JPH0862334A - 光空間伝送装置 - Google Patents

光空間伝送装置

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Publication number
JPH0862334A
JPH0862334A JP6222686A JP22268694A JPH0862334A JP H0862334 A JPH0862334 A JP H0862334A JP 6222686 A JP6222686 A JP 6222686A JP 22268694 A JP22268694 A JP 22268694A JP H0862334 A JPH0862334 A JP H0862334A
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JP
Japan
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optical space
space transmission
laser beam
transmission device
distance
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JP6222686A
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English (en)
Inventor
Fumio Ishikawa
文男 石川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】伝送対象までの距離を簡易に測定することがで
きる光空間伝送装置を提案する。 【構成】本発明は、伝送対象3に向けて距離計測用の基
準信号SDを送出し、伝送対象3から送り返される基準
信号SEを受信して遅延時間Tを検出し、伝送対象3ま
での距離Dを測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光空間伝送装置に関
し、特に空間を伝播するレーザービームを介して双方向
で情報信号を送受する場合に適用して好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光空間伝送装置において
は、空間を伝播するレーザービームを介して所望の情報
信号を伝送することにより、簡易に設置してテレビジョ
ン中継等に使用できるようになされている。
【0003】すなわちこの種の光空間伝送システムは、
ケーブル等を簡易に敷設することが困難な地点間におい
て、互いが対向するように1組の光空間伝送装置を配置
し、これらの光空間伝送装置間で相互にレーザービーム
を送受する。このレーザービームは、光空間伝送装置に
おいて、テレビジョンカメラ等から得られる映像信号を
周波数変調回路で周波数変調し、その結果得られる周波
数変調信号によりレーザーダイオードを駆動して形成す
る。
【0004】これにより光空間伝送装置は、映像信号で
変調した所定偏波面のレーザービームを生成し、このレ
ーザービームを伝送対象に向けて出射するようになされ
ている。従ってこのレーザービームを受光する光空間伝
送装置においては、例えばアバランシェフォトダイオー
ドでこのレーザービームを受光し、その受光結果を所定
の復調回路で復調して映像信号等を受信するようになさ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の光空
間伝送装置において、伝送対象までの距離を簡易かつ正
確に測定することができれば、便利であると考えられ
る。すなわち測定結果に基づいて、レーザービームの光
量等を調整して、最適光量で通信することができ、また
伝送対象側におけるレーザービームのビーム径が規定の
大きさになるように、レーザービームの広がり角(すな
わちビーム角でなる)も調整することができる。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、伝送対象までの距離を簡易に測定することができる
光空間伝送装置を提案しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、伝送対象との間で双方向で光ビー
ムL1、L2を送受し、これらの光ビームL1、L2を
介して伝送対象3との間で情報信号R、G、B、RET
を送受する光空間伝送装置2において、伝送対象3に向
けて距離計測用の基準信号SDを送出し、伝送対象3か
ら送り返される基準信号SEを受信し、伝送対象3に送
出した基準信号SDと伝送対象から受信した基準信号S
Eとの時間差Tにより、伝送対象3までの距離Dを測定
する。
【0008】さらに第2の発明においては、伝送対象2
との間で双方向で光ビームL1、L2を送受し、これら
の光ビームL1、L2を介して伝送対象2との間で情報
信号R、G、B、RETを送受する光空間伝送装置3に
おいて、伝送対象2から伝送された距離計測用の基準信
号SDを伝送対象に向けて送り返すようにする。
【0009】特に、この測定した距離Dに応じて、伝送
対象2(3)に向かって送出する光ビームL1(L2)
の光量を調整する。
【0010】また、この測定した距離Dに応じて、伝送
対象2(3)に向かって送出する光ビームL1(L2)
の広がり角θを調整する。
【0011】さらに、この光空間伝送装置2(3)は、
伝送対象3(2)から到来する光ビームL2(L1)の
入射方向を基準にして、伝送対象3(2)に向かって送
出する光ビームL1(L2)の向きを可変することによ
り、サーボループを形成してこの光ビームL1(L2)
の射出方向を補正し、この測定した距離Dに応じて、こ
のサーボループの利得及び又は前記射出方向の最大可変
範囲を調整する。
【0012】
【作用】双方向で光ビームL1、L2を送受し、これら
の光ビームL1、L2を介して伝送対象3との間で情報
信号R、G、B、RETを送受する光空間伝送装置2に
おいて、伝送対象3に向けて距離計測用の基準信号SD
を送出し、伝送対象3から送り返される基準信号SEを
受信して伝送対象3までの距離Dを測定すれば、光空間
伝送装置2が有する通信機能を有効に利用して簡易に距
離Dを測定することができる。
【0013】また、伝送対象2から伝送された距離計測
用の基準信号SDを伝送対象に向けて送り返すようにす
れば、伝送対象側において、光空間伝送装置2が有する
通信機能を有効に利用して簡易に距離Dを測定すること
ができる。
【0014】これによりこの測定した距離Dに応じて、
伝送対象2(3)に向かって送出する光ビームL1(L
2)の光量を調整すれば、さらに一段と安定に情報信号
を送信することができる。
【0015】また、この測定した距離Dに応じて、伝送
対象2(3)に向かって送出する光ビームL1(L2)
の広がり角θを調整すれば、光ビームL1(L2)を確
実に伝送対象に2(3)に照射して安定に情報信号を送
信することができる。
【0016】さらに、この測定した距離Dに応じて、光
ビームL1(L2)の射出方向を補正するサーボループ
の利得及び又は前記射出方向の最大可変範囲を調整すれ
ば、振動等の外乱が発生した場合でも、光ビームL1
(L2)を確実に伝送対象に2(3)に照射して安定に
情報信号を送信することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
述する。
【0018】図2において、1は全体として光空間伝送
システムを示し、光空間伝送装置2及び3において、双
方向でレーザービームL1及びL2を送受し、これによ
り映像信号及び音声信号を送受する。
【0019】すなわち光空間伝送装置2及び3は、同一
の構成でなり、映像信号及び音声信号を送受するチャン
ネルとして4つのチャンネルCH1〜CH4が割り当て
られるようになされている。この4つのチャンネルCH
1〜CH4のうち、このシステム1は、光空間伝送装置
2から光空間伝送装置3への伝送に第1〜第3のチャン
ネルCH1〜CH3を割り当て、光空間伝送装置3から
光空間伝送装置2への伝送に第4のチャンネルCH4を
割り当て、各チャンネルCH1〜CH4にそれぞれ各系
統の映像信号、音声信号を割り当てるようになされてい
る。
【0020】これにより光空間伝送装置2では、3チャ
ンネルの映像信号及び音声信号を周波数変調した後、周
波数多重化し、この周波数多重化信号でレーザービーム
L1を変調して光空間伝送装置3に送出する。また光空
間伝送装置3では、第4のチャンネルCH4に割り当て
られた映像信号及び音声信号を周波数変調、周波数多重
化した後、レーザービームL2を変調し、光空間伝送装
置2に向かって送出する。
【0021】これにより光空間伝送システム1では、光
空間伝送装置2を中継場所に設置してテレビジョンカメ
ラ4を接続すると共に、光空間伝送装置3を中継車5に
設置し、この中継車5からテレビジョンカメラ4にリタ
ーン画像RETを伝送する。
【0022】この映像信号、音声信号を送受する際、光
空間伝送装置2は、光空間伝送装置3の動作を制御して
光空間伝送装置2及び3間の距離Dを測定した後、この
測定結果に基づいてレーザービームL2の伝送条件を可
変し、またこの測定結果を光空間伝送装置3に伝送す
る。光空間伝送装置3は、この伝送された測定結果に基
づいて、光空間伝送装置2と同様にレーザービームL2
の伝送条件を可変し、これにより光空間伝送システム1
全体として最適な条件で光通信するようになされてい
る。
【0023】図3に示すように、この光空間伝送装置2
(3)は、それぞれ第1〜第4のチャンネルに対応した
4系統の信号処理回路7〜10を有し、各信号処理回路
7〜10は、それぞれ対応するチャンネルが送信用に割
り当てられたとき、映像信号、音声信号を周波数変調し
て出力するのに対し、それぞれ対応するチャンネルが受
信用に割り当てられたとき、レーザービームの受光結果
を復調する。
【0024】この実施例では光空間伝送装置2は、この
4系統の信号処理回路7〜10のうち、第1〜第3の信
号処理回路7〜9にぞれぞれ原色色信号R、G、Bと音
声信号を入力し、各原色色信号R、G、Bと音声信号と
をそれぞれ各チャンネルに割り当てられた中心周波数で
周波数変調し、その結果得られる周波数変調信号をドラ
イブ回路11に出力する。これに対応して光空間伝送装
置3では、この第1〜第3の信号処理回路7〜9に対応
する信号処理回路にて受光結果を帯域分離して復調し、
原色色信号R、G、Bと音声信号とをそれぞれ復調する
ようになされている。
【0025】さらに光空間伝送装置2は、受光素子12
で受光した受光結果を帯域分離し、ここでは第4の信号
処理回路10で復調することにより、中継車5から送出
されたリターン画像RETを受信する。これに対応して
光空間伝送装置3では、この第4の信号処理回路10に
対応する信号処理回路にてリターン画像を周波数変調し
てドライブ回路に出力し、レーザービームL2を変調す
る。
【0026】このドライブ回路11は、信号処理回路7
〜9から出力される周波数変調信号を加算することによ
り周波数多重化信号を生成し、この周波数多重化信号を
電流に変換してレーザー駆動電流を生成する。これによ
りドライブ回路11は、レーザービームL1を生成す
る。
【0027】このレーザー駆動電流を生成する際、ドラ
イブ回路11は、システム制御回路14から出力される
制御コマンドC1に応じてレーザーダイオードの駆動条
件を切り換える。すなわちこの実施例において、ドライ
ブ回路11は、レーザーダイオード13のパッケージに
収納された受光素子と共にいわゆる自動光量制御回路を
形成し、この受光素子を介してレーザービームL1の光
量をモニタすることにより、この光量を規定値に保持す
るようになされている。
【0028】ここで自動光量制御回路において、この規
定値は、制御コマンドC1によりシステム制御回路14
で指定されるようになされている。これによりドライブ
回路11は、システム制御回路14からの指令に従って
レーザービームL1の光量を切り換えるようになされて
いる。
【0029】このレーザーダイオード13は、レーザー
ビームL1及びL2の送受をつかさどる光学系、受光素
子12と一体に鏡筒15に収納され、光空間伝送装置2
(3)では、矢印a及びbで示すように、システム制御
回路14によって制御される駆動回路16により駆動さ
れて、この鏡筒15の向きが上下、左右に可変し、これ
によりレーザービームL1の射出方向を可変できるよう
になされている。
【0030】すなわちレーザーダイオード13は、この
鏡筒15の光軸に対して上方に配置され、凸レンズ18
に向かって所定偏波面のレーザービームL1を出射し、
この凸レンズ18でレーザービームL1を略平行光線に
変換する。偏向ビームスプリッタ19は、送受光学系の
光軸上にて、この凸レンズ18から出射されるレーザー
ビームL1を光軸方向に反射し、前方の凹レンズ20に
向かって出射する。
【0031】凹レンズ20は、このレーザービームL1
を発散光に変換して大口径レンズ21に出射し、大口径
レンズ21は、このレーザービームL1が略平行光線に
近づくように、レーザービームL1の広がり角θを補正
して伝送対象に送出する。
【0032】これにより光空間伝送装置2(3)では、
所望の情報信号で変調したレーザービームL1(L2)
を伝送対象に向かって射出するようになされている。
【0033】このレーザービームL1(L2)を出射す
るにつき、レーザーダイオード13は、鏡筒15の所定
位置に保持され、これにより光空間伝送装置2(3)
は、大口径レンズ21の前方から光空間伝送装置2
(3)を見たとき、レーザービームL1(L2)の偏波
面の向きが上下方向に対して45度の角度で傾くように
なされている。これにより光空間伝送装置2(3)は、
伝送対象に送出するレーザービームL1と伝送対象から
到来するレーザービームL2とについて、凹レンズ20
及び大口径レンズ21の光学系を共通に使用してレーザ
ービームL1及びL2を送受し、このレーザービームL
1及びL2を偏向ビームスプリッタ19で簡易に分離で
きるようになされている。
【0034】すなわち光空間伝送装置2(3)におい
て、大口径レンズ21は、伝送対象から到来するレーザ
ービームL2を受光して凹レンズ20に導き、凹レンズ
20は、このレーザービームL2を略平行光線に変換し
て偏向ビームスプリッタ19に出射する。
【0035】偏向ビームスプリッタ19は、このレーザ
ービームL2の偏波面がレーザービームL1の偏波面に
対して90度傾いた角度に保持されることにより、この
レーザービームL2を透過してビームスプリッタ23に
出射し、ビームスプリッタ23は、このレーザービーム
L2を一部反射して凸レンズ24に出射すると共に、残
りを透過して凸レンズ25に出射する。凸レンズ25
は、このレーザービームL2を受光素子12に集光し、
これにより光空間伝送装置2(3)では、この受光素子
12の出力電流を電流電圧変換した後、所定利得で増幅
し、さらに帯域制限して信号処理回路7〜10に出力す
る。なおこの実施例の光空間伝送装置2では、信号処理
回路10だけが受信用に割り当てられていることによ
り、この場合受光結果は信号処理回路10だけに入力さ
れることになる。
【0036】これに対して凸レンズ24は、位置検出素
子でなる受光素子26にこのレーザービームL2を集光
し、光空間伝送装置2(3)では、この受光素子26の
出力信号を電流電圧変換処理した後、レーザービームL
2の集光位置を表す位置検出信号に変換する。さらに光
空間伝送装置2(3)では、この位置検出信号をアナロ
グディジタル変換回路(A/D)27でディジタル値に
変換してシステム制御回路14に出力する。
【0037】システム制御回路14は、演算処理回路で
形成され、オペレータの操作に応動して全体の動作を制
御する。すなわちシステム制御回路14は、オペレータ
が光空間伝送装置2(3)の向きを大まかに調整してサ
ーチの操作子を操作すると、ドライブ回路11の動作を
立ち上げてレーザービームL1を射出すると共に、駆動
回路16を駆動して鏡筒15の向きを所定の範囲内で上
下左右に可変する。
【0038】さらにシステム制御回路14は、アナログ
ディジタル変換回路27から出力される位置検出結果を
モニタし、ここでこのモニタ結果に基づいて光空間伝送
装置3から得られる戻り光が所定の範囲内で検出される
と、この戻り光の検出位置が規定の位置になるように駆
動回路16を駆動して鏡筒15の向きを可変する。かく
するにつき、光空間伝送装置2(3)は、それぞれ筐体
上部にコーナーキューブプリズムを配置し、入射光をそ
の入射方向に向かって反射するようになされている。
【0039】これにより光空間伝送装置2(3)は、所
定範囲内でレーザービームL1の射出方向を順次可変
し、伝送対象側のコーナーキューブプリズムで反射され
るレーザービームL1を戻り光として検出することによ
り、レーザービームL1が伝送対象を照射したか否か判
断する。さらにレーザービームL1が伝送対象を照射す
ると、この戻り光の検出位置が規定の位置になるように
駆動回路16を駆動して鏡筒15の向きを可変すること
により、レーザービームL1が伝送対象を正しく照射す
るようにレーザービームL1の射出方向を補正する。
【0040】このようにしてレーザービームL1の射出
方向が調整されると、光空間伝送システム1において
は、伝送対象側の受光素子26において、レーザービー
ムL1を規定の位置で受光することができるように、レ
ーザービームL2の出射方向が補正される。
【0041】これにより相互にレーザービームL1及び
L2の出射方向が調整されると、システム制御回路14
は、受光素子26において、戻り光に代えてレーザービ
ームL2が規定の位置で受光されるように駆動回路16
を駆動する。これにより光空間伝送装置2は、レーザー
ビームL2の入射方向を基準にして全体としてサーボル
ープを形成し、例えば風等の外乱により光空間伝送装置
2が振動した場合でも、レーザービームL1が正しく伝
送対象を照射するように、レーザービームL1の射出方
向を制御する。
【0042】なお伝送対象側の光空間伝送装置3におい
ても、同様にしてレーザービームL1の入射方向を基準
にしてレーザービームL2を射出することにより、サー
ボループを形成してレーザービームL2の射出方向を補
正することになる。
【0043】このようにしてサーボループが形成される
と、システム制御回路14は、距離測定モードにシステ
ム全体の動作モードを切り換え、これにより伝送対象ま
での距離Dを測定する。ここで例えば光空間伝送装置2
側でオペレータがサーチの操作子を押圧操作した場合、
光空間伝送装置2及び3は、レーザービームL1及びL
2を介してシステム制御回路14間で相互に制御コマン
ドを送受することにより、この距離測定モードにおい
て、操作子が操作された光空間伝送装置2がマスターモ
ードに設定され、これと対向する光空間伝送装置3がス
レーブモードに設定され、伝送対象までの距離Dを測定
する。
【0044】すなわちこの距離の測定において、マスタ
ーモード側のシステム制御回路14は、光空間伝送装置
2の動作を切り換えると共に、レーザービームL1を介
して伝送対象側のシステム制御回路14に制御コマンド
を送出し、これにより光空間伝送装置3の動作を切り換
える。この場合光空間伝送装置2側では選択回路30及
び31の接点が切り換わり、後述する測距回路32によ
り伝送対象3までの距離測定結果DDを得るようになさ
れている。
【0045】システム制御回路14は、この距離測定モ
ードで伝送対象までの距離が検出されると、通常の動作
モードに全体の動作モードを切り換え、またレーザービ
ームL1を介して伝送対象に制御コマンドを送出するこ
とにより、光空間伝送装置3についても、通常の動作モ
ードに動作モードを切り換える。さらにシステム制御回
路14は、この距離測定結果DDに基づいてドライブ回
路11に制御コマンドC1を発行し、これにより伝送対
象までの距離Dに応じてレーザービームL1の光量を調
整する。
【0046】すなわち伝送対象までの距離Dが長い場
合、その分レーザービームL1が空間を長距離伝播する
ことにより、レーザービームL1の受ける減衰量も大き
くなる。従ってこの場合レーザービームL1の光量を増
大して安定に映像信号R、G、Bを伝送することができ
る。またこれとは逆に伝送対象までの距離Dが短い場
合、その分レーザービームL1の受ける減衰量も小さく
なることにより、この場合レーザービームL1の光量を
低減して消費電力を低減することができ、バッテリ等を
有効かつ長時間使用することができる。
【0047】さらにシステム制御回路14は、この距離
測定結果DDに基づいて、駆動回路33を駆動し、矢印
cで示すように、レンズ18に対するレーザーダイオー
ド13の位置を上下に可変する。すなわちこの実施例に
おいて、レーザーダイオード13は、駆動回路33によ
り駆動されて上下に位置を可変できるように保持され、
光空間伝送装置2(3)では、これによりレーザービー
ムL1の広がり角θを可変する。
【0048】すなわち伝送対象側におけるレーザービー
ムL1のビーム径は、伝送対象までの距離Dに応じて大
きくなり、ビーム径が大きくなると、その分伝送対象側
の大口径レンズ21に入射するレーザービームL1の光
量が低下する。これによりシステム制御回路14は、伝
送対象までの距離Dが大きくなると、広がり角θが小さ
くなるように、レーザーダイオード13の位置を補正
し、これにより伝送対象側におけるレーザービームL1
の光量低下を有効に回避する。
【0049】さらにシステム制御回路14は、この距離
測定結果DDに基づいて、駆動回路16に制御コマンド
を発行し、これによりレーザービームL1の射出方向を
補正するサーボループについて、このサーボループの利
得、周波数特性、鏡筒15の最大可動範囲を補正する。
すなわち伝送対象までの距離Dが長い場合、レーザービ
ームL1の射出方向が僅かに変化しても、伝送対象側に
おいてはレーザービームL1の照射位置が大きく変化す
る。これに対して伝送対象までの距離Dが短い場合、レ
ーザービームL2の入射方向が僅かに変化した場合で
も、レーザービームL1の射出方向を大きく可変する必
要がある。
【0050】これによりシステム制御回路14は、伝送
対象までの距離Dが大きくなると、外乱に対して速やか
に応答するように、サーボループの周波数特性を補正
し、またサーボループの利得を小さく切り換える。さら
にシステム制御回路14は、伝送対象までの距離Dが大
きくなると、鏡筒15の最大可動範囲が小さくなるよう
に駆動回路16の動作を切り換える。
【0051】なおこの実施例においては、光空間伝送装
置2に対してスレーブモードに保持された光空間伝送装
置3においても、光空間伝送装置2によって測定された
距離測定結果DDが伝達され、この距離測定結果に基づ
いて、同様にしてレーザービームL2の射出条件が補正
されるようになされている。
【0052】ここで光空間伝送装置2は、図1に示すよ
うに、全体の動作を切り換えて測距回路32により伝送
対象までの距離Dを測定する。
【0053】なお図1においては、送信用として各チャ
ンネルに割り当てられた信号処理回路7〜10を対応す
るチャンネルCH1〜CH4と記号Tを用いて表し、受
信用として各チャンネルに割り当てられた信号処理回路
7〜10を対応するチャンネルCH1〜CH4と記号R
を用いて表す。さらにドライブ回路11及びレーザーダ
イオード13で電気光変換回路(E/O)を表し、受光
素子12で光電気変換回路(O/E)を表す。
【0054】この光空間伝送装置2は、マスターモード
に設定されると、送信用に割り当てた第1チャンネルC
H1の信号処理回路7について、この信号処理回路7の
入力側に配置された選択回路30の接点を切り換えるこ
とにより、赤色の原色色信号Rに代えて、測距回路32
から出力される距離計測用の基準信号SDを信号処理回
路7に入力する。
【0055】さらに光空間伝送装置2は、受信用に割り
当てた第4チャンネルCH4の信号処理回路10につい
て、この信号処理回路10の出力側に配置された選択回
路31の接点を切り換えることにより、受信結果SEを
測距回路32に出力する。
【0056】これに対してスレーブモードに設定された
光空間伝送装置3は、受信用に割り当てた第1チャンネ
ルCH1の信号処理回路7について、この信号処理回路
7の出力側に配置された選択回路35の接点を切り換え
ることにより、この信号処理回路7から得られる第1チ
ャンネルの受信結果を選択回路36に出力する。
【0057】この選択回路36は、第4チャンネルCH
4の信号処理回路10、入力側に配置され、光空間伝送
装置3は、この選択回路36の接点を切り換えることに
より、リターン画像RETに代えて、第1チャンネルの
受信結果を信号処理回路10に入力する。
【0058】これにより光空間伝送システム1では、光
空間伝送装置2から送出した距離計測用の基準信号SD
を光空間伝送装置3で受信し、その受信結果をそのまま
光空間伝送装置2に送り返し、光空間伝送装置2で受信
するようになされている。従って光空間伝送装置2で受
信される受信結果SEは、距離計測用の基準信号SDに
対して、光空間伝送装置2及び3間の往復に要する時間
とそれぞれ光空間伝送装置2及び3内で処理に要する時
間だけ遅延するようになる。これにより基準信号SDに
対する受信結果SEの遅延時間Tは、次式で表すことが
できる。
【0059】
【数1】
【0060】ここでtd1は、レーザービームが光空間
伝送装置2及び3間を往復するのに要する時間、td2
は、光空間伝送装置2及び3内で処理に要する時間、D
は、光空間伝送装置2及び3間の距離、Cは光速を表
す。
【0061】従ってこの遅延時間Tを計測し、予め検出
した遅延時間td2を減算すれば、(1)式の関係式か
ら光空間伝送装置2及び3間の距離Dを測定することが
できる。このときこの遅延時間Tを測定するために必要
な受信結果SEにおいては、光空間伝送装置2及び3の
通信機能を利用することにより、光空間伝送装置2から
基準信号SDを送出して光空間伝送装置3でそのまま送
り返すだけで受信することができる。従って光空間伝送
装置2及び3においては、光空間伝送装置が有している
構成にこの基準信号SEの生成手段と遅延時間Tの計測
手段とを付加するだけの簡易な構成で光空間伝送装置2
及び3間の距離Dを測定することができる。
【0062】このため光空間伝送装置2では、測距回路
32において、この距離測定用に基準信号SDを生成す
ると共に、遅延時間Tを測定する。すなわち測距回路3
2において、シグナルジェネレータ40は、図4に示す
ように、所定周期で信号レベルが切り換わる基準信号S
A(図4(A))を生成して出力する。ここでこの基準
信号SAは、この光空間伝送装置2の最大通信可能距離
をレーザービームL1が往復するのに要する時間に比し
て充分に長い期間の間、信号レベルが立ち上がるように
なされている。
【0063】遅延回路(DL)41は、この基準信号S
Aを遅延させて遅延基準信号SB(図4(B))を生成
し、イクスクルーシブオア回路42は、この基準信号S
Aと遅延基準信号SBとの排他的論理和を得ることによ
り、基準信号SAの信号レベルが立ち上がるとこれに同
期して信号レベルが立ち上がり、遅延基準信号SBの信
号レベルが立ち上がるとこれに同期して信号レベルが立
ち下がるリセット信号SCを生成する(図4(C))。
【0064】遅延回路(DL)43は、この遅延基準信
号SBを遅延させて距離測定用の遅延基準信号SD(図
4(D))を生成し、光空間伝送装置2では、この距離
測定用の基準信号SDを第1チャンネルの信号処理回路
7に出力して伝送対象に送出する。これにより光空間伝
送装置2では、受信用の信号処理回路10を介して、基
準信号SDに対して上述の遅延時間Tだけ遅延した受信
結果SE(図4(E))を得ることができる。
【0065】イクスクルーシブオア回路44は、この受
信結果SEと基準信号SDの排他的論理和を得ることに
より、基準信号SDの信号レベルが立ち上がるとこれに
同期して信号レベルが立ち上がり、遅延基準信号SBの
信号レベルが立ち上がるとこれに同期して信号レベルが
立ち下がる遅延時間検出信号SF(図4(F))を生成
する。これによりイクスクルーシブオア回路44は、基
準信号SDに対する遅延基準信号SBの遅延時間Tの分
だけ信号レベルが立ち上がる遅延時間検出信号SFを得
るようになされている。
【0066】基準信号生成回路(XalOSC)45
は、水晶発振回路構成の基準信号生成回路で形成され、
基準信号を生成してアンド回路46に出力する。アンド
回路46は、この基準信号と遅延時間検出信号SFの論
理積を得ることにより、遅延時間検出信号SFをゲート
信号として使用して、この遅延時間検出信号SFの信号
レベルが立ち上がる期間の間、すなわち遅延時間Tの分
だけ、基準信号に同期して信号レベルが立ち上がり論理
積信号SG(図4(G))を出力する。
【0067】これにより測距回路32は、イクスクルー
シブオア回路42から出力されるリセット信号SCでカ
ウンタ47をリセットする共に、このカウンタ47で論
理積信号SGの信号レベルの立ち上がりをカウントし、
遅延時間Tに比例した距離測定結果DDを検出するよう
になされている。従ってシステム制御回路14において
は、この距離測定結果DDから予め検出された上述の遅
延時間td2を減算して伝送対象までの距離を検出し、
この距離測定結果に基づいてレーザービームの伝送条件
を切り換えるようになされている。
【0068】なお実際に測定した結果によれば、この遅
延時間td2は2〔nsec〕であり、これを減算して
図5に示すように、時間差td1を測定して距離Dを高
い精度で測定できることがわかった。なお測距回路32
においては、カウント結果を予め遅延時間td2の分だ
け補正するようになされた表示手段48を介してこのカ
ウンタ47のカウント結果を表示し、これにより光空間
伝送装置2を操作するオペレータにおいて距離Dを確認
することができるようになされている。
【0069】以上の構成において、光空間伝送システム
1は、光空間伝送装置2及び3の向きが大まかに調整さ
れた後、光空間伝送装置2又は3の何れかにおいてサー
チの操作子が操作されると、操作された光空間伝送装置
2又は3において、レーザービームL1又はL2の射出
方向が順次可変され、伝送対象に配置されたコーナーキ
ユーブプリズムによりこのレーザービームL1又はL2
が反射光されて受光素子26で検出されると、この反射
光でなる戻り光の入射方向を基準にしてレーザービーム
L1又はL2の射出方向が補正され、これにより伝送対
象に対してレーザービームL1又はL2が照射される。
【0070】これに対応して伝送対象側の光空間伝送装
置3又は2では、照射されたレーザービームL1又はL
2の入射方向を基準にしてレーザービームL2又はL1
の射出方向が補正され、これによりサーボループが形成
されてレーザービームL2又はL1の射出方向が補正さ
れ、光空間伝送装置2又は3にレーザービームL2又は
L1が照射される。
【0071】このようにして光空間伝送装置2又は3側
においても、レーザービームL2又はL1が照射される
と、戻り光に代えてこのレーザービームL2又はL1の
入射方向を基準にしてレーザービームL1又はL2の射
出方向が補正され、これによりサーボループが形成され
て光空間伝送装置3又は2にレーザービームL1又はL
2が照射される。
【0072】このようにして射出方向が設定されると、
サーチの操作子が操作された光空間伝送装置2又は3か
ら伝送対象の光空間伝送装置3又は2に向かって制御コ
マンドが送出され、サーチの操作子が操作された光空間
伝送装置2又は3がマスターモードに、他方の光空間伝
送装置3又は2がスレーブモードに設定される。
【0073】このマスターモードに設定された光空間伝
送装置2又は3は、伝送対象に対して距離測定用の基準
信号SDを送出し、スレーブモードに設定された光空間
伝送装置3又は2は、この基準信号SDを受信し、受信
結果をそのまま送り返す。マスターモードに設定された
光空間伝送装置2又は3は、このそのまま送り返された
受信結果を受信し、その結果得られる受信結果と始めに
送出した基準信号SDとの間の遅延時間Tを測距回路3
2にて検出する。
【0074】これによりマスターモードに設定された光
空間伝送装置2又は3において、この距離測定結果DD
から(1)式の演算処理を実行することにより、光空間
伝送装置2及び3間の距離Dが検出され、この距離測定
結果DDに基づいて、レーザービームL1又はL2の光
量、広がり角θ、射出方向補正用のサーボループの利
得、周波数特性、最大可変範囲が補正される。
【0075】さらにこの距離測定結果DDは、スレーブ
モードに設定された光空間伝送装置3又は2に伝送さ
れ、このスレーブモードに設定された光空間伝送装置3
又は2においても、レーザービームL2又はL1の光
量、広がり角θ、射出方向補正用のサーボループの利
得、周波数特性、最大可変範囲が補正される。
【0076】これにより光空間伝送システム1は、光空
間伝送装置2及び3が有してなる通信機能を有効に利用
して光空間伝送装置2及び3間の距離Dを測定し、その
測定結果に基づいて光空間伝送装置2及び3間の通信条
件を最適化するようになされている。
【0077】以上の構成によれば、伝送対象に基準信号
SDを送出し、伝送対象でこの基準信号の受信結果をそ
のまま送り返し、この送り返された受信結果と始めに送
出した基準信号との間の遅延時間Tを検出することによ
り、光空間伝送装置2及び3が有してなる通信機能を有
効に利用して光空間伝送装置2及び3間の距離Dを簡易
に測定することができ、光空間伝送装置2及び3間の通
信条件を最適化することができる。
【0078】なお上述の実施例においては、カウンタを
用いて遅延時間Tを測定する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、例えば積分回路を用いて論理積信
号SGの信号レベルが立ち上がる時間を電圧変換するこ
とにより、遅延時間Tを測定してもよく、さらには論理
積信号SGの信号レベルが立ち上がる時間を周波数変換
して遅延時間Tを測定してもよい。
【0079】さらに上述の実施例においては、光空間伝
送装置2及び3をそれぞれマスターモード及びスレーブ
モードに設定する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、光空間伝送装置2及び3をそれぞれスレーブ
モード及びマスターモードに設定してもよい。
【0080】また上述の実施例においては、距離測定用
に専用の基準信号SDを用いる場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、例えば光空間伝送装置3側で遅
延時間Tを測定する場合、リターン画像の水平同期信号
等と、原色色信号R、G又はBの水平同期信号等の時間
差を検出して距離を測定してもよい。このようにすれ
ば、光空間伝送装置2又は3が移動中の場合でも距離を
常時測定することができ、変化する距離に対応して通信
条件を最適化することができる。
【0081】さらに上述の実施例においては、距離測定
結果DDに基づいて、レーザービームL2の光量、広が
り角θ、射出方向補正用のサーボループの利得、周波数
特性、最大可変範囲を補正する場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、必要に応じて最大通信可能距離
に対するマージンを考慮して警告を発生する場合等に広
く適用することができる。
【0082】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、双方向で
送受する光ビームを介して伝送対象との間で情報信号を
送受する光空間伝送装置において、伝送対象に向けて距
離計測用の基準信号を送出し、伝送対象から送り返され
る基準信号を受信して伝送対象までの距離を測定するこ
とにより、光空間伝送装置が有する通信機能を有効に利
用して簡易に伝送対象までの距離を測定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による光空間伝送装置を示す
ブロック図である。
【図2】図1の全体システムを示す略線図である。
【図3】図1の光空間伝送装置の詳細構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】図1の距離測定の説明に供する信号波形図であ
る。
【図5】距離測定結果を示す図表である。
【符号の説明】
1 光空間伝送システム 2、3 光空間伝送装置 7〜10 信号処理回路 11 ドライブ回路 12、26 受光素子 13 レーザーダイオード 14 システム制御回路 30、31、35、36 選択回路 32 測距回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/22 10/24

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送対象との間で双方向で光ビームを送受
    し、前記光ビームを介して前記伝送対象との間で情報信
    号を送受する光空間伝送装置において、 前記伝送対象に向けて距離計測用の基準信号を送出し、
    前記伝送対象から送り返される前記基準信号を受信し、
    前記伝送対象に送出した基準信号と前記伝送対象から受
    信した前記基準信号との時間差により、前記伝送対象ま
    での距離を測定することを特徴とする光空間伝送装置。
  2. 【請求項2】伝送対象との間で双方向で光ビームを送受
    し、前記光ビームを介して前記伝送対象との間で情報信
    号を送受する光空間伝送装置において、 前記伝送対象から伝送された距離計測用の基準信号を前
    記伝送対象に向けて送り返すようにしたことを特徴とす
    る光空間伝送装置。
  3. 【請求項3】前記測定した距離に応じて、前記伝送対象
    に向かって送出する前記光ビームの光量を調整すること
    を特徴とする請求項1に記載の光空間伝送装置。
  4. 【請求項4】前記測定した距離に応じて、前記伝送対象
    に向かって送出する前記光ビームの広がり角を調整する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光空間
    伝送装置。
  5. 【請求項5】前記光空間伝送装置は、 前記伝送対象から到来する光ビームの入射方向を基準に
    して、前記伝送対象に向かって送出する光ビームの向き
    を可変することにより、サーボループを形成して前記光
    ビームの射出方向を補正し、 前記測定した距離に応じて、前記サーボループの利得及
    び又は前記射出方向の最大可変範囲を調整することを特
    徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の光空
    間伝送装置。
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