JPH086408B2 - 屋根面形成用自立性構成要素 - Google Patents

屋根面形成用自立性構成要素

Info

Publication number
JPH086408B2
JPH086408B2 JP61103254A JP10325486A JPH086408B2 JP H086408 B2 JPH086408 B2 JP H086408B2 JP 61103254 A JP61103254 A JP 61103254A JP 10325486 A JP10325486 A JP 10325486A JP H086408 B2 JPH086408 B2 JP H086408B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
self
roof
supporting
component
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP61103254A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6225655A (ja
Inventor
イヴ、テオー
Original Assignee
アセエムセ・エクスポ−ル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アセエムセ・エクスポ−ル filed Critical アセエムセ・エクスポ−ル
Publication of JPS6225655A publication Critical patent/JPS6225655A/ja
Publication of JPH086408B2 publication Critical patent/JPH086408B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B7/00Roofs; Roof construction with regard to insulation
    • E04B7/08Vaulted roofs
    • E04B7/10Shell structures, e.g. of hyperbolic-parabolic shape; Grid-like formations acting as shell structures; Folded structures
    • E04B7/107Folded structures
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B7/00Roofs; Roof construction with regard to insulation
    • E04B7/12Roofs; Roof construction with regard to insulation formed in bays, e.g. sawtooth roofs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Building Environments (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Ladders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、建物とくに工業用建物(工場、倉庫、ホー
ル)、商業用建物(屋根付き市場)、学校用、スポーツ
用、役所用又は居住用の建物の屋根を形成する長い長さ
を持つ自立性の構成要素と共に、相互に平行に配置され
縦方向縁部に沿つて組合わせた複数の前記要素の結合に
より形成した屋根面に関する。
さらに本発明は、覆おうとする建物を適宜に包含する
多くの技術的機能を統合する長い長さを持つ自立性構成
要素に係わる。
この場合屋根面を1列に形成するように縦方向縁部に
沿い2つずつ組合わされ、場合により2列又はそれ以上
の列の並置構成要素で屋根面を形成するように側面と称
する横方向末端の突合わせ継ぎにより同様に2つずつ組
合わせた長さの長い自立性構成要素により、建物を覆う
ことは従来からよく知られている。
これ等の自立性構成要素は、建設工事場で実施する作
業が最少になるように、絶縁、照明、暖房、通気、防
火、排煙のような建物の将来の技術的機能を確実に果す
設備を工場で装備することが極めて多い。
建物を悪天候から絶縁し保護するのと同時にこの建物
を全体として機能的に装備するには、前記のような考え
方により作られた構成要素は工事場に持来し、これ等を
持上げ既設の支持構造(金属製又はコンクリート製のフ
レーム)上に載せ、縦方向縁部により又このような場合
には横方向側面により2つずつ組合わせ、最後にたとえ
ば電気、温水又は蒸気の取入れ口に各構成要素の技術的
装置を接合すれば実際上十分である。
実際上建物の屋根面の領域内にある自立性構成要素
は、連結装置により外板と一体にした下面により支えた
ガラスウールのクツシヨンを覆うコンクリート製又は保
護鋼板製である。前記の連結装置には一般に、このよう
に下面及び絶縁クツシヨンを支える技術的装置を同時に
協働させてある。
コンクリート製の構成要素はとくに重いという欠点が
あるのは明らかである。仏国特許第1,558,925号及び仏
国特許願71−28624号すなわち仏国特許第2,147,866号の
各明細書に記載してあるような保護鋼板製の構成要素
は、製造が比較的複雑で従つて費用が高くなるという欠
点がある。これ等の後者の構成要素では、建物の絶縁を
確実にするガラスウールのクツシヨンは比較的普通の技
術により形成される。ガラスウールの繊維は、クツシヨ
ンの主表面に実質的に平行な平面に沿つて伸びている。
このような構成要素の製造を簡単にし又同様にその製
造場所及び組立て場所間の輸送を確実にするように、2
つの主要構成体を協働させることにより自立性構成要素
を形成することが考えられる。これ等の構成体は、構成
要素の自立性が確実に得られるように構成要素の2つの
縦方向縁部間と共にその2つの横方向側面間に場続的に
延びる金属形材から成る骨組と、この骨組により支えら
れる絶縁屋根とである。
たとえば仏国特許願82−07272号及び同82−09304号の
各明細書に記載してあるような構成要素は、工場又は工
事場に関係なく骨組−屋根に組立てることのできる利点
がある。
各自立性構成要素の2つの主要構成体の製作を同じ工
場内で行えば、一方の金属製骨組と他方の絶縁屋根とは
互に無関係に在庫することができる。
しかしこの新規な考え方により金属製骨組及び絶縁屋
根を2個所の各別の場所で作ることができるので極めて
有利である。絶縁屋根を形成する重要な構成体は工場で
形成し次で組立て場所に輸送する。金属製骨組を形成す
る重要でない方の構成体は工事場付近だけでなく工事場
自体でも形成するのが理想的である。
このような自立性構成要素の輸送の費用はこのように
して著しく低減できる。なお金属製骨組をキツトにして
引渡すときに組立て場所の近くで全部又は一部の形成を
契約により委託することができなければならない。
とくに極めて遠隔の地方への輸送の費用の低減のほか
に、工事場又は工事場の付近で各金属製骨組の全部又は
少くとも一部を形成できることは、地上に広い表面を投
影する建物の建設をとくに政策で保証される開発途上国
では有利なことが明らかである。
前記の2つの仏国特許明細書に記載してある自立性構
成要素はそれぞれ、自立性が確実に得られるようにその
2つの縦方向縁部及びその2つの横方向側面の間に延び
る金属形材製の骨組と、この骨組に載せて固定され各別
に取りはずしできる複数の棟部分を並置して形成される
絶縁屋根とから成つている。これ等の提案された対称形
又は非対称形の骨組の変型では、建物の部分的自然照明
用の窓突き屋根面、又は日除け度を増してあるが恒久的
な人工照明を必要とする窓なし屋根面を形成することが
できる。前記の2つの仏国特許明細書に提案された絶縁
屋根は、その各棟部分に対して耐食性の外層と、この外
層にほぼ同じ構造を持ちこの外層にその下側に平行に配
置した内層と、耐火処理され前記の各層に接着する良品
質の発泡材料を前記2層間に注入し次で重合させること
により得られる絶縁クツシヨンとから成る複合体から一
般に形成してある。
このようにして得られる自立性構造体は、美的であ
り、迅速容易に取付けられ、すぐれた仕上がり及び品質
が得られ、又極めて短い時間で形成されるから有利であ
る。全部の金属製骨組に適正な計算が前もつて行われ、
常備の在庫を絶縁屋根全部の棟部分に対し用意する。
規準とくに法律により又は保険社会により定められた
保証に準拠する見地から、この新規な設計を満足させる
構造は、10年間保証しなければならない防水構成体すな
わち絶縁屋根を、30年間保証しなければならない支持構
成体すなわち金属製骨組から切離して考えることができ
るという利点がある。
それゆえ熟慮された設計により、欠陥のある絶縁屋根
の幹材を別々に取替えることにより、屋根の一層長い寿
命を保証することができると共に維持費を構わずに置く
場合には、自立構成要素の全部又は一部の製造者にとつ
ても又屋根付き建物の所有者にとつても、損失の可能性
を減らすことができる。
前記した構造にはしかしなお3つの欠点がある。
すなわちほぼ完全に除いても骨組及び屋根の中又はそ
の間には若干の断熱性の低い部分が存在する。この場合
建物の居住者がエネルギーを節約する配慮によつて空気
を取り替えないときに若干の凝縮が生ずる。
長さが30ないし40mに達し広げた幅が3ないし4mに達
する2つの層間への注入により発泡材料のクツシヨンを
作ることは、つねに制御がむずかしくなお重く高価な設
備を必要とする。
そしてことに日照にさらされる屋根面の全表面はその
各層の高さに従つて異る膨張をする。この場合内層より
熱い外層は内層より一層大きく膨張する。たとえばフラ
ンス国内の緯度のもとでは20mの長さの自立構成要素に
対して強い日照を受ける全表面の外層及び内層間の差動
膨張が少くとも40mmに急速に達することが計測された。
この現象は、扁平な自立性構成要素が極めて長い長さを
持つていても、これ等の構成要素に関しては影響が比較
的わずかである。その代りに円弧形又はV字形の横断面
を持つ自立性構成要素に関しては、絶縁屋根の2層間の
差動膨張の現象により外層の表面に、屋根面の温度が下
がり又2層がその初めの共通の同じ長さにもどるのと同
時に、影響が不可逆性になる欠陥を生ずる。これ等の欠
陥は、差動膨張の生じたときから、関連屋根面が熱い方
の面に向い隆起しながら変形することによる。しかし円
弧状又はV字形に並置した構成要素により構成した屋根
面が大体波形の形状を持つときは、前記の隆起が生ずれ
ば損傷を伴うのは明らかである。とくにV字形横断面を
持つ各構成要素の二面体の稜の高さ位置における全部の
凹入部分ではこの隆起はもちろん一層起りにくい。この
場合外層は局部的に変形し絶縁クツシヨンが剥離するよ
うになり、従つて断熱性の低い部分が多くの位置に生ず
る。これ等の部分は屋根面の各自立性構成要素の絶縁性
を最低に下げる。しかし並置したV字形構成要素により
構成した大体波形の屋根面は顧客から要望され設置され
ることが比較的多い。その理由はこれ等の屋根面が美観
的にすぐれこれと同時に、保護される建物の内部で得ら
れる活動に不可欠な技術的機能をすべて保全する比較的
大きい能力があるからである。
本発明の目的は、金属製骨組及び絶縁屋根の協働によ
り形成される公知の構成要素の利点を持ち、この場合第
1に断熱性の低い部分をすべてなくすことができ、第2
に絶縁屋根にこの屋根を構成する各部品が実際上工業的
に処理することができ、第3に絶縁屋根から一層離れた
各構成体の間の差動膨張を許容する新規な自立性構成要
素を提供しようとするにある。
本発明の目的は建物の屋根、とくに工業用、商業用、
学校用、官庁用、スポーツ用又は住居用の建物の屋根を
形成する長い長さを持ち、2つの縦方向縁部と、前部の
横方向側面と、後部の横方向側面と、縦方向の対称面と
を備えた自立性構成要素であつて、相互に平行に配置さ
れ、縦方向縁部に沿って組立てられた複数の自立性構成
要素の結合により前記屋根を形成する自立性構成要素に
おいて、(a)前記自立性構成要素の自立性が確実に得
られるように前記2つの縦方向縁部間に連続的に延び、
かつ前記2つの横方向側面間に連続的に延びる金属形材
から成る骨組と、(b)この骨組により取外し可能に支
えられた絶縁屋根とを持ち、前記絶縁屋根(16)を
(i)耐食性の外層(17)と、(ii)この外層とほぼ同
じ形状を持ち、この外層に平行にその下側に配置した内
層(18)と、(iii)前記各層(17),(18)に平行な
平面に対してほぼ直交する方向に延びると共に前記各層
の内面に各端部を接着したロックウール繊維により少く
とも一部を構成した絶縁クッション(19)とから成る複
合体により形成される単一体により構成した自立性構成
要素を提供することにある。
好適とする実施例においては、金属形材から成る骨組
は、(i)自立性構成要素1の2つの横方向側面4、5
間に縦方向に連続的に延びる互いに平行な3本の管状部
材、すなわち自立性構成要素1の縦方向対称面8内に中
央に配置した、つなぎ梁7及び側方に配置され、それぞ
れ自立性構成要素1の縦方向縁部2、3を構成する2本
の梁9、10と、(ii)前記つなぎ梁7の両側に配置さ
れ、前記つなぎ梁7及び2本の梁9、10を連結する合掌
11とにより構成してある。骨組の各斜面に沿い前記のつ
なぎ梁及び梁の間に延びる合掌はこの場合本構成要素の
縦方向対称面に対し傾けられ対称に配置してある。これ
等の合掌は本構成要素の横断面に対してほぼ一定の角度
を挟んで本構成要素の前方及び後方に交互に傾けてジグ
ザグに配置するのが有利である。それぞれつなぎ梁及び
梁への各合掌の結合点は、それぞれつなぎ梁及び梁への
隣接合掌の結合点と共通である。
単一体から成る絶縁屋根16は、骨組の2本の側方の梁
9、10だけで支えられている。それゆえ、熱の伝達を避
けなければならない領域は、本質的に、絶縁屋根が梁
9、10により支持されている支持線の領域である。
単一体の絶縁屋根の2つの層は前もつてラツカーを塗
つたアルミニウム板、又はアルミニウム合金板により作
るのが好適であり、又はその代りにステンレス鋼、亜鋼
又は銅の板、又は鉛被鋼板から作る。
他の材料よりすぐれたアルミニウムの利点は、アルミ
ニウムが実際上幅2.50mの帯に送出される唯一の材料で
あることにある。この場合、最大1.60mの幅で送出され
る鋼板又はその他の材料を使用する場合に必要とするよ
うに2板又はそれ以上の板を縦方向の連続溶接により接
合しなくてもよい。
各層間にこれ等の層に直交する向きにサンドイツチ状
に入れるロツクウールの繊維は、層状に結合される。こ
れ等の各層は、互に並べて配置され所要の密度が得られ
るように相互に圧縮した薄板状に形成される。これ等の
薄板はその間を前記層の表面の少くとも一方の近くに配
置した連結片により連結してある。この定義に対応する
ロツクウールの繊維の層は、欧州特許79.100725.5/0.00
4.086明細書に記載してあり、実際上ペキニ・エ・コム
ポジタル(P′echineyet Composital)社から商品名
『ラメル・エール(LamelR)』として市販されている。
広い表面に直交して配置したロツクウールのこの種の繊
維層のよく知られている利点は、その機械的抵抗及び熱
抵抗が高くその圧縮抵抗の大きいことである。
とくに前記したようにこの種の層の新規な利点は、長
さが20mを越え又場合により40m及びそれ以上にも達する
2枚の金属板の間にサンドイツチ状にしてこれ等の層を
利用することに関しては本出願人の確認した所である。
本発明の好適とする実施例では、ロツクウールの繊維
は、それぞれ末端を内外2層の内面に接着してある。
ロツクウールの繊維の各層は、ほぼ一定の長さ延び、
これ等の2層間に一定の距離をおいて横方向に配置した
挿入体により相互に隔離するのが有利である。各挿入体
は、屋根の一方の縦方向縁部から他方の縦方向縁部まで
延び、ほぼ一定の長方形横断面を持つ発泡材料から形成
してある。この発泡材料の中央に金属管を埋めてある。
この挿入体の役割は、強い力を吸収しこのようにして内
層の変形を防ぐことである。
一層有利な実施例によれば本自立性構成要素は横断面
がV字形である。このV字の対称軸線は、上下方向であ
りつなぎ梁の縦方向軸線を通る。このV字の2つの側辺
はそれぞれ水平方向に約45゜の角度を挟んで傾けてあ
る。V字の基部は丸みをつけ各側辺の末端に対し凹入し
ている。製作及び取付が簡単になるように、このV字は
上方に向い開放し、その丸みをつけた基部はこの場合雨
水の排出用のといを構成する。
各自立性構成要素間の組立て従つて屋根面の構成が容
易になるように全構成要素の骨組の2つの各側梁は、こ
の要素をその隣接する平行の同様な要素に連結すること
のできる結合具を設けてある。これ等の結合具は、結合
した各対の要素の絶縁屋根に対向する各縦方向縁部に固
定した取付金具により構成するのが有利である。この取
付金具はこの場合挿入体の先端に固定するのがよい。従
つて挿入体は、屋根を骨組に連結するのに関与し又天井
クレーン又は起重機により屋根面の構成要素を持上げる
部分を構成する第2の役割を持つ。
好適とする実施例では単一体絶縁屋根の外層は、それ
ぞれ屋根の一方の横方向側面から他方の側面まで連続的
に延びる縦方向リブを備えている。各層に直交するロツ
クウールの繊維層の利用と同じ考え方でこの構造は、第
1に前記各層間に長さの極めて長い構成要素に対し十分
に差動膨張を許す。この利点はさらに今後の開発の目標
になる。
屋根の各側辺には2層間にロツクウール繊維層を一体
にしてある。これ等の繊維層の各薄板はその間を、これ
等の各繊維層の2表面に近接して配置した連結片により
互に連結してある。さらに屋根の丸みをつけた基部には
2層間に、最大の曲率半径を持つ繊維層表面に近接した
位置だけに配置した連結片により間を連結合した各薄板
を持つロツクウール繊維層、或いはロツクウールから成
る中高のクツシヨン、なお或は良好な接着性及び耐火性
を生ずる発泡材料たとえば純粋の又は混合したポリウレ
タン系又はフエノール系の発泡材料から成る中高のクツ
シヨンを一体にしてある。
骨組及び屋根の間の断熱性の低い部分を全く除くよう
に、屋根の2つの各縦方向縁部は、U字形の横断面を持
つゴム製ガスケツトで覆つてある。このガスケツトの両
側面は、内外両層の外面の端縁を覆う。内層の端縁を覆
うU字形ガスケツト側辺はさらに、側梁に当てがう。こ
のガスケツトは前記屋根の一方の横方向側面から他方の
側面まで連続的に延びている。
1変型として最も北の方に向いたV字の側辺は、互に
隣接する2つの挿入体を隔てるピツチ又はその倍数の距
離になるべくは従つて穴をあけてある。これ等の穴は、
周辺ガスケツトによつて屋根に協働させた半透明の窓を
設けてある。この周辺ガスケツトの2つの唇状部は2層
の外面を挟み又他の2つの唇状部は窓の周縁を挟む。
前記した特徴を持つ自立性構成要素は又、暖房又は人
工照明又は凝結水の排出又は覆われる建物の防火或はこ
れ等の幾つか又は全部を確実にする技術的装置を備えて
いる。
互に隣接する2つの構成要素間の組立て線に直角を挟
んで屋根は、第1の構成要素に組付けた後この第1構成
要素の縦方向縁部と隣接の第2の構成要素の縦方向縁部
とを覆う複数の棟部分により完成する。これ等の各棟部
分は、前記各構成要素の屋根の互に対向する2つの縦方
向縁部に固定したU字形ガスケツトの覆われてない側辺
に止め具により固定してある。
棟木の棟部分のうちの少くとも1本はこの場合或る程
度以上の熱を確実に放出するようにしてある。
本発明の第2の目的は、前記したような複数の自立性
構成要素の結合により形成した建物屋根面を提供するこ
とにある。前記の構成要素は、この場合相互に平行に配
置され、それぞれ縦方向縁部に沿い2つずつ組合わせ
る。
以下本発明自立性構成要素の実施例を添付図面につい
て詳細に説明する。
第1図には本発明による自立性構成要素1を示してあ
る。
構成要素1の長さは取付ける建物の要求に従つて5.40
ないし45mである。純粋な製造技術の問題のためにこの
長さは1.8mの倍数にするのが有利である。
この点について少くともフランスでは21.60mの長さ
は、この長さがなおフランスの道路法規により許容され
る『輸送可能長さ』の最大値に相当するので比較的一般
的な長さの1つである。
以下の説明ではこの1.80mの値は構成要素1の『ピツ
チ』を構成し、この自立性構成要素を隣接する構成要素
に組付けると、構成要素1の全長に沿いこのピツチで表
われる構成要素の逐次の2つの構成体を縦方向に隔てる
距離となる全幅を表わす。
変型として又フランスでひんぱんに使われるようにこ
のピツチは1.80ないし2.40mに基づくことができなお又
その他の全部の値にしても本発明の範囲内である。この
場合自立性構成要素1の構成体のほぼ全体の寸法とく
に、断面寸法が少くとも4/3の割合で増加する金属製骨
組の輪郭を変えるだけである。
1.80mのピツチを使うことにより構成要素1は、金属
製支持骨組に対しては1mの全高さを持ち仕上がりの絶縁
屋根に覆われる骨組に対しては1.2mの全高さを持ち、す
なわち互に隣接する2つの自立性構成要素の間の組付け
線に直交して止めた後の棟木の幹材の高さを持つ。
構成要素1の自立性は、構成要素1のそれぞれ左右の
2つの縦方向縁部2,3の間と共にそれぞれ前後の2つの
横方向側面4,5の間に、各構成要素1の長さに関係なく
自立性が確実に得られるように連続的に延びる金属形材
から成る骨組により確実に得られる。骨組の横方向側面
のこの定義では、1つ又は2つのひさしを持つ屋根面を
仮定すると十分には確実でない。第1図に例示したよう
なひさし付き屋根に対しては、前部横方向側面4から突
出する屋根部分すなわち突出部6は、必要に応じ1.80m
のピツチ値にすることができる。比較の意味で実際上工
業用自立性屋根面の標準の突出部6は0.60mである。本
発明により突出部6すなわちひさしの長さを著しく増す
ことができるのは、骨組に支えた屋根が更に極めて軽い
ことによる。
金属形材から成る骨組は次のものから成つている。す
なわち、 (a) 構成要素1の縦方向対称面8に心合わせして配
置され2つの横方向側面4,5間に連続的に延びるつなぎ
梁7を備えている。つなぎ梁7は管状である。直線の2
1.60mの自立性骨組の形成のためには、つなぎ梁7はた
とえば、その対角面の一方が対称面8に属するように位
置し側辺90mm厚さ5mmの正方形の断面を持つ管により形
成してある。
(b) 次に横方向に配置されそれぞれ構成要素1の左
右の縦方向縁部を構成する2本の梁9,10を備えている。
2本の梁9,10は、つなぎ梁7に平行で構成要素1の前部
横方向側面4から後部横方向側面5まで同様に連続的に
連びている。2本の梁9,10は、管状である。たとえば直
線21.60mの自立性骨組の形成のためには各梁9,10はそれ
ぞれ、側辺70mm厚さ4mmの正方形断面を持つ管から形成
すればよい。2本の梁9,10はそれぞれつなぎ梁7と同様
にすなわちそれぞれの対角線の一方が対称面8に平行に
なるように配置してある。
(c) そしてつなぎ梁7の両側に対称面8に関して対
称に配置されつなぎ梁7及び2本の梁9,10を互に連結す
る合掌11を備えている。この骨組の各斜面には合掌11を
ジグザグ状に、すなわち構成要素1の横断面に対してほ
ぼ一定の角度を挾んで構成要素1の前部側面4の方に又
後部側面5の方に交互に傾斜している。各合掌11のそれ
ぞれつなぎ梁7と梁9,10の一方とくに対する連結部12,1
3は、それぞれ関連するつなぎ梁及び梁の互に隣接する
合掌11の連結部と共通である。これ等の連結部は溶接に
より形成するのが有利である。各合掌11は管状である。
直線21.60mの自立性骨組を形成するには、合掌11はたと
えば側辺50mm厚さ3mmの正方形の断面を持つ管から形成
すればよい。
合掌11の溶接部に直交して各斜面に沿い骨組は、それ
ぞれ前後の2本の管状部材14,15により仕上げられる。
各管状部材14,15は共に横方向平面内に延び同様に関連
するつなぎ梁7及び左右の梁9,10に溶接してある。
合掌11のこのような配置により金属形材から成る骨組
7,9,10,11,14,15は実質的に対称に平衡し縦の上下方向
面8に関して対称であり又合掌11の交互の傾斜により前
部側面4から後部側面5まで平衡を保ち、骨組がこのよ
うにして2重の利点を持ち、すなわちこの骨組は、その
全長に沿い同じ機械的抵抗特性を持ち、又左右の全く同
じ2つの斜面を備える。この場合最も北の方に面する斜
面に窓を取付けることが通常必要になる組立てが工場で
も又は工事場でもそれだけ簡単になる。組立てに当た
り、構造上この骨組が対称であるから、屋根及び骨組の
左右の協働にとくに注意する理由はない。
合掌11と程度は一層低いが端部の管状部材14,15と
は、骨組の自立性に寄与し骨組の横方向に加わるせん断
力をなくすのに役立つ。従つて合掌11は3本の部材すな
わちつなぎ梁7及び梁9,10に沿い、これ等の3本の部材
が剛性を持つように組立てられ、これ等の部材間の平衡
度が各構成要素1の全長にわたり十分に考慮され、そし
て自立性も保証されるように十分な本数で配置しなけれ
ばならない。この場合工業的に有利と考えられる例で
は、合掌11は、骨組の各斜面に沿い直線で各合掌11がそ
れぞれピツチの半分に等しい長さにわたるように配置す
る。すなわちそれぞれつなぎ梁7及び各梁9,10の逐次の
2つの溶接部12又は溶接部13の間の距離が建設のために
保持されるピツチに等しい。
3本の部材は第1図、第3図及び第4図に示すように
配置するのが有利である。すなわち中央のつなぎ梁7は
低い位置にあり、又2本の梁9,10は高い位置にある。
このようにして組立て後に端面を見ると自立性構成要
素1は上方に向つて開いたV字の形を持つ。このV字の
対称面8は、上下方向でありつなぎ梁7の対角面に合致
する。
1本の梁とつなぎ梁とに溶接した合掌11は、もちろん
対称面8に関して対称で対称面8と共に水平面に約45゜
を挾んで傾いた『斜面』と称する2つの平面に仕切られ
る。
前記した構造では、つなぎ梁7はこの場合骨組の低い
線を構成し、各梁9,10は頂部を構成する。
つなぎ梁7、梁9,10及び合掌11に対し例示した前記の
寸法では、1.80mのピツチを持ち少くとも直線21.60mで
自立性を持つように構成した骨組はしかし、投影面積1m
2当たり21kgの重量しかないから、全く極めて軽い。こ
の構造は、フランスで、最もきびしく最も風雨にさらさ
れる区域すなわち屋根面が雪や風に対する抵抗を要求さ
れる第3級の気候の区域で骨組が使用に適するのに十分
である。
前記した自立性及び対称性の利点のほかに、本発明に
よる骨組は、その軽さによつて補足的な2つの利点があ
り、すなわち製造及び輸送にかかる費用が安く、製造時
と共に輸送時、又は屋根面を支える金属製支持構造83や
コンクリート製支持構造84の上側への組付け時の操作が
容易である。
前記した骨組を構成する架枠には、別個に作つた単一
体の絶縁屋根16に組合わせる。
大気の侵入に対し同時に絶縁し抵抗性を持たせ、又重
量をできるだけ軽くするように、屋根16は、耐食性の外
層17と、外層17とほぼ同じ構造を持ちこの外層に平衡に
その下側に配置した内層18と、各層17,18に平行な平面
に対し直交する向きに延びる少くとも一部はロツクウー
ル繊維から成る絶縁クツシヨン19とにより構成した複合
体である。
外層17及び内層18はたとえば、前もつてラツカーを塗
布したアルミニウム又はアルミニウム合金を好適とする
アルミニウム板、なお又は塩分を含む霧、腐食性ふん囲
気、砂嵐及び全く別の侵食的大気現象に対し抵抗性を持
つ全く別の材料から作る。
アルミニウム板を選択することは、現在の所アルミニ
ウムが2.50mの幅にすることのできる帯材として作られ
市販されている唯一の材料であるから使われることが多
い。ステンレス鋼板のような他の材料は幅が1.60m以上
なる帯材としてしか市販されていない。前記の構造では
最も広い層すなわち内層は2.20mの幅に達する。従つて
アルミニウム板を使うと、各層17,18の表面の縦方向の
接合部及び溶接部を全く除くことができる。
例示した骨組の前記の構造では、外層17はたとえば厚
さ7/10mmの前もつてラツカーを塗布したアルミニウム板
であり、又内層18はたとえば厚さ5/10mmでアクリル被覆
したアルミニウム板である。このような内層はこの場合
同時に絶対的な防湿性を持つ。
金属形材から成る架枠に取付け十分に保持されるよう
に、絶縁屋根16は同様に上方に開いたV字の形を持つ。
このV字の2つの側辺はその間に90゜の角度を挾む。従
つて各層17,18は、V字の各側辺の末端の方に向い凹入
した丸み付き屋根基部20を形成するようにそれぞれ中央
部で折曲げてある。
外層17及び内層18の間にサンドイツチ状に挾んだ絶縁
クツシヨン19は、各層17,18に直交して延びる前記した
ようなロツクウールの繊維により構成したV字の互に直
交する2つの区分内に少くとも位置する。
第2図の右側に鎖線で示すように、それぞれ互いに並
べて配置され、所要の密度が得られるように、相互に押
しつけられた薄板21で形成された層により、クッション
19が構成される。
薄板21は次のようにして形成される。
普通のガラスウールのシートを用意する。
このシートにおいてガラス繊維は、シートの長い方の
両側面に平衡に水平方向に延びている。
次いでこのシートを、たとえばのこぎりのついている
装置によつて横方向に切断して複数の薄板を形成する。
この薄板の幅は、厚さの1倍ないし3倍である。
これ等の各薄板を、そのガラス繊維が垂直方向に延び
るように90゜回転させる。
ガラス繊維が垂直方向になつた複数の薄板21を並置す
る。
第8図に示すように、これ等の並置された薄板から成
る新たな布の2つの大きな表面に適当な数の互いに平行
なみぞ24を切り、この新たな布の縦方向に延び、より糸
から成るコードのような連結片25を、これ等のみぞ内に
入れこれ等のみぞの底部に接着して、これ等の薄板を相
互に連結して、所望の密度を持つ変形しにくい絶縁板を
形成する。各薄板21の縦方向に対し横方向に延びる互に
平衡な切みぞは、丸のこにより布表面の少くとも一方で
この新規な布の全幅にわたり形成される。たとえば単純
なより糸から成る連続した連結片を、次でこれ等の互に
平行な切みぞ内に入れ、これ等の切みぞ間に各薄板を接
合しそして所要の密実な密度を持つ変形しにくい絶縁板
を形成するように各切みぞの底に接着する。
布表面に直交するロツクウールの繊維でこれ等の布を
作る方法はよく知られているから、詳しい説明は省くこ
とにする。このような布はなお商品名『ラメル・エール
(Lamel R)』として市販されている。しかしさらに詳
しい情報を得るには欧州特許79.100725.5/0,004.086明
細書を参照すればよい。
本発明の例示した屋根面を作るには各層17,18間に挾
んだロツクウール布は、120mmの厚さを持ち挿入体22の
幅より挾くしたピツチの値に長さを切断し0.90mの幅に
切断した布である。
この場合に得られるガラスウールの層は次で屋根の2
つの側の全体に沿い2つの層間に入れ、これ等の層にガ
ラスウール層を前記各層に直交する繊維の全部の点で接
着する。このようにして外層17及び内層18の内面は、そ
の全表面にわたり前もつて接着剤を塗られ、ガラスウー
ル層が各層17,18によく接着し、この接着が均等になる
ようにする。2層17,18間にこのようにしてサンドイツ
チ状に挾んだロツクウールの繊維から成る各層23は、そ
れぞれ屋根16の縦方向に延びるみぞ24及び連結片25すな
わち連結策を備えている。
ロツクウール繊維を各層17,18に直交するように配置
する利点は、各層17,18がこの場合各層17,18間に生ずる
差動膨張を明らかに認める考え方で各別の針状体に或る
程度相対的に当たることである。外層17及び内層18のこ
の差動膨張の値に従つて、ガラスウールの繊維は、その
先端の剥離を生じないで相対的にわずかに傾斜する。
この配置により従つて屋根の絶縁サンドイツチの内部
に断熱性の低い部分の生成のおそれが全くなくなる。
なお膨張力が屋根の全幅にわたつて生成するように、
縦方向リブ26を外層17に浮出しに設けてある。各リブ26
は組立て時には最も南方に面する屋根16の穴なしの斜面
に互いに等しい距離を隔ててたとえば3条の数にしてあ
るが、各リブ26は、窓75を設けるときは最も北方に面す
る他方の屋根斜面では2条だけしか設けてない。
ガルスウールの層23と縦方向リブ26とのこの組合わせ
によつて、内層18に対する外層17の横方向の膨張はリブ
26により吸収され、又縦方向の差動膨張はリブ26により
屋根16の全幅にわたつて伝えられ布層23により吸収され
る。
屋根16の丸みつき基部では横方向の層23を完成する絶
縁クツシヨン19は、各層17,18に平衡な平面に対して同
様に直交して延びるロツクウール繊維から成る層により
形成される。これ等の繊維層はこの場合前記した方法に
より得られ第8図に示すように最大の曲率半径を持つ繊
維層表面の近くだけにすなわち内層18の近くに配置した
連結片27により間を結合した薄板から形成してある。こ
の変型ではロツクウールの繊維から成るたわみ性の布28
は60cmの長さに又挿入体22の幅より狭くした1.80mのピ
ツチ幅に切断する。従つて各布28は、凹入しその大体縦
方向に対して屋根の基部に横方向に配置される。布28の
全部の繊維の先端は2層17,18の内面に同様に接着す
る。繊維層の湾曲した形状によつて、外層17の側辺を構
成する各薄板を締付けることができる。
又絶縁クツシヨン19は、2層17,18の内面に接着した
ロツクウールから成る湾曲クツシヨンにより形成され
る。
又は絶縁クツシヨン19は純粋な又は混合したポリウレ
タン又はフエノール系の発泡材料から成るクツシヨン29
により形成される。第3図に示したクツシヨン29は、内
層18の内面だけに接着され、膨張の現象を妨げないよう
に外層17には接着してない。クツシヨン29の密度は0.40
の程度である。
前記した全部の変型で水平にした屋根の絶縁係数Kは
0.30ないし0.33の程度である。
前記の屋根の構造はこのようにして従来の構造に比べ
て多くの利点がある。断熱性の低い部分は全くなくな
る。差動膨張の現象はもはや屋根の寿命は負の影響を及
ぼさない。絶縁性は最高である。そして引張力及び圧縮
力に対する抵抗は著しく向上している。
せん断力を吸収し内層18の変形を防ぐように、屋根16
には、なおその全長にわたり1.80mのピツチで横方向に
配置した剛性の挿入体22を設けてある。
挿入体22は、たとえば、ポリウレタンのような剛性の
発泡材料から成りほぼ一定の長方形の横断面を持つブロ
ツク30により形成してある。この横断面の中央にはアル
ミニウム又は鋼材から成る金属管31たとえば1辺が40mm
で厚さが3mmの正方形の管を埋込んである。
各挿入体22は屋根の左側縦縁部91から右側縦縁部92ま
で延びている。挿入体22は従つて、ガラスウールの各層
23を相互に隔てるのと同様に、ポリウレタン発泡材料か
ら成る湾曲クツシヨン材29、又はなおロツクウールから
成る湾曲クツシヨン材、又はなおガラスウールから成る
たわみ性布材28を相互に隔てる。
絶縁屋根16の最も剛性を持つ部材を挿入体22により構
成するときは、挿入体22は同時に金属形材から成る骨組
に屋根を結合する部分を構成する。このために発泡材料
のブロツク30内に埋込んだ管31の左右の各末端にはめね
じ付きの穴33(第10図)を中央にあけた正方形板32を取
付けてある。
内層18に対する外層17の差動膨張を妨げないように、
挿入体22は、内層18の内面だけにしか接着しないで、外
層17の内面には全く関係を持たせない。
絶縁屋根16のサンドイツチ状体を形成するときには外
層17及び内層18の各内面の全表面に接着剤を塗布してお
く。挿入体22場合により湾曲クツシヨン材29が外層17に
接着するのを防ぐように、挿入体22及びクツシヨン材29
の全表面は外層17に対してシリコーンはく34(第10図)
により保護する。
最後に絶縁屋根16は、その2つの横方向側面に沿い又
2つの縦方向縁部に沿いU字形横断面を持つゴム製たと
えばネオプレンゴム製のガスケツト35(第10図)を設け
てある。ガスケツト35の側辺36,37自体もU字形の形状
を持つ。このU字の凹入部は屋根16の凹入部とは反対の
方向に向けてある。各側辺36,37は外層17及び内層18の
外面の端縁を覆う。屋根16の縦方向縁部を覆う2つのガ
スケツト35,35のウエブ部分には、管31の各端部をふさ
ぐ正方形板32のめねじ付きの各穴33に対して穴38をあけ
てある。
自立性構成要素1の他方の主要構成体の永続性を同様
に考慮して、支持骨組の全部の金属形材はその外面にペ
ンキを塗るのが有利である。これ等の形材は内部の酸化
を全く防ぐように密閉する。
金属形材から成る架枠に絶縁屋根16を組付けるとき
は、ガスケツト35の見える穴38は2本の梁9,10への合掌
の連結部13に直交して位置させる。
第7a図及び第7b図に明らかなように各連結部13に対し
て各梁9,10は、それぞれ90゜の3角みぞを形成され梁9
又は梁10の突出する2辺にみぞ付き部分により溶接部41
で溶接した鋼板39,40を備える。
各鋼板39,40は、自立性構成要素1を隣接する平行な
同様な他の構成要素に固定することのできる部材を形成
する。
梁に対して突出する部分で各鋼板39,40は従つて上下
方向に互に整合する2個の穴42,43をあけてある。
なお前端及び後端を上部構造に当てがう各自立性構成
要素1を全部の鋼板39,40の2個の上部穴42と2個の下
部穴43とが互に合するように相互に平行に近接して配置
するときは、これ等の構成要素間の固定はボルト締めに
より行う。
2組の自立性構成要素1の結合は従つて、各梁9,10に
は穴をあけないで各梁9,10に沿いこれ等の構成要素の上
部部分に1.80mのピツチで反復して設けるこれ等の固定
具だけによつて行われる。
各金属製骨組内で絶縁屋根16は2本の側梁9,10だけ
に、内層18の左右の端縁を覆うガスケツト35の側辺37に
より当てがう。断熱性の低い部分を全く除くように、ガ
スケツト35は従つて屋根16の一方の側面から他方の側面
まで連続的に延ばしてある。
屋根16をこれを受ける骨組に結合するには構成要素を
隣接する構成要素に結合する結合具すなわち鋼板39,40
を利用する。
第10図に示すようにこのために鋼板39,40の張出し部
に1.80mのピツチで配置した部片44を使う。
各取付部片44は第4図及び第6図に示すように2つの
各横縁46,47を45゜に折曲げた水平板45から形成してあ
る。水平板45の折曲げた各横縁46,47は、少くとも管31
の正方形板32の表面に対応するように、ガスケツト35の
ウエブ部分の一部を覆うようになる。
なお各折曲げ横縁46,47は、それぞれボルト50,51(第
10図)を通すことのできる穴48,49(第6図)をあけて
ある。各ボルト50,51の軸は、ガスケツト35の穴38に対
向してあけた折曲げ横縁46,47の穴を貫き次で穴38を貫
き正方形板32のめねじ付き穴33にねじ込む。
水平板45のウエブ部分の下面52(第10図)の側に、水
平板45の横縁とは反対の方向に先狭まりになる縁部を持
つ台形の形状を持つ板54を溶接線53に沿つて溶接してあ
る。前記の先狭まりの縁部は、梁9又は梁10の上部外面
に整合したガスケツト35のウエブ部分により構成要素1
の2つの各縦方向縁部2,3に構成した平面からわずかに
引込んでいる。
板54はその中央下部部分に2枚の結合鋼板39,40の上
部穴42に整合する穴55(第6図)をあけてある。取付部
片44は従つて、穴42を貫くボルトと同じボルトにより鋼
板39,40に固定することができる。
絶縁屋根の支持骨組への結合作業と同様に各自立性構
成要素1間の結合作業はすべて、屋根面の上部によりこ
のようにして実施することができる。このようにして足
場を組み覆おうとする建物の内部の安全保護装置を加え
ることを避けることができる。屋根の丸みつき底部に挿
入体22に垂直に立つた状態に位置する組立て作業者は、
実際上鋼板39,40及び取付部片44から少くとも50cm離れ
て各穴43,42,33内に入れたボルトの締付け作業を容易に
行うことができる。
各自立性構成要素1を組立てこれ等の要素間を結合す
ると共に自立性骨組に絶縁屋根を結合した後、これ等の
屋根は、第1の構成要素の縦方向縁部2とこれに隣接す
る第2の構成要素の縦方向縁部3とをその前記第1構成
要素への組付け後に覆うようになる棟木を取付けて仕上
げる。
各棟木は第9図に示すように地面の方に向いた凹入部
を持つ中高の形に複数の棟部分56で形成してある。各棟
部分56は、各構成要素1の互に対向する2つの縦方向縁
部91,92に固定したU字形のガスケツト35の覆われてい
ない側辺36に止め具により固定してある。各棟部分56は
ポリウレタン発泡材料から形成してある。各棟部分56に
生ずる差動膨張は、先ず各幹材を形成する上方に向い中
高の形により、次で屋根への止め具による固定により、
最後に各幹材がたとえば長さが1.80m又は3.60mの小さな
寸法を備えることができるのでこの場合困難を生じな
い。
棟部分の若干はさらに、建物内の火災の場合に外部に
向い自動的に放出する装置を設けることができる。
第10図に示したような各棟部分のうちの防火用に有効
な特定の棟部分56aはその凹み57の奥に取付部片44に対
向してドーム形58を設けてある。ドーム形59の底部59か
らねじ棒60が延びている。ねじ棒60は、凹み57の奥62で
棟部分56aに埋込んだナツト61にねじ込んである。
なお取付部片44の水平板45の上面には、ビード64によ
り溶接した円筒形カラー63を設けてある。カラー63の内
部にはその上部に円形の弾性ガスケツト65を接着してあ
る。ガスケツト65は、安全法規に対応して或る程度の熱
によつて溶融する材料により構成してある。
この棟部分56aの固定に先だつて組立て作業者はカラ
ー63の底部に圧縮状態で作用するばね66を位置させる。
棟部分56aがその末端の各側辺90により対向する2つ
のガスケツト35の側辺36に当たるのと同時に、ドーム形
58は、ガスケツト65の弾性と突出部67のテーパとを利用
してカラー63に埋込み、ばね66を圧縮し、ガスケツト65
の下方に押込んだときに突出部67の円形の上縁68により
ガスケツト65の下方に止める。
覆つた建物の内部が火災の場合にガスケツト65の周囲
温度がガスケツト65を溶融させる熱さに達するとすぐ
に、ガスケツト65はもはや突出部67によりドーム形58を
保持することができなくなり、ばね66により幹材56aを
外方に向い自動的に押上げる。このようにして煙を釈放
する。
さらに本発明による自立性構成要素1は又、覆う建物
の暖房又は人工及び自然の照明又は凝縮水の排出又は防
火或はこれ等の全部を確実に行う装置を備えている。
このために穴43のボルトを利用して、照明用電線管70
を受入れるようにしたケース69と、火災の場合に建物内
に水をふりかけるスプリンクラー71と、建物の暖房流体
を循環させる配管72とをつり下げる。これ等の装置は第
10図に線図的に表わしてある。矢印73は、連続線で表わ
したケース69と、破線で表わしたスプリンクラー71と鎖
線で表わした配管72との各つり下げ具を示す。
建物の暖房のためには又、屋根の前部横方向側面から
後部横方向側面まで連続的に延びる縦方向リブ26の下側
に太陽熱補集装置74(第3図及び第4図)を配置するよ
うにしてもよい。各太陽熱捕集装置74はこの場合、挿入
体22のポリウレタン発泡材料から成るブロツク30の上面
と交互のロツクウール層23の上面と外層17との間で各リ
ブ23の下側に保持される自由容積を最高度に占めるよう
にリブ26の形状と相似形にするのが有利である。
依頼者が建物の自然照明を望む選択の場合には、屋根
斜面の一方に半透明の窓75(第3図)を設けた絶縁屋根
を工場で作ればよい。各窓75は2本の合掌11の間に一体
にするように台形にするのが有利である。これ等の窓
は、1.80mの間隔で又はこのピツチの倍数の間隔で設け
る。
絶縁屋根16の機械的特性を弱めないように、各窓75の
位置は挿入体22の一部の切断を決して必要としないよう
にするのは明らかである。従つて各窓75は、梁に向つて
先広がりの2本の合掌11の間につねに一体化するように
設ける。この場合絶縁屋根16の丸みつき基部20に向い先
狭まりになる小辺を持つ台形の窓を形成するようにす
る。
外層17及び内層18は繊維層23と同様に、各窓75の形に
一致する形を持つ開口76(第9図)が屋根16の斜面に存
在するようにサンドイツチ状体の形成に先だつて前もつ
て切抜く。
工場で各開口76はその周囲にゴム製たとえばネオプレ
ン製のガスケツト77をはめる。ガスケツト77の2つの唇
状部78,79は2層17,18の外面を挾み、又ガスケツト77の
他の2つの唇状部80,81は半透明窓75の縁を挾む。
唇状部81内では、繊維層23を横切つて延び外層17を貫
通して不時の凝縮水の排出のできる管82(第8図)が出
発するようにしてある。
絶縁屋根16にその斜面の一方に窓75を備える場合に
は、この場合2条のリブ26はそれぞれこれ等の窓の大き
い底辺及び小さい底辺に沿つて窓の線を仕切る。
組立て時には屋根16は、その窓を備えた斜面が最も北
方に向いた斜面になるように金属形材7,9,10,11,14,15
から成る架枠に載せる。70゜に傾いた太陽光線はこの場
合、組立て後に屋根面を構成する各屋根要素を貫くこと
ができない。
なお組立時に各自立性構成要素1に、この場合絶縁屋
根16の丸みつき基部20を構成するといに沿う雨水の良好
な排水に必要な2%ないし5%のこう配を与える。この
こう配は次のようにして得られる。
すなわちこのこう配は、つなぎ梁7の前後の端部をそ
れぞれ受ける金属製支持構造83又はコンクリート製支持
構造84(第11図及び第12図)の支持体85の2つの線間の
レベルの差により、又は2つの支持構造83又は支持構造
84が同じレベルにある場合にはこれ等の2つの支持構造
と支持体85の線との間に挿入した適当な高さの挾み材を
使うことにより得られる。
従来と同様に上部構造に取付けた各構成要素1の2つ
の端部に存在する二等辺三角形の開口86又は開口87は、
すじかいの金属製支持構造83又はコンクリート構造に組
付けたタンパンと称する端板により形成する。
骨組及び屋根の持上げに関してはその製作の直後にそ
の貯蔵又は輸送のためには、それぞれつり具をつるすこ
とのできる鋼板39,40及びその穴42,43と挿入体22と穴33
をあけた端板32とを利用すると最も有利に行われる。こ
れ等には止め環のねじ棒を一時的に固定することができ
る。
各屋根をその骨組に工場で又は輸送後に工事場で載せ
るには、この屋根はこれ等の2つの場合に良好な状態に
整理した直後に、穴42にボルト締めした取付部片44によ
り梁9,10に固定する。
工事場では骨組への屋根の組付けは従つて、つねに各
自立性構成要素の引上げの前に行われる。このようにし
て屋根は、これが自立性骨組の支持体により受けられる
から組立て時に安定になる。
仕上がりの自立性構成要素を支持構造83又は支持構造
84とに引上げて組立てた後に、各屋根の骨組への穴42に
よる固定は、1つずつはずしすぐに再組みし、これと同
時にさらに関連する骨組を隣接する骨組に穴42,43によ
るボルト締めにより協働させる。
屋根面の外側の保守のためには、つねに外部で屋根に
上がり外層17を損わないように注意して屋根面上で移動
しながら作業するのがよい。
屋根面の内側の保守のためには新らたな窓又は新らた
な装置69,70,71,72の交換又は設置のために、金属製骨
組に又この場合なるべくはつなぎ梁7に固定の又は可動
のはしご又は足場の固定部を設けるのがよい。
なお本発明により、相互に平行に配置されそれぞれ縦
方向縁部に沿い結合した複数の自立性構成要素1の組合
わせにより屋根面が得られ、又同様に本発明の目的とす
る自立性構成要素を形成することのできる2つの主要構
成体すなわち金属形材から成る骨組と単一体の絶縁屋根
とが得られるのは明らかである。
以上本発明をその実施例について詳細に説明したが本
発明はなおその精神を逸脱しないで種種の変化変型を行
うことができるのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は絶縁屋根を支える架枠を形成する金属製骨組を
示した本発明構成要素の1実施例の斜視図、第2図は第
1図の構成要素の架枠を除いて示す縮小斜視図である。
第3図及び第4図は第1図のそれぞれIII−III線及びIV
−IV線に沿う拡大断面図、第5図は第4図のV−V線に
沿う断面図、第6図は第4図の矢印の部分の詳細を示す
斜視図である。第7a図は互に隣接する2つの本構成要素
を結合する結合部片の正面図、第7b図は第7a図の縮小平
面図である。第8図は第3図の自立性構成要素の低い部
分の拡大横断面図、第9図は第3図の構成要素の高い部
分の拡大横断面図、第10図は第4図の構成要素の高い部
分と共に或る程度以上の熱を上方に放出する装置を協働
させた棟部分の詳細を示す拡大横断面図である。第11図
及び第12図はそれぞれ金属製及びコンクリート製のフレ
ームから成る支持構造に取付けた互に結合した本発明自
立性構成要素の横断面図である。 1……自立性構成要素、16……屋根、17……外層、18…
…内層、19……絶縁クツシヨン

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の屋根、とくに工業用、商業用、学校
    用、官庁用、スポーツ用又は住居用の建物の屋根を形成
    する長い長さを持ち、互いに平行な2つの縦方向縁部
    と、前部の横方向側面と、後部の横方向側面と、縦方向
    の対称面とを備えた1つの自立性構成要素であつて、相
    互に平行に配置された複数の同一の他の自立性構成要素
    に組合わされ、それぞれの縦方向縁部に沿って組立てら
    れて前記屋根を形成する1つの自立性構成要素におい
    て、(a)前記自立性構成要素の自立性が確実に得られ
    るように前記2つの縦方向縁部間に連続的に延び、かつ
    前記2つの横方向側面間に連続的に延びる金属形材から
    成る骨組と、(b)この骨組により取外し可能に支えら
    れた1つの絶縁屋根とを持ち、前記絶縁屋根(16)を
    (i)耐食性の外層(17)と、(ii)この外層とほぼ同
    じ形状を持ち、この外層に平行にその下側に配置した内
    層(18)と、(iii)前記各層(17),(18)に平行な
    平面に対してほぼ直交する方向に延びると共に前記各層
    の内面に各端部を接着したロックウール繊維により少く
    とも一部を構成した絶縁クッション(19)とから成る複
    合体により形成される単一体により構成して成る1つの
    自立性構成要素。
  2. 【請求項2】金属形材から成る前記骨組を、2つの前記
    横方向側面(4),(5)間に連続的に縦方向に延びる
    互いに平行な3本の管状部材、すなわち前記縦方向対称
    面(8)内に中央に配置したつなぎ梁(7)と、側方に
    配置されそれぞれ前記縦方向縁部を構成する2本の梁
    と、そして前記つなぎ梁の両側に配置され前記つなぎ梁
    及び2本の梁を連結する合掌(11)とにより構成したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の1つの
    自立性構成要素。
  3. 【請求項3】前記骨組の各斜面に沿い前記つなぎ梁及び
    2本の梁間に延びる合掌(11)を、前記縦方向対称面
    (8)に対し対称に傾けて配置したことを特徴とする特
    許請求の範囲第(2)項記載の1つの自立性構成要素。
  4. 【請求項4】前記合掌(11)を、ジグザグに配置し、前
    記自立性構成要素の横断面に対してほぼ一定の角度をな
    して前記自立性構成要素の前後方向に交互に傾け、前記
    各合掌のそれぞれ前記つなぎ梁及び梁への連続点(1
    2),(13)を隣接する合掌のそれぞれ前記つなぎ梁及
    び梁への連結点と共通にしたことを特徴とする特許請求
    の範囲第(2)項ないし第(3)項のいずれかに記載の
    1つの自立性構成要素。
  5. 【請求項5】前記単一体の絶縁屋根(16)を、前記骨組
    の2本の側方の梁(9),(10)だけにより支えたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第(2)項ないし第(4)
    項のいずれかに記載の1つの自立性構成要素。
  6. 【請求項6】前記ロックウール繊維を、それぞれ互いに
    並べて配置され所要の密度が得られるように相互に圧縮
    した薄板(21)から形成したような層(23)として結合
    し、前記薄板間を前記層(23)の表面の少くとも一方の
    近くに配置した連結片(25)により連結したことを特徴
    とする特許請求の範囲第(1)項ないし第(5)項のい
    ずれかに記載の1つの自立性構成要素。
  7. 【請求項7】前記ロックウール繊維を、それぞれの末端
    により2つの層すなわち外層(17)及び内層(18)の内
    面に接着したことを特徴とする特許請求の範囲第(1)
    項ないし第(6)項のいずれかに記載の1つの自立性構
    成要素。
  8. 【請求項8】前記ロックウール繊維の層(23)を、ほぼ
    一定の長さにし、2層間に一定のピッチで横方向に配置
    した挿入体(22)により相互に分離し、これ等の各挿入
    体を、前記絶縁屋根(16)の一方の縦方向縁部(91)か
    ら他方の縦方向縁部(92)まで延びるようにし、そして
    金属管(31)を中央に埋込んだほぼ一定の長方形断面を
    持つ発泡材料から成るブロック(30)から形成したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第(6)項ないし第(7)
    項のいずれかに記載の1つの自立性構成要素。
  9. 【請求項9】対称軸線が上下方向に前記つなぎ梁(7)
    の縦方向軸線(8)を通るV字の形状の横断面を持ち、
    このV字の2側辺をそれぞれ水平線に対し約45゜の角度
    をなして傾け、V字の基部(20)を丸みをつけ前記各側
    辺の末端に向い凹入させたことを特徴とする特許請求の
    範囲第(1)項ないし第(8)項のいずれかに記載の1
    つの自立性構成要素。
  10. 【請求項10】2本の前記各側方の梁(9),(10)
    に、前記自立性構成要素を隣接する平行な自立性構成要
    素に結合することのできる部材(39),(40)を設けた
    ことを特徴とする特許請求の範囲(2)項ないし第
    (9)項のいずれかに記載の1つの自立性構成要素。
  11. 【請求項11】隣接する前記自立性構成要素を結合する
    部材に、互いに結合しようとする2つの自立性構成要素
    の各絶縁屋根(16)の互いに対向する縦方向縁部(9
    1),(92)に固定される取付部片(44)を設けたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第(10)項記載の1つの自
    立性構成要素。
  12. 【請求項12】前記取付部片(44)を、前記挿入体(2
    2)の端部に固定したことを特徴とする特許請求の範囲
    第(8)項と組合わせた同第(11)項記載の1つの自立
    性構成要素。
JP61103254A 1985-05-07 1986-05-07 屋根面形成用自立性構成要素 Expired - Fee Related JPH086408B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8506945A FR2581681B1 (fr) 1985-05-07 1985-05-07 Element autoportant pour la realisation d'une toiture de batiment, comprenant une ossature metallique associee a une couverture isolante monobloc, ossature metallique et couverture isolante le composant et toiture en resultant
FR8506945 1985-05-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6225655A JPS6225655A (ja) 1987-02-03
JPH086408B2 true JPH086408B2 (ja) 1996-01-24

Family

ID=9319048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61103254A Expired - Fee Related JPH086408B2 (ja) 1985-05-07 1986-05-07 屋根面形成用自立性構成要素

Country Status (8)

Country Link
US (1) US4800691A (ja)
EP (1) EP0327531B1 (ja)
JP (1) JPH086408B2 (ja)
AT (1) ATE79915T1 (ja)
CA (1) CA1285369C (ja)
DE (1) DE3686587T2 (ja)
FR (1) FR2581681B1 (ja)
WO (1) WO1986006776A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2607538B1 (fr) * 1986-11-28 1989-03-10 Lelan Jean Claude Dispositif de remise en etat, ou " rehabilitation ", de toitures realisees en coques
FR2638475A2 (fr) * 1988-06-21 1990-05-04 Velut Jean Poutres en tole mince a ame precontrainte
IT243104Y1 (it) * 1997-08-08 2002-02-28 Bona Alberto Dalla Elemento di copertura
SI20758A (sl) * 2000-11-08 2002-06-30 �Ircelj, D.O.O. Izolacija poševnih strešnih konstrukcij za doseganje optimalne toplotne stabilnosti in hkrati nosilne podlage
CN1951687B (zh) * 2005-10-21 2011-11-23 3M创新有限公司 作为通孔防火材的复合层状物及其制造和使用方法
ITAR20090013U1 (it) * 2009-11-23 2010-02-22 Fabrizio Piomboni La coppella "piramid" e' stata progettata in modo di poter industrializzarne la realizzazione con basso impatto economico. la particolarita' principale della coppella consiste nella grecatura fissata alla lamiera di estradosso in modo di ottenere una

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5251450U (ja) * 1975-09-29 1977-04-13
JPS5255294U (ja) * 1975-10-20 1977-04-21
CH584108A5 (en) * 1976-04-08 1977-01-31 Luwa Ag Panel for air conditioning plant housing - has core with inflammable fibres at right angles to outer layers
DE2754814C2 (de) * 1977-12-09 1986-10-09 Hunter Douglas Industries B.V., Rotterdam Wandelement mit einem Kern aus Dämmwerkstoffen
FR2449755A1 (fr) * 1979-02-26 1980-09-19 Batiroc Sa Toiture autoportante pour batiments, composee d'elements modulaires
FR2489395A1 (fr) * 1980-09-03 1982-03-05 Acmc Export Element autoportant pour une toiture de batiment, son procede de fabrication et installation pour la mise en oeuvre dudit procede
FR2525659A1 (fr) * 1982-04-27 1983-10-28 Acmc Export Element autoportant et de grande longueur pour la realisation d'une toiture de batiment
FR2527671B1 (fr) * 1982-05-27 1985-08-30 Acmc Export Element autoportant et de grande longueur pour la realisation d'une toiture de batiment
DE3313526A1 (de) * 1983-04-14 1983-09-15 Georg Prof. Dr.-Ing. 4300 Essen Thierauf Feuer- und hitzebestaendige wandelemente in leichtbauweise

Also Published As

Publication number Publication date
FR2581681B1 (fr) 1988-05-13
EP0327531B1 (fr) 1992-08-26
EP0327531A1 (fr) 1989-08-16
ATE79915T1 (de) 1992-09-15
US4800691A (en) 1989-01-31
CA1285369C (fr) 1991-07-02
JPS6225655A (ja) 1987-02-03
WO1986006776A1 (fr) 1986-11-20
DE3686587T2 (de) 1993-04-15
DE3686587D1 (de) 1992-10-01
FR2581681A1 (fr) 1986-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4434601A (en) Heat insulated roof structure
US4162595A (en) Prefabricated roof structure and erection method
US8397468B2 (en) Safety reinforced light transmitting panel assembly
US4206267A (en) Composite structural material
US4446664A (en) Insulation system
US4494343A (en) Structure for retrofitting corrugated building exteriors
CA2085499C (en) Building panel assembly
US4557092A (en) Safety reinforced roof insulation
CN103711262A (zh) 一种曲面铝镁锰合金屋面板系统施工方法
RU2052039C1 (ru) Кровельный щит для наклонных крыш
JP6281713B2 (ja) 高断熱の建物を構築する方法ならびにその方法により構築された建物
US4735026A (en) Insulation ceiling assembly
GB2092202A (en) Overroofing of buildings
US4655020A (en) Cinch strap and backup plate for metal roof endlap joint
JPH086408B2 (ja) 屋根面形成用自立性構成要素
JP5096741B2 (ja) 屋根防水構造
GB2081336A (en) Insulated roof guttering and expansion joint
CN210597805U (zh) 一种坡屋面安装结构
CN109958211B (zh) 节能的办公建筑外立面结构
EP2369086B1 (en) Prefabricated insulating panel for roofing of buildings
CN112502363A (zh) 一种装配式防水玻璃采光顶
EP0035148A1 (en) Structure for retrofitting corrugated building exteriors
CN217711294U (zh) 一种墙体体系
US4145851A (en) Structural enclosure
CN111411742B (zh) 一种金属屋面系统

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees