JPH0859751A - 油及び水をはじく紙、それらの製造方法、及びこの目的のための新規なフツ素含有コポリマー - Google Patents

油及び水をはじく紙、それらの製造方法、及びこの目的のための新規なフツ素含有コポリマー

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JPH0859751A
JPH0859751A JP20676095A JP20676095A JPH0859751A JP H0859751 A JPH0859751 A JP H0859751A JP 20676095 A JP20676095 A JP 20676095A JP 20676095 A JP20676095 A JP 20676095A JP H0859751 A JPH0859751 A JP H0859751A
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coo
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Gisbert Dr Michels
ギスベルト・ミヘルス
Joachim Koenig
ヨアヒム・ケーニヒ
Uwe Zweering
ウベ・ツベーリング
Siegfried Korte
ジークフリート・コルテ
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Bayer AG
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    • Y10T428/31544Addition polymer is perhalogenated

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】フッ素含有の溶媒を含まないコポリマー分散液
を使用することによって紙の表面の上でと紙のパルプ中
でとの両方で処理することができる油及び水をはじく紙
を提供する。 【構成】a)式CH2=CR1−COO−X−Cn2n+1
の、ペルフルオロアルキル基を含むアクリレート、 b)式CH2=CR2−COO−R3のモノマー、 c)式CH2=CR4−COO−(CH2CH2O)m−R5
モノマー、 d)式CH2=CR6−COO−CH2CH2−N(R7,R
8)の又は、塩のような形の式[CH2=CR6−COO−
CH2CH2−N(R7,R8,R9)]+-の又は、Nが酸化
された形の式 のモノマー、及び e)式CH2=CR10CONHR11のモノマーのフッ素
含有コポリマーによって紙の表面の上で又は紙のパルプ
中で処理される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、以下に説明するフッ素含有コポ
リマーによって表面の上で又はパルプ中で処理される新
規な油及び水をはじく紙及びそれらの製造に関する。更
にまた、本発明は、この目的のための新規なフッ素含有
コポリマーに関する。
【0002】リン酸ペルフルオロアルキル塩を基にした
フッ素含有処理組成物は、油及び水をはじく紙の製造に
おいて欠点を有する。かくして、例えば、リン酸アンモ
ニウムモノ−及びビス−(N−エチルペルフルオロオク
タンスルホンアミドエチル)は、油をはじくだけで水を
はじかず、そして硬水中で使用される時にはなかんずく
失敗する。リン酸モノ−及びビス−(1H,1H,2
H,2H−ペルフルオロアルキル)のジエタノールアミ
ン塩は、紙の表面の上で使用される時には油及び水をは
じく作用を示すが、パルプ中で使用される時には水をは
じく特性が観察されない。
【0003】US 4,366,299によるフッ素含
有コポリマーは、上で述べたフッ素化合物を凌ぐ改善を
既に表しているけれども、それらの製造によって引き起
こされる溶媒の含量が欠点である。何故ならば、それ
は、非常に低い引火点のために適用の間に特別な安全上
の注意を必要にするからである。
【0004】US 5,247,008によるフッ素含
有コポリマー及びそれらから製造される水性の溶媒を含
まない分散液はまた、紙の油及び水をはじく処理のため
に用いることができる。しかしながら、受け入れられる
結果は、精々紙の表面の上の処理によって達成される。
パルプ中で使用される時には、対照的に、顕著にもっと
悪い結果が得られる。
【0005】この欠点は、故紙を基にした化学パルプを
用いる時には、特に由々しいやり方で表れる。
【0006】それ故、上で述べた欠点を顕すことなく、
フッ素含有の溶媒を含まないコポリマー分散液を使用す
ることによって紙の表面の上でと紙のパルプ中でとの両
方で処理することができる油及び水をはじく紙を発見す
るための努力が継続されたが、以下の前提条件を満たす
ことが必要である: - 処理された紙は油と水の両方をはじく特性を有するこ
とが確実にされなければならない。
【0007】- 紙の処理の間の軟化されていない生水の
使用が、フッ素含有コポリマー分散液の沈殿を、又は油
及び水をはじく効果の損失を導いてはならない。
【0008】- 本発明に従って用いられるべきフッ素含
有コポリマー分散液は、紙表面の上で用いられる時とパ
ルプ中で用いられる時の両方で良好な効果を導かねばな
らない。
【0009】- 故紙を基にした紙に油及び水をはじく処
理を与えることができることが確実にされなければなら
ない。
【0010】ペルフルオロアルキル基を含むモノマー、
親水性モノマー及び以下に説明するタイプのその他のモ
ノマーを含んで成るコポリマーを含むコポリマー分散液
は、想像上無意味であるように見える、先行技術からの
逸脱しか存在しないけれども、油及び水をはじく紙の製
造のために適切であり、そしてこの製造のための上で述
べた前提条件を満たすことが、驚くべきことに、ここに
見い出された。
【0011】それ故、本発明は、 a)式CH2=CR1−COO−X−Cn2n+1(I)
の、ペルフルオロアルキル基を含むアクリレート、 b)式CH2=CR2−COO−R3(II)のモノマ
ー、 c)式CH2=CR4−COO−(CH2CH2O)m−R5
(III)のモノマー、 d)式CH2=CR6−COO−CH2CH2−N(R7
8)(IVa)の又は、塩のような形の式[CH2=C
6−COO−CH2CH2−N(R7,R8,R9)]+-
(IVb)の又は、Nが酸化された形の式
【0012】
【化4】
【0013】のモノマー、及び e)式CH2=CR10CONHR11(V)のモノマー [これらの式中、nは、4〜20、好ましくは6〜16
の数、又はnの種々の値の混合値を表し、そしてmは、
3〜20の数又はmの種々の値の混合値を表し、Xは、
式−(CH2o−、SO2NR12CH2CHR13−又は−
O−(CH2o−(式中、oは1〜4の数を表す)を表
し、R1、R2、R4、R6、R10及びR13は、お互いに独
立に水素又はメチルを表し、R3、R7、R8、R9及びR
12は、お互いに独立に直鎖の又は分岐したC1〜C4−ア
ルキルを表し、R5は、水素又は直鎖の若しくは分岐し
たC1〜C8−アルキルを表し、そしてR11は、水素又は
直鎖の若しくは分岐したC1〜C12−アルキル、ベンジ
ル、−CH2OH、−CH2OCH3、−CH2OC49
−(CH23N(CH32又は−(CH2)N+(C
33Cl-を表し、そしてY-は、1〜3価のアニオン
の一つの等価物を表す]のフッ素含有コポリマーであっ
て、すべてコモノマーの総量を基にしてa)=50〜9
0重量%、b)=1〜35重量%、c)=3〜20重量
%、d)=1〜20重量%及びe)=0〜10重量%の
量のモノマーを含んで成るコポリマーによって紙の表面
の上で又は紙のパルプ中で処理された[ここで、パルプ
を基にして0.1〜2.0重量%の上のコポリマーを表
面の上での処理のために用い、そしてパルプを基にして
0.5〜2.0重量%の上のコポリマーを化学パルプ懸
濁液中のパルプ処理のために用い、軟化されていない生
水を水として用いることが可能であり、そして上のコポ
リマーに加えて、澱粉及び保留剤を用いることが可能で
あり、US 5,247,008による処理組成物は除
外される]油及び水をはじく紙に関する。
【0014】US 5 247 008の処理組成物
は、コモノマーとして、 a)45〜75重量%のCn2n+1−X−OCO−CR1
=CH2、 b)10〜50重量%のCH2=CH=CO=OR4及び
/又はCH2=C(CH3)−CO=OR12、 c)4〜30重量%のCH2=CR5−COO−(CHR
6−CH2O)p−R7、並びに d)1〜15重量%のCH2=CR11−COO−CH2
CH2−N(R8,R9)又は[CH2=CR11−COO−
CH2−CH2−N(R8,R9,R10)]+-又は
【0015】
【化5】
【0016】[これらの式中、Xは、−(CH2m−、
−SO2−NR2−CH2−CHR3−又は−O−(C
2mを表し、nは、4〜12の数を表し、そしてm
は、1〜4の数を表し、R1、R3、R5、R6及びR
11は、お互いに独立に水素又はメチルを表し、R2
8、R9及びR10は、お互いに独立にC1〜C4−アルキ
ルを表し、R4は、C1〜C22−アルキルを表し、R
7は、C1〜C8−アルキルを表し、R12は、C2〜C22
アルキルを表し、そしてY-は、1〜3価のアニオンの
一つの等価物を表す]を含んで成り、そして更にまた、
b)の下のコモノマーを、スチレン、アクリロニトリ
ル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル及びメチルメタク
リレートから成る群からの一種以上によって完全に又は
部分的に置き換えることが可能である。
【0017】本発明は、更にまた、油及び水をはじく物
質によって表面の上で又はパルプ中で紙を処理すること
による油及び水をはじく紙の製造方法であって、上で述
べたタイプの、式中n、m、R1〜R11、X及びY-が上
の範囲の意味を有するフッ素含有コポリマーを前記の処
理のために用い、ここで、パルプを基にして0.1〜
2.0重量%の上のコポリマーを表面の上での処理のた
めに用い、そしてパルプを基にして0.5〜2.0重量
%の上のコポリマーを化学パルプ懸濁液のパルプ処理の
ために用いる[ここで、軟化されていない生水を水とし
て用いることが可能であり、そして上のコポリマーに加
えて、澱粉及び保留剤を用いることが可能であり、US
5,247,008によるコポリマーの使用は除外さ
れる]ことを特徴とする方法に関する。
【0018】最後に、本発明は、 a)50〜90重量%の式CH2=CR1−COO−X−
n2n+1(I)の、ペルフルオロアルキル基を含むア
クリレート、 b)1〜35重量%の式CH2=CR2−COO−R
3(II)のモノマー、 c)3〜20重量%の式CH2=CR4−COO−(CH
2CH2O)m−R5(III)のモノマー、 d)1〜20重量%の、式CH2=CR6−COO−CH
2CH2−N(R7,R8)(IVa)の又は、塩のような
形の式[CH2=CR6−COO−CH2CH2−N
(R7,R8,R9)]+-(IVb)の又は、Nが酸化
された形の式
【0019】
【化6】
【0020】のモノマー、及び e)0.5〜10重量%の式CH2=CR10CONHR
11(V)のモノマー [これらの式中、nは、4〜20、好ましくは6〜16
の数、又はnの種々の値の混合値を表し、そしてmは、
3〜20の数又はmの種々の値の混合値を表し、Xは、
式−(CH2o−、SO2NR12CH2CHR13−又は−
O−(CH2o−(式中、oは1〜4の数を表す)を表
し、R1、R2、R4、R6、R10及びR13は、お互いに独
立に水素又はメチルを表し、R3、R7、R8、R9及びR
12は、お互いに独立に直鎖の又は分岐したC1〜C4−ア
ルキルを表し、R5は、水素又は直鎖の若しくは分岐し
たC1〜C8−アルキルを表し、そしてR11は、水素又は
直鎖の若しくは分岐したC1〜C12−アルキル、ベンジ
ル、−CH2OH、−CH2OCH3、−CH2OC49
−(CH23N(CH32又は−(CH2)N+(C
33Cl-を表し、そしてY-は、1〜3価のアニオン
の一つの等価物を表す]の新規なフッ素含有コポリマー
に関する。
【0021】表面の上での処理のためには、仕上げされ
た紙を前記フッ素含有コポリマーの分散液によって処理
する。適切な場合には、過剰の分散液を絞り去り、そし
て次に処理された紙を乾燥する。
【0022】パルプ中での処理のためには、フッ素含有
コポリマー又はその分散液がパルプ又は既に成形された
紙に添加され、そしてフッ素含有コポリマーによるパル
プの完全な浸透が達成される。この添加の後で、製紙操
作を既知のやり方で続ける。使用されるべき前記コポリ
マーの分散液の固体含量及び量は、紙の中のフッ素含有
コポリマーの意図された含量が達成されるように、専門
家が良く知っているやり方で選ばれる。更にまた、残り
のすべての製紙操作は、長期間知られていてそして詳細
な説明を必要としない。
【0023】上で議論したUS 5,247,008
は、モノマーの定義が上の定義より大幅に外側に横たわ
り、そしてそれらの組成が、成分a)に関しては上の定
義と比較してより低い値に向かって顕著にシフトしてい
て、そして成分b)及びc)に関してはより高い値に向
かって顕著にシフトしているコポリマー及びそれらの分
散液を開示している。対照的に、上で定義された本発明
は一つの選択に関し、そしてUS 5,247,008
のコポリマー及び分散液は、上の発明によって明白に除
外されている。
【0024】本発明に従って処理された好ましい紙は、
上のコポリマー中の置換基R2が水素を表すものであ
る。
【0025】処理のために更にまた好ましく用いられる
上のタイプのコポリマーは、R3=メチルの意味によっ
て区別される。
【0026】本発明による更に好ましい紙は、それらの
処理のために軟化されていない生水が用いられるもので
ある。
【0027】処理のために使用されるコポリマーの中で
も、a)=65〜85重量%の(I)、b)=2〜25
重量%の(II)、c)=3〜15重量%の(III)及
びd)=1〜10重量%の(IV)の組成を有するもの
が好ましく、そしてUS 5,247,008による処
理組成物は再び除外される。
【0028】処理のために用いられるコポリマーは、特
に好ましくはa)>75〜85重量%の(I)、b)=
3〜15重量%の(II)、c)=3〜15重量%の
(III)及びd)=2〜8重量%の(IV)の組成を有
する。
【0029】上で述べたコポリマーは、水性の殆ど又は
完全に溶媒を含まない分散液の形で本発明による紙の処
理のために用いられ、そしてこれらの分散液は、5〜5
0%、好ましくは10〜40%の、水以外の構成成分の
それらの総重量(固体含量)を有する。
【0030】他の好ましいコポリマーは、6、8、1
0、12、14及び16の値又はこれらの値の幾つかの
混合を取り、そして混合の場合には8〜9の平均値を有
する、成分a)中の指数nによって特徴付けられる。
【0031】本発明による更に好ましい紙は、成分c)
において、R4がメチルを表しそしてR5が水素を表し、
そしてそれらとは独立に、指数mが5〜9の値を取るコ
ポリマーの、それらの処理のための使用によって特徴付
けられる。
【0032】更に好ましい紙は、成分d)において、R
7及びR8がメチルを表しそしてR9が水素を表し、そし
て塩のような形において、アニオンY-が塩化物イオ
ン、酢酸イオン、1/2硫酸イオン、C6〜C10−アリ
ール−、C7〜C15−アラルキル−又はC1〜C18−アル
キルスルホン酸イオン又は1/3リン酸イオン、好まし
くは1/3リン酸イオンを表すコポリマーが処理のため
に用いられるものである。
【0033】本発明による好ましい新規コポリマーは、
a)=65〜85重量%の(I)、好ましくはa)>6
5〜85重量%の(I)、b)=2〜25重量%の(I
I)、c)=3〜15重量%の(III)、d)=1〜1
0重量%の(IV)及びe)=1〜8重量%の(V)の
組成を有するものである。
【0034】本発明による好ましい新規コポリマーは、
更にまた、R1が水素でありそしてXが−CH2CH2
であり、そして指数nが6、8、10、12、14、1
6の値又はこれらの値の幾つかの混合を取り、そして混
合の場合には8〜9の平均値を有するものである。
【0035】本発明による好ましい新規コポリマーは、
更にまた、R3がメチルを表すものである。
【0036】本発明による好ましい新規コポリマーは、
更にまた、R4がメチルであり、R5が水素であり、そし
てそれらとは独立に、指数mが5〜9の値を取るもので
ある。
【0037】本発明による好ましい新規コポリマーは、
更にまた、R6、R7及びR8がメチルを表しそしてR9
水素を表し、そしてアニオンY-が塩化物イオン、酢酸
イオン、1/2硫酸イオン、C6〜C10−アリール−、
7〜C15−アラルキル−又はC1〜C18−アルキルスル
ホン酸イオン又は1/3リン酸イオン、好ましくは1/
3リン酸イオンを表すものである。
【0038】本発明による好ましい新規コポリマーは、
更にまた、R10及び、それとは独立に、R11が水素を表
すものである。
【0039】本発明によるコポリマー中の成分e)とし
てのアクリルアミドの同時使用は、米国特許明細書第5
247 008号から知られたフッ素含有コポリマー
の一層の改善を代表する。
【0040】本発明による新規なコポリマーはまた、他
の基体、例えば織物、皮革及び鉱物基体に油及び水をは
じく特性を賦与することができる。
【0041】本発明に従って紙の処理のために用いられ
るコポリマーの製造は、例えば、溶液中の一緒のモノマ
ー(I)、(II)、(III)及び(IVa、b又は
c)の重合によって実施される。用いることができる溶
媒は、専門家には原則として知られている酢酸エチル、
酢酸ブチル、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン、エタノール、イソプロパノール、te
rt.−ブタノール及び類似物である。この共重合は、
好ましくはアセトン中で実施される。ここでの重合は、
不連続的に又は連続的に実施することができ、そして不
連続的手順に関しては、バッチ又は供給(feed)プ
ロセスを述べることができる。
【0042】フリーラジカルを形成する薬剤、例えば、
アゾ化合物又はペルオキシドが、重合のための開始剤と
して用いられる。述べることができる例は、2,2’−
アゾ−ビス(イソブチロニトリル)、2,2’−アゾ−
ビス(メチルブチロニトリル)、tert.−ブチルペ
ルピバレート及びtert.−アミルペルオキシ−2−
エチルヘキサノエートである。連鎖移動剤、例えば、ド
デシルメルカプタンを、分子量の制御のために用いるこ
とができる。
【0043】重合温度は40〜100℃、好ましくは5
0〜90℃である。
【0044】これらのコポリマーの水性分散液は、それ
らの製造の後でコポリマーの溶液に水を添加し、そして
少なくとも幾らかの、好ましくはすべての溶媒を留去す
ることによって製造される。コポリマーの製造のため
に、成分d)が式(IVa)のモノマーの形で使用され
る場合には、上で述べたタイプのアニオンY-を有する
中和剤、好ましくはリン酸を、水と一緒にコポリマー溶
液に添加する。
【0045】溶媒は、例えば、高められた温度(約40
〜90℃)で真空中で除去することができる。使用され
た溶媒の比較的大きな部分を本発明に従って用いられる
分散液中に残すことは原理的には可能である。しかしな
がら、作業安全性及び産業上の衛生の理由のために、溶
媒は、好ましくは、生成する本質的に水性の分散液の引
火点が100℃よりも高い程度まで留去される。水性分
散液はまた、溶媒の完全な除去の後で安定である。
【0046】上で述べたタイプのフッ素含有コポリマー
分散液は、本発明に従って紙表面の上で及び紙のパルプ
中での両方で用いることができる。パルプ中で処理され
た紙の製造のための適切な原材料は、例えば、漂白され
た及び未漂白化学パルプ、木材パルプ、故紙及び脱イン
クパルプで良い。紙は、例えば、酸性又は中性条件下で
製造することができ、そして慣用の添加剤、例えば、充
填剤、紙補助剤(例えば保留剤、固着剤、湿り強度剤及
びサイジング剤)、染料及び光学増白剤を含むことがで
きる。表面の上での処理のための適切な基礎の紙は、上
で述べた原材料を含むことができる。フッ素含有活性物
質並びに、適切な場合には、澱粉及びその他の添加剤、
例えば、染料、光学増白剤、サイジング剤及び湿り強度
剤を含み、その場合にはサイジングプレス液体中での相
互混和性が確保されるべきである液体が、表面の上での
紙の処理のために製造される。基礎の紙は、例えばサイ
ジングプレスにおけるパッディング方法によってこれら
の液体によって処理され、そして次に乾燥される。パル
プ中での使用のためには、パルプを基にして0.5〜
2.0重量%の活性物質及び好ましくは保留剤を、化学
パルプ懸濁液に添加する。その後で、紙のシートを生成
させ、そして次に乾燥する。すべてのこれらの操作にお
いて軟化されていない生水を用いることが可能であり、
これによって本発明に従って処理された紙の製造は特に
経済的である。
【0047】処理のためのコポリマーの成分b)として
のメチルアクリレートの使用は、紙表面の上での処理及
びパルプ中での処理の両方による紙の処理の特に良好な
結果を導く。
【0048】処理された紙の油及び水をはじく作用を評
価するために、以下の試験方法を使用する: 1.撥水性は、60秒の接触時間にわたる水のCobb
吸収(DIN 53132)によって測定する。
【0049】2.撥油性は、同様に60秒の接触時間に
わたるテレビン油の吸収(DIN53 132と類似し
て)によって測定する。
【0050】3.撥油性の測定のためのもう一つの試験
方法は、各々の場合において1滴(0.05ml)のテ
レビン油又はキシレンを処理される紙の表面に加えるこ
とによって実施される。この1滴が紙の中に完全に浸透
するのにかかる時間(それぞれ最長180分又は最長2
40分まで)を測定する。測定された時間が長ければ長
いほど、撥油性作用はそれだけ大きい。
【0051】
【実施例】
フルオロカーボン分散液の製造実施例I 温度計、撹拌機及び還流コンデンサーを備えた反応器中
で重合を実施した。このために、300.0重量部のア
セトン中の76.0重量部のCH2=CHCOOCH2
2n2n+1(n=6、8、10、12、14、16で
ある混合物)、13.5重量部のメチルアクリレート、
7.5重量部のCH2=C(CH3)COO(CH2CH2
O)8H及び3.0重量部のジメチルアミノエチルメタ
クリレートの溶液を製造した。
【0052】2.25重量%のtert.−ブチルペル
ピバレート(75%濃度)をこの溶液に添加し、そして
この混合物を窒素雰囲気下で10時間56℃で撹拌し
た。300重量部の脱イオン水中の1.2重量部のリン
酸(85%濃度)の溶液を、50℃に冷却されていたポ
リマー溶液に添加し、そしてこの混合物を撹拌した。6
0℃/200〜300mbarでの蒸留によってアセト
ンを除去し、そして分散液の固体含量を25.0重量%
にした。
【0053】実施例II〜VII 実施例II〜VIIを実施例Iにおけるのと同じやり方
で実施したが、用いたモノマーを以下の表中に述べる:
【0054】
【表1】
【0055】実施例VIII 温度計、撹拌機及び還流コンデンサーを備えた反応器中
で重合を実施した。このために、3.0重量部のアクリ
ルアミド及び300.0重量部のアセトン中の70.0
重量部のCH2=CHCOOCH2CH2n2n+1(n=
6、8、10、12、14、16である混合物)、1
6.5重量部のメチルアクリレート、7.5重量部のC
2=C(CH3)COO(CH2CH2O)8H及び3.
0重量部のジメチルアミノエチルメタクリレートの溶液
を製造した。
【0056】2.25重量%のtert.−ブチルペル
ピバレート(75%濃度)をこの溶液に添加し、そして
この混合物を窒素雰囲気下で10時間56℃で撹拌し
た。300重量部の脱イオン水中の1.2重量部のリン
酸(85%濃度)の溶液を、50℃に冷却されていたポ
リマー溶液に添加し、そしてこの混合物を撹拌した。6
0℃/200〜300mbarでの蒸留によってアセト
ンを除去し、そして分散液の固体含量を25.0重量%
にした。
【0057】実施例IX〜XVII 実施例IX〜XVIIを実施例VIIIにおけるのと同
じやり方で実施したが、用いたモノマーを以下の表中に
述べる:
【0058】
【表2】
【0059】使用実施例1〜7 表面の上での紙の油及び水をはじく処理 2.0重量%(液体重量を基にして)のフルオロカーボ
ン分散液(実施例I〜VII)を、生水(約17°dH
=ドイツ硬度)によって製造された5%濃度の澱粉溶液
(ジャガイモ澱粉(Perfectamyl(R)A 4
692))に添加した。35°SRの自由度(degr
ee of freeness)を有する50%の漂白
されたカンバスルフェート及び50%の漂白されたマツ
スルフェート化学パルプから成る基礎の紙を、実験用サ
イジングプレス(Mathis;湿り取り上げ:80
%)中でこの液体によって処理し、そして乾燥シリンダ
ー中で90℃で2分間乾燥した。部屋の雰囲気中で2時
間調製した後で、処理された紙を、水及びテレビン油に
関してCobb試験によってそしてテレビン油及びキシ
レンに関して液滴試験によって試験した。
【0060】パルプ中での紙の油及び水をはじく処理 50%のカンバスルフェート化学パルプ及び50%のマ
ツスルフェート化学パルプの混合物を、約35°SRま
で叩き、そして生水(約17°dH)によって2.5%
のパルプ密度にした。
【0061】140mlのこの化学パルプ懸濁液を、1
50mlの生水で希釈した。4.0重量%のフルオロカ
ーボン分散液(実施例I〜VII)及び、1%濃度希釈
からの0.3重量%の保留剤(ポリアミドアミンを基に
した、例えばBayer AGからのRetamino
l H)を次々と添加したが、フルオロカーボン分散液
のそして保留剤の重量データはパルプに関する。この混
合物を約20秒間撹拌した後で、紙のシートを手動のシ
ート成形機で成形した。これらのシートをフェルトの間
でプレスし、そして乾燥シリンダー中で90℃で4分間
乾燥した。試験は、表面の上で処理された紙に関するよ
うにして実施した。
【0062】すべての結果を以下の表中に要約する。実
施例番号の後の指数aは表面処理に関する結果を表し、
そして指数bはパルプ中での処理に関する結果を表す。
【0063】
【表3】
【0064】実施例1〜3は、フルオロカーボン分散液
の製造のためにメチルアクリレートを使用した時には、
紙表面の上でのそしてパルプ中での両方における処理に
おいて特に良好な結果が得られたことを示す。
【0065】実施例4は、メチルアクリレートを使用す
る場合には、メチルメタクリレートを使用する場合より
も顕著により良い結果が得られることを示す。
【0066】ポリエチレンオキシドモノメチルアクリレ
ート(モノマーIII)に起因する増加した親水性含量
を有するフルオロカーボン分散液を用いた実施例5〜7
においては、紙表面上での非常に良好な処理がなお得ら
れた。しかしながら、ジメチルアミノエチルメタクリレ
ートの含量が低ければ低いほど、パルプ中の処理の結果
はそれだけ悪かった。
【0067】これらの実施例は、フルオロカーボン樹脂
の組成を親水性成分に関してバランスさせなければなら
ないことを示す。
【0068】使用実施例8〜17 表面の上での紙の油及び水をはじく処理 2.0重量%(液体重量を基にして)のフルオロカーボ
ン分散液(実施例VIII〜XVII)を、生水(約1
7°dH=ドイツ硬度)によって製造された5%濃度の
澱粉溶液(ジャガイモ澱粉(Perfectamyl
(R)A 4692))に添加した。35°SRの自由度
(degree of freeness)を有する5
0%の漂白されたカンバスルフェート及び50%の漂白
されたマツスルフェート化学パルプから成る基礎の紙
を、実験用サイジングプレス(Mathis;湿り取り
上げ:80%)中でこの液体によって処理し、そして乾
燥シリンダー中で90℃で2分間乾燥した。部屋の雰囲
気中で2時間調製した後で、処理された紙(80g/m
2)を、水に関してCobb試験によってそしてテレビ
ン油及びキシレンに関して液滴試験によって試験した。
表面処理の結果を以下の表中に要約する。
【0069】
【表4】
【0070】使用実施例18〜27 パルプ中での紙の油及び水をはじく処理 付加的に25%のCaCO3を含む、70%のカンバス
ルフェート化学パルプ及び30%のマツスルフェート化
学パルプの混合物を、約35°SRまで叩き、そして生
水(約17°dH)によって2.5%のパルプ密度にし
た。
【0071】140mlのこの化学パルプ懸濁液を、1
50mlの生水で希釈した。3.0重量%のフルオロカ
ーボン分散液(実施例VIII〜XVII)及び、1%
濃度希釈からの0.3重量%の保留剤(ポリアミドアミ
ンを基にした、例えばBayer AGからのReta
minol H)を次々と添加したが、フルオロカーボ
ン分散液のそして保留剤の重量データはパルプを基にし
ている。この混合物を約20秒間撹拌した後で、紙のシ
ートを手動のシート成形機で成形した。これらのシート
(80g/m2)をフェルトの間でプレスし、そして乾
燥シリンダー中で90℃で4分間乾燥した。試験は、表
面の上で処理された紙に関するようにして実施した。
【0072】パルプ中での処理の結果を以下の表中に要
約する。
【0073】
【表5】
【0074】使用実施例28〜31 パルプ中での油及び水をはじく処理 50%の疑似の(bogus)紙及び50%の新聞紙
(故紙)の混合物を、カンバスルフェート及びマツスル
フェート化学パルプの代わりに用いた。4.0重量%の
フルオロカーボン分散液(実施例VIII、X、XV
I、XVII)を用いた(結果は以下の表中に)。
【0075】
【表6】
【0076】実施例XVI及びXVIIからのコポリマ
ー(アクリルアミドなし)は、本発明によるコポリマー
VIII及びX中のアクリルアミド(成分e))の使用
が、パルプ中での処理における一層の明確な改善を結果
としてもたらすことを示す。本発明の主なる特徴及び態
様は以下の通りである。
【0077】1. a)式CH2=CR1−COO−X−
n2n+1(I)の、ペルフルオロアルキル基を含むア
クリレート、 b)式CH2=CR2−COO−R3(II)のモノマ
ー、 c)式CH2=CR4−COO−(CH2CH2O)m−R5
(III)のモノマー、 d)式CH2=CR6−COO−CH2CH2−N(R7
8)(IVa)の又は、塩のような形の式[CH2=C
6−COO−CH2CH2−N(R7,R8,R9)]+-
(IVb)の又は、Nが酸化された形の式
【0078】
【化7】
【0079】のモノマー、及び e)式CH2=CR10CONHR11(V)のモノマー [これらの式中、nは、4〜20、好ましくは6〜16
の数、又はnの種々の値の混合値を表し、そしてmは、
3〜20の数又はmの種々の値の混合値を表し、Xは、
式−(CH2o−、SO2NR12CH2CHR13−又は−
O−(CH2o−(式中、oは1〜4の数を表す)を表
し、R1、R2、R4、R6、R10及びR13は、お互いに独
立に水素又はメチルを表し、R3、R7、R8、R9及びR
12は、お互いに独立に直鎖の又は分岐したC1〜C4−ア
ルキルを表し、R5は、水素又は直鎖の若しくは分岐し
たC1〜C8−アルキルを表し、そしてR11は、水素又は
直鎖の若しくは分岐したC1〜C12−アルキル、ベンジ
ル、−CH2OH、−CH2OCH3、−CH2OC49
−(CH23N(CH32又は−(CH2)N+(C
33Cl-を表し、そしてY-は、1〜3価のアニオン
の一つの等価物を表す]のフッ素含有コポリマーであっ
て、すべてコモノマーの総量を基にしてa)=50〜9
0重量%、b)=1〜35重量%、c)=3〜20重量
%、d)=1〜20重量%及びe)=0〜10重量%の
量のモノマーを含んで成るコポリマーによって紙の表面
の上で又は紙のパルプ中で処理された[ここで、パルプ
を基にして0.1〜2.0重量%の上のコポリマーを表
面の上での処理のために用い、そしてパルプを基にして
0.5〜2.0重量%の上のコポリマーを化学パルプ懸
濁液中のパルプ処理のために用い、軟化されていない生
水を水として用いることが可能であり、そして上のコポ
リマーに加えて、澱粉及び保留剤を用いることが可能で
あり、US 5,247,008による処理組成物は除
外される]油及び水をはじく紙。
【0080】2. 油及び水をはじく物質によって表面
の上で又はパルプ中で紙を処理することによる油及び水
をはじく紙の製造方法であって、前記処理のために、 a)式CH2=CR1−COO−X−Cn2n+1(I)
の、ペルフルオロアルキル基を含むアクリレート、 b)式CH2=CR2−COO−R3(II)のモノマ
ー、 c)式CH2=CR4−COO−(CH2CH2O)m−R5
(III)のモノマー、 d)式CH2=CR6−COO−CH2CH2−N(R7
8)(IVa)の又は、塩のような形の式[CH2=C
6−COO−CH2CH2−N(R7,R8,R9)]+-
(IVb)の又は、Nが酸化された形の式
【0081】
【化8】
【0082】のモノマー、及び e)式CH2=CR10CONHR11(V)のモノマー [これらの式中、nは、4〜20、好ましくは6〜16
の数、又はnの種々の値の混合値を表し、そしてmは、
3〜20の数又はmの種々の値の混合値を表し、Xは、
式−(CH2o−、SO2NR12CH2CHR13−又は−
O−(CH2o−(式中、oは1〜4の数を表す)を表
し、R1、R2、R4、R6、R10及びR13は、お互いに独
立に水素又はメチルを表し、R3、R7、R8、R9及びR
12は、お互いに独立に直鎖の又は分岐したC1〜C4−ア
ルキルを表し、R5は、水素又は直鎖の若しくは分岐し
たC1〜C8−アルキルを表し、そしてR11は、水素又は
直鎖の若しくは分岐したC1〜C12−アルキル、ベンジ
ル、−CH2OH、−CH2OCH3、−CH2OC49
−(CH23N(CH32又は−(CH2)N+(C
33Cl-を表し、そしてY-は、1〜3価のアニオン
の一つの等価物を表す]のフッ素含有コポリマーであっ
て、すべてコモノマーの総量を基にしてa)=50〜9
0重量%、b)=1〜35重量%、c)=3〜20重量
%、d)=1〜20重量%及びe)=0〜10重量%の
量のモノマーを含んで成るコポリマーを、パルプを基に
して0.1〜2.0重量%の上のコポリマーを表面の上
の処理のために用い、そしてパルプを基にして0.5〜
2.0重量%の上のコポリマーを化学パルプ懸濁液中の
パルプ処理のために用いる[ここで、軟化されていない
生水を水として用いることが可能であり、そして上のコ
ポリマーに加えて、澱粉及び保留剤を用いることが可能
であり、US 5,247,008による処理組成物は
除外される]ことを特徴とする方法。
【0083】3. a)50〜90重量%の式CH2
CR1−COO−X−Cn2n+1(I)の、ペルフルオロ
アルキル基を含むアクリレート、 b)1〜35重量%の式CH2=CR2−COO−R
3(II)のモノマー、 c)3〜20重量%の式CH2=CR4−COO−(CH
2CH2O)m−R5(III)のモノマー、 d)1〜20重量%の、式CH2=CR6−COO−CH
2CH2−N(R7,R8)(IVa)の又は、塩のような
形の式[CH2=CR6−COO−CH2CH2−N
(R7,R8,R9)]+-(IVb)の又は、Nが酸化
された形の式
【0084】
【化9】
【0085】のモノマー、及び e)0.5〜10重量%の式CH2=CR10CONHR
11(V)のモノマー [これらの式中、nは、4〜20、好ましくは6〜16
の数、又はnの種々の値の混合値を表し、そしてmは、
3〜20の数又はmの種々の値の混合値を表し、Xは、
式−(CH2o−、SO2NR12CH2CHR13−又は−
O−(CH2o−(式中、oは1〜4の数を表す)を表
し、R1、R2、R4、R6、R10及びR13は、お互いに独
立に水素又はメチルを表し、R3、R7、R8、R9及びR
12は、お互いに独立に直鎖の又は分岐したC1〜C4−ア
ルキルを表し、R5は、水素又は直鎖の若しくは分岐し
たC1〜C8−アルキルを表し、そしてR11は、水素又は
直鎖の若しくは分岐したC1〜C12−アルキル、ベンジ
ル、−CH2OH、−CH2OCH3、−CH2OC49
−(CH23N(CH32又は−(CH2)N+(C
33Cl-を表し、そしてY-は、1〜3価のアニオン
の一つの等価物を表す]のフッ素含有コポリマー。
【0086】4. a)=60〜90重量%、b)=1
〜35重量%、c)=3〜20重量%、d)=1〜20
重量%及びe)=0重量%、好ましくはa)=65〜8
5重量%、b)=2〜25重量%、c)=3〜15重量
%、d)=1〜10重量%及びe)=0重量%の組成を
有するコポリマーによって、そしてUS 5,247,
008による処理組成物を除外して処理された、上記1
記載の紙。
【0087】5. a)>75〜85重量%、b)=3
〜15重量%、c)=5〜15重量%、d)=2〜8重
量%及びe)=0重量%の組成を有するコポリマーによ
って処理された、上記4記載の紙。
【0088】6. 成分b)においてR2が水素を表す
コポリマーの使用によって特徴付けられる、上記1、4
及び5のいずれか一つに記載の紙。
【0089】7. 成分b)においてR3がメチルを表
すコポリマーの使用によって特徴付けられる、上記1及
び4から6のいずれか一つに記載の紙。
【0090】8. 成分c)においてR4がメチルを表
しそしてR5が水素を表しそして、それらとは独立に、
指数mが5〜9の値を取るコポリマーの使用によって特
徴付けられる、上記1及び4から7のいずれか一つに記
載の紙。
【0091】9. 成分d)においてR7及びR8がメチ
ルを表しそしてR9が水素を表し、そしてその塩のよう
な形においてはアニオンY-が塩化物イオン、酢酸イオ
ン、1/2硫酸イオン、C6〜C10−アリール−、C7
15−アラルキル−又はC1〜C18−アルキルスルホン
酸イオン又は1/3リン酸イオン、好ましくは1/3リ
ン酸イオンを表すコポリマーの使用によって特徴付けら
れる、上記1及び4から8のいずれか一つに記載の紙。
【0092】10. R6、R7及びR8=メチルそして
9=水素の意味によって特徴付けられ、そして(IV
b)においてアニオンY-が塩化物イオン、酢酸イオ
ン、1/2硫酸イオン、C6〜C10−アリール−、C7
15−アラルキル−又はC1〜C18−アルキルスルホン
酸イオン又は1/3リン酸イオン、好ましくは1/3リ
ン酸イオンを表す、上記3記載のコポリマー。
【0093】11. a)=65〜85重量%の
(I)、b)=2〜25重量%の(II)、c)=3〜
15重量%の(III)、d)=1〜10重量%の(I
V)及びe)=1〜8重量%の(V)の組成によって特
徴付けられる、好ましくはa)>65〜85重量%の
(I)、b)2〜25重量%の(II)、c)3〜15
重量%の(III)、d)=1〜10重量%の(IV)及
びe)=1〜8重量%の(V)の組成によって特徴付け
られる、上記3または10記載のコポリマー。
【0094】12. R1=H及びX=−CH2CH2
の意味によって特徴付けられる、上記3、10及び11
のいずれか一つに記載のコポリマー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 17/37 (72)発明者 ウベ・ツベーリング ドイツ40589デユツセルドルフ・ヒメルガ イスターラントシユトラーセ79 (72)発明者 ジークフリート・コルテ ドイツ51519オーデンタール・エングステ ンベルガーヘーエ3

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)式CH2=CR1−COO−X−Cn
    2n+1(I)の、ペルフルオロアルキル基を含むアクリ
    レート、 b)式CH2=CR2−COO−R3(II)のモノマ
    ー、 c)式CH2=CR4−COO−(CH2CH2O)m−R5
    (III)のモノマー、 d)式CH2=CR6−COO−CH2CH2−N(R7
    8)(IVa)の又は、塩のような形の式[CH2=C
    6−COO−CH2CH2−N(R7,R8,R9)]+-
    (IVb)の又は、Nが酸化された形の式 【化1】 のモノマー、及び e)式CH2=CR10CONHR11(V)のモノマー [これらの式中、 nは、4〜20、好ましくは6〜16の数、又はnの種
    々の値の混合値を表し、そしてmは、3〜20の数又は
    mの種々の値の混合値を表し、 Xは、式−(CH2o−、SO2NR12CH2CHR13
    又は−O−(CH2o−(式中、oは1〜4の数を表
    す)を表し、 R1、R2、R4、R6、R10及びR13は、お互いに独立に
    水素又はメチルを表し、 R3、R7、R8、R9及びR12は、お互いに独立に直鎖の
    又は分岐したC1〜C4−アルキルを表し、 R5は、水素又は直鎖の若しくは分岐したC1〜C8−ア
    ルキルを表し、そしてR11は、水素又は直鎖の若しくは
    分岐したC1〜C12−アルキル、ベンジル、−CH2
    H、−CH2OCH3、−CH2OC49、−(CH23
    N(CH32又は−(CH2)N+(CH33Cl-を表
    し、そしてY-は、1〜3価のアニオンの一つの等価物
    を表す]のフッ素含有コポリマーであって、すべてコモ
    ノマーの総量を基にしてa)=50〜90重量%、b)
    =1〜35重量%、c)=3〜20重量%、d)=1〜
    20重量%及びe)=0〜10重量%の量のモノマーを
    含んで成るコポリマーによって紙の表面の上で又は紙の
    パルプ中で処理された[ここで、パルプを基にして0.
    1〜2.0重量%の上のコポリマーを表面の上での処理
    のために用い、そしてパルプを基にして0.5〜2.0
    重量%の上のコポリマーを化学パルプ懸濁液中のパルプ
    処理のために用い、軟化されていない生水を水として用
    いることが可能であり、そして上のコポリマーに加え
    て、澱粉及び保留剤を用いることが可能であり、US
    5,247,008による処理組成物は除外される]油
    及び水をはじく紙。
  2. 【請求項2】 油及び水をはじく物質によって表面の上
    で又はパルプ中で紙を処理することによる油及び水をは
    じく紙の製造方法であって、前記処理のために、 a)式CH2=CR1−COO−X−Cn2n+1(I)
    の、ペルフルオロアルキル基を含むアクリレート、 b)式CH2=CR2−COO−R3(II)のモノマ
    ー、 c)式CH2=CR4−COO−(CH2CH2O)m−R5
    (III)のモノマー、 d)式CH2=CR6−COO−CH2CH2−N(R7
    8)(IVa)の又は、塩のような形の式[CH2=C
    6−COO−CH2CH2−N(R7,R8,R9)]+-
    (IVb)の又は、Nが酸化された形の式 【化2】 のモノマー、及び e)式CH2=CR10CONHR11(V)のモノマー [これらの式中、 nは、4〜20、好ましくは6〜16の数、又はnの種
    々の値の混合値を表し、そしてmは、3〜20の数又は
    mの種々の値の混合値を表し、 Xは、式−(CH2o−、SO2NR12CH2CHR13
    又は−O−(CH2o−(式中、oは1〜4の数を表
    す)を表し、 R1、R2、R4、R6、R10及びR13は、お互いに独立に
    水素又はメチルを表し、 R3、R7、R8、R9及びR12は、お互いに独立に直鎖の
    又は分岐したC1〜C4−アルキルを表し、 R5は、水素又は直鎖の若しくは分岐したC1〜C8−ア
    ルキルを表し、そしてR11は、水素又は直鎖の若しくは
    分岐したC1〜C12−アルキル、ベンジル、−CH2
    H、−CH2OCH3、−CH2OC49、−(CH23
    N(CH32又は−(CH2)N+(CH33Cl-を表
    し、そしてY-は、1〜3価のアニオンの一つの等価物
    を表す]のフッ素含有コポリマーであって、すべてコモ
    ノマーの総量を基にしてa)=50〜90重量%、b)
    =1〜35重量%、c)=3〜20重量%、d)=1〜
    20重量%及びe)=0〜10重量%の量のモノマーを
    含んで成るコポリマーを、パルプを基にして0.1〜
    2.0重量%の上のコポリマーを表面の処理のために用
    い、そしてパルプを基にして0.5〜2.0重量%の上
    のコポリマーを化学パルプ懸濁液中のパルプ処理のため
    に用いる[ここで、軟化されていない生水を水として用
    いることが可能であり、そして上のコポリマーに加え
    て、澱粉及び保留剤を用いることが可能であり、US
    5,247,008による処理組成物は除外される]こ
    とを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 a)50〜90重量%の式CH2=CR1
    −COO−X−Cn2n+1(I)の、ペルフルオロアル
    キル基を含むアクリレート、 b)1〜35重量%の式CH2=CR2−COO−R
    3(II)のモノマー、 c)3〜20重量%の式CH2=CR4−COO−(CH
    2CH2O)m−R5(III)のモノマー、 d)1〜20重量%の、式CH2=CR6−COO−CH
    2CH2−N(R7,R8)(IVa)の又は、塩のような
    形の式[CH2=CR6−COO−CH2CH2−N
    (R7,R8,R9)]+-(IVb)の又は、Nが酸化
    された形の式 【化3】 のモノマー、及び e)0.5〜10重量%の式CH2=CR10CONHR
    11(V)のモノマー [これらの式中、 nは、4〜20、好ましくは6〜16の数、又はnの種
    々の値の混合値を表し、そしてmは、3〜20の数又は
    mの種々の値の混合値を表し、 Xは、式−(CH2o−、SO2NR12CH2CHR13
    又は−O−(CH2o−(式中、oは1〜4の数を表
    す)を表し、 R1、R2、R4、R6、R10及びR13は、お互いに独立に
    水素又はメチルを表し、 R3、R7、R8、R9及びR12は、お互いに独立に直鎖の
    又は分岐したC1〜C4−アルキルを表し、 R5は、水素又は直鎖の若しくは分岐したC1〜C8−ア
    ルキルを表し、そしてR11は、水素又は直鎖の若しくは
    分岐したC1〜C12−アルキル、ベンジル、−CH2
    H、−CH2OCH3、−CH2OC49、−(CH23
    N(CH32又は−(CH2)N+(CH33Cl-を表
    し、そしてY-は、1〜3価のアニオンの一つの等価物
    を表す]のフッ素含有コポリマー。
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