JPH0861385A - 湿式摩擦材 - Google Patents
湿式摩擦材Info
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- JPH0861385A JPH0861385A JP20103094A JP20103094A JPH0861385A JP H0861385 A JPH0861385 A JP H0861385A JP 20103094 A JP20103094 A JP 20103094A JP 20103094 A JP20103094 A JP 20103094A JP H0861385 A JPH0861385 A JP H0861385A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 クラッチ用の湿式摩擦材において、微細繊維
と大径フィラーから形成された抄紙体の気孔径を最適に
して、摩擦係数を向上させ、クラッチ板に貼って湿式摩
擦材として使用する際、相手材(フライホイール)との
接触割合を拡大して、クラッチ容量を向上させる。 【構成】 骨格を構成する繊維と、無機質及び有機質充
填材とを抄紙した紙質基材に熱硬化性樹脂を含浸して成
形したクラッチ用湿式摩擦材において、前記骨格を構成
する繊維はろ水度300ml以下とし、充填材は粒径5
0〜250μmとすることを特徴とする。又、骨格を構
成する繊維は繊維径0.1〜5μm、繊維長0.1〜4
mmとし、充填材は粒径50〜250μmとする。そし
てこの繊維を芳香族ポリアミドとした。
と大径フィラーから形成された抄紙体の気孔径を最適に
して、摩擦係数を向上させ、クラッチ板に貼って湿式摩
擦材として使用する際、相手材(フライホイール)との
接触割合を拡大して、クラッチ容量を向上させる。 【構成】 骨格を構成する繊維と、無機質及び有機質充
填材とを抄紙した紙質基材に熱硬化性樹脂を含浸して成
形したクラッチ用湿式摩擦材において、前記骨格を構成
する繊維はろ水度300ml以下とし、充填材は粒径5
0〜250μmとすることを特徴とする。又、骨格を構
成する繊維は繊維径0.1〜5μm、繊維長0.1〜4
mmとし、充填材は粒径50〜250μmとする。そし
てこの繊維を芳香族ポリアミドとした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湿式摩擦クラッチのク
ラッチ板に貼付けられる湿式摩擦材に関する。
ラッチ板に貼付けられる湿式摩擦材に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車、モーターボート、農業機械等で
エンジンと変速機の間には、様々な形式のクラッチが設
けられている。
エンジンと変速機の間には、様々な形式のクラッチが設
けられている。
【0003】この内湿式摩擦クラッチでは、クラッチ板
(ドライブプレート)の相手材(ドリブンプレート)と
の接触面に摩擦材を設けている。このような湿式摩擦材
として、従来例えば特公平4−66899号公報に開示
されたものがある。この先行技術の湿式摩擦材は、繊維
成分、熱硬化性樹脂および摩擦調整剤から成り、摩擦調
整剤は、発泡、硬化された後、この硬化物を50μm〜
300μmの大きさに粉砕され鋭角の角を備えたカシュ
ーダストから成るものである。
(ドライブプレート)の相手材(ドリブンプレート)と
の接触面に摩擦材を設けている。このような湿式摩擦材
として、従来例えば特公平4−66899号公報に開示
されたものがある。この先行技術の湿式摩擦材は、繊維
成分、熱硬化性樹脂および摩擦調整剤から成り、摩擦調
整剤は、発泡、硬化された後、この硬化物を50μm〜
300μmの大きさに粉砕され鋭角の角を備えたカシュ
ーダストから成るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術は、鋭角の角を備えたカシューダストを摩擦硬化剤
として混合することで、抄紙する時繊維成分のからみを
強くし、後工程である乾燥工程、打抜き工程、又は運搬
時にカシューダストの脱落を防止するものである。
技術は、鋭角の角を備えたカシューダストを摩擦硬化剤
として混合することで、抄紙する時繊維成分のからみを
強くし、後工程である乾燥工程、打抜き工程、又は運搬
時にカシューダストの脱落を防止するものである。
【0005】これに対して本願発明は、無機質及び有機
質充填材の粒度を所定の大きさにして摩擦係数の向上を
図り、クラッチ板に貼って湿式摩擦材として使用する
際、相手材(ドリブンプレート)との接触割合を拡大し
て、クラッチ容量を拡大することを目的とする。
質充填材の粒度を所定の大きさにして摩擦係数の向上を
図り、クラッチ板に貼って湿式摩擦材として使用する
際、相手材(ドリブンプレート)との接触割合を拡大し
て、クラッチ容量を拡大することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、骨格を構成する繊維と、無機質及び有機質
充填材(フィラー)とを抄紙した紙質基材に熱硬化性樹
脂を含浸して成形したクラッチ用湿式摩擦材において、
この骨格を構成する繊維は、こう(叩)解によって、漉
水度100〜300ml、繊維径0.1〜5μmを有す
る高こう解度フィブリルド繊維と、平均粒子径30〜3
00μmの粒状の充填物(無機、有機)とから成るよう
にした。
に本発明は、骨格を構成する繊維と、無機質及び有機質
充填材(フィラー)とを抄紙した紙質基材に熱硬化性樹
脂を含浸して成形したクラッチ用湿式摩擦材において、
この骨格を構成する繊維は、こう(叩)解によって、漉
水度100〜300ml、繊維径0.1〜5μmを有す
る高こう解度フィブリルド繊維と、平均粒子径30〜3
00μmの粒状の充填物(無機、有機)とから成るよう
にした。
【0007】骨格を構成するフィブリルド繊維として
は、芳香族ポリアミド、繊維、天然セルロース繊維の内
どちらか一種、或いは二種の混合したものを用いる。
は、芳香族ポリアミド、繊維、天然セルロース繊維の内
どちらか一種、或いは二種の混合したものを用いる。
【0008】又、骨格繊維が二種以上の混合の場合、少
なくともその内の一種が上記条件の繊維を15%以上有
するようにする。
なくともその内の一種が上記条件の繊維を15%以上有
するようにする。
【0009】尚、こう(叩)解、漉水度、及びフィブリ
ルド繊維の意味は次の通りである。 こう(叩)解:紙を抄造するための前段階として製紙用
繊維を水と共に機械的に処理(フィブリル化等)するこ
と。紙の最終的な性質は、この処理の影響を受けること
が大きく、大切な工程である。 漉水度:紙の水切れの程度を表わす数値で、紙の繊維の
種類、性質、こう解の状態によって異なる値と成る(J
IS規格P8121)。カナディアン漉水度計に繊維濃
度0.3%の水1リットルを入れ、溢れた水の量で計
る。時間は関係しない。 フィブリルド繊維:こう(叩)解によって枝状に分岐さ
れた繊維。 以上「JIS工業用語大事典(第2版)」(工業規格協
会発行)等による。
ルド繊維の意味は次の通りである。 こう(叩)解:紙を抄造するための前段階として製紙用
繊維を水と共に機械的に処理(フィブリル化等)するこ
と。紙の最終的な性質は、この処理の影響を受けること
が大きく、大切な工程である。 漉水度:紙の水切れの程度を表わす数値で、紙の繊維の
種類、性質、こう解の状態によって異なる値と成る(J
IS規格P8121)。カナディアン漉水度計に繊維濃
度0.3%の水1リットルを入れ、溢れた水の量で計
る。時間は関係しない。 フィブリルド繊維:こう(叩)解によって枝状に分岐さ
れた繊維。 以上「JIS工業用語大事典(第2版)」(工業規格協
会発行)等による。
【0010】
【実施例】表1〜4には実施例1〜6、及び比較例1、
2について、骨格繊維の漉水度が120ml、380m
l、300ml、500mlの場合を示してある。各実
施例1〜6、及び比較例1、2の詳細は次の通りであ
る。ここで、表1は本発明の湿式摩擦材(実施例1〜
6)と比較例1,2の漉水度120mlの場合の成分
表、表2は本発明の湿式摩擦材(実施例1〜6)と比較
例1,2の漉水度380mlの場合の成分表、表3は本
発明の湿式摩擦材(実施例1〜6)と比較例1,2の漉
水度300mlの場合の成分表、表4は本発明の湿式摩
擦材(実施例1〜6)と比較例1,2の漉水度500m
lの場合の成分表である。
2について、骨格繊維の漉水度が120ml、380m
l、300ml、500mlの場合を示してある。各実
施例1〜6、及び比較例1、2の詳細は次の通りであ
る。ここで、表1は本発明の湿式摩擦材(実施例1〜
6)と比較例1,2の漉水度120mlの場合の成分
表、表2は本発明の湿式摩擦材(実施例1〜6)と比較
例1,2の漉水度380mlの場合の成分表、表3は本
発明の湿式摩擦材(実施例1〜6)と比較例1,2の漉
水度300mlの場合の成分表、表4は本発明の湿式摩
擦材(実施例1〜6)と比較例1,2の漉水度500m
lの場合の成分表である。
【0011】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【0012】(実施例1):抄紙した紙質基材の構成材
料は、骨格繊維が全体の30wt%、フィラーが40w
t%、バインダーが30wt%である。具体的には骨格
繊維が芳香族ポリアミドで、繊維径が0.1〜5μm、
繊維長が0.1〜4mm、漉水度は、120ml、38
0ml、300ml、500mlの4例。フィラーは珪
藻土で、粒度が50μm。バインダーはフェノール樹脂
である
料は、骨格繊維が全体の30wt%、フィラーが40w
t%、バインダーが30wt%である。具体的には骨格
繊維が芳香族ポリアミドで、繊維径が0.1〜5μm、
繊維長が0.1〜4mm、漉水度は、120ml、38
0ml、300ml、500mlの4例。フィラーは珪
藻土で、粒度が50μm。バインダーはフェノール樹脂
である
【0013】(実施例2):フィラーの粒度が75μm
である他は実施例1と同じにした。
である他は実施例1と同じにした。
【0014】(実施例3):フィラーの粒度が100μ
mである他は実施例1と同じにした。
mである他は実施例1と同じにした。
【0015】(実施例4):フィラーの粒度が150μ
mである他は実施例1と同じにした。
mである他は実施例1と同じにした。
【0016】(実施例5):フィラーの粒度が200μ
mである他は実施例1と同じにした。
mである他は実施例1と同じにした。
【0017】(実施例6):フィラーの粒度が250μ
mである他は実施例1と同じである。
mである他は実施例1と同じである。
【0018】(比較例1):フィラーの粒度が30μm
である他は実施例1と同じである。
である他は実施例1と同じである。
【0019】(比較例2):フィラーの粒度が300μ
mである他は実施例1と同じである。
mである他は実施例1と同じである。
【0020】又、実施例1〜6、及び比較例1、2、夫
々について、漉水度300mlの場合、骨格繊維は30
wt%で、芳香族ポリアミドとセルロースを50%ずつ
とする。芳香族ポリアミドの条件は漉水度120ml及
び380mlの場合と同じであるが、セルロースは繊維
径が1〜15μm、繊維長が1〜14mm、漉水度が6
00ml。両者の混合繊維の漉水度が300mlであ
る。
々について、漉水度300mlの場合、骨格繊維は30
wt%で、芳香族ポリアミドとセルロースを50%ずつ
とする。芳香族ポリアミドの条件は漉水度120ml及
び380mlの場合と同じであるが、セルロースは繊維
径が1〜15μm、繊維長が1〜14mm、漉水度が6
00ml。両者の混合繊維の漉水度が300mlであ
る。
【0021】同様に漉水度500mlの場合、骨格繊維
は30wt%で、芳香族ポリアミドとセルロースを50
%ずつとする。芳香族ポリアミドは、繊維径が0.8〜
13μm、繊維長が0.1〜6mm、漉水度が280m
l。セルロースは、繊維径が1〜15μm、繊維長が1
〜14mm、漉水度が750ml。両者の混合繊維の漉
水度が500mlとなる。
は30wt%で、芳香族ポリアミドとセルロースを50
%ずつとする。芳香族ポリアミドは、繊維径が0.8〜
13μm、繊維長が0.1〜6mm、漉水度が280m
l。セルロースは、繊維径が1〜15μm、繊維長が1
〜14mm、漉水度が750ml。両者の混合繊維の漉
水度が500mlとなる。
【0022】図1はSAE NO.2テスト(クラッチ
摩擦試験)によって調べたフィラーの平均粒度と静摩擦
係数との関係を示すグラフである。このグラフによれ
ば、フィラーの粒度が30μmの比較例1、及び粒度が
300μmの比較例2では、漉水度が120ml、38
0ml、300ml、及び500mlの全ての場合に付
いて、静摩擦係数は0.1前後で、最低に成っている。
これはフィラーの粒度が50μm以下〜30μmでは気
孔の径が小さく成り過ぎることにより、又、250μm
以上〜300μmでは、クラッチ板(ドライブプレー
ト)と相手材(ドリブンプレート)との接触割合が減る
ことにより、摩擦係数が小さくなるものである。
摩擦試験)によって調べたフィラーの平均粒度と静摩擦
係数との関係を示すグラフである。このグラフによれ
ば、フィラーの粒度が30μmの比較例1、及び粒度が
300μmの比較例2では、漉水度が120ml、38
0ml、300ml、及び500mlの全ての場合に付
いて、静摩擦係数は0.1前後で、最低に成っている。
これはフィラーの粒度が50μm以下〜30μmでは気
孔の径が小さく成り過ぎることにより、又、250μm
以上〜300μmでは、クラッチ板(ドライブプレー
ト)と相手材(ドリブンプレート)との接触割合が減る
ことにより、摩擦係数が小さくなるものである。
【0023】本発明の湿式摩擦材は、骨格繊維に従来の
ものよりも漉水度が少ない、即ち繊維径が細いものを用
いることにより、繊維密度が向上し、耐久性の向上を図
ることが出来る。又、充填材(フィラー)として、従来
から使用している比較的粒径が小さい粒状充填材を混合
することによって、気孔径が2〜4μmと小さくなり、
摩擦時に生成されるコンタミニー(被汚染物)等によっ
て、気孔が閉ざされ、摩擦係数が極端に低下する。そこ
で、この微細な高こう(叩)解度フィブリル繊維と、5
0〜250(好ましくは100〜200μm)の粒状充
填材を混合して、抄紙することにより、繊維と粒状物と
の間で形成される気孔径が大きくなり、摩擦時の目詰り
が解消され、相手材(ドリブンプレート)との間に介在
する潤滑油がその気孔を通じて除去され、固体接触の割
合が増加し、摩擦係数が向上するものである。
ものよりも漉水度が少ない、即ち繊維径が細いものを用
いることにより、繊維密度が向上し、耐久性の向上を図
ることが出来る。又、充填材(フィラー)として、従来
から使用している比較的粒径が小さい粒状充填材を混合
することによって、気孔径が2〜4μmと小さくなり、
摩擦時に生成されるコンタミニー(被汚染物)等によっ
て、気孔が閉ざされ、摩擦係数が極端に低下する。そこ
で、この微細な高こう(叩)解度フィブリル繊維と、5
0〜250(好ましくは100〜200μm)の粒状充
填材を混合して、抄紙することにより、繊維と粒状物と
の間で形成される気孔径が大きくなり、摩擦時の目詰り
が解消され、相手材(ドリブンプレート)との間に介在
する潤滑油がその気孔を通じて除去され、固体接触の割
合が増加し、摩擦係数が向上するものである。
【0024】尚、コンタミニー(被汚染物)とは、汚染
要因物によって汚染される物体、又は物質である。汚染
要因物とは、対象として考えられている物体、又は物質
に付着、混入、又は発生すること等によって、汚染を引
き起こす物質である。(「JIS工業用語大事典(第2
版)」(工業規格協会発行)による。)
要因物によって汚染される物体、又は物質である。汚染
要因物とは、対象として考えられている物体、又は物質
に付着、混入、又は発生すること等によって、汚染を引
き起こす物質である。(「JIS工業用語大事典(第2
版)」(工業規格協会発行)による。)
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、無
機質及び有機質充填材の粒度を所定の大きさにすること
で、摩擦係数が向上し、又、本湿式摩擦材を貼着したク
ラッチ板が相手材(ドリブンプレート)と固体接触する
割合が拡大し、クラッチ容量を向上させることが出来
る。
機質及び有機質充填材の粒度を所定の大きさにすること
で、摩擦係数が向上し、又、本湿式摩擦材を貼着したク
ラッチ板が相手材(ドリブンプレート)と固体接触する
割合が拡大し、クラッチ容量を向上させることが出来
る。
【図1】フィラー平均粒度と静摩擦係数との関係を示す
グラフ
グラフ
Claims (3)
- 【請求項1】 骨格を構成する繊維と、無機質及び有機
質充填材とを抄紙した紙質基材に熱硬化性樹脂を含浸し
て成形したクラッチ用湿式摩擦材において、前記骨格を
構成する繊維は漉水度300ml以下とし、充填材は粒
径50〜250μmとすることを特徴とする湿式摩擦
材。 - 【請求項2】 骨格を構成する繊維と、無機質及び有機
質充填材とを抄紙した紙質基材に熱硬化性樹脂を含浸し
て成形したクラッチ用湿式摩擦材において、前記骨格を
構成する繊維は繊維径0.1〜5μm、繊維長0.1〜
4mmとし、充填材は粒径50〜250μmとすること
を特徴とする湿式摩擦材。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の湿式摩擦材におい
て、前記繊維が芳香族ポリアミドであることを特徴とす
る湿式摩擦材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20103094A JPH0861385A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 湿式摩擦材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20103094A JPH0861385A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 湿式摩擦材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0861385A true JPH0861385A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16434287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20103094A Withdrawn JPH0861385A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 湿式摩擦材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0861385A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100571526B1 (ko) * | 1997-12-19 | 2006-07-12 | 보그-워너 인코포레이티드 | 비-석면,비-금속마찰재료에사용되는섬유베이스재료,비-석면마찰재료,비-석면,비-금속마찰재료,및비-석면,비-금속마찰재료의제조방법 |
JP2007063399A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Teijin Techno Products Ltd | 湿式摩擦材およびその製造方法 |
JP2009500511A (ja) * | 2005-07-11 | 2009-01-08 | サルザー・フリクション・システムズ・(ユーエス)・インコーポレーテッド | 湿り気付与摩擦材料、システムおよび方法 |
JP2014527562A (ja) * | 2011-08-08 | 2014-10-16 | ボーグワーナー インコーポレーテッド | 湿式摩擦材料 |
-
1994
- 1994-08-25 JP JP20103094A patent/JPH0861385A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100571526B1 (ko) * | 1997-12-19 | 2006-07-12 | 보그-워너 인코포레이티드 | 비-석면,비-금속마찰재료에사용되는섬유베이스재료,비-석면마찰재료,비-석면,비-금속마찰재료,및비-석면,비-금속마찰재료의제조방법 |
JP2009500511A (ja) * | 2005-07-11 | 2009-01-08 | サルザー・フリクション・システムズ・(ユーエス)・インコーポレーテッド | 湿り気付与摩擦材料、システムおよび方法 |
JP2007063399A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Teijin Techno Products Ltd | 湿式摩擦材およびその製造方法 |
JP2014527562A (ja) * | 2011-08-08 | 2014-10-16 | ボーグワーナー インコーポレーテッド | 湿式摩擦材料 |
JP2017171921A (ja) * | 2011-08-08 | 2017-09-28 | ボーグワーナー インコーポレーテッド | 湿式摩擦材料 |
US9777785B2 (en) | 2011-08-08 | 2017-10-03 | Borgwarner Inc. | Wet friction material |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |