JPH08636Y2 - クラッカー - Google Patents

クラッカー

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JPH08636Y2
JPH08636Y2 JP1991053980U JP5398091U JPH08636Y2 JP H08636 Y2 JPH08636 Y2 JP H08636Y2 JP 1991053980 U JP1991053980 U JP 1991053980U JP 5398091 U JP5398091 U JP 5398091U JP H08636 Y2 JPH08636 Y2 JP H08636Y2
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JP
Japan
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main body
cracker
explosive
drawstring
end side
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991053980U
Other languages
English (en)
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JPH04138595U (ja
Inventor
健二 高野
Original Assignee
株式会社フジカ
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Publication date
Application filed by 株式会社フジカ filed Critical 株式会社フジカ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、結婚式やパーティー等
に限らず各種のゲーム等に適宜用いられるクラッカーに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のクラッカーに於いては、
実開平2−127996の公報に所載のものが存在す
る。
【0003】即ち、上記公報に所載のものは、第5図に
示す様に、回転軸体13の回転によって爆発しうる火薬
体14(引玉)をクラッカー本体15内にテープ16等
の固定手段によって固定し、しかも前記本体15外へと
延出した回転軸体13の一端側に所定形状の回転操作体
17を設けたものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の様なクラッカーに於いては下記の様な問題点があっ
た。
【0005】即ち、上記構成からなるクラッカーは、本
体外に延出した回転軸体の一端に設けられた回転操作体
を回転することで本体内に固定された火薬体を爆発させ
るものである。
【0006】従って、上記の様な構成からなるクラッカ
ーの回転操作体は火薬体に設けられた回転軸体の一端に
直接取付けられてなるが故に、運送時の衝撃による該回
転軸体の破損や抜け、更に本体内に固定された火薬体の
離脱等による製品不良が多発するだけでなく、該火薬体
の本体内への収納作業も大変煩雑であるという難儀な問
題が生じていた。
【0007】即ち、本考案は上記の問題を全て解決する
ものであり、回転軸体の破損や抜け、更には本体内に固
定された火薬体の離脱等も解消するだけでなく、該火薬
体の本体内への収納作業をも簡単に行うことが出来る極
めて優れたクラッカーを提供することを課題とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するため手段】本校案は、上記の課題を解
決するために、全く新しいクラッカーを考案し、以下の
手段を講じたものである。
【0009】即ち、本考案は本体の一端側に爆発離脱蓋
を有し、且つ他端側には前記本体内に移動阻止状態で収
納された火薬体に一端が直結する引紐を有したクラッカ
−に於いて、前記本体の他端側には回転自在な回転操作
体が設けられ、且つ前記引紐の他端が該回転操作体が設
けられた本体の他端側又は回転操作体の内側に位置すべ
く、本体の他端側又は回転操作体の何れか一方から突設
された凸部に巻取り可能に取付けられてなり、しかも前
記回転操作体の回転により前記引紐に引張力を生じせし
めて本体内の火薬体を爆発させる構成にある。
【0010】
【作用】上記構成からなるクラッカ−に於いては、本体
の他端側に回転操作体が設けられ、しかも該回転操作又
は前記本体の他端側の何れか一方から突設された凸部
は一端が火薬体に直結された引紐の他端が巻取り可能に
取付けられてなるために、前記回転操作体を回転させ
だけで、該引紐の他端が凸部に巻取られ、必然的に火薬
体に直結した引紐を引張ることとなるので、その引張に
よる摩擦力にて非常に簡単、且つ安全に火薬体を爆発さ
せることが出来る。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に従って説明
する。
【0012】第1図に於いて、1はクラッカー本体を示
し、合成樹脂等の成形加工によりビン形状に形成され、
しかも一方側の開口部には爆発離脱蓋7が嵌入着される
と共に他端側は収納された火薬体(引玉)2に一端が直
結した引紐3が挿通可能な貫通孔4穿設して閉塞されて
なる。
【0013】5は回転操作体を示し、上記本体1の貫通
孔4から延出した引紐3が挿通される貫通孔5bと、該
本体1の閉塞された他端側の外面に設けられた凸部1a
に嵌脱自在な貫通孔5aとを有し、しかも該貫通孔5a
に上記本体1の他端側に設けられた凸部1aを嵌入させ
ると共に該本体1の他端側に回転自在に外嵌着されてな
る。
【0014】尚、上記本体1内に収納された火薬体(引
玉)2に直結された引紐3の他端側は上記本体1の他端
側の貫通孔4及び回転操作体の貫通孔5bを挿通した
後、本体1の他端側の凸部1aに取付けられてなる。
【0015】6はカバーキャップを示し、上記回転操作
体5の上面の外周縁に嵌着されてなる。
【0016】8は収納された紙テープ等の突出体を示
し、9は受圧板を示す。
【0017】本実施例に係るクラッカーは以上の構成か
らなるが、次に係るクラッカーを使用する場合について
説明する。
【0018】先ず、第1図に示すクラッカー本体1の他
端側に外嵌着された回転操作体5を回転させると、該回
転操作体5に設けられた貫通孔5bは挿通した引紐3に
引張力を付与しつつ上方又は下方の何れかに移動するこ
とになる。
【0019】よって、上記貫通孔5bの移動によって他
端側が本体1の他端側の凸部1aに取付けられた引紐3
には収納された火薬体(引玉)2を爆発させるべく引張
力が生じることになる。
【0020】従って、上記引紐3の引張力によって本体
1内に収納された火薬体(引玉)2を爆発させることが
出来る。
【0021】尚、上記実施例に於いて、回転操作体は、
該クラッカ−本体の他端側の凸部に貫通され、しかも該
本体の他端側の外周縁に外嵌着されてなるが、要はクラ
ッカ−本体1に収納された火薬体に直結する引紐を、前
記回転操作体又は前記本体の他端側の何れか一方から突
設された凸部に、該回転操作体を回転させるだけで巻取
ることができれば良く、該引紐の巻取りによって必然的
に引紐に引張力を生じさせ、その引張による摩擦力にて
非常に簡単、且つ安全に火薬体を爆発させることが出来
るのである。従って、前記のように引紐に引張力を生じ
させることが出来るものであれば、該回転操作体の具体
的な形状や作動機構、更に取付箇所や取付構造等も決し
て限定されず、例えば第2図の様にクラッカ−本体1の
他端側及び回転操作体5に挿通する他の貫通孔4a,5cを
設けることで複数の火薬体2,2aを収納して同時に又は
交互に爆発させる構造でもよく、更に第3図に示す様に
クラッカ−本体1の他端側が雄螺子10に形成され、且つ
回転操作体5の裏面側が雌螺子11に形成されて螺合され
た構成でもよく、又引紐3の他端側が前記回転操作体5
の上面側に設けられた凸部12に取付けられていてもよ
い。
【0022】更に、上記回転操作体5は第4図に示す様
に、クラッカー本体1の他端側に設けられた貫通孔1b
に、嵌入脱自在な凸部5dを挿通して回転自在に取付け
られた構成でもよく、又クラッカー本体の形状も円錐形
状、ビン形状等であってもよい。
【0023】而して、本考案に於けるクラッカーの具体
的な形状、材質、大きさ等も決して限定されるものでは
なく、その具体的な構成も本考案の意図する範囲内で任
意に設計変更自在である。
【0024】
【考案の効果】叙上の様に、本考案は本体の一端側に爆
発離脱蓋を有し、且つ他端側には前記本体内に移動阻止
状態で収納された火薬体に一端が直結する引紐を有した
クラッカ−に於いて、前記本体の他端側には回転自在な
回転操作体が設けられ、且つ前記引紐の他端が該回転操
作体が設けられた本体の他端側又は回転操作体の内側に
位置すべく、本体の他端側又は回転操作体の何れか一方
から突設された凸部に取付けられてなるために、該回転
操作体を回転させるだけで引紐の他端を凸部に巻取るこ
とができ、該引紐の巻取りによって必然的に引紐に引張
力を生じさせ、その引張による摩擦力にて非常に簡単、
且つ安全に火薬体を爆発させることが出来ると共に、回
転操作体と引紐の他端とが直接連結されているものでは
なく、巻取られた凸部を介して連結されているので、
送時等に於ける引紐(回転軸体)の破損や抜け等を生じ
る恐れも全くない
【0025】また、本考案に於けるクラッカ−は、本体
内に収納される火薬体を固定するテ−プ等の固定手段も
不必要なことから、該火薬体の本体内への収納作業も簡
単に行えて大幅な作業性の向上も図ることが出来るとい
う格別な効果をも有するに至った。更に、前記本体の他
端又は回転操作体の内側の何れか一方に火薬体より小径
で、且つ該火薬体に直結した引紐が挿通可能な貫通孔が
穿設されたクラッカーであれば、該火薬体が確実に係止
されるので、火薬体を固定するテープ等も不必要となる
のは勿論のこと、火薬体の離脱等による製品不良の発生
を大いに解消できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に於けるクラッカーの一実施例を示す断
面図。
【図2】本考案の他の実施例によるクラッカーの一部拡
大断面図。
【図3】本考案の他の実施例によるクラッカーの一部拡
大断面図。
【図4】本考案の他の実施例によるクラッカーの断面
図。
【図5】従来のクラッカーの断面図。
【符号の説明】
1 クラッカー本体 2 火薬体(引玉) 3 引紐 5 回転操作体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の一端側に爆発離脱蓋を有し、
    且つ他端側には前記本体内に移動阻止状態で収納された
    火薬体に一端が直結する引紐を有したクラッカ−に於い
    て、前記本体(1) の他端側には回転自在な回転操作体
    (5) が設けられ、且つ前記引紐の他端が該回転操作体
    (5) が設けられた本体(1) の他端側又は回転操作体(5)
    の内側に位置すべく、本体(1) の他端又は回転操作体
    (5) の何れか一方から突設された凸部に巻取り可能に取
    けられてなり、しかも前記回転操作体(5) の回転によ
    り前記引紐(3) に引張力を生じせしめて本体(1) 内の火
    薬体(2) を爆発させる構成にしてなることを特徴とする
    クラッカ−。
  2. 【請求項2】 前記本体(1) の他端又は回転操作
    体(5) の内側の何れか一方には、火薬体(2) より小径
    で、且つ該火薬体(2) に直結した引紐(3) が挿通可能な
    貫通孔(4) が穿設されてなる請求項1記載のクラッカ
    ー。
JP1991053980U 1991-04-12 1991-04-12 クラッカー Expired - Lifetime JPH08636Y2 (ja)

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JP1991053980U JPH08636Y2 (ja) 1991-04-12 1991-04-12 クラッカー

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JP1991053980U JPH08636Y2 (ja) 1991-04-12 1991-04-12 クラッカー

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Publication Number Publication Date
JPH04138595U JPH04138595U (ja) 1992-12-25
JPH08636Y2 true JPH08636Y2 (ja) 1996-01-10

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ID=31929430

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017086836A (ja) * 2015-11-11 2017-05-25 暁子 井上 ポリ袋への掃き込み用具

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0639274Y2 (ja) * 1988-08-12 1994-10-12 株式会社トイボックス クラッカー起爆ゲーム玩具
JPH0631346Y2 (ja) * 1989-03-30 1994-08-22 株式会社カネコ クラッカー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017086836A (ja) * 2015-11-11 2017-05-25 暁子 井上 ポリ袋への掃き込み用具

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Publication number Publication date
JPH04138595U (ja) 1992-12-25

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