JPH0862573A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH0862573A
JPH0862573A JP20040294A JP20040294A JPH0862573A JP H0862573 A JPH0862573 A JP H0862573A JP 20040294 A JP20040294 A JP 20040294A JP 20040294 A JP20040294 A JP 20040294A JP H0862573 A JPH0862573 A JP H0862573A
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scanning
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voltage
display device
image
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JP20040294A
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English (en)
Inventor
Masahito Shoji
雅人 庄子
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 走査線本数の変更がソフトウェア上の操作で
簡易に行なうことができ、表示ドット数の異なる多種類
の画像データに対応して高画質の画像を表示することを
実現した表示装置を提供する。 【構成】 駆動データ発生回路109から出力される画
像データによって、走査線(あるいは走査電極)102
と信号線(あるいは列電極)104の両方に対してそれ
ぞれ印加されるべき電圧の発生とその波形およびタイミ
ングを制御することが、ソフトウェア上の操作つまり走
査電圧データの変更だけで実行できる。これにより、走
査線(行電極)102の走査の順序や同時走査本数の変
更等を極めて簡易に行なうことができ、駆動の自由度を
飛躍的に向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示装置に係り、特に
液晶表示装置のような画素が走査ラインごとに順次駆動
されるフラットパネルディスプレイに好適な表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータの表示端末やテレビ
ジョンなどの表示装置は、一般にCRTを用いたものが
多用されており、その駆動方式としてもCRTの特性に
合わせたいわゆる点順次駆動方式が採用されていた。
【0003】点順次駆動方式とは、表示装置の画面を複
数のドット状の画素(ピクセル)の集合と考えると、所
定の周期でその一つ一つのピクセルを 1点ずつ順番に書
き込んで行き、 1フレームでそれら配列された全てのピ
クセルを書き込んで 1画面を形成するという方式であ
る。このとき、表示装置は、画像処理装置のような制御
手段から出力される同期信号と画像データの中に付与さ
れている同期信号とに基づいて書き込まれる順番が制御
されて、画像を形成する個々の点すなわち各画素(ピク
セル)に対して画像データに対応した画像が書き込まれ
る。
【0004】ところで近年、パーソナルコンピュータや
ポータブルテレビなどの、薄型・軽量が要求される表示
装置に好適なものとして、上述のようなCRTに代わっ
て、LCD(液晶ディスプレイ)やPD(プラズマディ
スプレイ)、ELD(エレクトロルミネッセントディス
プレイ)、VFD(蛍光表示管)などの平面ディスプレ
イが用いられつつある。
【0005】これらのフラットパネルディスプレイはい
ずれも、その形状や駆動方式などにより、数字や特定パ
ターンの表示に適したいわゆるセグメント型と、さらに
表示容量の大きな、画素がマトリックス状に配置された
いわゆるマトリックス型との二つの型式に大別すること
ができる。
【0006】前者は比較的簡単な表示パターンの固定さ
れた表示パターンである時計の文字盤や電卓あるいはそ
の他インジケータ等の文字盤として用いられ、一方マト
リックス型はCRTの代替すなわちパーソナルコンピュ
ータやテレビなどの表示装置として専ら用いられてい
る。マトリックス型の表示装置は一般に、走査線と信号
線との交差部分ごとにマトリックス状に画素が配列され
て、それら走査線と信号線とに印加される電圧により駆
動されて表示を行なうものである。
【0007】従って、このようなマトリックス型のフラ
ットパネルディスプレイにおいては、CRTのような点
順次駆動方式とは異なり、走査線(行電極)を例えば線
順次に走査する線順次駆動方式が採用されているのが一
般である。
【0008】この線順次駆動方式は、上述のCRTのよ
うな点順次駆動方式に比べて駆動回路が比較的煩雑化す
るが、例えば液晶表示装置の場合、用いる液晶とのマッ
チングの点からも、より高い表示性能を引き出すことが
できるという利点がある。
【0009】このようなマトリックス型の表示装置にお
いては、画像処理手段あるいは制御手段から出力された
同期信号と画像データとに基づいて、画面上の画像形成
の制御を行なっている。すなわち、表示装置の走査電極
(行電極)と信号電極(列電極)の本数に合わせた同期
信号と画像データとをその表示装置に入力し、表示装置
はこうして入力された同期信号に基づいて走査電極を一
定の周期で線順次に走査する走査電圧を発生し、この走
査電圧のタイミングと同期して画像データを基に画像信
号電圧を発生させ、この画像信号電圧を信号電極(列電
極)に印加して表示を行なっている。
【0010】しかしながら、このような表示装置では、
走査電極(行電極)は、画像データのタイミングとは関
わりなく前記の同期信号によって制御されて走査電圧が
印加されるため、走査電極の走査選択の順番や同時走査
の本数などの変更を行なうことは実質上困難であり、ま
た仮に表示装置そのものにそのような同時走査本数を変
化させるような煩雑な回路を搭載して、そのような制御
を行なおうとしても、その表示装置を制御する制御手段
からソフトウェア上で制御することは実際上困難であ
る。
【0011】つまり、画像データにどのようなデータ変
換あるいは加工を施しても、同期信号そのものを変化さ
せるとともに画像データにこれを逆にリンクさせて変化
させない限り、容易には同時走査本数や走査タイミング
を変更することは不可能である。従って、このような走
査方式に多様な種類がある場合、画像データごとに対応
してその都度同期信号あるいは走査側の駆動回路の動作
を変更して対応しなければならないが、このような方策
は駆動回路の煩雑化を引き起こすという問題がある。
【0012】例えば、Ruckmongathan 等によって報告さ
れているMLS駆動(1988INTERNATIONAL DISPLAY RESE
ACH CONSERENCE)と呼ばれる複数本同時走査選択による
新しい駆動法は、高速応答の単純マトリックス型LCD
をさらに高コントラスト特性で表示できる駆動方法であ
るとされているが、しかし、従来の表示装置でこのよう
な駆動方法を適用するためには、LCDにブロックメモ
リや駆動波形を記憶するROMなどの回路を搭載しなけ
ればならない。そのようなROMなどの回路は、画像処
理を行なうために比較的大容量の記憶容量が必要であ
り、またそのような大容量の記憶装置を高速で駆動し
て、大容量のソフトウェアである画像データを処理する
ためには、さらに煩雑で高速な画像処理回路が必要とな
る。その結果、同時走査本数など駆動波形の変更に際し
て一々ROMの交換やあるいは煩雑な回路の変更や画像
データの変換を行なうことが必要となり、装置の繁雑化
やデータ処理の煩雑化を引き起こすという問題があっ
た。また、近年ではコンピュータなどの表示システムが
使う情報量が急増する傾向があり、より高い解像度を持
った表示装置が要求されている。
【0013】しかしながら、そのように解像度が高くな
る、すなわち走査ラインおよび信号ラインの本数が増加
するに従って、同期信号や画像データの周波数の上昇
や、 1走査ライン当たりの走査時間(走査選択期間)の
著しい短時間化などにより、例えば液晶表示装置におい
て液晶を駆動したときの表示品位が低下するという問題
が発生している。つまり、そのような液晶の応答特性に
うまくマッチングした駆動方式、つまりこの場合は走査
選択期間の設定が必要となるが、従来の液晶表示装置や
その他フラットパネルディスプレイにおいては、上述し
たように同時走査本数を変更することは容易ではないの
で、上述のような煩雑な駆動回路の変更を行なうことが
必須で、それを行なわなければ表示品位の低下は免れな
いという問題がある。あるいは逆に、駆動回路の煩雑化
は出来るだけ避けたいので、従来の液晶表示装置におけ
る駆動回路をそのまま用いると、表示品位の低下は避け
られないという問題があった。
【0014】また、表示装置によっては、表示画面の解
像度が用いられるソフトウエアごとに異なる場合があ
る。例えば、IBM PC/AT互換のパーソナルコン
ピュータでは、横×縦が 320× 200、 640× 350、 640
× 480、 800× 600、1024× 768、1280×1024など、様
々な規格の表示画面がある。これらはソフトウエアごと
に対応する規格が異なるためである。
【0015】このため、マトリックス型の表示装置にお
いては、表示装置の解像度とソフトウエアの対応する解
像度とが異なっている場合には、表示装置の複数のドッ
トに対して 1ドット分のデータを割り当てて表示を行な
うなどの方策を講じている。例えば、1280×1024ドット
の表示装置を用いた表示システムに、 640× 480ドット
の画面に対応したソフトウエアを動作させて、その画像
を表示させる場合、1ドット分の表示をその表示装置の
2× 2ドットを使って行なうことにより、1280×1024画
素を( 640× 2)×( 480× 2)ドットの表示として用
いることで、2× 2画素を 1つの画素として、 640× 48
0ドット分の画像を表示する。また、残りの画素には白
または黒のベタの領域が書き込まれる。これは、画面の
縦横のアスペクト比がソフトウエアごとに異なるため、
表示装置の画面にそれを表示する際の画面アウトライン
を合わせるためである。
【0016】このとき、従来の表示装置においては、12
80×1024ドット分の画像を書き込む場合と同じ方法で書
き込んでいるため、表示して得られる画像の解像度とし
ては2× 2画素を 1つの画素として用いているのだから
640× 480ドット分の画像データを表示していることに
なるにも関わらず、その表示を行なう際の 1走査選択期
間は、1280×1024ドット分の画素を有する画面を走査し
て表示する場合と同じことになり、 1走査選択期間は12
80×1024ドット分の画面と同様に短いものとなる。
【0017】このため、例えば液晶表示装置においてそ
のような画像表示を行なう場合には、表示品位が劣った
ものとなり、1280×1024ドット対応の高精細なソフトウ
ェアを使っているにも関わらず、 640× 480ドット分の
画面に表示を行なった場合と同程度の表示品位しか得ら
れず、しかも高精細なソフトウェアを表示に使った場合
と同様に 1走査選択期間が短くなるので、例えば液晶表
示装置の場合には液晶の追随性に対して 1走査選択期間
が短いことに起因して、画像の表示品位が低下するとい
う問題がある。これは液晶表示装置のみならず、例えば
プラズマディスプレイなど走査線と信号線とに印加され
る電圧で駆動されるマトリックス型の画面を備えたディ
スプレイデバイスの場合にも同様に問題となる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な課題を解決するために成されたもので、その目的は、
走査線本数の変更がソフトウェア上の操作で簡易に行な
うことができ、表示ドット数の異なる多種類の画像デー
タに対応して高画質の画像を表示することを実現した表
示装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置は、複
数の走査線と複数の信号線とがマトリックス状に配置さ
れその交差部ごとに画素が配列された表示画面と、前記
表示画面の前記各走査線に対して走査電圧を印加し、前
記表示画面の各信号線ごとに画像信号電圧を印加して、
前記走査線に印加した電圧と前記信号線に印加した電圧
とで画素を駆動する駆動回路と、前記走査電圧を発生さ
せる走査データと前記画像信号電圧を発生させる画像信
号データとを含む画像データを発生し該画像データを前
記駆動回路に供給して、該駆動回路に前記走査電圧デー
タに基づいて前記走査電圧を発生させるとともに前記走
査電圧データと同期して画像信号電圧データに基づいて
前記画像信号電圧を発生させる駆動データ発生回路と、
を具備することを特徴としている。
【0020】また、上記の表示装置において、前記表示
画面として液晶表示素子を用いたことを特徴としてい
る。
【0021】また、上記の表示装置において、前記画像
データの画素数に対応した解像度を判定する解像度判定
手段と、該解像度判定手段によって判定された解像度に
基づいて前記走査電圧の波形を制御して、前記画像デー
タの解像度が高いほど前記走査電圧データによる前記走
査線の同時走査本数(同時に走査選択する走査線の本
数)を増加させるとともに、該同時走査本数に対応した
タイミングの画像信号電圧データを発生する駆動データ
発生回路とを具備することを特徴としている。
【0022】なお、上記の表示装置の表示画面として用
いられるディスプレイデバイスとしては、例えば液晶表
示装置や、プラズマディスプレイパネル、エレクトロル
ミネッセントディスプレイなどの、画素をマトリックス
状に配置してなる画面を備えており画素を走査して駆動
する方式のフラットパネルディスプレイが特に好適であ
る。
【0023】また、上記の駆動回路としては、例えば各
走査線に走査電圧を印加する走査線駆動回路(いわゆる
走査ドライバ)と各信号線に信号電圧を印加する信号線
駆動回路(いわゆる信号ドライバ)とを備えた駆動回路
などを用いることができる。その走査線駆動回路および
信号線駆動回路の配置は、例えば液晶表示パネルの基板
周囲の縦方向の余白部分に走査線駆動回路を配置し横方
向の余白部分には信号線駆動回路を配置してもよく、あ
るいは駆動回路は液晶表示パネルの基板とは別体に形成
してもよいことは言うまでもない。
【0024】
【作用】本発明に係る表示装置においては、同期信号に
同期して走査電圧を発生させる走査データとこの走査デ
ータに同期して画像信号電圧を発生させる画像信号電圧
データとを含んだ画像データを発生しこれを駆動回路に
対して出力する駆動データ発生回路を具備しており、前
記の走査データに基づいて走査電圧を発生させるととも
に画像信号電圧データに基づいて画像信号電圧を発生さ
せる。
【0025】従って、このような駆動データ発生回路か
ら出力される画像データによって、走査線(あるいは行
電極)と信号線(あるいは列電極)の両方に対してそれ
ぞれ印加されるべき電圧の発生とその波形およびタイミ
ングを制御することが、ソフトウェア上の操作だけで実
行できる。これにより、走査線(行電極)の走査の順序
や同時走査本数の変更等を極めて簡易に行なうことがで
き、表示装置の駆動方式の自由度を飛躍的に向上させる
ことができる。
【0026】このような本発明に係る表示装置における
駆動の変更の自由度の高さを利用すれば、例えば 1走査
電極あたりの走査時間の長短を高い自由度で制御するこ
とができる。これにより、走査本数の異なる種々の画像
データ・ソフトウェアに適応することができる。その結
果、種々の画像データごとに適合した表示品位の高い画
像を表示することが可能となる。
【0027】例えば、1280×1024ドットの表示装置を用
いた表示システムで 640× 480ドットの画面に対応した
ソフトウェアを動作させる場合、従来の駆動方式によれ
ば走査電極 1本あたりの走査時間(走査選択期間)は 1
フレーム期間すなわち 1フレーム全体を走査する時間の
1/1024であった。
【0028】しかし、画像データの 1ドット分を表示装
置の 2× 2ドットを使って表示する場合には、対になる
2本の走査電極を同時に走査することにより、走査電極
1本あたりの走査時間(走査選択期間)は 1フレーム期
間の1/512 となり、その分走査パルスの幅を 2倍にする
ことができる。すなわち、 1走査選択期間の幅を従来の
駆動方式の倍にできる。これにより、走査パルスの遅延
による画質の低下を抑えることができる。また 1走査選
択期間の短さに起因した液晶の応答性のミスマッチング
による画像品位の低下を解消することができる。このよ
うな走査線の同時選択本数の制御を、本発明によれば画
像データのソフトウェア上の制御だけで行なうことがで
きる。
【0029】また、単純マトリックス型液晶表示装置な
どの表示装置においては、液晶に印加される電圧のON
時とOFF時の電圧比が大きくなるほど表示画面のコン
トラスト比が向上する。また、表示に使われていない走
査電極、例えば上述の1280×1024ドットの表示装置に 6
40× 480ドットの画像のソフトウェアを動作させる場合
には1024− 480× 2=64本の走査線は、画像表示には直
接は使用されずに余剰なものとなる。そこで、そのよう
な画面の上下の実質的には表示を行なわない走査電極に
対して一括して走査する、あるいは走査パルスを出力し
ないなどの方法により、その走査電極の走査時間に相当
する時間を表示に使われている走査電極1本あたりの走
査時間に振り向けることができ、画像表示に係る走査電
極 1本あたりの走査時間をさらに長くすることも可能と
なる。つまり、画面アスペクト比の異なる 2つの画像の
ソフトウェアに対して例えば上下方向に画面が余ってし
まう場合には、その部分に黒表示のブランク領域を当て
がって画面を表示するという画面操作を、画像データの
ソフトウェア上だけの制御で簡易に行なうことができ
る。
【0030】このような駆動は、例えば、表示装置の駆
動データ発生回路から出力される画像データを、信号電
極駆動手段に対して信号電極への書き込み内容を知らせ
る画像信号電圧データと走査電極駆動手段に対して走査
電極への書き込み内容を知らせる走査電圧データとを含
んだ画像データとして駆動データ発生回路で発生させ
て、この画像データを用いて走査パルスの出力タイミン
グをその走査電圧データで直接に走査電極駆動手段に対
して指定することで、実行することができる。
【0031】あるいは、解像度判定手段が画像データの
解像度を判断し、この解像度に基づいて、その画像デー
タが表示画面の走査線本数に適合できるようにその画像
表示の際の走査線の同時走査本数を制御してもよい。す
なわち、走査電圧データを表示画面の走査線本数に適合
するようなデータとして発生して出力するとともに、こ
の走査電圧のタイミングに同期するように画像信号電圧
データを形成しこれを元に画像信号電圧を発生させるよ
うにしても良い。
【0032】
【実施例】以下、本発明に係る表示装置の実施例を、図
面に基づいて詳細に説明する。
【0033】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施
例の表示装置の概要構造を示すブロック図である。本実
施例においては、表示装置として液晶表示装置に本発明
を適用した場合について述べる。
【0034】本実施例の表示装置は、 640× 480ドット
の(行電極 480本、列電極 640本)単純マトリックス型
の液晶表示装置である。この液晶表示装置は、STN型
の液晶セル101、この液晶セル101の各走査線(走
査電極)102を駆動する走査ドライバ103、液晶セ
ル101の各信号線(信号電極)104を駆動する信号
ドライバ105、走査ドライバ103及び信号ドライバ
105に対して走査電圧及び画像信号電圧を発生させる
ための電源電圧を供給する電源回路106、を備えた液
晶表示パネル107と、この液晶表示パネル107の走
査ドライバ103と信号ドライバ105と電源回路10
6とにBUS線108を介して接続されている駆動デー
タ発生回路109とから、その主要部が構成されてい
る。本実施例では液晶表示パネル107と駆動データ発
生回路109とは別体つまり別の基板に形成されBUS
線108で接続されているが、これは例えば同一の大型
基板上に液晶表示パネル107と駆動データ発生回路1
09とを形成してもよいことは言うまでもない。
【0035】BUS線108は、フレームパルス(F
P)、ラッチパルス(LP)、クロックパルス(CL
P)などを伝送する同期信号線群110aと、画像信号
電圧データ線群110bと、走査電圧データ線群110
cと、電源電圧線群110dと、接地(GND)用線群
110eとから、その主要部が構成されている。画像信
号電圧データは 4ビットパラレル、走査電圧データは 3
ビットパラレルで、両者は同じクロックパルスに同期し
て出力される。
【0036】このとき、フレームパルスの 1周期の間
に、この 1周期を 480分周する 480周期のラッチパルス
が出力されており、またこのラッチパルスの 1周期の間
に、 160周期のクロックパルスが出力されている。さら
に、フレームパルスに同期して極性反転を行なうことに
より、信号ドライバ105は 1信号線あたり 1ビットの
画像信号電圧データとフレームパルスとによって、 4レ
ベルの電圧のうちから 1レベルを選択して、これをラッ
チパルスに同期して各信号線104に出力する。一方、
走査ドライバ103は、 1走査線あたり 1ビットの走査
電圧データとフレームパルスとによって、 4レベルの電
圧のうちから 4レベルを選択して、この電圧をラッチパ
ルスと同期しつつ、すなわち前記の画像信号電圧と同期
しつつ各走査線102に出力する。このような駆動を 1
フレームパルス周期の間に 480回繰り返して画像を表示
する。この走査ドライバ103は実際的には、例えば信
号ドライバ105と同様にシフトレジスタとラッチとを
用いて、シリアルに送られて来た走査電圧データをその
内部のラッチでパラレルに保持するような回路構造を採
用してもよい。この他にも種々の回路構造を採用するこ
とも可能であることは言うまでもない。
【0037】このようにして、走査線102と信号線1
04との両方を駆動データ発生回路109から供給され
る画像データに基づいて制御して液晶表示素子102に
画像を表示させることができる。このとき、画像データ
の中に含まれている走査電圧データに基づいて、走査ド
ライバ103の走査方法つまり走査順序および同時走査
本数を適宜に変更することができ、どのような走査線本
数の画像のデータが入力されても、あるいはどのような
アスペクト比の画面の画像データに対しても、本発明に
係る表示装置はその走査線本数や画面の種類に適宜に対
応することができ、しかもそれとともに画像信号電圧も
同期させることができ、どのような走査方式の画像デー
タに対しても最適の表示を行なうことができる。
【0038】このような表示装置を用いて、フレームパ
ルス周期を60Hzとして、従来の表示装置同様に走査線
を端から 1本ずつ線順次に走査して行き、画像を表示し
てみたところ、表示画像にちらつきが見られた。そこで
次に、駆動データ発生回路からの画像データの出力順序
を変更して(つまり走査電圧データを変更して)、走査
線102を端から 1本おきに走査した後 2本目から再び
1本おきに走査して画像を表示させたところ、表示され
た画像のちらつきは大幅に軽減されることが確認でき
た。このように、走査方法を走査電圧データの変更だけ
によって簡易に行なうことができ、その結果、用いる画
像データのソフトウェアの特性ごとに適合した駆動を行
なって、表示品位の高い画像を表示することができる。
【0039】(実施例2)第1の実施例の表示装置にお
いて、走査電圧データは 3ビットパラレル、画像信号電
圧データは 8ビットパラレルで、ラッチパルスの 1周期
に対してクロックパルスを 320周期の割合で出力し、信
号ドライバ105を16値のドライバに変更して、 1信号
線あたり 4ビットの画像信号電圧データに基づいて、前
記の16レベルの電圧のうちから 1レベルを各選択期間ご
とに選択して、これをラッチパルスと同期しつつ各信号
線104に出力するように変更した。
【0040】一方、走査ドライバ103は、 1走査線あ
たり 2ビットの走査電圧データに基づいて、 3レベルの
電圧のうちから 1レベルを各走査選択期間ごとに選択し
て、これをラッチパルスと同期しつつ各走査線102に
出力するようにした。
【0041】このような第2の実施例の表示装置を、M
LS駆動法に従って駆動した。すなわち、同時に走査す
る走査線の本数を 1、 2、 4…本と増やしながらその時
々での表示画像を比較したところ、同時走査本数が多く
なればなるほど、画面のちらつきは軽減し、コントラス
ト特性も向上した。
【0042】このように、本発明によれば、同時に走査
する走査線本数を走査電圧データのソフトウェア上での
変更だけで簡易に変更することができるため、上述のM
LS駆動法のような新しい駆動方法にも簡易に対応する
ことができる。
【0043】なお、本発明の表示装置に用いられるディ
スプレイデバイスとしては、上述の第1及び第2の実施
例に示したような単純マトリックス型の液晶表示素子の
みには限定されない。この他にも、マトリックス型に画
素が配置された表示装置であれば、この他にも例えばア
クティブマトリックス型の液晶表示装置やPD、EL
D、VFDなどを用いることもできる。本発明はそのよ
うな走査線を走査選択して画像を表示する表示装置に好
適である。
【0044】(実施例3)図2は、第3の実施例の表示
装置の概要構造を示すブロック図である。同図におい
て、液晶表示素子201は、解像度が1280×1024ドッ
ト、 1ドットが赤(R)・緑(G)・青(B)の 3画素
の集合で形成されている画面を備えたアクティブマトリ
ックス型の液晶表示素子である。走査線本数は1024本、
信号線本数は 1色ごとに各1280本 3色合計でその 3倍の
3840本信号線を備えたアクティブマトリックス型の液晶
表示素子である。なお、図2においては、第1及び第2
の実施例の図1と同様の部位については同じ番号を付し
て示している。
【0045】そして本実施例の液晶表示装置は、共通電
極駆動回路202を備えている。
【0046】本実施例の液晶表示装置は、駆動データ発
生回路109から画像データを52ビットパラレルの信号
としてクロックパルスと同期して出力する。この画像デ
ータの52ビットのデータのうち、48ビットは各信号線1
04に供給される画像信号電圧を形成するための画像信
号電圧データであり、残り 4ビットは各走査線102に
供給される走査電圧を発生するための走査電圧データで
ある。
【0047】1280×1024ドットの画像を表示していると
きは、フレームパルスの 1周期の間に1024周期のラッチ
パルスが出力されている。また、これらのラッチパルス
の 1周期の間に 320周期のクロックパルスが出力されて
いる。さらに、ラッチパルスが入力されるごとに極性反
転を行ないながら、信号ドライバ105は 1信号線あた
り 4ビットの画像信号電圧データと極性反転によって32
レベルの電圧のうちの1レベルを選択し、これをラッチ
パルスと同期しつつ各信号線に出力する。
【0048】一方、走査ドライバ103には、 1走査線
あたり 1ビットの画像信号電圧データと極性反転に同期
して、 4レベルの電圧のうちの 1レベルを選択しこれを
ラッチパルスと同期しつつ各走査線102に出力する。
そして共通電極駆動回路202は、極性反転に従って 2
レベルの電圧のうちの 1レベルを選択しこれをラッチパ
ルスと同期しつつ対向電極(図示省略)に出力する。
【0049】このような駆動を、 1フレームパルス周期
の間に1024回繰り返して画像を表示する。
【0050】以上のように、表示素子としてアクティブ
マトリックス型の液晶表示素子を用いた場合においても
本発明は適用可能で、駆動データ発生回路109から走
査電圧データと画像信号電圧データとを備えた画像デー
タを走査ドライバ103及び信号ドライバ105に供給
して、走査電圧と信号電圧とをともに制御することがで
き、その結果、どのような走査線本数あるいは画面のア
スペクト比の画像のソフトウェアにも対応して好適な表
示を実現することができる。
【0051】上述のような表示装置を用いて、画像の 1
ドットをこの表示装置の液晶表示素子201の 2× 2ド
ットに対応させた画像データとして駆動データ発生回路
109によって発生させて、この画像データを用いて液
晶表示素子201に 640× 480ドットの画像を表示させ
たところ、1280×1024ドットの画像を表示したときと同
程度の画質でありコントラスト比は 120: 1であった。
さらに、 1フレームあたりのラッチパルス周期を 512周
期として、走査線を 2本ずつ走査するようにして前記と
同じ画像を表示させたところ、画質はさらに向上し、し
かもこのときコントラスト比も 150: 1とさらに改善さ
れた。
【0052】また、このとき表示に実際使われていない
走査線本数は1024− 480× 2=64本であり、これらの表
示に使われていない走査線を 1度にまとめて走査するよ
うに走査電圧データを変更して表示を行なわせたとこ
ろ、実質的に表示に係る走査線の走査選択期間が表示に
使われていない走査線の走査時間に相当する時間の分増
加したことにより、コントラスト比がさらに向上して
1: 160となり、表示品質は飛躍的に改善された。
【0053】(実施例4)上述の第3の実施例の表示装
置において、図3に示すように、入力される画像データ
の解像度を判定する解像度判定部301をさらに付加し
た。すなわち、 1フレームあたりのラッチパルス数をカ
ウントして走査電圧データをこの段階で発生する解像度
判定部301を付加した。そして駆動データ発生回路1
09から供給される画像データは上述の実施例とは異な
り走査データそのものは含ませておらず、解像度判定部
301でその走査データを発生させるようにしている。
【0054】この解像度判定部301は、 1フレームあ
たりのラッチパルス数が 513〜1024の場合は、走査線を
1本ずつ走査するように走査電圧データを発生する。ま
た、1フレームあたりのラッチパルス数が 257〜 512の
場合は走査線を 2本ずつ、 256以下の場合には 4本ず
つ、それぞれ走査線を走査するように走査電圧データを
発生する。
【0055】このような本実施例の表示装置を用いて、
走査線を 1本ずつ走査して液晶表示素子201の画面に
1280×1024ドットの画像を表示させたところ、コントラ
スト比は 1:100 であり僅かに表示むらが発生した。ま
た、表示画像としての 1ドットをこの表示装置における
画面での 2× 2ドットに対応させて、走査線102を2
本ずつ走査して 640× 480ドットの画像を表示したとこ
ろ、コントラスト比は1: 150になり、しかもこのとき
表示むらは全く見受けられないほどに解消できた。
【0056】さらに、表示画像の 1ドットを画面の 4×
4ドットに対応させて、走査電極を4本ずつ走査して 32
0× 200の画像を表示したところ、コントラスト比は
1: 180となり、表示むらのない均一でコントラストの
良好な表示が得られた。このとき、 1度に選択する走査
線本数を変化させることに対応して、各信号線104に
印加する画像信号電圧を形成するための画像信号電圧デ
ータもタイミングを変更して、それぞれの走査タイミン
グと適合させるようにしておくことは言うまでもない。
【0057】なお、上記の各実施例においては、走査電
圧データは画像信号電圧データとは別のデータとして伝
送している。つまり、走査電圧データは走査電圧データ
線群110cで液晶表示パネル107に伝送する一方、
画像信号電圧データは画像信号電圧データ線群110b
で液晶表示パネル107に伝送している。しかし本発明
はこれのみには限定されない。この他にも、例えば走査
電圧データを画像信号電圧データの垂直ブランキング期
間に入れ込むなどして、この走査電圧データと画像信号
電圧データとを備えた画像データを一つの伝送ラインを
通して駆動データ発生回路109から液晶表示パネル1
07へと伝送し、液晶表示パネル107内において走査
電圧データと画像信号電圧データとを分離して、走査電
圧データは走査ドライバ103へ、画像信号電圧データ
は信号ドライバ105へ、それぞれ供給するようにして
も良いことは言うまでもない。
【0058】また、本発明の表示装置に用いられるディ
スプレイデバイスとしては、上述の第1及び第2の実施
例に示した単純マトリックス型の液晶表示素子や、第3
および第4の実施例に示したアクティブマトリックス型
の液晶表示装置のみには限定されない。この他にも、画
面内にマトリックス状に画素が配置された表示装置であ
れば、例えばPDや、ELDや、VFDなどを用いるこ
ともできる。本発明は、特に走査線を走査選択して画像
を表示する表示装置に好適な技術である。
【0059】
【発明の効果】以上、詳細な説明で明示したように、本
発明によれば、走査線本数の変更がソフトウェア上の操
作で簡易に行なうことができ、表示ドット数の異なる多
種類の画像データに対応して高画質の画像を表示するこ
とを実現した表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1(および第2)の実施例の表示装置の概要
構造を示す図である。
【図2】第3の実施例の表示装置の概要構造を示す図で
ある。
【図3】第4の実施例の表示装置の概要構造を示す図で
ある。
【符号の説明】
101………液晶セル 102………走査線(走査電極) 103………走査ドライバ 104………信号線(信号電極) 105………信号ドライバ 106………電源回路 107………液晶表示パネル 108………BUS線 109………駆動データ発生回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の走査線と複数の信号線とがマトリ
    ックス状に配置されその交差部ごとに画素が配列された
    表示画面と、 前記表示画面の前記各走査線に対して走査電圧を印加
    し、前記表示画面の各信号線ごとに画像信号電圧を印加
    して、前記走査線に印加した電圧と前記信号線に印加し
    た電圧とで画素を駆動する駆動回路と、 前記走査電圧を発生させる走査データと前記画像信号電
    圧を発生させる画像信号データとを含む画像データを発
    生し該画像データを前記駆動回路に供給して、該駆動回
    路に前記走査電圧データに基づいて前記走査電圧を発生
    させるとともに前記走査電圧データと同期して画像信号
    電圧データに基づいて前記画像信号電圧を発生させる駆
    動データ発生回路と、を具備することを特徴とする表示
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の表示装置において、 前記表示画面として液晶表示素子を用いたことを特徴と
    する表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の表示装置
    において、 前記画像データの画素数に対応した解像度を判定する解
    像度判定手段と、 該解像度判定手段によって判定された解像度に基づいて
    前記走査電圧の波形を制御して、前記画像データの解像
    度が高いほど前記走査電圧データによる前記走査線の同
    時走査本数を増加するとともに、該走査電圧のタイミン
    グに対応した画像信号電圧データを発生する駆動データ
    発生回路と、を具備することを特徴とする表示装置。
JP20040294A 1994-08-25 1994-08-25 表示装置 Withdrawn JPH0862573A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6636187B2 (en) 1998-03-26 2003-10-21 Fujitsu Limited Display and method of driving the display capable of reducing current and power consumption without deteriorating quality of displayed images
US7888809B2 (en) 2008-10-28 2011-02-15 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device and method of manufacturing the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6636187B2 (en) 1998-03-26 2003-10-21 Fujitsu Limited Display and method of driving the display capable of reducing current and power consumption without deteriorating quality of displayed images
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