JPH0856601A - 豆腐連続自動製造装置 - Google Patents

豆腐連続自動製造装置

Info

Publication number
JPH0856601A
JPH0856601A JP6194411A JP19441194A JPH0856601A JP H0856601 A JPH0856601 A JP H0856601A JP 6194411 A JP6194411 A JP 6194411A JP 19441194 A JP19441194 A JP 19441194A JP H0856601 A JPH0856601 A JP H0856601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tofu
main body
bottom plate
continuous
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6194411A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Sasaki
康博 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANETO SHOJI KK
Original Assignee
KANETO SHOJI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KANETO SHOJI KK filed Critical KANETO SHOJI KK
Priority to JP6194411A priority Critical patent/JPH0856601A/ja
Publication of JPH0856601A publication Critical patent/JPH0856601A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 豆腐を連続的かつ自動的にしかも衛生的に大
量生産できる豆腐連続自動製造装置を得る。 【構成】 筒状の本体1と、この本体1の入口部に設け
られ、凝固剤を添加した豆乳を本体1に供給する豆乳供
給部3と、上記本体1の出口部に設けられ、凝固、凝縮
した豆腐を取り出す取出部4,5,6を有してなり、本
体1内で豆乳が凝固、凝縮しながら出口部へ移動するよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続的にかつ自動的に
豆腐を製造することのできる豆腐連続自動製造装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】豆腐の製造には、種々の方法がある。絹
ごし豆腐を製造するには、例えば、大豆から得られた豆
乳に塩化マグネシウム、塩化カルシウム、硫酸カルシウ
ム、グルコノデルタランクトンなどの凝固剤を添加しな
がら、10〜15リットル程度の凝固箱に投入し、ここ
で凝固、熟成または絞り工程を経たのち、適宜の大きさ
に切断し、切断した豆腐を冷却水中に放って冷却したの
ち、プラスチック容器などに収めて包装する。また、木
綿豆腐を製造するには、例えば、上記絹ごし豆腐の製造
方法と同様にして豆乳を凝固、熟成した後、凝固した豆
腐を砕き、布に包み込んで箱内に詰め、ついでホエーを
除去するために絞り工程にかけた後、成形切断する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の豆腐の製造方法では、いわゆるバッチ式の生産となる
ため、生産効率が低く、短時間に大量の豆腐を衛生的に
製造することが困難であると言う欠点がある。よって、
本発明における目的は、豆腐を連続的にかつ自動的にし
かも衛生的に大量生産することのできる豆腐連続自動製
造装置を得ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の豆腐連続自動製造装置は、筒状の本
体と、この本体の入口部に設けられ、凝固剤を添加した
豆乳を本体に供給する豆乳供給部と、上記本体の出口部
に設けられ、凝固、熟成した豆腐を取り出す取出部を有
してなり、本体内で豆乳が凝固、熟成しながら取出部へ
移動するようにすることで解決される。
【0005】また、請求項2記載の豆腐連続自動製造装
置は、請求項1記載の上記出口部を側方に向くように上
記本体を湾曲させたことを特徴としてる。また、請求項
3記載の豆腐連続自動製造装置は、請求項1記載の上記
本体に該本体内の上部の空間の圧力を減圧とするための
排気手段が設けられたことを特徴とする。また、請求項
4記載の豆腐連続自動製造装置は、請求項1記載の上記
本体を水平に設置してなり、上記豆乳供給部が本体内に
豆乳を加圧しながら供給するものであることを特徴とし
てる。
【0006】また、請求項5記載の豆腐連続自動製造装
置は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の上記取
出部が、上記本体の豆乳収容部内で豆乳が凝固、熟成し
た豆腐を所望の厚さに切断するための刃を有し、かつ本
体の豆乳収容部と外部とを仕切るためのカッターと、該
カッターの下方に設けられ、該カッターにより切断され
た豆腐を載せるための底板と、該底板に取り付られ、該
底板を昇降するための昇降機構と、上記底板に載せられ
た豆腐を底板の側方に押出すための押出部からなること
特徴とする。
【0007】また、請求項6記載の豆腐連続自動製造装
置は、請求項5記載のカッターが、本体の出口部より上
方に設けられた厚板状のものであって、該カッターには
本体の豆乳収容部の豆腐を外部へ送り出すための豆腐供
給孔が設けられ、該豆腐供給孔の下開口面の形状は本体
の豆乳収容部の横断面の内周の形状と同じであり、かつ
該豆乳供給孔の内面には刃面が設けられていることを特
徴とする。また、請求項7記載の豆腐連続自動製造装置
は、請求項1ないし6のいずれか1項において、上記底
板の近傍の上記押出部の豆腐の押出側に、該押出部によ
り押出された豆腐を切断するための刃が一以上配設さ
れ、該刃は豆腐の押出方向ならびにこれと逆方向にスラ
イド可能なものであることを特徴とする。
【0008】また、請求項8記載の豆腐連続自動製造装
置は、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の上記本
体内に、蓋部材の外周面の少なくとも上部が上記本体の
内壁に隙間なく嵌合するように挿入され、かつ上記蓋部
材は本体の長さ方向に沿って移動自在に挿入されている
ことを特徴とする。また、請求項9記載の豆腐連続自動
製造装置は、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の
上記本体内に、上記本体内で豆乳が凝固、熟成した豆腐
を破砕するための破砕手段が設けられ、かつ該破砕手段
と上記本体の出口部との間にはホエーを外部に排出する
ための網目状部材が設けられたことを特徴とする。ま
た、請求項10記載の豆腐連続自動製造装置は、請求項
1ないし9のいずれか1項に記載の上記本体に豆乳を加
熱する加熱部を設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本体の入口部に供給された豆乳は、本体内を取
出部へ凝固、熟成しつつ移動し、取出部から豆腐として
連続的に取り出される。
【0010】以下、本発明の実施例を詳しく説明する。
図1は、本発明の第1実施例の豆腐連続自動製造装置2
0を示すもので、図中符号1は本体である。この本体1
は、ステンレス鋼や強化プラスチックなどの衛生的な材
質から作られた角筒状のものである。この本体1の上部
開口面を入口部とし、入口部に取り付けられた蓋2には
これを貫通して豆乳供給部となる豆乳供給パイプ3が設
けられている。この豆乳供給パイプ3の本体1と反対側
の端部には、豆乳と凝固剤を混合するための混合機(図
示略)と、これら豆乳と凝固剤が供給パイプ3を通って
本体1内に流れ込むようにするための豆乳供給ポンプ
(図示略)が設けられている。
【0011】また、本体1の下部開口面を出口部とし、
出口部近傍にはこれを閉塞する底板4が設けられてい
る。この底板4は、本体1の豆乳収容部1dの横断面の
内周1eの形状と略同じの矩形板状のもので、本体1の
豆乳収容部1dと外部とを後述するカッターを介して仕
切るように配置されて昇降機構5に一体に取付けられた
ものである。昇降機構5は、鉛直方向に配置されたエア
シリンダー5aとそのロッド5bとからなるもので、ロ
ッド5bの上端に底板4を一体に取付け固定したもので
ある。ここでの昇降機構5は、上記底板4を昇降可能で
あれば特に限定されず、エアシリンダー5aに代えて油
圧シリンダー等を用いるものであってもよい。
【0012】また、本体1の出口部および底板4の上方
には、薄板状のカッター6が配設されている。このカッ
ター6は、図2ないし図5に示すように移動装置(スラ
イド機構)7に連結されたもので、本体1の豆乳収容部
1dの横断面に沿って進退可能にスライドして豆乳収容
部1dと外部とを仕切るものである。移動装置7は、ボ
ディ7aとスライダー7bからなるもので、スライダー
7bにカッター6を取付け固定したものである。
【0013】なお、カッター6には、その先端側(スラ
イダー7bの取付け位置と反対の側)に刃が形成されて
おり、これによってカッター6は後述するようにその前
進により凝固、熟成して形成された豆腐を容易にカット
できるようになっている。また、このカッター6をスラ
イドせしめる移動装置7は、後述するように前記底板4
を昇降せしめる昇降機構5と連動して作動するようにな
っている。
【0014】本体1に対し、移動装置7の反対の側に
は、後述するように昇降機構5が作動して底板4が下降
した際、本体1と底板4との間に前進し押し出る押出部
8が配設されている。この押出部8は、移動装置7と同
様に昇降機構5と連動して作動するもので、水平方向に
配置されたエアシリンダー8aとそのロッド8b、およ
びロッド8bの先端面に一体に取付けられた押出板8c
とからなるものである。押出板8cは、本体1と底板4
との間に押し出た際、底板4の下降に伴って下降する豆
腐を、底板4の側方に押し出すためのものである。ここ
での押出部8は、底板4上に載せられた豆腐を底板4の
側方に押出すものであれば特に限定されず、エアシリン
ダー8aに代えて油圧シリンダー等を用いるものであっ
てもよい。また、上記底板4の近傍の上記押出部8によ
る豆腐の押出側には、該押出部8により押出された豆腐
を切断するための刃(図示略)が一以上配設されている
のが製造効率上望ましい。
【0015】このような構成の豆腐連続自動製造装置に
より、豆腐を製造するには、凝固剤が添加され、温度が
40〜97℃の豆乳を豆乳供給パイプ3から本体1内に
供給する。本体1内の豆乳は、凝固剤の凝固作用によっ
て凝固、熟成し、その底部には凝固、熟成した豆腐が形
成されてゆく。そして、一定の時間を経て、下層の豆乳
が十分凝固、熟成し、豆腐となったとき、図3に示すよ
うに昇降機構5が作動し、底板4が所定距離下降する。
また、これと同時に、移動装置7が作動し、カッター6
が後退する。すると、本体1の底板開口を覆っているカ
ッター6が外れることにより、本体1中の豆乳(一部凝
固)はその自重により下降し、特にその下層は十分凝
固、熟成して豆腐となっていることから底板4の上に落
ち、その状態で底板4の下降に伴って下降する。
【0016】そして、昇降機構5の作動が一旦停止し、
底板4の下降が停止すると、移動装置7が再度作動し、
図4に示すようにカッター6が前進して再度本体1の豆
乳収容部1dと外部とを仕切る。すると、カッター6の
先端側には刃が形成されていることから、底板4の下降
に伴って下降した豆腐と依然本体1内に留まる豆腐とが
切断され分離せしめられる。さらに、カッター6が前進
し、本体1の豆乳収容部1dと外部とを完全に仕切った
状態となってその前進を停止すると、押出部8が作動し
て押出板8cが前進し、図5に示すように底板4上の豆
腐Sは底板4の側方に押し出される。押し出された豆腐
は、さらに切断、容器充填等の工程を経たのち、冷却槽
にて中心部の温度が10℃以下に冷却され、製品化され
る。ここで底板4の近傍に上述した刃が設けられている
場合は、底板4上の豆腐Sは底板4の側方に押し出され
ながら切断され、この後容器充填等の工程を経た後、上
記方法と同様にして、製品化される。また、容器充填等
の工程の際、豆腐を収容するための容器を一定方向に移
動するベルト等に載せて移動させながら、豆腐を収容す
るようにしてもよい。そして、底板4上より豆腐を押し
出すと、押出部8が逆に作動し、押出板8cが後退す
る。また、押出板8cが後退して図2に示した元の位置
に復帰すると、昇降機構5が再度作動し、底板4が上昇
して図2に示すようにカッター6の下面に当接した位置
に復帰する。
【0017】一方、カッター6が前進し、本体1の豆乳
収容部1dと外部とを完全に仕切った状態となってその
前進を停止すると、豆乳供給パイプ3から前述した工程
と同様にして凝固剤が添加された豆乳が本体1上部に供
給される。その後、図3から図5に示した工程を順次繰
り返し、連続的に豆腐が製造される。また、上述の工程
を繰り返す際、本体1内への豆乳の供給は連続的に行わ
れてもよい。このような豆腐連続自動製造装置にあって
は、本体1の内容積およびその高さ、豆乳供給量、供給
間隔、さらには昇降機構5、移動装置7、押出部8の作
動時間を予め調整しておくことにより、連続的にかつ自
動的しかも衛生的に豆腐を製造することができる。
【0018】図6は第1実施例の変形例を示すもので、
底板9を平面視した状態を示すものである。この底板9
は、押出部8のロッド8bの進退方向と直交する両側に
ガイド壁9a,9bを設け、かつ本体1の出口部開口の
大きさに比べ、押出部8の押出側に延出した大きさのも
ので、この延出した側に複数の刃10を所定間隔あけて
配設したものである。該刃10・・・としては、豆腐の押
出方向ならびにこれと逆方向にスライド可能なものを用
いるのが好ましい。なお、この変形例においては、押出
部8はエアシリンダー8aを2基有し、これらのロッド
8b,8bに取付けられた押出板8cの前面にさらに押
出部材8dを複数取付けたものとなっている。
【0019】そして、このような構成からなる豆腐連続
自動製造装置によれば、図6に示すように下降した底板
9上にある豆腐Sを押出部8で押し出すことにより、豆
腐Sは二点鎖線で示すように刃10…を通過して複数に
切断され、所望する大きさとなる。したがって、この装
置にあっては、豆腐製造に連続して刃10…により豆腐
を所望の大きさに切断することができ、その製造工程を
より簡略化することができる。また、ここで上記刃10
・・・としてスライド可能なものを用いる場合、刃10・・・
を豆腐Sの押出方向と逆方向に向けてスライドさせると
ともに豆腐Sが押出部8で押し出すことによって、豆腐
Sを押出しながら切断すると、豆腐Sは二点鎖線で示す
ように複数に切断され、所望する大きさとなり、断終了
後は、刃10・・・を元の位置に戻す。このように刃10・
・・をスライドさせることにより、豆腐が切断し易く、切
断効率が向上するとともに切断面の外観を向上させるこ
とができる。
【0020】ところで、図1または図6に示した豆腐連
続自動製造装置においては、本体1が角筒状の縦型のも
のであるので、本体1の高さが高くなりすぎると、該本
体1内の底部の豆腐にかかる圧力または重量が大きくな
りすぎる場合があり、例えば、本体1の高さが3mとす
ると、約0.3kg/cm2の圧力がかかり、任意の豆
腐が得られにくい恐れがある。そこで、本発明者は図7
および図8に示すように本体1を略L字型にし、あるい
は図9に示すように本体1の上部に排気手段を設けるこ
とによって、本体1内の底部の豆腐にかかる圧力または
重量が大きくなることを防止でき、より任意の豆腐が容
易に製造できることを見いだした。
【0021】図7及び図8を用いて本発明の第2実施例
を説明する。この第2実施例は、本発明の請求項2に係
わるものである。なお先の実施例と同様の構成要素には
同一の符号を付してある。以下第2実施例を説明する。
図7の豆腐連続自動製造装置30は、第1実施例記載の
豆腐連続自動製造装置20の本体1を、その出口部が水
平になるように側方に湾曲させたもので、図示するよう
に本体1の中間部分を側方に湾曲させ、本体1を水平部
1aと鉛直部1bとから構成している。この例では、上
記本体1が入口部より出口部において同一の口径である
場合、この湾曲させる位置を変えることにより、鉛直部
1bの高さHを調整し、本体1の鉛直部1bの内容積を
変化させることができる。したがって、取出部にかかる
豆乳の重量は、本体1の鉛直部1bの内容積と正比例す
ることから、鉛直部1bの高さHを調整させることによ
り、前記本体1の鉛直部1b内に滞在する豆乳の重量を
調節させる効果を奏することができる。
【0022】よって、豆乳は前記本体1の鉛直部1b中
に滞在する豆乳の重量で、出口部へ凝固、熟成しつつ湾
曲した本体内を移動される。水平にされた出口部には、
これを閉塞する底板4が設けられ、該底板4と出口部と
の間にカッター6が配設されている以外は上述の第1実
施例の取出部とほぼ同様の工程及び同様の形態をもつ取
出部が設置される。また、この出口部ならびに取出部は
豆腐がくずれるのを防止するため水中に置かれるのが望
ましい。したがって、このような豆腐連続自動製造装置
30にあっては、前記本体1の鉛直部1bの高さHを調
整することにより、例えば、本体1の鉛直部1b内の豆
乳の重量を変化させ豆腐の凝固、熟成の度合いを自由に
調整できることができ、より任意の豆腐を容易に得るこ
とができる。
【0023】図8は第2実施例の変形例を示すもので、
この豆腐連続自動製造装置40は本体1の入口部側の部
分を傾斜させた傾斜部1cとこれにつづく水平部1aと
からなっている。このような構成としたことで、凝固、
熟成中の豆乳が湾曲部で分離することを抑さえる効果を
奏することができる。なお、図7及び図8上では取出部
が生産された豆腐を下方に押し出すように設置されてい
るが、上下左右どちらの方向にも押し出し可能に設置で
きる。
【0024】次に、図9を用いて本発明の第3実施例を
説明する。この第3実施例は、本発明の請求項3に係わ
るものである。なお先の実施例1と同様の構成要素には
同一の符号を付してある。以下、第3実施例を説明す
る。図9の豆腐連続自動製造装置50は、第1実施例に
記載の豆腐連続自動製造装置の本体1に、該本体1内の
上部の空間51の圧力を減圧とするための排気手段52
を設けたもので、図示するようにこの排気手段52を、
本体1の側壁を貫いて空間51に達する排気管52a
と、この排気管52aに接続された排気装置52bとか
ら構成している。この例では、上記本体1が入口部より
出口部において同一の口径の場合、排気装置52bを作
動させることにより、空間51の圧力を負にし、本体1
内の底部の豆腐にかかる圧力を小さくすることができ
る。ここでの減圧度は、−4000mmAq(水頭圧)
程度の範囲内で変更できるようになっていることが望ま
しい。また、本体1は、若干補強して、外部の空気圧に
耐え得るようにしたものが用いられる。
【0025】したがって、このような豆腐連続自動製造
装置50にあっては、本体1の空間51の圧力の減圧度
を調整することにより、本体1内の底部の豆乳にかかる
圧力を軽減できるので、より任意の豆腐を得ることがで
きる。また、本体1の空間51の圧力を減圧することに
より、該本体1に接続されている供給パイプ3内の豆乳
が自然に本体1内に吸入されるので、上述したような豆
乳供給ポンプを設ける必要がなく、装置のコストダウン
が可能となり、また、豆乳に発生した気泡の脱泡ができ
るので、豆腐に気泡が残留することが少なくなり、外観
及び品質がより良好な豆腐を製造することができ、さら
に上述した豆乳と凝固剤を混合するための混合機から本
体1に至るまでに残留している混合物が自動的に本体1
内に吸入されるので、上記混合物が途中で滞留して凝
固、熟成することがないうえに該混合機内の残留物も本
体1内に流れ込むという利点がある。
【0026】図10は本発明の第4実施例である、この
第4実施例は、本発明の請求項4係わるものである。な
お実施例1と同様の構成要素には同一の符号を付してあ
る。以下、第4実施例を説明する 実施例4の豆腐連続製造装置60は、第1実施例記載の
豆腐連続自動製造装置20全体を水平にし、本体1の入
口部には密閉した蓋62とこれを貫通して豆乳供給部及
び圧力源となる豆乳供給パイプ63が設けられ、また、
出口部には第2実施例の取出部と同様の工程及び同様の
形態をもつ取出部が設置される。この上記出口部ならび
に取出部は豆腐がくずれるのを防止するため水中にある
のが好ましい。
【0027】このような豆腐連続製造装置60にあって
は、本体1が水平であるため、豆乳の自重による移動が
不可能となる。これを解決するため、本体1の入口部に
配設された豆乳供給パイプ63より、加圧した豆乳を本
体1内に供給する。よって、凝固剤を添加した豆乳を豆
乳供給パイプ63より加圧供給することにより、あたか
も本体1が豆乳供給パイプ63を上にして鉛直に立たせ
たのと、同じ効果が得られる。
【0028】また、この加圧を調整することにより、例
えば豆腐の凝固、熟成の度合いを自由に調整することが
できる。また、取出部の底板4の移動に伴い、本体1内
より排出される豆腐にあたる容積に相当する豆乳を豆乳
供給パイプ63から底板4と連動して供給することによ
り、凝固、熟成中の豆乳にかかる圧力を取り除くことも
できる。また図10上では取出部が生産された豆腐を下
方に押し出すように設置されているが、上下左右どちら
の方向にも押し出し可能に設置できる。
【0029】図11は、この発明の第5実施例を示すも
のである。この第5実施例の豆腐連続自動製造装置70
が、図1に示した豆腐連続自動製造装置20と異るとこ
ろは、本体1の出口部より上方に厚板状のカッター76
が設けられている点である。
【0030】上記カッター76には、図12に示すよう
に本体1の豆乳収容部1dの豆腐を外部へ送り出すため
の豆腐供給孔77が設けられている。該豆腐供給孔77
の下開口面78aの形状は本体1の豆乳収容部1dの横
断面の内周1eの形状と同じであり、上開口面78bの
形状は上記開口面78aの形状より大きく、かつ本体1
の横断面の外周1fの形状より小さくなっている。ま
た、上記該豆乳供給孔77の内面には刃面79が設けら
れている。
【0031】ここで該豆腐供給孔77の下開口面78a
の形状が、本体1の豆乳収容部1dの横断面の内周1e
の形状より小さいと、本体1の豆乳収容部1dで凝固、
熟成した豆腐を本体1の外部に送り出す際に、豆腐供給
孔77の周囲に豆腐が引っ掛り、本体1の外部に豆腐を
効率良く送り出すことができない。また、上開口面78
bの形状が上記下開口面78aの形状より小さいと、刃
面79を形成することができず、一方、本体1の横断面
の外周1fの形状より大きいと、本体1の豆乳収容部1
d内の豆乳や豆腐が豆腐供給孔77から外部にこぼれる
恐れがある。
【0032】この第5実施例の豆腐連続自動製造装置7
0により、豆腐を製造するには、まず、カッター76の
豆腐供給孔77が形成されていない面により本体1の出
口部近傍を覆っておく。そして、上述した第1実施例の
製造装置20を用いる製造工程と同様にして本体1内に
凝固剤が添加された豆乳を供給し、下層の豆乳が十分凝
固、熟成し、豆腐となったとき、昇降機構5が作動し、
底板4が所定距離下降する。また、これと同時に、カッ
ター76をスライドさせ、カッター76の豆腐供給孔7
7の下開口面78aの周縁と本体1の豆乳収容部1dの
内周縁とが一致するようにする。すると、本体1の下層
の豆腐は豆腐供給孔77を通って底板4の上に落ち、そ
の状態で底板4の下降に伴って下降する。
【0033】そして、昇降機構5の作動が一旦停止し、
底板4の下降が停止すると、カッター76がスライドし
て再度本体1の出口部近傍を覆う。すると、カッター7
6の豆腐供給孔77の内面には刃面79が形成されてい
ることから、底板4の下降に伴って下降した豆腐と依然
本体1内に留まる豆腐とが切断され分離せしめられる。
さらに、カッター76が前進し、本体1の出口部近傍の
開口を完全に覆った状態となってその前進を停止する
と、押出部8が作動して押出板8cが前進し、底板4上
の豆腐は底板4の側方に押し出される。押し出された豆
腐は、上述した第1実施例の製造装置20を用いる製造
工程と同様にして、製品化される。
【0034】そして、底板4上より豆腐を押し出すと、
押出部8が逆に作動し、押出板8cが後退する。また、
押出板8cが後退して図11に示した元の位置に復帰す
ると、昇降機構5が再度作動し、底板4が上昇して図1
1に示すようにカッター76の下面に当接した位置に復
帰する。一方、カッター76が前進し、本体1の出口部
近傍の開口を完全に覆った状態となってその前進を停止
すると、前述した工程と同様にして凝固剤が添加された
豆乳が本体1上部に供給される。その後、このような工
程を順次繰り返し、連続的に豆腐が製造される。また、
上述の工程を繰り返す際、本体1内への豆乳の供給は連
続的に行われてもよい。
【0035】このような豆腐連続自動製造装置70にあ
っては、特に、上記豆腐供給孔77が設けられたカッタ
ー76が本体1の出口部より上方に設けられたことによ
り、上記豆腐供給孔77より下方に位置する豆腐と依然
本体1内に留まる豆腐とを切断する際に、上記上記豆腐
供給孔77より下方に位置する豆腐が本体1の側壁1g
により支持されるので、豆腐がくずれたり横滑りしたり
することが防止され、豆腐の切断がスムーズに行え、か
つ切断面の外観が向上する。
【0036】図13は、この発明の第6実施例を示すも
のである。この第6施例の豆腐連続自動製造装置80
が、図11に示した豆腐連続自動製造装置70と異ると
ころは、本体1内に蓋部材81が挿入されており、かつ
本体1の下部にドレン管85が接続されている点であ
る。上記蓋部材81は、図14に示すように、上枠体8
2と、底面と4つの傾斜面を有する下枠体83とから構
成されており、上枠体82の外周面が上記本体1の内壁
に隙間なく嵌合するように挿入され、かつこの蓋部材8
1は本体1の長さ方向に沿って移動自在に挿入されてい
る。上記ドレン管85は、本体1の豆乳収容部1dに満
たされた水または温水を排水するためのものである。
【0037】この第6実施例の豆腐連続自動製造装置8
0により、豆腐を製造するには、まず、本体1の蓋2を
開け、本体1内を水または温水86で満たした後、上記
蓋部材81をこれの上枠体82の外周面が上記本体1の
内壁に隙間なく嵌合するように水または温水86の水面
に浮かべる。ついで、本体1の蓋2を閉め、上記ドレン
管85により本体1内の水または温水86を排出しなが
ら上記蓋部材81上に上述した第1実施例の製造装置2
0を用いる製造工程と同様にして本体1内に凝固剤が添
加された豆乳を供給する。このようにすると、蓋部材8
1は本体1の長さ方向に沿って下落するとともに該蓋部
材81上の豆乳も一緒に下降するが、蓋部材81の上枠
体82の外周面は上記本体1の内壁に隙間なく嵌合する
ようになっているので、豆乳と水または温水86とは混
じることがない。また、豆乳は下層のものから凝固、熟
成する。また、ここで水または温水86の排水速度等を
調節することにより、豆腐の凝固、熟成の度合いを自由
に調整できることができ、任意の豆腐を容易に得ること
ができる。
【0038】そして、蓋部材81の底面がカッター76
と接触する位置まで下降したとき、昇降機構5が作動
し、底板4が所定距離下降する。また、これと同時に、
カッター76をスライドさせ、カッター76の豆腐供給
孔77の下開口面78aの周縁と本体1の豆乳収容部1
dの内周縁とが一致するようにする。すると、蓋部材8
1は豆腐供給孔77を通って底板4の上に落ち、その状
態で底板4の下降に伴って下降する。そして、昇降機構
5の作動が一旦停止し、底板4の下降が停止すると、カ
ッター76がスライドして再度本体1の出口部近傍を覆
う。すると、カッター76の豆腐供給孔77の内面には
刃面79が形成されていることから、底板4の下降に伴
って下降した蓋部材81と該蓋部材81の上方に位置す
る豆腐とが分離せしめられる。さらに、カッター76が
前進し、本体1の出口部近傍の開口を完全に覆った状態
となってその前進を停止すると、押出部8が作動して押
出板8cが前進し、底板4上の蓋部材81は底板4の側
方に押し出され、取り出される。この後、上記第5実施
例の豆腐連続自動製造装置70を用いる製造工程と同様
にして豆腐を製造する。
【0039】このような豆腐連続自動製造装置80にあ
っては、特に、蓋部材81の上枠体82の外周面が上記
本体1の内壁に隙間なく嵌合するように本体1内に挿入
され、かつ該蓋部材81は本体1の長さ方向に沿って移
動自在に挿入されたものであるので、本体1内を水また
は温水86で満たした後、上記蓋部材81を水または温
水86の水面に浮かべ、この後本体1内の水または温水
86を排出することができ、このとき豆乳と水または温
水86とが混じることがなく、また、水または温水86
の排水速度等を調節することにより、豆腐の凝固、熟成
の度合いを自由に調整できることができ、任意の豆腐を
容易に得ることができる。
【0040】図15は、この発明の第7実施例を示すも
のである。この第7実施例の豆腐連続自動製造装置90
が、図1に示した豆腐連続自動製造装置20と異るとこ
ろは、本体1が第1〜第6実施例で示したものよりも縦
長のものであり、該本体1内に豆乳が凝固、熟成した豆
腐を破砕するための破砕手段91が設けられ、かつ該破
砕手段91と上記本体1の出口部との間にはホエーを外
部に排出するための網目状部材92が設けられた点であ
る。
【0041】上記破砕手段91は、豆腐を破砕できるも
のであればどの様なものであってもよく、例えば金網、
ネット、回転羽根、回転軸の周面に多数のピンを設けた
ものなどを挙げることができ、この例では金網が本体1
の豆乳収容部1dを横断するように設けられており、該
金網の網目としては目的とする豆腐の品質によって適宜
選択される。
【0042】上記網目状部材92は、上記破砕手段91
によって豆腐を破砕したときに生じるホエーを本体1の
外部に排出できるようなものであればどの様なものであ
ってもよく、例えば、金網、ネット、布、交差棒等が挙
げることができ、この例では金網が本体1の側壁の周囲
に設けられており、該金網の網目としては目的とする豆
腐の品質によって適宜選択される。この網目状部材92
の下部には、本体1内から該網目状部材92を経て外部
に排出されたホエーをさらに排水溝等に導くための樋部
材93が設けられている。
【0043】この第7実施例の豆腐連続自動製造装置9
0により、木綿豆腐を製造するには、まず、図15の範
囲Aで示した破砕手段91までの範囲は、第5実施例の
豆腐連続自動製造装置70を用いる製造工程と同様にし
て本体1内に凝固剤が添加された豆乳を供給し、該豆乳
が凝固、熟成し、範囲Aの下層部には豆乳が凝固、熟成
した豆腐が形成され、該豆腐が破砕手段91へ移動する
ようにする。すると、該豆腐はその自重により本体1を
下降することから破砕手段91を通り、ここで所望の大
きさに破砕される。このとき破砕された豆腐からホエー
が生じる。そして、破砕された豆腐はその自重により本
体1を下降するので、破砕された豆腐が網目状部材92
の側方にきたとき、上記ホエーは網目状部材92を経て
本体1の外部に排出される。本体1の外部に排出された
ホエーは、樋部材93を通って排水溝等に廃棄される。
ついで、破砕された豆腐は、さらに下降し、本体1の底
部近傍で自重によりプレスされ、再び固まり木綿豆腐と
なる。この後、本体1の底部近傍で固まった木綿豆腐
は、上記第5の実施例の豆腐連続自動製造装置70を用
いる製造工程と同様にして本体1の外部に取り出され
る。
【0044】この第7実施例の豆腐連続自動製造装置9
0によれば、上記本体1内で豆乳が凝固、熟成した豆腐
を破砕するための破砕手段91が上記本体1内に設けら
れ、かつ該破砕手段91と上記本体1の出口部との間に
はホエーを外部に排出するための網目状部材92が設け
られたことにより、木綿豆腐を連続的にかつ自動的にし
かも衛生的に製造することができる。従って、この装置
によれば、一端凝固した豆腐を破砕した後、ついでこの
破砕した豆腐を布に包み込んで箱内に詰めたのち、絞り
工程にかけるなどのバッチ式の工程がなくなり、木綿豆
腐を大量に製造することができるとともに、無人運転も
可能となり、よって例えば量販店へ製造したその日に大
量の木綿豆腐を納めるといったことも可能となる。
【0045】図16は、この発明の第8実施例を示すも
のであって、この例にあっては、本体1の内面に加熱用
電極11,11を相対向して設けたものである。この例
の装置は、比較的低温、例えば0〜60℃の豆乳を用い
る場合に好適であって、加熱用電極11,11間に交流
または直流の電流を印加してジュール熱で豆乳を加熱
し、凝固剤の凝固作用を発現させて、豆乳を凝固、熟成
させることができる。また、加熱部としては、加熱用媒
体を流す加熱用配管を本体1内の空間部分に設けたもの
であってもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明の豆腐連続自
動製造装置によれば、凝固剤添加済の豆乳を本体内にて
徐々に凝固、熟成せしめ、凝固、熟成した豆腐を出口部
から取り出すようにしたものであるから、豆腐を連続的
にかつ自動的にしかも衛生的に製造することができる。
したがってこの製造装置によれば、豆腐を大量に製造す
ることができるとともに、無人運転も可能となり、よっ
て例えば量販店へ製造したその日に大量の豆腐を納める
といったことも可能になる。また、本発明の豆腐連続自
動製造装置によれば、本体内に供給する豆乳の代りにと
ころてんやこんにゃく等の材料を供給することにより、
ところてんやこんにゃく等の製造に利用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の豆腐連続自動製造装置を
示す概略構成図。
【図2】豆腐連続自動製造装置の動作を説明するための
図。
【図3】図2に続く豆腐連続自動製造装置の動作を説明
するための図。
【図4】図3に続く豆腐連続自動製造装置の動作を説明
するための図。
【図5】図4に続く豆腐連続自動製造装置の動作を説明
するための図。
【図6】図1に示した豆腐連続自動製造装置の変形例の
要部平面図。
【図7】本発明の第2実施例の豆腐連続自動製造装置を
示す概略構成図。
【図8】図7に示した豆腐連続自動製造装置の変形例を
示す概略構成図。
【図9】本発明の第3実施例の豆腐連続自動製造装置を
示す概略構成図。
【図10】本発明の第4実施例の豆腐連続自動製造装置
を示す概略構成図。
【図11】本発明の第5実施例の豆腐連続自動製造装置
を示す概略構成図。
【図12】本発明の第5実施例の豆腐連続自動製造装置
のカッターを示す概略構成図。
【図13】本発明の第6実施例の豆腐連続自動製造装置
を示す概略構成図。
【図14】本発明の第6実施例の豆腐連続自動製造装置
の蓋部材を示す概略構成図。
【図15】本発明の第7実施例の豆腐連続自動製造装置
を示す概略構成図。
【図16】本発明の第8実施例の豆腐連続自動製造装置
示す概略構成図。
【符号の説明】
1 本体 1d 豆乳収容部 1e 内周 2 蓋 3 豆乳供給パイプ 4 底板 5 昇降機構 6 カッター 7 移動装置 8 押出部 11 加熱部 20,30,40,50,60,70,80,90 豆
腐連続自動製造装置 52 排気手段 76 カッター 77 豆腐供給孔 78a 下開口面 79 刃面 81 蓋部材 91 破砕手段 92 網目状部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の本体と、この本体の入口部に設け
    られ、凝固剤を添加した豆乳を本体に供給する豆乳供給
    部と、上記本体の出口部に設けられ、凝固、熟成した豆
    腐を取り出す取出部を有してなり、本体内で豆乳が凝
    固、熟成しながら出口部へ移動するようにした豆腐連続
    自動製造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記出口部を側方に
    向くように上記本体を湾曲させたことを特徴とする豆腐
    連続自動製造装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、上記本体に該本体内
    の上部の空間の圧力を減圧とするための排気手段が設け
    られた豆腐連続自動製造装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、上記本体を水平に設
    置してなり、上記豆乳供給部が本体内に豆乳を加圧しな
    がら供給するものであることを特徴とする豆腐連続自動
    製造装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
    て、上記取出部は、上記本体の豆乳収容部内で豆乳が凝
    固、熟成した豆腐を所望の厚さに切断するための刃を有
    し、かつ本体の豆乳収容部と外部とを仕切るためのカッ
    ターと、該カッターの下方に設けられ、該カッターによ
    り切断された豆腐を載せるための底板と、該底板に取り
    付られ、該底板を昇降するための昇降機構と、上記底板
    に載せられた豆腐を底板の側方に押出すための押出部か
    らなること特徴とする豆腐連続自動製造装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、上記カッターは、本
    体の出口部より上方に設けられた厚板状のものであっ
    て、該カッターには本体の豆乳収容部の豆腐を外部へ送
    り出すための豆腐供給孔が設けられ、該豆腐供給孔の下
    開口面の形状は本体の豆乳収容部の横断面の内周の形状
    と同じであり、かつ該豆乳供給孔の内面には刃面が設け
    られていることを特徴とする豆腐連続自動製造装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項におい
    て、上記底板の近傍の上記押出部の豆腐の押出側に、該
    押出部により押出された豆腐を切断するための刃が一以
    上配設され、該刃は豆腐の押出方向ならびにこれと逆方
    向にスライド可能なものであることを特徴とする豆腐連
    続自動製造装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1項におい
    て、蓋部材の外周面の少なくとも上部が上記本体の内壁
    に隙間なく嵌合するように上記本体内に挿入され、かつ
    上記蓋部材は本体の長さ方向に沿って移動自在に挿入さ
    れていることを特徴とする豆腐連続自動製造装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし7のいずれか1項におい
    て、上記本体内で豆乳が凝固、熟成した豆腐を破砕する
    ための破砕手段が上記本体内に設けられ、かつ該破砕手
    段と上記本体の出口部との間にはホエーを外部に排出す
    るための網目状部材が設けられたことを特徴とする豆腐
    連続自動製造装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれか1項にお
    いて、上記本体に豆乳を加熱するための加熱部が設けら
    れた豆腐連続自動製造装置。
JP6194411A 1994-08-18 1994-08-18 豆腐連続自動製造装置 Pending JPH0856601A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6194411A JPH0856601A (ja) 1994-08-18 1994-08-18 豆腐連続自動製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6194411A JPH0856601A (ja) 1994-08-18 1994-08-18 豆腐連続自動製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0856601A true JPH0856601A (ja) 1996-03-05

Family

ID=16324159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6194411A Pending JPH0856601A (ja) 1994-08-18 1994-08-18 豆腐連続自動製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0856601A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111053120A (zh) * 2019-12-28 2020-04-24 宣城市水阳三宝食品有限公司 一种豆制品水分挤压设备

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111053120A (zh) * 2019-12-28 2020-04-24 宣城市水阳三宝食品有限公司 一种豆制品水分挤压设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4061794A (en) Method for forming blocks of natural cheese from cheese curd
US4539902A (en) Cheese block former
US5082681A (en) Method and apparatus for producing moulded cheese blocks
JP2700657B2 (ja) 木綿豆腐の製造方法および装置
US4152101A (en) Apparatus for forming blocks of natural cheese from cheese curd
US4334465A (en) Method and apparatus for processing and packaging cheese
US3421220A (en) Method and apparatus for cheese molding and forming
US4237781A (en) Method and apparatus for forming blocks of natural cheese from cheese curd
JPH0856601A (ja) 豆腐連続自動製造装置
US4147811A (en) Method of, and apparatus for, manufacturing coarse-grained bean curd
JP2788429B2 (ja) 豆腐の製造方法及び豆腐製造装置並びに豆腐の連続製造装置
JPH07107935A (ja) 豆腐連続自動製造装置
HU201642B (en) Method for producing cheese blocks and apparatus for carrying out the method
US7958818B2 (en) Method and apparatus for continuous curding
CN209964897U (zh) 一种具有切割功能的乳饼成型盒
CN209964898U (zh) 一种再制奶酪成型盒
CN207911961U (zh) 方形巧克力浇注成型装置
JP2008068392A (ja) 凝固成型切断装置とパック詰め豆腐の製造方法
JPH0229480B2 (ja) Tofunoteikeisetsudansochi
CN107627336A (zh) 千叶豆腐制作工艺
JP3849038B2 (ja) 豆腐製造装置
JP4021776B2 (ja) 練り製品成型機
CN116264908A (zh) 一种成品牛油成型用模具
US2398267A (en) Apparatus for forming blocks of concrete or other hardening material
AU2004212211B2 (en) Continuous curding process