JPH0855199A - Idプレート - Google Patents

Idプレート

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Publication number
JPH0855199A
JPH0855199A JP6187039A JP18703994A JPH0855199A JP H0855199 A JPH0855199 A JP H0855199A JP 6187039 A JP6187039 A JP 6187039A JP 18703994 A JP18703994 A JP 18703994A JP H0855199 A JPH0855199 A JP H0855199A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lithium battery
plate
circuit
switch
antenna
Prior art date
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Pending
Application number
JP6187039A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiko Nagai
武彦 長井
Eiichi Harashima
栄一 原嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP6187039A priority Critical patent/JPH0855199A/ja
Publication of JPH0855199A publication Critical patent/JPH0855199A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リチウム電池内部に発生する絶縁被膜を除去
できるようにしたIDプレートを提供すること。 【構成】 信号の送信や受信を行うアンテナ11と、こ
のアンテナに接続される通信回路12と、アンテナから
送信されるデータが記録されるメモリ装置15と、この
メモリ装置や通信回路12を駆動するリチウム電池17
とを具備したIDプレートにおいて、リチウム電池とと
もに閉ループを構成する抵抗20やスイッチ19と、こ
のスイッチを間欠的にオン状態に制御する発振器21や
カウンタ22、22とを設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内蔵されたリチウム電
池内部に発生する絶縁被膜を、簡単な構成で除去できる
ようにしたIDプレートに関する。
【0002】
【従来の技術】IDプレートは、自己を識別する識別コ
ードなどいろいろなデータを内部のメモリに記憶してい
る。そして、外部から無線で送られてくる読取コマンド
を受信した際に、読取コマンドに対応するデータをメモ
リから読みだし、このデータを応答信号として送り返し
ている。また、無線信号を送信したり受信したりする送
受信回路やメモリなどを駆動する電池を内蔵している。
IDプレートでは、電池として、小型なリチウム電池が
一般に使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、リチウム電
池を使用する場合、IDプレートが高温状態で使用され
ると、電池内部の電極表面などに絶縁被膜が生成され
る。絶縁被膜が生成すると電圧が下がり、通信レベルが
低下する。また、電圧がある値以下になると信号の送受
信などができなくなってしまう。
【0004】したがって、IDプレートにリチウム電池
を使用する場合、電池内部に生成する絶縁被膜を除去す
る必要がある。絶縁被膜を除去する場合、正規のデータ
のやりとりとは別に、疑似的な読取コマンドをIDプレ
ートに送り、IDプレートを一時的に動作状態にする方
法が採用される。IDプレートが動作状態に入ると、送
受信回路やメモリなどにリチウム電池から一定時間電流
が流れ絶縁被膜が除去される。
【0005】しかし、この方法の場合、IDプレートに
対し疑似的な読取コマンドを送り、IDプレートを動作
状態と同じ状態にする。このとき、IDプレートには、
実際に動作する時と同じ値の電流が流れる。このため、
リチウム電池の消耗を早めてしまう。また、IDプレー
トごとに、絶縁被膜を除去した履歴などを管理する必要
があり、このような履歴管理が煩雑なものになる。ま
た、絶縁被膜を除去する際に、IDプレートに読取コマ
ンドを送る操作も必要である。また、IDプレートはそ
れぞれに使用条件が相違し、絶縁被膜の生成状況にも違
いがある。このような理由から、IDプレートの履歴管
理にはきめ細かさが要求され、絶縁被膜の除去が必ずし
も充分に行われない。
【0006】上記したような問題を解決するために、疑
似的な読取コマンドを発生する回路を、IDプレート内
部に組み込むことが考えられる。しかし、このような回
路を内部に組み込むと、その分、IDプレートが大型化
し、IDプレートを小さくしたいという要求に反してし
まう。
【0007】本発明は、上記した欠点を解決するもの
で、一定の時間間隔でリチウム電池から電流を取り出す
機能をIDプレート内部に設け、電池内部に発生する絶
縁被膜を除去できるようにしたIDプレートを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、信号の送信や
受信を行うアンテナと、このアンテナから送信されるデ
ータを記録するメモリ装置を含み、前記アンテナに接続
される通信回路と、この通信回路を駆動するリチウム電
池とを具備したIDプレートにおいて、前記リチウム電
池とともに閉ループを構成する抵抗やスイッチと、この
スイッチを間欠的にオン状態に制御するスイッチ制御回
路とを設けている。
【0009】また、前記スイッチ制御回路の動作状態や
非動作状態を制御する制御手段を設けている。
【0010】
【作用】上記の構成によれば、リチウム電池に抵抗やス
イッチを接続して閉ループを構成している。そして、ス
イッチ制御回路を用いてスイッチを間欠的にオン状態に
している。これにより、リチウム電池から定期的に電流
が取り出され、リチウム電池内部に生成する絶縁被膜が
自動的に除去される。したがって、従来技術のように、
IDプレートを実際の動作時と同じように動作させる必
要がなく、絶縁被膜を除去する際の操作の煩雑さがな
い。また、リチウム電池から取り出される電流は間欠的
であるため、その分、電池の消耗が防げる。また、ID
プレートを実際に動作させ絶縁被膜を除去する従来の構
成に比較して小さな電流ですみ、この点からも電池の消
耗を少なくできる。また、本願は、抵抗やスイッチ、ス
イッチを間欠的にオン状態に制御するスイッチ制御回路
で構成されるので、全体の構造も小型にできる。
【0011】また、スイッチ制御回路の動作状態や非動
作状態を制御する制御手段を設けた場合は、リチウム電
池から電流を取り出し始める時期を適宜に設定できる。
このため、リチウム電池から電流が常時取り出される場
合に比較し、電池の消耗が少なくできる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1を参
照して説明する。
【0013】図1はIDプレートの回路構成を示してい
る。11はアンテナで、外部から無線信号として送られ
る読取コマンドはアンテナ11で受信される。アンテナ
11で受信された信号は通信回路12に送られる。受信
された読取コマンドは、まず通信回路12の送受切換器
13に加えられ、そして、受信機14に送られる。受信
機14では、読取コマンドによる指示の内容を解読す
る。読取コマンドが解読されると、その内容に応答する
データ、例えば自己を識別する識別コードなどのデータ
がメモリ15から読み出される。読み出されたデータは
送信機16で応答信号に変換され、送受切換器13を経
てアンテナ11から送り返される。
【0014】なお、通信回路12はリチウム電池17に
接続されており、リチウム電池17から電源電圧が供給
されている。また、リチウム電池17には、自己エージ
ング回路18が接続されている。自己エージング回路1
8は、リチウム電池17を含む閉回路を構成し、スイッ
チ19や抵抗20などから構成されている。また、21
は発振器、22はカウンタ回路22で、これらの回路は
スイッチ19を間欠的にオンやオフに制御する制御回路
を構成している。
【0015】上記した構成で、発振器21は一定周波数
のパルス信号を発生し、そのパルス信号がカウンタ回路
22で計数される。そして、その計数値が一定数になる
とカウンタ回路22が信号を出力し、スイッチ19を一
時的にオン状態にする。このように、スイッチ19は一
定時間ごとにオン状態にされる。スイッチ19がオン状
態になると、リチウム電池17から抵抗20に電流が流
れ、リチウム電池17内部に発生する絶縁被膜が除去さ
れる。なお、抵抗20に電流が流れる時間間隔が短い
と、電池の消耗が早くなる。このため、時間間隔は例え
ば8〜10分程度に選ばれる。
【0016】上記した実施例では、自己エージング回路
18とリチウム電池17は、ある時間間隔で接続する状
態が繰り返される。この場合、IDプレートが使用状態
にあるかないかに関係なく、リチウム電池17から定期
的に電流が流れることになり、リチウム電池17の消耗
が早くなる。このような電池の消耗を防ぐために、リチ
ウム電池17内部に絶縁被膜が発生するような条件、例
えばIDプレートが高温状態で使用される場合にのみ、
自己エージング回路18を働かせるようにすることもで
きる。このようにすれば、IDプレートが高温状態で使
用されない場合などは、自己エージング回路18がリチ
ウム電池17に接続されないようにできる。したがっ
て、リチウム電池17から必要の時だけ、例えば高温状
態で使用される期間だけ電流が取り出されることにな
り、リチウム電池17の消耗が防げる。
【0017】次に、本発明の他の実施例について、図2
を参照して説明する。図2では、図1に対応する部分に
は同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0018】先に説明した図1の実施例では、自己エー
ジング回路18がリチウム電池17に常に接続され、リ
チウム電池17から定期的に電流が取り出される構成に
なっている。これに対し、図2の実施例では、外部から
送られる読取コマンドの中に、自己エージング回路18
のオンやオフを制御する制御信号を含ませ、その制御信
号は受信機14で検出する構成になっている。
【0019】したがって、自己エージング回路18をオ
ンにする指令が制御信号の中から検出されると、受信機
14は高いレベルのH信号を発生する。そして、このH
信号を回路30を通して発振器21に送り、発振器21
を動作させる。発振器21が動作すると、上記した実施
例と同様に自己エージング回路18が動作状態に入り、
リチウム電池17から定期的に電流が取り出される。そ
の後、一定時間が経過した際に、自己エージング回路1
8を非動作状態に制御する専用のコマンドがIDプレー
トに送られる。このとき、自己エージング回路18をオ
フにする指令が受信機14で検出されると、受信機14
は低いレベルのL信号を発生する。そして、このL信号
が発振器21に送られ、発振器21の動作を停止させ
る。これにより自己エージング回路18の動作が停止す
る。
【0020】なお、自己エージング回路18を非動作状
態に制御する専用のコマンドをIDプレートに送らず、
自己エージング回路18が動作状態に入った後、一定時
間が経過すると自動的に自己エージング回路18が非動
作状態になるようにすることもできる。。
【0021】なお、リチウム電池から電流が取り出され
る時間やその間隔、電流値など、自己エージング回路の
回路条件は、リチウム電池の寿命や絶縁被膜生成の防止
効果の有無などを考慮して決定される。
【0022】上記したように本発明によれば、自己エー
ジング回路が内蔵されているので、IDプレートの外部
からリチウム電池をリフレッシュする操作が必要でなく
なる。また、自己エージング回路は、発振器やカウンタ
回路、抵抗、スイッチで構成できるので小型で、IDプ
レートに内蔵することも容易である。また、カウンタ回
路が出力するパルスのカウント数や抵抗の値を選択する
ことにより、リチウム電池から電流を取り出す間隔や電
流値などを容易に調整でき、各IDプレートに最適な値
を設定できる。
【0023】また、自己エージング回路の動作時期を外
部から制御できる構成の場合は、IDプレートを出荷す
る時、あるいはユーザが使用を開始する時などに、自己
エージング回路の動作を開始させることができる。この
場合、IDプレートが製造された後、ユーザが使用する
までは、自己エージング回路が非動作状態にあるため、
リチウム電池の消耗をそれだけ少なくできる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成で、電池内
部に発生する絶縁被膜を除去できるIDプレートを実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路構成図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す回路構成図である。
【符号の説明】
11…アンテナ 12…通信回路 13…送受切換器 14…受信機 15…メモリ 16…送信機 17…リチウム電池 18…自己エージング回路 19…スイッチ 20…抵抗 21…発振器 22…カウンタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号の送信や受信を行うアンテナと、こ
    のアンテナから送信されるデータを記録するメモリ装置
    を含み、前記アンテナに接続される通信回路と、この通
    信回路を駆動するリチウム電池とを具備したIDプレー
    トにおいて、前記リチウム電池とともに閉ループを構成
    する抵抗やスイッチと、このスイッチを間欠的にオン状
    態に制御するスイッチ制御回路とを設けたことを特徴と
    するIDプレート。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ制御回路の動作状態や非動
    作状態を制御する制御手段を設けたことを特徴とする請
    求項1記載のIDプレート。
JP6187039A 1994-08-09 1994-08-09 Idプレート Pending JPH0855199A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6187039A JPH0855199A (ja) 1994-08-09 1994-08-09 Idプレート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6187039A JPH0855199A (ja) 1994-08-09 1994-08-09 Idプレート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0855199A true JPH0855199A (ja) 1996-02-27

Family

ID=16199110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6187039A Pending JPH0855199A (ja) 1994-08-09 1994-08-09 Idプレート

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JP (1) JPH0855199A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013070502A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Panasonic Corp アブソリュートエンコーダシステム
JP2016082694A (ja) * 2014-10-15 2016-05-16 株式会社テイエルブイ リチウムイオン電池状態判断システム、リチウムイオン電池状態判断装置、及び、リチウムイオン電池状態判断プログラム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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