JPH085634B2 - フオ−クリフトのロ−ドプツシユ・プル制御装置 - Google Patents

フオ−クリフトのロ−ドプツシユ・プル制御装置

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JPH085634B2
JPH085634B2 JP10737887A JP10737887A JPH085634B2 JP H085634 B2 JPH085634 B2 JP H085634B2 JP 10737887 A JP10737887 A JP 10737887A JP 10737887 A JP10737887 A JP 10737887A JP H085634 B2 JPH085634 B2 JP H085634B2
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JP
Japan
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push
pull
control valve
cylinder
face
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JP10737887A
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English (en)
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JPS63272793A (ja
Inventor
祐司 新屋
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はフォークの爪上でフェイスを進退移動するこ
とにより、スリップシート上の荷物をフォークの爪上に
引き上げ、又は爪上より押し出して荷役作業するように
したフォークリフトのロードプッシュ・プル制御装置に
関する。
従来の技術 ロードプッシュ・プル制御装置の中でも、フェイスの
進退移動を車体の前後移動と同期させるようにしたもの
は、例えば実開昭58-4599号公報,実開昭58-4600号公
報,実開昭58-7797号公報等,数多く知られている。
発明が解決しようとする問題点 自動車制御によってフェイスのプッシュ・プルシリン
ダ作動を車体の前後移動と同期作動できるとしても、こ
の自動制御による荷役作業中に微妙な補正操作を行うこ
とができず、荷役作業能率が悪化したり、荷崩れあるい
は荷物の損傷等を誘発するおそれがあった。そこで本発
明は自動制御によるフェイスのプッシュ・プル作動中で
あっても、このプッシュ・プル作動の補正はもとより、
フォーク,フェイスの高さ,傾きを最適に補正できて荷
役作業能率を高めることができるフォークリフトのロー
ドプッシュ・プル制御装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 コントロールバルブの操作によるプッシュ・プルシリ
ンダを作動して、フェイスをフォークの爪上で進退移動
させるプッシュ・プル装置を備えたフォークリフトにお
いて、フォークリフトの車輪の回動を駆動源として、該
車輪の正,逆回動に応じて正,逆回転するポンプ、およ
び該ポンプの正,逆回転と連動して切換作動する切換弁
とからなる油吐出器を有し、かつ、フェイス移動量検出
器および車体移動量検出器の検出作用にもとづいてコン
トローラを介して前記油吐出器とプッシュ・プルシリン
ダとの間の流量制御弁を制御し、前記プッシュ・プルシ
リンダを作動する自動制御装置を併設し、この自動制御
装置の前記油吐出器を、前記コントロールバルブの作動
油供給側の油圧回路に連通,接続してある。
作用 自動制御装置によりフェイスをプッシュ・プル作動し
ている最中に、コントロールバルブを手動操作すると、
この自動制御作動と併せて補正作動が敏速に行われる。
実施例 以下、本発明を図面と共に詳述する。
図面において、1は車体、2はマスト、3はフォーク
を示し、このフォーク3の爪3a上には、プッシュ・プル
装置4によって進退移動されるフェイス5を配設してあ
る。このプッシュ・プル装置4はパンダグラフ式リンク
機構6と、該パンダグラフ式リンク機構6を伸,縮する
プッシュ・プルシリンダ7とを備えている。また、前記
フェイス5の下側部には、グリップシリンダ8の作動に
より図外のスリップシート端部を握持,解放するグリッ
パ9を付設してある。前記プッシュ・プルシリンダ7
と、このグリップシリンダ8とは並列回路で接続してあ
る。10はプッシュ・プルシリンダ7,リフトシリンダ11,
チルトシリンダ12を作動するコントロールバルブで、そ
れぞれ専用のプッシュ・プル用バルブ13,リフト用バル
ブ14,チルト用バルブ15を併設してある。16はパワース
テアリングシリンダ,17は同切換弁,18は作動油をコント
ロールバルブ10側と切換弁17側とに分流する分流弁,19
はエンジン20を駆動源とするポンプ,21はリザーバタン
クを示す。前記プッシュ・プルシリンダ7の作動油回路
にはシーケンス弁23を設けて、プッシュ・プルシリンダ
7によるフェイス5の後退移動に先立って、グリップシ
リンダ8を作動して図外のスリップシートを握持し得る
ようになっている。24はグリップシリンダ8の作動油回
路に設けた流量調整弁である。
25は前述のプッシュ・プル装置4の自動制御装置を示
し、油吐出器26と、該油吐出器26とプッシュ・プルシリ
ンダ7,グリップシリンダ8との間に設けた流量制御弁29
とを備えている。油吐出器26はフォークリフトの車輪W
を駆動源として、該車輪Wの正,逆回動に応じて正,逆
回転するポンプ27と、該ポンプ27の正,逆回転と連動し
て切換作動する切換弁28とからなっている。この切換弁
28は、車体1が前進するとポンプ27の吐出作動油をプッ
シュ・プルシリンダ7のプル側に、また、車体1が後退
するとポンプ27の吐出作動油をプッシュ・プルシリンダ
7のプッシュ側に切換供給するようになっている。前記
ポンプ27の駆動は、同期作動スイッチ30の操作によりコ
ントローラ31を介して作動される電磁クラッチ32によっ
て断,接制御される。流量制御弁29は、車輪Wの回動量
によって車体1の移動量を検出する車体移動量検出器33
と、パンタグラフ式リンク機構6の伸,縮量によりフェ
イス5の移動量を検出するフェイス移動量検出器34との
検出作用にもとづいて、前記コントローラ31を介して
開,閉制御され、車体1の移動に対してフェイス5の移
動が早すぎる場合に、流量制御弁29が開弁して作動油の
一部をリリーフさせ、フェイス5の移動を車体1の移動
と同期させる。そして、前記油吐出器26を、具体的には
切換弁28を、前記コントロールバルブ10の作動油供給側
の油圧回路に分流弁22を介して連通,接続して、ポンプ
19から吐出されてコントロールバルブ10側に供給される
作動油を、該分流弁22で分流して油吐出器26に供給され
るようにしてある。
以上の実施例装置によれば、同期作動スイッチ30をオ
ン操作することにより、コントローラ31を介して電磁ク
ラッチ32が接続され 吐出器26のポンプ27と車輪Wとの
動力伝達系が継がれる。荷物取込みのため車体1がゆっ
くりと前進すると、車輪Wの正転移動に伴ってポンプ27
が正転し、同時に切換弁28がニュートラル位置からプル
側に切換わって作動油をプッシュ・プルシリンダ7のプ
ル側に供給するが、シーケンス弁23によりプッシュ・プ
ルシリンダ7のプル作動よりも早めにグリップシリンダ
8に作動油が供給され、グリッパ9により図外のスリッ
プシート端部を握持し、同時にプッシュ・プルシリンダ
7がプル作動してフェイス5を後退移動させる。従っ
て、車体1の前進と、プッシュ・プル装置4による荷物
のプル作動とによって、荷物を定位置のままフォーク3
の爪3a上に取込む。ここで、プッシュ・プルシリンダ7
は片ロツドのため、プル側油室の容積がプッシュ側油室
の容積よりも小さく、油吐出器26から供給される作動油
量によって、プッシュ作動よりもプル作動が早くなっ
て、車体1の前進よりもフェイス5の後退作動が早まる
傾向にあるが、車体移動量検出器33とフェイス移動量検
出器34とによって、このずれが速やかに検出され、コン
トローラ31を介して流量制御弁29が開弁して作動油の一
部がリリーフされ、車体1の前進とフェイス5の後退作
動、つまり、荷物のプル作動との同期が保たれる。荷降
ろし時には、車体1を後退すると油吐出器26のポンプ27
の逆転,切換弁28のプッシュ側切換えによって、作動油
はグリップシリンダ8と、プッシュ・プルシリンダ7の
プッシュ側に供給され、グリッパ9によるスリップシー
トの解放と同時にフェイス5を前進移動させ、荷物を定
位置のままフォーク3の爪3a上より降ろす。このような
自動制御装置25による荷役作業の最中に、コントロール
バルブ10を手動操作すると、分流弁22から該コントロー
ルバルブ10側にも作動油が供給されているため、該コン
トロールバルブ10の手動操作による補正動作が敏速に行
われる。例えば、チルト用コントロールバルブ15を操作
すると、前述のプッシュ・プル作動の最中でもチルトシ
リンダ12を作動して、マスト2の角度が補正され、リフ
ト用コントロールバルブ14を操作すればリフトシリンダ
11が作動して、フォーク3の上下位置が補正される。ま
た、プッシュ・プル用コントロールバルブ13を操作すれ
ば、該プッシュ・プル用コントロールバルブ13からもプ
ッシュ・プルシリンダ7に作動油が供給され、プッシュ
・プル装置4のプッシュ作動,プル作動を微妙に補正す
ることができる。これらの補正操作が終了すれば、元の
自動制御装置25によるプッシュ・プル作動の自動制御が
継続される。
発明の効果 以上のように本発明によれば、自動制御装置の油吐出
器を、コントロールバルブの作動油供給側の油圧回路に
連通,接続してあるため、プッシュ・プル装置の自動制
御による同期荷役作業中に、コントロールバルブの手動
操作によって、この荷役作業と併行してチルト補正,リ
フト補正,あるいはプッシュ・プル補正を敏速に行なえ
て、荷役作業能率を一段と高めることができる。また、
自動制御装置は、フォークリフトの車輪の回動を駆動源
として作動する油吐出器の使用により、車輪の正,逆回
動と、プッシュ・プルシリンダのプッシュ・プル作動と
の同期、即ち、車体の前後移動と、プッシュ・プル装置
のプッシュ・プル作動との同期をとり易く、より安全な
荷役作業を行うことができるという実用上多大な効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明装置の一実施例を示す油圧回路図である。 1……車体、3……フォーク、3a……爪、4……プッシ
ュ・プル装置、5……フェイス、7……プッシュ・プル
シリンダ、10……コントロールバルブ、25……自動制御
装置、26……油吐出器、27……ポンプ、28……切換弁、
29……流量制御弁、31……コントローラ、33……車体移
動検出器、34……フェイス移動量検出器、W……車輪。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コントロールバルブの操作によりプッシュ
    ・プルシリンダを作動して、フェイスをフォークの爪上
    で進退移動させるプッシュ・プル装置を備えたフォーク
    リフトにおいて、フォークリフトの車輪の回動を駆動源
    として、車輪の正,逆回転するポンプ、および該ポンプ
    の正,逆回転と連動して切換作動する切換弁とからなる
    油吐出器を有し、かつ、フェイス移動量検出器および車
    体移動量検出器の検出作用にもとづいてコントローラー
    を介して前記油吐出器とプッシュ・プルシリンダとの間
    の流量制御弁を制御し、前記プッシュ・プルシリンダを
    作動する自動制御装置を併設し、この自動制御装置の前
    記油吐出器を、前記コントロールバルブの作動油供給側
    の油圧回路に連通,接続したことを特徴とするフォーク
    リフトのロードプッシュ・プル制御装置。
JP10737887A 1987-04-30 1987-04-30 フオ−クリフトのロ−ドプツシユ・プル制御装置 Expired - Lifetime JPH085634B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013190867A1 (ja) 2012-06-22 2013-12-27 オリンパス株式会社 膵液成分含有試料の調製方法、及び膵液成分を含有する生体試料の室温保存用キット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013190867A1 (ja) 2012-06-22 2013-12-27 オリンパス株式会社 膵液成分含有試料の調製方法、及び膵液成分を含有する生体試料の室温保存用キット

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