JPH0862966A - トナー補給容器 - Google Patents

トナー補給容器

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JPH0862966A
JPH0862966A JP7070864A JP7086495A JPH0862966A JP H0862966 A JPH0862966 A JP H0862966A JP 7070864 A JP7070864 A JP 7070864A JP 7086495 A JP7086495 A JP 7086495A JP H0862966 A JPH0862966 A JP H0862966A
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JP
Japan
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toner
container
shutter
stirring blade
opening
Prior art date
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Application number
JP7070864A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Tanda
哲夫 丹田
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器内を長手方向に沿って延設する回転軸
に、弾性変形可能な攪拌羽根を設け、該攪拌羽根が所定
量湾曲してトナー収納部内壁面を摺擦しながらトナー攪
拌を行うトナー補給容器において、容器底部にのみトナ
ーが集積している場合でも開口部まで効率よく掻き上げ
を行う事が出来る発明を提供する事にある。 【構成】 前記底部よりトナー供給口に至る攪拌羽根の
湾曲量を、前記底部を挟んで前記供給口と対面する側に
位置する他側側壁上における攪拌羽根の湾曲量より大に
なる如く側壁形状を設定するか、若しくは前記底部を挟
んで前記供給口と対面する側に位置する他側側壁の短手
断面形状を、前記底面に至るにしたがって攪拌羽根の湾
曲量が徐々に大になるごとく形成するか、若しくは前記
2つを組合せにより補給容器を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ、プリン
タ、複写機若しくはこれらの複合機として適用され、粉
体トナーを用いて画像形成を行う画像形成装置に組込ま
れるトナー補給容器に係り、特に装置本体側に設けた現
像ユニットその他のトナー受入れ部に補給容器を装着し
た状態でトナー補給を行う画像形成装置に適用する発明
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファクシミリ、プリンタ、複
写機として適用される画像形成装置として、感光体ドラ
ムやベルト状感光体を用い、露光手段により感光体上に
書込まれた潜像を現像装置によりトナー像化した後、該
トナー像を感光体を介して記録紙に転写させる、例えば
電子写真装置や静電記録装置のような間接トナー像記録
方式、又、トナー担持ローラと記録紙を挿通させる背面
電極との間に、マトリックス状のメッシュ電極を配し、
画像情報に対応させて前記メッシュ電極を通電制御させ
ながら前記トナー担持ローラ側より記録紙側に直接トナ
ー像を飛翔付着させるトナージェットタイプの直接記録
方式も公知である。
【0003】この種の記録方式、例えば、電子写真装置
においては、感光体ドラム側よりのトナー消費により現
像装置内のトナー収納部のトナーがエンプティになった
時点で、別に準備されたトナーカートリッジからトナー
を補給し得る形態を採用している。
【0004】即ち、かかるトナー補給機構は、現像装置
側のトナー収納部に上面に受入開口部を開口させ、一
方、トナーカートリッジは、前記トナー収納部の上面受
け入れ開口部に接面して仮係止可能にされた補給開口部
を下面側に形成すると共に、該補給開口部をピーリング
シート若しくはシャッタ部材で封止し、該トナーカート
リッジを前記受入開口部に接面して仮係止させた後、ピ
ーリングシート若しくはシャッタ部材を開放操作し、補
給開口部/受入開口部を介してトナー収納部側にトナー
を全量補給せんとするものである(実開昭50ー840
56、実公昭55ー12193、実開平5ー84966
他)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
装置においてはピーリングシート若しくはシャッタ部材
を開放操作すると同時にカートリッジ内のトナー全量が
装置本体に投入されるために、装置本体内の例えば現像
ホッパのトナー収納容積を前記全量が投入されてもオー
バフローしない容積に設定せねばならず、その分装置本
体の大形化につながる。又、全量が一度に投入されるこ
とは、カートリッジ内のトナーが固化若しくは凝集化し
ていた場合でもホッパ内にそのまま投入されてしまうた
めに、現像に悪影響を及ぼす。
【0006】かかる欠点を解消するために、カートリッ
ジの底部より立上げた側壁の任意箇所にトナー補給開口
を開口すると共に、カートリッジ内を長手方向に沿って
延設する回転軸に攪拌羽根を取付け、該攪拌羽根を前記
底部より開口部に至る方向に所定量湾曲しながら回転さ
せてトナー収納部内壁面を摺擦しながらトナー攪拌によ
るトナー凝集くずしとともに前記底部よりトナーの掻き
上げを行い、該底部に滞留したトナーを開口部より送出
するように構成している。
【0007】そして、前記攪拌羽根が摺擦するトナー収
納部内壁面は一般に軸トルクの均一化を図るために、円
弧状に形成されているが、このように構成すると攪拌羽
根の周方向の線速が均等化し、この為カートリッジ内の
トナー収納量低下するにしたがい、言換えればカートリ
ッジ底部にのみトナーが集積すると、これを開口部まで
効率よく掻き上げを行う事が困難である。
【0008】かかる欠点を解消するために、前記開口を
大きくすると攪拌初期に大量のトナーが送出して逐次ト
ナーを補給するという本技術の好ましい効果を得ること
が出来ない。又、トナー収納量低下時の攪拌羽根の線速
を早くすることも考えられるが、全周に亙って線速を早
くすることは軸トルクの増大のみならず、トナー収納量
の大きい攪拌初期に無用に軸トルクと線速が増大し、好
ましくない。
【0009】本発明は、かかる技術的課題に鑑み、トナ
ー攪拌によるトナー凝集くずしとともに前記底部よりト
ナーの掻き上げを行いながら、容器底部より立上げた側
壁上に開口したトナー供給口よりトナーを送出するよう
にトナー補給容器において、軸トルクが増大することな
く、而も容器底部にのみトナーが集積している場合でも
開口部まで効率よく掻き上げを行う事が出来る発明を提
供する事にある。また、本発明の他の目的は、前記トナ
ー供給口の開口面積を小さくした場合においても効率よ
くトナーの供給を行う事が出来、これによりシャッタの
気密性の向上とともに構成の簡単化を図った発明を提供
することにある。さらに、本発明の他の目的は、トナー
収納部の軸受け叉は仕切壁に用いられるシール材の材質
を選択することにより軸トルクを小さくすることができ
るようにしたことにある。
【0010】
【課題を解決する為の手段】本発明は、容器内を長手方
向に沿って延設する回転軸に、弾性変形可能な攪拌羽根
を設け、該攪拌羽根が所定量湾曲してトナー収納部内壁
面を摺擦しながらトナー攪拌を行うトナー補給容器に適
用されるものである。従って、本発明は、トナーを逐次
供給する容器であれば、単にトナーカートリッジのみに
限定されることなく、現像容器内に設けたホッパ等にも
適用でき、更にはトナー回収部を一体的に設けたトナー
キットとしての適用も可能である。
【0011】そして、本発明の特徴とするところは、ト
ナー収納部底部より攪拌羽根回転方向下流側に位置する
一側壁面上にトナー供給口を開口した点、具体的には攪
拌羽根回転方向下流側の底部より一側壁面側に立上がっ
た部位にトナー供給口が開口されている装置において、
前記底部よりトナー供給口に至る攪拌羽根の湾曲量を、
前記底部を挟んで前記供給口と対面する側に位置する他
側側壁上における攪拌羽根の湾曲量より大になる如く側
壁形状を設定するか、若しくは、前記底部を挟んで前記
供給口と対面する側に位置する他側側壁の短手断面形状
を、前記底面に至るにしたがって攪拌羽根の湾曲量が徐
々に大になるごとく形成するか、若しくは、前記2つを
組合せた補給容器の提供にある。
【0012】また、前記トナー収納部の短手断面におけ
る中央位置より、前記攪拌羽根回転軸の軸心をトナー供
給口側にシフトさせて形成すると好ましい。また、前記
攪拌羽根の先端部を前記トナー供給口の開口幅より小に
形成し、トナー攪拌時に前記トナー供給口へ前記先端部
を侵入可能に構成すると好ましい。また、トナー補給容
器を炭酸カルシウム入り合成樹脂により成形すると好ま
しい。また、前記底面に至る他側側壁の短手断面形状
を、弧状面若しくは弧状面と傾斜面との組合せにより形
成すると共に、該弧状面の仮想中心が前記攪拌羽根の回
転軸の軸心より他側側壁側にずらした位置に設定して構
成すると好ましい。また、前記羽根体の先端に付与され
る摩擦抵抗と軸トルクも回転方向に沿って変動しながら
回転するように構成すると共に、トナー供給口の容器長
手方向開口幅をトナー収納部長さの1/2以下に設定し
て構成すると好ましい。また、本発明の特徴は補給用ト
ナー収納部と廃トナー回収部との仕切壁叉は、補給容器
内の回転軸の軸受けのシール材料として、ポリエステル
叉は、摩擦係数の小さい超高分子量ポリエチレンを用い
る点にある。
【0013】
【作用】本発明は、トナー補給容器の攪拌羽根の軸トル
クを、無用に増大させることなく、容器底部に溜まった
トナーを前記攪拌羽根の付勢力を利用して供給口より円
滑に排出せんとするものである。それには2つの方法が
ある。第1の方法は、トナー補給容器の攪拌羽根が、ト
ナーが集積している容器内壁面側に周方向に沿って付勢
する力を周方向に一定にさせる事なく、底部より供給口
に至るまでを付勢力を最も大にし、これにより前記付勢
力の増大により容器側壁を沿う摩擦力が増大し、供給口
側へのトナーの掻き上げ及び排出を円滑に行うことが出
来る。
【0014】一方、攪拌羽根回転方向上流側の他側側壁
においては、単に接触するごとく摺擦させるだけで容易
に、周面に付着しているトナーを底部へ掻き落とすこと
が出来、従ってその付勢力は小さくて良い。そして、こ
のような構成はトナー収納部の短手断面における中央位
置より、前記攪拌羽根回転軸の軸心をトナー供給口側に
シフトさせて形成することにより容易に達成される。
【0015】第2の方法は、他側側壁側の形状を工夫し
て該他側側壁の短手断面形状を、前記底面に至るにした
がって攪拌羽根の湾曲量が徐々に大になるごとく構成し
たものである。そして、このような構成は、例えば、底
面に至る他側側壁の短手断面形状を、弧状面若しくは弧
状面と傾斜面との組合せにより形成すると共に、該弧状
面の仮想中心が前記回転軸の軸心より他側側壁側にずら
した位置に設定すれば良い。
【0016】かかる技術手段によれば、前記底部位置で
攪拌羽根の付勢力の蓄積が最も大になるために、該蓄積
を供給口側に向けて開放させることにより、いわゆるト
ナー掻き上げ効果が極めて大になり、容器底部に溜まっ
たトナーを供給口より円滑且つ容易に排出出来る。又、
底部より供給口に至る部分ではトナーの掻き上げ力と共
に、攪拌力も大になるためにトナーの長手方向の移動も
容易となり、円滑な攪拌が可能となる。従って、羽根体
の先端に付与される摩擦抵抗と軸トルクも回転方向に沿
って変動しながら回転することとなり、前記羽根体の回
転により長手方向両端側にトナーが偏在していても均等
になり、トナー供給口の容器長手方向開口幅をトナー収
納部長さの1/25以下に設定した場合においてもトナ
ーの排出に支障が生じることがない。この結果、前記開
口の小幅化により攪拌初期に大量のトナーが排出される
こともなく、又該開口部を閉塞するシャッタ等の気密性
の向上と構成の簡単化が可能となる。
【0017】又、いずれの発明も攪拌羽根の湾曲量も急
激に大きくせずに徐々に大になる如く設定しているため
に、而も、容器周面の最も必要な箇所のみに付勢力の増
大を図っているために、軸トルクの増大につながらな
い。特に、シール材料として超高分子量ポリエチレンの
ように摩擦係数が少なく、例えば、摺動性に優れた材料
を用いると軸トルクが重くならず、さらに効果的であ
る。特に、ポリエステルに代えて超高分子量ポリエチレ
ン粘着テープ(日東電気工業株式会社製No.443
0)を使用したところ、トルクがポリエステルに比べて
20%も減少した。又、本発明は攪拌羽根の線速を回転
速度によって早くするのではなく、付勢力の蓄積とその
開放によって必要部分の線速を早くする構成を取ってい
るために、言い換えれば、他の部分は線速即ち回転数を
低く設定出来るために、軸トルクの無用な増大のみなら
ず、トナー収納量の大きい攪拌初期においても無用に軸
トルクが増大することなく、好ましい。また、前記攪拌
羽根の先端部を前記トナー供給口の開口幅より小に形成
し、トナー攪拌時に、前記トナー供給口へ前記先端部を
侵入可能に構成すると、該先端部によりトナーをトナー
供給口の開口部より奥まで、確実に供給することができ
るとともに、トナー供給口の開口幅にトナーが固化(ケ
ーキング)し、橋絡を起こす場合であっても、該先端部
がトナー供給口内に回動して侵入し、該先端部によって
トナーのケーキングを破壊してトナーの供給が阻害され
ない。また、トナー補給容器を炭酸カルシウム入り合成
樹脂により成形すると、焼却の際に、有害ガスの発生を
おさえることができる。
【0018】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を例示
的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている
構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に
特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれのみ
に限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
【0019】図2及び図4は本発明の実施例にかかる画
像形成装置の、主として現像ユニット廻りの要部構成を
示し、1は現像ユニット、2は該現像ユニット1上部の
コンテナ取付け部11に矢印方向(コンテナ短手方向)
に沿って着脱自在に装着される、炭酸カルシウム入り合
成樹脂で成形されたトナーコンテナ、3は現像スリーブ
14と対峙し、矢印方向に回転する感光体ドラムで、回
転方向に沿ってクリーニングブレード4aを具えた廃ト
ナー回収機構4、帯電機構5、LEDユニット6、前記
現像スリーブ14、及び転写ローラ7からなり、前記L
EDユニット6により画像情報に対応した潜像を感光体
ドラム3に書込んだ後、現像ユニット1によりトナー像
を付着させ、次に転写ローラ7により、該像始端に同期
させて不図示のレジストローラ側より給紙された記録紙
にトナー像を転写させた後、定着ローラ(不図示)によ
り画像定着を行って排紙する。尚、現像ユニット1と感
光体ドラム3及びトナー回収機構4、帯電機構5、LE
Dユニット6等のプロセス手段は、これらを一体的にユ
ニット化しても良い。
【0020】次に前記プロセス手段について説明する。
廃トナー回収機構4は、その作用を中心に構成を説明す
ると、前記トナー像転写後、感光体ドラム3に付着して
いる残留トナーをクリーニングブレード4aで除去す
る。そして除去されたトナーは上面をマイラ4dにより
封止された楕円ローラ4bにより回収室内に送り込まれ
た後、図1に示すスクリューローラ4cによりドラム軸
端側の搬送ベルト機構60に送られる。搬送ベルト機構
60は図1及び図6に示すように、斜め上方に向け立上
げた長円状のベルト容器62内を、適宜間隔毎に仕切り
壁61aを立設させたゴム状無端ベルト体61が矢印方
向に周回可能に構成されており、スクリューローラ4c
によりベルト容器62底部に送り込まれた廃トナーは、
前記ベルト体61の仕切り壁61a間の空隙を利用して
ベルト体61の周回にしたがって上方の排出開口68側
に搬送され、そして該排出開口68と対面する廃トナー
回収部30側の回収口35より回収部30内に投入され
る。
【0021】トナー回収部30は、後記するように低公
害樹脂材からなるトナーコンテナ2の長手方向端側に仕
切り壁10を介して分割形成され、その形状及び内部構
造は後記に詳細に説明する。帯電機構5は、図2に示す
ようにマグネットローラ5a、磁性材からなる前帯電板
5b及びこれらの周囲空間に収納された磁性帯電粒子群
5c、及び感光体ドラムの背面側に配設された背面磁極
3aからなり、前記背面磁極を利用してマグネットロー
ラ5a及び前記帯電板5b上に担持された帯電粒子群を
介して、帯電バイアスを印加しながら感光体ドラム3上
に均一帯電を行うように構成されている。LEDユニッ
ト6は公知のように画像上方に基づいてLED素子列を
点灯制御するLEDヘッドアレイと、該アレイよりの光
出力を結像させるセルフォックレンズからなる。
【0022】現像ユニット1はキャリアとトナー(以下
「T/C」という)からなる二成分現像剤が収納され、
トナーの帯電を行うT/C収納部13と、該T/C収納
部13内のT/C量を一定割合幅内に維持するために、
適宜前記収納部内にトナー補給を行うホッパ12からな
り、これらの空間部の上方に、前記ホッパ12にトナー
供給を行うためのトナーコンテナ2を装着するコンテナ
取り付け部11が形成されている。前記T/C収納部1
3内には、固定磁石集成体(不図示)が内包された現像
スリーブ14と、T/Cを均一混合する為の攪拌ローラ
13aが収納されており、前記攪拌ローラ13aは非磁
性スリーブ内を同心状に回転する磁石ローラ13cが内
包されている。又、ホッパ12には、マイラが連設され
た攪拌ローラ12aと、T/C収納部13内のトナー量
検知センサに基づいてT/C収納部13内のトナー量が
低下する毎に、トナー補給口12cよりトナー補給を行
うトナー補給ローラ12bからなる。
【0023】コンテナ取り付け部11には後記に詳述す
るコンテナ取り付け機構と、ホッパ12のシャッタ開閉
機構が取り付けられている。トナーコンテナ2は炭酸カ
ルシウム入りの低公害樹脂材で形成され、図1に示すよ
うに長手方向に沿って補給用トナー収納部20を設ける
と共に、その長手方向端側に仕切壁10を介して廃トナ
ー回収部30を形成する。
【0024】次に補給用トナー収納部20側の構成につ
いて説明する。図4及び図5は図2の裏面から見た図で
ある。該収納部20は図4及び図5に示す短手断面から
明らかなように、中央底部20dより短手方向一側側壁
20cを、上面側端より僅かに垂下させた位置より斜め
に直線状に凹設して該直線状の凹斜面状に形成し、そし
て該一側側壁20cの前記中央底部20dより僅かに立
上げた位置に方形のトナー供給開口25を設ける。一
方、他側壁面20aは、上面側端より前記凹斜面20c
より僅かに急峻な角度で斜めに直線状に凹設するととも
に、更に底面に至る他側側壁20aの下側短手断面20
eの形状を、弧状面に形成する。
【0025】そして、図1に示すように、前記トナー収
納部20内には長手方向に沿って仕切り壁10を介して
回収部30まで貫通し、その両端側の端壁に軸支される
回転軸21を取り付けるとともに、前記トナー収納部2
0全長に亙って半径方向に延設し、回転方向に弾性変形
可能なマイラ状の羽根体22を連設し、該羽根体22の
長さを、前記回転により湾曲しながらトナー収納部20
内壁面を摺擦可能な長さに設定する。そして、図4に示
すように前記回転軸21の取り付け位置は、一側側壁2
0cが底部20dを挟んで前記供給開口25と対面する
側に位置する他側側壁20a上における攪拌羽根体22
の湾曲量より大になる如く容器中央垂直線より僅かに供
給開口25側にシフトさせて形成すると共に、前記底部
20dを挟んで前記供給開口25と対面する側に位置す
る他側側壁20aの短手断面形状を、前記底部20dに
至るにしたがって攪拌羽根体22の湾曲量が徐々に大に
なるごとく、容器中央水平線より僅かに下方に位置させ
る。尚、22a、22b(図1)は供給開口25に合せ
て三つの攪拌羽根22A,22B,22Cに切断した切
れ目であり、攪拌羽根22Bの先端には、供給開口25
内に設けられた開口制限部材52eによって制限される
開口25′より短い幅を有する突出部22Baが形成さ
れている。
【0026】一方、図1に示すように供給開口25は容
器底部20d(図4)より僅かに立上げた一側側壁20
cの長手方向中央部より僅かに端壁側に寄せた位置に、
トナー収納部20の長手方向長さの約1/4程度の開口
長にて開口されているとともに、開口制限部材52eに
よる開口25′はトナー収納部20の長手方向の長さ約
1/50(3〜5mm)程度の開口長に開口されてい
る。又、回転軸21は、端壁より外部に突出させ、該突
出部に軸歯車26を取り付け、前記コンテナ2を現像ユ
ニット1側のコンテナ取り付け部11に装着した際に、
中継歯車27を介して前記軸歯車26に回転力が伝達さ
れ、矢印に示すように、底部20dから供給開口25側
に向け回転しながら、図5(B)に示すように、供給開
口25、25′及びトナー受入れ開口44を介して現像
ユニット1側のホッパ12にトナーが供給される。
【0027】そして、前記ホッパ12内に供給されたト
ナーは、ホッパ12内の攪拌ローラ12aにより回転し
ながら、T/C収納部13内のトナー量検知センサ13
bに基づいてT/C収納部13内のトナー量が低下する
毎にトナー補給ローラ12bが回転し、トナー補給口1
2c(図2)よりT/C収納部13にトナー補給が行わ
れ、T/C収納部13内のトナー量を一定幅内に維持で
きる。この際、コンテナ2のトナー収納部20からのト
ナー補給はホッパ12内へ早く落とし込まなければなら
ない為、装置本体の駆動系からの動力を用いて、連続的
に攪拌羽根22を回転させるのが良い。
【0028】尚、図1に示すようにコンテナ長手方向端
側に軸支させた中継歯車27と軸歯車26は、コンテナ
装着の際に誤って他の器物に衝接して破損するのを防止
するために、炭酸カルシウム入り合成樹脂で成形された
蓋体Aと一体の保護カバー28が取り付けられている
が、該保護カバー28の外壁側に必要に応じ前記コンテ
ナの一側側壁20cと平行なリブ状装入ガイド29を設
けている。このガイド29はコンテナ装着の際に、装置
本体の図示しないガイド溝に嵌挿される。又、トナー供
給開口25の容器長手方向開口幅をトナー収納部20長
さの1/2以下、好ましくは1/10以下、さらに好ま
しくは1/25、1/50(3〜5mm)程度に設定す
ることも可能である。そして、トナー供給開口25′は
小さく形成されているために、トナーはホッパ12内に
一度に供給される事なく徐々に供給され、ホッパ12内
が満杯になってもコンテナ内でトナーが空回りしている
だけで、トナーがホッパ内に詰め込まれてホッパ内の駆
動機構がロックされる事がない。又、前記トナー収納部
20の羽根体22回転方向に沿う短手断面が非対称であ
り、且つ羽根体22回転軸21も収納部中心より変位さ
せているために、羽根体22の先端に付与される摩擦抵
抗と軸トルクも回転方向に沿って変動し、前記羽根体2
2の回転により長手方向両端側にトナーが偏在していて
もトナーが開口25′から排出されて均等に供給でき
る。
【0029】又、本実施例によれば、前記羽根体22の
他側側壁20aにおいて、底面に至るにしたがって攪拌
羽根体22の湾曲量が徐々に大になるごとく、そして前
記底部20d位置で攪拌羽根の付勢力の蓄積が最も大に
なる如く形成されているために、充分蓄積された湾曲が
供給開口25側に向けて開放させることとなり、いわゆ
るトナー掻き上げ効果が極めて大になり、容器底部20
dに溜まったトナーを供給口より円滑且つ容易に排出出
来る。そして、容器底部20dに溜まったトナーを排出
したことにより、そこに長手方向左右からトナーが流れ
込む。又、供給開口25の一側側壁20cの攪拌羽根体
22の湾曲量は他側側壁20aより大であるために、底
部20dより供給開口25に至る部分ではトナーの掻き
上げ力と共に、攪拌力も大になり、これによりトナー開
口部25の方に向けてトナーの長手方向に移動するのも
一層容易となり、円滑な攪拌が可能となる。また、トナ
ー収納部20のトナーが少なくなった場合でも攪拌羽根
体22で繰り返し回転させて、少しずつでもトナーを開
口25′から供給するために、トナーが排出される開口
25にトナーが集まってきて、容器の長手方向両端に溜
まらずに、ほぼすべてのトナーがホッパ12に供給され
る。また、開口25′は横幅が短いためにトナーが固ま
って(ケーキング)、その横幅方向に橋絡する場合であ
っても、攪拌羽根22の突出部22Baが、開口25′
内に回動して侵入するために、該突出部22Baにより
ケーキングを破壊して、トナーの供給が阻害されること
がない。
【0030】次にトナー回収部30側の形状について説
明する。トナー回収部30は前記図1及び図6に示すご
とく、前記トナー収納部20より深い断面略正方形状に
形成すると共に、供給開口25の反対側に位置する他側
側壁20aの長手方向端側に、上面を斜めにカットした
台形空間30bを延設して、該台形空間30bの上面側
の傾斜面、即ち上縁端より外方に向け下向きに傾斜する
傾斜面39を、前記凹斜面20cと平行な方向な直線状
の傾斜面に形成して、該傾斜面に回収口35を開口す
る。
【0031】そして、更に、図2及び図7に示すように
前記回収口35の上面側に搬送ベルト機構の嵌合ガイド
80を取り付け、該ガイド80の側面に前記傾斜面39
と平行にスリット溝81を形成し、該スリット溝に搬送
ベルト機構の容器側壁面に設けたリブ状規制ガイドが嵌
合可能に構成する。尚、図7(B)に示す嵌合ガイド8
0及びベルト容器62は、実際の形状より大きくして構
成の明瞭化を図っている。
【0032】一方、図1及び図6に示すごとく、前記回
収空間30aの仕切り壁10側の30dは段差状に隆起
させ、トナー堆積空間を形成する。そして、前記回収空
間30aの回収口35の下方の台形空間30bの先側
に、断面楕円状の硬質樹脂からなる搬送ローラ31を配
設するとともに、その出口側周面が上方より下方に仕切
壁30cが設けられ、下端側の開口31aよりトナー回
収空間30aと対面可能に構成する。
【0033】一方、前記回収空間30aを貫通する回転
軸21には、回転方向に弾性変形可能な羽根体32を半
径方向に延設して設ける。そして前記回収部30の回収
口35の下方域から外れた仕切壁10側に位置するトナ
ー堆積空間に位置する回転軸21には羽根体を設けるこ
となく、いわゆる方形空間内のみを摺擦可能に羽根体3
2を設ける。
【0034】そして、前記羽根体32は、台形空間30
bと対応する位置に帯状羽根体32bを、又スリット割
り32cを介してその側方に片側が斜めにカットされた
広幅羽根体32aを夫々形成すると共に、前記帯状羽根
体32bの先側が前記搬送ローラ31の出口側周面を摺
擦可能に所定長さに延設し、該羽根体32bの先側の前
記ローラ周面に面接触する部位に、羽根体より摩擦係数
の大なる薄層部材例えば薄層スポンジ層34を貼着し、
該スポンジ層34が前記ローラ出口側周面に面接触によ
り摺擦しながら、若しくは該出口周面に近接させながら
ローラ31出口周面及びその周囲の開口付近に集積して
いる廃トナーを確実に捕足して回収空間30a側に送る
よう構成する。そして、前記回収空間30a側に送られ
た廃トナーは更に広幅の羽根体32aにより攪拌されな
がら仕切り壁10側の堆積空間30dに送られる。そし
て、仕切壁10側に位置する堆積空間30dには羽根体
が設けられていないために、攪拌が行われることなく集
積のみが行われ、高密度での集積が可能となる。
【0035】尚、仕切り壁10上面はスリット溝102
が設けられ、図1及び図12に示すように、蓋体2Aと
の間をシールするスポンジ状の紐状シール部材101を
スリット溝102内に介装するとともに、該スリット溝
102を前記回転軸21貫通部まで舌片状に垂下させシ
ール部材101の中央部細U字状に前記スリット溝に沿
って垂下させ、回転軸21のシール部として機能させ
る。
【0036】又、前記回転軸21の軸端側の回収空間3
0a内壁面側に、該回転軸21と搬送ローラ間を連結す
る歯車列33が配設されている。該歯車列33は、増速
ギアで形成されており、羽根体32の回転数が搬送ロー
ラ31の回転数より小になるごとく設定する。
【0037】又、歯車列33の隣接する歯車33a、3
3bの歯面形状は図11(B)に示すごとく等形に形成
することなく、(A)に示すように一方を痩せさせて山
幅を狭くする(谷幅は広くなる)る等の工夫を取って互
いに不等形に形成し、ガタを持って歯合させる。例え
ば、歯車直径が30φの場合、噛合面の片側クリアラン
スは通常0.1mm(B参照)であるが本実施例の場
合、0.4〜0.5mmに設定している。尚、図1の3
6はコンテナの長手方向端面37に形成された位置規制
リブでトナー供給開口25が形成されたトナー収納部2
0側の凹斜面20cと平行に延設されており、該ガイド
36が装置本体側に設けた不図示の規制ガイド溝に嵌合
されながら着脱可能に構成されている。
【0038】かかる実施例によれば、前記歯車列33
が、回収部30端壁の内側に位置しているために、該コ
ンテナ装着時に、歯車列33が装置本体側のガイド等に
衝接する恐れを解消できると共に、隣接する歯車33
a、33bの歯面形状を互いに不等形に形成されている
ために、噛合面間のクリアランスにトナーが入り込んで
もこれをすくい取りながら回転するために、ロッキング
現象を完全に解消できる。
【0039】次に前記トナーコンテナ2の装着機構とシ
ャッタ部材に付いて説明する。先ず図3に示すように前
記現像ユニット1上面側のコンテナ取り付け部11には
前記コンテナ2の装着時の位置固定と装着解除を行う、
ロック/解除レバー部材15が軸18により揺動自在に
軸支されている。該レバー部材15は下面側に設けた軸
18の軸支部よりユニット傾斜面19に沿って斜め上方
に延設し、その先端部に爪部15aを設けたロックレバ
ー部15bと、前記軸支部よりL字状に立上げた操作レ
バー部15cからなり、前記操作レバー部は、揺動可能
に構成している。
【0040】一方、トナー回収部30側には、図7
(B)に示すように排トナー受入れ口35が形成された
傾斜面39上に、内形を装置本体側のベルト容器62断
面形状に合致する、方形筒体状の嵌合ガイド80が取付
けられており、該嵌合ガイドは前記傾斜面39と平行に
スリット溝81が形成されている。又傾斜面39にはシ
ャッタ部材は不図示の規制ガイドにより、傾斜面39表
面に沿って前記トナー受入れ口35を開閉可能なシャッ
タ板69を設け、該シャッタ板69の上面に突起69a
を設ける。
【0041】一方、排トナー搬送機構側は、図6及び図
7(B)に示すように、ベルト容器62の排出開口68
を開閉するシャッタ部材66を、スポンジ層66aを介
して配設し、該シャッタ部材66が閉塞する方向に弾性
バネ67により引張されており、又、容器の上端には、
トナー受入れ口35側のシャッタ板69の突起69aに
係合してその開閉操作を行う爪65aが、シャッタ板6
9離間方向に弾性的に揺動可能に延在させた板片65の
先端に設けている。
【0042】この結果、図2に示すように、現像ユニッ
ト1側の傾斜面19の延長線上にコンテナの凹斜面20
cを一致させた状態で該コンテナ2を現像ユニット1側
に装着させると、最初に嵌合ガイド80がベルト容器6
2外周に嵌合し(図7(B)参)、容器62の先端突起
69aがシャッタ板69の突起69aに係合して該シャ
ッタ板69を押上げながらトナー受入れ口35を開放す
る。と同時に、トナー回収部30下端の縁面とベルト容
器62側のシャッタ部材66上縁が係合して弾性バネ6
7に抗して該シャッタ部材66を押し下げ、排出開口6
8を開口させながら容器側の先端突起65aがシャッタ
板69の突起69aを乗り上げて停止する。尚、前記シ
ャッタ板69は先端突起65aによる係止とともにスポ
ンジ層66aの上端で位置固定されている。
【0043】一方、トナー収納部20側でも、現像ユニ
ット1側の傾斜面19の延長線上にコンテナ2の凹斜面
20cを一致させた状態で該コンテナ2を現像ユニット
1側に装着させることにより該収納部20側のシャッタ
部材も開放されるが、その構成作用は後述する。
【0044】そして、図2に示すように、前記コンテナ
の凹斜面20cがユニット側の傾斜面19に沿って斜め
下方に引き下ろすと、先ずロックレバー部15bの爪部
15aが当接して該レバー15を弾性バネ16の弾性力
に抗して傾斜面19から退避する方向に揺動させなが
ら、所定位置に装着されると同時にロックレバー部15
bの爪部15aがトナー収納部20の係合凹部201に
係合する。そして、この際前記操作レバー15側に付勢
された弾性バネ16により係合固定されるが、該一の弾
性バネ16の付勢力のみでは精度良い確実な位置固定が
困難になる。そこで、本実施例では現像ユニット1側の
シャッタ部材40の弾性バネ43を有効に利用してい
る。
【0045】即ち、図4に示すように前記装着時点では
後記する現像ユニット1側のシャッタ部材40が、トナ
ー受入開口44を閉塞する方向に弾性バネ43が係合
し、そして前記弾性バネ43は閉塞方向に付勢するもの
であるために、トナー受入れ口44が開放されている位
置では最も付勢力が強まり、一方、図2において、ロッ
クレバー部の爪部15aは傾斜面19に沿って下向き
に、言換えれば前記弾性バネ43の付勢方向に抗する方
向に係止させているために、精度良くトナーコンテナ2
の位置決め固定を図る事が出来る。即ち、操作レバー部
15側に付勢された弾性バネ16とシャッタ部材40の
弾性バネ43両者の引張力を利用し得ると共に、而もそ
の引張方向も異ならしているために、更に前記シャッタ
部材の弾性バネは閉塞方向に付勢するものであるため
に、コンテナ2が位置固定される開放位置では最も付勢
力が強まり、確実なる固定が可能となる。
【0046】そして、図3に示す前記コンテナ2が所定
位置に固定されるとユニット側の駆動歯車17にコンテ
ナ側の中継歯車27が歯合すると共に、図6に示すよう
に、回収部30の底面が現像ユニット1側の設置台70
上に設けたスリット開口71より突設する線状バネ73
を押圧することにより、該線状バネ73の下方への変位
により基板72上に固定されたコンテナ装着センサ75
を押圧動作させ、精度よく装着されたことを不図示の制
御回路側に指示する事が出来る。尚、前記線状バネ73
は軸76に軸支されているために左右に揺動しやすい。
そこで、設置台71の下面の線状バネ73のスイッチ押
圧位置の両側に、各一対の突起74を垂下させ、該突起
74により前記線状バネ73の左右の揺動を阻止し、繰
り返し精度よく前記センサ75を押圧可能に構成してい
る。
【0047】元に戻り、前記トナーコンテナ2を取り出
す際は、図3(B)に示すように、ロックレバー15の
操作レバー部15cを反時計方向に倒すことにより前記
ロックレバーの爪部15aが、係合凹部201よりの係
合が解除されて、該解除と同時にシャッタ部材の弾性バ
ネ43(図4)の付勢力により傾斜斜面に沿って上方に
向けて自動的に移動する。尚、係合凹部201は弾性バ
ネ43の付勢方向に対し対面する方向言換えれば傾斜面
19と直交する方向に沿って係止面を形成している。
【0048】一方、ベルト搬送機構60側では、ベルト
容器62の排出開口68を開閉するシャッタ部材66を
スポンジ層66aを介して配設し、ベルト容器62の先
端突起65aが、シャッタ板69の突起69aを乗り上
げて係合しているために(図6)、前記コンテナの上方
移動により、これに追従して該シャッタ板69を下方に
押下げながらトナー受入れ口35を開放すると同時に弾
性バネ67(図7)の付勢力によりベルト容器62側の
シャッタ部材66も自動閉塞され、ベルト容器62及び
排トナー回収部30側のいずれのシャッタ部材も閉塞し
た状態でトナーコンテナ2の取り出しが可能となる。
【0049】次に、前記コンテナのトナー収納部20側
のシャッタ機構について図2、図4及び図5に基づいて
説明する。先ず、前記現像ユニット1上面側のコンテナ
取り付け部11には前記トナー収納部20の供給口を具
えた一側側壁20cの凹斜面20cと平行な傾斜面19
を現像ユニット1上面側に形成すると共に、該傾斜面1
9のホッパ12と対応する位置を開口しトナー受入開口
44を形成すると共に(図4)、前記コンテナ側の凹斜
面20c、及び、現像ユニット1側の受入れ開口44夫
々にシャッタ部材40、50を取り付ける。
【0050】コンテナ2側のシャッタ部材50は弾性変
形可能な樹脂体で形成され、そして前記凹斜面20cに
取り付けられ供給開口25が形成されたシャッタ取り付
け板52と、該取り付け板52に設けた、後述する規制
ガイド58に沿ってカートリッジ短手方向に移動して供
給開口25を開閉するシャッタ板51からなり、該シャ
ッタ板及びシャッタ取付け板の平面構成について、次に
説明する。図8(A),(B)は、トナーコンテナ2の
上方からシャッタ取付板52、及び、42を見た図、
(C)は、(A)のA−A線切断図、図10(A),
(B)は、これらをホッパ12側、すなわち、図8の反
対方向から見た図である。
【0051】これらの図において、先ず、コンテナ2側
のシャッタ取付け板52はシャッタ板51を位置規制し
ながら開閉方向(コンテナ短手方向)に移動させる一対
の規制溝58bをシャッタ板51の長手方向両側に延在
させ、該規制溝58bの上側に一対の規制溝58aを形
成するとともに、該規制溝58aの外側に一対の規制溝
58cを形成し(図8(C)参)、溝58cには現像ユ
ニット1側のシャッタ取付板42のガイド壁423aが
装入可能に構成し、一方下段溝58bには前記シャッタ
板51の側端を断面L字状に折曲したガイド縁51aが
装入可能に構成されている。なお、下端側の中央縁部5
2dは段差状に形成し(図10)、ユニット側のシャッ
タ板41上端が係合可能に構成されている。
【0052】又、該ガイド溝58cにシャッタ板51を
閉塞位置でロックするロック部材53を設置する。ロッ
ク部材53は、基端側方形部53cが取付け板52の凹
部に嵌合し、該基端側53cを中心としてロック部材5
3の先側が外方に向けて揺動可能に構成すると共に、そ
の中腹部内側を前記シャッタ板51のガイド縁51aに
設けた矩形状凹設部位51b側に向け水平に突設する凸
片53bと(図9)、更にその先側に現像ユニット1側
の係合板42の端部423dの装入により強制的に外方
に揺動する楔状片53aを設ける。
【0053】一方、前記シャッタ板51は、前記したよ
うに側端側に設けたL字状ガイド縁51aと、該ガイド
縁51aの側壁を矩形状に凹設し、前記ロック部材53
の凸片53bが係合する凹設部位51bを設ける。尚図
中519はシャッタ取付け板52側の凹溝529に係合
し、シャッタ板51の押し下げ位置(閉塞位置)を規制
する突起片でシャッタ板51上端に設けられている。
又、528はシャッタ板51側のH状凹溝518に係合
し、シャッタ板51の押し上げ位置(閉塞位置)を規制
する突起片でシャッタ取付け板52上端に設けられてい
る。
【0054】一方、現像ユニット1側のシャッタ部材4
0も弾性変形可能な樹脂体で形成され、そして、図4に
示す軸状の差込み部423cを介して前記傾斜面19の
取り付け穴451に嵌合固定され、トナー受入れ開口4
4が形成されたシャッタ取り付け板42と、該取り付け
板42に設けた規制ガイド423bに沿ってコンテナ短
手方向に移動して供給開口25を開閉するシャッタ板4
1からなる。そして、前記シャッタ取付板42の平面構
成について図8(B)に基づいて説明するに、該シャッ
タ取付板42は、方形門型状のスリット割424を介し
て、方形状の係合板423と、その外周側に位置する揺
動板421とからなり、該揺動板421の先端中央に前
記コンテナ2側のシャッタ板51の上端と係合する係合
爪422aを立上げ、そして、前記シャッタ板51が開
放後において該係合爪422aを介してシャッタ板51
が閉塞する方向に押し下げ可能に構成すると共に、該揺
動板421の先端左右角隅部にカム突起422bを突設
させ、前記シャッタ板51開放時にカム突起422bが
シャッタ取付け板52下端に当接して該揺動板421を
シャッタ取付け板52背面側に退避可能に構成する。
【0055】係合板423は、その側端にL字状ガイド
壁423aを形成して、該ガイド壁423aがコンテナ
シャッタ取付け板52の下端に設けた溝58aに装入可
能に構成する。又、前記L字状ガイド壁423aと平行
に現像ユニットのシャッタ板41と対面する内側に断面
コの字状の凹溝423bを形成し、該凹溝423bにシ
ャッタ板41のガイド壁41aを嵌合させて該シャッタ
板41を上下に移動可能に自在に構成すると共に、該シ
ャッタ板41の両側端に設けた突起を揺動板上端側に係
止させた弾性バネに係合させ、シャッタ板51がトナー
受入れ開口25の短手方向に沿って移動可能に構成す
る。尚、係合板のトナー受入れ開口44の上縁には段差
部4235が設けており、コンテナ1側のシャッタ板5
1の下端に係合可能に構成されている。
【0056】そして、かかる実施例によれば、図4に示
すように、現像ユニット1側の傾斜面19の延長線上に
コンテナの凹斜面20cを一致させた状態で該コンテナ
2を現像ユニット1側に装着しようとすると、先ず、コ
ンテナ2側のシャッタ取付け板52の下縁52f(図1
3(C)参)が前記揺動板421のカム突起422bに
当接して該揺動板421をシャッタ取り付け板52背面
側に退避させながら更に移動すると、該シャッタ取付け
板52に設けた溝58aに係合板423の側端のL字状
ガイド壁423aが装入されそして更に装入する事によ
り、ロック部材53の先側に設けた楔状片53aが係合
板423の先端角隅R部に当接しながら拡開し(図9
(a)参)、前記シャッタ板51のガイド縁51aの凹
設部位51bに係合している凸片53bの係合が解除さ
れ、その後コンテナ側シャッタ板51の下端が係合板4
23の段差4235に押圧されて該シャッタ板51の開
放が開始される。
【0057】一方、シャッタ板51の開放と同時に前記
コンテナ2側の取付け板52下端の係合段差52dがユ
ニット1側のシャッタ板41上端を押圧して夫々のシャ
ッタ板51、41が前記装着動作と連動して前記夫々の
開口が互いに重なりながら両開口25、44を開放す
る。そして、前記両開口25、44が完全に一致した時
点で、前記揺動板421の係合爪422aがコンテナ2
側のシャッタ板51の上縁51cと係合する(図13
(A)参)。
【0058】又、本実施例は、前記ユニット1側のシャ
ッタ取付け板52は軸状の差込み部423cを介して前
記傾斜面19の取り付け穴451に嵌合固定されている
ために、該取付板42がトナー受入面44と平行な面内
で僅かに揺動する事が出来、この結果、前記揺動板42
1の係合爪422aとコンテナ1側のシャッタ板41と
の間で組立誤差、又は装着時に僅かに位置ずれが生じて
もこれを吸収して精度良く且つ確実に前記シャッタ板4
1の開放位置での固定が可能となる。而も、前記取付け
板42の揺動は開口面と平行な面内であるために、開口
同士を合致させても空隙が生じることなく容易に密着を
行う事が出来る。
【0059】そして、前記図3に示すように前記操作レ
バー部15cを手前に引くことにより爪部15aとの係
合が解除し、シャッタ板41を引張している弾性バネ4
3の弾性力によりトナーコンテナ2が傾斜面19に沿っ
て斜め上方に移動する。トナーコンテナ2側のシャッタ
板51は揺動板421の係合爪422aに係止されてい
るので、シャッタ取付いた52の、図13(A)上の左
行により、シャッタ板51は、トナーコンテナ2側の開
口25を閉塞する。
【0060】シャッタ板51の閉塞方向に移動すると同
時に、コンテナ2側のシャッタ取付け板52下端に係合
しているユニット1側のシャッタ板41も前記弾性バネ
43の付勢力により閉塞方向に移動すると共に、コンテ
ナ2側のシャッタ取付け板52に設けたロック部材53
の揺動片が係合板423の先端角隅部423dとの当接
から解除され、と同時にロック部材53自体の弾性力に
より、前記シャッタ板51のガイド縁51a側に復帰
し、その凸片53bがガイド縁51aの凹設部位51b
に係合し、シャッタ板51のロックが完了する。このと
き、シャッタ取付板52の傾斜面52aは図13(B)
に示されるように、カム突起422bに当接して、
(C)に示すように、カム突起422b上にシャッタ取
付板54が乗り上げるために、トナーコンテナ2を装置
本体側よりの取り出しを容易に行うことができる。
【0061】その後、シャッタ取付け板52の規制溝5
8aより係合板423の先端423dが抜出し、トナー
コンテナ2が装置本体側よりの取り出される。従って、
前記コンテナ2が装置本体側より取り出された後は、常
にロック部材53によりシャッタ板51が閉塞位置でロ
ックされているために、通常の移動操作ではロック部材
53が誤って作動することなく、不用意にシャッタ板5
1が開放する恐れを完全に解消する。而も、ロック部材
53は外部に突出することなく前記シャッタ部材の開閉
ガイド上に収納されているために、通常の移動操作中不
用意に前記シャッタ部材が開放されることもない。又、
前記ロック部材53は、コンテナの装着動作と連動して
自動的に強制解除されるために、コンテナ装着動作の簡
単化と共に、前記ロック解除し忘れを完全に防止でき
る。
【0062】次に、本発明に係る第2実施例を説明す
る。図14は、第2実施例のトナーコンテナと排トナー
搬送機構の平面図を示す。図1との実質的な相違点は、
トナー収納部20と廃トナー回収部30の仕切壁10に
おける、羽根体22を有する回転軸21のシール構造
と、該回転軸21と廃トナーを回収空間に送り込む搬送
ローラ31間を連結する歯車列33が設けられる位置関
係であり、以下にそれらの相違点に係る構造について説
明する。図14において、攪拌羽根22′が固着された
回転軸21′は、(B)F部拡大図に示すように、トナ
ー収納部20′と廃トナー回収部30′間に介在する仕
切壁10′に開設された貫通孔10′aに回転自在に嵌
合され、トナー収納部20′側の仕切壁面10′bに
は、該貫通孔10′aと同軸にドーナツ状の薄膜フィル
ム体91が、両面テープ90でもって貼着され、該フィ
ルム体91の中心の孔は、回転軸21′の外径より0.
01〜0.5mmの範囲で小に開設されているために、
該中心の孔に嵌通された回転軸21′は該孔の内縁91
aにより押圧密閉された状態で回転可能に配置されてい
る。
【0063】本実施例のシール構造は、上述のように構
成されているので、貫通孔と同軸にドーナツ状のフィル
ム体を貼着し、ドーナツ状の中心孔と貫通孔を回転軸で
貫通させるという簡単な構成において、貫通孔10′a
の隙間から侵入する廃トナーは前記フィルム体91の内
縁91aにより完全に遮断される。また、トナー収納部
20′内にある供給用の未使用トナーも、該フィルム体
91の内縁91aにより廃トナー回収部30′への漏洩
が防止される。
【0064】図14において、コンテナの長手方向端面
37′には回転軸21′から廃トナの搬送ローラ31に
回転力を伝達する歯車列33が設けられている。これら
の歯車の、それぞれ回転軸もしくは搬送ローラとの結合
は、回転軸もしくは搬送ローラと一体で回転できるよう
に、例えば、小判孔もしくは欠円孔とそれに嵌合する軸
先端部により結合し、それらの間に介在する中間歯車は
中心部分に孔を有し、該孔に端面37′に起立した回転
軸部を挿入することにより回転自在に端面37′に配置
され、それらの歯車の抜け落ちを防止するために、端面
37′上方からギアカバー370によって、それらの歯
車33を覆蓋している。
【0065】この覆蓋構造は、図15(A),(B)に
開示されている。これらの図において、コンテナの長手
方向端面37′の左手上部に斜めに起立する壁縁37′
c及び、それと平行でそれと対角する右下角に、斜めに
起立する壁縁37′dとにより、ほぼひし形状に空間が
形成され、(B)に示されるように、壁縁37′cには
二つの開口部37′b、37′bが開設され、壁縁3
7′dには、同じく二つの開口部37′a、37′aが
開設されている。このひし形状空間に嵌合覆蓋するギア
カバー370は、ほぼひし形状の端部の周囲を囲む縁部
を、前記壁縁37′cおよび37′dの高さとほぼ同じ
高さに垂下させるとともに、外部の上面に、装置本体側
に設けられた規制ガイド溝(不図示)と嵌合する位置規
制リブ36′が起立して成形され、左側縁370cに
は、開口部37′bと係合する突起370b、370b
が、右側縁370dには開口部37′aと係合する突起
370a、370aが設けられている。本実施例の歯車
列は、このように廃トナー回収部の外に配置されている
ので、すでに説明した噛合面間のクリアランスを取るこ
とがなくても、歯車の歯の間にトナーが入り込み、ロッ
キング現象を起こすことがない。
【0066】次に、トナーコンテナ本体と蓋体間の封止
構造の第2実施例を説明する。図16(B)は、トナー
コンテナ本体を上から見た図、(A)は(B)のA−A
線断面図である。トナーコンテナ2は、炭酸カルシウム
入り合成樹脂で成形されたトナーコンテナ本体20′と
同じく炭酸カルシウム入り合成樹脂で成形された蓋体2
Aの間に弾力性を有したシール部材97を挟んで、トナ
ーコンテナ本体側の係合部20′fと蓋体側の係止爪2
Aaとを係止させて構成される。トナーコンテナ本体2
0′の上面開口と同じ外形形状に成形されたシール部材
97は、トナーコンテナ本体20′の上縁20′gに接
着剤もしくは両面テープなどによって貼着され、しかる
後に蓋体2Aの本体20′への係止により、押圧され
る。この押圧によって、蓋体2Aの内面と本体の上縁2
0′gとの間に歪みにより空隙が生じても、シール部材
97によってその空隙が埋まり、蓋体とトナーコンテナ
の上縁間が完全に密閉される。この結果、トナーコンテ
ナ本体と蓋体との完全密閉のために、従来のような超音
波溶着や振動溶着を行う高価な設備の必要がなく、簡単
な構成で完全密閉ができる。尚、トナーコンテナ2は炭
酸カルシウム入り合成樹脂で成形されているので、焼却
の際に、燃焼カロリーが低く、有害ガスの発生をおさえ
ることができ、環境に良い。また、シール部材はウレタ
ンフォーム、不織布、紙、フェルト、ゴム系スポンジ等
が良く、中でも焼却する際に、有害ガス、異臭が発生し
ないPP系のスポンジが環境によい。
【0067】次に、装置本体側のシャッタ取付板の第2
実施例を説明する。図17は、第2実施例に係る装置本
体側のシャッタ取付板を装置本体側に装着した断面図、
図18は、図17の上方から見た図、図19は、第2実
施例に係る装置本体側のシャッタ取付板の断面図であ
る。第1実施例の装置本体側のシャッタ取付板42と第
2実施例の装置本体側のシャッタ取付板42′との相違
は、図19に示されるように、第2実施例のシャッタ取
付板42′は、装置本体側の取付穴451に挿入されて
係合される差込部423′c及び423′eの係合板4
23′からの突出長さが、第2実施例のほうが長い点
と、装置本体側のトナー受入開口44側に、ウレタンス
ポンジで成形され、開口部120aを有したクッション
120が貼着されている点である。
【0068】このように構成されたシャッタ取付板4
2′の下端42′aを、装置本体側の傾斜面19の下端
に、傾斜面上方側に向けて開口して設けられた係止部1
11に係合させるとともに、傾斜面19の上方に延在し
た係止部113の取付穴451に差込部423′c及び
423′eを挿入して、差込部423′cで取付穴45
1の内部に係止すると、クッション120の張力により
シャッタ取付板42′は本体側のトナー受入開口44か
ら離間する方向に力が働き、図17に示されるように、
装置本体に装着される。このとき、差込部423′cは
第1実施例のシャッタ取付板42の差込部423より長
いために、係合板423′とトナー受入開口44が開設
されている傾斜面19との間隔は、係止部111近辺よ
り段差部4235′近辺の方が高く、すなわち、クッシ
ョン120は段差部4235′近辺より係止部111近
辺がより押圧される。したがって、係止部111に係止
されている係合板423′の上面は、傾斜面19とは平
行にならずに、該傾斜面19より上方に向かって開いた
角度を有することとなり、よって、シャッタ板41及
び、トナーコンテナ側のシャッタ取付板52に設けられ
た規制溝58aに挿入されるガイド壁423′aも傾斜
面19より上方に向かって開角する。
【0069】そして、このシャッタ取付板42′は係止
部111を中心として、段差部4235′部分が傾斜面
19方向(Z方向)に揺動可能に構成され、それによっ
て、シャッタ取付板52とシャッタ取付板42′との合
体のときに、嵌合いあう各々のシャッタ取付板が各々の
本体側に固定されていると、無理に規制溝にガイド板を
挿入して機構を破損することになるが、その際に、装置
本体側のシャッタ取付板42″は傾斜面19方向に揺動
し、その揺動中にシャッタ取付板42″のガイド板がト
ナーコンテナ側のシャッタ取付板の規制溝を徐々に受け
入れることになり、両者が馴染み規制溝へガイド板の挿
入がスムーズに行われる。一方、図18において、係止
部111から左右所定距離離れた所に、ガイド壁42
3′aと当接触して係合板423′の左右動を制限する
係止部112a,112bが設けられている。また、前
記取付穴451も係合板423′の差込部423′c及
び423′eより左右方向に若干の余裕をもって開設さ
れている。よって、トナーコンテナが挿入されて、シャ
ッタ取付板52と係合板423′が合体するとき、左右
動して若干の位置合わせが可能に構成されている。
【0070】このように構成された本体側のシャッタ取
付板42′とトナーコンテナ側のシャッタ取付板52と
の合体のときの作用を説明する。トナーコンテナ2の長
手方向の両端部には、位置規制リブ36′及びリブ状装
入ガイド29が設けられている。図20において、トナ
ーコンテナ2を現像ユニット1に挿入すると、まず、シ
ャッタ取付板52の下縁52fがシャッタ取付板42′
のカム突起422′に当接する。そして、トナーコンテ
ナ2は、位置規制リブ36′及びリブ状装入ガイド29
が、図示しない装置本体側に設けられた規制ガイド溝に
案内されることにより下降し、トナーコンテナ2に設け
られているシャッタ取付板52の下縁52fによるカム
突起422′bの下降により、シャッタ取付板42′は
クッション120の張力に抗して下降する。
【0071】トナーコンテナ2がさらに下降すると、シ
ャッタ取付板42′は仮想線のごとくに下がり、最終的
には図20(B)に示すように、本体側の傾斜面19と
平行の位置にロックレバー部15の爪部15a(図3)
によって係止される。一方、トナーコンテナ2に装着さ
れているシャッタ取付板52の規制溝58aに嵌入され
るシャッタ取付板42′のガイド壁423′aは、その
左右の先端423′d、423′dが図18に示すよう
に、平面ハの字状に先端部分が斜めに切断されているの
で、トナー受入開口44を挟んで先端部分が短くなるた
めに、トナーコンテナ2のシャッタ取付板52の取付位
置が左右に若干ずれていても、規制溝58aを捕らえ
て、該溝58aに嵌入することができる。
【0072】本実施例は、上述のごとく、装置本体側の
シャッタ取付板42′を装置本体側に設けたトナー受入
開口44に対して接近離反可能に装着している。したが
って、装置本体側の規制ガイド溝を基準としてのトナー
コンテナ2のシャッタ取付板52、及び、装置本体側に
装着されるシャッタ取付板42′の位置は、個々の部品
の製造及び組立誤差等によりバラツクものであるが、そ
の際に、シャッタ取付板52及び42′が各々の本体に
固定されたものであると、前述の誤差などにより両者の
係合部分が離れすぎて係合しない場合であっても、ま
た、その逆に両者の係合部分が近ずきすぎて、食い合っ
て両者の動作がスムーズに行われないという場合であっ
ても、装置本体側の規制ガイド溝に対して位置調節可能
である。
【0073】また、トナーコンテナ本体のトナー供給開
口25に装着しているシャッタ取付板52の該開口25
に対する取付位置、及び装置本体のトナー受入開口44
に装着されるシャッタ取付板42′の該開口44に対す
る取付位置は、個々の部品の製造及び組立誤差などによ
り、トナーコンテナもしくは装置本体の長手方向にバラ
ツクものであり、シャッタ取付板52及び42′が各々
の本体に固定されたものであると、前述の誤差などによ
り両者の係合部分が離れすぎて係合しない恐れがあった
り、その逆に両者の係合部分が近ずきすぎて、食い合っ
て両者の動作がスムーズに行われないという恐れがあ
る。したがって、本実施例は装置本体側のシャッタ取付
板42′を装置本体側に設けたトナー受入開口44に対
して長手方向に揺動可能に装着することにより、シャッ
タ取付板42′とシャッタ取付板52との合体のとき
に、シャッタ取付板42′に対して位置調節可能に構成
した。
【0074】次に、画像形成装置に適用される現像装置
のトナー攪拌羽根回転軸の軸受部のシール構造を説明す
る。図21は、本発明に適用される現像装置の軸受部の
シール構造を示す。(B)は、(A)のA部拡大斜視
図、(C)は説明図である。これらの図において、現像
装置100のトナー収納部20″の側面外壁20″fに
孔20″gを開設して、現像剤(トナー)を攪拌するた
めのフィン94を取付けた攪拌軸21″と嵌合する孔を
中心に有する軸受95を該孔20″gと同心状に配設
し、攪拌軸21″と現像装置100の軸受95にトナー
が回り込まないようにするために、現像装置100の側
面内壁20″eに、例えばポリエステルフィルムからな
るシール部材910を両面テープ90を使って現像装置
100の内面に張り付けて、そのシール部材910の内
孔910aに攪拌軸21″を挿入して、シール部材91
0の孔径の小さい分だけシール部材910が撓み、内孔
910aの内縁910bが攪拌軸21″の外径に押圧密
閉する。このように、シール部材が攪拌軸の外径に密着
してトナーの漏れを防ぐ構造になっている。
【0075】上記シール構造を図22を用いてさらに詳
しく説明すると、トナー収納部20″の側面外壁20″
fに配置された軸受95の中心孔と同心にシール部材9
10の内孔910aを合わせて、該シール部材910を
両面テープ90により内壁20″eに貼着する。そし
て、トナー収納部20″内の攪拌軸21″の先端部2
1″aをシール部材910の内孔910aに嵌入する
と、シール部材910の内縁910bは(B)に示すよ
うに、攪拌軸21″の外径を押圧密着する。
【0076】図23は、軸受部のシール構造の他の実施
例を示す。同図において、トナー収納部20″の側面外
壁20″fに配置された軸受95の中心孔と同心にシー
ル部材910の内孔910aを合わせて、該シール部材
910を両面テープ90により内壁20″eに貼着す
る。そして、前記軸受95の中心孔に回転自在な回転軸
部96aを有したギア96と、前記回転軸部96aが嵌
入して一体的に合体する嵌合凹部210aを先端に有し
た攪拌軸210とを設け、前記ギア96の回転軸部96
aを軸受95に挿入し、該軸部96aをシール部材91
0の内孔910aに嵌入するとともに、トナー収納部2
0″内の攪拌軸210の凹部210aに嵌入する。する
と、シール部材910の内縁910bは、(B)に示す
ように、ギア96の回転軸部96aの外径を押圧密着す
る。
【0077】尚、前記シール部材の内径と攪拌軸の外径
との差は、1mm以下とするのが好ましい。また、シー
ル部材の厚みは20μ〜0.5mmとするのが好まし
い。また、シール部材は、弾力性のある部材であれば、
樹脂、ゴム、または皮革の使用が可能であるが、ポリエ
ステルもしくはポリエチレンフィルムを用い、厚みは1
0μ〜250μが望ましい。
【0078】上述したように、トナーを収容する補給容
器、現像器等の軸受けシール材料としては、耐久性のあ
る材料を密着性を高めるためにフィルム状として用いる
が、このフルムの摩擦係数が高いと、トルクが重くなっ
て、モータへの負荷となったり、ギアロックが生じ歯飛
びとなり、トナー補給に支障が生じる。従来用いられて
いるポリエステルに代えて超高分子量ポリエチレンを用
いることにより以下の点で効果が確認された。ポリエス
テルフィルムをシール材料として用いると、耐久性、摺
動性に難があり、トルクが150g/cm2と重かった
が、超高分子量ポリエチレンを使ったフィルムをシール
材料として用いると始動時から120g/cm2と20
%のトルクダウンを示した。実際に使用したものは、超
高分子量ポリエチレン粘着テープ(日東電気工業株式会
社製No.4430)であり、この静摩擦係数は荷重の
200〜2000g/cm2のにおいて0.2前後であ
り、0.3を越えることがなく、耐衝撃強度が大きく、
耐摩耗性、自己潤滑性に優れたものであり、ポリエステ
ルに比べてトルクも小さくなる。この超高分子量ポリエ
チレン粘着テープは、特に、図14に示すフィルム体9
1若しくは、図21及び図22に示すシール部材910
に用いるとよい。
【0079】上述したように、本実施例は、前記シール
部材910を攪拌部材回転軸の軸径よりも小さい内径の
孔を有する薄膜体とするとともに、攪拌回転軸を前記薄
膜体の孔に挿入したときに薄膜体の内径寸法の小さい部
分が軸方向に撓んで軸の外周に密着する。すなわち、薄
膜体の内径と軸の外径の差の部分だけ撓んで、軸に密着
する。したがって、それほど大きな力で押しつけられな
いので、その部分の負荷は薄膜体の厚みが薄いためにそ
れほど大きなトルクは発生せず、磨耗や異音が発生しな
い。そして、簡単な構成で気密性が高いために、現像装
置外からの駆動力を伝達する攪拌部材の軸受孔と回転軸
間に現像剤がたまり攪拌駆動力に影響を生じることがな
く、その隙間から現像剤が機外へ漏れることがない。
【0080】
【効果】以上記載した如く本発明によれば、容器底部よ
り立上げた側壁上に開口したトナー供給口よりトナーを
送出するようにトナー補給容器において、軸トルクが増
大することなく、而も、容器底部にのみトナーが集積し
ている場合でも開口部まで効率よく掻き上げを行う事が
出来る。又、本発明によれば、前記トナー供給口の開口
面積を小さくした場合においても効率よくトナーの供給
を行う事が出来、これによりシャッタの気密性の向上と
ともに構成の簡単化を図る事が出来る。等の種々の著効
を有す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る、トナーコンテナと
排トナー搬送機構の平面図を示す。
【図2】図1及び図14のE方向から見たトナーコンテ
ナを現像ユニット側に装着する前若しくは脱出させた後
の状態を示し、特に感光体ドラム側のプロセス手段の構
成を示す。
【図3】図2の作用図で、(A)はトナーコンテナを現
像ユニット側に装着した状態、(B)は脱出させた直前
の状態を示す。
【図4】図1のD方向から見たトナーコンテナを現像ユ
ニット側に装着する前若しくは脱出させた後の状態を示
し、特に感光体ドラム側のプロセス手段の構成とともに
トナー収納部の及び現像ユニットのシャッタ構成を示
す。
【図5】図2の作用図で、(A)はトナーコンテナを現
像ユニット側に装着する直前の状態、(B)は装着後の
状態を示す。
【図6】(A)はベルト搬送機構を装着したトナー回収
部の断面構成を示し、特に図1及び図14のB線断面図
に相当する。(B)は(A)に示す線状バネの底面側か
ら見た配置図である。
【図7】(A)はトナー回収部の長手方向端面側の側面
図であり、(B)はベルト搬送機構を装着する前の段階
のトナー回収部の断面構成を示し、特に図1のA線断面
図に相当する。
【図8】(A)と(B)はトナー収納部の供給開口と現
像ユニットのトナー受入れ開口を夫々開閉するシャッタ
部材を夫々示し、(A)はシャッタ部材50を上からみ
た平面図、(B)はシャッタ部材40を上からみた平面
図、(C)はトナー収納部の供給開口を開閉するシャッ
タ部材のA−A線断面図である。
【図9】(A)は図8のシャッタ部材の開放途中を示す
作用図、(B)現像ユニットのトナー受入れ開口の供給
開口を開閉するシャッタ部材のB−B線断面図。
【図10】(A)と(B)はトナー収納部の供給開口と
現像ユニットのトナー受入れ開口を夫々開閉するシャッ
タ部材を夫々示し、(A)はシャッタ部材50を現像ユ
ニット側からみた平面図、(B)はシャッタ部材40を
現像ユニット側からみた平面図である。
【図11】回収部側の回転軸と搬送ローラの伝導歯車の
歯合面の形状を示し、(A)は本実施例、(B)は従来
技術を示す。
【図12】図1の仕切り壁部分の断面図でCーC線断面
に相当する。
【図13】トナーコンテナ側のシャッタ取付板の作用図
である。
【図14】本発明の第2実施例に係る、トナーコンテナ
と排トナー搬送機構の平面図を示す。
【図15】図14のA方向から見たギアカバーの詳細図
である。
【図16】トナーコンテナ本体と蓋体間の封止構造を示
す第2実施例である。
【図17】図14のD方向から見たトナーコンテナを現
像ユニット側に装着する前若しくは脱出させた後の状態
を示し、特に感光体ドラム側のプロセス手段の構成とと
もにトナー収納部の及び現像ユニットのシャッタ構成を
示す。
【図18】図17の上方から見た装置本体側のシャッタ
取付板の平面図である。
【図19】第2実施例に係る装置本体のシャッタ取付板
の断面図である。
【図20】図17の作用図で、(A)はトナーコンテナ
を現像ユニット側に装着する直前の状態、(B)は装着
後の状態を示す。
【図21】本発明に適用される現像装置の軸受部のシー
ル構造を示す。(B)は、(A)のA部拡大斜視図、
(C)は説明図である。
【図22】攪拌軸をシール部材に嵌入する説明図であ
る。
【図23】軸受部にシール構造の他の実施例を示す。
【符号の説明】
1 現像ユニット 2 トナー補給容器 20 補給用トナー収納部 20a 他側側壁 20c 一側壁面 20d 底部 21 回転軸 22 攪拌羽根 25 トナー供給開口 11 トナー受入れ部 40 シャッタ部材 423、52d 係合部 43 弾性部材 15 固持部材(ロック/解除レバー部
材) 201 固持面 58、423b シャッタ部材の開閉ガイド 53 ロック部材

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内を長手方向に沿って延設する回転
    軸に、弾性変形可能な攪拌羽根を設け、該攪拌羽根が所
    定量湾曲してトナー収納部内壁面を摺擦しながらトナー
    攪拌を行うトナー補給容器において、 トナー収納部底部より攪拌羽根回転方向下流側に位置す
    る、前記底部より立上がる一側壁面上にトナー供給口を
    開口すると共に、 前記底部を挟んで前記供給口と対面する側に位置する他
    側側壁の短手断面形状を、前記底面に至るにしたがって
    攪拌羽根の湾曲量が徐々に大になるごとく形成したこと
    を特徴とするトナー補給容器。
  2. 【請求項2】 前記トナー収納部の短手断面における中
    央位置より、前記攪拌羽根回転軸の軸心をトナー供給口
    側にシフトさせて形成したことを特徴とする請求項1記
    載のトナー補給容器。
  3. 【請求項3】 前記攪拌羽根の先端部を前記トナー供給
    口の開口幅より小に形成し、トナー攪拌時に前記トナー
    供給口へ前記先端部を侵入可能に構成したことを特徴と
    する請求項1記載のトナー補給容器。
  4. 【請求項4】 炭酸カルシウム入り合成樹脂により成形
    したことを特徴とする請求項1記載のトナー補給容器。
  5. 【請求項5】 容器内を長手方向に沿って延設する回転
    軸に、弾性変形可能な攪拌羽根を設け、該攪拌羽根が所
    定量湾曲してトナー収納部内壁面を摺擦しながらトナー
    攪拌を行うトナー補給容器において、 トナー収納部底部より攪拌羽根回転方向下流側に位置す
    る、前記底部より立上がる一側壁面上にトナー供給口を
    開口すると共に、 前記底部よりトナー供給口に至る攪拌羽根の湾曲量を、
    前記底部を挟んで前記供給口と対面する側に位置する他
    側側壁上における攪拌羽根の湾曲量より大になる如く側
    壁形状を設定した事を特徴とするトナー補給容器。
  6. 【請求項6】 前記底面に至る他側側壁の短手断面形状
    を、弧状面若しくは弧状面と傾斜面との組合せにより形
    成すると共に、該弧状面の仮想中心が前記攪拌羽根の回
    転軸の軸心より他側側壁側にずらした位置に設定されて
    いる請求項5記載のトナー補給容器。
  7. 【請求項7】 容器内を長手方向に沿って延設する回転
    軸に、弾性変形可能な攪拌羽根を設け、該攪拌羽根が所
    定量湾曲してトナー収納部内壁面を摺擦しながらトナー
    攪拌を行うトナー補給容器において、 前記羽根体の先端に付与される摩擦抵抗と軸トルクも回
    転方向に沿って変動しながら回転するように構成すると
    共に、トナー供給口の容器長手方向開口幅をトナー収納
    部長さの1/2以下に設定した事を特徴とするトナー補
    給容器。
  8. 【請求項8】 前記トナー供給口の容器長手方向開口幅
    をトナー収容部長さの1/25以下に設定した事を特徴
    とする請求項7記載のトナー補給容器。
  9. 【請求項9】 補給用トナー収容部の長手方向端側に仕
    切壁を介して廃トナー回収部を形成してなるトナー補給
    容器において、 前記仕切壁を介してトナー収納部と廃トナー回収部間を
    貫通する回転軸に、弾性変形可能な羽根体を設け、該羽
    根体が所定量湾曲してトナー収納部と廃トナー回収部の
    内壁面を各々摺擦可能に構成すると共に、 前記回転軸が嵌入される中心孔を有した薄膜体を前記中
    心孔の内縁部分が前記回転軸の外周部を押圧密閉する状
    態で、前記回転軸と同軸に前記仕切壁に位置せしめ、 前記薄膜体を回転軸のシール部として機能させたことを
    特徴とするトナー補給容器。
  10. 【請求項10】 前記薄膜体に超高分子量ポリエチレン
    を用いたことを特徴とする請求項9記載のトナー補給容
    器。
  11. 【請求項11】 前記薄膜体に摩擦係数が0.3以下の
    材料を用いたことを特徴とする請求項9記載のトナー補
    給容器。
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