JPH0859641A - 2−シクロアルキルチアゾリン誘導体 - Google Patents

2−シクロアルキルチアゾリン誘導体

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JPH0859641A
JPH0859641A JP6198879A JP19887994A JPH0859641A JP H0859641 A JPH0859641 A JP H0859641A JP 6198879 A JP6198879 A JP 6198879A JP 19887994 A JP19887994 A JP 19887994A JP H0859641 A JPH0859641 A JP H0859641A
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JP
Japan
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compound
group
thiazoline
methyl
melting point
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Pending
Application number
JP6198879A
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English (en)
Inventor
Masakazu Sato
正和 佐藤
Akira Mannaka
晃 真中
Keiko Takahashi
敬子 高橋
Yutaka Kawashima
豊 川島
Katsuo Hatayama
勝男 畑山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 優れたフィブリノーゲン受容体拮抗作用、細
胞接着因子拮抗作用を有する化合物を提供する。 【構成】 式(I)で表される2−シクロアルキルチア
ゾリン誘導体およびその塩。 [式中、R1はシアノ基、チオカルバモイル基、C2〜C
7アルキルチオイミドイル基、式(II)で表される基ま
たは式(III)で表される基を示し、R2はC3〜C6シク
ロアルキル基を示し、R3は水素原子またはC1〜C6
ルキル基を示し、R4及びR5はそれぞれ水素原子、アル
キル基、シクロアルキル基、フェニル基またはベンジル
基を示し、R6及びR7はそれぞれ水素原子またはアルキ
ル基を示し、m及びnは1〜3の整数を示し、AはCH
2、CO、エチレンジオキシメチレン基、O、S、S
O、SO2またはNR8(R8は水素原子、アルキル基、
ホルミル基、アルカノイル基、フェニル基、ピリジル基
またはベンジル基)を示す〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフィブリノーゲン受容体
拮抗作用、細胞接着因子拮抗作用を有する新規な2−シ
クロアルキルチアゾリン誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術】血小板は各種血小板凝集惹起物質の刺激
により、血小板膜糖蛋白GPIIb/IIIa複合体上にフ
ィブリノーゲンの結合部位が発現し、その結果血小板が
相互にフィブリノーゲンを介して結合し凝集するといわ
れている。フィブリノーゲンの受容体との結合部位であ
るといわれているArg−Gly−Aspを含むArg
−Gly−Asp−Ser(以下RGDSと記す)等の
ペプチド誘導体[Thrombosys Res,第56巻,第6号,
第687ページ(1989年)]や分子内にアミジノ基
を有する化合物(特開平2−223543号公報に記
載)などがフィブリノーゲン受容体に対する拮抗作用を
有し、血小板凝集抑制作用を有することが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし未だその作用は
充分ではない。
【0004】本発明の目的は、優れたフィブリノーゲン
受容体拮抗作用、細胞接着因子拮抗作用を有する化合物
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討し
た結果、チアゾリン環の2位にシクロアルキル基、特に
シクロプロピル基を有するチアゾリン誘導体が前記課題
を解決できることを見いだし、本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は式
【0007】
【化4】
【0008】[式中、R1はシアノ基、チオカルバモイ
ル基、炭素原子数2〜7個のアルキルチオイミドイル
基、式
【0009】
【化5】
【0010】(式中、R4及びR5はそれぞれ水素原子、
炭素原子数1〜6個のアルキル基、炭素原子数4〜8個
のシクロアルキル基、フェニル基、「炭素原子数1〜4
個のアルキル基、炭素原子数1〜4個のアルコキシ基も
しくはハロゲン原子」で置換されたフェニル基、ベンジ
ル基または「炭素原子数1〜4個のアルキル基、炭素原
子数1〜4個のアルコキシ基、トリフルオロメチル基も
しくはハロゲン原子」で置換されたベンジル基を示
す。)で表される基または式
【0011】
【化6】
【0012】(式中、R6及びR7はそれぞれ水素原子ま
たは炭素原子数1〜6個のアルキル基を示し、m及びn
は1〜3の整数を示し、Aはメチレン基、カルボニル
基、エチレンジオキシメチレン基、酸素原子、硫黄原
子、スルフィニル基、スルホニル基または式 >N−R
8(式中、R8は水素原子、炭素原子数1〜6個のアルキ
ル基、ホルミル基、炭素原子数2〜7個のアルカノイル
基、フェニル基、「炭素原子数1〜6個のアルキル基、
炭素原子数1〜6個のアルコキシ基、ニトロ基、炭素原
子数2〜7個のアルカノイル基、ハロゲン原子もしくは
トリフルオロメチル基」で置換されたフェニル基、ピリ
ジル基またはベンジル基を示す。)で表わされる基を示
し、R2は炭素原子数3〜6個のシクロアルキル基を示
し、R3は水素原子または炭素原子数1〜6個のアルキ
ル基を示す。]で表される2−シクロアルキルチアゾリ
ン誘導体およびその塩である。
【0013】本発明において、アルキル基、アルコキシ
基及びアルコキシカルボニル基とは直鎖状または分岐鎖
状のものをいう。また、ハロゲン原子とは、フッ素原
子、塩素原子及び臭素原子をいう。式(I)の化合物の
塩とは、アルカリ金属類、アルカリ土類金属類、アンモ
ニア、アルキルアミン類、鉱酸、カルボン酸、スルホン
酸などとの塩であり、たとえばナトリウム塩、カリウム
塩、カルシウム塩、アンモニウム塩、アルミニウム塩、
トリエチルアンモニウム塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨ
ウ化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩、燐酸塩、酢酸塩、フマ
ル酸塩、マレイン酸塩、メタンスルホン酸塩などが挙げ
られる。本発明において好ましい化合物は、R1が式(I
I)の基または式(III)の基であり、R2がシクロプロ
ピル基である化合物である。
【0014】本発明化合物は、例えば以下に示す方法に
よって製造することができる。すなわち、Org.Sy
nth.Coll.,第3巻,第735頁に記載された
方法によって得た下記式(a)
【0015】
【化7】
【0016】(式中、R2は前記と同意義である。)で
表される化合物と、式 CH3COCH(Cl)CO2
9(式中、R9は任意の低級アルキル基を示す。)で表わ
される化合物を塩基の存在下もしくは非存在下溶媒中も
しくは無溶媒中で加熱下に反応させて下記式(b)
【0017】
【化8】
【0018】(式中、R2、R9は前記と同意義であ
る。)で表わされる化合物を得る。次に、式(b)の化
合物のエステル部分を通常用いられる方法を用いて加水
分解して、式(c)
【0019】
【化9】
【0020】(式中、R2は前記と同意義である。)で
表わされる化合物またはそれらの塩とした後、式 H2
N(CH22CO210(式中、R10は水素原子以外の
3である。)あるいはその塩を用いて、アミド結合を
形成する通常の方法によりアミド化することによって、
式(d)
【0021】
【化10】
【0022】(式中、R2、R10は前記と同意義であ
る。)で表わされる本発明化合物[式(I)においてR
1がシアノ基であり、R3が炭素原子数1〜6個のアルキ
ル基である化合物]を得る。
【0023】さらに、式(d)の化合物を、たとえば塩
基を触媒として用いて硫化水素と反応させる方法、Na
BH23と反応させる方法等によって式(e)
【0024】
【化11】
【0025】(式中、R2、R10は前記と同意義であ
る。)で表わされる本発明化合物[式(I)においてR
1がチオカルバモイル基であり、R3が炭素原子数1〜6
個のアルキル基である化合物]へと導き、これを式 R
11−X(式中、R11は炭素原子数1〜6個のアルキル基
であり、Xはハロゲン原子を示す。)で表わされる低級
アルキルハライド、式 R11 2−SO4(式中、R11は前
記と同意義である。)で表わされる化合物、などのアル
キル化剤で処理して式(f)
【0026】
【化12】
【0027】(式中R2、R10、R11は前記と同意義で
ある。)で表わされる本発明化合物[式(I)において
1が炭素原子数2〜7個のアルキルチオイミドイル基
であり、R3が炭素原子数1〜6個のアルキル基である
化合物]またはその塩へと導く。
【0028】そしてこの化合物を対応するアミン類もし
くはこれらの塩で処理することによって、R1が式(I
I)の基または式(III)の基であり、R3が炭素原子数
1〜6個のアルキル基である本発明化合物に導くことが
できる。さらに、上記の本発明化合物は式(d)で表わ
される中間体から例えばイミノクロリドやイミノエーテ
ルを経由するシアノ基をアミジノ基に変換する一般的な
方法を用いて合成することもできる。
【0029】R3が水素原子である本発明化合物または
その塩を製造する場合、R3が炭素原子数1〜6個のア
ルキル基である本発明化合物からエステルの加水分解を
行なうことにより得ることができる。エステルの加水分
解はアルカリ処理、鉱酸、有機酸処理等の一般的な方法
を用いることができる。
【0030】上記の反応で塩基を用いる場合の塩基とし
ては例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ジムシ
ルナトリウム、水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、
第3ブチルカリウム等のアルカリ金属塩類、トリエチル
アミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン等のア
ミン類等を用いることができ、アミン類の塩とは例えば
酢酸アンモニウム等の有機酸塩等を用いることができ
る。反応溶媒としては水、メタノール、エタノール、イ
ソプロピルアルコール、第三ブチルアルコール等のアル
コール類、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテ
ル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、
ピリジン、塩化メチレン、クロロホルム、アセトン、酢
酸等の反応に不活性な溶媒を用いることができる。
【0031】
【発明の効果】このようにして得た式(I)の化合物
は、血小板上のフィブリノーゲン受容体(GpIIb/II
Ia)に対するフィブリノーゲン、フィブロネクチン、
フォンヴィルブラント因子等の各種粘着性タンパク質の
結合を阻害し、血小板の凝集、粘着に対する抑制作用を
有する。また式(I)の化合物は各種細胞表面への上記
粘着性タンパク質及びヴィトロネクチン、コラーゲン等
の細胞間マトリックスを形成する粘着性タンパク質の結
合を阻害し、細胞間の相互作用、細胞−細胞間マトリッ
クス間の相互作用に作用する。
【0032】従って本発明の化合物は血栓症、脳梗塞、
心筋梗塞等の虚血性疾患、動脈硬化症等の疾患の予防よ
び治療剤、悪性腫瘍の転移抑制剤として有用である。こ
の目的のためには、式(I)の化合物に常用の増量剤、
結合剤、崩壊剤、pH調節剤、溶解剤などを添加し、常
用の製剤技術によって錠剤、丸剤、カプセル剤、顆粒
剤、粉剤、液剤、乳剤、懸濁剤、注射剤などに調製する
ことができる。式(I)の化合物は、成人の患者に対し
て0.001〜5000mg/日を数回に分けて経口ま
たは非経口で投与する。この投与量は疾病の種類、患者
の年齢、体重、症状により適宜増減することができる。
【0033】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明する。 実施例1 (1)チオシアン酸アンモニウム(9.2g)のアセト
ン(200ml)溶液に室温下4−シアノベンゾイルク
ロリド(20g)を少量づつ加えた後20分間加熱還流
した反応混合物を氷冷後不溶物を濾過によって除き濾液
を減圧留去して得た残渣にトルエン(100ml),シ
クロプロピルアミン(7.6g)を順次加え30分間撹
拌した。析出した結晶を濾取後酢酸エチルで再結晶して
無宿粉末状の1−(4−シアノベンゾイル)−3−シク
ロプロピルチオ尿素(20g,収率67%)を得た。 融点 151〜152℃。
【0034】(2)1−シクロプロピル−3−(4−シ
アノベンゾイル)−チオ尿素(19.5g)、2−クロ
ロアセト酢酸エチル(24.2ml)、トルエン(20
0ml)の混合物を反応で生じる水を取り除きながら加
熱還流下2時間撹拌した。室温まで冷却の後、析出した
結晶を濾取して、3−シクロプロピル−2−(4−シア
ノベンゾイルイミノ)−4−メチル−3H−チアゾリン
−5−カルボン酸エチル26.7gを得た。 融点 224.5〜225.5℃。
【0035】(3)3−シクロプロピル−2−(4−シ
アノベンゾイルイミノ)−4−メチル−3H−チアゾリ
ン−5−カルボン酸エチル(26.3g)、10%水酸
化ナトリウム水溶液(44ml)、アセトン(300m
l)の混合物を加熱還流下2.5時間撹拌した。室温ま
で冷却の後、析出した結晶を濾取して、3−シクロプロ
ピル−2−(4−シアノベンゾイルイミノ)−4−メチ
ル−3H−チアゾリン−5−カルボン酸 ナトリウム塩
26.4gを得た。 融点 273〜274℃(分解)。
【0036】(4)3−シクロプロピル−2−(4−シ
アノベンゾイルイミノ)−4−メチル−3H−チアゾリ
ン−5−カルボン酸 ナトリウム塩(26g)、1,3
−ジメチル−2−クロロイミダゾリウムクロリド(以下
DMCと略す。)(18.9g)、β−アラニンメチル
エステル塩酸塩(15.6g)、トリエチルアミン(3
1ml)、N,N−ジメチルホルムアミド(以下DMF
と略す。)(300ml)の混合物を室温で3時間撹拌
した。水(1.2l)を加え析出した結晶を濾取し、得
られた粗結晶を塩化メチレンに溶解した。セライトを用
いて不溶物を濾取し、母液を減圧濃縮してN−(2−メ
トキシカルボニルエチル)−3−シクロプロピル−2−
(4−シアノベンゾイルイミノ)−4−メチル−3H−
チアゾリン−5−カルボキサミド(化合物1)22.7
gを得た。 融点 197.5〜198.5℃。
【0037】実施例2 化合物1(22g)、水硫化ナトリウム(70%、8.
5g)、塩化マグネシウム・6水和物(10.8g)、
DMF(200ml)の混合物を室温で2時間撹拌し
た。水(1.2l)を加えて析出した結晶を濾取し、得
られた粗結晶を3%塩酸で洗浄して、N−(2−メトキ
シカルボニルエチル)−2−[4−チオカルバモイルベ
ンゾイルイミノ]−3−シクロプロピル−4−メチル−
3H−チアゾリン−5−カルボキサミド(化合物2)2
1.9gを得た。 融点 125〜215.5℃。
【0038】実施例3 化合物2(21g)をDMF(150ml)に懸濁し、
50℃まで加熱の後ジメチル硫酸(7.7ml)を5分
かけて滴下した。55℃で2時間撹拌の後、アセトン
(500ml)を加え室温まで冷却し、ヘキサン(40
0ml)を加え析出した結晶を濾取してN−(2−メト
キシカルボニルエチル)−2−[4−(メチルチオイミ
ドイル)ベンゾイルイミノ]−3−シクロプロピル−4
−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサミド・メ
チル硫酸塩(化合物3)24.5gを得た。 融点 173.5〜174.5℃(分解)。
【0039】実施例4 化合物3(0.9g)、酢酸アンモニウム(0.53
g)、メタノール(15ml)の混合物を加熱還流下
1.5時間撹拌した。氷冷し析出した結晶を濾取して、
N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−[4−ア
ミジノベンゾイルイミノ]−3−シクロプロピル−4−
メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサミド・メチ
ル硫酸塩(化合物4)0.31gを得た。 融点 214〜216℃。
【0040】実施例5 化合物4(0.21g)、10%水酸化ナトリウム水溶
液(0.45ml)、メタノール(4.5ml)の混合
物を、50℃で3.5時間撹拌した。減圧濃縮の後、
水、3%塩酸を順次加え析出した結晶を濾取してN−
(2−カルボキシエチル)−2−[4−アミジノベンゾ
イルイミノ]−3−シクロプロピル−4−メチル−3H
−チアゾリン−5−カルボキサミド(化合物5)0.1
4gを得た。 融点 267〜270℃(分解)。
【0041】実施例6 化合物3(0.9g)、1−(2−ピリジル)ピペラジ
ン(0.39g)、酢酸(0.15ml)、メタノール
(15ml)の混合物を加熱還流下1時間撹拌した。減
圧濃縮の後塩化メチレンに溶解し、水、飽和食塩水で洗
浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧濃縮の後、残渣
を塩化メチレン−トルエンで再結晶してN−(2−メト
キシカルボニルエチル)−2−{4−[4−(2−ピリ
ジル)ピペラジノイミドイル]ベンゾイルイミノ}−3
−シクロプロピル−4−メチル−3H−チアゾリン−5
−カルボキサミド・メチル硫酸塩(化合物6)0.31
gを得た。 融点 166〜169℃。
【0042】実施例7 化合物6を原料に用い、実施例5と同様の操作を行なっ
てN−(2−カルボキシエチル)−2−{4−[4−
(2−ピリジル)ピペラジノイミドイル]ベンゾイルイ
ミノ}−3−シクロプロピル−4−メチル−3H−チア
ゾリン−5−カルボキサミド・2塩酸塩(化合物7)
0.44gを得た。 融点 259〜261℃。
【0043】実施例8 (1)チオシアン酸アンモニウム(2.7g)のアセト
ン(50ml)溶液に室温下4−シアノベンゾイルクロ
リド(5.8g)を少量づつ加えた後10分間加熱還流
した反応混合物を氷冷後不溶物を濾過によって除き濾液
を減圧留去して得た残渣にトルエン(30ml),シク
ロブチルアミン(3ml)を順次加え20分間撹拌し
た。反応混合物に2−クロロアセト酢酸エチル(11.
6ml)を加え、反応によって生じる水を除きつつ10
0分間加熱還流した。反応混合物を放冷後析出した結晶
を濾取して2−(4ーシアノベンゾイルイミノ)−3−
シクロブチル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カ
ルボン酸エチルを得た。 融点 221.5〜223℃。
【0044】(2)2−(4ーシアノベンゾイルイミ
ノ)−3−シクロブチル−4−メチル−−3H−チアゾ
リン−5−カルボン酸エチル(8g)、10%水酸化ナ
トリウム水溶液(13ml)、アセトン(100ml)
の混合物を加熱還流下2時間撹拌した。室温まで冷却の
後、濃塩酸(2.8ml)を加え、析出した結晶を濾取
して2−(4ーシアノベンゾイルイミノ)−3−シクロ
ブチル−4−メチル−−3H−チアゾリン−5−カルボ
ン酸8.6gを得た。 融点 231〜234℃(分解)。
【0045】(3)2−(4ーシアノベンゾイルイミ
ノ)−3−シクロブチル−4−メチル−−3H−チアゾ
リン−5−カルボン酸(8.6g)を用い、実施例1
(4)と同様の操作を行ないN−(2−メトキシカルボ
ニルエチル)−3−シクロブチル−2−(4−シアノベ
ンゾイルイミノ)−4−メチル−3H−チアゾリン−5
−カルボキサミド(化合物8)を得た。 融点 158.5〜159.5℃。
【0046】実施例9 化合物8を原料に用い、実施例2、3と同様の操作を行
なって以下の化合物を得た。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−[4−
チオカルバモイルベンゾイルイミノ]−3−シクロブチ
ル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサミ
ド(化合物9) 融点 196.5〜197℃(分解)。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−[4−
(メチルチオイミドイル)ベンゾイルイミノ]−3−シ
クロブチル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カル
ボキサミド・メチル硫酸塩(化合物10) 融点 162〜165℃(分解)。
【0047】実施例10 化合物10を原料に用い、実施例4と同様の操作を行な
ってN−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−[4
−アミジノベンゾイルイミノ]−3−シクロブチル−4
−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサミド・メ
チル硫酸塩(化合物11)を得た。 融点 222.5〜223.5℃。
【0048】実施例11 化合物11(0.2g)、メタンスルホン酸(0.4m
l)、水(4ml)の混合物を80℃で1.5時間撹拌
した。水(4ml)を加え氷冷の後析出した結晶を濾取
してN−(2−カルボキシエチル)−2−[4−アミジ
ノベンゾイルイミノ]−3−シクロブチル−4−メチル
−3H−チアゾリン−5−カルボキサミド(化合物1
2)0.19gを得た。 融点 270〜270.5℃。
【0049】実施例12 化合物10を原料に用い、実施例6と同様の操作を行な
ってN−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−{4
−[4−(2−ピリジル)ピペラジノイミドイル]ベン
ゾイルイミノ}−3−シクロブチル−4−メチル−3H
−チアゾリン−5−カルボキサミド・メチル硫酸塩(化
合物13)を得た。 融点 197〜199℃。
【0050】実施例13 化合物13(0.3g)、5%水酸化ナトリウム水溶液
(1ml)、イソプロピルアルコール(3ml)の混合
物を室温で20分撹拌した。10%リン酸1ナトリウム
水溶液(3ml)、水(3ml)を順次加え析出した結
晶を濾取してN−(2−カルボキシエチル)−2−{4
−[4−(2−ピリジル)ピペラジノイミドイル]ベン
ゾイルイミノ}−3−シクロブチル−4−メチル−3H
−チアゾリン−5−カルボキサミド(化合物14)を得
た。 融点 209〜210.5℃。
【0051】実施例14 (1)シクロブチルアミンのかわりにシクロペンチルア
ミン(16.4ml)を用いて実施例8(1)と同様の
反応操作を行い2−(4−シアノベンゾイルイミノ)−
3−シクロペンチル−4−メチル−3H−チアゾリン−
5−カルボン酸エチル36.0gを得た。 融点 191.5〜192℃(分解)。
【0052】(2)2−(4−シアノベンゾイルイミ
ノ)−3−シクロペンチル−4−メチル−3H−チアゾ
リン−5−カルボン酸エチル(35.5g)、10%水
酸化ナトリウム水溶液(55ml)、アセトン(400
ml)の混合物を加熱還流下1時間撹拌し、室温まで冷
却の後濃塩酸(3.8ml)を加えた。この混合物に1
−ヒドロキシベンゾトリアゾール・1水和物(以下HO
Bt・H2Oと略す。)(17g)、β−アラニンメチ
ルエステル塩酸塩(15.4g)、1−エチル−3−
(N,N−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩
酸塩(以下WSC・HClと略す。)(21.3g)、
水(100ml)、DMF(400ml)、塩化メチレ
ン(500ml)を順次加え室温で5時間撹拌した。反
応混合物に水(1l)を加え有機層を分離し、3%塩
酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄
した。乾燥(硫酸マグネシウム)の後、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(塩化メチレン−酢酸エチル)に
より精製し、N−(2−メトキシカルボニルエチル)−
3−シクロペンチル−2−(4−シアノベンゾイルイミ
ノ)−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサ
ミド(化合物15)を得た。 融点 149.5〜150.5℃。
【0053】実施例15 化合物15を原料に用い、実施例2、3と同様の操作を
行なって以下の化合物を得た。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−[4−
チオカルバモイルベンゾイルイミノ]−3−シクロペン
チル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサ
ミド(化合物16) 融点 149〜150℃。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−[4−
(メチルチオイミドイル)ベンゾイルイミノ]−3−シ
クロペンチル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カ
ルボキサミド・メチル硫酸塩(化合物17) 融点 186〜187℃(分解)。
【0054】実施例16 化合物17を原料に用い、実施例12、13と同様の操
作を行なって以下の化合物を得た。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−[4−
アミジノベンゾイルイミノ]−3−シクロペンチル−4
−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサミド・メ
チル硫酸塩(化合物18) 融点 217〜219℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−[4−アミジノ
ベンゾイルイミノ]−3−シクロペンチル−4−メチル
−3H−チアゾリン−5−カルボキサミド(化合物1
9) 融点 261〜262.5℃。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−{4−
[4−(2−ピリジル)ピペラジノイミドイル]ベンゾ
イルイミノ}−3−シクロペンチル−4−メチル−3H
−チアゾリン−5−カルボキサミド・メチル硫酸塩(化
合物20) 融点 192〜194.5℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−{4−[4−
(2−ピリジル)ピペラジノイミドイル]ベンゾイルイ
ミノ}−3−シクロペンチル−4−メチル−3H−チア
ゾリン−5−カルボキサミド(化合物21) 融点 166〜169℃。
【0055】実施例17 (1)シクロプロピルアミンのかわりにシクロヘキシル
アミンを用いて実施例1(1)と同様の反応操作を行い
1−(4ーシアノベンゾイル)−3−シクロヘキシルチ
オ尿素を得た。 融点 136〜137℃。
【0056】(2)上記で得た1−(4−シアノベンゾ
イル)−3−シクロヘキシルチオ尿素を用いて実施例1
(2)と同様の反応操作を行い2−(4−シアノベンゾ
イルイミノ)−3−シクロヘキシル−4−メチル−3H
−チアゾリン−5−カルボン酸エチルを得た。 融点 232〜233℃。
【0057】(3)2−(4−シアノベンゾイルイミ
ノ)−3−シクロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾ
リン−5−カルボン酸エチル(39.75g)、10%
水酸化ナトリウム水溶液(44ml)、ジメチルスルホ
キシド(398ml)、塩化メチレン(199ml)の
混合物を室温で1時間撹拌した。塩化メチレンを減圧留
去の後、濃塩酸(9.2ml)、水(500ml)を加
えた。デカンテーションにより溶媒を分離の後水を加え
て結晶化し濾取して、2−(4−シアノベンゾイルイミ
ノ)−3−シクロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾ
リン−5−カルボン酸の粗生成物を得た。これをHOB
t・H2O(30.63g)、WSC・HCl(21.
09g)、トリエチルアミン(15.33ml)、DM
F(500ml)と共に室温で1晩撹拌した。反応混合
物に水(1l)を加え析出した結晶を濾取し、これをシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン−酢
酸エチル)により精製して、N−(2−メトキシカルボ
ニルエチル)−3−シクロヘキシル−2−(4−シアノ
ベンゾイルイミノ)−4−メチル−3H−チアゾリン−
5−カルボキサミド(化合物22)40.7gを得た。 融点 194〜195℃。
【0058】実施例18 化合物22を原料に用い、実施例2と同様の操作を行な
ってN−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−[4
−チオカルバモイルベンゾイルイミノ]−3−シクロヘ
キシル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキ
サミド(化合物23)を得た。 融点 228〜230℃。
【0059】実施例19 化合物23(40g)、ヨウ化メチル(100ml)、
アセトン(1l)の混合物を加熱還流下2時間撹拌し
た。反応混合物を約500mlになるまで減圧濃縮し、
室温まで冷却の後析出した結晶を濾取して、N−(2−
メトキシカルボニルエチル)−2−[4−(メチルチオ
イミドイル)ベンゾイルイミノ]−3−シクロヘキシル
−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサミド
・ヨウ化水素酸塩(化合物24)51.9gを得た。 融点 202.5〜203.5℃(分解)。
【0060】実施例20 原料に化合物24を用い、実施例4、5と同様の操作を
行なって以下の化合物を得た。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−[4−
アミジノベンゾイルイミノ]−3−シクロヘキシル−4
−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサミド・ヨ
ウ化水素酸塩(化合物25) 融点 209〜210℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−[4−アミジノ
ベンゾイルイミノ]−3−シクロヘキシル−4−メチル
−3H−チアゾリン−5−カルボキサミド(化合物2
6) 融点 247〜250℃。
【0061】実施例21 原料に化合物24と対応するアミンを用い、実施例6、
7と同様の操作を行なって以下の化合物を得た。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−{4−
[4−(2−ピリジル)ピペラジノイミドイル]ベンゾ
イルイミノ}−3−シクロヘキシル−4−メチル−3H
−チアゾリン−5−カルボキサミド・ヨウ化水素酸塩
(化合物27) 融点 187〜192℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−{4−[4−
(2−ピリジル)ピペラジノイミドイル]ベンゾイルイ
ミノ}−3−シクロヘキシル−4−メチル−3H−チア
ゾリン−5−カルボキサミド・塩酸塩(化合物28) 融点 233〜235℃(分解)。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−[4−
(モルホリノイミドイル)ベンゾイルイミノ]−3−シ
クロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カ
ルボキサミド・ヨウ化水素酸塩(化合物29) 融点 232〜234℃(分解)。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−[4−(モルホ
リノイミドイル)ベンゾイルイミノ]−3−シクロヘキ
シル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサ
ミド(化合物30) 融点 192〜194℃。
【0062】○N−(2−メトキシカルボニルエチル)
−2−{4−[4−(2−クロロフェニル)ピペラジノ
イミドイル]ベンゾイルイミノ}−3−シクロヘキシル
−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサミド
・ヨウ化水素酸塩(化合物31) 融点 173〜177℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−{4−[4−
(2−クロロフェニル)ピペラジノイミドイル]ベンゾ
イルイミノ}−3−シクロヘキシル−4−メチル−3H
−チアゾリン−5−カルボキサミド(化合物32) 融点 180〜183℃。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−{4−
[4−(4−ニトロフェニル)ピペラジノイミドイル]
ベンゾイルイミノ}−3−シクロヘキシル−4−メチル
−3H−チアゾリン−5−カルボキサミド・ヨウ化水素
酸塩(化合物33) 融点 219〜222℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−{4−[4−
(4−ニトロフェニル)ピペラジノイミドイル]ベンゾ
イルイミノ}−3−シクロヘキシル−4−メチル−3H
−チアゾリン−5−カルボキサミド(化合物34) 融点 195〜198℃(分解)。
【0063】○N−(2−メトキシカルボニルエチル)
−2−{4−[4−(2−メトキシフェニル)ピペラジ
ノイミドイル]ベンゾイルイミノ}−3−シクロヘキシ
ル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサミ
ド・ヨウ化水素酸塩(化合物35) 融点 143〜146℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−{4−[4−
(2−メトキシフェニル)ピペラジノイミドイル]ベン
ゾイルイミノ}−3−シクロヘキシル−4−メチル−3
H−チアゾリン−5−カルボキサミド(化合物36) 融点 171〜174℃。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−{4−
[4−(4−アセチルフェニル)ピペラジノイミドイ
ル]ベンゾイルイミノ}−3−シクロヘキシル−4−メ
チル−3H−チアゾリン−5−カルボキサミド・ヨウ化
水素酸塩(化合物37) 融点 208〜211℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−{4−[4−
(4−アセチルフェニル)ピペラジノイミドイル]ベン
ゾイルイミノ}−3−シクロヘキシル−4−メチル−3
H−チアゾリン−5−カルボキサミド(化合物38) 融点 186〜189℃(分解)。
【0064】○N−(2−メトキシカルボニルエチル)
−2−[4−(4−フェニルピペラジノイミドイル)ベ
ンゾイルイミノ]−3−シクロヘキシル−4−メチル−
3H−チアゾリン−5−カルボキサミド・ヨウ化水素酸
塩(化合物39) 融点 111〜113℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−[4−(4−フ
ェニルピペラジノイミドイル)ベンゾイルイミノ]−3
−シクロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾリン−5
−カルボキサミド(化合物40) 融点 168〜170℃。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−[4−
(4−ベンジルピペラジノイミドイル)ベンゾイルイミ
ノ]−3−シクロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾ
リン−5−カルボキサミド・ヨウ化水素酸塩(化合物4
1) 融点 141〜144℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−[4−(4−ベ
ンジルピペラジノイミドイル)ベンゾイルイミノ]−3
−シクロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾリン−5
−カルボキサミド・3/4塩酸塩(化合物42)1 H−NMR(DMSO−d6,δ) 1.30−2.00(m,8H),2.50(t,J=
6Hz,2H),2.64(s,3H),2.78−
3.10(m,2H),3.24−4.00(m,10
H),4.32(m.1H),7.33−7.70
(m,5H),7.79(d,J=8Hz,2H),
8,33(t,J=6Hz,1H),8.35(d,J
=8Hz,2H),9.89(br,1H)。
【0065】○N−(2−メトキシカルボニルエチル)
−2−[4−(4−メチルピペラジノイミドイル)ベン
ゾイルイミノ]−3−シクロヘキシル−4−メチル−3
H−チアゾリン−5−カルボキサミド・ヨウ化水素酸塩
(化合物43) 融点 172〜175℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−[4−(4−メ
チルピペラジノイミドイル)ベンゾイルイミノ]−3−
シクロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−
カルボキサミド・塩酸塩(化合物44) 融点 271〜273℃(分解)。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−[4−
(4−エチルピペラジノイミドイル)ベンゾイルイミ
ノ]−3−シクロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾ
リン−5−カルボキサミド・ヨウ化水素酸塩(化合物4
5) 融点 209〜212℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−[4−(4−エ
チルピペラジノイミドイル)ベンゾイルイミノ]−3−
シクロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−
カルボキサミド・2塩酸塩(化合物46) 融点 258〜260℃(分解)。
【0066】○N−(2−メトキシカルボニルエチル)
−2−[4−(4−ホルミルピペラジノイミドイル)ベ
ンゾイルイミノ]−3−シクロヘキシル−4−メチル−
3H−チアゾリン−5−カルボキサミド・ヨウ化水素酸
塩(化合物47) 融点 246〜248℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−[4−(4−ホ
ルミルピペラジノイミドイル)ベンゾイルイミノ]−3
−シクロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾリン−5
−カルボキサミド・7/5塩酸塩(化合物48) 融点 233〜236℃。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−[4−
(4−フルオロベンジル)アミジノベンゾイルイミノ]
−3−シクロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾリン
−5−カルボキサミド・ヨウ化水素酸塩(化合物49) 融点 178〜181℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−[4−(4−フ
ルオロベンジル)アミジノベンゾイルイミノ]−3−シ
クロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カ
ルボキサミド(化合物50) 融点 175〜178℃。
【0067】○N−(2−メトキシカルボニルエチル)
−2−[4−(2−メトキシベンジル)アミジノベンゾ
イルイミノ]−3−シクロヘキシル−4−メチル−3H
−チアゾリン−5−カルボキサミド・ヨウ化水素酸塩
(化合物51) 融点 202〜203℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−[4−(2−メ
トキシベンジル)アミジノベンゾイルイミノ]−3−シ
クロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カ
ルボキサミド(化合物52) 融点 176〜179℃。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−[4−
(ピペリジノイミドイル)ベンゾイルイミノ]−3−シ
クロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カ
ルボキサミド・ヨウ化水素酸塩(化合物53) 融点 172〜175℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−[4−(ピペリ
ジノイミドイル)ベンゾイルイミノ]−3−シクロヘキ
シル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサ
ミド(化合物54) 融点 145〜147℃。
【0068】○N−(2−メトキシカルボニルエチル)
−2−[4−(ピロリジノイミドイル)ベンゾイルイミ
ノ]−3−シクロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾ
リン−5−カルボキサミド・ヨウ化水素酸塩(化合物5
5) 融点 238〜240℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−[4−(ピロリ
ジノイミドイル)ベンゾイルイミノ]−3−シクロヘキ
シル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサ
ミド(化合物56) 融点 222〜225℃(分解)。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−(4−
n−ブチルアミジノベンゾイルイミノ)−3−シクロヘ
キシル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキ
サミド・ヨウ化水素酸塩(化合物57) 融点 240〜242℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−(4−n−ブチ
ルアミジノベンゾイルイミノ)−3−シクロヘキシル−
4−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサミド
(化合物58) 融点 182〜185℃。
【0069】○N−(2−メトキシカルボニルエチル)
−2−[4−(4,4−エチレンジオキシピペリジノイ
ミドイル)ベンゾイルイミノ]−3−シクロヘキシル−
4−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサミド・
ヨウ化水素酸塩(化合物59) 融点 178〜181℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−[4−(4,4
−エチレンジオキシピペリジノイミドイル)ベンゾイル
イミノ]−3−シクロヘキシル−4−メチル−3H−チ
アゾリン−5−カルボキサミド(化合物60) 融点 209〜211℃。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−{4−
[4−(3−トリフルオロメチルフェニル)ピペラジノ
イミドイル]ベンゾイルイミノ}−3−シクロヘキシル
−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサミド
・ヨウ化水素酸塩(化合物61) 融点 207〜210℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−{4−[4−
(3−トリフルオロメチルフェニル)ピペラジノイミド
イル]ベンゾイルイミノ}−3−シクロヘキシル−4−
メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサミド(化合
物62) 融点 173〜176℃。
【0070】○N−(2−メトキシカルボニルエチル)
−2−[4−(3−トリフルオロメチルベンジル)アミ
ジノベンゾイルイミノ]−3−シクロヘキシル−4−メ
チル−3H−チアゾリン−5−カルボキサミド・ヨウ化
水素酸塩(化合物63) 融点 191〜192℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−[4−(3−ト
リフルオロメチルベンジル)アミジノベンゾイルイミ
ノ]−3−シクロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾ
リン−5−カルボキサミド(化合物64) 融点 196〜199℃。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−(4−
シクロペンチルアミジノベンゾイルイミノ)−3−シク
ロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カル
ボキサミド・ヨウ化水素酸塩(化合物65) 融点 169〜172℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−(4−シクロペ
ンチルアミジノベンゾイルイミノ)−3−シクロヘキシ
ル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサミ
ド(化合物66) 融点 197〜199℃。
【0071】○N−(2−メトキシカルボニルエチル)
−2−(4−シクロヘプチルアミジノベンゾイルイミ
ノ)−3−シクロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾ
リン−5−カルボキサミド・ヨウ化水素酸塩(化合物6
7) 融点 142〜144℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−(4−シクロヘ
プチルアミジノベンゾイルイミノ)−3−シクロヘキシ
ル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサミ
ド(化合物68) 融点 199〜202℃(分解)。
【0072】実施例22 化合物24と40%メチルアミン−メタノール溶液を原
料に用い、実施例6、7と同様の操作を行なって以下の
化合物を得た。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−(4−
メチルアミジノベンゾイルイミノ)−3−シクロヘキシ
ル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサミ
ド・ヨウ化水素酸塩(化合物69) 融点 253〜255℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−(4−メチルア
ミジノベンゾイルイミノ)−3−シクロヘキシル−4−
メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサミド(化合
物68) 融点 199〜202℃。
【0073】実施例23 化合物24(1g)、o−トリルピペラジン・塩酸塩
(0.51g)、酢酸ナトリウム(0.2g)、酢酸
(0.15ml)、メタノール(15ml)の混合物を
加熱還流下1時間撹拌した。反応混合物を減圧濃縮し、
塩化メチレンに溶解の後、水、飽和食塩水で洗浄、硫酸
マグネシウムで乾燥した。減圧濃縮の後残渣を塩化メチ
レン−トルエンで再結晶してN−(2−メトキシカルボ
ニルエチル)−2−{4−[4−(2−トリル)ピペラ
ジノイミドイル]ベンゾイルイミノ}−3−シクロヘキ
シル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサ
ミド・ヨウ化水素酸塩(化合物71)0.56gを得
た。 融点 222〜225℃(分解)。
【0074】実施例24 化合物71を原料に用い、実施例7と同様の操作を行な
ってN−(2−カルボキシエチル)−2−{4−[4−
(2−トリル)ピペラジノイミドイル]ベンゾイルイミ
ノ}−3−シクロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾ
リン−5−カルボキサミド(化合物72)を得た。 融点 180〜182℃。
【0075】実施例25 化合物24、対応するアミンの塩酸塩を原料に用い、実
施例23、24と同様の操作を行なって以下の化合物を
得た。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−{4−
[4−(4−クロロフェニル)ピペラジノイミドイル]
ベンゾイルイミノ}−3−シクロヘキシル−4−メチル
−3H−チアゾリン−5−カルボキサミド・ヨウ化水素
酸塩(化合物73) 融点 214〜216℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−{4−[4−
(4−クロロフェニル)ピペラジノイミドイル]ベンゾ
イルイミノ}−3−シクロヘキシル−4−メチル−3H
−チアゾリン−5−カルボキサミド(化合物74) 融点 186〜188℃。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−{4−
[4−(4−フルオロフェニル)ピペラジノイミドイ
ル]ベンゾイルイミノ}−3−シクロヘキシル−4−メ
チル−3H−チアゾリン−5−カルボキサミド・ヨウ化
水素酸塩(化合物75) 融点 202〜203℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−{4−[4−
(4−フルオロフェニル)ピペラジノイミドイル]ベン
ゾイルイミノ}−3−シクロヘキシル−4−メチル−3
H−チアゾリン−5−カルボキサミド(化合物76) 融点 176〜179℃。
【0076】○N−(2−メトキシカルボニルエチル)
−2−{4−[4−(4−メトキシフェニル)ピペラジ
ノイミドイル]ベンゾイルイミノ}−3−シクロヘキシ
ル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサミ
ド・ヨウ化水素酸塩(化合物77) 融点 200〜201℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−{4−[4−
(4−メトキシフェニル)ピペラジノイミドイル]ベン
ゾイルイミノ}−3−シクロヘキシル−4−メチル−3
H−チアゾリン−5−カルボキサミド(化合物78) 融点 160〜163℃(分解)。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−{4−
[4−(3−トリル)ピペラジノイミドイル]ベンゾイ
ルイミノ}−3−シクロヘキシル−4−メチル−3H−
チアゾリン−5−カルボキサミド・ヨウ化水素酸塩(化
合物79) 融点 175〜178℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−{4−[4−
(3−トリル)ピペラジノイミドイル]ベンゾイルイミ
ノ}−3−シクロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾ
リン−5−カルボキサミド(化合物80) 融点 175〜178℃。
【0077】○N−(2−メトキシカルボニルエチル)
−2−(4−ベンジルアミジノベンゾイルイミノ)−3
−シクロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾリン−5
−カルボキサミド・ヨウ化水素酸塩(化合物81) 融点 181〜184℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−(4−ベンジル
アミジノベンゾイルイミノ)−3−シクロヘキシル−4
−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサミド(化
合物82) 融点 184〜186℃。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−[4−
(N,N−ジメチルアミジノ)ベンゾイルイミノ]−3
−シクロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾリン−5
−カルボキサミド・ヨウ化水素酸塩(化合物83) 融点 235〜237℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−[4−(N,N
−ジメチルアミジノ)ベンゾイルイミノ]−3−シクロ
ヘキシル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボ
キサミド(化合物84) 融点 233〜235℃。
【0078】○N−(2−メトキシカルボニルエチル)
−2−{4−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジ
ノイミドイル]ベンゾイルイミノ}−3−シクロヘキシ
ル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサミ
ド・ヨウ化水素酸塩(化合物85) 融点 164〜167℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−{4−[4−
(2−フルオロフェニル)ピペラジノイミドイル]ベン
ゾイルイミノ}−3−シクロヘキシル−4−メチル−3
H−チアゾリン−5−カルボキサミド(化合物86) 融点 175〜177℃。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−[4−
(4−オキソピペリジノイミドイル)ベンゾイルイミ
ノ]−3−シクロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾ
リン−5−カルボキサミド・ヨウ化水素酸塩(化合物8
7) 融点 240〜243℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−[4−(4−オ
キソピペリジノイミドイル)ベンゾイルイミノ]−3−
シクロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−
カルボキサミド(化合物88) 融点 231〜234℃(分解)。
【0079】実施例26 化合物24(1g)、アニリン(0.22g)、メタノ
ール(15ml)の混合物を加熱還流下1時間撹拌し
た。反応混合物を減圧濃縮の後、塩化メチレン(5m
l)、水(5ml)を加え室温で撹拌し、析出した結晶
を濾取してN−(2−メトキシカルボニルエチル)−2
−(4−フェニルアミジノベンゾイルイミノ)−3−シ
クロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カ
ルボキサミド・ヨウ化水素酸塩(化合物89)0.75
gを得た。 融点 235〜237℃(分解)。
【0080】実施例27 化合物89を原料に用い、実施例7と同様の操作を行な
ってN−(2−カルボキシエチル)−2−(4−フェニ
ルアミジノベンゾイルイミノ)−3−シクロヘキシル−
4−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサミド
(化合物90)を得た。 融点 140〜143℃。
【0081】実施例28 化合物24、対応するアニリンを原料に用い、実施例2
6、27と同様の操作を行なって以下の化合物を得た。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−[4−
(3−トリル)アミジノベンゾイルイミノ]−3−シク
ロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カル
ボキサミド・ヨウ化水素酸塩(化合物91) 融点 146〜150℃(分解)。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−[4−(3−ト
リル)アミジノベンゾイルイミノ]−3−シクロヘキシ
ル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カルボキサミ
ド(化合物92) 融点 163〜166℃(分解)。 ○N−(2−メトキシカルボニルエチル)−2−[4−
(4−フルオロフェニル)アミジノベンゾイルイミノ]
−3−シクロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾリン
−5−カルボキサミド・ヨウ化水素酸塩(化合物93) 融点 239〜240℃(分解)。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−[4−(4−フ
ルオロフェニル)アミジノベンゾイルイミノ]−3−シ
クロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カ
ルボキサミド(化合物94) 融点 159〜161℃(分解)。
【0082】○N−(2−メトキシカルボニルエチル)
−2−[4−(2−メトキシフェニル)アミジノベンゾ
イルイミノ]−3−シクロヘキシル−4−メチル−3H
−チアゾリン−5−カルボキサミド・ヨウ化水素酸塩
(化合物95) 融点 219〜220℃。 ○N−(2−カルボキシエチル)−2−[4−(2−メ
トキシフェニル)アミジノベンゾイルイミノ]−3−シ
クロヘキシル−4−メチル−3H−チアゾリン−5−カ
ルボキサミド(化合物96) 融点 145〜147℃。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/445 31/495 ACB (C07D 417/12 213:16 277:56) (C07D 417/12 211:74 277:56) (72)発明者 川島 豊 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内 (72)発明者 畑山 勝男 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 [式中、R1はシアノ基、チオカルバモイル基、炭素原
    子数2〜7個のアルキルチオイミドイル基、式 【化2】 (式中、R4及びR5はそれぞれ水素原子、炭素原子数1
    〜6個のアルキル基、炭素原子数4〜8個のシクロアル
    キル基、フェニル基、「炭素原子数1〜4個のアルキル
    基、炭素原子数1〜4個のアルコキシ基もしくはハロゲ
    ン原子」で置換されたフェニル基、ベンジル基または
    「炭素原子数1〜4個のアルキル基、炭素原子数1〜4
    個のアルコキシ基、トリフルオロメチル基もしくはハロ
    ゲン原子」で置換されたベンジル基を示す。)で表され
    る基または式 【化3】 (式中、R6及びR7はそれぞれ水素原子または炭素原子
    数1〜6個のアルキル基を示し、m及びnは1〜3の整
    数を示し、Aはメチレン基、カルボニル基、エチレンジ
    オキシメチレン基、酸素原子、硫黄原子、スルフィニル
    基、スルホニル基または式 >N−R8(式中、R8は水
    素原子、炭素原子数1〜6個のアルキル基、ホルミル
    基、炭素原子数2〜7個のアルカノイル基、フェニル
    基、「炭素原子数1〜6個のアルキル基、炭素原子数1
    〜6個のアルコキシ基、ニトロ基、炭素原子数2〜7個
    のアルカノイル基、ハロゲン原子もしくはトリフルオロ
    メチル基」で置換されたフェニル基、ピリジル基または
    ベンジル基を示す。)で表わされる基を示し、R2は炭
    素原子数3〜6個のシクロアルキル基を示し、R3は水
    素原子または炭素原子数1〜6個のアルキル基を示
    す。]で表される2−シクロアルキルチアゾリン誘導体
    およびその塩。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997003058A1 (fr) * 1995-07-07 1997-01-30 Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. Derives de 4-alkylthiazoline
WO1997003059A1 (fr) * 1995-07-13 1997-01-30 Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. Derives de 4-(aminomethyle substitue)thiazoline

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997003058A1 (fr) * 1995-07-07 1997-01-30 Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. Derives de 4-alkylthiazoline
WO1997003059A1 (fr) * 1995-07-13 1997-01-30 Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. Derives de 4-(aminomethyle substitue)thiazoline

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