JPH086025B2 - 液状の抗スコーチ性組成物によるポリオールの安定化 - Google Patents

液状の抗スコーチ性組成物によるポリオールの安定化

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JPH086025B2
JPH086025B2 JP3514701A JP51470191A JPH086025B2 JP H086025 B2 JPH086025 B2 JP H086025B2 JP 3514701 A JP3514701 A JP 3514701A JP 51470191 A JP51470191 A JP 51470191A JP H086025 B2 JPH086025 B2 JP H086025B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明はポリオキシアルキレンポリエーテルポリオー
ルの安定化と安定化されたポリオールのポリウレタンフ
ォームの製造における使用に関する。本発明は、特に、
ある特定の液状安定剤組成物によるポリオールの安定化
と安定化されたポリオールから製造される可撓性及び半
可撓性ポリウレタンフォームの着色又はスコーチの抑制
に関する。
背景と関連技術 酸化防止剤又は安定剤によるポリアルキレンポリエー
テルポリオールの従来の安定化法と安定化されたポリオ
ールのポリウレタンフォームの製造におけるスコーチを
抑制するための使用は周知である。
米国特許第3,567,664号及び同第3,637,865号明細書に
は、2,6−ジ−第三ブチル−4−メチルフェノール[ブ
チル化ヒドロキシトルエン(BHT)〕とp,p′−ジアルキ
ルジフェニルアミンとの混合物で安定化されたポリウレ
タンフォームが開示される。米国特許第4,010,211号明
細書においては、BHT/p,p′−ジアルキルジフェニルア
ミン混合物に対するフェノチアジンの添加が教示され
る。米国特許第4,794,126号明細書には、ジアリールア
ミンとアルキルケトンとの反応生成物であるジアリール
アリーレンジアミンと立体障害フェノール、具体的には
3,6′−ジ−第三ブチル−4−第二ブチルフェノールと
の組み合わせにより安定化された難燃性ポリウレタンフ
ォームが開示される。上記の従来法による安定剤は固体
であって、一般にポリオール媒体に加熱によって溶解さ
れる。未溶解の固体安定剤を全て除去するために大量の
全ポリオール素材は濾過工程に付されるが、その後ポリ
オール前駆体は最終フォーム生成物に硬化させることが
できる。
スタットン(Statton)はJ.CELLULAR PLASTICS、第34
6頁(1984年)の“フォームの変色を最少限に抑えるた
めの立体障害フェノールの、マイクロ波によるスコーチ
テスト法を使用しての評価(Hindered Phenols for Min
imization of Foam Discoloration Using the Microwav
e Scorch Test)”において固体の酸化防止剤であるp,
p′−ジオクチルジフェニルアミン単独との組み合わせ
における、及びフェノチアジンの存在下における4種の
フェノールについて研究した。BHT立体障害フェノール
を含有する系はポリオールのかなり効果的な安定化パッ
ケージであったけれども、2,6−ジ−第三ブチル−4−
第二ブチルフェノール及びp,p′−ジオクチルジフェニ
ルアミンから成る系は満足できるスコーチ抵抗性を与え
なかった。記載されたスタットンの系において、そのア
ミンがスコーチの低下においてフェノール系安定剤より
有効であるようであった。この組み合わせは、最大濃度
においてさえも、使用されたポリオールに良好なスコー
チ抵抗性を与えないように思われる。
米国特許第4,933,374号明細書には、安定化量の、2,6
−ジ−第三ブチル−4−第二ブチルフェノールと、ジイ
ソブチレン対スチレンの重量比が約2:1乃至5:1であるジ
イソブチレン、スチレン及びジフェニルアミンの反応生
成物より成る相乗作用性混合物により酸化性劣化に対し
て保護されたポリオキシアルキレンポリエーテルポリオ
ール組成物が開示される。
従って、外囲温度においてポリオール媒体に可溶性の
液状のポリオール用安定剤系があると有利であると思わ
れる。そうすれば、常用の方法の2つの工程、即ち安定
剤のポリオール媒体への加熱による溶解工程と未溶解の
固体安定剤の濾過による除去工程を省くことができるだ
ろう。予定していなかったことであるが、液状の安定剤
組成物の追加の利点は計量又は給送によってポリオール
に加えられるそれらの能力であって、その計量又は給送
は便利さと安全を更にもたらす。
発明の概要 本発明の安定化系は液体の相乗作用性ブレンドであ
る。ある特定のスチレン化されたジフェニルアミンがそ
れらをある特定の立体障害フェノールと組み合わされる
とき優れたスコーチ抵抗性を与えることが発見された。
本発明のもう1つの面はポリアルキレンポリエーテル
ポリオールの酸化性劣化に対する安定化法と、スコーチ
に関して安定化されたポリウレタンフォームを製造する
ためにそのような安定化されたポリオールをポリイソシ
アネートと共に使用することに関する。
発明の詳細な説明 本発明はスチレン化ジフェニルアミン及び立体障害フ
ェノールの組成物のポリオールの安定化のための使用に
関する。
予想外にも、本発明のスチレン化ジフェニルアミン/
立体障害フェノール組成物はある特定の比率で組み合わ
されるときポリオールに相乗作用性の酸化防止効果を生
む。
スチレン化アミンは、例えば米国特許第3,505,225号
及び同第3,649,690号明細書に教示されるように、ビニ
ル芳香族化合物により容易にアルキル化可能なジフェニ
ルアミンから製造することができる。上記両米国特許を
本明細書において引用、参照するものとする。
使用されるスチレン化ジフェニルアミンはオルト−、
パラ−、オルト−/オルト−,オルト−/パラ−,パラ
−/パラ−及びトリスチレン化ジフェニルアミンより成
る群から選ばれる各異性体の組み合わせを色々な量で有
する。これらの異性体は式I: で表すことができる。式中、R1、R2、R3及びR4は同一で
も、異なっていてもよく、そして 及び水素より成る群から選ばれる。ただし、R1、R2、R3
及びR4は全てが水素であることはできない。基R1、R2
R3及びR4のジフェニルアミン上の位置と数とは、後記の
実施例から明らかになるように、全てが重要である。
上記式Iを有するジフェニルアミン誘導体異性体のブ
レンドのうち、該式のR2およびR3が水素であるパラ/パ
ラ異性体が該ジフェニルアミン異性体のブレンドの31重
量%〜43重量%を占めることが重要である。
フェノール成分は式II の構造を有する。式中、R5、R6及びR7は同一でも、異な
っていてもよく、そしてC1-C8アルキル、フェニル及び
フェニル(C1-C6)アルキルより成る群から選ばれる。
式IIのフェノールには液体として市販されるものと、低
融点の固体として市販されるものの2種がある。R5がCH
3であり、R6及びR7が第三ブチル基である場合、式IIの
化合物はブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)として一
般に知られているもので、ユニロイヤル ケミカル社
(Uniroyal Chemical Company Inc.)からノーガード
(Naugard)BHTなる商標名で市販される。もう1つのフ
ェノールはバノックス(VANOX)132なる商標名で市販さ
れ[RTファンダービルト社(RT Vanderbilt Compan
y)]、R5が第二ブチルであり、R6とR7が共に第三ブチ
ルである式IIの構造を有する。
後記の表において、スチレン化ジフェニルアミンの異
性体混合物と2,6−ジ−第三ブチル−4−第二ブチルフ
ェノール(バノックス132)とを色々な比率で組み合わ
せた。各組み合わせについてポリオールに対する安定剤
としての性能試験も行った。表Iに記載の量は重量で百
万部当たりの部数である。得られるポリウレタンフォー
ムのスコーチ抵抗性は以下に記載のマイクロ波によるス
コーチ試験で測定した。
実施例1〜7 10.0グラムの水、0.40グラムのA−1*及び0.2グラ
ムのL−5810**のプレミックスを、初期安定化が最少
であるが(BHT・100ppm)、以下の表Iに示される安定
剤パッケージも含有する平均分子量が3000のポリエーテ
ルポリオール200グラムに加えた。この混合物を高速ラ
イトニングミキサー(Lightning Mixer)中で5秒間撹
拌した。次いで、0.40グラムのT−10触媒***を加
え、得られた混合物を同じライトニングミキサー中で5
秒間撹拌した。最後に、126.0グラムのTDI-80****
を加え、その混合物を同じライトニングミキサー中で7
秒間撹拌し、続いて25×25×12.5cm(10″×10″×
5″)のボール箱に注加した。そのフォームを室温で完
全に膨張させ、次いで更に5分間放置した。箱の側面を
取り除いた後、資料を電子オーブン中、50%のパワーに
おいて5分30秒間硬化させた。これらのフォームを次に
直ちに125℃においてエアオーブンにより3分間硬化さ
せ、続いてそれらのバンを半分にスライスして内部の変
色を観察した。
性能/スコーチの等級は次の尺度に基づく: 1=変色なし(白色)乃至痕跡の黄色 2=僅かに黄色 3=淡黄色 4=暗黄色/僅かに褐色 5=淡褐色 5+=暗褐色/焼け 表についての注記 試料1の異性体組成は表IIの第1行に示される。
試料4の異性体組成は表IIの第4行に示される。
*A−1はユニオンカーバイド社(Union Carbide)
が販売する第三アミン触媒である。
**L−5810はユニオンカーバイド社が販売するシリ
ーコン系界面活性剤である。
***T−10は錫触媒、具体的にはジオクチルフタレ
ート中オクタン酸第一錫である。
****TDI-80はモーベー社(Mobay)が販売するト
ルエンジイソシアネート(2,6:80%−2,4:20%)であ
る。
表Iに与えられた性能試験の結果は、組成物4及び5
が最高性能等級を有していることを示す。上記の表から
更に、フェノール:アミンの組み合わせの最適比は40:6
0乃至60:40の範囲であることが分かる。
実施例8〜15 制御されたフェノール:アミン比を用いて更に研究を
行い、そして安定化されるポリオールのスコーチ安定性
を観察することによってスチレン化ジフェニルアミンの
各位置異性体の量と種々のフェノールの量との比を比較
した。
これらの試験で使用したポリオールは市販ポリオール
のボラノール(Voranol)3137[ダウ社(Dow Corporati
on)の商標]又はニアックス(Niax)16-52(ユニオン
カーバイド社の商標)から選択した。これら物質の平
均分子量は約3000である。
表IIに示される試料をバリアン(Varian)3400クロマ
トグラフを使用するガスクロマトグラフィーで分析し
た。1メートルの充填カラムと火炎イオン化検出器(f1
ame ionization detector)も使用した。
上記のガスクロマトグラフ法で測定して見いだされた
各スチレン化ジフェニルアミン異性体の量を表IIに示
す。これらの量は各アミン成分のg.c.面積パーセントに
よって与えられている。
組成物8〜11の各々の立体障害フェノール:ジフェニ
ルアミンの比は60:40であり、またポリオールに加えら
れた全安定剤パッケージの量は0.45%(重量)であっ
た。組成物8〜11において、使用された立体障害フェノ
ールはバノックス132であった。
組成物12〜15の各々の立体障害フェノール:ジフェニ
ルアミンの比は50:50であり、ポリオールに加えられた
全安定剤パッケージの量は0.5%(重量)であった。組
成物12〜15において、使用された立体障害フェノールは
BHTであった。
全ての組成物において、使用ポリオールはバラノール
3137かニアックス16-52であった。上記のポリオールの
どの1種を選んでも性能の結果には差はもたらされなか
った。
表IIの各欄の題目に関する説明は次の通りである: スチレン化ジフェニルアミンの式Iの一般構造を参照
して説明すると、 oはR2の位置だけのスチリル置換を示し、R1=R3=R4
=Hであり; pはR1の位置だけのスチリル置換を示し、R2=R3=R4
=Hであり; o/oはR2及びR3の位置におけるスチリル置換を示し、R
1=R4=Hであり; p/pはR1及びR4の位置におけるスチリル置換を示し、R
2=R3=Hであり;そして triは3個のスチリル置換基がR2、R3及びR4の位置に
存在し、R1=Hであることを示す。
上記のデーター及び性能/スコーチの結果は本発明の
相乗作用性安定剤系のスチレン化ジフェニルアミン成分
に関する予想外の顕著な傾向を示している。この工業に
おいて、2より大の性能/スコーチ値はポリオールの製
造業者にとっては許容できないと言うことは周知であ
る。上記のデーターから、試料8、14及び15だけが許容
できる性能/スコーチ値を持つものであることは明らか
である。
また、上記のデーターから、好ましい化合物の異性体
含量は全分析値の25%乃至55%のパラ/パラ異性体比を
有することも明らかである。好ましい異性体比は30%乃
至50%であり、31%乃至43%が更に好ましい。
本発明の組成物はポリオール前駆体に所望とされる安
定性を生むのに有効な任意の量で配合することができ
る。典型的には、約0.3乃至1.0パーセントの量で十分で
ある。好ましい範囲は全ポリオール組成物の約0.4重量
%乃至0.6重量%である。本発明の安定剤組成物が液体
状態であることに起因して、これらの安定剤組成物は外
囲温度において撹拌することによってポリオールに配合
することができる。
本発明の安定剤組成物により安定化することができる
ポリオール成分に、分子当たり約2個乃至約10個のヒド
ロキシ基を有するポリオキシアルキレンポリエーテルポ
リオールがある。特に適当なポリオールに約200乃至10,
000又はそれ以上の分子量を有するものがある。ジオー
ルとトリオールから誘導されるポリオールが好ましく、
その場合分子量範囲はジオールについての約100からト
リオールについての約6000までである。
これらのポリエーテルポリオールは分子中に2個又は
3個以上のエーテル基を有する。これらのポリオール
は、とりわけ、エチレンキオシド、プロピレンオキシ
ド、エピクロロヒドリン、スチレンオキシド、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、トリメチロー
ルプロパン、グリセリン、ヘキサントリオール、ブタン
トリオール及び同様のものから誘導されるものである。
可撓性のポリウレタンフォームの製造に適したポリエー
テルポリオール及びそれらの製造法はPLASTIC FOAMS
パート1、第118-125頁(1972年)にフリッシュ(Frisc
h)及びソーンダース(Saunders)(編者)が記載して
いる。
可撓性ポリウレタンフォームの製造において、安定化
されたポリオール組成物は分子当たり2個又は3個以上
の−N=C=O基を含有するポリイソシアネートと触
媒、界面活性剤、水、及び任意成分としての発泡助剤の
存在下で反応せしめられる。市販のポリイソシアネート
には、とりわけ、(2,4−及び/又は2,6)トルエンジイ
ソシアネート、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、アニリン−ホルムアルデヒドオリゴマーからのポ
リイソシアネート、並びに脂肪族イソシアネート、例え
ばメチルシクロヘキサンジイソシアネート及び同様のも
のがある。
殆どの安定剤組成物は放置しておくと変色する傾向が
ある。本発明の組成物の保存寿命を延ばすには、ヒドロ
カルビル基をフェニル基及びアルキル基から独立に選択
することができるトリヒドロカルビルホスファイトを約
0.5%乃至10.00%添加するのが有利である。5個乃至13
個及び更に多数の炭素原子を有するアルキル誘導体が好
ましい。化合物・トリデシルホスファイト及びフェニル
ジイソデシルホスファイトが特に好ましい。これらの化
合物はペルオキシド系掃去剤として周知であり、またそ
れらの色安定剤としての使用も当業者には周知である。
安全性に関して考慮することが多くなっていることか
ら、可撓性及び半可撓性のポリウレタンは難燃剤を含有
することができる。難燃剤は燐、アンチモン、硼素、ビ
スマス及びハロゲン原子又はそれらの組み合わせを含有
する公知の化合物である。ポリウレタンは他の添加剤、
例えば充填剤、可塑剤、脱臭剤、紫外線安定剤、熱安定
剤等を含有していてもよい。
本明細書に与えられたデーターは説明のためのもので
あって、いかなる意味でも本発明の範囲を限定するもの
ではない。他の変更態様は当業者に明らかであり、この
ような修正例も本発明の範囲内のものとする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バリー,ローレンス,ビー. アメリカ合衆国06111 コネチカット州ニ ューウィントン,ポンデロサ レーン 75 (72)発明者 リチャードソン,マーク,シー. アメリカ合衆国06410 コネチカット州チ ェシャー,ホール ドライブ 70 (56)参考文献 米国特許4933374(US,A) 英国特許1494538(GB,A)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a) 下記式Iを有するジフェニルアミン
    異性体のブレンドにして、該式のR2及びR3が水素である
    パラ/パラ異性体が該ジフェニルアミン異性体ブレンド
    の31重量%〜43重量%を構成する該ブレンドより成るア
    ミン: (式中、R1、R2、R3及びR4は同一でも異なっていてもよ
    く、そして iii) 及び、水素 より成る群から選択される; ただし、R1、R2、R3は全てが水素であることはできな
    い。);及び b) 式 (式中、R5、R6及びR7は同一でも異なっていてもよく、
    そしてC1〜C8アルキル、フェニル及びフェニル(C1
    C6)アルキルより成る群から選択される。)を有するフ
    ェノール を含んで成るポリオール用の液状アミン/フェノール安
    定剤。
  2. 【請求項2】アミン対フェノールの重量比が60:40〜40:
    60である、請求の範囲第1項に記載のポリオール用の液
    状安定剤。
  3. 【請求項3】0.5重量%〜10.0重量%のトリヒドロカル
    ビルホスファイトを更に含有しており、ここで該ヒドロ
    カルビル基はフェニル基及びアルキル基から独立に選択
    することができる、請求の範囲第1項に記載のポリオー
    ル用の液状安定剤。
  4. 【請求項4】トリヒドロカルビルホスファイトがトリデ
    シルホスファイトである、請求の範囲第3項に記載のポ
    リオール用の液状安定剤。
  5. 【請求項5】(1) 2個〜10個のヒドロキシ基を有す
    るポリエーテルポリオール;及び (2) a) 下記式Iを有するジフェニルアミン異性
    体のブレンドにして、該式のR2及びR3が水素であるパラ
    /パラ異性体が該ジフェニルアミン異性体ブレンドの31
    重量%〜43重量%を構成する該ブレンドより成るアミ
    ン: (式中、R1、R2、R3及びR4は同一でも異なっていてもよ
    く、そして iii) 及び、水素 より成る群から選択される; ただし、R1、R2、R3及びR4は全てが水素であることはで
    きない。);及び b) 式 (式中、R5、R6及びR7は同一でも異なっていてもよく、
    そしてC1〜C8アルキル、フェニル及びフェニル(C1
    C6)アルキルより成る群から選択される。) を有するフェノール を含んで成るポリオール用の液状2成分系アミン/フェ
    ノール安定剤 を含んで成る、安定化されたポリエーテルポリオール組
    成物。
  6. 【請求項6】安定剤が全組成物に基づいて0.3重量%〜
    1.0重量%存在している、請求の範囲第5項に記載の安
    定化されたポリエーテルポリオール組成物。
  7. 【請求項7】アミン対フェノールの重量比が60:40〜40:
    60である、請求の範囲第5項に記載の安定化されたポリ
    エーテルポリオール組成物。
  8. 【請求項8】安定剤に対して0.5〜10.0重量%のトリヒ
    ドロカルビルホスファイトを更に含有しており、ここで
    該ヒドロカルビル基はフェニル基及びアルキル基から独
    立に選択することができる、請求の範囲第5項に記載の
    安定化されたポリエーテルポリオール組成物。
JP3514701A 1990-09-28 1991-09-04 液状の抗スコーチ性組成物によるポリオールの安定化 Expired - Lifetime JPH086025B2 (ja)

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US07/590,104 US5238606A (en) 1990-09-28 1990-09-28 Stabilization of polypols with liquid antiscorch composition
US590104 1990-09-28
PCT/US1991/006309 WO1992006133A1 (en) 1990-09-28 1991-09-04 Stabilization of polyols with liquid antiscorch composition

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JPH06500814A JPH06500814A (ja) 1994-01-27
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CN (1) CN1060479A (ja)
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AU (1) AU655597B2 (ja)
BR (1) BR9106923A (ja)
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DE (1) DE69105210T2 (ja)
DK (1) DK0550474T3 (ja)
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