JPH0857232A - 集塵機用パルスジェット式除塵装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 全体を幅の広い偏平状に形成したバグフイル
タに付着したダストを、比較的簡単な構造の除塵装置を
用いて圧縮エアーを逆流させることなく、また、噴射し
た圧縮エアーの殆どを有効に利用して、確実に払い落
す。 【構成】 全体を幅の広い偏平状に形成したバグフイル
タ４の入口に、バグフイルタ４と同様に細長い長方形状
に形成したベンチュリー管５を取付け、このベンチュリ
ー管５に圧縮エアーを吹込むブローチューブ６のブロー
ホール６ａを、ベンチュリー管５に向けて圧縮エアーを
略長方形の断面形状を保って噴射できるように長方形の
スリット状に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、集塵機の技術分野で利
用されるものであって、具体的には、集塵運転によって
フイルタ表面に付着したダストを、圧縮エアーをフイル
タ内部に吹込んで払い落す集塵機用パルスジェット式除
塵装置の改良に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の一般的なパルスジェット式除塵装
置は、例えば図９に示すように集塵機内の取付板Ｔに吊
下げた円筒状フイルタＦの上端口に丸型のベンチュリー
管Ｈを取付け、ブローチューブＰに設けたブローホール
Ｐａからベンチュリー管Ｈに向けて圧縮エアーを吹込む
ように構成されていて、この圧縮エアーの吹込みを繰返
すことにより、その衝激によってフイルタＦの表面に付
着しているダストを払い落す仕組に成っている。

【０００３】また、集塵機のフイルタが図１０乃至図１
３に示すように全体を幅の広い偏平状に形成したバグフ
イルタＦＴである場合は、図１０並びにそのＶ−Ｖ線の
断面図である図１１に記載の如く、細長く形成したバグ
フイルタＦＴの入口に複数個の丸型ベンチュリー管Ｈ…
を間隔的に並べて取付け、ブローチューブＰにはこれ等
各ベンチュリー管Ｈ…に対して圧縮エアーを吹込む複数
のブローホールＰａ…を設けて、これ等各ブローホール
Ｐａ…から各ベンチュリー管Ｈ…に圧縮エアーを吹込む
か、或は、図１２並びにそのＷ−Ｗ線の断面図である図
１３に記載の如く、細長く形成したバグフイルタＦＴの
入口に、この入口に合せて全体を細長く形成したベンチ
ュリー管Ｈａを取付けて、複数のブローホールＰａ…か
ら噴射される圧縮エアーをこの細長いベンチュリー管Ｈ
ａに吹込むことによって、上記バグフイルタＦＴに付着
していたダストを払い落していた。

【０００４】尚、上記の図９乃至図１３に於いてＴはバ
グフイルタＦＴの取付板を示し、また、図１１に於いて
Ｌは並設した各バグフイルタＦＴの間隔を示す。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】ところが、図１０及び
図１１に記載したような複数の丸型ベンチュリー管Ｈ…
を使用する従来の除塵装置の場合は、各ベンチュリー管
Ｈ…に対してブローチューブＰの各ブローホールＰａ…
から同じ圧力の圧縮エアーを万遍なく噴射しなくてはな
らないため、この圧力調整のための構造が非常に複雑化
して、高コスト化する問題があった。

【０００６】また、図１２及び図１３に示した細長いベ
ンチュリー管Ｈａを使用する従来の除塵装置の場合は、
ブローチューブＰの各ブローホールＰａ…から噴射され
る各圧縮エアーが、細長いベンチュリー管Ｈａの内部に
夫々円錐状態に噴射されるため、圧縮エアーがベンチュ
リー管Ｈａの外に無駄吹きされたり、一部エアー膜が欠
ける部分が発生するとか、エアー膜同士が干渉し合って
圧力が低下する場合もあって、内部圧力に対抗できずに
吹込まれた圧縮エアーがベンチュリー管Ｈａに逆流して
エアー漏れが発生する等の問題があった。

【０００７】従って本発明の技術的課題は、全体を幅の
広い偏平状に形成したバグフイルタに付着したダスト
を、比較的簡単な構造の除塵装置を用いて圧縮エアーを
逆流させることなく、また、噴射した圧縮エアーの殆ど
を有効に利用して確実に払い落すことである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。

【０００９】全体を幅の広い偏平な袋状に形成したバグ
フイルタの内部に対してブローチューブより圧縮エアー
を吹込むことにより、集塵運転によってフイルタ表面に
付着したダストを払い落すように構成した集塵機用パル
スジェット式除塵装置に於いて、

【００１０】（１） 上記バグフイルタの入口にバグフ
イルタの形状に合せて全体を細長い長方形状に形成した
ベンチュリー管を取付け、このベンチュリー管に対向さ
せてブローチューブを平行に配管すると共に、ブローチ
ューブの周面長手方向には、細長い長方形のスリット状
に形成した圧縮エアー噴射用のブローホールを上記のベ
ンチュリー管に向けて開口すること。

【００１１】（２） 細長い長方形のスリット状に形成
するブローホールの横幅ｘと長さｙの比率を、ｘ：ｙ＝
１：１０〜１：５００の範囲内に定めること。

【００１２】（３） 全体を幅の広い偏平な袋状に形成
したバグフイルタの入口に、全体をバグフイルタの形状
に合せて断面長方形状に形成し、且つ、その先端側を序
々に細く絞って先端口を内側に円弧状に湾曲させた形状
のベンチュリー管を取付けると共に、このベンチュリー
管の前面に上記の先端口を横切る方向にブローチューブ
を配管し、且つ、ブローチューブの周面円周方向には、
細長い長方形のスリット状に形成した圧縮エアー噴射用
のブローホールを上記のベンチュリー管の先端口に向け
て開口すること。

【００１３】（４） 細長い長方形のスリット状に形成
したブローホールの横幅ｘと長さｙの比率を、ｘ：ｙ＝
１：１０〜１：２００の範囲内に定めること。

【００１４】

【作用】上記（１）〜（４）で述べた手段は以下の如く
作用する。

【００１５】上記（１）で述べた手段によれば、バグフ
イルタの入口に取付けた細長い長方形状のベンチュリー
管に対して、ブローチューブに細長い長方形のスリット
状に形成したブローホールから、圧縮エアーがベンチュ
リー管と同じ略長方形状の状態で噴射されるため、丸型
ベンチュリー管の如き無駄吹きがなく、圧縮エアーの膜
が一部欠けたりエアー膜同士が干渉し合うこともなく、
噴射された圧縮エアーの全てをそのままベンチュリー管
を通してバグフイルタの内部に吹込むことができるか
ら、フイルタ面に付着したダストを確実に払い落すこと
ができ、また、ブローホールから噴射された圧縮エアー
がベンチュリー管の入口を完全にシール状態にするた
め、バグフイルタ内部からの高圧パルスエアーの逆流も
合せて防止することを可能にする。

【００１６】上記（２）で述べた手段によれば、ブロー
ホールの横幅と長さの比率ｘ：ｙを１：１０〜１：５０
０の範囲内にすることによって、ベンチュリー管に向け
てブローホールから噴射される圧縮エアーを略長方形の
断面形状に保つことができ、以って、全体を偏平な袋状
に形成したバグフイルタに対して、その断面形状に合っ
た圧縮エアーをベンチュリー管を通して吹込むことがで
きるものであって、因みに、上記ｘ：ｙの比率を１：１
０以下にすると、ブローホールの全体が円形に近ずいて
圧縮エアーを長方形状に噴射することができず、また、
比率を１：５００以上にすると、構造上の限界からベン
チュリー管に対して圧縮エアーを長方形上に万遍なく噴
射できないことが判明した。

【００１７】上記（３）で述べた手段によれば、ブロー
チューブの周面円周方向に形成した細長い長方形のスリ
ット状のブローホールから、圧縮エアーが放射方向に略
長方形の断面形状を保って噴射される一方、バグフイル
タの入口に取付けた細長い長方形状のベンチュリー管
は、この放射状に噴射される圧縮エアーをそのまま受け
入れるように先端を序々に細く絞り、且つ、その先端口
を内側に円弧状に湾曲させているため、圧縮エアーはエ
アー膜が干渉し合うこともなくベンチュリー管を通って
その殆どが勢い良くバグフイルタの内部に吹込まれ、ダ
ストを適格に払い落すことができると共に、吹込まれた
圧縮エアーがベンチュリー管の入口を完全にシールし
て、バグフイルタ内部からの高圧パルスエアーの逆流を
防止することができる。

【００１８】更に上記（３）で述べた手段によれば、ブ
ローチューブをバグフイルタの入口を横切る方向に配管
するため、このブローチューブに細長いスリット状のブ
ローホールを間隔的に設けることによって、１本のブロ
ーチューブから横方向に多数並べて取付けた各バグフイ
ルタの夫々に圧縮エアーを噴射して、各バグフイルタの
払い落しを同時に行うことを可能にする。

【００１９】上記（４）で述べた手段によれば、ブロー
ホールの横幅と長さの比率ｘ：ｙを１：１０〜１：２０
０の範囲内にすることによって、ベンチュリー管に向け
て圧縮エアーを放射方向に略長方形の断面形状に保って
噴射できるものであって、因みに、上記ｘ：ｙの比率を
１：１０以下にすると、ブローホールの全体が円形に近
づいて圧縮エアーを長方形状に噴射することができず、
また、比率を１：２００以上にすると、構造上の限界か
らベンチュリー管に対して圧縮エアーを放射方向に万遍
なく噴射できないことが判明した。

【００２０】以上の如くであるから、上記の手段によっ
て上述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の問
題点を解消することができる。

【００２１】

【実施例】以下に、上述した本発明に係る集塵機用パル
スジェット式除塵装置の好適な実施例を添付した図面と
共に詳細に説明する。

【００２２】図１はこの出願の第１番目の発明に係る集
塵機用パルスジェット式除塵装置の実施例を示した平断
面図で、図２はその正断面図を示したものであって、図
中１は集塵機の機体、２はこの機体１内を清浄室１Ａと
集塵室１Ｂの左右２室に仕切る仕切板、１Ｃは集塵室１
Ｂの下側に連設したホッパ、３は点検用のテラス、４…
は上記の仕切板２に多数枚を並べて取付けた幅広偏平構
造のバグフイルタ、５…はこれ等各バグフイルタ５…の
入口部分に取付けたベンチュリー管で、各ベンチュリー
管５は図３に示した拡大断面図、並びに、図４に示した
正面図に記載の如く、バグフイルタ４の形状に合せて全
体が細長い長方形状に形成されていて、その先端口５ａ
を各バグフイルタ４…の配列毎に縦に１本ずつ配管した
ブローチューブ６…に向けて開口している。

【００２３】また、図中６ａは上記各ベンチュリー管５
の先端口５ａに向けて開口したブローホールであって、
各ブローチューブ６の長手方向に沿って縦に開口したこ
れ等各ブローホール６ａは、図３並びに図４に示す如く
ベンチュリー管５の先端口５ａの形状に合せて縦に細長
い長方形のスリット状に形成され、その横幅ｘと長さｙ
の比率は、ｘ：ｙ＝１：１０〜１：５００の範囲内に定
められていることは前述の通りである。

【００２４】尚、図２に於いて７と８は各ブローチュー
ブ６に取付けた圧縮エアー供給用のヘッダーパイプとダ
イヤフラム弁を示し、また、図３に於いて４ａはバグフ
イルタ４の内部に取付けた補強用のケージで、５ｂはベ
ンチュリー管５の取付口を示す。

【００２５】以上述べた第１番目の発明に係る集塵機用
パルスジェット式除塵装置によれば、全体を幅の広い偏
平な袋状に形成したバグフイルタ４の入口に取付けられ
ている細長い長方形状のベンチュリー管５に向けて、ブ
ローチューブ６に細長い長方形のスリット状に形成した
ブローホール６ａから、圧縮エアーがベンチュリー管５
と同じ略長方形の断面形状を保って噴射されるため、噴
射された圧縮エアーの殆ど全てを無駄なく、また、互い
に干渉し合うことなくベンチュリー管５を通してバグフ
イルタ４の内部に吹込んで、フイルタ面に付着したダス
トを確実に払い落すことができると共に、ブローホール
６ａから噴射された圧縮エアーがベンチュリー管５の入
口を完全にシール状態にして、バグフイルタ４内からの
高圧パルスエアーの逆流を防止することができる。

【００２６】次に、この出願の第２番目の発明に係る集
塵機用パルスジェット式除塵装置の実施例を図５乃至図
８の記載に従って説明する。

【００２７】図５は本発明を備えた集塵機の平断面図、
図６はその正断面図を示したものであって、これ等の図
面に於いて前記図１と図２に示したものと同じ部材は同
じ符号を付してその説明を省略する。

【００２８】前記図１と図２に示した実施例と相違する
点は、並設したバグフイルタ４…に対して、ブローチュ
ーブ６を横方向に架設した点であって、前記図１と図２
では各バグフイルタ４…毎に１本ずつブローチューブ６
を配管していたが、この発明では１本のブローチューブ
６で多数枚のバグフイルタ４…を除塵処理できる利点を
備えている。

【００２９】更にこの第２番目の発明では、図７並びに
図８に示す如く、取付口９ｂを用いて略長方形状に形成
したバグフイルタ４の入口に取付けるベンチュリー管９
の断面形状を、バグフイルタ４と同様に略長方形状に形
成し、且つ、その先端側を序々に細く絞って、先端口９
ａを図７に示すように上記ブローチューブ６を中心とす
る同心円となるように内側に円弧状に湾曲するように構
成されている。

【００３０】また、このベンチュリー管９内に圧縮エア
ーを吹込むブローチューブ６のブローホール６ｂは、ブ
ローチューブ６の周面円周方向に細長い長方形のスリッ
ト状に形成されていて、圧縮エアーをベンチュリー管９
の先端口９ａに向けて放射状に、而かも、略長方形の断
面形状を保って噴射される仕組に成っている。

【００３１】尚、上記ブローホール６ｂの横幅ｘと長さ
ｙの比率は、ｘ：ｙ＝１：１０〜１：２００の範囲内に
定められていることは前述の通りであり、また、ブロー
ホール６ｂから放射状に噴射される圧縮エアーの角度
は、噴射される圧縮エアーの殆ど全てをそのままベンチ
ュリー管９の先端口９ａ内に吹込めるように、図７に示
すように該先端口９ａの傾斜した口角角度よりも若干狭
く造られている。

【００３２】以上述べた第２番目の発明に係る集塵機用
パルスジェット式除塵装置によれば、ブローチューブ６
の周面円周方向に長方形のスリット状に形成したブロー
ホール６ｂから、圧縮エアーが放射方向に略長方形の断
面形状を保って噴射されて、バグフイルタ４の入口に取
付けた全体が細長い長方形状を成し、且つ、先端側を序
々に細く絞ってその先端口９ａを内側に円弧状に湾曲形
成したベンチュリー管９に、噴射された圧縮エアーの殆
どをそのまま吹込むため、圧縮エアーは干渉し合うこと
なくベンチュリー管９を通ってバグフイルタ４の内部に
勢い良く吹込まれて、ダストを確実に払い落すことがで
き、また、吹込まれた圧縮エアーがベンチュリー管９の
入口を完全にシールするため、バグフイルタ４内からの
高圧パルスエアーの逆流を防止することができる。

【００３３】

【発明の効果】本発明に係る集塵機用パルスジェット式
除塵装置は以上述べた如くであって、ブローチューブの
ブローホールから噴射する圧縮エアーの殆ど全部を、そ
のままベンチュリー管に吹込んでバグフイルタの払い落
しを行えるものであって、圧縮エアーの無駄吹きがな
く、比較的少ない量の圧縮エアーにて効率良く、而か
も、短時間でフイルタの払い落しを行える利点を発揮で
きるものであって、噴射した圧縮エアーがベンチュリー
管の入口を完全にシールして、バグフイルタ内部からの
高圧パルスエアーの逆流を防止することにより、噴射し
た圧縮エアーの殆ど全部をバグフイルタの払い落しに有
効に利用できる点と相俟って、パルスジェット式集塵機
に実施して洵に好適なものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】この出願の第１番目の発明に係る集塵機用パル
スジェット式除塵装置の実施例を示した平断面図であ
る。

【図２】図１に示した実施例の正断面図である。

【図３】第１番目の発明の要部構造を拡大して説明した
正断面図である。

【図４】第１番目の発明で用いるベンチュリー管とブロ
ーホールの関係を説明した構成図である。

【図５】この出願の第２番目の発明に係る集塵機用パル
スジェット式除塵装置の実施例を示した平断面図であ
る。

【図６】図５に示した実施例の正断面図である。

【図７】第２番目の発明の要部構造を拡大して説明した
正断面図である。

【図８】第２番目の発明で用いるベンチュリー管とブロ
ーホールの関係を説明した構成図である。

【図９】従来の一般的な除塵装置の構成を説明した正断
面図である。

【図１０】バグフイルタに使用する従来の除塵装置の構
成を説明した一部断面正面図である。

【図１１】図１０のＶ−Ｖ線に沿った断面図である。

【図１２】バグフイルタに使用する従来の除塵装置の他
の例を説明した一部断面正面図である。

【図１３】図１２に示した除塵装置の一部断面平面図で
ある。

【符号の説明】

４ バグフイルタ ５ ベンチュリー管 ６ ブローチューブ ６ａ ブローホール ６ｂ ブローホール ９ ベンチュリー管 ９ａ 先端口 ｘ ブローホールの横幅 ｙ ブローホールの長さ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 全体を幅の広い偏平な袋状に形成したバ
   グフイルタの内部に対してブローチューブより圧縮エア
   ーを吹込むことにより、集塵運転によってフイルタ表面
   に付着したダストを払い落すように構成した集塵機用パ
   ルスジェット式除塵装置に於いて、 上記バグフイルタの入口にバグフイルタの形状に合せて
   全体を細長い長方形状に形成したベンチュリー管を取付
   け、このベンチュリー管に対向させてブローチューブを
   平行に配管すると共に、ブローチューブの周面長手方向
   には、細長い長方形のスリット状に形成した圧縮エアー
   噴射用のブローホールを上記のベンチュリー管に向けて
   開口したことを特徴とする集塵機用パルスジェット式除
   塵装置。
2. 【請求項２】 細長い長方形のスリット状に形成するブ
   ローホールの横幅ｘと長さｙの比率を、ｘ：ｙ＝１：１
   ０〜１：５００の範囲内に定めたことを特徴とする請求
   項１記載の集塵機用パルスジェット式除塵装置。
3. 【請求項３】 全体を幅の広い偏平な袋状に形成したバ
   グフイルタの入口に、全体をバグフイルタの形状に合せ
   て断面長方形状に形成し、且つ、その先端側を序々に細
   く絞って先端口を内側に円弧状に湾曲させた形状のベン
   チュリー管を取付けると共に、このベンチュリー管の前
   面に上記の先端口を横切る方向にブローチューブを配管
   し、且つ、ブローチューブの周面円周方向には、細長い
   長方形のスリット状に形成した圧縮エアー噴射用のブロ
   ーホールを上記のベンチュリー管の先端口に向けて開口
   したことを特徴とする集塵機用パルスジェット式除塵装
   置。
4. 【請求項４】 細長い長方形のスリット状に形成したブ
   ローホールの横幅ｘと長さｙの比率を、ｘ：ｙ＝１：１
   ０〜１：２００の範囲内に定めたことを特徴とする請求
   項３記載の集塵機用パルスジェット式除塵装置。