JPH0863080A - 感光体装置 - Google Patents
感光体装置Info
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- JPH0863080A JPH0863080A JP6221132A JP22113294A JPH0863080A JP H0863080 A JPH0863080 A JP H0863080A JP 6221132 A JP6221132 A JP 6221132A JP 22113294 A JP22113294 A JP 22113294A JP H0863080 A JPH0863080 A JP H0863080A
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- Japan
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- flange
- drum
- photosensitive drum
- photoconductor
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- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 再利用のために感光体ドラムとフランジを簡
単に分離することが可能な感光体装置を提供する。 【構成】 フランジ1は、感光体ドラム2の内径よりも
僅かに大径で、感光体ドラム2に軽圧入される第1の円
筒部3と、感光体ドラム2と周端面を対接し、感光体ド
ラム2の外径と等外径の第2の円筒部4とからなる段付
きフランジで、第1の円筒部3及び第2の円筒部4が、
薄層の二重円筒が薄い連結部Cで連結され、堅固で、熱
による膨張・収縮を軸芯方向で吸収する。このフランジ
1の第1の円筒部3が、感光体ドラム2の端面側で感光
体ドラム2内に軽圧入され、感光体ドラム2と第2の円
筒部4とは周端面を対接し、第2の円筒部4の周面と感
光体ドラム2の周面とに、感光体ドラム2の回転方向で
締め付け力を与えるスプリングクラッチ5が配設され、
感光体トラム2からフランジ1は軸芯方向に分離可能で
ある。
単に分離することが可能な感光体装置を提供する。 【構成】 フランジ1は、感光体ドラム2の内径よりも
僅かに大径で、感光体ドラム2に軽圧入される第1の円
筒部3と、感光体ドラム2と周端面を対接し、感光体ド
ラム2の外径と等外径の第2の円筒部4とからなる段付
きフランジで、第1の円筒部3及び第2の円筒部4が、
薄層の二重円筒が薄い連結部Cで連結され、堅固で、熱
による膨張・収縮を軸芯方向で吸収する。このフランジ
1の第1の円筒部3が、感光体ドラム2の端面側で感光
体ドラム2内に軽圧入され、感光体ドラム2と第2の円
筒部4とは周端面を対接し、第2の円筒部4の周面と感
光体ドラム2の周面とに、感光体ドラム2の回転方向で
締め付け力を与えるスプリングクラッチ5が配設され、
感光体トラム2からフランジ1は軸芯方向に分離可能で
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置に使用さ
れ、原稿画像の潜像が形成される感光体装置に関する。
れ、原稿画像の潜像が形成される感光体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の感光体装置は、感光体ドラムの
少なくとも一方の端面に、フランジが装着固定され、こ
のフランジの中心に固定された回転軸を回転駆動するこ
とにより、感光体ドラムを回転制御して感光体ドラム上
に逐次原稿画像の潜像を形成している。
少なくとも一方の端面に、フランジが装着固定され、こ
のフランジの中心に固定された回転軸を回転駆動するこ
とにより、感光体ドラムを回転制御して感光体ドラム上
に逐次原稿画像の潜像を形成している。
【0003】この種の感光体装置では、なるべく簡単な
構造で、回転軸の回転を感光体ドラムに高精度で伝達す
ることが要求され、この目的のために、特開平1−22
1783号公報、特開昭61−100764号公報、特
開平4−237085号公報、特開昭60−20135
7号公報では、それぞれ構造の簡易化、製造コストの低
減を可能にしたこの種の感光体装置が提案されている。
構造で、回転軸の回転を感光体ドラムに高精度で伝達す
ることが要求され、この目的のために、特開平1−22
1783号公報、特開昭61−100764号公報、特
開平4−237085号公報、特開昭60−20135
7号公報では、それぞれ構造の簡易化、製造コストの低
減を可能にしたこの種の感光体装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、フランジを耐
磨耗性の材質で作成すると、感光体ドラムが限界寿命に
達した後でも、フランジは新製品に再利用することがで
きる。しかし、現状では、前記提示に係る公報での開示
を含めて、感光体ドラムに対して、フランジは接着、螺
子こみ、強圧入などの手段によって一体的に固定されて
おり、両者を分離して再利用することはできなかった。
磨耗性の材質で作成すると、感光体ドラムが限界寿命に
達した後でも、フランジは新製品に再利用することがで
きる。しかし、現状では、前記提示に係る公報での開示
を含めて、感光体ドラムに対して、フランジは接着、螺
子こみ、強圧入などの手段によって一体的に固定されて
おり、両者を分離して再利用することはできなかった。
【0005】本発明は、前述したようなこの種の感光体
装置の現状に鑑みてなされたものであり、その目的は、
再利用のために感光体ドラムとフランジを簡単に分離す
ることが可能な感光体装置を提供することにある。
装置の現状に鑑みてなされたものであり、その目的は、
再利用のために感光体ドラムとフランジを簡単に分離す
ることが可能な感光体装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、感光体ドラムの少なくとも
一端面にフランジが装着され、前記フランジの中心に固
定された回転軸の回転によって、前記感光体ドラムが回
転される感光体装置において、前記感光体ドラムと前記
フランジ間には、前記感光体ドラムの回転方向では、前
記感光体ドラムと前記フランジとを互いに固定し、前記
感光体ドラムの軸方向では、前記感光体ドラムと前記フ
ランジとを離脱可能に保持する係合手段が設けられてい
ることを特徴とするものである。
に、請求項1記載の発明は、感光体ドラムの少なくとも
一端面にフランジが装着され、前記フランジの中心に固
定された回転軸の回転によって、前記感光体ドラムが回
転される感光体装置において、前記感光体ドラムと前記
フランジ間には、前記感光体ドラムの回転方向では、前
記感光体ドラムと前記フランジとを互いに固定し、前記
感光体ドラムの軸方向では、前記感光体ドラムと前記フ
ランジとを離脱可能に保持する係合手段が設けられてい
ることを特徴とするものである。
【0007】同様に前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記フ
ランジが、前記感光体ドラムの内径より僅かに大径の第
1の外径と、前記感光体ドラムの外径とほぼ同一の第2
の外径を有する段付きフランジであり、前記係合手段
が、前記段付きフランジを前記感光体ドラムに圧入後
に、前記段付きフランジの第2の外径と前記感光体ドラ
ムの外径間にわたって配設されるスプリングクラッチで
あることを特徴とするものである。
2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記フ
ランジが、前記感光体ドラムの内径より僅かに大径の第
1の外径と、前記感光体ドラムの外径とほぼ同一の第2
の外径を有する段付きフランジであり、前記係合手段
が、前記段付きフランジを前記感光体ドラムに圧入後
に、前記段付きフランジの第2の外径と前記感光体ドラ
ムの外径間にわたって配設されるスプリングクラッチで
あることを特徴とするものである。
【0008】同様に前記目的を達成するために、請求項
3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記係
合手段が、前記感光体ドラムの内周面に形成された溝部
と、前記感光体ドラムの内径よりも僅かに大きい外径を
有し、前記感光体ドラムに圧入されるフランジの外周面
に形成され、前記溝部に係止される爪とで構成されるこ
とを特徴とするものである。
3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記係
合手段が、前記感光体ドラムの内周面に形成された溝部
と、前記感光体ドラムの内径よりも僅かに大きい外径を
有し、前記感光体ドラムに圧入されるフランジの外周面
に形成され、前記溝部に係止される爪とで構成されるこ
とを特徴とするものである。
【0009】同様に前記目的を達成するために、請求項
4記載の発明は、請求項1ないし請求項3の何れかに記
載の発明において、前記フランジが、耐磨耗性材質で形
成され、前記感光体ドラムの交換時に再利用可能である
ことを特徴とするものである。
4記載の発明は、請求項1ないし請求項3の何れかに記
載の発明において、前記フランジが、耐磨耗性材質で形
成され、前記感光体ドラムの交換時に再利用可能である
ことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、感光体ドラムの少な
くとも一端面にフランジが装着され、フランジの中心に
固定された回転軸の回転によって、感光体ドラムが回転
される感光体装置において、感光体ドラムとフランジ
は、係合手段によって、感光体ドラムの回転方向では、
互いに固定され、感光体ドラムの軸方向では、感光体ド
ラムとフランジとが離脱可能に保持されている。
くとも一端面にフランジが装着され、フランジの中心に
固定された回転軸の回転によって、感光体ドラムが回転
される感光体装置において、感光体ドラムとフランジ
は、係合手段によって、感光体ドラムの回転方向では、
互いに固定され、感光体ドラムの軸方向では、感光体ド
ラムとフランジとが離脱可能に保持されている。
【0011】請求項2記載の発明では、感光体ドラムの
少なくとも一端面にフランジが装着され、フランジの中
心に固定された回転軸の回転によって、感光体ドラムが
回転される感光体装置において、フランジは、感光体ド
ラムの内径より僅かに大径の第1の外径と、感光体ドラ
ムの外径とほぼ同一の第2の外径を有する段付きフラン
ジであり、この段付きフランジが感光体ドラムに圧入後
に、段付きフランジの第2の外径と感光体ドラムの外径
間にわたってスプリングクラッチが配設され、感光体ド
ラムとフランジは、感光体ドラムの回転方向では、互い
に固定され、感光体ドラムの軸方向では離脱可能に保持
されている。
少なくとも一端面にフランジが装着され、フランジの中
心に固定された回転軸の回転によって、感光体ドラムが
回転される感光体装置において、フランジは、感光体ド
ラムの内径より僅かに大径の第1の外径と、感光体ドラ
ムの外径とほぼ同一の第2の外径を有する段付きフラン
ジであり、この段付きフランジが感光体ドラムに圧入後
に、段付きフランジの第2の外径と感光体ドラムの外径
間にわたってスプリングクラッチが配設され、感光体ド
ラムとフランジは、感光体ドラムの回転方向では、互い
に固定され、感光体ドラムの軸方向では離脱可能に保持
されている。
【0012】請求項3記載の発明では、感光体ドラムの
少なくとも一端面にフランジが装着され、フランジの中
心に固定された回転軸の回転によって、感光体ドラムが
回転される感光体装置において、感光体ドラムの内径よ
りも僅かに大きい外径を有し、感光体ドラムに圧入され
るフランジの外周面に形成された爪が、感光体ドラムの
内周面に形成された溝部に係止し、感光体ドラムとフラ
ンジは、感光体ドラムの回転方向では、互いに固定さ
れ、感光体ドラムの軸方向では離脱可能に保持されてい
る。
少なくとも一端面にフランジが装着され、フランジの中
心に固定された回転軸の回転によって、感光体ドラムが
回転される感光体装置において、感光体ドラムの内径よ
りも僅かに大きい外径を有し、感光体ドラムに圧入され
るフランジの外周面に形成された爪が、感光体ドラムの
内周面に形成された溝部に係止し、感光体ドラムとフラ
ンジは、感光体ドラムの回転方向では、互いに固定さ
れ、感光体ドラムの軸方向では離脱可能に保持されてい
る。
【0013】請求項4記載の発明では、感光体ドラムの
少なくとも一端面にフランジが装着され、フランジの中
心に固定された回転軸の回転によって、感光体ドラムが
回転される感光体装置において、感光体ドラムとフラン
ジとを感光体ドラムの軸方向に離脱して、感光体ドラム
を交換する場合に、耐磨耗性材質で形成されたフランジ
は再利用される。
少なくとも一端面にフランジが装着され、フランジの中
心に固定された回転軸の回転によって、感光体ドラムが
回転される感光体装置において、感光体ドラムとフラン
ジとを感光体ドラムの軸方向に離脱して、感光体ドラム
を交換する場合に、耐磨耗性材質で形成されたフランジ
は再利用される。
【0014】
[第1の実施例]本発明の第1の実施例を、図1及び図
2を参照して説明する。図1は本実施例の構成を示す説
明図、図2は本実施例のフランジの構成を示す説明図で
ある。
2を参照して説明する。図1は本実施例の構成を示す説
明図、図2は本実施例のフランジの構成を示す説明図で
ある。
【0015】本実施例では、図1及び図2に示すよう
に、フランジ1は、感光体ドラム2の内径よりも例えば
(5/100)mmと僅かに大きな外径aを有し、感光
体ドラム2に軽圧入される第1の円筒部3と、周端面が
感光体ドラム2の周端面と対接し、感光体ドラム2の外
径とほぼ等しい外径bを有する第2の円筒部4とを有す
る段付きフランジを構成している。このフランジ1は、
第1の円筒部3及び第2の円筒部4が、それぞれ薄層の
二重円筒が薄板の連結部Cで連結された堅固で、且つ熱
による膨張・収縮を軸芯方向に逃がすことが可能な構造
を有している。
に、フランジ1は、感光体ドラム2の内径よりも例えば
(5/100)mmと僅かに大きな外径aを有し、感光
体ドラム2に軽圧入される第1の円筒部3と、周端面が
感光体ドラム2の周端面と対接し、感光体ドラム2の外
径とほぼ等しい外径bを有する第2の円筒部4とを有す
る段付きフランジを構成している。このフランジ1は、
第1の円筒部3及び第2の円筒部4が、それぞれ薄層の
二重円筒が薄板の連結部Cで連結された堅固で、且つ熱
による膨張・収縮を軸芯方向に逃がすことが可能な構造
を有している。
【0016】本実施例では、このようなフランジ1の第
1の円筒部3が、感光体ドラム2の開放端面側で感光体
ドラム2内に軽圧入され、感光体ドラム2の周端面と第
2の円筒部4の周端面とが対接され、第2の円筒部4の
周面と感光体ドラム2の周面とにわたって、スプリング
クラッチ5が配設されている。
1の円筒部3が、感光体ドラム2の開放端面側で感光体
ドラム2内に軽圧入され、感光体ドラム2の周端面と第
2の円筒部4の周端面とが対接され、第2の円筒部4の
周面と感光体ドラム2の周面とにわたって、スプリング
クラッチ5が配設されている。
【0017】このスプリングクラッチ5は、フランジ1
が図示せぬ回転軸により回転されると、回転方向で感光
体ドラム2及びフランジ1に対して、締付力を与えるの
で、回転軸の回転が感光体ドラム2に伝達され、感光体
ドラム2の回転は高精度で制御される。
が図示せぬ回転軸により回転されると、回転方向で感光
体ドラム2及びフランジ1に対して、締付力を与えるの
で、回転軸の回転が感光体ドラム2に伝達され、感光体
ドラム2の回転は高精度で制御される。
【0018】また、本実施例では、感光体ドラム2の軸
芯方向には、フランジ1を感光体ドラム2から容易に引
き抜いて、感光体ドラム2とフランジ1を分離すること
ができるので、フランジ1を耐磨耗性の材質で作成して
おくと、感光体ドラム2の交換時にフランジ1を廃棄せ
ずに再利用することができる。
芯方向には、フランジ1を感光体ドラム2から容易に引
き抜いて、感光体ドラム2とフランジ1を分離すること
ができるので、フランジ1を耐磨耗性の材質で作成して
おくと、感光体ドラム2の交換時にフランジ1を廃棄せ
ずに再利用することができる。
【0019】さらに、第1の円筒部3及び第2の円筒部
4が、環境温度によって膨張・収縮しても、この熱によ
る膨張・収縮は感光体ドラム2の軸芯方向に吸収され、
感光体ドラム2とフランジ1との連結状態や、回転動作
に悪影響を及ぼすことはない。
4が、環境温度によって膨張・収縮しても、この熱によ
る膨張・収縮は感光体ドラム2の軸芯方向に吸収され、
感光体ドラム2とフランジ1との連結状態や、回転動作
に悪影響を及ぼすことはない。
【0020】このように、本実施例によると、スプリン
グクラッチ5の締め付け力によって、フランジ1の回転
が感光体ドラム2に確実に伝達され、感光体ドラム2か
らフランジ1を軸芯方向に容易に分離して、再利用可能
な部品処理が行なわれ、環境温度によるフランジ1の膨
張・収縮を吸収し、回転動作に悪影響を及ぼさない感光
体装置が提供される。
グクラッチ5の締め付け力によって、フランジ1の回転
が感光体ドラム2に確実に伝達され、感光体ドラム2か
らフランジ1を軸芯方向に容易に分離して、再利用可能
な部品処理が行なわれ、環境温度によるフランジ1の膨
張・収縮を吸収し、回転動作に悪影響を及ぼさない感光
体装置が提供される。
【0021】[第2の実施例]本発明の第2の実施例を
図3を参照して説明する。図3は本実施例の構成を示す
斜視図である。
図3を参照して説明する。図3は本実施例の構成を示す
斜視図である。
【0022】本実施例では、図3に示すように、フラン
ジ1の感光体ドラム2への挿入部分は、薄層の円筒体状
に形成され、その外径は、感光体ドラム2の内径よりも
例えば(5/100)mmと僅かに大きな外径とされ、
感光体ドラム2への挿入部分の外周から1mm程度の突
起7が、複数個突出形成されている。そして、感光体ド
ラム2の内周面には、突起7が係止される溝8が形成さ
れている。本実施例では、突起7を溝8内に位置させ
て、フランジ1が感光体ドラム2内に軽圧入されてい
る。
ジ1の感光体ドラム2への挿入部分は、薄層の円筒体状
に形成され、その外径は、感光体ドラム2の内径よりも
例えば(5/100)mmと僅かに大きな外径とされ、
感光体ドラム2への挿入部分の外周から1mm程度の突
起7が、複数個突出形成されている。そして、感光体ド
ラム2の内周面には、突起7が係止される溝8が形成さ
れている。本実施例では、突起7を溝8内に位置させ
て、フランジ1が感光体ドラム2内に軽圧入されてい
る。
【0023】本実施例によると、フランジ1の図示せぬ
回転軸による回転は、フランジ1の突起7と感光体2の
溝8との係止によって、感光体ドラム2に確実に伝達さ
れ、感光体ドラム2を高精度で回転制御することができ
る。また、感光体ドラム2の軸芯方向には、フランジ1
を感光体ドラム2から容易に引き抜いて、感光体ドラム
2とフランジ1を分離することができるので、フランジ
1を耐磨耗性の材質で作成しておくと、感光体ドラム2
の交換時にフランジ1を廃棄せずに再利用することがで
きる。
回転軸による回転は、フランジ1の突起7と感光体2の
溝8との係止によって、感光体ドラム2に確実に伝達さ
れ、感光体ドラム2を高精度で回転制御することができ
る。また、感光体ドラム2の軸芯方向には、フランジ1
を感光体ドラム2から容易に引き抜いて、感光体ドラム
2とフランジ1を分離することができるので、フランジ
1を耐磨耗性の材質で作成しておくと、感光体ドラム2
の交換時にフランジ1を廃棄せずに再利用することがで
きる。
【0024】さらに、フランジ1が薄層の円筒形なの
で、フランジ1が、環境温度によって膨張・収縮して
も、この熱による膨張・収縮は感光体ドラム2の軸芯方
向に吸収され、感光体ドラム2とフランジ1との連結状
態や、回転動作に悪影響を及ぼすことはない。
で、フランジ1が、環境温度によって膨張・収縮して
も、この熱による膨張・収縮は感光体ドラム2の軸芯方
向に吸収され、感光体ドラム2とフランジ1との連結状
態や、回転動作に悪影響を及ぼすことはない。
【0025】このように、本実施例によると、突起7と
溝8との係止によって、フランジ1の回転が感光体ドラ
ム2に確実に伝達され、感光体ドラム2からフランジ1
を軸芯方向に容易に分離して、再利用可能な部品処理が
行なわれ、環境温度によるフランジ1の膨張・収縮を吸
収し、回転動作に悪影響を及ぼさない感光体装置が提供
される。
溝8との係止によって、フランジ1の回転が感光体ドラ
ム2に確実に伝達され、感光体ドラム2からフランジ1
を軸芯方向に容易に分離して、再利用可能な部品処理が
行なわれ、環境温度によるフランジ1の膨張・収縮を吸
収し、回転動作に悪影響を及ぼさない感光体装置が提供
される。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、感光体ド
ラムの少なくとも一端面にフランジが装着され、フラン
ジの中心に固定された回転軸の回転によって、感光体ド
ラムが回転される感光体装置において、感光体ドラムと
フランジは、感光体ドラムの回転方向では互いに固定さ
れ、感光体ドラムの軸方向では、離脱可能に保持されて
いるので、部品処理時に、感光体ドラムとフランジを簡
単に分離して、利用可能なものを再利用することが可能
になる。請求項2記載の発明によると、請求項1記載の
発明で得られる効果に加えて、フランジが、感光体ドラ
ムの内径より僅かに大径の第1の外径と、感光体ドラム
の外径とほぼ同一の第2の外径を有する段付きフランジ
で、この段付きフランジが感光体ドラムに圧入後に、段
付きフランジの第2の外径と感光体ドラムの外径間にわ
たってスプリングクラッチが配設された構成なので、フ
ランジの温度の変化による膨張・収縮が軸芯方向に吸収
され動作に悪影響を及ぼすことがなく、フランジ材質の
選択範囲が拡大される。請求項3記載の発明によると、
請求項1記載の発明で得られる効果に加えて、感光体ド
ラムの内径よりも僅かに大きい外径を有し、感光体ドラ
ムに圧入されるフランジの外周面に形成された爪が、感
光体ドラムの内周面に形成された溝部に係止される構成
なので、フランジの温度の変化による膨張・収縮が軸芯
方向に吸収され動作に悪影響を及ぼすことがなく、フラ
ンジ材質の選択範囲が拡大される。請求項4記載の発明
によると、請求項1記載の発明で得られる効果に加え
て、フランジが、耐磨耗性材質で形成されているので、
感光体ドラムの廃棄処理時にフランジを再利用すること
が可能になる。
ラムの少なくとも一端面にフランジが装着され、フラン
ジの中心に固定された回転軸の回転によって、感光体ド
ラムが回転される感光体装置において、感光体ドラムと
フランジは、感光体ドラムの回転方向では互いに固定さ
れ、感光体ドラムの軸方向では、離脱可能に保持されて
いるので、部品処理時に、感光体ドラムとフランジを簡
単に分離して、利用可能なものを再利用することが可能
になる。請求項2記載の発明によると、請求項1記載の
発明で得られる効果に加えて、フランジが、感光体ドラ
ムの内径より僅かに大径の第1の外径と、感光体ドラム
の外径とほぼ同一の第2の外径を有する段付きフランジ
で、この段付きフランジが感光体ドラムに圧入後に、段
付きフランジの第2の外径と感光体ドラムの外径間にわ
たってスプリングクラッチが配設された構成なので、フ
ランジの温度の変化による膨張・収縮が軸芯方向に吸収
され動作に悪影響を及ぼすことがなく、フランジ材質の
選択範囲が拡大される。請求項3記載の発明によると、
請求項1記載の発明で得られる効果に加えて、感光体ド
ラムの内径よりも僅かに大きい外径を有し、感光体ドラ
ムに圧入されるフランジの外周面に形成された爪が、感
光体ドラムの内周面に形成された溝部に係止される構成
なので、フランジの温度の変化による膨張・収縮が軸芯
方向に吸収され動作に悪影響を及ぼすことがなく、フラ
ンジ材質の選択範囲が拡大される。請求項4記載の発明
によると、請求項1記載の発明で得られる効果に加え
て、フランジが、耐磨耗性材質で形成されているので、
感光体ドラムの廃棄処理時にフランジを再利用すること
が可能になる。
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す説明図であ
る。
る。
【図2】同実施例のフランジの構成を示す説明図であ
る。
る。
【図3】本発明の第2の実施例の構成を示す斜視図であ
る。
る。
1 フランジ 2 感光体ドラム 3 第1の円筒部 4 第2の円筒部 5 スプリングクラッチ 7 突起 8 溝
Claims (4)
- 【請求項1】 感光体ドラムの少なくとも一端面にフラ
ンジが装着され、前記フランジの中心に固定された回転
軸の回転によって、前記感光体ドラムが回転される感光
体装置において、 前記感光体ドラムと前記フランジ間には、前記感光体ド
ラムの回転方向では、前記感光体ドラムと前記フランジ
とを互いに固定し、前記感光体ドラムの軸方向では、前
記感光体ドラムと前記フランジとを離脱可能に保持する
係合手段が設けられていることを特徴とする感光体装
置。 - 【請求項2】 前記フランジが、前記感光体ドラムの内
径より僅かに大径の第1の外径と、前記感光体ドラムの
外径とほぼ同一の第2の外径を有する段付きフランジで
あり、 前記係合手段が、前記段付きフランジを前記感光体ドラ
ムに圧入後に、前記段付きフランジの第2の外径と前記
感光体ドラムの外径間にわたって配設されるスプリング
クラッチであることを特徴とする請求項1記載の感光体
装置。 - 【請求項3】 前記係合手段が、前記感光体ドラムの内
周面に形成された溝部と、前記感光体ドラムの内径より
も僅かに大きい外径を有し、前記感光体ドラムに圧入さ
れるフランジの外周面に形成され、前記溝部に係止され
る爪とで構成されることを特徴とする請求項1記載の感
光体装置。 - 【請求項4】 前記フランジが、耐磨耗性材質で形成さ
れ、前記感光体ドラムの交換時に再利用可能であること
を特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の
感光体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6221132A JPH0863080A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 感光体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6221132A JPH0863080A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 感光体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0863080A true JPH0863080A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16761963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6221132A Pending JPH0863080A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 感光体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0863080A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007286267A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Sharp Corp | 電子写真感光体の分解方法 |
-
1994
- 1994-08-23 JP JP6221132A patent/JPH0863080A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007286267A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Sharp Corp | 電子写真感光体の分解方法 |
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