JPH0864886A - 圧電トランスのリード線はんだ付け方法 - Google Patents

圧電トランスのリード線はんだ付け方法

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Publication number
JPH0864886A
JPH0864886A JP6219543A JP21954394A JPH0864886A JP H0864886 A JPH0864886 A JP H0864886A JP 6219543 A JP6219543 A JP 6219543A JP 21954394 A JP21954394 A JP 21954394A JP H0864886 A JPH0864886 A JP H0864886A
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JP
Japan
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soldering
lead wire
piezoelectric transformer
wire
light beam
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Pending
Application number
JP6219543A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomiyasu Takada
富保 高田
Yusaku Hashiguchi
裕作 橋口
Sadato Oka
定人 岡
Naoki Sugiyama
直己 杉山
Tsutomu Ouchi
努 大内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
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Publication date
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Publication of JPH0864886A publication Critical patent/JPH0864886A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

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  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 銀電極へのリード線を確実、かつ容易に行
い、かつはんだ付け装置のメンテナンスも容易にする圧
電トランスのリード線のはんだ付け方法を提供する。 【構成】 圧電磁器板(2)の表裏に設けられた銀電極
(3)に、リード線の端部を接触させ、その上部に離間
して対向配置した光ファイバー式光ビーム加熱装置(1
0)の集光レンズ(15)から光ビーム(16)を照射
し、かつ糸はんだ(7)を供給してはんだ付けを行う構
成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パソコン等に用いら
れている液晶を裏側から光で照らすバックライト用の光
源に使用されている冷陰極管の駆動回路や、その他テレ
ビジョン受像機、電子複写機等の直流高電圧発生装置に
用いられる圧電トランスのリード線のはんだ付け方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】圧電トランス本体は、図7に示すよう
に、偏平薄板状の圧電磁器板2′の表裏面にそれぞれ銀
電極3′を設けて1次側を構成し、これらの銀電極3′
にリード線5′を接続している。6′は2次側のリード
線である。
【0003】しかして、リード線5′,6′は接続部に
対しはんだ付けによって接続されるが、銀電極3′へは
んだ付けする場合、圧電トランスが大きいため、はんだ
を十分に濡れるまで加熱するには長い時間が必要とな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、はんだ
付け作業に長い時間を要すると、電極が銀のため、長時
間加熱では、はんだによる銀くわれが発生し易く、安定
したはんだ付けが難しい、という課題がある。
【0005】また、電子機器は時代的背景として益々小
型化の要求が高まっており、その構成部品である圧電ト
ランスも必然的に小型化が要請されるが、表裏の銀電極
3′に通常のはんだ付けを行うと、図8に示すように、
盛られたはんだbが部品の厚みaに寄与し、薄型化に支
障を来たすという課題がある。
【0006】さらに、ロボットを用いてはんだ付け作業
を行う場合、はんだコテを用いるが、作業の際、どうし
てもリード線5′を押して動かしてしまうので、所定の
位置に精度良くはんだ付けを行うことができないという
課題がある。
【0007】さらに、また、安定なはんだ付けをするに
は、はんだコテのコテ先のメンテナンス(洗浄)の頻度
を多くする必要があり、自動化しにくいという課題があ
る。
【0008】この発明は上記のことに鑑み提案されたも
ので、その目的とするところは、安定したはんだ付けが
でき、かつはんだ付けも薄くでき薄型化が可能となり、
しかもメンテナンスも容易とした圧電トランスのリード
線のはんだ付けによる接続方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧電磁器板2
の表裏に設けられた銀電極3に、リード線の端部を接触
させ、その上部に離間して対向配置した光ファイバー式
光ビーム加熱装置10の集光レンズ15から光ビーム1
6を照射し、かつ糸はんだ7を供給してはんだ付けを行
うようにして上記目的を達成している。また、リード線
は金糸線5からなることを特徴としている。さらに、圧
電磁器板2、銀電極3を備えてなる圧電トランス本体1
を予め予熱しておきはんだ付けを行うようにしている。
【0010】
【作用】この発明は、商標名ソフトビームと称される光
ファイバー式光ビーム加熱装置を用いてリード線5のは
んだ付けを行うようにしている。
【0011】このはんだ付けははんだコテを用いず、キ
セノンランプを熱源とし、その光をレンズで集光させ、
はんだ付け部に照射するようにしており、非接触ではん
だ付けを行うものである。
【0012】このはんだ付け方法によると、はんだ濡れ
が良好で、銀くわれを発生させないため、安定したはん
だ付けを行うことができる。また、はんだ部分の高さを
薄くすることができる。
【0013】さらに、非接触方式であるため、動き易い
リード線5を特別の手段で固定しなくても、はんだが溶
融したときのセルファラメント効果で、容易にはんだ付
けが可能となる。
【0014】さらに、また、非接触であるため、従来の
ように接触するはんだコテのコテ先を洗浄する必要がな
くなるので、その分、メンテナンスを容易としている。
【0015】
【実施例】図1(a)〜(d)は本発明の一実施例にか
かるリード線のはんだ付け方法の工程を示す。本発明で
は、まず(a)に示すように、圧電トランス本体1を支
持する支持部材、その近くに光ファイバー式光ビーム加
熱装置(何れも図示せず)等のワークをセットし、その
圧電トランス本体1の表面側の銀電極3に金糸線5の端
部を円筒状のガイドノズル6を介して接触させる。
【0016】次に、(b)に示すように、光ファイバー
式光ビーム加熱装置の出力側の光ファイバー14の先端
に設けられた集光レンズ15を金糸線5のはんだ付けを
する端部上に位置せしめソフトビーム、つまり光ビーム
16を照射する。この場合、圧電トランス本体1は例え
ば130℃位で予熱しておくと速みやかにはんだ付けを
行うことができ好ましい。圧電トランス本体1の予熱手
段としては、例えば圧電トランス本体1の周囲等にヒー
タ(図示せず)を設けるなどしたり、圧電トランス本体
1を面状発熱体上に置くなどして加熱すれば良い。
【0017】次に、(c)に示すように、糸はんだ7を
供給すれば、それらの熱により糸はんだ7の先端が溶融
し、はんだ付けを行うことができる。
【0018】次に、(d)に示すように、はんだ付け終
了後、カッター8により、所定の長さでもって金糸線5
を切断すれば良い。なお、反対側の銀電極3にも同様に
してはんだ付けすれば良い。また、圧電磁器板2の端部
4へのリード線の接続も同様にして行うことができる。
全ての作業終了後はワークはリセットされる。
【0019】この場合、リード線として用いた上記金糸
線5は、図2に示すように、束ねた多数の細線を縄状に
編んでなる芯線5aの表面に、帯状の銅箔5bを螺旋状
に巻き付けた構成となっている。図3はその組込み状態
の斜視図を示す。
【0020】本発明でリード線として金糸線5を用いた
のは次の理由による。すなわち、圧電トランス本体1は
その駆動に際し、その固有共振周波数と等しい周波数の
電圧をリード線を介して印加すると、その長さ方向に機
械的振動を生じ、その圧電効果により2次側から出力が
得られる。この場合、硬いビニール被覆線を用いている
とリード線が共振し、リード線が圧電磁器板を収容する
ケース等の他の部材に触れると可聴周波数で共鳴し、う
なり音が発生することがあるため、硬いビニール被覆線
に代え、柔らかく、かつ多少の吸音作用もある金糸線を
用いている。しかし、その他、リッツ線やより線(図示
せず)を用いても、本発明により、容易、かつ確実には
んだ付けを行うことができる。
【0021】図4は本発明によるリード線のはんだ付け
接続方法の工程をわかり易くブロック図であらわしたも
のである。
【0022】図5は本発明に用いられる光ファイバー式
光ビーム加熱装置10の概略構成を示す。図中11は電
源、12は電源11が加えられ、動作するランプハウ
ス、13はランプハウス12の出力側に設けられた入射
光部、14はこれに接続された光ファイバー、15はそ
の端部に設けられた集光レンズであり、ここからソフト
ビームが外部に照射される。この場合、ランプハウス1
2内に光源としてキセノンランプ(図示せず)が用いら
れている。しかして、YAGレーザ加工機とこのキセノ
ンランプを光源として用いた光ファイバー式光ビーム加
熱装置のエネルギーを比較すると、光ファイバー式光ビ
ーム加熱装置10の光ビーム16の方がソフトなエネル
ギーであるため、リード線のはんだ付け用として使用す
ると他の利点、つまり非接触ではんだ付けできること等
と相俟って好適な結果を得ることができる。
【0023】図6は上記工程を経てリード線としての金
糸線5を銀電極3に接続した状態の斜視図を示す。そし
て、このように構成された圧電トランス本体1は、安全
規格上の観点から絶縁性であって樹脂製のケース(図示
せず)内に収納される。このケースは通常、底部が開口
した箱型構造をなし、ゴム弾性を有する接着剤を介して
圧電トランス本体1はケース内に収納される。
【0024】金糸線5はケースの外部に引出され、ケー
スに設けられた端子にはんだ付けされる。しかして、使
用に際し、金糸線5は振動しても、ビニール被覆線に比
べ柔らかく、かつ図2、図3に示したように、糸を編ん
だような芯線5aに銅箔5bを螺旋状に巻き付けた構造
上、多少の吸音効果もあり、ケースに触れても「うなり
音」を軽減もしくは防止することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、金糸線の
接続にあたり、ソフトな光ビームエネルギーを用いてい
るため、はんだ濡れが良好で、銀くわれを生ずることが
なく、良好なはんだ付けを行うことができる。また、は
んだコテを接触させず、非接触方式のため、金糸線が動
くことがなく、かつメンテナンスも容易である等の効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)〜(d)は本発明の一実施例の工程
説明図。
【図2】本発明に用いられる金糸線の構造図。
【図3】本発明に用いられる金糸線の斜視図。
【図4】本発明の工程のブロック説明図。
【図5】本発明に用いられる光ファイバー式光ビーム加
熱装置の概略構成図。
【図6】本発明によって金糸線が接続された圧電トラン
ス本体の斜視図。
【図7】従来方法により従来のリード線をはんだ付けし
た圧電トランス本体の斜視図。
【図8】同上の従来例の側面図。
【符号の説明】
1 圧電トランス本体 2 圧電磁器板 3 銀電極 4 圧電磁器板の端部 5 金糸線 6 ガイドノズル 7 糸はんだ 8 カッター 10 光ファイバー式光ビーム加熱装置 11 電源 12 ランプハウス 13 入射光部 14 光ファイバー 15 集光レンズ 16 光ビーム
フロントページの続き (72)発明者 杉山 直己 埼玉県坂戸市千代田5丁目5番30号 株式 会社タムラ製作所埼玉事業所内 (72)発明者 大内 努 埼玉県坂戸市千代田5丁目5番30号 株式 会社タムラ製作所埼玉事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電磁器板(2)の表裏に設けられた銀
    電極(3)に、リード線の端部を接触させ、その上部に
    離間して対向配置した光ファイバー式光ビーム加熱装置
    (10)の集光レンズ(15)から光ビーム(16)を
    照射し、かつ糸はんだ(7)を供給してはんだ付けを行
    うことを特徴とする圧電トランスのリード線はんだ付け
    方法。
  2. 【請求項2】 リード線は金糸線(5)からなる請求項
    1記載の圧電トランスのリード線はんだ付け方法。
  3. 【請求項3】 圧電磁器板(2)、銀電極(3)を備え
    てなる圧電トランス本体(1)を予め予熱しておきはん
    だ付けを行う請求項1記載の圧電トランスのリード線は
    んだ付け方法。
JP6219543A 1994-08-22 1994-08-22 圧電トランスのリード線はんだ付け方法 Pending JPH0864886A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007329287A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Taiheiyo Cement Corp 圧電トランス
CN101598329A (zh) * 2008-06-06 2009-12-09 巴布科克和威尔科克斯能量产生集团公司 成形、插入和永久结合锅炉管子中的肋的方法
JP2010023067A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Murata Mfg Co Ltd 半田付け方法
JP2012049426A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Kyocera Corp 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム

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