ステップS203でその画像データサイズとと
もに、画像データを記憶装置104へ書込む旨をメモリ残
量検知回路105へ通知する。この通知を受けたメモリ残
量検知回路105は、記憶装置104の空き容量を調べて、そ
の空き容量と画像データサイズとを比較する。そして、
その結果に応じたセレクタ103の選択信号を出力する。
り、その画像データを画像メモリなどに一旦格納する。
ステップS202で画像メモリに格納した画像データのサイ
ズを調べて、ステップS203でその画像データサイズとと
もに、画像データを記憶装置104へ書込む旨をメモリ残
量検知回路105へ通知する。この通知を受けたメモリ残
量検知回路105は、記憶装置104の空き容量を調べて、そ
の空き容量と画像データサイズとを比較する。そして、
その結果に応じたセレクタ103の選択信号を出力する。
【0017】つまり、メモリ残量検知回路105は、空き
容量が画像データ量よりも大きければ、セレクタ103に
画像バス106を選択させる選択信号を出力する。これを
ステップS204で判定したCPU107は、ステップS208へジャ
ンプして画像メモリに格納された画像データを記憶装置
104へ記憶させる。
容量が画像データ量よりも大きければ、セレクタ103に
画像バス106を選択させる選択信号を出力する。これを
ステップS204で判定したCPU107は、ステップS208へジャ
ンプして画像メモリに格納された画像データを記憶装置
104へ記憶させる。
【0018】一方、空き容量が画像データ量よりも小さ
い場合は、メモリ残量検知回路105は、セレクタ103にS/
P102の出力を選択させる選択信号を出力する。これをス
テップS204で判定したCPU107は、ステップS205で、二値
化回路101に設定した二値化方法を用いて、画像メモリ
の画像データを二値化した場合の画像データサイズを見
積り、ステップS206で、その見積結果と記憶装置104の
空き容量とを比較して、見積結果が空き容量より小さけ
れば、ステップS207で画像メモリに格納された画像デー
タを二値化回路101へ送って二値化させ、ステップS208
で二値化された画像データを記憶装置104に記憶させ
る。なお、画像データを記憶装置104に記憶させる際
は、少なくとも、その画像データを表す名前や番号など
の情報と、「多値画像」または「二値画像」の何れかを
表す属性情報とを記憶させる。
い場合は、メモリ残量検知回路105は、セレクタ103にS/
P102の出力を選択させる選択信号を出力する。これをス
テップS204で判定したCPU107は、ステップS205で、二値
化回路101に設定した二値化方法を用いて、画像メモリ
の画像データを二値化した場合の画像データサイズを見
積り、ステップS206で、その見積結果と記憶装置104の
空き容量とを比較して、見積結果が空き容量より小さけ
れば、ステップS207で画像メモリに格納された画像デー
タを二値化回路101へ送って二値化させ、ステップS208
で二値化された画像データを記憶装置104に記憶させ
る。なお、画像データを記憶装置104に記憶させる際
は、少なくとも、その画像データを表す名前や番号など
の情報と、「多値画像」または「二値画像」の何れかを
表す属性情報とを記憶させる。
【0019】もし、見積結果が空き容量より大きい場合
は、操作部108にその旨を表示し、ステップS209でオペ
レータの指示を仰ぐ。つまり、オペレータから中止の指
示が合った場合は処理を中止し、オペレータからスライ
スレベル,二値化濃度または二値化方法の変更が指示さ
れた場合は、ステップS205で新しい二値化条件で再び二
値化した場合の画像データサイズを見積り、以降の処理
を繰返す。
は、操作部108にその旨を表示し、ステップS209でオペ
レータの指示を仰ぐ。つまり、オペレータから中止の指
示が合った場合は処理を中止し、オペレータからスライ
スレベル,二値化濃度または二値化方法の変更が指示さ
れた場合は、ステップS205で新しい二値化条件で再び二
値化した場合の画像データサイズを見積り、以降の処理
を繰返す。
【0020】図3は本実施例の画像データ読出動作の一
例を説明するフローチャートで、操作部108から原稿の
読出しが指示されると、CPU107によって実行されるもの
である。
例を説明するフローチャートで、操作部108から原稿の
読出しが指示されると、CPU107によって実行されるもの
である。
【0021】まず、ステップS101で、オペレータに読出
しを指示された画像データの名前などからその画像デー
タの属性を調べる。読出す画像データが二値画像データ
であればセレクタ112に多値化回路111の出力を選択させ
て、ステップS102で画像データを読出し、ステップS103
で多値化回路111により多値化する。一方、読出す画像
データが多値画像データであれば、セレクタ112に記憶
装置104の出力を選択させて、ステップS104で画像デー
タを読出す。読出された画像データは、画像バス106を
介して、画像メモリ109へ格納されたり、不図示のプリ
ンタ,モニタなどの画像形成装置,ファクシミリ装置な
どの画像伝送装置または画像処理装置へ送られたり、他
の記憶メディアに格納されたりする。
しを指示された画像データの名前などからその画像デー
タの属性を調べる。読出す画像データが二値画像データ
であればセレクタ112に多値化回路111の出力を選択させ
て、ステップS102で画像データを読出し、ステップS103
で多値化回路111により多値化する。一方、読出す画像
データが多値画像データであれば、セレクタ112に記憶
装置104の出力を選択させて、ステップS104で画像デー
タを読出す。読出された画像データは、画像バス106を
介して、画像メモリ109へ格納されたり、不図示のプリ
ンタ,モニタなどの画像形成装置,ファクシミリ装置な
どの画像伝送装置または画像処理装置へ送られたり、他
の記憶メディアに格納されたりする。
【0022】このように、本実施例によれば、画像デー
タを記憶装置に記憶する場合、その画像データサイズと
記憶装置の空き容量の関係に応じて、空き容量に余裕が
ある場合は多値の画像データを記憶し、空き容量に余裕
がない場合は二値化した画像データを記憶する。従っ
て、原稿画像をイメージスキャナで読取って、その画像
データを記憶装置に記憶させるような場合に、記憶装置
の空き容量が不足しても、原稿画像を再び読込んで二値
化したり、既に記憶された画像を二値化して空き容量を
増加させたるなどの処理を不要にして、オペレータの使
い勝手を改善することができる。
タを記憶装置に記憶する場合、その画像データサイズと
記憶装置の空き容量の関係に応じて、空き容量に余裕が
ある場合は多値の画像データを記憶し、空き容量に余裕
がない場合は二値化した画像データを記憶する。従っ
て、原稿画像をイメージスキャナで読取って、その画像
データを記憶装置に記憶させるような場合に、記憶装置
の空き容量が不足しても、原稿画像を再び読込んで二値
化したり、既に記憶された画像を二値化して空き容量を
増加させたるなどの処理を不要にして、オペレータの使
い勝手を改善することができる。
【0023】
【変形例】上述した実施例においては、入力された8ビ
ット256階調のグレースケール画像データを、必要に応
じて二値化して記憶する装置を説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではない。入力される画像データと
しては、24ビットRGBや32ビットCMYKなどのフルカラー
画像データ、16,8,4または2ビットなどのインデックス
カラー画像データやグレースケールデータなどであって
もよい。さらに、必要に応じて二値化するだけに限ら
ず、例えば、24ビットからから8ビットへ、8ビットから
4ビットへなど、ビット数を減らす処理を行えばよい。
こうすれば、多値から一気に二値へ変換するのではな
く、画像データサイズと記憶装置104の空き容量との関
係から、できるだけ階調数を落とさないようにビット数
を減じることができ、画室の劣化を極力抑えることがで
きる。
ット256階調のグレースケール画像データを、必要に応
じて二値化して記憶する装置を説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではない。入力される画像データと
しては、24ビットRGBや32ビットCMYKなどのフルカラー
画像データ、16,8,4または2ビットなどのインデックス
カラー画像データやグレースケールデータなどであって
もよい。さらに、必要に応じて二値化するだけに限ら
ず、例えば、24ビットからから8ビットへ、8ビットから
4ビットへなど、ビット数を減らす処理を行えばよい。
こうすれば、多値から一気に二値へ変換するのではな
く、画像データサイズと記憶装置104の空き容量との関
係から、できるだけ階調数を落とさないようにビット数
を減じることができ、画室の劣化を極力抑えることがで
きる。
【0024】また、複数の原稿画像をまとめて読込ん
で、それらの画像データサイズと記憶装置104の空き容
量の関係から、二値化やビットを低減する処理を行うこ
ともできる。こうすれば、一連で記憶した画像の一部が
多値で、残りが二値などで記憶されることを防いで、一
連の画像データを同じ属性(同じビット数)で記憶する
ことができる。
で、それらの画像データサイズと記憶装置104の空き容
量の関係から、二値化やビットを低減する処理を行うこ
ともできる。こうすれば、一連で記憶した画像の一部が
多値で、残りが二値などで記憶されることを防いで、一
連の画像データを同じ属性(同じビット数)で記憶する
ことができる。
【0025】また、画像メモリ109がない構成や、画像
メモリ109があっても画像データサイズに比べてメモリ
サイズが小さい場合など、CPU107は、イメージスキャナ
などに例えば所定幅ずつの予備スキャンを行わせて画像
データサイズを調べ、その結果に基づいて、二度目のス
キャンで得られた画像データを記憶装置104に記憶させ
ることができる。
メモリ109があっても画像データサイズに比べてメモリ
サイズが小さい場合など、CPU107は、イメージスキャナ
などに例えば所定幅ずつの予備スキャンを行わせて画像
データサイズを調べ、その結果に基づいて、二度目のス
キャンで得られた画像データを記憶装置104に記憶させ
ることができる。
【0026】さらに、多値や二値の画像データを圧縮し
て記憶装置104に記憶させ、伸長して読出すことができ
るのはいうまでもない。
て記憶装置104に記憶させ、伸長して読出すことができ
るのはいうまでもない。
【0027】また、記憶装置104の空き容量が画像デー
タサイズよりも若干大きい場合や大きいがほぼ等しいよ
うな場合、その画像データをそのまま記憶してしまう
と、次に画像データを記憶しようとするときに、例え二
値化した画像データでも空き容量が不足する事態が発生
しかねない。そこで、画像データをそのまま記憶するこ
とができる空き容量の下限を操作部108から設定してお
くこともできる。この場合、メモリ残量検知回路105
は、記憶装置104の空き容量が設定された下限を割る
と、画像データのサイズに関係なく、S/P102を選択させ
る信号をセレクタ103へ出力するようになる。
タサイズよりも若干大きい場合や大きいがほぼ等しいよ
うな場合、その画像データをそのまま記憶してしまう
と、次に画像データを記憶しようとするときに、例え二
値化した画像データでも空き容量が不足する事態が発生
しかねない。そこで、画像データをそのまま記憶するこ
とができる空き容量の下限を操作部108から設定してお
くこともできる。この場合、メモリ残量検知回路105
は、記憶装置104の空き容量が設定された下限を割る
と、画像データのサイズに関係なく、S/P102を選択させ
る信号をセレクタ103へ出力するようになる。
【0028】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。
【0029】また、本発明は、システムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることはいうまでもない。
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることはいうまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記憶手段の空き容量に応じて、できるだけ階調性を低下
させずに多数の画像を記憶することができる画像処理装
置およびその方法を提供することができる。
記憶手段の空き容量に応じて、できるだけ階調性を低下
させずに多数の画像を記憶することができる画像処理装
置およびその方法を提供することができる。
【0031】
【図1】本発明にかかる一実施例の画像処理装置の構成
例を示すブロック図、
例を示すブロック図、
【図2】本実施例の画像データ記憶動作の一例を説明す
るフローチャート、
るフローチャート、
【図3】本実施例の画像データ読出動作の一例を説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
101 二値化回路 102 シリアル-パラレル変換器S/P 103 セレクタ 104 記憶装置 105 メモリ残量検知部 106 画像バス 107 CPU 108 操作部 109 画像メモリ 110 パラレル-シリアル変換器P/S 111 多値化回路 112 セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 1/60 (72)発明者 尾崎 英礼 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 橋本 実 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 稲葉 恵司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 菊川 眞 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 画像データのビット数を減縮する減縮手
段と、 画像データを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段へ画像データを記憶する動作を制御する制
御手段とを備え、 前記制御手段は、前記記憶手段の空き容量と記憶させよ
うとする画像データのデータサイズとに応じて、該画像
データをそのまま記憶手段に記憶させるか、前記減縮手
段よって該画像データのビット数を減じた後前記記憶手
段に記憶させることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 前記減縮手段は、画像データのビット数
を減じた後、ビット数を減じた画像データをまとめて、
前記記憶手段の画像データ幅に合せて出力することを特
徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 前記減縮手段は、多値画像データを二値
化した後、二値化した画像データをまとめて、前記記憶
手段の画像データ幅に合せて出力することを特徴とする
請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記記憶手段の空き容
量が記憶させようとする画像データのデータサイズより
も小さい場合、前記減縮手段により該画像データのビッ
ト数を減じた場合のデータサイズを予測して、予測した
データサイズが該空き容量より小さければ、該減縮手段
よって該画像データのビット数を減じた後、前記記憶手
段に記憶させることを特徴とする請求項1に記載の画像
処理装置。 - 【請求項5】 記憶手段の空き容量を検出する第一の検
出ステップと、 記憶させようとする画像データのデータサイズを検出す
る第二の検出ステップと、 検出した前記空き容量と前記データサイズとを比較する
比較ステップと、 前記比較ステップの比較結果に応じて、前記画像データ
をそのまま前記記憶手段に記憶させるか、減縮手段よっ
てそのビット数を減じた画像データを前記記憶手段に記
憶させる記憶ステップとを有することを特徴とする画像
処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6199828A JPH0865476A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 画像処理装置およびその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6199828A JPH0865476A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 画像処理装置およびその方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0865476A true JPH0865476A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16414324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6199828A Withdrawn JPH0865476A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 画像処理装置およびその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0865476A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002240366A (ja) * | 2001-02-21 | 2002-08-28 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及びその制御方法 |
JP2013128257A (ja) * | 2011-12-19 | 2013-06-27 | Toshiba Tec Corp | 電子黒板およびコンピュータプログラム |
-
1994
- 1994-08-24 JP JP6199828A patent/JPH0865476A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002240366A (ja) * | 2001-02-21 | 2002-08-28 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及びその制御方法 |
JP2013128257A (ja) * | 2011-12-19 | 2013-06-27 | Toshiba Tec Corp | 電子黒板およびコンピュータプログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |