JPH0858536A - 作業用車輌の離脱方法 - Google Patents

作業用車輌の離脱方法

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JPH0858536A
JPH0858536A JP19236694A JP19236694A JPH0858536A JP H0858536 A JPH0858536 A JP H0858536A JP 19236694 A JP19236694 A JP 19236694A JP 19236694 A JP19236694 A JP 19236694A JP H0858536 A JPH0858536 A JP H0858536A
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JP
Japan
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lift arm
tractor body
hydraulic
cylinder
lift
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JP19236694A
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English (en)
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Kishio Imai
岸夫 今井
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Sanyo Kiki Co Ltd
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Sanyo Kiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラクタ本体からの離脱後のリフトアームの
ダンプシリンダに残圧を発生させない作業用車輌の離脱
方法を提供すること。 【構成】 リフトアーム(3)をトラクタ本体(1)か
ら離脱するとき、先ず、トラクタ本体(1)とリフトア
ーム(3)の連結ピン(14)を抜き、連結用フレーム
(10)を動かし、連結用ヒッチ(9)に係止した状態
で、トラクタ本体(1)のエンジンを停止し、ダンプシ
リンダ(12)の方向切換弁(15)を切換操作してダ
ンプシリンダ(12)の残圧を油タンクに戻して除去さ
せ、残圧を抜く事によってリフトアーム(3)をトラク
タ本体(1)から離脱させるようになした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタ本体の前部に
リフトアームを介して各種の作業機器を着脱交換可能に
装着した作業用車輌の離脱方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種作業用車輌は、土砂や堆肥等の運
搬及び積込みを行う場合には、先端にバケット等の作業
機器を装着したリフトアームをトラクタ本体の前部に連
結して作業を行い、他の作業(耕土、畝立て等)を行う
場合には、リフトアームをトラクタ本体から離脱して行
われる。
【0003】リフトアームには、その先端にバケット等
の作業機器がダンプシリンダを介して起伏可能に装着さ
れ、また、リフトアームの後端には、トラクタ本体への
連結用フレームが装着され、この連結用フレームとリフ
トアームとの間にリフトシリンダが設置され、上記ダン
プシリンダ及びリフトシリンダには、トラクタ本体に搭
載され、該トラクタ本体のエンジンで駆動される油圧ポ
ンプを含む油圧ユニットから油圧配管を介して油圧を供
給し、この油圧配管の途中に接続された方向切換弁によ
り油圧の供給方向を切り換えて先端作業機器及びリフト
アームを起伏作動させるようにし、前記油圧配管をトラ
クタ本体とリフトアームとの間で油圧カプラーにより連
結・離脱可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、トラクタ本体と
リフトアームとの再連結を容易とするため、離脱させた
リフトアームを、スタンド等により、連結容易な姿勢に
保持させておくようにしている。この場合、リフトアー
ムに装備されたダンプシリンダ及びリフトシリンダへの
油圧配管は、トラクタ本体からリフトアームを離脱する
時点で油圧カプラーを離脱させている。
【0005】ところが、リフトアームをトラクタ本体か
ら離脱させる前後で、リフトアームと先端の作業機器と
の間の姿勢が自重バランスの影響等で若干変化すること
が多い。このように、トラクタ本体からの離脱後に、リ
フトアームと先端の作業機器との間の姿勢が変化する
と、ダンプシリンダには残圧が発生する。そして、この
残圧は、次回、リフトアームをトラクタ本体に再連結す
る際、油圧カプラーの連結を困難にする欠点があった。
【0006】本発明は、上記欠点に鑑みて提案されたも
のであって、その目的とするところは、トラクタ本体か
らの離脱後のリフトアームのダンプシリンダに残圧を発
生させない作業用車輌の離脱方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、先端に作業機器をダンプシリンダを介し
て起伏可能に装着し、後端をトラクタ本体の前部にリフ
トシリンダを介して起伏可能に装着したリフトアーム
を、トラクタ本体に対して、連結・離脱可能に装着し、
上記ダンプシリンダ及びリフトシリンダには、トラクタ
本体に搭載され、該トラクタ本体のエンジンで駆動され
る油圧ポンプを含む油圧ユニットから油圧配管を介して
油圧を供給し、この油圧配管の途中に接続された方向切
換弁により油圧の供給方向を切り換えて先端作業機器及
びリフトアームを起伏作動させるようにし、前記油圧配
管をトラクタ本体とリフトアームとの間で油圧カプラー
により連結・離脱可能とした作業用車輌において、リフ
トアームをトラクタ本体から離脱するとき、先ず、トラ
クタ本体とリフトアームの連結ピンを抜き、連結用フレ
ームを動かし、連結用ヒッチに係止した状態で、トラク
タ本体のエンジンを停止し、ダンプシリンダの方向切換
弁を切換操作してダンプシリンダの残圧を油タンクに戻
して除去させ、残圧を抜く事によってリフトアームをト
ラクタ本体から離脱させるようになしたものである。
【0008】
【作用】本発明は、リフトアームをトラクタ本体から離
脱するとき、先ず、トラクタ本体とリフトアームとの連
結部を離脱させた後、トラクタ本体のエンジンを停止す
る。これにより、リフトアームと先端の作業機器との間
で自重バランス等の影響で姿勢が変化し、ダンプシリン
ダに残圧が発生することがあっても、エンジンを停止す
ることによって、油圧ポンプが停止し、この状態で、ダ
ンプシリンダの方向切換弁を切換操作すると、油圧ユニ
ット及び油圧配管には油圧が作用せず、ダンプシリンダ
に残存する油圧は、油圧ユニットの油タンクに戻り、こ
れによって、ダンプシリンダの残圧は除去される。この
時、スタンドを支点にリフトアームが回動し、トラクタ
本体から離れる状態となる。この後、油圧カプラーを離
脱させる。これによって、次回、リフトアームをトラク
タ本体に再連結する際、油圧カプラーの連結がスムーズ
に行われる。
【0009】
【実施例】図1は本発明を施した作業用車輌のリフトア
ーム連結状態の側面図、図2は本発明を施した作業用車
輌のリフトアーム離脱状態の側面図、図3の(A)は連
結用フレームと連結用ヒッチとの分離状態の拡大側面
図、(B)はその端面図、(C)は主フレームの前部両
側に設置したスタンドの支持ブラケット部の概略斜視
図、(D)はリフトアーム側のスタンドの保持具の概略
斜視図を示している。
【0010】図1及び図2において、(1)はトラクタ
本体、(2)はトラクタ本体の前部両側に装着される主
フレーム、(3)はリフトアーム、(4)は作業機器、
(5)はスタンド、(6)は主フレームの前部両側に設
置したスタンドの支持ブラケット、(7)は支持ブラケ
ットに装着したスタンドの保持具、(8)はリフトアー
ムの一部に設置したスタンドの保持具、(9)は主フレ
ームに設置したリフトアーム連結用のヒッチ、(10)
はリフトアームの後端に設置した連結用フレーム、(1
1)はリフトシリンダ、(12)はダンプシリンダ、
(13)は平行リンク、(14)は第2のピン、(1
5)はダンプシリンダ用方向切換弁を示している。
【0011】トラクタ本体(1)は、車体上に運転席、
エンジン、該エンジンで駆動される油圧ポンプを含む油
圧発生ユニット並びにそれらの操作手段及びダンプシリ
ンダ用方向切換弁(15)を始め、リフトシリンダ用方
向切換弁その他の油圧操作機器等を装備させてあり、前
部両側にリフトアーム(3)の主フレーム(2)が装着
してある。
【0012】リフトアーム(3)の主フレーム(2)
は、前端にスタンド(5)の支持ブラケット(6)を備
え、後端にリフトアーム連結用ヒッチ(9)を具備させ
たもので、トラクタ本体(1)の前部両側に対称に装着
されている。
【0013】リフトアーム(3)は、その後端に連結用
フレーム(10)を枢着し、この連結用フレーム(1
0)に対してリフトシリンダ(11)により昇降操作可
能に設置されている。また、リフトアーム(3)は、先
端にバケット等の作業機器(4)をダンプシリンダ(1
2)を介してスクイ・ダンプ操作可能に枢着している。
なお、平行リンク(13)は、リフトアーム(3)を昇
降操作した際、先端の作業機器(4)をトラクタ本体
(1)または地面に対して平行移動させるためのもので
ある。
【0014】作業機器(4)は、バケット、ヘイフォー
ク、排土板等の各種の作業手段が含まれ、これらをリフ
トアーム(3)の先端に着脱交換可能に装着される。
【0015】リフトアーム連結用ヒッチ(9)には、図
3の(A)に示すように、前方に開口し、下顎部を上顎
部より長くした略横U字形の第1フック(9a)と第2
ピン穴(9b)を有する筒体(9c)とを設置してあ
り、これに対応して、連結用フレーム(10)には、第
1ピン(10a)と第2ピン穴(10b)を該フレーム
(10)の下端と上下方向中間位置とに設け、さらに、
第2ピン穴(10b)の周囲に、斜め後方上部に向けて
開口し、上顎部を下顎部より長くした略斜めU字形の第
2フック部(10c)とを設置してある。また、これら
は、次のように係合連結される。即ち、第1ピン(10
a)と第1フック(9a)とが係合し、第2ピン穴(9
b)を有する筒体(9c)と第2ピン穴(10b)を有
する第2フック部(10c)とが係合し、夫々の第2ピ
ン穴(9b)(10b)に第2のピン(14)が挿通さ
れて2点で係合連結される。離脱時は、夫々の第2ピン
穴(9b)(10b)から第2のピン(14)を抜き取
って離脱させる。なお、第2フック部(10c)の下顎
部の後端は連結用フレーム(10)の後端より後方へ延
長し、外側へ屈曲ないし湾曲させて、連結用ヒッチ
(9)の筒体(9c)を導入するガイド面(10c’)
としてあり、しかも、この後端面は上下方向に円弧状面
としてある。
【0016】スタンド(5)は、本実施例の場合、角パ
イプ状とされ、先端に支持板(5a)が設置してあり、
途中一部にピン穴(5b)が横方向に貫通して形成して
ある。
【0017】主フレーム(2)の前部両側に設置したス
タンド(5)の支持ブラケット(6)は、図3の(C)
に示すように、略コ字形をなし、保持具(7)によって
スタンド(5)を着脱可能に保持するものである。この
保持具(7)は、支持ブラケット(6)の一部に紐等で
紛失しないように止めた保持ピン(7a)と、支持ブラ
ケット(6)の一部に回動可能に枢着した偏心カム(7
b)とからなる。上記保持ピン(7a)は、スタンド
(5)のピン穴(5b)に挿通して支持ブラケット
(6)の一部に形成してあるピン穴(6a)と整合さ
せ、スタンド(5)を支持ブラケット(6)に位置決め
保持させるものである。また、偏心カム(7b)は、ス
タンド(5)を支持ブラケット(6)に対して前後方向
に回動しないように保持させるためのものである。な
お、この偏心カム(7b)には、ハンドル(7c)が一
体的に取付けてあり、このハンドル(7c)の自重で偏
心カム(7b)を介してスタンド(5)を支持ブラケッ
ト(6)に保持した状態を維持するように構成されてい
る。この支持ブラケット(6)によるスタンド(5)の
保持状態は、トラクタ本体(1)の前面より前方にスタ
ンド(5)が張り出した状態でトラクタ本体(1)の前
面を保護し得るように構成してある。
【0018】リフトアーム(3)の一部に設置したスタ
ンド(5)の保持具(8)は、図3の(D)に示すよう
に、リフトアーム(3)の両側壁間に横方向に配置され
たロッド(3a)にブラケット(8a)を取付け、この
ブラケット(8a)に上記ロッド(3a)と平行にピン
(8b)を固着し、このピン(8b)とロッド(3a)
との間にスタンド(5)を挿入してリフトアーム(3)
を支持するようにしたものである。このスタンド(5)
は、左右2本を使用してリフトアーム(3)を支持する
ようにしたもので、上記ブラケット(8a)及びピン
(8b)がリフトアーム(3)の両側に対称形状でロッ
ド(3a)に取付けてある。なお、図面に示す実施例
は、上記ブラケット(8a)及びピン(8b)を図面上
でロッド(3a)の上側に取付けた場合を示している
が、ロッド(3a)の下側に取付けてもよい。上記構成
の保持具(8)は、2本のスタンド(5)(5)を上記
ピン(8b)とロッド(3a)との間に挿入した際、そ
れぞれのスタンド(5)(5)の先端の接地面の高さが
同一でなく段差があるような場合でも、その段差分だけ
一方を引抜くか或いは差し込むことによって、段差を吸
収させ得るという調節機能がある。
【0019】前記リフトアーム(3)に装備させたリフ
トシリンダ(11)及びダンプシリンダ(12)への油
圧配管(16)の接続は、トラクタ本体(1)に搭載し
てある油圧ユニットから油圧カプラー(17)によって
離脱可能に接続する構成とされている。
【0020】本発明の実施例は、以上の構成からなり、
次に動作を説明する。図2の離脱状態において、トラク
タ本体(1)をリフトアーム(3)に接近移動させ、ト
ラクタ本体(1)の前部両側面に装着されている主フレ
ーム(2)のリフトアーム連結用ヒッチ(9)を、リフ
トアーム(3)の後端に枢着してある連結用フレーム
(10)に係合させる。この係合は、第1ピン(10
a)と第1フック(9a)とを係合させ、かつ、第2フ
ック部(10c)の下顎部の後端の上下方向の円弧状面
に筒体(9c)を当接させて、この筒体(9c)により
連結用フレーム(10)を下方に回動させ、しかも、第
2フック部(10c)の下顎部の後部のガイド面(10
c’)で横方向のずれを修正しつつ第2フック部(10
c)を筒体(9c)に潜り込ませて係合させる。この第
2フック部(10c)と筒体(9c)との係合過程で
は、第1ピン(10a)が一時的に第1フック部(9
a)の下顎部上面を滑って前方へ離脱しかけるが、第2
フック部(10c)と筒体(9c)とが係合する際に、
第1ピン(10a)が第1フック部(9a)の奥部に引
き込まれて正常な係合状態となる。これによって、第2
ピン穴(10b)を有する第2フック(10c)が第2
ピン穴(9b)を有する筒体(9c)に係合し、夫々の
第2ピン穴(9b)(10b)が整合するに至る。この
状態で第2ピン穴(9b)(10b)に第2のピン(1
4)を挿通することによって、2点でリフトアーム
(3)をトラクタ本体(1)に一体的に連結することが
できる。そして、リフトアーム(3)の保持具(8)か
らスタンド(5)(5)を抜き取り、トラクタ本体
(1)に装着されている主フレーム(2)の前部両側の
支持ブラケット(6)に挿入し、この支持ブラケット
(6)のピン穴(6a)とスタンド(5)のピン穴(5
a)とを一致させてピン(7a)を挿入し、保持具
(7)の偏心カム(7b)のハンドル(7c)を保持方
向に回動させて偏心カム(7b)でスタンド(5)を支
持ブラケット(6)に押圧保持させる。このように、ス
タンド(5)(5)は、支持ブラケット(6)(6)に
ピン(7a)と偏心カム(7b)とで確実に固定され、
作業中に脱落するようなことはない。
【0021】上記スタンド(5)(5)により、トラク
タ本体(1)の前面の保護を行わせるものである。この
状態で油圧カプラー(17)を連結し、トラクタ本体
(1)を操縦して、リフトシリンダ(11)及びダンプ
シリンダ(12)の方向切換弁(15)を適宜操作して
リフトアーム(3)の先端に装着してある作業機器
(4)により作業を行う。トラクタ本体(1)の前面
は、上記スタンド(5)(5)で保護させてあるため、
トラクタ本体(1)の前面に装備されている前照灯等の
部材を衝突等による損傷から保護することができる。
【0022】リフトアーム(3)をトラクタ本体(1)
から離脱する場合は、リフトアーム(3)が上がってい
る状態で、連結用フレーム(10)と連結用ヒッチ
(9)との第2のピン(14)を抜き取る。そして、図
1に示すように、リフトシリンダ(11)を縮小操作し
てリフトアーム(3)を下げて、先端の作業機器(4)
を地面上に接地させる。これにより、連結用フレーム
(10)の第2フック部(10c)は、下方に下がり、
上顎部の下面が筒体(9c)の上面に当たりながら筒体
(9c)から抜け出す。このとき、第1ピン(10a)
は、第1フック部(9a)の下顎部の上面を滑って前方
へ移動して抜け出す。この状態で、スタンド(5)
(5)を支持ブラケット(6)(6)から抜き取り、リ
フトアーム(3)の保持具(8)に挿入しておく。そし
て、トラクタ本体(1)を若干後退させて連結用フレー
ム(10)を動かし、連結用ヒッチ(9)に係止した状
態で、トラクタ本体(1)のエンジンを停止し、油圧ユ
ニットの油圧ポンプを停止させ、この状態で、ダンプシ
リンダ(12)の方向切換弁(15)を操作してダンプ
シリンダ(12)内に残存する油圧を開放する。この
時、スタンド(5)(5)を支点にリフトアーム(3)
が回動し、トラクタ本体(1)から離脱する。以後、リ
フトアーム(3)をスタンド(5)(5)により安定し
た姿勢で支持させる。また、必要に応じて、リフトシリ
ンダ(11)内に残存する油圧も同様にして開放してお
く。この状態で、油圧カプラー(17)を離脱させる。
このように、リフトアーム(3)をトラクタ本体(1)
から離脱する際、ダンプシリンダ(12)内及びリフト
シリンダ(11)内の残存油圧を開放しておくのは、次
回における油圧カプラー(17)の結合を容易化するた
めである。以上でリフトアーム(3)をトラクタ本体
(1)から離脱する作業は終了する。
【0023】上記した実施例では、スタンド(5)を左
右分離した2本の角パイプ形状とした場合を示している
が、他の形状であってもよい。また、スタンド(5)の
保持具は、図示した実施例に限らず、適宜の保持手段を
採用してもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、トラクタ本体からリフ
トアームを離脱する際、ダンプシリンダに残圧が発生す
ることを確実に防止することができるため、次回、リフ
トアームをトラクタ本体に再連結する際、油圧カプラー
をスムーズに連結することができ、連結作業を容易化す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を施した作業用車輌のリフトアーム連結
状態の側面図。
【図2】本発明を施した作業用車輌のリフトアーム離脱
状態の側面図。
【図3】(A)は連結用フレームと連結用ヒッチとの分
離状態の拡大側面図、(B)はその端面図、(C)は主
フレームの前部両側に設置したスタンドの支持ブラケッ
ト部の概略斜視図、(D)はリフトアーム側のスタンド
の保持具の概略斜視図。
【符号の説明】
1 トラクタ本体 2 主フレーム 3 リフトアーム 4 作業機器 5 スタンド 6 支持ブラケット 7 保持具 8 保持具 9 連結用ヒッチ 10 連結用フレーム 11 リフトシリンダ 12 ダンプシリンダ 13 平行リンク 14 第2のピン 15 方向切換弁 16 油圧配管 17 油圧カプラー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に作業機器をダンプシリンダを介し
    て起伏可能に装着し、後端をトラクタ本体の前部にリフ
    トシリンダを介して起伏可能に装着したリフトアーム
    を、トラクタ本体に対して、連結・離脱可能に装着し、
    上記ダンプシリンダ及びリフトシリンダには、トラクタ
    本体に搭載され、該トラクタ本体のエンジンで駆動され
    る油圧ポンプを含む油圧ユニットから油圧配管を介して
    油圧を供給し、この油圧配管の途中に接続された方向切
    換弁により油圧の供給方向を切り換えて先端作業機器及
    びリフトアームを起伏作動させるようにし、前記油圧配
    管をトラクタ本体とリフトアームとの間で油圧カプラー
    により連結・離脱可能とした作業用車輌において、 リフトアームをトラクタ本体から離脱するとき、先ず、
    トラクタ本体とリフトアームの連結ピンを抜き、連結用
    フレームを動かし、連結用ヒッチに係止した状態で、ト
    ラクタ本体のエンジンを停止し、ダンプシリンダの方向
    切換弁を切換操作してダンプシリンダの残圧を油タンク
    に戻して除去させ、残圧を抜く事によってリフトアーム
    をトラクタ本体から離脱させるようになしたことを特徴
    とする作業用車輌の離脱方法。
JP19236694A 1994-08-16 1994-08-16 作業用車輌の離脱方法 Withdrawn JPH0858536A (ja)

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