JPH085532B2 - 広巾チエ−ンコンベヤ用のスプロケツト駆動装置 - Google Patents
広巾チエ−ンコンベヤ用のスプロケツト駆動装置Info
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- JPH085532B2 JPH085532B2 JP61249807A JP24980786A JPH085532B2 JP H085532 B2 JPH085532 B2 JP H085532B2 JP 61249807 A JP61249807 A JP 61249807A JP 24980786 A JP24980786 A JP 24980786A JP H085532 B2 JPH085532 B2 JP H085532B2
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- sprocket
- conveyor
- sprockets
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の目的 産業上の利用分野 本発明は、チェーン状に一体接続され、駆動シャフト
及びスプロケットの組体で駆動される複数のリンクつま
りモジュール(構成単位)から成る広巾のマット型コン
ベヤに関する。特に本発明は、温度の急激な変化で生じ
るベルト巾の変動にもかかわらず、ベルトとの駆動係合
を維持し得る改良された駆動シャフト及びスプロケット
の組体に関するものである。
及びスプロケットの組体で駆動される複数のリンクつま
りモジュール(構成単位)から成る広巾のマット型コン
ベヤに関する。特に本発明は、温度の急激な変化で生じ
るベルト巾の変動にもかかわらず、ベルトとの駆動係合
を維持し得る改良された駆動シャフト及びスプロケット
の組体に関するものである。
従来技術 米国特許第4,438,838号及び意匠出願第578,341号に、
旋回自在に相互連結され、ほぼ矩形の複数のモジュール
で形成されたチェーンリンク形コンベヤベルトが図示記
述されている。各モジュールの相互連結用両端がそれぞ
れ中心開孔を有する一連の離間したリンク端を備え、こ
の中心開孔に隣接モジュールを相互連結する形で結合す
るピボットピンが挿通可能である。またモジュールは、
各モジュールの2組のリンク端を接続して負荷を運搬す
るのに使われる支持部を備えている。ベルトの巾と長さ
は、モジュールの数及び/又は巾を変更することによっ
て変えられる。
旋回自在に相互連結され、ほぼ矩形の複数のモジュール
で形成されたチェーンリンク形コンベヤベルトが図示記
述されている。各モジュールの相互連結用両端がそれぞ
れ中心開孔を有する一連の離間したリンク端を備え、こ
の中心開孔に隣接モジュールを相互連結する形で結合す
るピボットピンが挿通可能である。またモジュールは、
各モジュールの2組のリンク端を接続して負荷を運搬す
るのに使われる支持部を備えている。ベルトの巾と長さ
は、モジュールの数及び/又は巾を変更することによっ
て変えられる。
コンベヤのリンクモジュールは各種の素材で形成でき
るが、コスト効果、重量減少及び腐食抵抗の点からさま
ざまな種類のうち任意の1つで形成するのが好ましい。
またこの種のコンベヤは、1つの処理ステップから次の
処理ステップへと製品が運ばれる処理施設で通常が使わ
れている。これらの処理ステップは、温度や湿度等環境
状態における急激な変化を伴うことが多い。室温から−
50゜F(約−45.6℃)へあるいは室温から212゜F(約100
℃)への変化も珍しくない。こうした運搬環境における
極端な変化が、コンベヤモジュールの膨張及び/又は収
縮によるコンベヤの寸法変化の原因となる。従って、コ
ンベヤの支持部と駆動装置で使われるプラスチック材料
は、極端な環境変化に耐えられるとともに、コンベヤベ
ルトの寸法変化に適応可能でなければならない。
るが、コスト効果、重量減少及び腐食抵抗の点からさま
ざまな種類のうち任意の1つで形成するのが好ましい。
またこの種のコンベヤは、1つの処理ステップから次の
処理ステップへと製品が運ばれる処理施設で通常が使わ
れている。これらの処理ステップは、温度や湿度等環境
状態における急激な変化を伴うことが多い。室温から−
50゜F(約−45.6℃)へあるいは室温から212゜F(約100
℃)への変化も珍しくない。こうした運搬環境における
極端な変化が、コンベヤモジュールの膨張及び/又は収
縮によるコンベヤの寸法変化の原因となる。従って、コ
ンベヤの支持部と駆動装置で使われるプラスチック材料
は、極端な環境変化に耐えられるとともに、コンベヤベ
ルトの寸法変化に適応可能でなければならない。
La Peyreに付与された米国再発行特許第30,341号は、
中央のスプロケットが駆動シャフトに固定される一方、
残りのスプロケットが軸方向に沿っていずれの方向にも
移動自在でチェーン巾の変化に適応できるようにしたコ
ンベヤスプロケット及び駆動シャフトの組体を開示して
いる。
中央のスプロケットが駆動シャフトに固定される一方、
残りのスプロケットが軸方向に沿っていずれの方向にも
移動自在でチェーン巾の変化に適応できるようにしたコ
ンベヤスプロケット及び駆動シャフトの組体を開示して
いる。
発明が解決しようとする問題点 上記の構成は理論上コンベヤ巾の変動問題を解決して
いるように思われるが、多くの用途において満足し得る
ものといえない。これは主に、La Peyre特許のスプロケ
ット及び駆動シャフトの組体が「米国特許第3,870,141
号に記されているチェーンリンク形コンベヤベルトと組
み合わせて使うように特に設計された」(前出再発行特
許第30,341号,第2欄、29〜31行目)という事実によ
る。
いるように思われるが、多くの用途において満足し得る
ものといえない。これは主に、La Peyre特許のスプロケ
ット及び駆動シャフトの組体が「米国特許第3,870,141
号に記されているチェーンリンク形コンベヤベルトと組
み合わせて使うように特に設計された」(前出再発行特
許第30,341号,第2欄、29〜31行目)という事実によ
る。
そのコンベヤベルトは、各組のリンク端を接続する比
較的狭く、離間した細長い部材を備えている。隣接した
細長い部材間の狭いスペースが、コンベヤ駆動スプロケ
ット用の歯ポケットとして機能する。つまり、ベルトの
周期的な各回転時に、1つの固定駆動スプロケットの歯
が各中央リンクの同じ2つの細長い部材と係合する。こ
れらの同じ2つの細長い部材は、スプロケットの歯との
係合によって摩損する他、ベルトの膨張と収縮、不均一
なベルト負荷、シャフトの不整合、及びその他コンベヤ
の製造時に避けられないコンベヤの精度狂いによって生
じる双方向、横方向の負荷にさらされる。La Peyre特許
の好ましい実施例におけるようにコンベヤベルトがプラ
スチック製であると、上記の摩損と横方向の負荷のた
め、細長い部材はすぐに破損してしまう。
較的狭く、離間した細長い部材を備えている。隣接した
細長い部材間の狭いスペースが、コンベヤ駆動スプロケ
ット用の歯ポケットとして機能する。つまり、ベルトの
周期的な各回転時に、1つの固定駆動スプロケットの歯
が各中央リンクの同じ2つの細長い部材と係合する。こ
れらの同じ2つの細長い部材は、スプロケットの歯との
係合によって摩損する他、ベルトの膨張と収縮、不均一
なベルト負荷、シャフトの不整合、及びその他コンベヤ
の製造時に避けられないコンベヤの精度狂いによって生
じる双方向、横方向の負荷にさらされる。La Peyre特許
の好ましい実施例におけるようにコンベヤベルトがプラ
スチック製であると、上記の摩損と横方向の負荷のた
め、細長い部材はすぐに破損してしまう。
さらにLa Peyreの特許は、固定駆動スプロケットをシ
ャフトへ固定するのに、一対のC状クリップを使うこと
を教示している。スプロケットの各側に1個づつC状ク
リップが配置され、両クリップがシャフトの各隅部にカ
ット形成された溝によってスプロケットをシャフト上に
保持する。この種の溝をシャフトにカット形成するとシ
ャフトが弱くなることは技術上よく知られた事実であ
る。コンベヤベルトに加わる負荷の量によってコンベヤ
駆動シャフトの強度が重要になることがしばしばあり、
この点はプラスチック及び金属いずれで形成されたコン
ベヤにも当てはまる。
ャフトへ固定するのに、一対のC状クリップを使うこと
を教示している。スプロケットの各側に1個づつC状ク
リップが配置され、両クリップがシャフトの各隅部にカ
ット形成された溝によってスプロケットをシャフト上に
保持する。この種の溝をシャフトにカット形成するとシ
ャフトが弱くなることは技術上よく知られた事実であ
る。コンベヤベルトに加わる負荷の量によってコンベヤ
駆動シャフトの強度が重要になることがしばしばあり、
この点はプラスチック及び金属いずれで形成されたコン
ベヤにも当てはまる。
さらに、スプロケットを保持するのにC状クリップを
使うと、特に広いコンベヤの駆動装置を組み立てるのに
時間がかかり、またC状クリップは断面積の大きいシャ
フトに対して使えないこともある。
使うと、特に広いコンベヤの駆動装置を組み立てるのに
時間がかかり、またC状クリップは断面積の大きいシャ
フトに対して使えないこともある。
従って本発明の目的は、極端な温度変化によって生じ
るコンベンヤ巾の変化にもかからず、コンベンヤ/スプ
ロケットの境界面を維持し得るコンベヤチェーン用の駆
動スプロケット装置を提供することにある。
るコンベンヤ巾の変化にもかからず、コンベンヤ/スプ
ロケットの境界面を維持し得るコンベヤチェーン用の駆
動スプロケット装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、両側面で接続された幾つかのモ
ジュールリンクから成る広巾マット形コンベンヤで生じ
るような応力負荷及び巾変化に適応し得るコンベンヤチ
ェーン用の駆動スプロケット装置を提供することにあ
る。
ジュールリンクから成る広巾マット形コンベンヤで生じ
るような応力負荷及び巾変化に適応し得るコンベンヤチ
ェーン用の駆動スプロケット装置を提供することにあ
る。
本発明の更に別の目的は、駆動シャフオを弱めずに、
しかも衛生的でコスト効率のよいスプロケット保持手段
を含むコンベヤチェーン用の駆動スプロケット装置を提
供することにある。
しかも衛生的でコスト効率のよいスプロケット保持手段
を含むコンベヤチェーン用の駆動スプロケット装置を提
供することにある。
発明の構成 問題点を解決するための手段 本発明は、チェーン状に旋回自在に接続され、極端な
環境条件による巾の変化にさらされる複数のセグメント
から成る広巾コンベヤベルト用のスプロケット及び駆動
シャフトの組体を開示する。該組体は一様な多角形状断
面を持つ剛性の駆動シャフトを備え、この駆動シャフト
上に複数の歯付スプロケットが取り付けられる。各各の
歯付スプロケットが駆動シャフトの断面に対応する軸孔
を持つハブを備え、該軸孔がスプロケットを軸方向に沿
っていずれもの方向に移動自在とする。
環境条件による巾の変化にさらされる複数のセグメント
から成る広巾コンベヤベルト用のスプロケット及び駆動
シャフトの組体を開示する。該組体は一様な多角形状断
面を持つ剛性の駆動シャフトを備え、この駆動シャフト
上に複数の歯付スプロケットが取り付けられる。各各の
歯付スプロケットが駆動シャフトの断面に対応する軸孔
を持つハブを備え、該軸孔がスプロケットを軸方向に沿
っていずれもの方向に移動自在とする。
シャフトの中央に配置されたものであるのが好ましい
少なくとも2つのスプロケットが、止めネジや止めカラ
ー等の抑制手段によって外向きの所定の移動量を越えな
いように制約される。残りの駆動スプロケットの軸方向
移動は抑制されない。
少なくとも2つのスプロケットが、止めネジや止めカラ
ー等の抑制手段によって外向きの所定の移動量を越えな
いように制約される。残りの駆動スプロケットの軸方向
移動は抑制されない。
つまり、本発明の駆動シャフト及びスプロケットの組
体は、環境条件によって引き起される巾の変化にもかか
わらず、広巾でマット状のコンベヤとの駆動係合を維持
可能である。また本発明は、駆動シャフト状における本
スプロケットの比較的抑制されない軸方向の移動によ
り、同じモジュールを並置関係で接続することによって
広げられるコンベヤと適応可能である。
体は、環境条件によって引き起される巾の変化にもかか
わらず、広巾でマット状のコンベヤとの駆動係合を維持
可能である。また本発明は、駆動シャフト状における本
スプロケットの比較的抑制されない軸方向の移動によ
り、同じモジュールを並置関係で接続することによって
広げられるコンベヤと適応可能である。
スプロケットひいてはベルトの外側への移動を抑制す
る抑制手段によって、ベルトの軌道に沿った移動が維持
される。
る抑制手段によって、ベルトの軌道に沿った移動が維持
される。
本発明の構成及びその多くの目的と利点は、図面を参
照した以下の説明から明らかとなろう。
照した以下の説明から明らかとなろう。
実施例 図面を参照すると、第1図は前出の米国意匠特許出願
第578,341号に記されたようなチェーンリンク形コンベ
ヤベルトと組み合わせて使われるように特に構成され、
第4〜6図の説明を目的として図示したコンベヤ及び駆
動シャフトの組体を示している。尚図中、同じ参照番号
は同一または対応部品を表わす。
第578,341号に記されたようなチェーンリンク形コンベ
ヤベルトと組み合わせて使われるように特に構成され、
第4〜6図の説明を目的として図示したコンベヤ及び駆
動シャフトの組体を示している。尚図中、同じ参照番号
は同一または対応部品を表わす。
第4〜6図を参照すると、本発明と組み合わせて使わ
れるように設計された一態様のコンベヤベルトは、端部
と端部が旋回自在に接続され、すなわち“ブロック積
み”状に重複して接続され、全体を10で示した複数の同
じリンクモジュールで構成される。各リンクモジュール
10は好ましくは重合体のプラスチック材料から、通常の
型成形方法によって一体状のユニットとして形成され
る。次のような特性を持つプラスチック材料が好まし
い:軽量でありながら高強度、高い耐摩耗性と耐衝撃
性、各種雰囲気との適応性、温度、湿度等の周囲条件に
おける変化に基づく損傷に対する高い抵抗性、洗浄が容
易、及び交換が低コスト。適するプラスチック材料の例
としては、アセタル、ナイロン、ポリエステル及びポリ
プロピレンがある。
れるように設計された一態様のコンベヤベルトは、端部
と端部が旋回自在に接続され、すなわち“ブロック積
み”状に重複して接続され、全体を10で示した複数の同
じリンクモジュールで構成される。各リンクモジュール
10は好ましくは重合体のプラスチック材料から、通常の
型成形方法によって一体状のユニットとして形成され
る。次のような特性を持つプラスチック材料が好まし
い:軽量でありながら高強度、高い耐摩耗性と耐衝撃
性、各種雰囲気との適応性、温度、湿度等の周囲条件に
おける変化に基づく損傷に対する高い抵抗性、洗浄が容
易、及び交換が低コスト。適するプラスチック材料の例
としては、アセタル、ナイロン、ポリエステル及びポリ
プロピレンがある。
図示のごとく、各モジュール10は複数のほぼ平行で、
横方向に平坦状の接続部材12で構成され、各々の平坦状
部材12は垂直方向切落し端14と細長い開孔18を備えた丸
み端16とを備えている。各接続部材12の丸み端16は軸方
向に延びたスペーサ部材20を備えている。
横方向に平坦状の接続部材12で構成され、各々の平坦状
部材12は垂直方向切落し端14と細長い開孔18を備えた丸
み端16とを備えている。各接続部材12の丸み端16は軸方
向に延びたスペーサ部材20を備えている。
接続部材12は、それぞれの部材が両側の隣接部材12と
比べ逆向きの姿勢を取るように配置されている。つま
り、それぞれの切落し端14は2つの丸み端16と側面を接
し、またそれぞれの丸み端16、2つの切落し端14と側面
を接する。そして、2つの端部部材21,23は相互に逆向
きの姿勢に配置されている。
比べ逆向きの姿勢を取るように配置されている。つま
り、それぞれの切落し端14は2つの丸み端16と側面を接
し、またそれぞれの丸み端16、2つの切落し端14と側面
を接する。そして、2つの端部部材21,23は相互に逆向
きの姿勢に配置されている。
各モジュール10の接続部材12でコンベヤベルトを形成
可能とするため、それぞれの接続部材は丸み端16の開孔
18が側面に位置する切落し端14によって塞がれず、ピボ
ットピン(不図示)が複数の隣接する相互に心合わせさ
れた開孔18を貫通して隣接する相互連結モジュール10を
旋回自在に接続し得るように、わずかに互い違いに配置
される。また各モジュール10の接続部材12は、軸方向に
延びた一対の支持ビーム24で、わずかに食い違う合わせ
位置に保持される。
可能とするため、それぞれの接続部材は丸み端16の開孔
18が側面に位置する切落し端14によって塞がれず、ピボ
ットピン(不図示)が複数の隣接する相互に心合わせさ
れた開孔18を貫通して隣接する相互連結モジュール10を
旋回自在に接続し得るように、わずかに互い違いに配置
される。また各モジュール10の接続部材12は、軸方向に
延びた一対の支持ビーム24で、わずかに食い違う合わせ
位置に保持される。
それぞれ横方向に当接するモジュール10は、切落し端
14に隣接した安定用突起26と、各端部材21,23の丸み端1
6に隣接する横方向に突出した垂直フランジ30とによっ
て、垂直方向における心合わせ状態が保持される。端部
部材21,23は相互に逆向きの姿勢で配置されているの
で、横方向に隣接したモジュール10が相互に接触すると
き、一方のモジュールの突起26が隣接モジュールのフラ
ンジ30に当接する。同様に、一方の第1モジュールのフ
ランジ30が隣接モジュールの突起26と当接し、隣接する
モジュール間で所定の空間的関係を保つ。
14に隣接した安定用突起26と、各端部材21,23の丸み端1
6に隣接する横方向に突出した垂直フランジ30とによっ
て、垂直方向における心合わせ状態が保持される。端部
部材21,23は相互に逆向きの姿勢で配置されているの
で、横方向に隣接したモジュール10が相互に接触すると
き、一方のモジュールの突起26が隣接モジュールのフラ
ンジ30に当接する。同様に、一方の第1モジュールのフ
ランジ30が隣接モジュールの突起26と当接し、隣接する
モジュール間で所定の空間的関係を保つ。
隣接する接続部材12が連結結合されてコンベヤベルト
をいったん形成すれば、これらの接続部材12は、同接続
部材を挾持して不正確な組立てによるベルトの変形を防
ぐ離間部材22によって横方向における心合わせ状態が保
たれる。
をいったん形成すれば、これらの接続部材12は、同接続
部材を挾持して不正確な組立てによるベルトの変形を防
ぐ離間部材22によって横方向における心合わせ状態が保
たれる。
好ましい実施例では、各モジュール10の中心の接続部
材12が、ピボットピンの追加支持を与えることによって
ベルトの変形に対する抵抗を向上せしめる間隔部材22を
備えている。
材12が、ピボットピンの追加支持を与えることによって
ベルトの変形に対する抵抗を向上せしめる間隔部材22を
備えている。
第6図を参照すれば、その各モジュール10の底面図
は、接続部材12の一部が歯ポケット32を形成するように
取り除かれている。モジュール10がマット状のコンベヤ
ベルトへと相互連結の関係に形成されると、これらの歯
ポケット32が本発明の駆動スプロケット組体と係合して
ベルトを推進する。
は、接続部材12の一部が歯ポケット32を形成するように
取り除かれている。モジュール10がマット状のコンベヤ
ベルトへと相互連結の関係に形成されると、これらの歯
ポケット32が本発明の駆動スプロケット組体と係合して
ベルトを推進する。
次に第1図を参照すると、駆動シャフト組体34は多角
形断面の駆動シャフト36を備えて成る。好ましい実施例
では、駆動シャフト36がコンベヤの産業上の仕様に応じ
て円形、6角形または4角形の断面を有する。強度の点
で鋼等の金属製であるのが好ましい。材料を組み合わせ
るのも使用上有利なことがある。例えば、中実または中
空の円筒状の鋼製シャフトが強度とコスト両方の点で好
ましい。円筒状シャフトの周囲に軽量、成形の容易さ、
例えば型成形または押出成形に対する適応性等、及び/
又は動作する環境による損傷に対する耐性を考慮して選
んだアルミニウムあるいはその他の材料で形成された4
角形または6角形の外側形状を持つスリーブが固定され
る。
形断面の駆動シャフト36を備えて成る。好ましい実施例
では、駆動シャフト36がコンベヤの産業上の仕様に応じ
て円形、6角形または4角形の断面を有する。強度の点
で鋼等の金属製であるのが好ましい。材料を組み合わせ
るのも使用上有利なことがある。例えば、中実または中
空の円筒状の鋼製シャフトが強度とコスト両方の点で好
ましい。円筒状シャフトの周囲に軽量、成形の容易さ、
例えば型成形または押出成形に対する適応性等、及び/
又は動作する環境による損傷に対する耐性を考慮して選
んだアルミニウムあるいはその他の材料で形成された4
角形または6角形の外側形状を持つスリーブが固定され
る。
大部分の例では、苛酷な環境とスプロケットの軸方向
の移動に基因する摩損の両方に対して両性の強いポリテ
トラフルオロエチレン等の保護ポリマーで、駆動シャフ
トが外囲及び/又は被覆される。但し、スプロケットが
プラスチックで形成されれば低い摩擦抵抗を有するの
で、軸方向の移動が容易になるとともに、駆動シャフト
の摩損を減少あるいは除去する。特定の用途において
は、ステンレス鋼または重合体プラスチック等比較的不
活性の材料で、ベルトリンク及び/又はスプロケットを
成すものと似ているが同じでない材料を用い、駆動シャ
フトのスリーブ全体を形成するのが望ましいこともあ
る。
の移動に基因する摩損の両方に対して両性の強いポリテ
トラフルオロエチレン等の保護ポリマーで、駆動シャフ
トが外囲及び/又は被覆される。但し、スプロケットが
プラスチックで形成されれば低い摩擦抵抗を有するの
で、軸方向の移動が容易になるとともに、駆動シャフト
の摩損を減少あるいは除去する。特定の用途において
は、ステンレス鋼または重合体プラスチック等比較的不
活性の材料で、ベルトリンク及び/又はスプロケットを
成すものと似ているが同じでない材料を用い、駆動シャ
フトのスリーブ全体を形成するのが望ましいこともあ
る。
駆動シャフト36上に複数のスプロケット38が配置さ
れ、その数はベルトの巾によって決まるが、最小4つの
スプロケットが存在するのが好ましい。最良の結果を得
るには、3〜6インチ(約7.6〜15.2cm)のチェーン巾
毎に1つのスプロケットを設けるのが望まれる。スプロ
ケット38は重合体材料、好ましくはモジュール10におい
て望まれるのと同じ程度の温度耐性、酸耐性、低い変形
性を持つプラスチックで形成される。スプロケットも通
常の型成形手段で形成される。適切な材料としてアセタ
ル、各種のナイロン及びポリプロピレンが提案される。
れ、その数はベルトの巾によって決まるが、最小4つの
スプロケットが存在するのが好ましい。最良の結果を得
るには、3〜6インチ(約7.6〜15.2cm)のチェーン巾
毎に1つのスプロケットを設けるのが望まれる。スプロ
ケット38は重合体材料、好ましくはモジュール10におい
て望まれるのと同じ程度の温度耐性、酸耐性、低い変形
性を持つプラスチックで形成される。スプロケットも通
常の型成形手段で形成される。適切な材料としてアセタ
ル、各種のナイロン及びポリプロピレンが提案される。
各スプロケット38は、モジュール10の歯ポケット32と
駆動係合するように構成配置された複数の歯40を備えて
いる。歯40はスプロケット38の外周リム42に一体結合さ
れている。スプロケットの外周リム42は、スプロケット
38の各側面から横方向に周状に延びたチェーン支持用の
45を有してもよい。
駆動係合するように構成配置された複数の歯40を備えて
いる。歯40はスプロケット38の外周リム42に一体結合さ
れている。スプロケットの外周リム42は、スプロケット
38の各側面から横方向に周状に延びたチェーン支持用の
45を有してもよい。
各スプロケット38はさらに、駆動シャフト36のスプロ
ケットに対する回転移動を防ぎながら、駆動シャフト36
と摺動自在に係合するように構成配置された軸孔44を持
つハブ43を備えている。ハブ43は軸方向に比較的長く、
駆動シャフト36と接触する最大の駆動係合表面積を与え
る。またハブ43は、(軸方向に)比較的薄く外周リム42
と肩45を支持するフランジまたはウエブ部41によって歯
40に接続されている。少くとも2つの旋回自在に接続さ
れたコンベヤモジュール10の隣接端部を支持するため、
外周リム42と肩45は比較的広い。
ケットに対する回転移動を防ぎながら、駆動シャフト36
と摺動自在に係合するように構成配置された軸孔44を持
つハブ43を備えている。ハブ43は軸方向に比較的長く、
駆動シャフト36と接触する最大の駆動係合表面積を与え
る。またハブ43は、(軸方向に)比較的薄く外周リム42
と肩45を支持するフランジまたはウエブ部41によって歯
40に接続されている。少くとも2つの旋回自在に接続さ
れたコンベヤモジュール10の隣接端部を支持するため、
外周リム42と肩45は比較的広い。
多くのプロセスで重合体プラスチック製のコンベヤ部
品を使うことによってしばしば生じる問題は、軸方向の
スプロケット孔44が小さ過ぎると、ベルトの膨張を補償
するためにスプロケットが摺動できないことである。ま
た、シャフトとスプロケットの材料の異なった膨張及び
収縮係数のため、スプロケット38がシャフト36上で動か
なくなってしまうこともある。
品を使うことによってしばしば生じる問題は、軸方向の
スプロケット孔44が小さ過ぎると、ベルトの膨張を補償
するためにスプロケットが摺動できないことである。ま
た、シャフトとスプロケットの材料の異なった膨張及び
収縮係数のため、スプロケット38がシャフト36上で動か
なくなってしまうこともある。
あるいは、軸方向のスプロケット孔44が大き過ぎる
と、スプロケット駆動組体34がコンベヤベルトを正確に
軌道移動できなくなり、運搬される物質の輸送効率が悪
くなる。
と、スプロケット駆動組体34がコンベヤベルトを正確に
軌道移動できなくなり、運搬される物質の輸送効率が悪
くなる。
本発明では軸孔のクリアランスが約0.006″〜0.060″
(約0.015〜0.15cm)の範囲であるのが好ましい。この
クリアランス量は、ベルトの正確な軌道移動を失わず
に、横方向の適切な摺動可能性を与えることが見い出さ
れている。
(約0.015〜0.15cm)の範囲であるのが好ましい。この
クリアランス量は、ベルトの正確な軌道移動を失わず
に、横方向の適切な摺動可能性を与えることが見い出さ
れている。
説明の目的上、2つの最中心のスプロケット46,48が
外側側面50と内側側面52を有するものとして説明する。
ベルトの膨張及び収縮を可能としながらベルトの軌道移
動を維持するため、スプロケットの外側への移動を制約
する抑制手段54が設けられている。本実施例では、最中
心のスプロケット46,48だけに抑制手段を設けたが、も
っと長い駆動シャフトを必要とする等一部の用途では、
外側への軸方向移動を制約する手段を備えた追加のスプ
ロケットを設ける必要もでてくる。また場合によって
は、最外のスプロケットだけを外側への過剰移動に対し
て制約する必要がある。但し、ほとんどの通常の用途で
は、最中心スプロケットの制約によってその他のプロケ
ットの軸方向移動が最少限化される。
外側側面50と内側側面52を有するものとして説明する。
ベルトの膨張及び収縮を可能としながらベルトの軌道移
動を維持するため、スプロケットの外側への移動を制約
する抑制手段54が設けられている。本実施例では、最中
心のスプロケット46,48だけに抑制手段を設けたが、も
っと長い駆動シャフトを必要とする等一部の用途では、
外側への軸方向移動を制約する手段を備えた追加のスプ
ロケットを設ける必要もでてくる。また場合によって
は、最外のスプロケットだけを外側への過剰移動に対し
て制約する必要がある。但し、ほとんどの通常の用途で
は、最中心スプロケットの制約によってその他のプロケ
ットの軸方向移動が最少限化される。
すなわち少なくとも2つのスプロケットがベルトの膨
張及び収縮時に加わる横方向の負荷を消散させるための
抑制手段を備えている。この力の消散が部品の摩耗と疲
労を最少限化せしめる。
張及び収縮時に加わる横方向の負荷を消散させるための
抑制手段を備えている。この力の消散が部品の摩耗と疲
労を最少限化せしめる。
駆動シャフト36が4角形の断面である場合、抑制手段
54は駆動シャフト36に固定された一対の止めネジ56から
成る。所望なら、180゜,90゜等の所定の離間間隔で複数
の止めネジを駆動シャフト36の周囲に配置してもよい。
あるいは、円形または6角形の断面を持つ駆動シャフト
36を使うときは、止めネジ56を直接駆動シャフト36へ固
定する代りに、止めネジ56を有する一組のカラー58を用
いてもよい。
54は駆動シャフト36に固定された一対の止めネジ56から
成る。所望なら、180゜,90゜等の所定の離間間隔で複数
の止めネジを駆動シャフト36の周囲に配置してもよい。
あるいは、円形または6角形の断面を持つ駆動シャフト
36を使うときは、止めネジ56を直接駆動シャフト36へ固
定する代りに、止めネジ56を有する一組のカラー58を用
いてもよい。
ベルトの軌道移動を維持する必要と、温度の変動によ
るベルト巾の変化に対して調整可能にする必要というし
ばしば相反する要求間での最も効率的な妥協は、ある制
限された量の外側への軸方向移動を可能にすることにあ
ることが認められた。つまり、抑制手段54とスプロケッ
ト46,48の外側側面50との間のその間隔が妥当な精度で
のベルトの軌道移動を保持しながら、膨張及び収縮によ
るベルト巾のかなりな変動を可能にするように設計され
る。それぞれの用途において、駆動シャフト36に対する
抑制手段54の位置は、特定の稼動環境によって引き起こ
される横方向移動の量に基づいて決められる。
るベルト巾の変化に対して調整可能にする必要というし
ばしば相反する要求間での最も効率的な妥協は、ある制
限された量の外側への軸方向移動を可能にすることにあ
ることが認められた。つまり、抑制手段54とスプロケッ
ト46,48の外側側面50との間のその間隔が妥当な精度で
のベルトの軌道移動を保持しながら、膨張及び収縮によ
るベルト巾のかなりな変動を可能にするように設計され
る。それぞれの用途において、駆動シャフト36に対する
抑制手段54の位置は、特定の稼動環境によって引き起こ
される横方向移動の量に基づいて決められる。
第8図は、本発明と適用し得る別の態様のコンベヤチ
ェーンのリンク60を示す斜視図である。第8図はリンク
60の頂面を示している。リンク60はレース部64とベース
部66とを具備する。リンク60は型成形の重合体材料で形
成され、直立レース部64とベース部66は型成形リンク60
の一体状部分である。直立レース部64は、ベース部66に
よって支持され一様に離間する列状配置された複数の共
面フォーク状部材68で構成されている。各フォーク状部
材68は、2つの脚部70と支柱72を具備する。各フォーク
状部材68の突端70は相互に平行で、一方のリンク60のフ
ォーク状部材68の支柱72が隣接リンク60の隣接フォーク
状部材68の脚部70間に嵌合するように、支柱72の巾は脚
部70間の距離より小さい。第7図に示すごとくリンク60
がスプロケットの周囲に沿って旋回するとき、滑らかな
頂面62を与えるように支柱72部分の頂面62は湾曲形成さ
れている。リンクの後方への曲げを可能とするため、脚
部70の先端74がその底部で切断されている。支柱72は胴
部76,80と合流してこれによって支持され、各支柱72の
端部は胴部76,80の最外縁に接する平面内に位置する。
一対の接続脚部70間に延びたクロス部材75が各フォーク
部材68のほぼ中間点に設けられ、リンク60の強度を向上
させる。
ェーンのリンク60を示す斜視図である。第8図はリンク
60の頂面を示している。リンク60はレース部64とベース
部66とを具備する。リンク60は型成形の重合体材料で形
成され、直立レース部64とベース部66は型成形リンク60
の一体状部分である。直立レース部64は、ベース部66に
よって支持され一様に離間する列状配置された複数の共
面フォーク状部材68で構成されている。各フォーク状部
材68は、2つの脚部70と支柱72を具備する。各フォーク
状部材68の突端70は相互に平行で、一方のリンク60のフ
ォーク状部材68の支柱72が隣接リンク60の隣接フォーク
状部材68の脚部70間に嵌合するように、支柱72の巾は脚
部70間の距離より小さい。第7図に示すごとくリンク60
がスプロケットの周囲に沿って旋回するとき、滑らかな
頂面62を与えるように支柱72部分の頂面62は湾曲形成さ
れている。リンクの後方への曲げを可能とするため、脚
部70の先端74がその底部で切断されている。支柱72は胴
部76,80と合流してこれによって支持され、各支柱72の
端部は胴部76,80の最外縁に接する平面内に位置する。
一対の接続脚部70間に延びたクロス部材75が各フォーク
部材68のほぼ中間点に設けられ、リンク60の強度を向上
させる。
第9図は第8図に示したリンク60の底側斜視図で、ベ
ース部66をより解り易く示している。第1の各中空胴部
76は軸方向に心合わせされ、隣接胴部76はスペース78で
隔てられている。第2の各中空胴部80も軸方向に心合わ
せされているが、該胴部80の軸は第1胴部76の軸と平行
で、第2胴部80が上記スペース78と対向するように配置
されている。胴部76,78は全てピンの挿通を可能とする
開孔82を有し、最外端の胴部76は、隣接リンクを接続す
るピンのヘッドが突出しないように凹んだ開孔82を有す
る。尚、コンベヤフレームとの滑らかな相互作用のため
リンクが滑らかで真っすぐな側面を与えるように、最外
端の胴部76は直立レース部64のエッジと一致している。
連結バー84が両胴部76,80を相互に接続し、リンク60を
補強する役割を果す。また連結バー84はスプロケットに
対する過剰な横方向の移動を防ぐことによって、チェー
ンが軌道移動するのを助ける。各連結バー84は胴部76に
結合された一端と、胴部80に結合された他端とを有す
る。ヒンジ干渉を伴わない密なヒンジ関係を与え、物質
のトラップを避けるため、弧状部77が設けられている。
ース部66をより解り易く示している。第1の各中空胴部
76は軸方向に心合わせされ、隣接胴部76はスペース78で
隔てられている。第2の各中空胴部80も軸方向に心合わ
せされているが、該胴部80の軸は第1胴部76の軸と平行
で、第2胴部80が上記スペース78と対向するように配置
されている。胴部76,78は全てピンの挿通を可能とする
開孔82を有し、最外端の胴部76は、隣接リンクを接続す
るピンのヘッドが突出しないように凹んだ開孔82を有す
る。尚、コンベヤフレームとの滑らかな相互作用のため
リンクが滑らかで真っすぐな側面を与えるように、最外
端の胴部76は直立レース部64のエッジと一致している。
連結バー84が両胴部76,80を相互に接続し、リンク60を
補強する役割を果す。また連結バー84はスプロケットに
対する過剰な横方向の移動を防ぐことによって、チェー
ンが軌道移動するのを助ける。各連結バー84は胴部76に
結合された一端と、胴部80に結合された他端とを有す
る。ヒンジ干渉を伴わない密なヒンジ関係を与え、物質
のトラップを避けるため、弧状部77が設けられている。
次に第10図を参照すると、各々がリンクモジュール60
の胴部76,80と駆動係合するように構成配置された複数
の歯94を有する一対の列92から成るスプロケット90が示
してある。歯92はスプロケット90の外周リム94と一体結
合されている。各スプロケット90はさらに、駆動シャフ
ト36のスプロケットに対する回転移動を防ぎながら、駆
動シャフトと摺動自在に係合するように構成配置された
軸孔98を有するハブ96を備えている。ハブ96は軸方向に
比較的長く、駆動シャフト36と接触する最大の駆動係合
表面積を与える。またハブ96は、軸方向に比較的薄く外
周リム94を支持するフランジまたはウエブ部97によって
歯94に接続されている。本例のスプロケット90は前記の
スプロケット38と比べ、連結バー84の周方向のズレを許
容するように充分広く形成された凹部領域100によって
分離された2列の歯92をスプロケット90が備えている点
で異なる。
の胴部76,80と駆動係合するように構成配置された複数
の歯94を有する一対の列92から成るスプロケット90が示
してある。歯92はスプロケット90の外周リム94と一体結
合されている。各スプロケット90はさらに、駆動シャフ
ト36のスプロケットに対する回転移動を防ぎながら、駆
動シャフトと摺動自在に係合するように構成配置された
軸孔98を有するハブ96を備えている。ハブ96は軸方向に
比較的長く、駆動シャフト36と接触する最大の駆動係合
表面積を与える。またハブ96は、軸方向に比較的薄く外
周リム94を支持するフランジまたはウエブ部97によって
歯94に接続されている。本例のスプロケット90は前記の
スプロケット38と比べ、連結バー84の周方向のズレを許
容するように充分広く形成された凹部領域100によって
分離された2列の歯92をスプロケット90が備えている点
で異なる。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、剛性シャフトに取
り付けられた複数の軸方向に摺動可能な駆動スプロケッ
トを備え、そのうち少なくとも2つの最中央のスプロケ
ットが外側への軸方向移動において部分的に制約され、
環境条件の変動によるベルト巾の変化を保証可能としな
がら、ゴンベヤベルトの但しい軌道移動が維持されるよ
うにしたコンベヤスプロケット及び駆動シャフトの組体
が提供される。
り付けられた複数の軸方向に摺動可能な駆動スプロケッ
トを備え、そのうち少なくとも2つの最中央のスプロケ
ットが外側への軸方向移動において部分的に制約され、
環境条件の変動によるベルト巾の変化を保証可能としな
がら、ゴンベヤベルトの但しい軌道移動が維持されるよ
うにしたコンベヤスプロケット及び駆動シャフトの組体
が提供される。
コンベヤスプロケット及び駆動シャフト組体の特定実
施例を図示し説明したが、広い意味での発明の範囲を逸
脱せずに各種の変形及び変更が可能なことは当業者にと
って明らかであろう。
施例を図示し説明したが、広い意味での発明の範囲を逸
脱せずに各種の変形及び変更が可能なことは当業者にと
って明らかであろう。
第1図は本発明のコンベヤ駆動シャフト及びスプロケッ
ト組体の平面図; 第2図は第1図のスプロケット組体を詳細に示す部分断
面平面図; 第2a図は第2図のスプロケット組体の斜視図; 第3図は第2図に示したスプロケットの断面図; 第4図は本発明と組み合わせて使われるコンベヤリンク
の斜視図; 第5図は第4図に示したコンベヤリンクの平面図; 第6図は第4図に示したコンベヤリンクの底面図; 第7図はスプロケットとチェーンの相互作用を示す破断
側面図; 第8図は本発明と組み合わせて用い得る別のコンベヤリ
ンクの斜視図; 第9図は第8図に示したリンクの底側から見た斜視図;
及び 第10図は第8図に示したコンベヤリンクを駆動するスプ
ロケットの部分断面平面図である。 10,60……チェーンリンク、36……駆動シャフト、38,4
6,48,90……スプロケット(46,48;最中心スプロケッ
ト)、40,94……歯、44,98……軸孔、50……外側側面、
51……内側側面、54,56,58……抑制手段(56;止めネジ,
58;止めカラー)。
ト組体の平面図; 第2図は第1図のスプロケット組体を詳細に示す部分断
面平面図; 第2a図は第2図のスプロケット組体の斜視図; 第3図は第2図に示したスプロケットの断面図; 第4図は本発明と組み合わせて使われるコンベヤリンク
の斜視図; 第5図は第4図に示したコンベヤリンクの平面図; 第6図は第4図に示したコンベヤリンクの底面図; 第7図はスプロケットとチェーンの相互作用を示す破断
側面図; 第8図は本発明と組み合わせて用い得る別のコンベヤリ
ンクの斜視図; 第9図は第8図に示したリンクの底側から見た斜視図;
及び 第10図は第8図に示したコンベヤリンクを駆動するスプ
ロケットの部分断面平面図である。 10,60……チェーンリンク、36……駆動シャフト、38,4
6,48,90……スプロケット(46,48;最中心スプロケッ
ト)、40,94……歯、44,98……軸孔、50……外側側面、
51……内側側面、54,56,58……抑制手段(56;止めネジ,
58;止めカラー)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−171911(JP,A) 特開 昭59−138513(JP,A)
Claims (12)
- 【請求項1】巾に変動が生じる複数のチェーンリンクか
ら成る広巾コンベアベルト用のスプロケット及び駆動シ
ャフト組体であって、該組体が ほぼ一様な断面を持つ駆動シャフト、 該駆動シャフトに被駆動係合するように取り付けられた
複数の歯付スプロケットで、各々が内側側面と外側側面
を有するスプロケット、及び 上記スプロケットのいずれか一部の駆動シャフト上にお
ける軸方向の移動を抑制する手段を備え、 上記スプロケットの歯が上記コンベヤのチェーンリンク
と駆動係合するように形成されており、さらに 少なくとも2つのスプロケットが上記抑制手段によって
駆動シャフト上で大きく外側へ軸方向移動するのを制約
されるが、内側へは横方向に移動自在でベルトの正確な
軌道移動を維持し、残りのスプロケットが実質上軸方向
に移動可能であることを特徴とするコンベヤ用スプロケ
ット及び駆動シャフト組体。 - 【請求項2】少なくとも4つのスプロケットを含み、2
つの隣接スプロケットの各々が駆動シャフト上において
制限された外側への移動だけ許容されることを特徴とす
る特許請求の範囲第(1)項記載のコンベヤ用スプロケ
ット及び駆動シャフト組体。 - 【請求項3】2つの最中心のスプロケットが駆動シャフ
ト上において制限された外側への移動だけ許容されるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載のコンベ
ヤ用スプロケット及び駆動シャフト組体。 - 【請求項4】前記抑制手段が、抑制される各スプロケッ
トの外側側面において駆動シャフトに直接取り付けられ
た少なくとも1本の止めネジから成ることを特徴とする
特許請求の範囲第(1)項記載のコンベヤ用スプロケッ
ト及び駆動シャフト組体。 - 【請求項5】前記抑制手段が一様な離間間隔で駆動シャ
フトに直接取り付けられた2本の止めネジから成ること
を特徴とする特許請求の範囲第(4)項記載のコンベヤ
用スプロケット及び駆動シャフト組体。 - 【請求項6】前記抑制手段が止めカラーから成ることを
特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のコンベヤ用
スプロケット及び駆動シャフト組体。 - 【請求項7】前記スプロケットが型成形プラスチック体
であることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載
のコンベヤ用スプロケット及び駆動シャフト組体。 - 【請求項8】前記駆動シャフトの断面が4角形であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のコンベ
ヤ用スプロケット及び駆動シャフト組体。 - 【請求項9】前記駆動シャフトの断面が6角形であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のコンベ
ヤ用スプロケット及び駆動シャフト組体。 - 【請求項10】前記駆動シャフトの断面が円形であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のコンベ
ヤ用スプロケット及び駆動シャフト組体。 - 【請求項11】前記スプロケットが中心軸孔を備え、該
軸孔の寸法が駆動シャフトの断面幾何形状に対応し、ス
プロケットを駆動シャフト上で軸方向に摺動自在とした
ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のコン
ベヤ用スプロケット及び駆動シャフト組体。 - 【請求項12】チェーン状に旋回自在に接続され環境に
よって巾の変動が生じる複数の広巾チェーンリンクから
成るコンベヤベルト用のスプロケット及び駆動シャフト
組体であって、該組体が 多角形の断面と中心を有する駆動シャフト、 該駆動シャフトへ一様に離間して被駆動係合するように
取り付けられた複数の歯付重合体製スプロケット、及び 上記駆動シャフトの中心に隣接した2つのスプロケット
の外側への横方向移動を抑制し、これらスプロケットを
内側へ移動自在とする一方、外側へは制約された量だけ
移動自在とする手段を備え、 上記各スプロケットが内側側面と外側側面を有し、さら
に 上記スプロケットの歯が上記コンベヤのチェーンリンク
と駆動係合するように形成されていることを特徴とする
コンベヤ用スプロケット及び駆動シャフト組体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US79070685A | 1985-10-24 | 1985-10-24 | |
US790706 | 1985-10-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62100310A JPS62100310A (ja) | 1987-05-09 |
JPH085532B2 true JPH085532B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=25151520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61249807A Expired - Lifetime JPH085532B2 (ja) | 1985-10-24 | 1986-10-22 | 広巾チエ−ンコンベヤ用のスプロケツト駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH085532B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113695200B (zh) * | 2021-10-12 | 2022-09-23 | 郑州中远防务材料有限公司 | 一种条带拼接单向布的传动装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US30341A (en) * | 1860-10-09 | Beehive | ||
US1861840A (en) * | 1928-08-10 | 1932-06-07 | Clarence R Claghorn | Conveyer |
JPS6322850Y2 (ja) * | 1979-08-15 | 1988-06-22 |
-
1986
- 1986-10-22 JP JP61249807A patent/JPH085532B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62100310A (ja) | 1987-05-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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