JPH0862004A - 流量計 - Google Patents

流量計

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JPH0862004A
JPH0862004A JP19652694A JP19652694A JPH0862004A JP H0862004 A JPH0862004 A JP H0862004A JP 19652694 A JP19652694 A JP 19652694A JP 19652694 A JP19652694 A JP 19652694A JP H0862004 A JPH0862004 A JP H0862004A
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pressure
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fluid
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Toshio Aga
敏夫 阿賀
Masayuki Kashiwada
昌之 柏田
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価で、保守が容易な流量計を提供する。 【構成】 前記測定管に設けられた切欠部と、該切欠部
を覆う様に設けられた基板と、該基板の前記流路側に設
けられ前記絞り部における前記測定流体の圧力を測定す
るシリコン半導体圧力センサよりなる第1圧力センサ
と、該基板の前記流路側に設けられ前記絞り部以外にお
ける前記測定流体の圧力を測定するシリコン半導体圧力
センサよりなる第2圧力センサと、前記第1,第2圧力
センサの表面と前記基板の前記流路側表面とを覆うと共
に該基板と切欠部との隙間をシールする可撓性のシリコ
ン樹脂体と前記第1,第2圧力センサの信号より測定流
体の流量を演算する流量演算回路とを具備したことを特
徴とする流量計である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安価で、保守が容易な
流量計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来より一般に使用されている
従来例の構成説明図で、例えば、特開平2−25725
号に示されている。図において、1は測定流体の流れる
管路である。2は管路1に設けられたオリフィスであ
る。
【0003】3はオリフィス2の上流、或いは、下流の
管路1に取付られた導管である。4は導管3を開閉する
元弁である。5は導管3に接続された三方弁である。6
は三方弁5に設けられたストップ弁、7は均圧弁であ
る。8は三方弁5に接続された差圧測定装置である。
【0004】以上の構成において、測定管の管路1に測
定流体が流れると、オリフィス2の上流と下流との間に
流量の平方根に比例した差圧が生ずる。この差圧を差圧
測定装置8で測定することにより測定流体の流量を測定
する事ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な装置においては、導管3、三方弁5と差圧測定装置8
が必要であり、安価にする事ができない。また、保守も
容易に出来ない。本発明は、この問題点を、解決するも
のである。本発明の目的は、安価で、保守が容易な流量
計を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、測定流体が流れる測定管の流路に設けら
れた絞り部と、前記測定管に設けられ該絞り部における
前記測定流体の圧力を測定する第1圧力センサと、前記
測定管に設けられ前記絞り部以外における前記測定流体
の圧力を測定する第2圧力センサとを具備する流量計に
おいて、前記測定管に設けられた切欠部と、該切欠部を
覆う様に設けられた基板と、該基板の前記流路側に設け
られ前記絞り部における前記測定流体の圧力を測定する
シリコン半導体圧力センサよりなる第1圧力センサと、
該基板の前記流路側に設けられ前記絞り部以外における
前記測定流体の圧力を測定するシリコン半導体圧力セン
サよりなる第2圧力センサと、前記第1,第2圧力セン
サの表面と前記基板の前記流路側表面とを覆うと共に該
基板と切欠部との隙間をシールする可撓性のシリコン樹
脂体と前記第1,第2圧力センサの信号より測定流体の
流量を演算する流量演算回路とを具備したことを特徴と
する流量計を構成したものである。
【0007】
【作用】以上の構成において、測定管の流路に測定流体
が流れると、第1,第2圧力センサはシリコン樹脂体を
介して圧力を検出する。そして、流量演算器は第1,第
2圧力センサの信号より測定流体の流量を演算する。以
下、実施例に基づき詳細に説明する。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例の要部構成説明図、
図2は図1の要部詳細図、図3は図1のA−A側面図、
図4は図1の組み立て斜視図である。11は測定流体1
2が流れる測定管である。13は測定管11の流路14
に設けられた絞り部である。15は測定管に設けられた
切欠部である。
【0009】16は切欠部15を覆う様に設けられた基
板である。17は基板16の流路14側に設けられ、絞
り部13における測定流体12の圧力を測定する、シリ
コン半導体圧力センサよりなる第1圧力センサである。
18は基板16の流路14側に設けられ、絞り部13以
外における測定流体12の圧力を測定する、シリコン半
導体圧力センサよりなる第2圧力センサである。
【0010】19は第1,第2圧力センサ17,18の
表面と、基板16の流路14側表面とを覆うと共に、基
板16と切欠部15との隙間をシールする可撓性のシリ
コン樹脂体である。この場合は、第2圧力センサ18を
覆うシリコン樹脂体19の部分aは、図3に示す如く、
流路14を乱さない様に、表面が測定管11の管壁に沿
う様に形成されている。
【0011】第1圧力センサ17を覆うシリコン樹脂体
19の部分bは、上部が測定管11の中心方向に凸状2
1を形成している。盛り上がりの量lは、測定管11の
管直径Dに対して、l/D=0.1〜0.5程度に選ば
れている。22は第1,第2圧力センサ17,18の信
号より、測定流体12の流量を演算する流量演算回路で
ある。
【0012】具体的には、第1,第2圧力センサ17,
18の出力差を求める演算、その平方根を求める演算等
を行う。31は測定管11の両端に設けられ、配管等に
接続するためのねじである。32は、基板16を測定管
11に取付るための取付ねじである。
【0013】以上の構成において、測定管11の流路1
4に測定流体12が流れると、第1,第2圧力センサ1
7,18はシリコン樹脂体19を介して圧力を検出す
る。この第1,第2圧力センサ17,18の信号に基づ
き、流量演算器22は測定流体12の流量を演算する。
【0014】ここで、図5に示す如く、第1,第2圧力
センサ17,18で検出される圧力は、大気圧Paから
の差の圧力P1,2である。P1の値は、第1圧力センサ
17の部分の凸部のためにP2>P1となる。
【0015】そして、 ΔP=P2−P1=K1(1/2)ρV2 (1) K1:定数 ρ:密度 V:測定流体の流速 と表わせる。
【0016】圧力P1に比例した第1圧力センサ17の
電気出力をE1、圧力P2に比例した第2圧力センサ18
の電気出力をE2、その差をΔEとする。 E1=K2(P1ーPa) E2=K2(P2ーPa) K2:定数
【0017】 ∴ΔE=E2−E1=K2(P2ーP1)=K2ΔP ∴ΔE=K12(1/2)ρV2=K3ρV2 (2) K3:定数 ∴V=((ΔE)/(K3ρ))1/2 流体の密度ρは一定なので、次式より流量Qが求められ
る。
【0018】 ∴Q=S・V=K4(ΔE)1/2 (3) K4:定数 S:測定管11の断面積 (3)式より流量Qがもとめられる。凸部の形状、寸法
は、流量Q、管直径D等から、適切なΔPが得られるよ
うな値に選ぶ。
【0019】この結果、 (1)簡単な構成で流量計が実現できる。 (2)安価な流量計が得られる。 (3)センサ部分が簡単に着脱出来るので、保守が容易
である。
【0020】図6は本発明の他の実施例の要部構成説明
図である。本実施例においては、図1実施例の基板16
の代わりに、第1,第2圧力センサ17,18を取付た
第1の基板41と、電気回路がパターニング42された
第2の基板43とで構成したもので、第1の基板41と
第2の基板43とは互いに接着されている。
【0021】図7は本発明の別の実施例の要部構成説明
図である。本実施例においては、測定管11に凸部51
を設けて、絞り部52を構成したものである。シリコン
樹脂体19の表面は平面として、凸部21は設けないよ
うにしたものである。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、測定流
体が流れる測定管の流路に設けられた絞り部と、前記測
定管に設けられ該絞り部における前記測定流体の圧力を
測定する第1圧力センサと、前記測定管に設けられ前記
絞り部以外における前記測定流体の圧力を測定する第2
圧力センサとを具備する流量計において、前記測定管に
設けられた切欠部と、該切欠部を覆う様に設けられた基
板と、該基板の前記流路側に設けられ前記絞り部におけ
る前記測定流体の圧力を測定するシリコン半導体圧力セ
ンサよりなる第1圧力センサと、該基板の前記流路側に
設けられ前記絞り部以外における前記測定流体の圧力を
測定するシリコン半導体圧力センサよりなる第2圧力セ
ンサと、前記第1,第2圧力センサの表面と前記基板の
前記流路側表面とを覆うと共に該基板と切欠部との隙間
をシールする可撓性のシリコン樹脂体と前記第1,第2
圧力センサの信号より測定流体の流量を演算する流量演
算回路とを具備したことを特徴とする流量計を構成し
た。
【0023】この結果、 (1)簡単な構成で流量計が実現できる。 (2)安価な流量計が得られる。 (3)センサ部分が簡単に着脱出来るので、保守が容易
である。
【0024】従って、本発明によれば、安価で、保守が
容易な流量計が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部構成説明図である。
【図2】図1の要部詳細図である。
【図3】図1のA−A側面図である。
【図4】図1の組み立て斜視図である。
【図5】図1の動作説明図である。
【図6】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図7】本発明の別の実施例の要部構成説明図である。
【図8】従来より一般に使用されている従来例の構成説
明図である。
【符号の説明】 11…測定管 12…測定流体 13…絞り部 14…流路 15…切欠部 16…基板 64…接合部 65…第1のボディ 17…第1圧力センサ 18…第2圧力センサ 19…シリコン樹脂体 21…凸部 22…流量演算回路 31…ねじ 32…取付ねじ 41…第1の基板 42…パターン 43…第2の基板 51…凸部 52…絞り部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定流体が流れる測定管の流路に設けられ
    た絞り部と、前記測定管に設けられ該絞り部における前
    記測定流体の圧力を測定する第1圧力センサと、前記測
    定管に設けられ前記絞り部以外における前記測定流体の
    圧力を測定する第2圧力センサとを具備する流量計にお
    いて、 前記測定管に設けられた切欠部と、 該切欠部を覆う様に設けられた基板と、 該基板の前記流路側に設けられ前記絞り部における前記
    測定流体の圧力を測定するシリコン半導体圧力センサよ
    りなる第1圧力センサと、 該基板の前記流路側に設けられ前記絞り部以外における
    前記測定流体の圧力を測定するシリコン半導体圧力セン
    サよりなる第2圧力センサと、 前記第1,第2圧力センサの表面と前記基板の前記流路
    側表面とを覆うと共に該基板と切欠部との隙間をシール
    する可撓性のシリコン樹脂体と前記第1,第2圧力セン
    サの信号より測定流体の流量を演算する流量演算回路と
    を具備したことを特徴とする流量計。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017049125A (ja) * 2015-09-02 2017-03-09 国立研究開発法人産業技術総合研究所 流量計

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