JPH0863373A - ファームウェア動作状態監視装置 - Google Patents

ファームウェア動作状態監視装置

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Publication number
JPH0863373A
JPH0863373A JP6198152A JP19815294A JPH0863373A JP H0863373 A JPH0863373 A JP H0863373A JP 6198152 A JP6198152 A JP 6198152A JP 19815294 A JP19815294 A JP 19815294A JP H0863373 A JPH0863373 A JP H0863373A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
firmware
processing
display
board
display unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP6198152A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutoku Doi
泰徳 土井
Sanae Hirasawa
早苗 平澤
Motohide Kuninishi
元英 国西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0863373A publication Critical patent/JPH0863373A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ファームウェア内の複数の処理ブロックのそれ
ぞれの中に、処理が終了したことを表示器に点灯させる
手段及び記録媒体に記録する手段を設け、この手段をそ
れぞれ表示器で表示、または記録媒体に記録する。な
お、記録媒体に記録する手段はファームウェアの異常動
作で記録を停止する。 【効果】機器内に組み込んだファームウェアの動作状態
を確認できる。また、ファームウェアの異常動作発生前
の状態が確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、I/Oボード等の各種
ボードを組み合わせ、これをファームウェアで制御する
システムにおけるファームウェアの動作状態監視に関す
る。
【0002】
【従来の技術】機器組込用のCPUボード,I/Oボー
ド等の各ボードをバススロットに装着して使用する装置
では、I/Oボード等の制御を行うファームウェアはユ
ーザが開発してCPUボードに組み込む。このような装
置では、電源投入後、自動的にファームウェアの実行が
開始され、外部のパソコン等のコマンドやスイッチ等の
信号入力により、所定の動作を行うものがある。また、
機器組込用のため、ファームウェア開発後の動作ではデ
ィスプレイを装備しないものがある。
【0003】図2はユーザがファームウェアを開発する
ための機器構成を示す。バス207にCPUボード20
1,ディスプレイインタフェース208,I/Oボード
210を接続し、CPUボード201にはキーボード20
5,ディスプレイインタフェース208にはディスプレ
イ209を接続する。ユーザは、I/Oボード210等
の制御を行うファームウェア202をディスプレイ20
9を見ながらキーボード205から入力し、入力が終わ
るとデバッグを行う。ファームウェア202は、メイン
ルーチン203とサブルーチン204から構成され、メ
インルーチン203の起動要因入力待ち203aで外部
のパソコン等のコマンドやスイッチ等の信号入力を待
ち、入力されるとサブルーチンジャンプ203bで、サ
ブルーチン204へ移動し、I/Oボード210等の制
御処理ブロックA,B,Nを行い、リターン204aで
メインルーチン203へ戻って、再び起動要因入力待ち
となる。
【0004】ファームウェア202の開発が終了する
と、ディスプレイ210及びキーボード205をはず
し、電源投入によりファームウェア202を起動させ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ファームウェアは、通
常、ファームウェア開発時にバグをすべて取り除くが、
開発直後の動作で開発時に発見できなかったバグが発生
してファームウェアが正常に動作しないことがある。こ
の時は、I/Oボードに接続した装置等が所定の動作を
しないなどの現象で判断できる。しかし、従来の装置で
は、ディスプレイがないためファームウェアがどのよう
な動作状態になっているのか確認できない。
【0006】また、従来の装置では、ファームウェア中
の複数の処理ブロックのどの部分を実行したのか確認で
きない。
【0007】さらに、ファームウェアが正常に動作しな
い場合、その原因を調査するために、異常が発生するま
での動作を確認する必要が生じるが、従来の装置では確
認できない。
【0008】本発明の目的は、機器組込用のCPUボー
ド,I/Oボード等の各ボードをバススロットに装着
し、I/Oボード等の制御を行うファームウェアをユー
ザが開発してCPUボードに組み込み、電源投入もしく
はリセット動作に伴ってファームウェアを動作させる装
置において、ファームウェア開発後のファームウェアの
動作状態を確認できるファームウェア動作状態監視装置
を提供することにある。
【0009】本発明のさらに他の目的は、ファームウェ
アの動作異常が発生した場合に、動作異常発生前のファ
ームウェアの動作状態を確認できるようにしたファーム
ウェア動作状態監視装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はファームウェアの複数の処理ブロックのそ
れぞれの中に、処理が終了したことを処理ブロックに対
応した表示器に点灯させる手段と、この手段によって処
理終了を表示する表示器を処理ブロックの数以上設け
る。また、ファームウェアの先頭には、この表示器をす
べて消灯させる手段を設ける。
【0011】上記他の目的を達成するために、本発明は
複数の処理ブロックの処理終了を示すキャラクタ等を記
録する媒体と、ファームウェア中の複数の処理ブロック
のそれぞれの中に、処理ブロックの処理終了を記録媒体
に記録する手段を設けた。さらに、ファームウェアの異
常動作発生時に複数の処理ブロックの処理終了の記録を
停止する手段を設けた。
【0012】
【作用】装置の電源が投入されてファームウェアが先頭
から動作を始めると、表示器をすべて消灯させる手段が
働き、次に処理ブロックの実行を、順次、行う。その
際、一つの処理ブロックの実行が終了するたびに、処理
ブロック中にある処理が終了したことを処理ブロックに
対応した表示器に点灯させる手段が働いて、対応した表
示器が、順次、点灯していき、再びファームウェアが先
頭から動作を始めると、表示器をすべて消灯させる手段
が働いて表示器はすべて消灯する。以上の動作より、ユ
ーザが表示器を監視することでファームウェアの動作状
態を確認することができる。
【0013】さらに、一つの処理ブロックの実行が終了
するたびに、処理ブロック中にある処理ブロックの処理
終了を記録媒体に記録する手段が働き、また、ファーム
ウェアの異常動作発生時に複数の処理ブロックの処理終
了の記録を停止する手段が働く。ファームウェアの異常
動作発生後、ユーザが記録媒体を読み取ることで、異常
動作発生前のファームウェアの動作状況を知ることがで
き、ファームウェアの異常動作の原因を調査する手掛か
りとなる。
【0014】
【実施例】ファームウェアの実施例を図1に示す。ファ
ームウェア102のサブルーチンのA,B,Nの各処理
ブロックの最後に、それぞれ処理が終了したことを処理
ブロックに対応した表示器に点灯させる手段、及び処理
ブロックの処理終了を記録媒体に記録する手段である処
理A終了出力,処理B終了出力,処理N終了出力の記述
を設ける。また、メインルーチン103の先頭に、表示
器をすべて消灯させる手段である終了出力リセット10
3aの記述を設ける。
【0015】装置の電源が投入されると、ファームウェ
ア102が起動され、終了出力リセット103aが実行
された後、起動要因入力待ち103bに入る。外部から
のスイッチ等の起動要因が入力されると、サブルーチン
ジャンプ103cが実行される。サブルーチンに処理が
移ると、まず処理ブロックAが実行される。処理ブロッ
クAが問題なく実行を終了した場合は、処理A終了出力
が実行され、終了信号Aがバスインタフェース106,
バス107を通して表示器111,処理終了記録媒体1
12に出力される。表示器111では、終了信号Aが入
力されると、表示器Aが点灯する。処理終了記録媒体1
12では、終了信号Aが入力されると、バスインタフェ
ース112aを通してメモリ112cに終了情報が書き
込まれる。
【0016】その他の処理でも問題なく実行を終了した
場合は、処理ブロックAと同様の動作を行うが、何らか
の原因により処理の途中でファームウェアが停止した場
合、その処理の終了出力は実行されない。そのため、表
示器111は処理が完全に終了した部分までを表示す
る。
【0017】ユーザがこの表示を見れば、ファームウェ
アが異常であることが確認できる。また、処理終了記録
媒体112では、ファームウェア異常発生時に複数の処
理ブロックの処理終了の記録を停止する手段であるライ
トプロテクト112bにより、メモリ112cへの終了
情報の書き込みを禁止する。この後に、キーボード10
5及びディスプレイ109を接続して、キーボード10
5からメモリ112cの内容を読み出してディスプレイ10
9に表示させれば、ファームウェアの異常動作発生前の
状態が確認でき、ファームウェアの異常動作発生の原因
を調査する手がかりとなる。
【0018】なお、メモリ112cに書き込まれた内容
は、バッテリバックアップ112dにより、終了情報の
読み取りに必要なキーボード105及びディスプレイ1
09を接続するために、一旦、電源を切断しても保持さ
れる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、機器組込用のCPUボード,
I/Oボード等の各ボードをバススロットに装着し、I
/Oボード等の制御を行うファームウェアをユーザが開
発して組み込んだ装置において、ファームウェア内の処
理ブロックの処理が終了したことを表示器に点灯する手
段と、その手段で表示を行う表示器を設けたことで、ユ
ーザがファームウェアの動作状態を簡単に確認すること
ができる。
【0020】さらに、ファームウェア内の処理ブロック
の処理が終了したことを記録媒体に記録する手段と記録
媒体、及びファームウェアの異常動作時に記録を停止す
る手段を設けることで、ファームウェアの異常動作が発
生した時に記録媒体の内容を確認できる。これにより異
常動作発生前のファームウェアの動作状態が確認でき、
異常動作の原因を追求するための有効な手がかりとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるファームウェア及び各機
能のブロック図。
【図2】従来の装置によるファームウェア及び各機能の
ブロック図。
【符号の説明】 102,202…ファームウェア。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器組込用のCPUボード,I/Oボード
    等の各ボードをバススロットに装着し、前記ボードの制
    御を行う複数の処理ブロックで構成されるファームウェ
    アで、前記ファームウェアの先頭から処理を実行しはじ
    めて、前記複数の処理ブロックを実行した後、再び前記
    ファームウェアの先頭に戻って処理を繰り返す動作を行
    う前記ファームウェアを前記CPUボードに組み込み、
    電源投入もしくはリセット動作に伴い前記ファームウェ
    アを動作させる装置において、前記組み込んだファーム
    ウェアの動作状態を表示させる前記処理ブロックの数以
    上の表示器を有し、前記ファームウェア中の複数の処理
    ブロックのそれぞれの中に、前記処理ブロックの処理終
    了を前記表示器に表示させる手段を設けたことを特徴と
    するファームウェア動作状態監視装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記ファームウェアの
    先頭で前記表示器をすべて消灯する手段を有し、前記複
    数の処理ブロックの処理終了を前記表示器に点灯させる
    手段が実行されて、前記複数の処理ブロックのそれぞれ
    に対応した前記表示器を点灯させ、次回の前記表示器を
    すべて消灯する手段が実行されるまで点灯させる手段を
    設けたファームウェア動作状態監視装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記ファーム
    ウェアの複数の処理ブロックの処理終了を記録する媒体
    及び前記ファームウェア中の複数の処理ブロックのそれ
    ぞれの中に、前記処理ブロックの処理終了を前記記録媒
    体に記録する手段と、前記ファームウェアの異常動作発
    生時に前記複数の処理ブロックの処理終了の記録手段を
    停止する手段を設けたファームウェア動作状態監視装
    置。
JP6198152A 1994-08-23 1994-08-23 ファームウェア動作状態監視装置 Pending JPH0863373A (ja)

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