JPH085504Y2 - 支持具 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本考案は、例えば可撓性の広告シ
ートを吊持するようにショーウインド等のガラス面に吸
着支持させ、看者への訴求力に富み、しかも、風等に煽
られても回転、転倒することがなく、取扱いが容易な支
持具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、ショーウインド等の平滑面に吸盤
による吸着作用で支持バーを保持し、この支持バーに可
撓性の広告シート等を吊持し、ショーウインド前等を通
行する通行人に対して所定内容の広告をアピールするよ
うにした広告支持具がある。この広告支持具は、取付面
にほぼ平行させて配置される支持支柱の前側面に、支持
バーが交換可能にして連結される連結ピンを連設して成
る支持具本体と、支持支柱の両端部に形成し、外周に阻
止突条を突成した取付部夫々に交換可能に嵌め合わせ連
結した吸盤とを備え、連結ピンは、支持具本体に対して
僅かに仰角状にして連設し、支持具本体の後側面に安定
突片を突設し、これを取付面に当接することで支持具本
体自体の揺動、回転を阻止させるように構成したもので
あった。そして、支持具本体が吸盤により平滑面に吸着
保持されると、安定突片により平滑な取付面に対して広
告シートがほぼ直交状態となるから、通行人等に対して
広告シート面に記載の広告内容を一層強くアピールする
ことができるという利点を有していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】ところが、従来提案さ
れていた叙上のような広告支持具によると、支持具本体
の後側面に突設した安定突片の幅員が製作上支持支柱の
外径とほぼ同じに幅狭状に形成されているため、吸盤を
介して取付面に吸着状に取付けられたときに取付面に当
接する幅範囲が狭く、そのため風等により広告シートが
煽られると、これが強制的に左右前後にぶれるものであ
った。すなわち、取付部の外周に突成した阻止突条にて
吸盤を圧入連結させておいても取付部と吸盤との一体性
を保持することができず、広告シートが取付面に対し斜
めになってしまったり、支持具本体をスタンド状に取付
けた際には、重量的に嵩張る広告シート自体によりその
重みで転倒してしまったりし、更にポスターの前方一方
向のみの吊持使用のために宣伝効果が半減する等、非常
に体裁が悪いものであった。また、取付部の外周に阻止
突条等を突成すること、連結ピンを支持具本体に対して
僅かに仰角状にして連設すること等は支持具本体の作製
工程上の煩雑さを増加させるものであり、量産性にそぐ
わないものとなる欠点もあった。そればかりでなく、必
要に応じて、取付面に対して予め傾けた状態で広告シー
トを吊持する場合があっても、これに対し何等改良の余
地をもたなかった。

【０００４】そこで、本考案は、叙上のような従来存し
た諸事情に鑑み案出されたもので、主として屋外での取
付使用中に風等で煽られることがあっても前後左右にぶ
れることなく安定しており、常時、取付面に対してほぼ
直交させた状態、または予め設定された角度で傾いた状
態に広告シートを支持させ、また、左右前方の３方向で
の宣伝効果を増強し、広告シート等の重量によっても下
がることがないものとし、更にはスタンド状の使用にお
いても自重で転倒せず、見苦しい体裁のものとならない
ようにする支持具を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本考案にあっては、取付面Ｂにほぼ平行させて配
置される支持支柱２の前側面に、支持バー１５が交換可
能にして連結される連結ピン５を連設し、かつ中央部に
おける後側面に連結ピン５の連設位置に対応させて、片
面が左右方向に沿っていて、取付面Ｂに先端面が当接す
る安定突片６を突設して成る支持具本体１と、支持支柱
２の両端部に形成した取付部３夫々に交換可能に嵌め合
わせ連結した吸盤１０と、前記安定突片６に着脱自在に
取付けられて、支持具本体１自体の揺動、回転を阻止す
べく可能な限り幅広状に形成された転倒回転防止手段２
５とを備えて成るものにおいて、転倒回転防止手段２５
は、支持支柱２の安定突片６を嵌入する嵌合溝２０を中
央に設け、支持支柱２の外径に対応した円弧状の切欠部
２１を嵌合溝２０の開口縁に形成し、支持支柱２の安定
突片６に沿うスカート状の裾部２２を幅広状にして両側
に突成して成ることを特徴とする。

【０００６】そして、転倒回転防止手段２５の中央に形
成した嵌合溝２０には、支持支柱２の安定突片６を斜向
状に嵌合すべく適宜連結角度を付与せしめることができ
る。

【０００７】また、取付面にほぼ平行させて配置される
支持支柱２の前側面に、支持バー１５が交換可能にして
連結される連結ピン５を連設し、支持支柱２の両端部に
形成した取付部３夫々に交換可能に嵌め合わせ連結した
吸盤１０を備えて成る支持具本体１と、支持支柱２の中
央部における後側面に連結ピン５の連設位置に対応させ
て、片面が左右方向に沿っていて、取付面Ｂに先端面が
当接するスカート状の裾部２２を幅広状にして支持支柱
２に一体突設した転倒回転防止手段２５とを備えたこと
を特徴とする。

【０００８】そして、転倒回転防止手段２５は、連結ピ
ン５が取付面Ｂに対し適宜斜向角度に付与されるべく支
持支柱２に設けることができる。

【０００９】更には、転倒回転防止手段２５のスカート
状の裾部２２である底面一端に突状部２３を設けること
ができ、また、支持支柱２の両端部に突成した棒状の取
付部３を適数段の段部構造に形成して、支持支柱２の基
部における吸盤１０嵌合部分と、その両延長部に支持バ
ー１５が交換可能にして連結される連結ピン５とを連成
すべく成して構成することができる。

【００１０】

【作用】本考案に係る支持具にあって、広告シートＰが
吊持された支持バー１５を連結ピン５に連結するとき、
連結ピン５は支持バー１５をほぼ水平状に保持させ、取
付部３に嵌合した吸盤１０が平滑な取付面Ｂに吸着する
ことで支持バー１５、広告シートＰ等の全体重量を支持
させる。

【００１１】支持具本体１とは別体としてある転倒回転
防止手段２５は、支持具本体１の後側面に突設した安定
突片６に嵌合溝２０を嵌合し、円弧状の切欠部２１を支
持支柱２の外側面に当接することで支持具本体１に装着
する。このようにして支持具本体１に一体化され、ある
いは支持具本体１と一体状となっている転倒回転防止手
段２５は、吸盤１０による取付面Ｂへの吸着支持状態に
て、幅広状に両側に突成したスカート状の裾部２２が取
付面Ｂに当接することで支持具本体１自体の揺動、回転
を阻止させる。

【００１２】転倒回転防止手段２５のスカート状の裾部
２２である底面一端に突設した突状部２３が取付面Ｂに
当接することにより、取付面Ｂに対して連結ピン５が僅
かに仰角状態に突出され、連結ピン５に連結される支持
バー１５及びこの支持バー１５に吊持される広告シート
Ｐが下方に俯くのを予め矯正したものとさせ、これら
５、１５をほぼ水平状に保持させる。

【００１３】広告シートＰ等の重量に対応して支持バー
１５を選定し、これを連結ピン５に交換可能に連結させ
る。このとき、左右前方の３方向にポスター等の広告シ
ートＰを吊持させる場合、支持支柱２の基部における吸
盤１０嵌合部分の両延長部に連設した連結ピン５に支持
バー１５を交換可能に連結させる。

【００１４】

【実施例】以下、図面を参照して本考案の一実施例を説
明するに、図において示される符号１は支持具本体であ
り、この支持具本体１はほぼ垂直状（図１参照）、ある
いは水平状（図１５参照）、更にはスタンド状（図１６
参照）にしてウインドその他の取付面Ｂに平行させて配
置される。この支持具本体１自体は、例えば断面円形の
棒状の支持支柱２の前側面に連結ピン５を連設し、支持
支柱２の後側面であって連結ピン５の連設位置に対応さ
せて片面が左右方向に沿っている安定突片６を連設して
成り、例えばＡＢＳ樹脂等の合成樹脂にて一体に形成さ
れている。

【００１５】図２乃至図７に示すように、取付面Ｂ側に
対向する安定突片６には転倒回転防止手段２５を着脱可
能に嵌着してあり、この転倒回転防止手段２５は、具体
的には、支持支柱２の安定突片６を嵌入するための嵌合
溝２０を中央に設け、また支持支柱２の外径に対応した
円弧状の切欠部２１を嵌合溝２０の開口縁に形成し、か
つ支持支柱２の安定突片６に沿うべく可能な限り幅広状
にしたスカート状の裾部２２を両側に突成して成るもの
である。嵌合溝２０自体は、その内法幅員、大きさが安
定突片６の外法幅員、大きさにほぼ対応しており、嵌合
溝２０が安定突片６に嵌着したときの転倒回転防止手段
２５は支持具本体１と一体状になり、両者２５，１間で
はがたつくことがないようにしてある。

【００１６】支持支柱２は、大径にした支持支柱２本体
部分となる中央部と、この中央部の両端部に連続させ
て、中央部に比し小径で、適数段の段部構造の棒状に形
成されている取付部３とから成り、取付部３は、例えば
中央部に連続する基部が大径で、先端部が小径である２
段構造に形成し、各々に吸盤１０が嵌め合わせられるよ
うにしてある。また、支持具本体１を取付面Ｂに水平状
に吸着し、左右前後の３方向にポスター等の広告シート
Ｐを吊持させる場合、支持支柱２の基部における吸盤１
０嵌合部分の両延長部に連設した連結ピン５に支持バー
１５を交換可能に連結させるようにしてある（図１４、
図１５参照）。

【００１７】図１１、図１２に示す如く、支持具本体１
が垂直状態となるように取付面Ｂに平行吸着し、かつ連
結ピン５を取付面Ｂに対し例えば３０度あるいは４５度
の傾斜方向に傾けた状態で保持使用する場合、転倒回転
防止手段２５の中央の嵌合溝２０を予め３０度、４５度
等となるように斜向形成（図１３参照）し、支持支柱２
の安定突片６を斜向状に嵌合すべく適宜連結角度を付与
せしめることで、適宜取付面Ｂ及び取付空間の条件に応
じて斜向設置できるようにしてある。

【００１８】連結ピン５自体は、例えば支持具本体１の
中央部に連続する基部が大径で、先端部が小径である２
段構造に形成し、各々に内法径が大小の２種の中空な支
持バー１５が嵌着連結されるようにしてある。また、図
９に示す如く、転倒回転防止手段２５のスカート状の裾
部２２の底面一端に突状部２３を設けることで、吸盤１
０で取付面Ｂに吸着された際、取付面Ｂに対して支持具
本体１全体がやや上向きに僅かな仰角を有して吸着さ
れ、そのため連結ピン５自体が仰角を保有し、連結され
る支持バー１５及び吊持する広告シートＰ等の重量が負
荷されたときに下方に撓む俯角を見越した角度に設定さ
れる。例えばその仰角は約２度程度のものとされている
（図１０参照）。

【００１９】図１６に示す如く、支持具本体１をスタン
ド式に使用する場合には、転倒回転防止手段２５のスカ
ート状の裾部２２を支持具本体１の長さと略同程度の幅
広に構成（図８参照）すれば、風等の煽りや広告シート
Ｐの自重により広告シートＰは転倒することなく安定保
持されることができる。

【００２０】また、支持具本体１を垂直状態となるよう
に取付面Ｂへ平行に吸着させた場合、転倒回転防止手段
２５のスカート状の裾部２２をクロス状に形成し、その
上下方向の裾部２２である底面下方一端に突状部２３を
設ける（図１７参照）ことで、吸盤１０で取付面Ｂに吸
着された際、取付面Ｂに対して支持具本体１全体がやや
上向きに僅かな仰角を有して吸着され、そのため連結ピ
ン５自体が仰角を保有し、連結される支持バー１５及び
吊持する広告シートＰ等の重量が負荷されたときに下方
に撓む俯角を見越した角度に設定される。

【００２１】尚、転倒回転防止手段２５は、支持支柱２
の中央部における後側面に連結ピン５の連設位置に対応
させて、片面が左右方向に沿っていて、取付面Ｂに先端
面が当接するスカート状の裾部２２を可能な限り幅広状
にして支持支柱２に一体突設することで、支持具本体１
と一体状に成るようにして構成することもでき、別体に
形成される転倒回転防止手段２５が支持具本体１に嵌着
された場合とほぼ同様な全体形状を呈する（図２参
照）。このとき、転倒回転防止手段２５自体は、連結ピ
ン５を取付面Ｂに対し垂直状態または斜向状態のいずれ
かに設定させるようにしても良く、それらに対応するよ
う支持支柱２に一体成形により突設されるものである。

【００２２】次に、本考案支持具の使用の一例を説明す
るに、吊持する広告シートＰ及び支持バー１５の重量、
支持具本体１の使用態様に対応して選定された転倒回転
防止手段２５を支持具本体１の安定突片６に嵌着して一
体状にし、あるいは予め一体形成してしておく。そし
て、例えば図１に示すようにショーウインド等のガラス
面の如き取付面Ｂに吸盤１０の吸着作用によって吸着支
持すればよく、このとき、転倒回転防止手段２５先端面
は取付面Ｂに広い面積範囲にて当接されるように設定さ
れる。また、広告シートＰの吊持形態は、広告シートＰ
の上端により吊持して下方に垂れ下がるようにしたり
（図１参照）、一対のこの考案支持具により広告シート
Ｐの両端を支持してほぼ水平状に配置したり（図示せ
ず）、広告シートＰを取付面Ｂに対し傾けた状態で吊持
したり（図１０参照）、左右前方の３方向に広告シート
Ｐの上端により吊持して下方に垂れ下がるようにしたり
（図１５参照）、スタンド式に起立保持したり（図１６
参照）等の自由な展開態様とすることができるのは勿論
である。

【００２３】

【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、主
として屋外での取付使用中に風等で煽られることがあっ
ても支持具本体１に着脱可能に嵌着しあるいは一体形成
した転倒回転防止手段２５が取付面Ｂに当接しているこ
とで前後左右にぶれることなく安定しており、常時、取
付面Ｂに対して所定の角度で広告シートＰを支持させる
ことができ、従来のように、他に取付部の外周に阻止突
条等を突成する等の支持具本体１の一体作製工程上の煩
雑さを無くすことができる。しかも、種々の広告シート
Ｐであっても支持具具本体１の使用態様に応じて、別体
としてある種々の転倒回転防止手段２５を適宜選択して
着脱使用することで、これを体裁よく確実に支持でき所
定の広告機能を十分に発揮させることができる。

【００２４】また、予め設定された角度で傾いた状態に
広告シートＰを固定支持させることができるので、宣伝
広告の配位空間の制限に対し何等支障なく広告シートＰ
を吊持せしめることができ、使用態様により種々の広告
形態となる。

【００２５】更には、水平方向で取付面Ｂに取り付けた
支持具本体１の左右の取付部３及び連結ピン５夫々に支
持バー１５を連結して使用することで、左右前方の３方
向での宣伝効果を倍増させることができ、吊持する広告
シートＰによる看者への訴求力を増大させ、また広告シ
ートＰ等の重量増加によってもこれが撓み下がることな
くほぼ水平状に保持させることができる。

【００２６】スタンド状の使用においても、裾部２２の
広い転倒回転防止手段２５を採用することで、支持具本
体１が広告シートＰを吊持した支持バー１５の自重で転
倒することもなく、見苦しい体裁のものとならない。

【００２７】更に、転倒回転防止手段２５のスカート状
の裾部２２の底面一端に突設した突状部２３により、吸
着支持された支持具本体１が連結ピン５に連結される支
持バー１５、広告シートＰにより下方に俯くのを矯正さ
せて支持バー１５、広告シートＰ等をほぼ水平状に保持
させ得、予め連結ピン５を支持具本体１に対して僅かに
仰角状にして連設する等の支持具本体１の一体作製工程
上の煩雑さを無くすことができる。

【００２８】転倒回転防止手段２５を支持支柱２に初め
から一体状に突出成型することで、支持具本体１自体の
保持能力の増強及び量産化に同時に対応することができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例における使用状態の斜視図で
ある。

【図２】支持具本体の全体斜視図である。

【図３】別体構成とした転倒回転防止手段の正面図であ
る。

【図４】同じく平面図である。

【図５】同じく底面図である。

【図６】同じく側面図である。

【図７】同じく斜視図である。

【図８】スタンド式用の別体構成の転倒回転防止手段の
全体斜視図である。

【図９】他の実施例における転倒回転防止手段の全体斜
視図である。

【図１０】同じく他の実施例における支持具本体の側面
図である。

【図１１】他の実施例における支持具本体の平面図であ
る。

【図１２】他の実施例における支持具本体の平面図であ
る。

【図１３】他の実施例における転倒回転防止手段の全体
斜視図である。

【図１４】他の実施例における支持具本体の側面図であ
る。

【図１５】他の実施例における支持具本体の使用状態の
斜視図である。

【図１６】本考案のスタンド式の使用状態の斜視図であ
る。

【図１７】他の実施例における転倒回転防止手段の全体
斜視図である。

【符号の説明】

Ｂ 取付面 Ｐ 広告シー
ト １ 支持具本体 ２ 支持支柱 ３ 取付部 ５ 連結ピン ６ 安定突片 １０ 吸盤 １５ 支持バー ２０ 嵌合溝 ２１ 切欠部 ２２ 裾部 ２３ 突状部 ２５ 転倒回
転防止手段

Claims (6)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 取付面にほぼ平行させて配置される支持
   支柱の前側面に、支持バーが交換可能にして連結される
   連結ピンを連設し、かつ中央部における後側面に連結ピ
   ンの連設位置に対応させて、片面が左右方向に沿ってい
   て、取付面に先端面が当接する安定突片を突設して成る
   支持具本体と、支持支柱の両端部に形成した取付部夫々
   に交換可能に嵌め合わせ連結した吸盤と、前記安定突片
   に着脱自在に取付けられて、支持具本体自体の揺動、回
   転を阻止すべく可能な限り幅広状に形成された転倒回転
   防止手段とを備えて成る支持具において、転倒回転防止
   手段は、支持支柱の安定突片を嵌入する嵌合溝を中央に
   設け、支持支柱の外径に対応した円弧状の切欠部を嵌合
   溝の開口縁に形成し、支持支柱の安定突片に沿うスカー
   ト状の裾部を幅広状にして両側に突成して成ることを特
   徴とする支持具。
2. 【請求項２】 転倒回転防止手段の中央に形成した嵌合
   溝には、支持支柱の安定突片を斜向状に嵌合すべく適宜
   連結角度を付与せしめてある請求項１記載の支持具。
3. 【請求項３】 取付面にほぼ平行させて配置される支持
   支柱の前側面に、支持バーが交換可能にして連結される
   連結ピンを連設し、支持支柱の両端部に形成した取付部
   夫々に交換可能に嵌め合わせ連結した吸盤を備えて成る
   支持具本体と、支持支柱の中央部における後側面に連結
   ピンの連設位置に対応させて、片面が左右方向に沿って
   いて、取付面に先端面が当接するスカート状の裾部を幅
   広状にして支持支柱に一体突設した転倒回転防止手段と
   を備えたことを特徴とする支持具。
4. 【請求項４】 転倒回転防止手段は、連結ピンが取付面
   に対し適宜斜向角度に付与されるべく支持支柱に設けて
   ある請求項３記載の支持具。
5. 【請求項５】 転倒回転防止手段のスカート状の裾部で
   ある底面一端に突状部を設けた請求項１乃至４のいずれ
   か記載の支持具。
6. 【請求項６】 支持支柱の両端部に突成した棒状の取付
   部を適数段の段部構造に形成して、支持支柱の基部にお
   ける吸盤嵌合部分と、その両延長部に支持バーが交換可
   能にして連結される連結ピンとを連成すべく成した請求
   項１乃至５のいずれか記載の支持具。