JPH0856245A - 適応型ディジタルフィルタ - Google Patents

適応型ディジタルフィルタ

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JPH0856245A
JPH0856245A JP6190229A JP19022994A JPH0856245A JP H0856245 A JPH0856245 A JP H0856245A JP 6190229 A JP6190229 A JP 6190229A JP 19022994 A JP19022994 A JP 19022994A JP H0856245 A JPH0856245 A JP H0856245A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信符号系列をその電力毎にいくつかのグル
ープに分け、ディジタルフィルタ出力信号y(n)をそ
の電力からどのグループに属する符号が送信されてきた
信号であるかを判定し、判定されたグループ単位でCM
Aアルゴリズムを適用することにより、FIRディジタ
ルフィルタの高い収束精度と収束の高速化を図る。 【構成】 FIRフィルタ1の出力y(n)を自乗して
信号電力|y(n)2|を求める自乗器2と、符号の電
力に基づいて受信信号の属するグループの電力Riを判
定する簡易判定器3と、信号電力|y(n)2|から判
定結果Riを減じて誤差信号e(n)を得る減算器4
と、誤差信号e(n)により係数列を制御する係数制御
部5とにより構成されたCMAアルゴリズムを用いた適
応型ディジタルフィルタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、適応型ディジタルフィ
ルタに関し、特に、残留側波帯(以下、VSBと略す:
Vastigial SideBand)変調や直交振幅変調(以下QA
Mと略す:Quadrature Amplitude Modulation)等を使
用したディジタル通信装置の適応等化器等に好適な適応
型ディジタルフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル変調技術と高能率符号化(デ
ータ圧縮)技術とは、移動体通信やマルチメディア等の
次世代情報通信インフラストラクチャを実現する要素技
術の双璧である。このうち、画像のデータ圧縮技術は、
国際標準方式のMPEGにほぼ決まりつつある。次に注
目されている技術は、ディジタル変調技術である。
【0003】ディジタル変調技術の開発目標は、VSB
変調やQAM等を用いた多値変調方式の実用化である。
図7は、VSB方式の多値パルス振幅変調(以下多値P
AM−VSBと略す)及び多値QAMのそれぞれの受信
機の概略構成を示すブロック図である。これらの受信機
に用いられる等化器(イコライザ)は、回線接続毎に異
なる伝送路特性またはマルチパス妨害等を除去するため
に、伝送路の周波数特性の逆特性を適応的に近似する必
要がある。通常この適応型等化器には適応型ディジタル
フィルタが使用される。
【0004】適応型ディジタルフィルタとは、係数列が
適宜制御されて可変である有限インパルス応答ディジタ
ルフィルタ(以下、FIRディジタルフィルタという)
を意味し、FIRディジタルフィルタ部と係数制御部と
から構成されている。
【0005】図2は、適応型ディジタルの代表的な構成
例を示すブロック図である。図2において、適応型ディ
ジタルフィルタは、単位遅延素子10と、フィルタ係数
となる係数列cK(n)を乗ずる乗算器11と、乗算結
果を順次加算する加算器12と、係数列ck(n)を更
新制御する係数制御部5とから構成されている。なお、
以下の記述では、量子化された離散的な時間n(nは自
然数または整数)においてのみ、各信号値及び係数値が
定義されるものとする。
【0006】この適応型ディジタルフィルタに入力信号
u(n)が入力されると、次式(1)に基づいて変換さ
れた出力信号y(n)が出力される。ただしNはディジ
タルフィルタのタップ数を示す。
【数1】
【0007】ここで、上記適応型ディジタルフィルタを
データ伝送系における適応等化器として使用することを
考える。入力信号u(n)をデータ伝送における受信信
号とすると、u(n)は送信データ系列w(n)が伝送
路における妨害により、次式(2)に示される変換を受
けたものと表すことができる。ただしg(n)は伝送路
のインパルスレスポンスを表す。
【数2】
【0008】適応型ディジタルフィルタでは、この伝送
路における妨害を打ち消すために、上記係数列c
k(n)が係数制御部5により、上記伝送路インパルス
レスポンスg(n)の逆特性となるよう適宜変化するこ
とにより所望の信号を得る。この係数制御部5の係数制
御アルゴリズムには種々のものがあるが、トレーニング
期間や基準信号の付加を必要としないアルゴリズムとし
ては、送信符号系列の平均電力と受信信号の平均電力と
の差に着目して、次式(3)に従って係数が制御される
CMAアルゴリズムがある。
【数3】
【0009】式(3)中αは収束係数を示す。なお、α
は発散を防ぐために通常、正の小さな値をとる。また、
誤差信号e(n)は、出力信号y(n)と送信符号系列
の平均電力Rを用いて、次式(4)のように示される。
【数4】
【0010】図4(A)に代表的な例として、16QA
Mの送信符号とその平均電力Rの信号点配置(シグナル
コンスタレーション)表示を示す。16QAMとは、
4ビットを符号単位とする16値の信号点信号を、2つ
の互いに直交するキャリアを用いて直交変調して送出す
る多値伝送方式の一種である。図4には、2つのキャリ
アにそれぞれ2ビットづつ割り当てた例を示している。
【0011】このCMAアルゴリズムによれば、誤差信
号e(n)が最小となるように漸次係数列ck(n)が
更新され、最終的に適応型ディジタルフィルタからは伝
送路妨害の低減された受信信号が出力される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のCMAアルゴリズムにおいては、全ての送信データ
系列の平均電力Rを用いてタップ係数の更新をおこなう
為に、最終的な収束状態における収束精度が低く、また
収束に要する時間が多いという問題点があった。
【0013】図3(A)にマルチパス障害を受けた16
QAMの受信信号の一例のコンスタレーション表示を、
また図3(B)に従来のCMAアルゴリズムを用いた適
応型ディジタルフィルタを用いてマルチパス障害を低減
された受信信号の一例のコンスタレーション表示を示
す。
【0014】本発明は、送信符号系列をその電力毎にい
くつかのグループに分け、ディジタルフィルタ出力信号
y(n)をその電力からどのグループに属する符号が送
信されてきた信号であるかを判定し、判定されたグルー
プ単位でCMAアルゴリズムを適用することにより、高
い収束精度と収束の高速化を図ることを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の構成を有する。すなわち本発明は、C
MAアルゴリズムを用いた適応型ディジタルフィルタに
おいて、フィルタ出力信号の簡易符号判定結果に基づく
誤差信号を用いて係数列を制御することを特徴とする適
応型ディジタルフィルタである。
【0016】また本発明は、CMAアルゴリズムを用い
た適応型ディジタルフィルタにおいて、フィルタ出力信
号の電力判定結果に基づく誤差信号を用いて係数列を制
御することを特徴とする適応型ディジタルフィルタであ
る。
【0017】また本発明においては、同一電力をもつ符
号で形成される符号グループの電力を基準としてフィル
タ出力信号を簡易符号判定した誤差信号を用いることが
できる。また本発明においては、互いに近似した値の電
力をもつ符号で形成される符号グループの電力を基準と
してフィルタ出力信号を簡易符号判定した誤差信号を用
いることができる。また本発明においては、同一電力あ
るいは互いに近似した値の電力をもつ符号で形成される
符号グループの電力を基準として簡易符号判定した誤差
信号を用いることができる。
【0018】すなわち、送信符号系列または送信信号点
をその電力毎にM個のグループに分ける。その分け方と
しては以下の3通りがある。 (あ) 同一の電力をもつ符号で1つのグループを構成
する。 (い) 近い電力をもつ符号で1つのグループを構成す
る。 (う) (あ)と(い)の併用。 各グループ毎に、そのグループを構成する送信符号の電
力、あるいは平均電力を求め、その値をRi(i=1、
2、3、…、M)とする。
【0019】次いで、平均電力がRiであるグループ
と、平均電力がRi+1であるグループとの間に閾値電
力tk(k=1、2、3、…、M−1)を設定する。そ
して、適応型ディジタルフィルタの出力信号y(n)を
自乗して電力を求め、閾値電力との比較により、受信信
号が属する符号グループを判定する。この判定結果は、
送信符号が属する可能性の最も高いグループである。
【0020】次いで、判定されたグループの平均電力R
iを用い、上記式(4)に代えて以下に示す式(5)に
従って誤差信号e(n)を計算し、上記式(3)に示さ
れたCMAアルゴリズムを適用してタップ係数を更新す
る。
【数5】
【0021】
【作用】上記構成の本発明の適応型ディジタルフィルタ
では、誤差信号を求める際に電力のみによる簡易な判定
を行っているために、上記式(5)で示された誤差信号
e(n)の内の{|y(n)2|−Ri}の項の大きさ
が実際の電力誤差の大きさにほぼ比例する。
【0022】これに対し、上記式(4)で示された従来
のCMAアルゴリズムによる誤差信号e(n)の内の
{|y(n)2|−R}の項の大きさは、送信符号によ
り全送信データの平均電力との差が異なるために、必ず
しも実際の電力誤差の大きさには比例しない。このため
平均電力との差が大きい送信符号のときには誤差信号も
大きく、平均電力との差が小さな送信符号の場合には誤
差信号も小さくなる傾向がある。
【0023】CMAアルゴリズムを用いた適応型ディジ
タルフィルタでは、タップ係数を上記式(3)の第2項
のうちのu(n−k)c(n)を1より十分小さな収束
係数αにより積分することにより漸次最適値に近づけ
る。このαを大きくすれば収束時間が短くなるが、1回
当たりの更新量が大きくなるために最終的な収束状態に
おける収束精度が低くなり、逆に収束精度を高めるため
にαを小さくすれば収束時間が増大する。
【0024】従来のCMAアルゴリズムによるタップの
更新では、誤差信号が実際の電力誤差よりも大きくなる
時に1回当たりの更新量が大きくなるので収束係数αを
十分に小さな値にしないと最終的な精度が低下し、一方
αが小さすぎると誤差信号が実際の電力誤差よりも小さ
くなることがあるためにより多くの収束時間が必要とな
る。
【0025】本発明による判定を用いたCMAアルゴリ
ズムによる適応型ディジタルフィルタでは、従来のCM
Aアルゴリズムによる適応型ディジタルフィルタに比べ
てαの値を大きくしても1回当たりの更新量は小さくで
きるために最終的な収束精度を高め、且つ収束に要する
時間を短くすることが可能となる。
【0026】さらにノイズが大きな状態或いは256Q
AM等の近い電力をもつ符号が多く同一電力をもつ符号
の判定が困難な状況では、近い電力をもつ符号で形成さ
れたグループを基にした判定を用いたCMAアルゴリズ
ムによる適応型ディジタルフィルタを用いれば、同一電
力をもつ符号で形成されたグループを基にした判定を用
いたCMAアルゴリズムによる適応型ディジタルフィル
タに比べて判定誤りが少なくなるために、最終的な収束
精度を高め、且つ収束に要する時間を短くすることが可
能となる。
【0027】
【実施例】次に図面を参照して、本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明に係る適応型ディジタルフィ
ルタを送信路波形歪補正へ適用した第1実施例を示す概
略構成図である。本第1実施例の適応型ディジタルフィ
ルタ装置は、FIRディジタルフィルタ1と、ディジタ
ルフィルタ出力信号の電力を計算する自乗器2と、簡易
判定器3と、減算器4と及びCMAアルゴリズムにより
制御される係数制御部5により構成される。FIRディ
ジタルフィルタ1は、図2に示した単位遅延素子10、
乗算器11及び加算器12からなる従来の適応型ディジ
タルフィルタのFIRフィルタ部と同等である。
【0028】本装置では、入力信号u(n)がFIRデ
ィジタルフィルタ1に入力される。FIRディジタルフ
ィルタ1では所定の係数列ck(n)と次式(6)に基
づく畳み込み演算がなされ、その演算結果が適応型ディ
ジタルフィルタの出力である等化信号y(n)として出
力される。
【数6】
【0029】等化信号y(n)は自乗器2に入力され
て、その信号の電力である|y(n)2|が計算される。
次に信号電力|y(n)2|は簡易判定器3に入力され
る。簡易判定器3は、送信符号系列を同一の電力をもつ
符号毎に構成されたグループを基準にして受信信号がど
のグループに属する符号が送信されてきたものであるか
を判定する。
【0030】グループの構成方法の代表的な例として、
図4(B)に16QAMにおける各グループの平均電力
R1、R2及びR3を16QAMのコンスタレーション
表示上に示す。図4(B)の場合、各グループの平均電
力相互の比率は、R1:R2:R3=(1+1):(1
+9):(9+9)=2:10:18である。このと
き、R1とR2とを判別する閾値t1は5.24とし、
R2とR3とを判別する閾値t2は13.71とする。
この閾値により、フィルタ出力信号の信号電力|y
(n)2|は簡易判定器3でどのグループに属する符号
が送信されてきたものであるかを判定されて、そのグル
ープの平均電力Ri(i=1、2、…、M)が出力され
る。
【0031】係数制御部5には、自乗器2及び簡易判定
器3から出力された判定された電力Ri及び信号電力|
y(n)2|を用いて下記式(7)に基づき係数列c
k(n)が更新制御される。
【数7】 ここでαは収束係数で、正の小さな値である。
【0032】以上の動作で行われることによりタップ係
数の更新が電力誤差の大きさにほぼ比例して行われるた
め、短い時間に高い収束精度で波形等化処理が行われ
る。図5に従来のCMAアルゴリズムによる係数列更新
動作を行った場合の係数列ck(n)による適応型ディ
ジタルフィルタの波形等化収束時間及び収束精度を示
す。
【0033】図6に同一電力毎にグループ構成を行い、
そのグループを基に判定をおこなった誤差信号を用いた
CMAアルゴリズムによる係数列更新動作を行った場合
の係数列ck(n)による適応型ディジタルフィルタの
波形等化収束時間及び収束精度を、また図3(C)に判
定を用いたCMAアルゴリズムを用いた適応型ディジタ
ルフィルタを用いてマルチパス障害を低減された受信信
号の一例のコンスタレーション表示を示す。図5から従
来の方式と比較して短い時間でしかも高い収束精度で収
束していることが、また図3(B)から図3(A)に比
較してよく収束していることが分かる。
【0034】上記第1実施例は、同じ電力を有するグル
ープ毎に符号グループを形成し、フィルタ出力信号がど
のグループに属するかを判定していたのに対し、第2実
施例では、簡易判定器3における判定基準を近い電力を
もつ符号グループに変更している。その他の構成は第1
実施例と同じである。
【0035】すなわち、第1実施例におけるR1はR4
として第1グループとし、第1実施例のR2とR3を合
わせたものを近い電力をもつ第2グループR5とする。
そして、フィルタ出力符号系列をR4及びR5のいずれ
のグループに属するかを簡易判定器で判定する。こうし
て、送信符号系列を近い電力をもつ符号毎に構成された
グループを基準にして受信信号がどのグループに属する
符号が送信されてきたものであるかを判断する。
【0036】図4(C)は、第2実施例の16QAMに
おける各グループの平均電力R4及びR5を16QAM
のコンスタレーション表示上に示したものである。
【0037】図6に大きなノイズが加えられた受信信号
に対して、同じ電力毎にグループ構成を行い、そのグル
ープを基に判定をおこなった誤差信号を用いたCMAア
ルゴリズムによる係数列更新動作を行った場合の係数列
k(n)による適応型ディジタルフィルタの波形等化
収束時間及び収束精度の一例を示す。
【0038】同じく図6に大きなノイズが加えられた受
信信号に対して、近い電力毎にグループ構成を行い、そ
のグループを基に判定をおこなった誤差信号を用いたC
MAアルゴリズムによる係数列更新動作を行った場合の
係数列ck(n)による適応型ディジタルフィルタの波
形等化収束時間及び収束精度の一例を示す。上記実施例
の方式に比較して早く収束していることが分かる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による簡易
判定を用いたCMAアルゴリズムによる適応型ディジタ
ルフィルタでは、従来のCMAアルゴリズムによる適応
型ディジタルフィルタに比べて収束係数αの値を大きく
しても、1回当たりの更新量は小さくできるために最終
的な収束精度を高め、且つ収束に要する時間を短くする
という効果がある。
【0040】さらにノイズが大きな状態では、近い電力
をもつ符号で形成されたグループを基にした判定を用い
たCMAアルゴリズムによる適応型ディジタルフィルタ
では同一電力をもつ符号で形成されたグループを基にし
た判定を用いたCMAアルゴリズムによる適応型ディジ
タルフィルタに比べて判定誤りが少なくなるために、高
い収束精度が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に示す簡易判定型ブラインドイ
コライザの構成を示す概略構成図である。
【図2】従来の適応型ディジタルフィルタの構成図であ
る。
【図3】(A)マルチパス障害を受けた16QAMの受
信信号の一例のコンスタレーション表示、(B)従来の
CMAアルゴリズムを用いた適応型ディジタルフィルタ
を用いてマルチパス障害を低減された受信信号の一例の
コンスタレーション表示、(C)判定を用いたCMAア
ルゴリズムを用いた適応型ディジタルフィルタを用いて
マルチパス障害を低減された受信信号の一例のコンスタ
レーション表示をそれぞれ示す。
【図4】(A)16QAMの送信符号とその平均電力R
のコンスタレーション表示を示した図である。 (B)16QAMにおける各グループの平均電力R1、
R2及びR3を16QAMのコンスタレーション表示上
に示した図である。 (C)16QAMにおける各グループの平均電力R4及
びR5を16QAMのコンスタレーション表示上に示し
た図である。
【図5】従来のCMAアルゴリズムによる適応型ディジ
タルフィルタを用いた波形等化の収束の様子の一例及
び、本発明の判定を用いたCMAアルゴリズムによる適
応型ディジタルフィルタを用いた波形等化の収束の様子
の一例を示す図である。
【図6】大きなノイズが加えられた受信信号に対して、
同じ電力毎にグループ構成を行い、そのグループを基に
判定をおこなった誤差信号を用いたCMAアルゴリズム
による適応型ディジタルフィルタの収束の様子の一例及
び、近い電力毎にグループ構成を行い、そのグループを
基に判定をおこなった誤差信号を用いたCMAアルゴリ
ズムによる適応型ディジタルフィルタの収束の様子の一
例を示す図である。
【図7】(A)多値PAM−VSB及び(B)多値QA
Mの各受信機の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 FIRディジタルフィルタ 2 自乗器 3 判定器 4 減算器 5 係数制御部 10 単位遅延素子 11 乗算器 12 加算器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CMAアルゴリズムを用いた適応型ディ
    ジタルフィルタにおいて、フィルタ出力信号の簡易符号
    判定結果に基づく誤差信号を用いて係数列を制御するこ
    とを特徴とする適応型ディジタルフィルタ。
  2. 【請求項2】 CMAアルゴリズムを用いた適応型ディ
    ジタルフィルタにおいて、フィルタ出力信号の電力判定
    結果に基づく誤差信号を用いて係数列を制御することを
    特徴とする適応型ディジタルフィルタ。
  3. 【請求項3】 同一電力をもつ符号で形成される符号グ
    ループの電力を基準としてフィルタ出力信号を簡易符号
    判定した誤差信号を用いることを特徴とする請求項2記
    載の適応型ディジタルフィルタ。
  4. 【請求項4】 互いに近似した値の電力をもつ符号で形
    成される符号グループの電力を基準としてフィルタ出力
    信号を簡易符号判定した誤差信号を用いることを特徴と
    する請求項2記載の適応型ディジタルフィルタ。
  5. 【請求項5】 同一電力あるいは互いに近似した値の電
    力をもつ符号で形成される符号グループの電力を基準と
    して簡易符号判定した誤差信号を用いることを特徴とす
    る請求項2記載の適応型ディジタルフィルタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7978799B2 (en) 2005-07-15 2011-07-12 Nec Corporation Adaptive digital filter, FM receiver, signal processing method, and program
US8040944B2 (en) 2005-07-15 2011-10-18 Nec Corporation Adaptive digital filter, signal processing method, FM receiver, and program
US8223829B2 (en) 2005-07-15 2012-07-17 Nec Corporation Adaptive digital filter, signal processing method, FM receiver, and program

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