JPH08614B2 - パスタを乾燥機を介して搬送するためのコンベア - Google Patents

パスタを乾燥機を介して搬送するためのコンベア

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JPH08614B2
JPH08614B2 JP4165621A JP16562192A JPH08614B2 JP H08614 B2 JPH08614 B2 JP H08614B2 JP 4165621 A JP4165621 A JP 4165621A JP 16562192 A JP16562192 A JP 16562192A JP H08614 B2 JPH08614 B2 JP H08614B2
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spring
lasagna
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ベルトッツィ ファウスト
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バリラ ジー． イー アール． エフ． エル エル アイ ソシエタ ペル アチオニ
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Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ラザーニアまたは同様
な形態の平坦なパスタを乾燥機を介して搬送するための
コンベアに関わり、該コンベアは、生パスタを装填する
ためのステーションから乾燥したパスタを排出するため
のステーションへ乾燥機を通って延在する経路に沿っ
て、それぞれのスプロケットにより駆動され支持されて
いる少なくとも一対の互いに平行なチェーンとラザーニ
アを収容するための複数個の容器とを有しており、該容
器はチェーン間で横方向に配備されているとともに該チ
ェーンに取り外し可能に関連せしめられていて前記経路
に沿って搬送を行なうようになっている。
【０００２】
【従来の技術】乾燥パスタの製造時、乾燥は最も重要な
段階であり、また、実施するのに最も厄介なことである
ということは周知である。事実、乾燥は、製造されるパ
スタの感覚受容性、それの衛生的品質及び特に保存性、
即ち、在庫寿命に密接に関連し、関係している。また、
優れた乾燥は、最初のドウ(dough) を製造するのに用い
られる成分に基づいてそれのみで期待できるものに比べ
て前述した特性を改良することができることも知られて
いる。
【０００３】商業的成功のみでなく、乾燥パスタがうま
くいくかどうかは乾燥段階、用いられる技術及びその乾
燥が実施される態様に本来帰すことができる。
【０００４】この見地から、上述した技術及び生パスタ
を乾燥させる手段を改良するために絶え間ない注意が満
足のゆく結果を得る目的で払われている。
【０００５】乾燥を行なうもっとも優れた態様及び手段
への調査、研究の複雑さに加えられる変数の中でも、乾
燥されるべきパスタの形状と、乾燥時のこのような形状
の操縦性は重要である。
【０００６】かくて、今までに、例えば、ラザーニアの
場合、最も優れた乾燥技術は単一層をなす幅広い支持ト
レーあるいは平坦な布体上にラザーニアを置いて乾燥機
に通すことであり、これによってラザーニアの両面が等
しく熱の流れに晒されるようになっている。
【０００７】周知の通り、ラザーニアは平坦に置かれて
いるため、また、ラザーニアが受ける熱処理が穏やかな
ため、乾燥機の長さがかなり長くなってしまい、それら
が占める有用な、従って高価な空間という観点から問題
が提起されている。
【０００８】更に、一般に乾燥機は適宜の加熱、温度制
御及び湿度制御装置を有しており、これらの装置は乾燥
機に沿って分布配置されているとともに、生のパスタを
最適の態様で乾燥させるために乾燥機の長さ全体を通し
て経験的に決定された温度及び湿度曲線を達成させるよ
う作動するようになっている。温度曲線は、ラザーニア
が乾燥機内に留まる時間に密接に関連している。
【０００９】選定された温度曲線、所要時間、ラザーニ
アが布体あるいは皿上で平坦に置かれているという事
実、及び１時間当りの生産率（速度）（これは商業的見
地から少なくとも容認されなければならないものであ
る）は、非常にかさばり、特に、非常に長い乾燥機を生
産し、使用することが必要であることを意味している。
【００１０】占める空間、高い生産コスト、作動コスト
及び維持コスト、乾燥機における温度及び湿度を制御す
る困難さは、現在、工業的レベルで用いられている乾燥
機のかなりの長さに関連する最も容易で明かな問題であ
る。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、乾燥工程を変化させることなく、更に、乾燥製品
（パスタ）の品質に影響を及ぼすことなく、乾燥機の寸
法、特に長さが従来の乾燥機のものよりもかなり短いと
いう構造的及び機能的特性を有する乾燥機を通して、ラ
ザーニアまたは同様な形態のパスタを搬送するためのコ
ンベアを提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記目的は、少なくとも
一対の互いに平行をなすチェーンとラザーニアを収容す
るための複数個の容器とを有しており、前記チェーンは
前記乾燥機を介して延在する経路に沿ってスプロケット
にそれぞれ支持されているとともにそれらスプロケット
により駆動されるようになっており、前記容器は前記チ
ェーン間に横方向に配列されているとともに前記経路に
沿って搬送を行なうようにこれらのチェーンに取り外し
可能に関連せしめられているコンベアにおいて、各容器
は、中空軸の両端にキー止めされた一対のディスクと、
ディスクの周部のまわりで所定の間隔をもって均一に離
隔された位置で前記ディスクに固定された複数個の補剛
バーと、前記ディスク間で半径方向に配備された複数の
第１布体とを有しており、各第１布体はそれぞれの補剛
バーと前記中空軸との間に取り外し可能に伸張されてお
り、更に、各容器は複数個の第２布体を有しており、各
第２布体の一方の側部は対応する第１布体に固定されて
いるとともに前記中空軸から所定の距離のところで該中
空軸と平行に延びており、各第２布体の他方の側部はロ
ッドに取り外し可能に関連せしめられており、該ロッド
の両端は前記ディスクのそれぞれの周縁部に保持されて
いるとともにそれぞれの周縁部に当接しており、各第２
布体は対応する第１布体と協働して、乾燥されるべきラ
ザーニアを収容するためのポケットを形成しており、更
に、前記ロッドと前記第２布体とを、弾性手段に抗し
て、前記ポケットが閉じられて前記第１及び第２布体が
互いに近接する位置と、前記ポケットが開かれて前記第
１及び第２布体が角方向に互いに離隔される位置との間
で移動させるためのロッド移動装置を有していることを
特徴とする本発明に基づくコンベアによって解決され
る。
【００１３】本発明の利点及び特性は、非制限的な例と
して示している添付図面を参照して、本発明によるコン
ベアの実施例に関する以下の説明からより明かとなろ
う。
【００１４】
【実施例】図面において、一般のパスタ、特にラザーニ
アまたは同様な形態のパスタのための乾燥機が参照符号
１として全体に概略図示されている。
【００１５】好適な、しかし非限定的な本発明の実施例
によれば、乾燥機１は、ベース５上で互いに整合せしめ
られ且つ互いに離隔せしめられた複数個の構造的に独立
した乾燥室２、３及び４を有する形式のものである。
【００１６】このような乾燥機は、本願出願人の名義で
１９９１年４月２３日に出願されたイタリア国特許出願
第MI91A001114 号に完全に記載されており、そのイタリ
ア特許出願は参考として本願明細書にも記載されてい
る。
【００１７】好ましくは、乾燥室２乃至４の全ては互い
に同じであり、また、すべて同様に配備されており、即
ち、それら乾燥室２乃至４はモジュラー形式の室であ
り、従って、以下の記載において特に言及しない限り１
つの室のみについて説明する。各乾燥室は、パスタ乾燥
工程に影響を及ぼす全ての因子、特に、温度、相対湿
度、圧力等を制御して監視するための従来の内部調整手
段６、７（詳細には図示せず）と、好適なパスタ乾燥曲
線に従って予め定められている気候雰囲気状態を達成し
維持するのに必要とされる蒸気、空気その他を導入する
ための装置とを有している。
【００１８】各乾燥室の底部に配備されているのはパス
タ入口ポート８とパスタ出口ポート９とであり、パスタ
入口ポート８とパスタ出口ポート９とは、周知の態様で
例えば空気圧により作動する従来のゲート（図示せず）
により密封閉止することができる。
【００１９】図２に示されているように、乾燥室２乃至
４の各々に装備されている垂直方向のコンベア１５は、
好ましくは無端のものであり、また、それぞれのスプロ
ケット１８、１９及び２０、２１により駆動される２つ
の互いに平行をなして離隔せしめられたチェーン１６、
１７を含む形式のものである。スプロケット１８、２０
は双方とも同じ軸２２にキー止めされており、その軸２
２はパスタ入口ポート及びパスタ出口ポートに対応して
延在しているとともにモータ２３により駆動されるよう
になっており、そのモータ２３は問題としている乾燥室
の外側に支持されている。
【００２０】乾燥室で熱的に処理されるべきラザーニア
のための容器は、互いに対向せしめられたチェーン１
６、１７の対応するリンクに取り外し可能に関連せしめ
られている。乾燥室２乃至４間に配備されているのは更
に別のチェーンコンベア２５であり（図１）、必要に応
じ、そのチェーンコンベア２５は、１つの室のコンベア
１５からの容器２４を受け取ることができるとともに、
その容器を次の室のコンベア１５へ搬送することができ
る。
【００２１】図３及びそれ以降の図に示されているよう
に、容器２４の各々は、中空軸２８の両端にキー止めさ
れた一対のディスク２６、２７を基本的に含んでおり、
その中空軸２８は、その軸を通って軸線方向に延在して
いるピン２９上で回転可能となっている。
【００２２】また、ディスク２６、２７は複数本の補剛
バー３０（図５）により相互に連結されており、それら
補剛バー３０はそれらの縁部に近接して、ディスクの周
囲で所定の間隔をなして均一に離隔されている。補剛バ
ー３０の端部３０ａはディスク２６、２７の外側に突出
している。
【００２３】容器２４を実質上円筒状ケージ（籠）のよ
うにみせている補剛バー３０は、好ましくは、一方のフ
ランジが半径方向に指向され、他方のフランジがすべて
同じ方向に、例えば、時計まわりに指向されるような構
成で、ディスク２６、２７に固定されたＬ字形プロフィ
ールによって構成されている。
【００２４】補剛バー３０の各々に対応して、ディスク
２６、２７は平坦にされた尖端を備えているそれぞれ共
面関係をなす尖端突起３１を有しており、それら尖端突
起３１はディスクの円形縁部から半径方向に延在してい
るとともにそれらディスクに適宜に接続されている。
【００２５】矩形をなす平坦なスプリング３２の端部は
ディスク２６、２７の外側で各補剛バー３０の部分３０
ａの他方のフランジに固定されており、そのスプリング
３２の他方の自由端は隣接する補剛バー３０の部分３０
ａに当接している。
【００２６】特に、図５に示されているように、スプリ
ング３２はディスク２６、２７と実質的に共軸線関係の
円をなして配備されており、その円における各スプリン
グの自由端は先行するスプリングの固定端に重畳されて
いるとともに当接せしめられている。各スプリング３２
は、より長い傾斜部分３２ａと湾曲した実質上スプーン
形状の部分３２ｂとを有しており、そのスプーン形状部
分３２ｂはディスク２６及び２７の外側に向けて開口し
ているとともにスプリングの自由端を構成している。注
目されるべきは、実質上スプーン形状の湾曲部分３２ｂ
はディスク２６、２７の尖端突起３１に対応して位置決
めされている。
【００２７】複数個の矩形をなす第１布体３３はディス
クの間に支持されており、それら第１布体は中心で半径
方向に配備されているとともに等角に互いに離隔されて
いる。各第１布体３３は対応する補剛バー３０と中空軸
２８との間に伸張されている。この目的で、第１布体３
３の両側はそれぞれ縁部３３ａ、３３ｂを有している。
【００２８】縁部３３ａはそれぞれの補剛バー３０に嵌
合されており、中空軸２８に設けられている対応する長
手方向座３５に取り外し可能に係合するよう意図されて
いるロッド３４（図６）は他方の縁部３３ｂを介して嵌
合（螺合）されている。
【００２９】特に、好適実施例によれば、中空軸２８は
円形内部を備えた複数の長手方向凹所３６を有してお
り、それら円形内部の径は長手方向凹所それ自体の幅よ
りも大きくされているとともに長手方向座３５を構成し
ている。
【００３０】複数個の矩形をなす第２布体３７（図６及
び図７）がディスク２６、２７の間に支持されており、
各第２布体３７は対応する第１布体３３に関連せしめら
れていて、以下の記載から明らかになるごとく、乾燥さ
れるべきパスタ（ラザーニア）を収容するためのポケッ
トを形成している。
【００３１】各第２布体３７の片側は中空軸２８に平行
をなしているとともに縁部３７ａを有しており、該縁部
３７ａには円筒状のロッド３８が嵌合しており、該ロッ
ド３８は端部分３８ａ及び３８ｂ（図３）を有してお
り、該端部分３８ａ及び３８ｂは縁部３７ａの外側に突
出されているとともに対応する対向したスプリング３２
に当接している。
【００３２】第２布体３７の他方の側部は、縁部３７ａ
のものと平行をなしており、中空軸２８から所定の距離
で第１布体３３に縫い合わされあるいはそれの全長を通
して固定されている。各第２布体３７は伸張されてい
て、ロッド３８が所定の力でディスク２６、２７のそれ
ぞれ対向するスプリング３２に当接している。
【００３３】円筒状のロッド３８が、他方のものに係合
しているスプリング３２の各々の一端部から移動する
と、第２布体３７は、第１布体３３から離隔されている
位置（ポケットが開口している位置）から、第１布体３
３に近接しているとともに実質上その第１布体３３の脇
に位置する位置（ポケットが閉じられている位置）へ、
角方向に移動する。
【００３４】有利なことには、後者の位置（ポケットが
閉じられている位置）では、円筒状の各ロッド３８の両
端３８ａ、３８ｂは対向するディスク２６、２７のスプ
リング３２の湾曲したスプーン形状の端部に係合する。
この位置では、ロッド３８はディスクの尖端突起３１に
当接しているので、ロッド３８は更に積極的に保持さ
れ、該ディスクの尖端突起３１は、以下の記載からより
明らかになるように、ロッド３８が誤った方向に解除さ
れるのを防止するための有効な停止体を構成する。
【００３５】ディスク２６、２７の外壁には共軸線関係
をなして対応する歯車４４、４５が固定されていてそれ
ぞれのラック４６、４７と係合するようになっており、
それらラック４６、４７は、容器２４が本発明の乾燥装
置を介して追随しなければならない通路の所定の部分に
沿ってチェーン１６、１７の脇に延在している。
【００３６】特に、上述した多室形乾燥機の場合、ラッ
ク４６、４７は個々の乾燥室においてコンベア１５の垂
直部分に対応して延在している。
【００３７】この係合の結果、容器２４は、それらが通
路に沿って移動する際に強制的に回転する。
【００３８】本発明の乾燥機１は乾燥されるべきラザー
ニアを搬入するための第１の乾燥室２のすぐ上流のステ
ーションＣと、乾燥済みパスタを排出するための最後の
乾燥室４のすぐ下流のステーションＳとを有している。
【００３９】乾燥されるべきラザーニアを各容器２４に
装填するために、第１及び第２布体３３及び３７によっ
て形成されている通常閉じているポケットは次々と開放
されなければならない。先の状態（ポケットが閉じてい
る状態）では、第２布体３７を支持しているロッド３８
は、ディスク２６、２７のそれぞれの周部における尖端
突起３１の丸くなった側部と協働して、スプリング３２
のスプーン形状をした自由端３２ｂに抑止されている。
【００４０】従って、ポケットを開けるため、ロッド３
８はスプーン形端部３２ｂから係合解除されなくてはな
らず、次いで、対応する尖端突起３１に抗して、スプリ
ング３２の傾斜部分３２ａに沿ってスプリングの固定端
の方向へ移動しなければならない。
【００４１】開口したポケットは、これらロッドの移動
を逆に行なうことにより閉じられる。
【００４２】図６及び図７において全体が３９及び４０
で示されている一対のロッド移動装置は、スプリング３
２に沿ってロッド３８を移動させるために用いられる。
【００４３】これら装置の各々は基本的にレバー４１を
含んでおり、該レバー４１は支持体４２に軸支されてお
り、その枢着軸線は中空軸２８の軸線に対して平行に延
在しており、また、そのレバー４１は円筒状のロッド３
８の対応部分３８ａあるいは３８ｂに係合するためのフ
ォーク形作動端部４１ａを有している。レバー４１の動
力端部４１ｂは、前述した支持体４２に支持されている
空気圧式シリンダ４３によって駆動される。
【００４４】前述したごとく、ラザーニアはステーショ
ンＣにおいて容器２４に装填される。この目的で、容器
２４が、例えば、搬入ステーションＣ（図１）の頂部５
０に設けられたラザーニア装填開口４９と整合された位
置にあるとき、容器２４の頂部垂直ポケットが開放され
る。
【００４５】ステーションＣでは、容器２４の歯車４
４、４５と係合するために水平に延在している２つのラ
ック５２、５３（図９）が、垂直ラザーニア装填位置で
ポケットの各々を位置決めするために容器２４を角方向
に位置決めするために用いられている。ブラッシレスモ
ータ５４により駆動されるラック５２、５３は周知の態
様で垂直方向に案内される（図示せず）。
【００４６】帯状のロール掛けされたパスタドウＬ（ラ
ザーニア）は、本発明を理解する目的では無関係である
のでここには記載せず、また、周知でもあるラザーニア
製造機械として知られている装置からそのドウが出る際
に上方から開放即ち開口ポケットに装填（例えば、挿
入）される。
【００４７】このとき、ポケットは閉じられ、問題とし
ている容器２４は、新しい閉じたポケットを垂直位置に
持ち来すような角度だけ回転し、乾燥されるべき新たな
シート状ラザーニアは、新たなポケットが既に述べた態
様で開かれた後にその新たなポケットに挿入される。
【００４８】容器２４のポケット全てにそれぞれの帯状
ロール掛けパスタドウＳが充填されると、容器２４はコ
ンベア２５ａにより拾い上げられ（ちょうどある乾燥室
と別の乾燥室との間のコンベア２５のように）、第１の
乾燥室２に搬送される。この乾燥室において、容器は、
乾燥室２内で１回以上の循環をなすために、図示されて
いない既知の従来の態様でコンベア１５の上昇経路によ
り拾い上げられる。上方に走行する際、また、同じコン
ベア１５の他方の経路で下方に走行する際、容器２４の
歯車４４、４５はそれぞれのラック４６、４７と係合し
て、容器２４は、コンベア１５に沿って移動しつつ回転
する。
【００４９】第１の乾燥室のコンベア１５上での１回以
上の循環後（循環の数は室内で各容器２４により消費さ
れるべき所定の期間に依存している）、容器はコンベア
２５により回収され、次の乾燥室３に移送される。最後
の乾燥室４から排出される際、完全に乾燥したラザーニ
アを備えた容器２４は排出ステーションＳに移送され、
乾燥されるべき生のラザーニアを装填するために、前述
した工程が以下に述べるものを用いて逆に実施される。
即ち、図９に示されたものと同じ一組のモータ被動ラッ
ク及び容器２４のポケットを開閉するための同様のロッ
ド移動装置（３９−４０）を用いて実施される。
【００５０】特に、ステーションＳでは、ラザーニアは
予め選定されたポケットから対応するシュート５５（図
８）上に落下し、そのシュート５５から、それらラザー
ニアは、それらラザーニアを整合させる鋸歯形式の振動
テーブル５６上を通り過ぎる。
【００５１】乾燥したラザーニアが取り除かれた空の容
器は装填ステーションＣに戻される。有利なことには、
本発明の乾燥機１のベース５に形成されているトンネル
５１に沿って延在している別のコンベア２５ｂ（図１）
がこの目的のために用いられている。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるラザーニアコンベアを用いた乾燥
機の概略図である。
【図２】図１に示された乾燥機の乾燥室の拡大断面図で
ある。
【図３】本発明によるコンベアのラザーニア容器を示す
一部断面拡大斜視図である。
【図４】図３に示された容器の構造的詳細を示す拡大斜
視図である。
【図５】図３に示された容器の構造的詳細を示す拡大斜
視図である。
【図６】ラザーニア容器の内部から、図４と同じ詳細部
を示す一部断面拡大斜視図である。
【図７】図６と同じ詳細部を示す側面図である。
【図８】図１に示された乾燥機の出力部における図３に
示された容器の構成を示す概略斜視図である。
【図９】図１に示された乾燥機の入力部における図３に
示された容器の構成を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
１ 乾燥機 ２、３、４ 乾燥室 ８ パスタ入口ポート ９ パスタ出口ポート １５ コンベア １６、１７ チェーン １８、１９、２０、２１ スプロケット ２４ 容器 ２５ チェーンコンベア ２６、２７ ディスク ２８ 中空軸 ３０ 補剛バー３１ 尖端突起 ３２ スプリング ３３ 第１布体 ３４ ロッド ３５ 長手方向座 ３７ 第２布体 ３８ ロッド ３９、４０ ロッド移動装置 ４１ レバー ４２ 支持体 ４３ 空気圧式シリンダ ４４、４５ 歯車 ４６、４７ ラック ４９ ラザーニア装填用開口 ５２、５３ ラック Ｃ ステーション Ｓ ステーション Ｌ パスタドウ（ラザーニア）

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ラザーニア（Ｌ）または同様な形態のパ
    スタを乾燥機（１）を介して搬送するためのコンベアで
    あって、該コンベアは少なくとも一対の互いに平行をな
    すチェーン（１６、１７）と前記ラザーニア（Ｌ）を収
    容するための複数個の容器（２４）とを有しており、前
    記チェーン（１６、１７）は前記乾燥機（１）を介して
    延在する経路に沿ってスプロケット（１８、１９及び２
    ０、２１）にそれぞれ支持されているとともにそれらス
    プロケットにより駆動されるようになっており、前記容
    器（２４）が前記チェーン（１６、１７）間に横方向に
    配列されているとともに前記経路に沿って搬送を行なう
    ようにこれらのチェーンに取り外し可能に関連せしめら
    れているコンベアにおいて、 各容器（２４）は、中空軸（２８）の両端にキー止めさ
    れた一対のディスク（２６、２７）と、ディスクの周部
    のまわりで所定の間隔をもって均一に離隔された位置で
    前記ディスクに固定された複数個の補剛バー（３０）
    と、前記ディスク（２６、２７）間で半径方向に配備さ
    れた複数の第１布体（３３）とを有しており、各第１布
    体（３３）はそれぞれの補剛バー（３０）と前記中空軸
    （２８）との間に取り外し可能に伸張されており、 更に、各容器（２４）は複数個の第２布体（３７）を有
    しており、各第２布体の一方の側部は対応する第１布体
    （３３）に固定されているとともに前記中空軸（２８）
    から所定の距離のところで該中空軸（２８）と平行に延
    びており、各第２布体の他方の側部（３７ａ）はロッド
    （３８）に取り外し可能に関連せしめられており、該ロ
    ッドの両端（３８ａ、３８ｂ）は前記ディスク（２６、
    ２７）のそれぞれの周縁部に保持されているとともにそ
    れぞれの周縁部に当接しており、各第２布体（３７）は
    対応する第１布体（３３）と協働して、乾燥されるべき
    ラザーニア（Ｌ）を収容するためのポケットを形成して
    おり、 更に、前記ロッド（３８）と前記第２布体（３７）と
    を、弾性手段に抗して、前記ポケットが閉じられて前記
    第１及び第２布体（３３及び３７）が互いに近接する位
    置と、前記ポケットが開かれて前記第１及び第２布体
    （３３及び３７）が角方向に互いに離隔される位置との
    間で移動させるためのロッド移動装置（３９、４０）を
    有していることを特徴とするコンベア。
  2. 【請求項２】 前記複数個の第１布体の両側はそれぞれ
    の縁部（３３ａ、３３ｂ）を有しており、一方の縁部
    （３３ａ）はそれぞれの補剛バー（３０）に取り外し可
    能に嵌合せしめられており、かつ、前記中空軸（２８）
    の対応する長手方向座（３５）に取り外し可能に係合さ
    れているロッド（３４）は他方の縁部（３３ｂ）に嵌合
    していることを特徴とする請求項１に記載のコンベア。
  3. 【請求項３】 前記中空軸（２８）は複数個の長手方向
    凹所（３６）を有しており、該長手方向凹所の各々は実
    質上円形の内方部分を有しており、該内方部分の直径は
    前記長手方向凹所自体の幅よりも大きく、前記内方部分
    は対応するロッド（３４）と第１布体（３３）の縁部
    （３３ｂ）とを収容するための長手方向座（３５）を構
    成していることを特徴とする請求項２に記載のコンベ
    ア。
  4. 【請求項４】 前記複数個の第２布体（３７）の各々は
    縁部（３７ａ）を有しており、対応するロッド（３８）
    が該縁部（３７ａ）に取り外し可能に嵌合されているこ
    とを特徴とする請求項１に記載のコンベア。
  5. 【請求項５】 前記弾性手段は複数個の矩形をなす平坦
    なスプリング（３２）からなり、該スプリング（３２）
    は各ディスク（２６、２７）の外部に関連せしめられて
    いるとともに前記ディスクの縁近くで該ディスクと実質
    上共軸線関係の円をなして配列されており、各スプリン
    グ（３２）の端部はそれぞれの補剛バー（３０）の端部
    に固定されており、該スプリング（３２）の他方の自由
    端は前記円の次のスプリング（３２）の固定端に当接し
    ていることを特徴とする請求項１に記載のコンベア。
  6. 【請求項６】 前記スプリング（３２）の各々は、より
    長い傾斜部分（３２ａ）と前記ディスク（２６及び２
    ７）の外側に開口する実質上スプーン形状の湾曲部分と
    を有しており、該湾曲部分は前記スプリング（３２）の
    自由端を構成しており、前記ロッド（３８）の反対側の
    端部（３８ａ、３８ｂ）は、前記ポケットが閉止された
    状態で、前記ディスク（２６及び２７）の対応するスプ
    リング（３２）の前記湾曲部分（３２ｂ）に係合してい
    ることを特徴とする請求項５に記載のコンベア。
  7. 【請求項７】 前記乾燥機（１）を介して前記コンベア
    の経路に沿って配備されたラック部分（４６、４７）と
    係合するためのそれぞれの歯車（４４、４５）は前記デ
    ィスク（２６、２７）を回転させるために前記ディスク
    の外部に固定されていることを特徴とする請求項１に記
    載のコンベア。
  8. 【請求項８】 自由に回転するピン（２９）が前記中空
    軸（２８）を介して軸線方向に延在しているとともに前
    記ディスク（２６、２７）の外側に端部分を有していて
    前記チェーン（１６、１７）の互いに対向したリンクに
    係合していることを特徴とする請求項７に記載のコンベ
    ア。
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