JPH0856756A - 収納装置 - Google Patents

収納装置

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Publication number
JPH0856756A
JPH0856756A JP21654394A JP21654394A JPH0856756A JP H0856756 A JPH0856756 A JP H0856756A JP 21654394 A JP21654394 A JP 21654394A JP 21654394 A JP21654394 A JP 21654394A JP H0856756 A JPH0856756 A JP H0856756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clothes
storage box
outer rail
inner rail
hanging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21654394A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Hyodo
孝史 兵頭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dantani Plywood Co Ltd
Original Assignee
Dantani Plywood Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dantani Plywood Co Ltd filed Critical Dantani Plywood Co Ltd
Priority to JP21654394A priority Critical patent/JPH0856756A/ja
Publication of JPH0856756A publication Critical patent/JPH0856756A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インナーレールを完全に引き出すことなく、
吊り掛けられた全ての衣服のうちから、無理な態勢をと
ることなく、容易に好みの衣服を取り出せる収納装置を
提供する。 【構成】 衣服11の出し入れ口12を有する収納ボッ
クス15内に、前記出し入れ口12付近から前記収納ボ
ックス15の奥行き方向へ延びるアウターレール17を
取り付け、該アウターレール17に、複数の衣服掛けハ
ンガー18が吊り掛け可能なインナーレール19を、摺
動自在および水平旋回可能に取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収納装置に係り、更に
詳しくは、インナーレールを完全に引き出すことなく、
吊り掛けられた全ての衣服のうちから、無理な態勢をと
ることなく、容易に好みの衣服を取り出せる収納装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な洋服タンスは、収納ボックス内
の左右側板間にハンガーパイプが横架されており、ハン
ガーパイプに、多数の衣服掛けハンガーを吊り掛けるこ
とにより、衣服を収納するようにしていた。しかしなが
ら、扉を開いて衣服を取り出す際に、通常の洋服タンス
はかなり奥行きがあるので、腕を伸ばしただけでは衣服
まで届かず、身体を衣服の出し入れ口から収納ボックス
内へ潜り込ませる必要があり、無理な態勢で衣服を取り
出さなければならなかった。
【0003】そこで、従来、収納ボックスの天板の内面
の略中央部に、衣服の出し入れ口付近から奥行き方向へ
延びるアウターレールを取り付け、このアウターレール
に、複数の衣服掛けハンガーが吊り掛けできるインナー
レールを、摺動自在に取り付けたものが開発された。収
納ボックス内から衣服を取り出す際には、手前側の衣服
を引っ張り、アウターレールに沿ってインナーレールを
摺動させ、衣服を出し入れ口の外へ引き出してから取り
出すようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術の収納装置は、このようにアウターレールに沿ってイ
ンナーレールが直線状に引き出されるだけであるので、
衣服の取り出し時、特に一番奥側の衣服を取り出す際
に、完全に衣服が出し入れ口の外へ引き出されるまで、
インナーレールを摺動させなければならなかった。これ
により、収納装置が狭いスペースに置かれている場合に
は、収納ボックス手前の空間が狭いので、インナーレー
ルを完全に引き出すことができず、奥側の衣服が取り出
し難いという問題点があった。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、インナーレールを完全に引き出すことなく、吊り掛
けられた全ての衣服のうちから、無理な態勢をとること
なく、容易に好みの衣服を取り出せる収納装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の収納装置は、衣服の出し入れ口を有する収納ボッ
クス内に、前記出し入れ口付近から前記収納ボックスの
奥行き方向へ延びるアウターレールを取り付け、該アウ
ターレールに、複数の衣服掛けハンガーが吊り掛け可能
なインナーレールを、摺動自在および水平旋回可能に取
り付けるように構成されている。
【0007】また、請求項2記載の収納装置は、請求項
1記載の収納装置において、前記アウターレールが、前
記収納ボックスの天板の裏面の略中央部に取り付けら
れ、また前記インナーレールが、前記アウターレールに
沿って摺動するスライダ部材の下部に、前記衣服掛けハ
ンガーの吊り掛け部材を略90度だけ水平旋回可能に取
り付けるように構成されている。
【0008】さらに、請求項3記載の収納装置は、請求
項2記載の収納装置において、前記スライダ部材と前記
吊り掛け部材との間に、水平旋回可能な掛止ストッパを
設けるように構成されている。
【0009】
【作用】請求項1〜3記載の収納装置において、収納ボ
ックス内から衣服を取り出す際には、アウターレールに
沿ってインナーレールを衣服の出し入れ口より一部引き
出した後、インナーレールを水平旋回させてほぼ横向き
にすることにより、出し入れ口に向かって衣服が並列状
態になるので、インナーレールを完全に引き出さなくて
も、容易に好みの衣服を取り出せる。
【0010】特に、請求項3記載の収納装置は、インナ
ーレールの摺動時に、予め、吊り掛け部材を水平旋回さ
せて、その長幅方向を収納ボックスの奥行き方向へ戻し
ておくことにより、スライダ部材と吊り掛け部材との間
に設けられた掛止ストッパを介して、吊り掛け部材がス
ライダ部材に掛止されているので、摺動中に、吊り掛け
部材が勝手に水平旋回して、円滑な摺動を阻害する虞れ
がない。
【0011】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係る収納装置の
衣服取り出し状態を示す概略平面図、図2は同衣服収納
状態を示す概略平面図、図3は同衣服の取り出し途中の
状態を示す概略平面図、図4は同要部拡大斜視図、図5
は同要部側面図、図6は吊り掛け部材の水平旋回状態を
示す要部斜視図である。
【0012】図1、4、5に示すように、本発明の一実
施例に係る収納装置10は、衣服11の出し入れ口12
に、ヒンジ13を介して開閉扉14が取り付けられた収
納ボックス15を有しており、収納ボックス15の天板
16の裏面には、出し入れ口12の中央部から収納ボッ
クス15の奥行き方向へ延びるアウターレール17が取
り付けられている。アウターレール17の取り付けは、
その上面に所定ピッチで形成された長孔17aを介して
ビス17bにより締着されている(図4参照)。このア
ウターレール17には、複数の衣服掛けハンガー18が
吊り掛け可能なインナーレール19が、摺動自在および
水平旋回可能に取り付けられている。
【0013】図5、6に示すように、インナーレール1
9は、アウターレール17に沿って摺動するスライダ部
材20と、スライダ部材20の下方に配置されて、スラ
イダ部材20の中間部から下方へ延びた旋回軸21を中
心に水平旋回可能な吊り掛け部材22とを有している。
スライダ部材20は、断面横H形の横長な部材であり、
アウターレール17の両側面に所定ピッチで取り付けら
れた小さな玉受け座17cにより、収納ボックス15の
奥行き方向へ円滑に摺動できるようになっている。この
吊り掛け部材22は、横長な基材23の下方に、一対の
連結部材24を介して、吊り掛けパイプ25を取り付け
たものである。なお、スライダ部材20の両端部付近の
下面には、それぞれ半球状の掛止ストッパ26が1個ず
つ突出しており、基材23の両端部上面の対応箇所に、
掛止ストッパ26と同じ形状の掛止凹部27が形成され
ている。
【0014】続いて、本発明の一実施例に係る収納装置
10の動作を説明する。図2に示すような収納ボックス
15内に収納された衣服11を取り出す際には、開閉扉
14を開いて手前側の衣服11を引っ張り、アウターレ
ール17に沿ってインナーレール19を衣服11の出し
入れ口12より略半分だけ引き出す(図3参照)。この
際、スライダ部材20と吊り掛け部材22との間に設け
られた掛止ストッパ26により吊り掛け部材22がスラ
イダ部材20に掛止されているので、インナーレール1
9を引き出している途中で、吊り掛け部材22が勝手に
水平旋回してインナーレール19の摺動を阻害するする
ことを防止できる。その後、図1に示すように、インナ
ーレール19の吊り掛け部材22を、旋回軸21を中心
に90度水平旋回させて横向きにし、必要な衣服11を
取り出す。
【0015】このように、インナーレール19を出し入
れ口12から半分だけ出して、水平旋回させることによ
り、出し入れ口12に向かって衣服11が並列状態にな
るので、インナーレール19を完全に引き出さなくて
も、収納ボックス15の前側奥側に関係なく、吊り掛け
られた全ての衣服11の中から、簡単に所望の衣服11
を取り出せる。なお、衣服11を取り出した後には、旋
回軸21を中心に吊り掛け部材22を反対方向へ90度
だけ水平旋回させて、スライダ部材20の掛止ストッパ
26を基材23の掛止凹部27に掛止させ、手前側の衣
服11を押し込むことにより、インナーレール19がア
ウターレール17に沿って押し込まれ、衣服11が収納
ボックス15内に戻される。
【0016】以上、本発明を説明したが、本発明はこれ
らの実施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しな
い範囲での設計などの変更があっても本発明に含まれ
る。例えば、実施例では、インナーレールが取り付けら
れたアウターレールを、衣服の出し入れ口を有する収納
ボックス内に1本だけ取り付けたが、これに限定しなく
ても、大型の収納ボックスの場合などにおいて、複数本
平行に設けてもよい。また、実施例では、アウターレー
ルを収納ボックスの天板に直接取り付けたが、これに限
定しなくても、例えば収納ボックスの前後板間に横架状
態で取り付けてもよい。
【0017】さらに、実施例では、インナーレールを9
0度水平旋回可能にしたが、これに限定しなくても、そ
の旋回角度は任意でもよい。さらにまた、実施例では、
スライダ部材と吊り掛け部材との間に、水平旋回可能な
吊り掛け部材の着脱可能な掛止ストッパを設けたが、こ
の掛止ストッパは必ずしも必要ではない。そして、実施
例では、インナーレールとして、スライダ部材の下部に
吊り掛け部材を水平旋回可能に取り付けたものを採用し
たが、これに限定しなくても、複数の衣服掛けハンガー
が吊り掛けでき、しかもアウターレールに沿って摺動可
能であって水平旋回もできればどのような構造の部材で
もよい。
【0018】
【発明の効果】請求項1〜3記載の収納装置は、このよ
うにインナーレールを収納ボックスの出し入れ口から一
部だけ出して水平旋回させれば、出し入れ口に向かって
衣服が並列状態になるようにしたので、インナーレール
を完全に引き出さなくても、収納ボックスの前側奥側に
関係なく、吊り掛けられた全ての衣服の中から、簡単に
所望の衣服を取り出すことができる。
【0019】特に、請求項3記載の収納装置は、インナ
ーレールの摺動時に、スライダ部材と吊り掛け部材との
間に設けられた掛止ストッパを介して、吊り掛け部材を
スライダ部材に掛止させるようにしたので、インナーレ
ールの摺動中に、吊り掛け部材が勝手に水平旋回して、
インナーレールの円滑な摺動を阻害するのを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る収納装置の衣服取り出
し状態を示す概略平面図である。
【図2】同衣服収納状態を示す概略平面図である。
【図3】同衣服の取り出し途中の状態を示す概略平面図
である。
【図4】同要部拡大斜視図である。
【図5】同要部側面図である。
【図6】吊り掛け部材の水平旋回状態を示す要部斜視図
である。
【符号の説明】
10 収納装置 11 衣服 12 出し入れ口 13 ヒンジ 14 開閉扉 15 収納ボックス 16 天板 17 アウターレール 17a 長孔 17b ビス 17c 玉受け座 18 衣服掛けハンガー 19 インナーレール 20 スライダ部材 21 旋回軸 22 吊り掛け部材 23 基材 24 連結部材 25 吊り掛けパイプ 26 掛止ストッパ 27 掛止凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣服の出し入れ口を有する収納ボックス
    内に、前記出し入れ口付近から前記収納ボックスの奥行
    き方向へ延びるアウターレールを取り付け、該アウター
    レールに、複数の衣服掛けハンガーが吊り掛け可能なイ
    ンナーレールを、摺動自在および水平旋回可能に取り付
    けたことを特徴とする収納装置。
  2. 【請求項2】 前記アウターレールが、前記収納ボック
    スの天板の裏面の略中央部に取り付けられ、また前記イ
    ンナーレールが、前記アウターレールに沿って摺動する
    スライダ部材の下部に、前記衣服掛けハンガーの吊り掛
    け部材を略90度だけ水平旋回可能に取り付けたもので
    あることを特徴とする請求項1記載の収納装置。
  3. 【請求項3】 前記スライダ部材と前記吊り掛け部材と
    の間に、水平旋回可能な掛止ストッパが設けられている
    ことを特徴とする請求項2記載の収納装置。
JP21654394A 1994-08-17 1994-08-17 収納装置 Pending JPH0856756A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21654394A JPH0856756A (ja) 1994-08-17 1994-08-17 収納装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP21654394A JPH0856756A (ja) 1994-08-17 1994-08-17 収納装置

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Publication Number Publication Date
JPH0856756A true JPH0856756A (ja) 1996-03-05

Family

ID=16690090

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JP21654394A Pending JPH0856756A (ja) 1994-08-17 1994-08-17 収納装置

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JP (1) JPH0856756A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014036792A (ja) * 2012-08-20 2014-02-27 Thk Co Ltd 可動式収納装置
CN110448059A (zh) * 2019-08-13 2019-11-15 常熟理工学院 一种基于椭圆循环机构的智能衣柜

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014036792A (ja) * 2012-08-20 2014-02-27 Thk Co Ltd 可動式収納装置
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