JPH0865438A - 画像読取出力装置 - Google Patents

画像読取出力装置

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JPH0865438A
JPH0865438A JP6192467A JP19246794A JPH0865438A JP H0865438 A JPH0865438 A JP H0865438A JP 6192467 A JP6192467 A JP 6192467A JP 19246794 A JP19246794 A JP 19246794A JP H0865438 A JPH0865438 A JP H0865438A
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JP
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JP6192467A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Takami
信一郎 高見
Nobuhiko Nagata
信彦 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0865438A publication Critical patent/JPH0865438A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複写禁止にされた一般的なマニュアル,書
籍,又は文献等の原稿の複写利用をできないようにす
る。 【構成】 複写機1の画像読取り処理部2によって複写
禁止を示すバーコード7が付された原稿6の画像を読み
取り、その画像データを画像複写出力処理部4へ送ると
共に、画像解析処理部3へも送り、画像解析処理部3は
その画像データ中に複写禁止を示すバーコード7が有る
と判別すると、画像複写出力処理部4へ複写実行中止命
令を出力し、画像複写出力処理部4はその命令を受け取
ると画像読取り処理部2から受け取った画像データの出
力を禁止して、紙に印刷しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、原稿から読み取った
画像データを紙に印刷,通信回線等を介して送信,又は
記憶媒体に記憶するために出力する画像読取装置,複写
機,ファクシミリ装置,及び電子ファイル装置などの画
像読取出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、原稿から読み取った画像データを
紙に印刷する複写機,その読み取った画像データを通信
回線等を介して送信するファクシミリ装置,又はその読
み取った画像データを光磁気ディスク等の記憶媒体に記
憶する電子ファイル装置などの装置が多用されている。
【0003】このような装置は、誰でも自由にマニュア
ルや書籍等の書類(原稿)の画像を読み取らせて複写し
たり、ファクシミリ送信したり、電子ファイルなどに記
憶させたりするために出力することができる。
【0004】従来、本来複製禁止対象である有価証券等
の紙葉や書類の複写を禁止する機能を備えた画像形成装
置(例えば特開平4−339452号公報参照)があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような画像形成装置は、有価証券等の偽造を防止する
ためのものであり、一般的なマニュアルや書籍等の書類
(原稿)については、誰もが自由に複写印刷することが
でき、著作権や版権等の権利が設定されている原稿の内
容が不正利用されてしまうという問題があった。
【0006】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、複写禁止にされた一般的なマニュアル,書籍,
又は文献等の原稿の記載内容を、複写印刷したり、通信
回線等を介してファクシミリ送信したり、光磁気ディス
ク等の記憶媒体に記憶させたりして不正に利用できない
ようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、原稿の画像を読み取る画像読取手段と、
その手段によって読み取った画像データを紙に印刷,通
信回線等を介して送信,又は記憶媒体に記憶するために
出力する画像出力手段を備えた画像読取出力装置におい
て、上記画像読取手段によって読み取った画像データ中
に複写禁止を示すマーク又は模様のデータが有るか否か
を判別する複写禁止データ判別手段と、その手段が上記
画像データ中に複写禁止を示すデータが有ると判別した
ときには上記画像出力手段による画像データの出力を禁
止する画像出力禁止手段を設けたものである。
【0008】また、上記複写禁止を示すマーク又は模様
のデータが原稿の全面に施されたデータにするとよい。
【0009】あるいは、原稿の一方の面の画像を読み取
る画像読取手段と、その手段によって読み取った画像デ
ータを紙に印刷,通信回線等を介して送信,又は記憶媒
体に記憶するために出力する画像出力手段を備えた画像
読取出力装置において、上記原稿の他方の面の画像を読
み取る画像読取手段と、その手段によって読み取った画
像データ中に複写禁止を示すマーク又は模様のデータが
有るか否かを判別する複写禁止データ判別手段と、その
手段が複写禁止を示すデータが有ると判別したときには
上記画像出力手段による画像データの出力を禁止する画
像出力禁止手段を設けてもよい。
【0010】また、原稿の画像を読み取る画像読取手段
と、その手段によって読み取った画像データを紙に印
刷,通信回線等を介して送信,又は記憶媒体に記憶する
ために出力する画像出力手段を備えた画像読取出力装置
において、上記画像読取手段によって読み取った原稿に
付された潜像を読み取る潜像読取手段と、その手段によ
って読み取った潜像データ中に複写禁止を示すデータが
有るか否かを判別する複写禁止データ判別手段と、その
手段が複写禁止を示すデータが有ると判別したときには
上記画像出力手段による画像データの出力を禁止する画
像出力禁止手段を設けてもよい。
【0011】あるいはまた、原稿の画像を読み取る画像
読取手段と、その手段によって読み取った画像データを
紙に印刷,通信回線等を介して送信,又は記憶媒体に記
憶するために出力する画像出力手段を備えた画像読取出
力装置において、上記画像読取手段によって画像を読み
取った原稿の用紙の種類を判別する用紙種類判別手段
と、その手段によって判別した用紙の種類が予め決めら
れた複写禁止原稿用の用紙の種類であったときには上記
画像出力手段による画像データの出力を禁止する画像出
力禁止手段を設けてもよい。
【0012】また、上述のような画像読取出力装置にお
いて、上記画像出力禁止手段が上記画像出力手段による
画像データの出力を禁止したとき、複写禁止の警告メッ
セージを表示する警告メッセージ表示手段を設けるとよ
い。
【0013】さらに、上記画像出力禁止手段が上記画像
出力手段による画像データの出力を禁止したとき、上記
画像データの出力が禁止された理由を知らせる警告文を
表示又は印刷する警告理由出力手段を設けるとよい。
【0014】さらにまた、上記警告理由出力手段に、上
記警告文に前記出力が禁止された画像データの一部を合
成して出力する手段を設けるとよい。
【0015】あるいは、原稿の両面の画像を読み取る画
像読取手段と、その手段によって読み取った両面の画像
データを蓄積する画像データ蓄積手段と、その手段に蓄
積された原稿の両面の画像データを紙に印刷,通信回線
等を介して送信,又は記憶媒体に記憶するために出力す
る画像出力手段を備えた画像読取出力装置において、上
記画像データ蓄積手段に蓄積された画像データ中に複写
禁止を示すデータが有るか否かを判別する複写禁止デー
タ判別手段と、その手段が複写禁止を示すデータが有る
と判別したときには上記画像出力手段による画像データ
の出力を禁止する画像出力禁止手段を設けてもよい。
【0016】あるいはまた、複数枚の原稿の画像を自動
的に読み取る画像読取手段と、その手段によって読み取
った各原稿の画像データを蓄積する画像データ蓄積手段
と、その手段に蓄積された各原稿の画像データを紙に印
刷,通信回線等を介して送信,又は記憶媒体に記憶する
ために出力する画像出力手段を備えた画像読取出力装置
において、上記画像データ蓄積手段に蓄積された画像デ
ータ中に複写禁止を示すデータが有るか否かを判別する
複写禁止データ判別手段と、その手段が複写禁止を示す
データが有ると判別したときには上記画像出力手段によ
る上記画像データ蓄積手段に蓄積された全画像データの
出力を禁止する画像出力禁止手段を設けてもよい。
【0017】
【作用】この発明による画像読取出力装置は、原稿から
読み取った画像データ中に複写禁止を示すマーク又は模
様のデータが有ると判別したときには、その原稿から読
み取った画像データを紙に印刷,通信回線等を介して送
信,又は記憶媒体に記憶するために出力することを禁止
するので、複写禁止のマーク又は模様が付された一般的
なマニュアル,書籍,又は文献等の原稿の内容を複写印
刷したり、ファクシミリ送信したり、ファイリングした
りして利用することができないようにすることができ
る。
【0018】また、原稿から読み取った画像データが、
その原稿の全面に施された複写禁止を示すマーク又は模
様のデータであると判別したときには、その原稿から読
み取った画像データを紙に印刷,通信回線等を介して送
信,又は記憶媒体に記憶するために出力することを禁止
するようにすれば、原稿の複写禁止のマーク又は模様を
隠したり切り取ったり消去したりする細工をし難くし
て、原稿の内容を複写(複製)して利用できないように
することができる。
【0019】あるいは、原稿の一方の面の画像を読み取
ると共に、その原稿の他方の面の画像も読み取り、その
他方の面から読み取った画像データ中に複写禁止を示す
マーク又は模様のデータが有ると判別したときには、そ
の原稿の一方の面から読み取った画像データを紙に印
刷,通信回線等を介して送信,又は記憶媒体に記憶する
ために出力することを禁止するようにすれば、原稿の内
容が複写禁止のマーク又は模様によって見難くならない
ようにすると共に、原稿の内容を複写して利用できない
ようにすることができる。
【0020】また、原稿の画像を読み取ると共に、その
原稿に付された潜像も読み取り、その読み取った潜像デ
ータ中に複写禁止を示すデータが有ると判別したときに
は、その原稿から読み取った画像データを紙に印刷,通
信回線等を介して送信,又は記憶媒体に記憶するために
出力することを禁止するようにすれば、原稿に複写禁止
のマーク又は模様が付されていることを隠し、その原稿
が複写禁止の書類であることを秘匿することができ、ま
たそのマーク又は模様に細工が施されないようにして、
原稿の内容を複写して利用できないようにすることがで
きる。
【0021】あるいはまた、原稿の画像を読み取ると共
に、その原稿の用紙の種類を判別して、その用紙の種類
が予め決められた複写禁止原稿用の用紙の種類であった
ときには、その原稿から読み取った画像データを紙に印
刷,通信回線等を介して送信,又は記憶媒体に記憶する
ために出力することを禁止するようにすれば、複写禁止
の原稿か否かを安価でコンパクトな機構で識別すること
ができ、原稿が複写禁止の書類であることを秘匿するこ
とができ、原稿の内容を複写して利用できないようにす
ることができる。
【0022】また、画像データの出力を禁止したときに
は、原稿の複写禁止の警告メッセージを表示するように
すれば、利用者に装置の故障などの理由で原稿の画像が
出力されないのではなく、原稿の内容を複写して利用で
きないことを警告することができる。
【0023】さらに、画像データの出力が禁止された理
由を知らせる警告文を表示又は印刷するようにすれば、
原稿の内容が著作権や版権などの権利によって保護され
ているため、その内容を無断で複写して利用できないな
どの理由を利用者に知らせることができ、利用者に理解
を求めることができる。
【0024】さらにまた、その警告文に出力が禁止され
た画像データの一部を合成して出力するようにすれば、
複写禁止の原稿を含む複数の原稿を複写して出力すると
きに、利用者にどの原稿の画像が複製禁止のために出力
されなかったかを知らせることができる。
【0025】あるいは、原稿の両面から読み取った両面
の画像データを蓄積し、その画像データ中に複写禁止を
示すデータが有ると判別したときには、蓄積された両面
の画像データを紙に印刷,通信回線等を介して送信,又
は記憶媒体に記憶するために出力することを禁止するよ
うにすれば、原稿の一方の面に複写禁止を示すマーク又
は模様があれば、その原稿の両面の画像データを複写し
て出力しないようにすることができ、原稿の両面を複写
禁止にするために複写禁止を示すマーク又は模様を付す
作業を軽減させることができる。
【0026】あるいはまた、複数枚の原稿から自動的に
読み取った画像データを蓄積し、その画像データ中に複
写禁止を示すデータが有ると判別したときには、蓄積さ
れた全画像データを紙に印刷,通信回線等を介して送
信,又は記憶媒体に記憶するために出力することを禁止
するようにすれば、複数枚の複写禁止の原稿であって
も、そのいずれかの原稿に複写禁止を示すマーク又は模
様が付されていれば、その全原稿の画像データを複写し
て出力しないようにすることができ、複数枚の原稿を複
写禁止にするために複写禁止を示すマーク又は模様を付
す作業を軽減させることができる。
【0027】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1はこの発明の画像読取出力装置の
第1実施例である複写機の主要な構成を示すブロック図
である。この複写機1は、CPU,ROM,RAM等か
らなるマイクロコンピュータを内蔵し、この装置全体の
制御を司る制御処理部(図示を省略)と、画像読取り処
理部2,画像解析処理部3,及び画像複写出力処理部4
等を備えている。
【0028】画像読取り処理部2は、原稿の画像を読み
取るスキャナ等の画像読取手段である。画像複写出力処
理部4は、画像読取り処理部2によって読み取った画像
データを紙に複写して印刷するレーザプリンタ等の画像
出力手段である。
【0029】画像解析処理部3は、画像読取り処理部2
によって読み取った画像データ中に複写禁止を示すマー
ク又は模様のデータが有るか否かを判別する複写禁止デ
ータ判別手段と、画像データ中に複写禁止を示すデータ
が有ると判別したときには画像複写出力処理部4による
画像データの出力を禁止する画像出力禁止手段の各機能
を果たす。
【0030】また、原稿6は、この実施例の画像読取出
力装置に使用する複写禁止の原稿の一例であり、原稿面
には複写禁止を示すデータであるバーコード7が付され
ている。この複写禁止を示すデータにはその他のマーク
や模様を使用してもよい。なお、複写禁止を示すデータ
を原稿の全面に施せば、そのデータを隠したり消去した
りすることが難くなり、複写禁止の原稿を細工して不正
使用することを防止できる。
【0031】図2は、この発明の第1実施例の複写機に
おける複写処理を示すフローチャートである。この処理
では、ステップ(図中では「S」で示す)1で原稿の画
像を読み取り、ステップ2へ進んで読み取った画像デー
タ中に複写禁止を示すマーク又は模様のデータが含まれ
ているか否かを解析する画像解析処理を行なう。
【0032】そして、ステップ3へ進んでその解析結果
に基づいて読み取った画像データ中に複写禁止を示すマ
ーク又は模様のデータが有るか否かを判別し、なければ
ステップ5へ進んで通常の複写印刷出力処理を行ない、
有ればステップ4へ進んで画像データの出力を禁止する
複写・出力禁止処理を行なってこの処理を終了する。
【0033】さらに、図1によってこの発明の第1実施
例の複写機における複写処理について説明する。複写機
1は、複写禁止を示すバーコード7が付された原稿6が
コピーにかけられた場合、画像読取り処理部2によって
原稿6の画像を読み取り、その画像データを画像解析処
理部3へ送ると共に、画像複写出力処理部4へ送り、画
像複写出力処理部4は画像解析処理部3からの命令待ち
をする。
【0034】画像解析処理部3は、画像読取り処理部2
から受け取った画像データを解析し、その画像データ中
に複写禁止を示すバーコード7が有ることを判別する
と、画像複写出力処理部4へ複写実行中止命令を出力し
て画像データの出力を禁止する。そして、画像複写出力
処理部4は画像解析処理部3から複写実行中止命令を受
け取ると、画像データを紙に複写出力する処理を行なわ
ない。したがって、図1に破線枠で示すように、原稿6
の画像は紙に複写印刷されて出力されない。
【0035】また、複写機1は、複写禁止を示すバーコ
ードが付されていない原稿がコピーにかけられた場合、
画像読取り処理部2によってその原稿の画像を読み取
り、その画像データを画像解析処理部3へ送ると共に、
画像複写出力処理部4へ送り、画像複写出力処理部4は
画像解析処理部3からの命令待ちをする。
【0036】画像解析処理部3は、画像読取り処理部2
から受け取った画像データを解析し、その画像データ中
に複写禁止を示すバーコード7がないことを判別する
と、画像複写出力処理部4へ複写実行命令を出力して画
像データの出力を実行させる。そして、画像複写出力処
理部4は画像解析処理部3から複写実行命令を受け取る
と、画像データを紙に複写出力する処理を行なう。した
がって、原稿から読み取った画像が紙に複写印刷されて
出力される。
【0037】なお、画像読取り処理部2が、原稿6から
読み取った画像データ中から予め決められた部分、つま
りバーコード7が付されている画像部分のみを抽出して
画像解析処理部3へ送るようにすれば、画像解析処理部
3における解析の処理時間を短縮させることができる。
【0038】このようにして、この第1実施例の複写機
では、複写禁止のマーク又は模様が付された原稿の内容
を複写印刷できないので、複写禁止の原稿を無断で複写
利用できないようにすることができる。
【0039】次に、この発明の画像読取出力装置の第2
実施例について説明する。図3はこの発明の画像読取出
力装置の第2実施例である複写機の主要な構成を示すブ
ロック図である。この複写機11は、上述の複写機1と
同様にマイクロコンピュータを内蔵し、この装置全体の
制御処理を司る制御処理部(図示を省略)と、画像読取
り処理部12,裏面画像読取り処理部13,画像複写出
力処理部14,及び裏面画像解析処理部15等を備えて
いる。
【0040】画像読取り処理部12は、原稿の一方の面
(表面)の画像を読み取るスキャナ等の画像読取手段で
ある。裏面画像読取り処理部13は、原稿の他方の面
(裏面)の画像を読み取るスキャナ等の画像読取手段で
ある。画像複写出力処理部14は、画像読取り処理部1
2によって読み取った原稿の表面の画像データを紙に複
写して印刷するレーザプリンタ等の画像出力手段であ
る。
【0041】裏面画像解析処理部15は、裏面画像読取
り処理部13によって読み取った原稿の裏面の画像デー
タ中に複写禁止を示すマーク又は模様のデータが有るか
否かを判別する複写禁止データ判別手段と、画像データ
中に複写禁止を示すデータが有ると判別したときには画
像複写出力処理部4による原稿の表面の画像データの出
力を禁止する画像出力禁止手段の各機能を果たす。
【0042】また、原稿16は、この実施例の原稿読取
出力装置に使用する複写禁止の原稿の一例であり、その
裏面の全面には複写禁止を示すデータである模様17が
付されている。この複写禁止を示すデータにはその他の
マークや模様を使用してもよく、それを原稿の裏面の一
部分に付すようにしてもよい。
【0043】このように、原稿の裏面に複写禁止を示す
マーク又は模様のデータを付すようにすれば、原稿の表
面に記載された内容が複写禁止を示すデータによって見
難くならないようにすることができる。
【0044】図4は、この発明の第2実施例の複写機に
おける複写処理を示すフローチャートである。この処理
では、ステップ(図中では「S」で示す)11で原稿の
表面の画像を読み取り、ステップ12へ進んで同じ原稿
の裏面の画像を読み取り、ステップ13へ進んで読み取
った裏面の画像データ中に複写禁止を示すマーク又は模
様のデータが含まれているか否かを解析する裏面画像解
析処理を行なう。
【0045】そして、ステップ14へ進んでその解析結
果に基づいて読み取った裏面の画像データ中に複写禁止
を示すマーク又は模様のデータが有るか否かを判別し、
なければステップ16へ進んで通常の複写印刷出力処理
を行なって原稿の表面の画像データを複写印刷し、有れ
ばステップ15へ進んで原稿の表面の画像データの出力
を禁止する複写・出力禁止処理を行なって、この処理を
終了する。
【0046】さらに、図3によってこの発明の第2実施
例の複写機における複写処理について説明する。複写機
11は、裏面に複写禁止を示す模様17が付された原稿
16がコピーにかけられた場合、画像読取り処理部12
によって原稿6の表面の画像を読み取ると共に、裏面画
像読取り処理部13によって原稿6の裏面の画像を読み
取る。
【0047】そして、画像読取り処理部12は原稿16
の表面から読み取った画像データを画像複写出力処理部
14へ送り、画像複写出力処理部14は裏面画像解析処
理部15からの命令待ちをする。
【0048】一方、裏面画像読取り処理部13は原稿1
6の裏面から読み取った画像データを裏面画像解析処理
部15へ送り、裏面画像解析処理部15は、その受け取
った画像データを解析し、その画像データ中に複写禁止
を示す模様17が有ることを判別すると、画像複写出力
処理部14へ複写実行中止命令を出力して画像データの
出力を禁止する。
【0049】そして、画像複写出力処理部14は裏面画
像解析処理部15から複写実行中止命令を受け取ると、
画像データを紙に複写出力する処理を行なわない。した
がって、図3に破線枠で示すように、原稿16の表面の
画像が紙に複写印刷されて出力されない。
【0050】また、複写機11は、裏面に複写禁止を示
す模様が付されていない原稿がコピーにかけられた場
合、画像読取り処理部12によってその原稿の表面の画
像を読み取ると共に、裏面画像読取り処理部13によっ
てその原稿の裏面の画像を読み取る。画像読取り処理部
12はその原稿の表面から読み取った画像データを画像
複写出力処理部14へ送り、画像複写出力処理部14は
裏面画像解析処理部15からの命令待ちをする。
【0051】一方、裏面画像読取り処理部13はその原
稿の裏面から読み取った画像データを裏面画像解析処理
部15へ送り、裏面画像解析処理部15は、その受け取
った画像データを解析し、その画像データ中に複写禁止
を示す模様がないことを判別すると、画像複写出力処理
部14へ複写実行命令を出力して画像データの出力を実
行させる。
【0052】そして、画像複写出力処理部14は裏面画
像解析処理部15から複写実行命令を受け取ると、画像
データを紙に複写出力する処理を行なう。したがって、
原稿の表面から読み取った画像が紙に複写印刷されて出
力される。
【0053】このようにして、この第2実施例の複写機
では、裏面に複写禁止のマーク又は模様が付された原稿
の表面の内容を複写印刷できないので、複写禁止の原稿
を無断で複写利用できないようにすることができる。さ
らに、複写禁止のデータによって原稿の表面の内容が見
難くなることがなく、原稿の体裁を善くすることができ
る。
【0054】次に、この発明の画像読取出力装置の第3
実施例について説明する。図5はこの発明の画像読取出
力装置の第3実施例である複写機の主要な構成を示すブ
ロック図である。この複写機21は、上述の複写機1と
同様にマイクロコンピュータを内蔵し、この装置全体の
制御処理を司る制御処理部(図示を省略)と、画像読取
り処理部22,潜像読取り処理部23,画像複写出力処
理部24,及び潜像データ解析処理部25等を備えてい
る。
【0055】画像読取り処理部22は、原稿の画像を読
み取るスキャナ等の画像読取手段である。潜像読取り処
理部23は、画像読取り処理部22によって画像を読み
取った原稿に付された潜像を読み取る潜像読取手段であ
る。画像複写出力処理部24は、画像読取り処理部22
によって読み取った原稿の画像データを紙に複写して印
刷するレーザプリンタ等の画像出力手段である。
【0056】潜像データ解析処理部25は、潜像読取り
処理部23によって読み取った潜像データ中に複写禁止
を示すデータが有るか否かを判別する複写禁止データ判
別手段と、画像データ中に複写禁止を示すデータが有る
と判別したときには画像複写出力処理部24による原稿
の画像データの出力を禁止する画像出力禁止手段の各機
能を果たす。
【0057】また、原稿26は、この実施例の原稿読取
出力装置に使用する複写禁止の原稿の一例であり、その
表面には複写禁止を示すデータを含む潜像27が付され
ている。この潜像とは、例えば赤外線によって発光する
蛍光体で施された、通常は肉眼で見えない像である。こ
の潜像は原稿の裏面に付しても良いし、原稿の表面又は
裏面の一部に付したり、あるいは全面に付しても良い。
複写禁止を示すデータにはマークや模様を使用してもよ
い。
【0058】このように、原稿の情報の記録面に複写禁
止を示すデータを含む潜像を付すようにすれば、この原
稿に複写禁止を示すデータが施されていることを知られ
ずに済み、その記録面のデータに細工を施して不正に複
写可能にすることを防止できる。
【0059】図6は、この発明の第3実施例の複写機に
おける複写処理を示すフローチャートである。この処理
では、ステップ(図中では「S」で示す)21で原稿の
画像を読み取り、ステップ22へ進んで同じ原稿に付さ
れた潜像を読み取り、ステップ23へ進んで読み取った
潜像データ中に複写禁止を示すデータが含まれているか
否かを解析する潜像データ解析処理を行なう。
【0060】そして、ステップ24へ進んでその解析結
果に基づいて読み取った潜像データ中に複写禁止を示す
データが有るか否かを判別し、なければステップ26へ
進んで通常の複写印刷出力処理を行なって原稿の画像デ
ータを複写印刷し、有ればステップ25へ進んで原稿の
画像データの出力を禁止する複写・出力禁止処理を行な
って、この処理を終了する。
【0061】さらに、図5によってこの発明の第3実施
例の複写機における複写処理について説明する。複写機
21は、原稿面に複写禁止を示すデータを含む潜像27
が付された原稿26がコピーにかけられた場合、画像読
取り処理部22によって原稿26の画像を読み取ると共
に、潜像読取り処理部23によって原稿26の原稿面に
付された潜像を読み取る。画像読取り処理部22は原稿
26から読み取った画像データを画像複写出力処理部2
4へ送り、画像複写出力処理部24は潜像データ解析処
理部25からの命令待ちをする。
【0062】一方、潜像読取り処理部23は原稿26の
原稿面から読み取った潜像データを潜像データ解析処理
部25へ送り、潜像データ解析処理部25は、その受け
取った潜像データを解析し、その潜像データ中に複写禁
止を示すデータが有ることを判別すると、画像複写出力
処理部24へ複写実行中止命令を出力して画像データの
出力を禁止する。
【0063】そして、画像複写出力処理部24は潜像デ
ータ解析処理部25から複写実行中止命令を受け取る
と、画像データを紙に複写出力する処理を行なわない。
したがって、図5に破線枠で示すように、原稿26の画
像が紙に複写印刷されて出力されない。
【0064】また、複写機21は、原稿面に複写禁止を
示すデータを含む潜像が付されていない原稿がコピーに
かけられた場合、画像読取り処理部22によってその原
稿の画像を読み取ると共に、潜像読取り処理部23によ
ってその原稿の原稿面に付された潜像を読み取る。画像
読取り処理部22はその原稿から読み取った画像データ
を画像複写出力処理部24へ送り、画像複写出力処理部
24は潜像データ解析処理部25からの命令待ちをす
る。
【0065】一方、潜像読取り処理部23はその原稿の
原稿面から複写禁止を示すデータを含む潜像データを読
み取れなかったら、潜像データ解析処理部25へその旨
の指示を送り、潜像データ解析処理部25は、その指示
を受け取って複写禁止を示すデータを含む潜像がないこ
とを判別すると、画像複写出力処理部24へ複写実行命
令を出力して画像データの出力を実行させる。
【0066】そして、画像複写出力処理部24は潜像デ
ータ解析処理部25から複写実行命令を受け取ると、画
像データを紙に複写出力する処理を行なう。したがっ
て、原稿から読み取った画像が紙に複写印刷されて出力
される。
【0067】このようにして、この第3実施例の複写機
では、原稿面に複写禁止を示すデータを含む潜像が付さ
れた原稿の内容を複写印刷できないので、複写禁止の原
稿を無断で複写利用できないようにすることができる。
さらに、原稿に複写禁止のマーク又は模様が付されてい
ることを隠し、そのマーク又は模様に細工が施されない
ようにして、原稿の内容を無断で複写して利用できない
ようにすることができる。
【0068】次に、この発明の画像読取出力装置の第4
実施例について説明する。図7はこの発明の画像読取出
力装置の第4実施例である複写機の主要な構成を示すブ
ロック図である。この複写機31は、上述の複写機1と
同様にマイクロコンピュータを内蔵し、この装置全体の
制御処理を司る制御処理部(図示を省略)と、画像読取
り処理部32,用紙種類検知部33,画像複写出力処理
部34,及び用紙種類解析処理部35等を備えている。
【0069】画像読取り処理部32は、原稿の画像を読
み取るスキャナ等の画像読取手段である。用紙種類検知
部33は、画像読取り処理部32によって画像を読み取
った原稿の用紙の種類を検知し、その用紙種類データを
用紙種類解析処理部35へ出力する。すなわち、原稿の
用紙の種類を判別する用紙種類判別手段に相当する。画
像複写出力処理部34は、画像読取り処理部32によっ
て読み取った原稿の画像データを紙に複写して印刷する
レーザプリンタ等の画像出力手段である。
【0070】用紙種類解析処理部35は、用紙種類検知
部33から受け取った用紙種類データに基づいて用紙の
種類が予め決められた複写禁止原稿用の用紙の種類であ
ったときには画像複写出力処理部34による原稿の画像
データの出力を禁止する画像出力禁止手段の各機能を果
たす。
【0071】また、原稿36は、この実施例の原稿読取
出力装置に使用する原稿の一例であり、予め決められた
普通紙とは異なる種類の用紙を使用している。また、こ
の用紙には、片面又は両面の一部分又は全面に特殊な加
工を施したものを使用してもよい。このように、複写禁
止の原稿の用紙の種類は、比較的安価でコンパクトな機
構で識別することができるので、原稿読取出力装置の小
型化と低コスト化を図ることができる。
【0072】図8は、この発明の第4実施例の複写機に
おける複写処理を示すフローチャートである。この処理
では、ステップ(図中では「S」で示す)31で原稿の
画像を読み取り、ステップ32へ進んでその原稿の用紙
の種類を検知(判別)して、ステップ33へ進んで検知
(判別)した用紙の種類が予め決められた複写禁止原稿
用の用紙の種類であるか否かを解析する用紙種類の解析
処理を行なう。
【0073】そして、ステップ34へ進んでその解析結
果に基づいて検知した用紙の種類が予め決められた複写
禁止原稿用の用紙の種類であったか否かを判断し、複写
禁止原稿用の用紙の種類でなければステップ36へ進ん
で通常の複写印刷出力処理を行なって原稿の画像データ
を複写印刷し、複写禁止原稿用の用紙の種類であればス
テップ35へ進んで原稿の画像データの出力を禁止する
複写・出力禁止処理を行なって、この処理を終了する。
【0074】さらに、図7によってこの発明の第4実施
例の複写機における複写処理について説明する。複写機
31は、複写禁止の用紙種類の原稿36がコピーにかけ
られた場合、画像読取り処理部32によって原稿36の
画像を読み取ると共に、用紙種類検知部33によってそ
の原稿36の用紙の種類を検知する。画像読取り処理部
32は原稿36から読み取った画像データを画像複写出
力処理部34へ送り、画像複写出力処理部34は用紙種
類解析処理部35からの命令待ちをする。
【0075】一方、用紙種類検知部33は原稿36の用
紙の種類を検知するとその用紙種類データを用紙種類解
析処理部35へ送り、用紙種類解析処理部35は、その
受け取った用紙種類データに基づいて予め決められた複
写禁止原稿用の用紙種類であるか否かを判別し、複写禁
止原稿用の用紙種類であったときには画像複写出力処理
部34へ複写実行中止命令を出力して画像データの出力
を禁止する。
【0076】そして、画像複写出力処理部34は用紙種
類解析処理部35から複写実行中止命令を受け取ると、
画像データを紙に複写出力する処理を行なわない。した
がって、原稿36の画像は紙に複写印刷されて出力され
ない(図7に破線枠で示す)。
【0077】また、複写機31は、通常の用紙種類の原
稿がコピーにかけられた場合、画像読取り処理部32に
よってその原稿の画像を読み取ると共に、用紙種類検知
部33によってその原稿の用紙種類を検知する。画像読
取り処理部32はその原稿から読み取った画像データを
画像複写出力処理部34へ送り、画像複写出力処理部3
4は用紙種類解析処理部35からの命令待ちをする。
【0078】一方、用紙種類検知部33は、その原稿の
用紙種類を検知して用紙種類データを用紙種類解析処理
部35へ出力し、用紙種類解析処理部35はその用紙種
類データに基づいて予め決められた複写禁止原稿用の用
紙種類でないと判別すると、画像複写出力処理部34へ
複写実行命令を出力して画像データの出力を実行させ
る。
【0079】そして、画像複写出力処理部34は用紙種
類解析処理部35から複写実行命令を受け取ると、画像
データを紙に複写出力する処理を行なう。したがって、
原稿から読み取った画像が紙に複写印刷されて出力され
る。
【0080】このようにして、この第4実施例の複写機
では、予め決められた複写禁止の用紙種類の原稿の内容
を複写印刷できないので、複写禁止の原稿を無断で複写
利用できないようにすることができる。さらに、比較的
安価でコンパクトな機構で複写禁止の原稿の用紙の種類
を識別することができ、原稿読取出力装置の小型化と低
コスト化を図ることができる。
【0081】次に、この発明の画像読取出力装置の第5
実施例について説明する。図9はこの発明の画像読取出
力装置の第5実施例である複写機の主要な構成を示すブ
ロック図であり、図1に示した複写機1と共通する部分
には同一符号を付している。この複写機41は、図1の
複写機1の各部の他に、新たにディスプレイ表示処理部
42と表示部43を設けている。
【0082】ディスプレイ表示処理部42は、画像解析
処理部3が画像複写出力処理部4による画像データの出
力を禁止したとき、複写禁止の警告メッセージを表示す
る警告メッセージ表示手段の機能を果たす。表示部43
は、LCD等のディスプレイであり、複写禁止の警告メ
ッセージの他に各種の作業メッセージも表示する。な
お、この複写機41の表示部43は複写機に通常備わる
ディスプレイを利用すればよいが、CRTなどの表示装
置を接続するようにしてもよい。
【0083】図10はこの発明の第5実施例の複写機に
おける複写処理を示すフローチャートである。この処理
では、ステップ(図中に「S」で示す)41で原稿の画
像を読み取り、ステップ42へ進んで読み取った画像デ
ータ中に複写禁止を示すマーク又は模様のデータが含ま
れているか否かを解析する複製禁止解析処理(画像解析
処理)を行ない、ステップ43へ進んでその解析結果に
基づいて読み取った画像データ中に複写禁止を示すマー
ク又は模様のデータが有るか否かを判別する。
【0084】そして、複写禁止のデータがなければステ
ップ46へ進んで通常の複写印刷出力処理を行なうが、
有ればステップ44へ進んで画像データの出力を禁止す
る複写・出力禁止処理を行なって、ステップ45へ進ん
で複写禁止の警告メッセージを表示するディスプレイへ
の警告表示処理を行ない、この処理を終了する。
【0085】さらに、図9によってこの発明の第5実施
例の複写機における複写処理について説明する。複写機
41は、複写禁止を示すバーコード7が付された原稿6
がコピーにかけられた場合、画像読取り処理部2によっ
て原稿6の画像を読み取り、その画像データを画像解析
処理部3へ送ると共に、画像複写出力処理部4へ送り、
画像複写出力処理部4は画像解析処理部3からの命令待
ちをする。
【0086】画像解析処理部3は、画像読取り処理部2
から受け取った画像データを解析し、その画像データ中
に複写禁止を示すバーコード7が有ることを判別する
と、画像複写出力処理部4へ複写実行中止命令を出力し
て画像データの出力を禁止すると共に、ディスプレイ表
示処理部42へ警告表示命令を出力して複写禁止の警告
メッセージを表示させる。
【0087】そして、画像複写出力処理部4は画像解析
処理部3から複写実行中止命令を受け取ると、画像デー
タを紙に複写出力する処理を行なわないので、原稿6の
画像は紙に複写印刷されて出力されない(図9に破線枠
で示す)。さらに、ディスプレイ表示処理部42は画像
解析処理部3から警告表示命令を受け取ると、表示部4
3に、例えば図中に示すように「この原稿は複写禁止の
ためコピーできません」などの複写禁止の警告メッセー
ジを表示し、使用者に警告を促す。
【0088】また、この複写機41は、複写可能な原稿
がコピーにかけられた場合は、その原稿の画像が複写印
刷されて出力される。
【0089】このようにして、この第5実施例の複写機
では、複写禁止のマーク又は模様が付された原稿の内容
を複写印刷できないので、複写禁止の原稿を無断で複写
利用できないようにすることができる。さらに、その際
には複写禁止の警告メッセージを表示するので、使用者
に対して不正に利用しないように促すことができる。
【0090】なお、上述した原稿の裏面に複写禁止を示
すマーク又は模様のデータが付された原稿の表面の内容
を複写禁止にする複写機11、原稿に複写禁止を示すマ
ーク又は模様のデータを含む潜像が付された原稿の内容
を複写禁止にする複写機21、又は複写禁止の用紙種類
の原稿の内容を複写禁止にする複写機31に対してもデ
ィスプレイ表示処理部と表示部を同じように設けて、複
写禁止の際の警告メッセージを表示させるようにするこ
とができる。
【0091】次に、この発明の画像読取出力装置の第6
実施例について説明する。図11はこの発明の画像読取
出力装置の第6実施例である複写機の主要な構成を示す
ブロック図であり、図1に示した複写機1と共通する部
分には同一符号を付している。この複写機51は、図1
の複写機1の各部の他に、新たに警告文書出力処理部5
2を設けている。
【0092】警告文書出力処理部52は、レーザプリン
タ等の印刷装置であり、画像解析処理部3が画像複写出
力処理部4による画像データの出力を禁止したとき、そ
の画像データの出力が禁止された理由を知らせる警告文
を表示又は印刷する警告理由出力手段の機能を果たす。
この警告文書出力処理部52は画像複写出力処理部4と
ハード部分は同じである。
【0093】また、この複写機51では警告文書出力処
理部52は警告文書を印刷する処理を行なう場合につい
て示すが、表示部によって警告文を表示する処理を行な
うようにすることも容易にできる。
【0094】図12はこの発明の第6実施例の複写機に
おける複写処理を示すフローチャートである。この処理
では、ステップ(図中に「S」で示す)51で原稿の画
像を読み取り、ステップ52へ進んで読み取った画像デ
ータ中に複写禁止を示すマーク又は模様のデータが含ま
れているか否かを解析する複製禁止解析処理(画像解析
処理)を行ない、ステップ53へ進んでその解析結果に
基づいて読み取った画像データ中に複写禁止を示すマー
ク又は模様のデータが有るか否かを判別する。
【0095】そして、複写禁止のデータがなければステ
ップ56へ進んで通常の複写印刷出力処理を行なうが、
有ればステップ54へ進んで画像データの出力を禁止す
る複写・出力禁止処理を行なって、ステップ55へ進ん
で原稿から読み取った画像データが複写印刷されない理
由を知らせる警告文を作成して印刷出力する警告文書出
力処理を行ない、この処理を終了する。
【0096】さらに、図11によってこの発明の第6実
施例の複写機における複写処理について説明する。複写
機51は、複写禁止を示すバーコード7が付された原稿
6がコピーにかけられた場合、画像読取り処理部2によ
って原稿6の画像を読み取り、その画像データを画像解
析処理部3へ送ると共に、画像複写出力処理部4へ送
り、画像複写出力処理部4は画像解析処理部3からの命
令待ちをする。
【0097】画像解析処理部3は、画像読取り処理部2
から受け取った画像データを解析し、その画像データ中
に複写禁止を示すバーコード7が有ることを判別する
と、画像複写出力処理部4へ複写実行中止命令を出力し
て画像データの出力を禁止すると共に、警告文書出力処
理部52へ警告文書出力命令を出力して警告文書を印刷
出力させる。
【0098】そして、画像複写出力処理部4は画像解析
処理部3から複写実行中止命令を受け取ると、画像デー
タを紙に複写出力する処理を行なわないので、原稿6の
画像は紙に複写印刷されて出力されない。さらに、警告
文書出力処理部52は画像解析処理部3から警告文書出
力命令を受け取ると、例えば図中に示すような複写禁止
の警告メッセージと共に、この原稿の内容に著作権や版
権等の権利が設定されているため複写禁止であることを
知らせる複写禁止の理由の警告文書53を作成して印刷
出力し、使用者に警告内容を知らせる。
【0099】また、この複写機51は、複写可能な原稿
がコピーにかけられた場合は、その原稿の画像が複写印
刷されて出力される。
【0100】このようにして、この第6実施例の複写機
では、複写禁止のマーク又は模様が付された原稿の内容
を複写印刷できないので、複写禁止の原稿を無断で複写
利用できないようにすることができる。さらに、その際
には複写禁止の警告メッセージと共に、その複写禁止の
理由を示す警告文を印刷して出力するので、使用者に対
して不正利用になる理由を知らせることができる。
【0101】なお、上述した原稿の裏面に複写禁止を示
すマーク又は模様のデータが付された原稿の表面の内容
を複写禁止にする複写機11、原稿に複写禁止を示すマ
ーク又は模様のデータを含む潜像が付された原稿の内容
を複写禁止にする複写機21、又は複写禁止の用紙種類
の原稿の内容を複写禁止にする複写機31に対しても上
記の警告文書出力処理部52を同じように設けて、複写
禁止の理由の警告文を印刷させるようにすることができ
る。
【0102】また、上記の警告文書出力処理部52が原
稿から読み取った画像データの出力が禁止されたとき、
複写禁止の警告メッセージと共に、その禁止理由を知ら
せる警告文を表示部に表示する処理を行なうようにすれ
ば、警告文を表示によって知らせることができる。
【0103】次に、この発明の画像読取出力装置の第7
実施例について説明する。図13はこの発明の画像読取
出力装置の第7実施例である複写機の主要な構成を示す
ブロック図であり、図11に示した複写機51と共通す
る部分には同一符号を付している。
【0104】この複写機61は、図11の複写機51と
略同じ機能を有するが、警告文書の内容が前述の第6実
施例の場合と若干異なる。つまり、この複写機61の警
告文書出力処理部52′は、画像解析処理部3が画像複
写出力処理部4による画像データの出力を禁止したと
き、その画像データの出力が禁止された理由を知らせる
警告文と出力が禁止された画像データの一部を合成して
表示又は印刷する機能を果たす。
【0105】また、この複写機61では警告文書出力処
理部52′は警告文書を印刷する処理を行なう場合につ
いて示すが、表示部によって警告文を表示する処理を行
なうようにすることも容易にできる。
【0106】図14はこの発明の第7実施例の複写機に
おける複写処理を示すフローチャートである。この処理
では、ステップ(図中に「S」で示す)61で原稿の画
像を読み取り、ステップ62へ進んで読み取った画像デ
ータ中に複写禁止を示すマーク又は模様のデータが含ま
れているか否かを解析する複製禁止解析処理(画像解析
処理)を行ない、ステップ63へ進んでその解析結果に
基づいて読み取った画像データ中に複写禁止を示すマー
ク又は模様のデータが有るか否かを判別する。
【0107】そして、複写禁止のデータがなければステ
ップ67へ進んで通常の複写印刷出力処理を行なうが、
有ればステップ64へ進んで画像データの出力を禁止す
る複写・出力禁止処理を行なって、ステップ65へ進ん
で原稿から読み取った画像データが複写印刷されない理
由を知らせる警告文と、原稿から読み取った画像データ
の一部とを合成する合成処理を行ない、ステップ66へ
進んで合成処理によって作成されたイメージを印刷する
出力処理を行なって、この処理を終了する。
【0108】さらに、図13によってこの発明の第7実
施例の複写機における複写処理について説明する。複写
機61は、複写禁止を示すバーコード7が付された原稿
6がコピーにかけられた場合、画像読取り処理部2によ
って原稿6の画像を読み取り、その画像データを画像解
析処理部3へ送ると共に、画像複写出力処理部4へ送
り、画像複写出力処理部4は画像解析処理部3からの命
令待ちをする。
【0109】画像解析処理部3は、画像読取り処理部2
から受け取った画像データを解析し、その画像データ中
に複写禁止を示すバーコード7が有ることを判別する
と、画像複写出力処理部4へ複写実行中止命令を出力し
て画像データの出力を禁止すると共に、警告文書出力処
理部52′へ警告文書出力命令を出力して警告文書を印
刷出力させる。
【0110】そして、画像複写出力処理部4は画像解析
処理部3から複写実行中止命令を受け取ると、画像デー
タを紙に複写出力する処理を行なわないので、原稿6の
画像は紙に複写印刷されて出力されない。
【0111】また、警告文書出力処理部52′は画像解
析処理部3から警告文書出力命令を受け取ると、複写禁
止の警告メッセージと出力禁止になった理由を知らせる
警告文を作成し、画像複写出力処理部4から原稿6の画
像データの一部を読み込んで、その一部の画像データと
警告文を合成した警告文書を印刷出力する。
【0112】例えば、図中に示すような複写禁止の警告
メッセージと共に、この原稿の内容に著作権や版権等の
権利が設定されているため複写禁止であることを知らせ
る複写禁止の理由の警告理由文と、出力禁止の画像の一
部とを印刷した警告文書53′を作成して印刷出力し、
使用者に複写禁止対象の原稿の内容の一部と警告内容を
知らせる。
【0113】このようにして、この第7実施例の複写機
では、複写禁止のマーク又は模様が付された原稿の内容
を複写印刷できないので、複写禁止の原稿を無断で複写
利用できないようにすることができる。さらに、その際
には複写禁止の警告メッセージとその複写禁止の理由を
示す警告文と共に、出力禁止の原稿の内容の一部を印刷
して出力するので、使用者に対して複写禁止対象の原稿
を明示し、それが不正利用になる理由を知らせることが
できる。
【0114】なお、上述した原稿の裏面に複写禁止を示
すマーク又は模様のデータが付された原稿の表面の内容
を複写禁止にする複写機11、原稿に複写禁止を示すマ
ーク又は模様のデータを含む潜像が付された原稿の内容
を複写禁止にする複写機21、又は複写禁止の用紙種類
の原稿の内容を複写禁止にする複写機31に対しても上
記の警告文書出力処理部52′を同じように設けて、複
写禁止の警告メッセージと複写禁止の理由の警告文に複
写禁止の画像の一部を合成して印刷させるようにするこ
とができる。
【0115】また、上記の警告文書出力処理部52′が
原稿から読み取った画像データの出力が禁止されたと
き、複写禁止の警告メッセージと複写禁止の理由の警告
文に複写禁止の画像の一部を合成して表示するようにす
れば、警告文書を表示によって知らせることができる。
【0116】次に、この発明の画像読取出力装置の第8
実施例について説明する。図15はこの発明の画像読取
出力装置の第8実施例である複写機の主要な構成を示す
ブロック図である。この複写機71は、CPU,RO
M,及びRAM等からなるマイクロコンピュータを内蔵
し、この装置全体の制御処理を司る制御処理部(図示を
省略)と、両面画像読取り処理部72,画像解析処理部
73,画像複写出力処理部74,画像データ蓄積部75
等を備えている。
【0117】両面画像読取り処理部72は、原稿の両面
の画像を読み取るスキャナ等の画像読取手段である。画
像複写出力処理部74は、両面画像読取り処理部72に
よって読み取って画像データ蓄積部75に蓄積された原
稿の両面の画像データを読み出して紙に複写して印刷す
るレーザプリンタ等の画像出力手段である。
【0118】画像解析処理部73は、両面画像読取り処
理部72によって読み取って画像データ蓄積部75に蓄
積された画像データ中に複写禁止を示すマーク又は模様
のデータが有るか否かを判別する複写禁止データ判別手
段と、画像データ中に複写禁止を示すデータが有ると判
別したときには画像複写出力処理部74による画像デー
タの出力を禁止する画像出力禁止手段の各機能を果た
す。
【0119】画像データ蓄積部75は、両面画像読取り
処理部72によって読み取った原稿の両面の画像データ
を蓄積する光磁気ディスク装置やハードディスク装置等
の記憶装置である。
【0120】また、原稿76は、この実施例の画像読取
出力装置に使用する複写禁止の原稿の一例である。この
原稿76の両面には情報が記載されており、一方の面
(ここでは表面)には複写禁止を示すデータであるバー
コード7が付されている。この複写禁止を示すデータに
はその他のマークや模様を使用してもよい。
【0121】なお、複写禁止を示すデータを原稿の全面
に施せば、そのデータを隠したり消去したりすることが
難くなり、複写禁止の原稿を細工して不正使用すること
を防止できる。
【0122】図16は、この発明の第8実施例の複写機
における複写処理を示すフローチャートである。この処
理では、ステップ(図中では「S」で示す)71で原稿
の両面の画像を読み取り、ステップ72へ進んで読み取
った両面の画像データを画像データ蓄積部へ蓄積する画
像データ蓄積処理を行なう。
【0123】その後、ステップ73へ進んで画像データ
蓄積部に蓄積された両面の画像データを読み出し、ステ
ップ74へ進んでその画像データ中に複写禁止を示すマ
ーク又は模様のデータが含まれているか否かを解析する
複製禁止解析処理(画像解析処理)を行ない、ステップ
75へ進んでその解析結果に基づいて読み取った画像デ
ータ中に複写禁止を示すマーク又は模様のデータが有る
か否かを判別する。
【0124】そして、複写禁止のデータがなければステ
ップ77へ進んで通常の複写印刷出力処理によって原稿
の両面の画像データの印刷を行なうが、有ればステップ
76へ進んで画像データの出力を禁止する複写・出力禁
止処理によって原稿のいずれの面の画像データも印刷し
ないで、この処理を終了する。
【0125】さらに、図15によってこの発明の第8実
施例の複写機における複写処理について説明する。複写
機71は、表面又は裏面のいずれかの面に複写禁止を示
すバーコード7が付された両面の原稿76がコピーにか
けられた場合、両面画像読取り処理部72によって原稿
76の両面の画像を読み取り、その画像データを画像デ
ータ蓄積部75に蓄積する。その後、画像複写出力処理
部7は画像データ蓄積部75から両面の画像データを読
み出して画像解析処理部73からの命令待ちをする。
【0126】一方、画像解析処理部73は、画像データ
蓄積部75から両面の画像データを読み出して解析し、
その画像データ中に複写禁止を示すバーコード7が有る
ことを判別すると、画像複写出力処理部74へ複写実行
中止命令を出力して画像データの出力を禁止する。
【0127】そして、画像複写出力処理部74は画像解
析処理部73から複写実行中止命令を受け取ると、画像
データ蓄積部75から読み出した両面の画像データをい
ずれも紙に複写出力する処理を行なわないので、原稿7
6の画像は紙に複写印刷されて出力されない(図15に
破線枠で示す)。また、複写可能な両面原稿がコピーに
かけられた場合は、その原稿の両面から読み取った画像
が複写印刷されて出力される。
【0128】また、上述の処理において、原稿76の両
面から読み取った画像データを画像データ蓄積部75に
蓄積した後、画像複写出力処理部74はその画像データ
を読み出さず画像解析処理部73からの命令待ちをし、
画像解析処理部73から複写実行命令を受け取ったとき
に画像データ蓄積部75からその原稿76の両面の画像
データを読み出して複写印刷するようにしてもよい。
【0129】このようにして、この第8実施例の複写機
では、両面原稿のいずれか一方の面にでも複写禁止のマ
ーク又は模様のデータが付された原稿は、その両面共複
写禁止であると判断してその内容を複写印刷しないの
で、複写禁止の両面原稿を無断で複写利用できないよう
にすることができる。したがって、原稿の両面を複写禁
止にするために複写禁止を示すマーク又は模様を付す作
業を軽減させることができる。
【0130】なお、上述した原稿に複写禁止を示すマー
ク又は模様のデータを含む潜像が付された原稿の内容を
複写禁止にする複写機21において、原稿の両面の画像
を読み取り、その画像データ中に複写禁止を示すマーク
又は模様のデータを含む潜像データがあったときには、
読み取った両面の画像データを共に印刷出力しないよう
にすることもできる。
【0131】また、複写禁止の用紙種類の原稿の内容を
複写禁止にする複写機31において、原稿の両面の画像
を読み取り、その読み取った原稿の用紙種類が予め決め
られた複写禁止原稿用の用紙種類であったときには、読
み取った両面の画像データを共に印刷出力しないように
することもできる。
【0132】さらに、上述した原稿の両面の画像を読み
取る複写機において、画像データの出力を禁止したと
き、複写禁止の警告メッセージを出力したり、その出力
が禁止された理由を知らせる警告文を表示又は印刷して
出力したり、その警告文に出力禁止の画像データの一部
を合成して出力したりすることも容易にできる。
【0133】次に、この発明の画像読取出力装置の第9
実施例について説明する。図17はこの発明の画像読取
出力装置の第9実施例である複写機の主要な構成を示す
ブロック図である。この複写機81は、CPU,RO
M,及びRAM等からなるマイクロコンピュータを内蔵
し、この装置全体の制御処理を司る制御処理部(図示を
省略)と、画像読取り処理部82,画像解析処理部8
3,画像複写出力処理部84,画像データ蓄積部85等
を備えている。
【0134】画像読取り処理部82は、複数枚の原稿の
画像を自動的に読み取る自動原稿給送装置(ADF)を
備えたスキャナ等の画像読取手段である。画像複写出力
処理部84は、画像読取り処理部82によって読み取っ
て画像データ蓄積部75に蓄積された各原稿の画像デー
タを読み出して紙に複写して印刷するレーザプリンタ等
の画像出力手段である。
【0135】画像解析処理部83は、画像読取り処理部
82によって読み取って画像データ蓄積部85に蓄積さ
れた各原稿の画像データ中に複写禁止を示すマーク又は
模様のデータが有るか否かを判別する複写禁止データ判
別手段と、画像データ中に複写禁止を示すデータが有る
と判別したときには画像複写出力処理部84による画像
データ蓄積部85に蓄積された全画像データの出力を禁
止する画像出力禁止手段の各機能を果たす。
【0136】画像データ蓄積部85は、画像読取り処理
部82によって読み取った複数枚の原稿の画像データを
蓄積する光磁気ディスク装置やハードディスク装置等の
記憶装置である。
【0137】また、原稿86は、この実施例の画像読取
出力装置に使用する複写禁止の複数枚の原稿の一例であ
る。この各原稿86のうち1枚目の原稿の表面には複写
禁止を示すデータであるバーコード7が付されている。
この複写禁止を示すデータにはその他のマークや模様を
使用してもよい。
【0138】なお、複写禁止を示すデータを原稿の全面
に施せば、そのデータを隠したり消去したりすることが
難くなり、複写禁止の原稿を細工して不正使用すること
を防止できる。また、複写禁止を示すデータは複数枚の
原稿のうちいずれか一枚に付されていればよい。
【0139】図18は、この発明の第9実施例の複写機
における複写処理を示すフローチャートである。この処
理では、ステップ(図中では「S」で示す)81で原稿
の画像を読み取り、ステップ82へ進んで読み取った画
像データを画像データ蓄積部へ蓄積する画像データ蓄積
処理を行ない、ステップ83へ進んで全ての原稿の画像
の読取りが終了したか否かを判断して、終了しなければ
ステップ81へ戻って次の原稿の画像を読み取って蓄積
する。
【0140】ステップ83で全ての原稿の画像の読取り
が終了したと判断したら、ステップ84へ進んで画像デ
ータ蓄積部に蓄積された全画像データを読み出し、ステ
ップ85へ進んでその読み出した画像データ中に複写禁
止を示すマーク又は模様のデータが含まれているか否か
を解析する複製禁止解析処理(画像解析処理)を行な
い、ステップ86へ進んでその解析結果に基づいて蓄積
された画像データ中に複写禁止を示すマーク又は模様の
データが有るか否かを判別する。
【0141】そして、複写禁止のデータがなければステ
ップ88へ進んで通常の複写印刷出力処理によって画像
データ蓄積部に蓄積されている全原稿の画像データの印
刷を行なうが、有ればステップ87へ進んで画像データ
蓄積部に蓄積されている全画像データの出力を禁止する
複写・出力禁止処理によって全原稿のいずれの画像デー
タも印刷しないで、この処理を終了する。
【0142】さらに、図17によってこの発明の第9実
施例の複写機における複写処理について説明する。複写
機81は、複写禁止を示すバーコード7が付された原稿
を含む複数枚の原稿86がコピーにかけられた場合、画
像読取り処理部72によって全原稿86の画像を自動的
に読み取り、その全画像データを画像データ蓄積部85
に蓄積する。
【0143】その後、画像解析処理部83は、画像デー
タ蓄積部85から全画像データを読み出して解析し、そ
の画像データ中に複写禁止を示すバーコード7が有るこ
とを判別すると、画像複写出力処理部84へ複写実行中
止命令を出力して画像データの出力を禁止する。
【0144】そして、画像複写出力処理部84は画像解
析処理部83から複写実行中止命令を受け取ると、画像
データ蓄積部85から画像データを読み出さず複写出力
処理を行なわないので、全原稿86の画像は紙に複写印
刷されて出力されない(図17に破線枠で示す)。
【0145】また、複写機81は、複写禁止を示すバー
コードが付されていない複数枚の原稿がコピーにかけら
れた場合、画像読取り処理部82によってその全原稿の
画像を自動的に読み取り、その全画像データを画像デー
タ蓄積部85に蓄積し、画像解析処理部83は、画像デ
ータ蓄積部85に蓄積された全画像データを読み出して
解析し、その画像データ中に複写禁止を示すバーコード
がないことを判別すると、画像複写出力処理部84へ複
写実行命令を出力して画像データの出力を実行させる。
【0146】そして、画像複写出力処理部84は画像解
析処理部83から複写実行命令を受け取ると、画像デー
タ蓄積部85に蓄積された全画像データを読み出して順
次紙に複写出力する処理を行なう。したがって、複数枚
の原稿から読み取った全画像が紙に複写印刷されて出力
される。
【0147】上述の実施例では、複数枚の原稿の画像を
自動的に読み取り、その全画像データを蓄積した後に、
その全画像データ中に複写禁止のデータの有無を解析す
る処理を行なうようにしたが、原稿の画像を読み取りな
がら、既に読み取った画像データを順次解析して画像デ
ータ中に複写禁止のデータの有無を解析する処理を行な
うようにし、複写禁止のデータがあると判別したときに
原稿の画像の読み取りを中止すると共に、既に読み取っ
た画像データの複写印刷を禁止するようにすれば、処理
時間を短縮することができる。
【0148】このようにして、この第9実施例の複写機
では、複数枚の原稿のいずれか一枚の原稿にでも複写禁
止のマーク又は模様が付されている場合は、その全原稿
の画像が複写禁止であると判断してその内容を複写印刷
しないので、複写禁止の複数枚の原稿からなる文書を無
断で複写利用できないようにすることができる。したが
って、複数枚の原稿を複写禁止にするために複写禁止を
示すマーク又は模様を付す作業を軽減させることができ
る。
【0149】なお、上述した複写禁止を示すマーク又は
模様のデータを含む潜像が付された原稿の内容を複写禁
止にする複写機21において、複数枚の原稿の画像を自
動的に読み取り、そのいずれかの画像データ中に複写禁
止を示すマーク又は模様のデータを含む潜像データがあ
ったときには、読み取った両面の画像データを共に印刷
出力しないようにすることもできる。
【0150】また、複写禁止の用紙種類の原稿の内容を
複写禁止にする複写機31において、複数枚の原稿の画
像を読み取り、その読み取ったいずれかの原稿の用紙種
類が予め決められた複写禁止原稿用の用紙種類であった
ときには、読み取った両面の画像データを共に印刷出力
しないようにすることもできる。
【0151】さらに、上述した複数枚の原稿の画像を読
み取る複写機において、画像データの出力を禁止したと
き、複写禁止の警告メッセージを出力したり、その出力
が禁止された理由を知らせる警告文を表示又は印刷して
出力したり、その警告文に出力禁止の画像データの一部
を合成して出力したりすることも容易にできる。
【0152】上述したいずれの実施例も複写機について
説明したが、この発明による画像読取出力装置は、原稿
の画像を読み取って通信回線等を介して送信するファク
シミリ装置や、原稿の画像を読み取って光磁気ディスク
等の記憶媒体に記憶する電子ファイル装置や、原稿の画
像を読み取って出力する画像読取装置などでも実施する
ことができる。
【0153】ファクシミリ装置の場合は、複写禁止の原
稿の画像を読み取ってもその画像データのファクシミリ
送信を禁止して出力しない。電子ファイル装置の場合
は、複写禁止の原稿の画像を読み取ってもその画像デー
タのファイリングを禁止して出力しない。画像読取装置
の場合は、複写禁止の原稿の画像を読み取ってもその画
像データの出力を禁止し、例えば、この画像読取装置が
パーソナルコンピュータ等の他の処理装置に接続されて
いる場合、その読み取った画像データを処理装置へ出力
しない。
【0154】さらに、この発明による画像読取出力装置
は、ファクシミリサーバやファイルサーバやシュレッダ
等の装置などでも実施することができる。
【0155】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る画像読取出力装置によれば、複写禁止のデータが付さ
れた一般的なマニュアル,書籍,又は文献等の原稿に対
して、その画像を読み取って紙に印刷したり、通信回線
等を介して送信したり、又は記憶媒体に記憶するために
出力することを禁止するので、例えば、著作権や版権等
の権利が設定されていて複写禁止にされた一般的な原稿
の内容を不正に複写利用することをできないようにする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像読取出力装置の第1実施例であ
る複写機の主要な構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の第1実施例の複写機における複写処
理を示すフローチャートである。
【図3】この発明の画像読取出力装置の第2実施例であ
る複写機の主要な構成を示すブロック図である。
【図4】この発明の第2実施例の複写機における複写処
理を示すフローチャートである。
【図5】この発明の画像読取出力装置の第3実施例であ
る複写機の主要な構成を示すブロック図である。
【図6】この発明の第3実施例の複写機における複写処
理を示すフローチャートである。
【図7】この発明の画像読取出力装置の第4実施例であ
る複写機の主要な構成を示すブロック図である。
【図8】この発明の第4実施例の複写機における複写処
理を示すフローチャートである。
【図9】この発明の画像読取出力装置の第5実施例であ
る複写機の主要な構成を示すブロック図である。
【図10】この発明の第5実施例の複写機における複写
処理を示すフローチャートである。
【図11】この発明の画像読取出力装置の第6実施例で
ある複写機の主要な構成を示すブロック図である。
【図12】この発明の第6実施例の複写機における複写
処理を示すフローチャートである。
【図13】この発明の画像読取出力装置の第7実施例で
ある複写機の主要な構成を示すブロック図である。
【図14】この発明の第7実施例の複写機における複写
処理を示すフローチャートである。
【図15】この発明の画像読取出力装置の第8実施例で
ある複写機の主要な構成を示すブロック図である。
【図16】この発明の第8実施例の複写機における複写
処理を示すフローチャートである。
【図17】この発明の画像読取出力装置の第9実施例で
ある複写機の主要な構成を示すブロック図である。
【図18】この発明の第9実施例の複写機における複写
処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,11,21,31,41,51,61,71,8
1:複写機 2,12,22,32,82:画像読取り処理部 3,73,83:画像解析処理部 4,14,24,34,74,84:画像複写出力処理
部 6,16,26,36,76,86:原稿 7:バーコード 13:裏面画像読取り処理部 15:裏面画像解析処理部 17:模様 23:潜像読取り処理部 25:潜像データ解析処理部 27:潜像 33:用紙種類検知部 35:用紙種類解析処理部 42:ディスプレイ表示処理部 43:表示部 52,52′:警告文書出力処理部 53,53′:警告文書 72:両面画像読取り処理部 75,85:画像データ蓄積部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読み取る画像読取手段と、
    該手段によって読み取った画像データを紙に印刷,通信
    回線等を介して送信,又は記憶媒体に記憶するために出
    力する画像出力手段とを備えた画像読取出力装置におい
    て、 前記画像読取手段によって読み取った画像データ中に複
    写禁止を示すマーク又は模様のデータが有るか否かを判
    別する複写禁止データ判別手段と、該手段が前記画像デ
    ータ中に複写禁止を示すデータが有ると判別したときに
    は前記画像出力手段による画像データの出力を禁止する
    画像出力禁止手段とを設けたことを特徴とする画像読取
    出力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像読取出力装置におい
    て、 前記複写禁止を示すマーク又は模様のデータが原稿の全
    面に施されたデータであることを特徴とする画像読取出
    力装置。
  3. 【請求項3】 原稿の一方の面の画像を読み取る画像読
    取手段と、該手段によって読み取った画像データを紙に
    印刷,通信回線等を介して送信,又は記憶媒体に記憶す
    るために出力する画像出力手段とを備えた画像読取出力
    装置において、前記原稿の他方の面の画像を読み取る画
    像読取手段と、該手段によって読み取った画像データ中
    に複写禁止を示すマーク又は模様のデータが有るか否か
    を判別する複写禁止データ判別手段と、該手段が複写禁
    止を示すデータが有ると判別したときには前記画像出力
    手段による画像データの出力を禁止する画像出力禁止手
    段とを設けたことを特徴とする画像読取出力装置。
  4. 【請求項4】 原稿の画像を読み取る画像読取手段と、
    該手段によって読み取った画像データを紙に印刷,通信
    回線等を介して送信,又は記憶媒体に記憶するために出
    力する画像出力手段とを備えた画像読取出力装置におい
    て、 前記画像読取手段によって読み取った原稿に付された潜
    像を読み取る潜像読取手段と、該手段によって読み取っ
    た潜像データ中に複写禁止を示すデータが有るか否かを
    判別する複写禁止データ判別手段と、該手段が複写禁止
    を示すデータが有ると判別したときには前記画像出力手
    段による画像データの出力を禁止する画像出力禁止手段
    とを設けたことを特徴とする画像読取出力装置。
  5. 【請求項5】 原稿の画像を読み取る画像読取手段と、
    該手段によって読み取った画像データを紙に印刷,通信
    回線等を介して送信,又は記憶媒体に記憶するために出
    力する画像出力手段とを備えた画像読取出力装置におい
    て、 前記画像読取手段によって画像を読み取った原稿の用紙
    の種類を判別する用紙種類判別手段と、該手段によって
    判別した用紙の種類が予め決められた複写禁止原稿用の
    用紙の種類であったときには前記画像出力手段による画
    像データの出力を禁止する画像出力禁止手段とを設けた
    ことを特徴とする画像読取出力装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の
    画像読取出力装置において、前記画像出力禁止手段が前
    記画像出力手段による画像データの出力を禁止したと
    き、複写禁止の警告メッセージを表示する警告メッセー
    ジ表示手段を設けたことを特徴とする画像読取出力装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の
    画像読取出力装置において、前記画像出力禁止手段が前
    記画像出力手段による画像データの出力を禁止したと
    き、前記画像データの出力が禁止された理由を知らせる
    警告文を表示又は印刷する警告理由出力手段を設けたこ
    とを特徴とする画像読取出力装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の画像読取出力装置におい
    て、 前記警告理由出力手段に、前記警告文に前記出力が禁止
    された画像データの一部を合成して出力する手段を設け
    たことを特徴とする画像読取出力装置。
  9. 【請求項9】 原稿の両面の画像を読み取る画像読取手
    段と、該手段によって読み取った両面の画像データを蓄
    積する画像データ蓄積手段と、該手段に蓄積された原稿
    の両面の画像データを紙に印刷,通信回線等を介して送
    信,又は記憶媒体に記憶するために出力する画像出力手
    段とを備えた画像読取出力装置において、 前記画像データ蓄積手段に蓄積された画像データ中に複
    写禁止を示すデータが有るか否かを判別する複写禁止デ
    ータ判別手段と、該手段が複写禁止を示すデータが有る
    と判別したときには前記画像出力手段による画像データ
    の出力を禁止する画像出力禁止手段とを設けたことを特
    徴とする画像読取出力装置。
  10. 【請求項10】 複数枚の原稿の画像を自動的に読み取
    る画像読取手段と、該手段によって読み取った各原稿の
    画像データを蓄積する画像データ蓄積手段と、該手段に
    蓄積された各原稿の画像データを紙に印刷,通信回線等
    を介して送信,又は記憶媒体に記憶するために出力する
    画像出力手段とを備えた画像読取出力装置において、 前記画像データ蓄積手段に蓄積された画像データ中に複
    写禁止を示すデータが有るか否かを判別する複写禁止デ
    ータ判別手段と、該手段が複写禁止を示すデータが有る
    と判別したときには前記画像出力手段による前記画像デ
    ータ蓄積手段に蓄積された全画像データの出力を禁止す
    る画像出力禁止手段とを設けたことを特徴とする画像読
    取出力装置。
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