JPH0865035A - 衛星受信コンバータ - Google Patents
衛星受信コンバータInfo
- Publication number
- JPH0865035A JPH0865035A JP20064394A JP20064394A JPH0865035A JP H0865035 A JPH0865035 A JP H0865035A JP 20064394 A JP20064394 A JP 20064394A JP 20064394 A JP20064394 A JP 20064394A JP H0865035 A JPH0865035 A JP H0865035A
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- JP
- Japan
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- current
- ferrite
- converter
- polarized waves
- polarizer
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- Pending
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- Waveguide Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 互いに垂直な2つの直線偏波を受信すること
ができる衛星受信コンバータを安価で構成を簡単に実現
する。 【構成】 偏波切換え機能のない衛星受信コンバータの
受信用プローブ3の前にフェライトポラライザ1と衛星
受信コンバータに供給される2値の直流電圧によってフ
ェライトポラライザに供給する電流の向きを切換える回
路2を設け、プローブで受信する水平、垂直の偏波を選
択する。
ができる衛星受信コンバータを安価で構成を簡単に実現
する。 【構成】 偏波切換え機能のない衛星受信コンバータの
受信用プローブ3の前にフェライトポラライザ1と衛星
受信コンバータに供給される2値の直流電圧によってフ
ェライトポラライザに供給する電流の向きを切換える回
路2を設け、プローブで受信する水平、垂直の偏波を選
択する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は互いに垂直な2つの直線
偏波を受信する衛星受信コンバータに関する。
偏波を受信する衛星受信コンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、互いに垂直な2つの直線偏波を受
信する衛星受信コンバータの偏波切換え手段としては、
例えば図3に示すようにマイクロ波受信用プローブ12
を機械的に回転させるものが一般に広く用いられてい
る。また、図4に示すごとく特開平2−63201号公
報に提案されているものは、マイクロ波受信用プローブ
14及び第一段増幅器15を2つの偏波用にそれぞれ持
ち、コンバータに供給される2値の値をとる直流電圧に
よって所望の偏波を受信できるように第一段増幅器の電
源をオン/オフさせて切換えるものである。
信する衛星受信コンバータの偏波切換え手段としては、
例えば図3に示すようにマイクロ波受信用プローブ12
を機械的に回転させるものが一般に広く用いられてい
る。また、図4に示すごとく特開平2−63201号公
報に提案されているものは、マイクロ波受信用プローブ
14及び第一段増幅器15を2つの偏波用にそれぞれ持
ち、コンバータに供給される2値の値をとる直流電圧に
よって所望の偏波を受信できるように第一段増幅器の電
源をオン/オフさせて切換えるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような方式では機構面または電気面で構成が複雑になる
という問題を有していた。機械的にプローブを回転させ
る方式では機構部が大きくなるため筐体も大きくなり、
また信頼性の面でも不利となる。また2つの受信プロー
ブ及び第一段増幅器を持つ方式ではコンバータが形状的
に大きくなり、高周波回路が複雑になるという問題があ
った。
ような方式では機構面または電気面で構成が複雑になる
という問題を有していた。機械的にプローブを回転させ
る方式では機構部が大きくなるため筐体も大きくなり、
また信頼性の面でも不利となる。また2つの受信プロー
ブ及び第一段増幅器を持つ方式ではコンバータが形状的
に大きくなり、高周波回路が複雑になるという問題があ
った。
【0004】本発明は互いに垂直な2つの直線偏波を受
信することができる衛星受信コンバータを安価で構成を
簡単に実現することを目的とする。
信することができる衛星受信コンバータを安価で構成を
簡単に実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明のコンバータは偏波切換え機能のない衛星受
信コンバータの受信プローブの前にフェライトポラライ
ザを付加し、コンバータに供給される2値の直流電圧に
よってフェライトポラライザに供給する電流の向きを切
換える機能を持った電流供給回路を付加することによっ
て、プローブで受信する水平、垂直の偏波を選択するこ
とを可能とするものである。
め、本発明のコンバータは偏波切換え機能のない衛星受
信コンバータの受信プローブの前にフェライトポラライ
ザを付加し、コンバータに供給される2値の直流電圧に
よってフェライトポラライザに供給する電流の向きを切
換える機能を持った電流供給回路を付加することによっ
て、プローブで受信する水平、垂直の偏波を選択するこ
とを可能とするものである。
【0006】
【作用】上記構成によれば、偏波切換え機能を有さない
衛星受信コンバータに、フェライトポラライザとフェラ
イトポラライザに供給される電流の向きを切換える機能
付きの電流供給回路を付加するだけで高信頼でかつ安価
な偏波切換え機能付き衛星受信コンバータを実現するこ
とができる。
衛星受信コンバータに、フェライトポラライザとフェラ
イトポラライザに供給される電流の向きを切換える機能
付きの電流供給回路を付加するだけで高信頼でかつ安価
な偏波切換え機能付き衛星受信コンバータを実現するこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例における衛星受信コ
ンバータを図面と共に説明する。図1は本発明の一実施
例における衛星受信コンバータを示す断面図である。図
2は同じく本発明の一実施例におけるフェライトポララ
イザへの切換え機能付き電流供給回路のブロック構成図
である。
ンバータを図面と共に説明する。図1は本発明の一実施
例における衛星受信コンバータを示す断面図である。図
2は同じく本発明の一実施例におけるフェライトポララ
イザへの切換え機能付き電流供給回路のブロック構成図
である。
【0008】図1において、符号1はコンバータに入力
される直線偏波を回転させるためのフェライトポラライ
ザ、2は図2で説明する切換え機能付き電流供給回路、
3は導波管からの信号をマイクロ波回路基板に構成する
ストリップライン上の信号に変換するマイクロ波受信用
プローブ、4はマイクロ波回路基板、5は衛星受信コン
バータの筐体、6は衛星からの電波を導波管に導く一次
放射器、7は導波管である。
される直線偏波を回転させるためのフェライトポラライ
ザ、2は図2で説明する切換え機能付き電流供給回路、
3は導波管からの信号をマイクロ波回路基板に構成する
ストリップライン上の信号に変換するマイクロ波受信用
プローブ、4はマイクロ波回路基板、5は衛星受信コン
バータの筐体、6は衛星からの電波を導波管に導く一次
放射器、7は導波管である。
【0009】図2において、符号8は基準電圧とコンバ
ータに供給される電圧を比較する電圧比較回路、9はフ
ェライトポラライザに供給する電流の量を制御する定電
流源、10はフェライトポラライザに供給する電流の方
向を切換えるスイッチ、11は基準電圧を発生する安定
化電源である。
ータに供給される電圧を比較する電圧比較回路、9はフ
ェライトポラライザに供給する電流の量を制御する定電
流源、10はフェライトポラライザに供給する電流の方
向を切換えるスイッチ、11は基準電圧を発生する安定
化電源である。
【0010】次に上記のごとく構成した衛星受信コンバ
ータの動作を説明する。図1において、衛星受信コンバ
ータの一次放射器6から入力された衛星からの信号は導
波管7に挿入されたフェライトポラライザ1を通過す
る。フェライトポラライザ1では、中のフェライトに卷
回したリード線に流れる電流の量と向きにより受信偏波
は回転する。そこで、2値の値をとるコンバータへの供
給電圧によってフェライトポラライザに流れる電流の量
と向きを制御し偏波を左右45゜に回転させることで受
信偏波を切り換えることができる。図2に示したフェラ
イトポラライザ1に供給する電流の量と向きを制御する
回路は、電圧比較回路8、定電流源9、スイッチ10の
各回路を演算増幅器、シリコントランジスタなどの半導
体素子で構成している。この構成によりコンバータへの
供給電圧を基準電圧と比較し、例えばコンバータにDC
15Vを供給した場合には、偏波を進行方向に向かって
右に45゜回転させ、DC11Vを供給した場合には偏
波を左に45゜回転させるように定電流の向きと量を決
めている。
ータの動作を説明する。図1において、衛星受信コンバ
ータの一次放射器6から入力された衛星からの信号は導
波管7に挿入されたフェライトポラライザ1を通過す
る。フェライトポラライザ1では、中のフェライトに卷
回したリード線に流れる電流の量と向きにより受信偏波
は回転する。そこで、2値の値をとるコンバータへの供
給電圧によってフェライトポラライザに流れる電流の量
と向きを制御し偏波を左右45゜に回転させることで受
信偏波を切り換えることができる。図2に示したフェラ
イトポラライザ1に供給する電流の量と向きを制御する
回路は、電圧比較回路8、定電流源9、スイッチ10の
各回路を演算増幅器、シリコントランジスタなどの半導
体素子で構成している。この構成によりコンバータへの
供給電圧を基準電圧と比較し、例えばコンバータにDC
15Vを供給した場合には、偏波を進行方向に向かって
右に45゜回転させ、DC11Vを供給した場合には偏
波を左に45゜回転させるように定電流の向きと量を決
めている。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、導波
管に挿入されたフェライトポラライザの電流切換えを、
衛星受信コンバータに供給されるの直流電圧を2値の値
に切換えることによって行うことにより、機械的な可動
部が無く、小型で信頼性に優れたものとすることができ
る。また、衛星受信用プローブ以降は偏波切換え機能の
ないコンバータと同等なので、コスト的にも優れたもの
となる。
管に挿入されたフェライトポラライザの電流切換えを、
衛星受信コンバータに供給されるの直流電圧を2値の値
に切換えることによって行うことにより、機械的な可動
部が無く、小型で信頼性に優れたものとすることができ
る。また、衛星受信用プローブ以降は偏波切換え機能の
ないコンバータと同等なので、コスト的にも優れたもの
となる。
【図1】本発明の一実施例における衛星受信コンバータ
の構成断面図
の構成断面図
【図2】図1の衛星受信コンバータを構成する切換え機
能付き電流供給回路のブロック構成図
能付き電流供給回路のブロック構成図
【図3】従来の衛星受信コンバータの機械式切換え部の
構成図
構成図
【図4】従来の衛星受信コンバータの電気式切換え部の
ブロック構成図
ブロック構成図
1 フェライトポラライザ 2 切換え機能付き電流供給回路 3 マイクロ波受信用プローブ 4 マイクロ波回路基板 5 筐体 6 一次放射器 7 導波管 8 電圧比較回路 9 定電流源 10 スイッチ 11 安定化電源
フロントページの続き (72)発明者 木下 彰 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 フェライトポラライザと、供給される2
値の電圧によって前記フェライトポラライザに供給する
電流の向きを切換える電流供給回路とを備え、互いに垂
直な2つの直線偏波を受信することを特徴とする衛星受
信コンバータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20064394A JPH0865035A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 衛星受信コンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20064394A JPH0865035A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 衛星受信コンバータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0865035A true JPH0865035A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16427810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20064394A Pending JPH0865035A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 衛星受信コンバータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0865035A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109683025A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-04-26 | 中国人民解放军63653部队 | 一种用于高功率微波辐射电场极化方向测量的接收装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05299928A (ja) * | 1992-04-21 | 1993-11-12 | Fujitsu General Ltd | 円偏波及び直線偏波共用一次放射器 |
-
1994
- 1994-08-25 JP JP20064394A patent/JPH0865035A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05299928A (ja) * | 1992-04-21 | 1993-11-12 | Fujitsu General Ltd | 円偏波及び直線偏波共用一次放射器 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109683025A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-04-26 | 中国人民解放军63653部队 | 一种用于高功率微波辐射电场极化方向测量的接收装置 |
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