JPH0862607A - 液晶表示装置およびその製造方法 - Google Patents
液晶表示装置およびその製造方法Info
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- JPH0862607A JPH0862607A JP19855794A JP19855794A JPH0862607A JP H0862607 A JPH0862607 A JP H0862607A JP 19855794 A JP19855794 A JP 19855794A JP 19855794 A JP19855794 A JP 19855794A JP H0862607 A JPH0862607 A JP H0862607A
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- liquid crystal
- injection port
- substrate
- electrodes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 液晶表示装置の大型化に伴い発生する表示む
らを防ぎ、均一な表示とするため、電極基板を設計値通
りの間隙とするとともに電極間の導電性を維持すること
を目的とする。 【構成】 電極30、40がそれぞれ配設された一対の
基板1、2を対向配置し、電極30、40間の間隙をシ
ール部材6の中に含有するスペーサによって維持すると
ともに、間隙内に液晶7を注入する液晶注入口を封止す
る注入口封止材90を、上記間隙寸法とほぼ同じ粒径の
導電性粒子91が混入された樹脂92とする。
らを防ぎ、均一な表示とするため、電極基板を設計値通
りの間隙とするとともに電極間の導電性を維持すること
を目的とする。 【構成】 電極30、40がそれぞれ配設された一対の
基板1、2を対向配置し、電極30、40間の間隙をシ
ール部材6の中に含有するスペーサによって維持すると
ともに、間隙内に液晶7を注入する液晶注入口を封止す
る注入口封止材90を、上記間隙寸法とほぼ同じ粒径の
導電性粒子91が混入された樹脂92とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄型、軽量、低消費電
力ディスプレイとして利用されている液晶表示装置及び
その製造方法に関するものである。
力ディスプレイとして利用されている液晶表示装置及び
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示装置は、一対の電極間に
液晶を設け、この液晶に電界を加えることによって、液
晶の配向を制御し、透過光の状態によって画像を表示す
るように構成されている。具体的には、図4及び図5に
示すように構成されている。図4は液晶表示装置の表示
面側から見た平面図、図5は図4におけるIV−IV線
での断面を示す断面図である。図において、1及び2
は、それぞれ電極が設けられた第1及び第2の基板であ
って、この第1及び第2の基板1、2上にはそれぞれ電
極3、4が所定のパターンで設けられており、電極3、
4が所定間隔をもって対向するように配置されている。
5は上記電極3、4間の電気的導通を得るためのトラン
スファ材であって、このトランスファ材5はカーボンあ
るいは銀を主成分とする導電性材料によって構成されて
いる。6は第1及び第2の基板1、2によって形成され
ている空間の周囲を封止するためのシール部材、7は第
1及び第2の基板1、2によって形成されている空間内
に封入された液晶、8は液晶7が上記空間内に注入され
る液晶注入口である。この液晶注入口8は、シール部材
6を部分的に設けないことによって形成されている。シ
ール部材6の中には、スペーサ材(図示せず)として所
定寸法のシリカなどが混入されており、第1及び第2の
基板1、2の間隙を維持させている。9は液晶注入口8
を封入する注入口封止材である。この液晶表示装置によ
る表示が、むらのない均一な表示となるためには、設計
値通りの間隙とすること及び電極間の導電性を維持する
ことが必要であった。
液晶を設け、この液晶に電界を加えることによって、液
晶の配向を制御し、透過光の状態によって画像を表示す
るように構成されている。具体的には、図4及び図5に
示すように構成されている。図4は液晶表示装置の表示
面側から見た平面図、図5は図4におけるIV−IV線
での断面を示す断面図である。図において、1及び2
は、それぞれ電極が設けられた第1及び第2の基板であ
って、この第1及び第2の基板1、2上にはそれぞれ電
極3、4が所定のパターンで設けられており、電極3、
4が所定間隔をもって対向するように配置されている。
5は上記電極3、4間の電気的導通を得るためのトラン
スファ材であって、このトランスファ材5はカーボンあ
るいは銀を主成分とする導電性材料によって構成されて
いる。6は第1及び第2の基板1、2によって形成され
ている空間の周囲を封止するためのシール部材、7は第
1及び第2の基板1、2によって形成されている空間内
に封入された液晶、8は液晶7が上記空間内に注入され
る液晶注入口である。この液晶注入口8は、シール部材
6を部分的に設けないことによって形成されている。シ
ール部材6の中には、スペーサ材(図示せず)として所
定寸法のシリカなどが混入されており、第1及び第2の
基板1、2の間隙を維持させている。9は液晶注入口8
を封入する注入口封止材である。この液晶表示装置によ
る表示が、むらのない均一な表示となるためには、設計
値通りの間隙とすること及び電極間の導電性を維持する
ことが必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来装置においては、
電極間の導電性を維持するために、トランスファ材5を
第1及び第2の基板1、2間に複数箇所設けていた。し
かし、このトランスファ材5を設けるには、第1及び第
2の基板1、2の一方に印刷法あるいはディスペンス法
によって複数箇所配置していたため、トランスファ材5
の塗布量を最適量に調整する手間がかかっていた。すな
わち、トランスファ材5が少なすぎると第1及び第2の
基板1、2の電極間の導通がとれず、信頼性が低下し、
逆に塗布量が多すぎると、第1及び第2の基板1、2の
間隙幅が大きくなるという問題があった。このため、ト
ランスファ材5を塗布する箇所をできるだけ少なくした
いとの要望があった。
電極間の導電性を維持するために、トランスファ材5を
第1及び第2の基板1、2間に複数箇所設けていた。し
かし、このトランスファ材5を設けるには、第1及び第
2の基板1、2の一方に印刷法あるいはディスペンス法
によって複数箇所配置していたため、トランスファ材5
の塗布量を最適量に調整する手間がかかっていた。すな
わち、トランスファ材5が少なすぎると第1及び第2の
基板1、2の電極間の導通がとれず、信頼性が低下し、
逆に塗布量が多すぎると、第1及び第2の基板1、2の
間隙幅が大きくなるという問題があった。このため、ト
ランスファ材5を塗布する箇所をできるだけ少なくした
いとの要望があった。
【0004】また、第1及び第2の基板1、2の間隙幅
を調整するために、シール部材6の中にスペーサ材が混
入されていたが、第1及び第2の基板1、2によって形
成される空間の周囲全体がシール部材6で囲まれている
場合には、全周囲とも基板間隙が調整されることになる
が、図4に示すように、液晶注入口8を設ける必要があ
るため、部分的に間隙が調整されない状態になってい
た。この液晶注入口8の部分にシール部材6が無いこと
は、数インチ以下程度の表示面の場合には、液晶注入口
8自体を小さくすれば特に大きな問題では無かった。し
かし液晶表示装置の表示面が大きくなるに連れて、注入
する液晶の量が多くなり、液晶注入口8をできるだけ大
きくして液晶の注入を効率良くして量産性を上げる必要
があること、およびできるだけ表示面の使用効率を上げ
ることからシール部材6部分の際まで表示面として使用
する必要性が生じて来たことから、液晶注入口8の部分
での間隙幅表示むらが大きな問題となってきた。
を調整するために、シール部材6の中にスペーサ材が混
入されていたが、第1及び第2の基板1、2によって形
成される空間の周囲全体がシール部材6で囲まれている
場合には、全周囲とも基板間隙が調整されることになる
が、図4に示すように、液晶注入口8を設ける必要があ
るため、部分的に間隙が調整されない状態になってい
た。この液晶注入口8の部分にシール部材6が無いこと
は、数インチ以下程度の表示面の場合には、液晶注入口
8自体を小さくすれば特に大きな問題では無かった。し
かし液晶表示装置の表示面が大きくなるに連れて、注入
する液晶の量が多くなり、液晶注入口8をできるだけ大
きくして液晶の注入を効率良くして量産性を上げる必要
があること、およびできるだけ表示面の使用効率を上げ
ることからシール部材6部分の際まで表示面として使用
する必要性が生じて来たことから、液晶注入口8の部分
での間隙幅表示むらが大きな問題となってきた。
【0005】この発明は、上述の問題を解消するために
行われたもので、液晶注入口部分での間隙幅調整を行う
とともに、電極間のトランスファ箇所を少なくした装置
を得ることを目的としており、さらにこの装置に適した
製造方法を提供することを目的とする。
行われたもので、液晶注入口部分での間隙幅調整を行う
とともに、電極間のトランスファ箇所を少なくした装置
を得ることを目的としており、さらにこの装置に適した
製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る液晶表示
装置は、液晶注入口を封止する注入口封止材として、基
板間隙の寸法とほぼ同粒径の導電性粒子が混入された樹
脂を使用したものである。また導電性粒子として、粒子
表面に導電性物質が被着された粒子としたものであっ
て、導電性粒子によって、それぞれの基板に設けられた
電極間の電気的接続が行われるようにしたものである。
装置は、液晶注入口を封止する注入口封止材として、基
板間隙の寸法とほぼ同粒径の導電性粒子が混入された樹
脂を使用したものである。また導電性粒子として、粒子
表面に導電性物質が被着された粒子としたものであっ
て、導電性粒子によって、それぞれの基板に設けられた
電極間の電気的接続が行われるようにしたものである。
【0007】さらにこの発明の製造方法は、電極が配設
された基板を間隙をもって対向配置し、この基板の周縁
をシール部材によって封止し、上記基板間隙と上記シー
ル部材によって形成された空間内に、上記シール部材の
部分に設けられた液晶注入口から液晶を注入し、上記間
隙寸法とほぼ同じ粒径の導電性粒子が混入された注入口
封止材を上記液晶注入口に塗布し、対向配置された一対
の基板を加圧状態にて上記注入口封止材を硬化させるよ
うにしたものである。
された基板を間隙をもって対向配置し、この基板の周縁
をシール部材によって封止し、上記基板間隙と上記シー
ル部材によって形成された空間内に、上記シール部材の
部分に設けられた液晶注入口から液晶を注入し、上記間
隙寸法とほぼ同じ粒径の導電性粒子が混入された注入口
封止材を上記液晶注入口に塗布し、対向配置された一対
の基板を加圧状態にて上記注入口封止材を硬化させるよ
うにしたものである。
【0008】
【作用】この発明の液晶表示装置は、液晶注入口を封止
する樹脂に基板間隙寸法とほぼ同じ粒径の導電性粒子が
混入されているため、液晶注入口の部分において、基板
間隙の寸法制御が行われ、基板間隙の寸法制御に基づく
表示むらの問題を解決もしくは改善することができる。
また、液晶注入口において、それぞれの基板に設けられ
た電極間の電気的接続が行われる。この電極間の電気的
接続によって従来のトランスファ材の形成箇所を減らす
ことができるようになり、トランスファ材に基づく表示
むらの問題を解決もしくは改善することができる。
する樹脂に基板間隙寸法とほぼ同じ粒径の導電性粒子が
混入されているため、液晶注入口の部分において、基板
間隙の寸法制御が行われ、基板間隙の寸法制御に基づく
表示むらの問題を解決もしくは改善することができる。
また、液晶注入口において、それぞれの基板に設けられ
た電極間の電気的接続が行われる。この電極間の電気的
接続によって従来のトランスファ材の形成箇所を減らす
ことができるようになり、トランスファ材に基づく表示
むらの問題を解決もしくは改善することができる。
【0009】また、この発明の製造方法では、液晶注入
後、一対の基板を加圧状態にて注入口封止材を硬化させ
るようにしたので、注入口封止材に混入されている導電
性粒子が液晶注入口近傍に安定的に配置される。
後、一対の基板を加圧状態にて注入口封止材を硬化させ
るようにしたので、注入口封止材に混入されている導電
性粒子が液晶注入口近傍に安定的に配置される。
【0010】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図に基づいて説
明する。図1〜図3はこの発明の一実施例であって、図
1は液晶表示装置の表示面側から見た平面図、図2は図
1のII−II線での断面を示す断面図である。図3は
図2における液晶注入口近傍を拡大した断面図である。
図1〜図3において、1は電極30が表面に設けられた
第1の基板、2は電極40が表面に設けられた第2の基
板であって、この第1の基板1に設けられた電極30と
第2の基板2に設けられた電極40とは互いに対向配置
されている。6は基板1、2によって形成された間隙を
シールするシール部材、7は基板間隙とシール部材6に
よって形成された空間内に封入された液晶、8は液晶7
が上記空間内に注入される液晶注入口、90は液晶注入
口8を封止する注入口封止材であって、この注入口封止
材90は導電性粒子91が混入された樹脂92によって
構成されている。
明する。図1〜図3はこの発明の一実施例であって、図
1は液晶表示装置の表示面側から見た平面図、図2は図
1のII−II線での断面を示す断面図である。図3は
図2における液晶注入口近傍を拡大した断面図である。
図1〜図3において、1は電極30が表面に設けられた
第1の基板、2は電極40が表面に設けられた第2の基
板であって、この第1の基板1に設けられた電極30と
第2の基板2に設けられた電極40とは互いに対向配置
されている。6は基板1、2によって形成された間隙を
シールするシール部材、7は基板間隙とシール部材6に
よって形成された空間内に封入された液晶、8は液晶7
が上記空間内に注入される液晶注入口、90は液晶注入
口8を封止する注入口封止材であって、この注入口封止
材90は導電性粒子91が混入された樹脂92によって
構成されている。
【0011】この液晶表示装置は、以下のようにして製
造される。まず、上下に対向するガラス基板である第1
及び第2の基板1、2の少なくとも一方の電極30、4
0を形成した側にシール部材6として、熱硬化型エポキ
シ樹脂にガラススペーサ材を1重量%混入したものを用
いてスクリーン印刷法によって印刷し、イソプロピルア
ルコール等の溶剤中に5μmの球状の樹脂スペーサを
1.5重量%十分分散させたものを表示部の基板間隙制
御性を向上させることを目的に、100〜150個/平
方mmの密度で第1の基板1上に均一になるように散布
する。
造される。まず、上下に対向するガラス基板である第1
及び第2の基板1、2の少なくとも一方の電極30、4
0を形成した側にシール部材6として、熱硬化型エポキ
シ樹脂にガラススペーサ材を1重量%混入したものを用
いてスクリーン印刷法によって印刷し、イソプロピルア
ルコール等の溶剤中に5μmの球状の樹脂スペーサを
1.5重量%十分分散させたものを表示部の基板間隙制
御性を向上させることを目的に、100〜150個/平
方mmの密度で第1の基板1上に均一になるように散布
する。
【0012】次に、一対の第1及び第2の基板1、2を
貼り合わせ、硬化炉中でシール部材6を硬化させた後、
第1及び第2の基板1、2およびシール部材6によって
形成された空間内に、減圧注入法によって液晶7を液晶
注入口8から注入する。
貼り合わせ、硬化炉中でシール部材6を硬化させた後、
第1及び第2の基板1、2およびシール部材6によって
形成された空間内に、減圧注入法によって液晶7を液晶
注入口8から注入する。
【0013】その後、導電性粒子91として平均粒径5
μmのポリスチレン樹脂表面に0.1μmのニッケルメ
ッキを施したもの1重量%を紫外線硬化型の樹脂92中
に均一に混入させたものを注入口封止材90として液晶
注入口8に塗布し、紫外線を約1分間注入口封止材90
に照射することにより樹脂92を硬化させ、液晶7を第
1及び第2の基板1、2間に密封する。このとき、注入
口封止材90を液晶注入口8に塗布した後から樹脂92
を硬化させるまでの間は、一対の第1及び第2の基板
1、2を挟むように加圧した状態にて液晶注入口8を封
止する。
μmのポリスチレン樹脂表面に0.1μmのニッケルメ
ッキを施したもの1重量%を紫外線硬化型の樹脂92中
に均一に混入させたものを注入口封止材90として液晶
注入口8に塗布し、紫外線を約1分間注入口封止材90
に照射することにより樹脂92を硬化させ、液晶7を第
1及び第2の基板1、2間に密封する。このとき、注入
口封止材90を液晶注入口8に塗布した後から樹脂92
を硬化させるまでの間は、一対の第1及び第2の基板
1、2を挟むように加圧した状態にて液晶注入口8を封
止する。
【0014】上述の実施例において、第1及び第2の基
板1、2の相対向する内面側には所定のパターンの電極
30、40が設けられており、第1の基板1は第2の基
板2に比べて面積が大きく、第1の基板1のはみ出した
部分には上記電極30、40と外部回路(図示せず)と
を接続するための引出しパターンが設けられている。特
に第1の基板1と第2の基板2のそれぞれ液晶注入口8
に対応する位置には電極31、41が設けられており、
それぞれの電極31、41は注入口封止材90内の導電
性粒子91によって電気的に接続される。
板1、2の相対向する内面側には所定のパターンの電極
30、40が設けられており、第1の基板1は第2の基
板2に比べて面積が大きく、第1の基板1のはみ出した
部分には上記電極30、40と外部回路(図示せず)と
を接続するための引出しパターンが設けられている。特
に第1の基板1と第2の基板2のそれぞれ液晶注入口8
に対応する位置には電極31、41が設けられており、
それぞれの電極31、41は注入口封止材90内の導電
性粒子91によって電気的に接続される。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明の液晶表示装置
では、液晶注入口を封止する樹脂に基板間隙寸法とほぼ
同じ粒径の導電性粒子が混入されているため、液晶注入
口の部分において、基板間隙の寸法制御が行われ、基板
間隙の寸法制御に基づく表示むらの問題を解決もしくは
改善することができる。また、液晶注入口において、そ
れぞれの基板に設けられた電極間の電気的接続が行われ
るように構成されているため、この電極間の電気的接続
によって従来のトランスファ材の形成箇所を減らすこと
ができるようになり、トランスファ材に基づく表示むら
の問題を解決もしくは改善することができるという効果
がある。
では、液晶注入口を封止する樹脂に基板間隙寸法とほぼ
同じ粒径の導電性粒子が混入されているため、液晶注入
口の部分において、基板間隙の寸法制御が行われ、基板
間隙の寸法制御に基づく表示むらの問題を解決もしくは
改善することができる。また、液晶注入口において、そ
れぞれの基板に設けられた電極間の電気的接続が行われ
るように構成されているため、この電極間の電気的接続
によって従来のトランスファ材の形成箇所を減らすこと
ができるようになり、トランスファ材に基づく表示むら
の問題を解決もしくは改善することができるという効果
がある。
【0016】また、この発明の製造方法では、液晶注入
後、一対の基板を加圧状態にて注入口封止材を硬化させ
るようにしたので、注入口封止材に混入されている導電
性粒子が液晶注入口近傍に安定的に配置されるという効
果がある。
後、一対の基板を加圧状態にて注入口封止材を硬化させ
るようにしたので、注入口封止材に混入されている導電
性粒子が液晶注入口近傍に安定的に配置されるという効
果がある。
【図1】 この発明の液晶表示装置の一実施例の平面図
である。
である。
【図2】 図1中のII−II線での断面図である。
【図3】 図2の部分拡大図である。
【図4】 従来の液晶表示装置の平面図である。
【図5】 図4中のIV−IV線での断面図である。
1 第1の基板、2 第2の基板、3,30,4,40
電極、5 トランスファ材、6 シール部材、7 液
晶、8 液晶注入口、9,90 注入口封止材、91
導電性粒子、92 樹脂。
電極、5 トランスファ材、6 シール部材、7 液
晶、8 液晶注入口、9,90 注入口封止材、91
導電性粒子、92 樹脂。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白倉 広文 熊本県菊池郡西合志町御代志997番地 株 式会社アドバンスト・ディスプレイ内
Claims (4)
- 【請求項1】 電極が配設され、上記電極が間隙をもっ
て対向配置された一対の基板、この基板の周縁に設けら
れ、上記一対の基板によって形成された間隙を封止する
シール部材、上記基板間隙と上記シール部材によって形
成された空間内に封入された液晶、上記シール部材の部
分に設けられ、上記液晶が上記空間内に注入される液晶
注入口、および上記間隙寸法とほぼ同じ粒径の導電性粒
子が混入された樹脂であって、上記液晶注入口を封止す
る注入口封止材を備えたことを特徴とする液晶表示装
置。 - 【請求項2】 導電性粒子が、粒子表面に導電性物質が
被着された粒子であることを特徴とする請求項1に記載
の液晶表示装置。 - 【請求項3】 導電性粒子によって基板の電極間の電気
的接続が行われていることを特徴とする請求項1に記載
の液晶表示装置。 - 【請求項4】 電極が配設された基板を間隙をもって対
向配置し、この基板の周縁をシール部材によって封止
し、上記基板間隙と上記シール部材によって形成された
空間内に、上記シール部材の部分に設けられた液晶注入
口から液晶を注入し、上記間隙寸法とほぼ同じ粒径の導
電性粒子が混入された注入口封止材を上記液晶注入口に
塗布し、対向配置された一対の基板を加圧状態にて上記
注入口封止材を硬化させるようにしたことを特徴とする
液晶表示装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19855794A JPH0862607A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 液晶表示装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19855794A JPH0862607A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 液晶表示装置およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0862607A true JPH0862607A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16393167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19855794A Pending JPH0862607A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 液晶表示装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0862607A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100354740C (zh) * | 2005-11-28 | 2007-12-12 | 友达光电股份有限公司 | 液晶显示面板 |
-
1994
- 1994-08-23 JP JP19855794A patent/JPH0862607A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100354740C (zh) * | 2005-11-28 | 2007-12-12 | 友达光电股份有限公司 | 液晶显示面板 |
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