JPH0854895A - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JPH0854895A
JPH0854895A JP6189490A JP18949094A JPH0854895A JP H0854895 A JPH0854895 A JP H0854895A JP 6189490 A JP6189490 A JP 6189490A JP 18949094 A JP18949094 A JP 18949094A JP H0854895 A JPH0854895 A JP H0854895A
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JP
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speed
signal
frame
reproducing
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JP6189490A
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Inventor
Shuji Miyasaka
修二 宮阪
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再生する音声の状態に応じて、自動的に再生
速度を変えながら再生することによって、使用者が再生
速度を設定する作業を行わなくても聞き取り易い音声を
再生できるような再生装置を提供する。 【構成】 信号が記憶されている記憶装置11と、記憶
装置11から信号を所定の時間間隔ごとのフレームに区
切りながら読み出すデータ読みだし装置12と、信号の
再生速度が可変である可変速再生装置13と、データ読
みだし装置12によって読み出されたフレーム毎の信号
の所定の特性を表すパラメータを抽出するパラメータ抽
出装置14と、パラメータ抽出装置14によって抽出さ
れたパラメータに基づいて再生速度を決定する再生速度
決定装置15とで構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記憶装置に記憶された
データを再生する際の再生速度を、記録時の記録速度と
異なる速度で再生する、主に音声用途の可変速再生機能
をもった再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、記憶装置に記憶されたデータを再
生する際の再生速度を、記録時の記録速度と異なる速度
で再生する可変速再生方式に関する研究開発が盛んに行
われており(例えば、鈴木、三崎:信学技報、SP90-34、
pp1-8,1990-8 参照)、そのような技術を、VTRやLL
システムに応用した機器の開発も進んでいる。この様な
従来の機器で再生を行う場合においては、まず、再生速
度を使用者が指定する必要がある。その後、指定された
再生速度に応じて、記憶装置からデータが読み出され
る。その読み出されたデータに対し、指定された再生速
度に応じた再生速度変換処理を施して、再生音を得る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の方
法では、使用者が再生速度を指定しなくてはならないの
で、例えば会話音声等をメディアから再生する場合に
は、記録されている沈黙部分については早送りで聞き飛
ばしたり、声が小さくて聞き取りにくい箇所については
ゆっくり聞いたり、早口で聞き取りにくい箇所について
はゆっくり聞いたり、といったことを、短い時間間隔で
行おうとすると、極めて操作が煩雑になってしまう。ま
してや、文節と文節の間などの短い無音期間を詰めなが
ら早聞きするというようなことは不可能である。
【0004】そこで、本発明の再生装置は、再生する音
声の状態に応じて、自動的に、再生速度を変えながら再
生することによって、使用者が再生速度を設定する作業
を軽減できるような、再生装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の再生装置は、信号が記憶されている記憶装
置と、上記記憶装置から信号を所定の時間間隔ごとのフ
レームに区切りながら読み出すデータ読みだし装置と、
信号の再生速度が可変である可変速再生装置と、上記デ
ータ読みだし装置によって読み出されたフレーム毎の信
号の所定の特性を表すパラメータを抽出するパラメータ
抽出装置と、上記パラメータ抽出装置によって抽出され
たパラメータに基づいて再生速度を決定する再生速度決
定装置とを有し、上記可変速再生装置では、上記再生速
度決定装置によって決定された再生速度で上記データ読
みだし装置によって読みだした信号を再生するととも
に、逐次上記データ読みだし装置で、次時刻のフレーム
の信号を読み出すことを特徴とするものである。
【0006】上記記憶装置に記憶されている信号は音声
信号であり、上記パラメータ抽出装置は各フレーム信号
の音圧レベルを抽出し、上記再生速度決定装置は、上記
抽出された音圧レベルに応じて予め設定されている再生
速度を選択するよう構成してもよい。
【0007】また、上記抽出された音圧レベルが所定値
以下の場合は、該音圧レベルが該所定値より大きい場合
よりも高速に再生するようにしてもよい。
【0008】さらには、上記抽出された音圧レベルが小
さいほど低速で再生し、前記所定値が大きいほど高速で
再生してもよい。
【0009】また、上記パラメータ抽出装置は、現在の
フレーム信号が音声か非音声かを判定するためのパラメ
ータを抽出し、上記再生速度決定装置は、現在のフレー
ム信号が音声か非音声かに応じて再生速度を決定するよ
う構成することができる。
【0010】また、上記再生速度決定装置は、現在のフ
レーム信号が音声である場合は非音声である場合より低
速で再生するようにしてもよい。
【0011】また、上記再生速度決定装置は、過去の複
数フレーム分のパラメータから再生速度を決定するよう
にしてもよい。
【0012】過去の複数フレーム分のパラメータ間の変
動が大きい場合は、該変動が小さい場合より低速で再生
することを特徴とする請求項7記載の再生装置。
【0013】さらに、上記記憶装置に記憶されている信
号は映像信号であり、上記パラメータ抽出装置は、該映
像信号フレーム間の動きベクトルの大きさを抽出し、該
動きベクトルの大きさが大きいほど低速で、また小さい
ほど高速で再生するよう構成してもよい。
【0014】また、本発明の再生装置は、圧縮符号化デ
ータが記憶されている記憶装置と、上記記憶装置から該
圧縮符号化データを所定の時間間隔ごとのフレームに区
切りながら読み出すデータ読みだし装置と、該圧縮符号
化データを元の信号に復号化する復号化装置と、信号の
再生速度が可変である可変速再生装置と、上記データ読
みだし装置によって読み出された圧縮符号化データか
ら、信号の所定の特性を表すパラメータを抽出するパラ
メータ抽出装置と、上記パラメータ抽出装置によって抽
出されたパラメータに基づいて再生速度を決定する再生
速度決定装置とを有し、上記復号化装置で復号化された
信号を、上記可変速再生装置で、上記再生速度決定装置
によって決定された再生速度で再生するとともに、逐次
上記データ読みだし装置で、次時刻のフレームの信号を
読み出すことを特徴とするものである。
【0015】上記記憶装置に記憶されている圧縮符号化
データは、元の信号の振幅の大きさを表すスケールファ
クタを含む圧縮符号化データであり、上記パラメータ抽
出装置で圧縮符号化データから抽出するパラメータは該
スケールファクタであるようにしてもよい。
【0016】また、上述した記憶装置は半導体メモリ装
置で構成することができる。
【0017】
【作用】本発明は上記の構成によって、まず、デジタル
信号が記憶されている記憶装置から、データ読みだし装
置を用いて、デジタルデータを所定の時間間隔ごとのフ
レームに区切りながら読み出す。
【0018】次に、パラメータ抽出装置によって、該フ
レーム信号の所定の特性を表すパラメータ、例えば、振
幅を表すパラメータ等を抽出する。次に、再生速度決定
装置で上記パラメータ抽出装置によって抽出されたパラ
メータに基づいて、該フレーム信号の再生速度を決定す
る。例えば振幅値が、所定の値以下の場合は、該フレー
ムは無音区間であると判断し、聞き飛ばしの処理を行う
ために、高速な再生速度を決定する。可変速再生装置で
は、上記再生速度決定装置によって決定された再生速度
で、該フレーム信号を再生する。同時に、上記データ読
みだし装置では、上記再生速度決定装置によって決定さ
れた再生速度に応じて、上記記憶装置から、次の時刻の
フレーム信号を読み出し、上記の処理を繰り返す。
【0019】この様な処理を行うことによって、再生す
る音声の状態に応じて、自動的に、再生速度を変えなが
ら再生することができるので、使用者が再生速度を設定
する作業を軽減することができることとなる。
【0020】また、デジタル信号が記憶されている記憶
装置から、データ読みだし装置を用いて、デジタルデー
タを所定の時間間隔のフレームに区切って読み出し、次
に、音声/非音声判定装置によって、該フレーム信号が
音声信号か非音声信号かを判定し、次に、再生速度決定
装置で上記判定結果に基づいて、該フレーム信号の再生
速度を決定し、可変速再生装置では、上記再生速度決定
装置によって決定された再生速度で、該フレーム信号を
再生する。同時に、上記データ読みだし装置では、上記
再生速度決定装置によって決定された現フレームの再生
速度に応じて、上記記憶装置から次の時刻のフレーム信
号を読み出す。その後、上記の処理を繰り返すことによ
って、再生する音声の状態に応じて、自動的に再生速度
を変えながら再生することができるので、使用者が再生
速度を設定する作業を軽減することができることとな
る。
【0021】また、圧縮符号化データが記憶されている
記憶装置から、データ読みだし装置を用いて、所定の時
間間隔のフレーム毎に読み出し、次に、パラメータ抽出
装置によって、圧縮符号化データのなかから、元の信号
の振幅の大きさを表すスケールファクタを抽出し、次
に、再生速度決定装置で上記パラメータ抽出装置によっ
て抽出されたパラメータに基づいて、該フレーム信号の
再生速度を決定し、可変速再生装置では、該圧縮符号化
データを上記復号化装置で復号化した信号を上記再生速
度決定装置によって決定された再生速度で再生する。同
時に、上記データ読みだし装置では、上記再生速度決定
装置によって決定された現フレームの再生速度に応じ
て、上記記憶装置から、次の時刻のフレーム信号を読み
出す。その後、上記の処理を繰り返すことによって、再
生する音声の状態に応じて、自動的に再生速度を変えな
がら再生することができるので、使用者が再生速度を設
定する作業を軽減することができることとなる。
【0022】また、圧縮符号化データが記憶されている
記憶装置から、データ読みだし装置を用いて、所定の時
間間隔のフレーム毎に読み出し、次にパラメータ抽出装
置によって、圧縮符号化データのなかから、元の信号を
合成する為の合成フィルタのフィルタ係数を抽出し、次
に、再生速度決定装置で上記パラメータ抽出装置によっ
て抽出されたパラメータに基づいて、該フレーム信号の
再生速度を決定し、可変速再生装置では、該圧縮符号化
データを上記復号化装置で復号化した信号を上記再生速
度決定装置によって決定された再生速度で再生する。同
時に、上記データ読みだし装置では、上記再生速度決定
装置によって決定された現フレームの再生速度に応じ
て、上記記憶装置から次の時刻のフレーム信号を読み出
す。その後、上記の処理を繰り返すことによって、再生
する音声の状態に応じて、自動的に再生速度を変えなが
ら再生することができるので、使用者が再生速度を設定
する作業を軽減することができることとなる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の再生装置について、図面を参
照しながら説明する。
【0024】図1は本発明の第1の実施例における再生
装置の構成を示すブロック図である。図1において、1
1は信号が記憶されている記憶装置、12は記憶装置1
1から信号を所定の時間間隔(以下、フレームと呼ぶ)
ごとに区切りながら読み出すデータ読みだし装置、13
は信号の再生速度を可変できる可変速再生装置、14は
データ読みだし装置12によって読み出されたフレーム
毎の信号の所定の特性を表すパラメータを抽出するパラ
メータ抽出装置、15はパラメータ抽出装置14によっ
て抽出されたパラメータに基づいて再生速度を決定する
再生速度決定装置である。
【0025】図2は、データ読みだし装置12によっ
て、所定の時間間隔ごとのフレームに区切りながら読み
出された信号の様子を示した図である。横軸は時間、縦
軸は振幅を表わしており、また左端の枠で囲まれたデー
タは第1フレームのデータ、左から2番目の枠に囲まれ
たデータは第2フレームのデータ、・・・、右端の枠で
囲まれたデータは第9フレームのデータに相当するもの
である。
【0026】図3は、パラメータ抽出装置14によっ
て、各フレームの信号の特性を表すパラメータとして、
図2に示すフレーム毎の信号の最大振幅値を抽出した結
果を示す図である。
【0027】図4は、再生速度決定装置15によって、
各フレームの信号の再生速度を決定するための処理のフ
ローチャートである。
【0028】以上のように構成された再生装置につい
て、以下その動作について図1から図4を用いて説明す
る。
【0029】図1において、記憶装置11には、予めデ
ジタル音声データが記憶されているものとする。データ
読みだし装置12は、まず、記憶装置11から1フレー
ム分のデータを読み出す。本実施例では、図2の一番左
端の枠の中の様なデータがまず読み出されたものとす
る。次に、パラメータ抽出装置14では、上記の様に読
み出されたフレームのデータの最大振幅値をそのレーム
の信号の特性を表すパラメータとして抽出する。本実施
例では、図3に示したように、第1フレームのパラメー
タとして、振幅値50が抽出されたものとする。次に再
生速度決定装置15では、図4に示すフローチャートに
従って、そのフレームの再生速度が決定される。該フロ
ーチャートでは、そのフレームの最大振幅値が100よ
り大きければ、再生速度は1、最大振幅値が100以下
であれば、再生速度は2と言うように再生速度を決定す
るようになっている。本実施例では、第1フレームの最
大振幅値は50であるので、再生速度2と決定される。
本実施例では、記録時の記録速度と同様の速度で再生す
る場合、つまり通常速度での再生を、再生速度1として
おり、再生速度2と言うのは、通常速度の2倍の早聞き
再生の再生速度を表している。つまり、最大振幅値50
と言うのは、そのフレームには有効な音声データがな
く、そのフレームが無音声部であると判断されるので、
通常速度の2倍の早聞き再生によって聞き飛ばすことを
自動的に行うわけである。
【0030】次に、可変速再生装置13では、実際に、
再生速度2倍の速度変換処理を施して、そのフレームの
音声データを出力する。本実施例では、速度変換処理
は、従来から広く行われている、どのような速度変換処
理方式を用いてもよい(例えば、「鈴木、三崎:信学技
報、SP90-34、pp1-8,1990-8」 参照)。この時、データ
読みだし装置12では、現フレームのデータが、2倍速
の再生速度で再生処理されていると言う情報を、再生速
度決定装置15から受け取り、その再生速度に応じて、
次時刻のフレームを記憶装置11から読み出す。つま
り、現フレームが、2倍速の再生速度で再生処理されて
いるので、予めそれにあわせて、次時刻のフレームの信
号を通常より早めに読みだしておかなくてはならないわ
けである。
【0031】次時刻のフレームのデータが読みだされた
ら、上に示したと同様の処理によって、そのフレームの
信号の特性を表すパラメータとして、最大振幅値をパラ
メータ抽出装置14で抽出し、そのパラメータの値に基
づいて、上記再生速度決定装置15で、そのフレームの
再生速度を決定する。本実施例では、図2、図3に示す
ように、第2フレームの振幅最大値は、1200である
ので、図4に示すフローチャートに従って、再生速度1
が決定される。つまり、そのフレームが有音声部である
と判断し、通常速度の再生を行うことになる。
【0032】このような処理を、記憶装置11に格納さ
れた信号が終了するまで繰り返す。本実施例では、図
2、図3に示すように、第1、第5、第6フレームは2
倍速の高速再生されることになる。
【0033】本実施例では、記憶装置の構成は特に限定
していないが、上記に示したような処理を実現するため
には、半導体メモリのような、読みだし速度が自由にか
つ容易に変更できる記憶媒体が望ましい。
【0034】以上のように、本実施例によれば、信号が
記憶されている記憶装置と、上記記憶装置から信号を所
定の時間間隔ごとのフレームに区切りながら読み出すデ
ータ読みだし装置と、信号の再生速度が可変である可変
速再生装置と、上記データ読みだし装置によって読み出
されたフレーム毎の信号の最大振幅値を抽出するパラメ
ータ抽出装置と、上記パラメータ抽出装置によって抽出
されたパラメータに基づいて、再生速度を決定する再生
速度決定装置とを備え、まず、デジタル信号が記憶され
ている記憶装置から、データ読みだし装置を用いて、デ
ジタルデータを所定の時間間隔のフレームに区切って読
み出し、次にパラメータ抽出装置によって、該フレーム
信号の最大振幅値を抽出し、次に再生速度決定装置で上
記パラメータ抽出装置によって抽出されたパラメータに
基づいて、該フレーム信号の再生速度を決定し、可変速
再生装置では、上記再生速度決定装置によって決定され
た再生速度で、該フレーム信号を再生する。同時に、上
記データ読みだし装置では、上記再生速度決定装置によ
って決定された現フレームの再生速度に応じて、上記記
憶装置から、次の時刻のフレーム信号を読み出す。その
後、上記の処理を繰り返すことによって、再生する音声
の状態に応じて、自動的に再生速度を変えながら再生す
ることができるので、使用者が再生速度を設定する作業
を軽減することができることとなる。特に本実施例で
は、会話録音の再生の場合の会話と会話の間の無音声区
間や文節間の短い間等を、短く詰めながら聞き取ること
ができ、しかも、有音声部は通常の速度で聞き取ること
ができることとなる。
【0035】以下、本発明の第2の実施例の再生装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0036】図5は本発明の第2の実施例における再生
装置の構成を示すブロック図である。図5において、5
1は信号が記憶されている記憶装置、52は、記憶装置
51から信号を所定の時間間隔ごとのフレームに区切り
ながら読み出すデータ読みだし装置、53は信号の再生
速度が可変である可変速再生装置、54はデータ読みだ
し装置52によって読み出されたフレーム毎の信号の所
定の特性を表すパラメータを抽出するパラメータ抽出装
置であって、以上のものは第1の実施例と同様のもので
ある。本実施例が第1の実施例と異なるのは、再生速度
決定装置55内の再生速度の決定方法が第1の実施例の
再生速度決定装置15内の方法と異なる所である。
【0037】図6は、データ読みだし装置52によっ
て、所定の時間間隔ごとのフレームに区切りながら読み
出された信号の様子を示した図である。横軸は時間、縦
軸は振幅を表わしており、また左端の枠で囲まれたデー
タは第1フレームのデータ、左から2番目の枠に囲まれ
たデータは第2フレームのデータ、・・・、右端の枠で
囲まれたデータは第5フレームのデータに相当するもの
である。
【0038】図7は、パラメータ抽出装置54によっ
て、各フレームの信号の特性を表すパラメータとして、
フレーム毎の信号の最大振幅値を抽出した結果を示す図
である。
【0039】図8は、再生速度決定装置55によって、
各フレームの信号の再生速度を決定するための処理のフ
ローチャートである。
【0040】以上のように構成された再生装置につい
て、以下その動作について図5から図8を用いて説明す
る。
【0041】図5において、記憶装置51には、予めデ
ジタル音声データが記憶されているものとする。データ
読みだし装置52は、まず、記憶装置51から1フレー
ム分のデータを読み出す。本実施例では、図6の一番左
端の枠の中のようなデータがまず読み出されたものとす
る。次に、パラメータ抽出装置54では、上記の様に読
み出されたフレームのデータの最大振幅値をそのレーム
の信号の特性を表すパラメータとして抽出する。本実施
例では、図7に示したように、第1フレームのパラメー
タとして、振幅値1100が抽出されたものとする。次
に、再生速度決定装置55では、図8に示すフローチャ
ートに従って、そのフレームの再生速度が決定される。
該フローチャートでは、そのフレームの最大振幅値が1
200より大きければ再生速度は1、最大振幅値が12
00以下で800より大きければ再生速度は0.9、最
大振幅値が800以下であれば再生速度は0.8、と言
うように再生速度を決定するようになっている。本実施
例では、第1フレームの最大振幅値は1100であるの
で、再生速度0.9と決定される。本実施例では、記録
時の記録速度と同様の速度で再生する場合、つまり通常
速度での再生を、再生速度1としており、再生速度0.
9と言うのは、通常速度の0.9倍の速度の遅聞き再生
の再生速度を表している。つまり、最大振幅値1100
と言うのは、やや振幅が小さいレベルで録音されてお
り、多少聞き取りづらいと思われるので、再生速度をや
や遅くして、聞き取りやすくすることを表している。
【0042】次に、可変速再生装置53では、実際に、
再生速度0.9倍の速度変換処理を施して、そのフレー
ムの音声データを出力する。本実施例では、速度変換処
理は、従来から広く行われている、どのような速度変換
処理方式を用いてもよい(例えば、「鈴木、三崎:信学
技報、SP90-34、pp1-8,1990-8」 参照)。この時、デー
タ読みだし装置52では、現フレームのデータが、0.
9倍速の再生速度で再生処理されていると言う情報を、
再生速度決定装置55から受け取り、その再生速度に応
じて、次時刻のフレームを記憶装置51から読み出す。
つまり、現フレームが、0.9倍速の再生速度で再生処
理されているので、予めそれにあわせて、次時刻のフレ
ームの信号を通常よりおそめに読みだす訳である。
【0043】次時刻のフレームのデータが読みだされた
ら、上に示したと同様の処理によって、そのフレームの
信号の特性を表すパラメータとして、最大振幅値をパラ
メータ抽出装置54で抽出し、そのパラメータの値に基
づいて、再生速度決定装置55で、そのフレームの再生
速度を決定する。本実施例では、図6、図7に示すよう
に、第2フレームの振幅最大値は1400であるので、
図8に示すフローチャートに従って、再生速度1が決定
される。つまり、そのフレームは、十分に大きい振幅レ
ベルで録音されており、聞き取りやすいフレームである
と判断し、通常速度の再生を行うことになる。
【0044】このような処理を、記憶装置51に格納さ
れた信号が終了するまで繰り返す。本実施例では、各フ
レームのパラメータの値は図7に示すようになってお
り、図8に示すフローチャートに従って再生速度を決定
するので、第1フレームは0.9倍速の低速再生され、
第2、第3フレームは通常再生され、第4、第5フレー
ムは0.8倍速の低速再生されることになる。
【0045】以上のように、本実施例によれば、信号が
記憶されている記憶装置と、上記記憶装置から信号を所
定の時間間隔ごとのフレームに区切りながら読み出すデ
ータ読みだし装置と、信号の再生速度が可変である可変
速再生装置と、上記データ読みだし装置によって読み出
されたフレーム毎の信号の最大振幅値を抽出するパラメ
ータ抽出装置と、上記パラメータ抽出装置によって抽出
されたパラメータに基づいて、再生速度を決定する再生
速度決定装置とを備え、まず、デジタル信号が記憶され
ている記憶装置から、データ読みだし装置を用いて、デ
ジタルデータを所定の時間間隔のフレームに区切って読
み出し、次にパラメータ抽出装置によって、該フレーム
信号の最大振幅値を抽出し、次に再生速度決定装置で上
記パラメータ抽出装置によって抽出されたパラメータに
基づいて、該フレーム信号の再生速度を決定し、可変速
再生装置では、上記再生速度決定装置によって決定され
た再生速度で、該フレーム信号を再生する。同時に、上
記データ読みだし装置では、上記再生速度決定装置によ
って決定された現フレームの再生速度に応じて、上記記
憶装置から、次の時刻のフレーム信号を読み出す。その
後、上記の処理を繰り返すことによって、再生する音声
の状態に応じて、自動的に再生速度を変えながら再生す
ることができるので、使用者が再生速度を設定する作業
を軽減することができることとなる。特に本実施例で
は、会話録音の再生などの場合で、録音レベルが十分大
きく聞き取りやすい箇所は通常の速度で再生し、録音レ
ベルが小さく聞き取りにくい箇所は低速で再生しする事
によって、聞き取りやすくすることができることとな
る。
【0046】勿論、録音レベルが十分大きく聞き取りや
すい箇所を、通常の速度以上の速度で再生するように、
再生速度の決定方法を変更してもよい。つまり、録音レ
ベルが小さく聞き取りにくいと思われる箇所を、そうで
ない箇所より低速で再生することによって聞き取りやす
くすれば良いわけである。
【0047】以下、本発明の第3の実施例の再生装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0048】図9は本発明の第3の実施例における再生
装置の構成を示すブロック図である。図9において、9
1は信号が記憶されている記憶装置、92は、記憶装置
91から信号を所定の時間間隔ごとのフレームに区切り
ながら読み出すデータ読みだし装置、93は信号の再生
速度が可変である可変速再生装置、94は、データ読み
だし装置92によって読み出されたフレーム毎の信号の
所定の特性を表すパラメータを抽出するパラメータ抽出
装置であって、以上のものは第1の実施例と同様のもの
である。本実施例が第1の実施例と異なるのは、再生速
度決定装置95内の再生速度の決定方法が第1の実施例
の再生速度決定装置15内の方法と異なる所である。
【0049】図10は、データ読みだし装置92によっ
て、所定の時間間隔ごとのフレームに区切りながら読み
出された信号の様子を示した図である。横軸は時間、縦
軸は振幅を表わしており、また左端の枠で囲まれたデー
タは第1フレームのデータ、左から2番目の枠に囲まれ
たデータは第2フレームのデータ、・・・、右端の枠で
囲まれたデータは第7フレームのデータに相当するもの
である。
【0050】図11は、パラメータ抽出装置94によっ
て、各フレームの信号の特性を表すパラメータとして、
フレーム毎の信号の最大振幅値を抽出した結果を示す図
である。
【0051】図12は、再生速度決定装置95によっ
て、各フレームの信号の再生速度を決定するための処理
のフローチャートである。
【0052】以上のように構成された再生装置につい
て、以下その動作について図9から図12を用いて説明
する。
【0053】図9において、記憶装置91には、予めデ
ジタル音声データが記憶されているものとする。データ
読みだし装置92は、まず、記憶装置91から1フレー
ム分のデータを読み出す。本実施例では、図10の一番
左端の枠の中の様なデータがまず読み出されたものとす
る。次に、パラメータ抽出装置94では、上記の様に読
み出されたフレームのデータの最大振幅値をそのレーム
の信号の特性を表すパラメータとして抽出する。本実施
例では、図11に示したように、第1フレームのパラメ
ータとして、振幅値1100が抽出されたものとする。
次に再生速度決定装置95では、図12に示すフローチ
ャートに従って、そのフレームの再生速度が決定され
る。該フローチャートでは、そのフレームの最大振幅値
が1200より大きければ再生速度は1、最大振幅値が
1200以下で800より大きければ再生速度は0.
9、最大振幅値が800以下で100より大きければ再
生速度は0.8、最大振幅値が100以下であれば再生
速度は2.0、と言うように再生速度を決定するように
なっている。
【0054】本実施例では、第1フレームの最大振幅値
は1100であるので、再生速度0.9と決定される。
本実施例では、記録時の記録速度と同様の速度で再生す
る場合、つまり通常速度での再生を、再生速度1として
おり、再生速度0.9と言うのは、通常速度の0.9倍
の速度の遅聞き再生の再生速度を表している。つまり、
最大振幅値1100と言うのは、やや振幅が小さいレベ
ルで録音されており、多少聞き取りづらいと思われるの
で、再生速度をやや遅くして、聞き取りやすくすること
を表している。
【0055】次に、可変速再生装置93では、実際に、
再生速度0.9倍の速度変換処理を施して、そのフレー
ムの音声データを出力する。本実施例では、速度変換処
理は、従来から広く行われている、どのような速度変換
処理方式を用いてもよい(例えば、「鈴木、三崎:信学
技報、SP90-34、pp1-8,1990-8」 参照)。この時、デー
タ読みだし装置92では、現フレームのデータが、0.
9倍速の再生速度で再生処理されていると言う情報を、
上記再生速度決定装置95から受け取り、その再生速度
に応じて、次時刻のフレームを上記記憶装置91から読
み出す。つまり、現フレームが、0.9倍速の再生速度
で再生処理されているので、予めそれにあわせて、次時
刻のフレームの信号を通常よりおそめに読みだす訳であ
る。
【0056】次時刻のフレームのデータが読みだされた
ら、上に示したと同様の処理によって、そのフレームの
信号の特性を表すパラメータとして、最大振幅値を上記
パラメータ抽出装置94で抽出し、そのパラメータの値
に基づいて、再生速度決定装置95で、そのフレームの
再生速度を決定する。本実施例では、図10、図11に
示すように、第2フレームの振幅最大値は1400であ
るので、図12に示すフローチャートに従って、再生速
度1が決定される。つまり、そのフレームは、十分に大
きい振幅レベルで録音されており、聞き取りやすいフレ
ームであると判断し、通常速度の再生を行うことにな
る。
【0057】このような処理を、記憶装置91に格納さ
れた信号が終了するまで繰り返す。本実施例では、各フ
レームのパラメータの値は図11に示すようになってお
り、図12に示すフローチャートに従って再生速度を決
定するので、第1フレームは0.9倍速の低速再生さ
れ、第2、第3フレームは通常再生され、第4、第5フ
レームは0.8倍速の低速再生され、第6、第7フレー
ムは2.0倍の高速再生されることになる。
【0058】以上のように、本実施例によれば、信号が
記憶されている記憶装置と、上記記憶装置から信号を所
定の時間間隔ごとのフレームに区切りながら読み出すデ
ータ読みだし装置と、信号の再生速度が可変である可変
速再生装置と、上記データ読みだし装置によって読み出
されたフレーム毎の信号の最大振幅値を抽出するパラメ
ータ抽出装置と、上記パラメータ抽出装置によって抽出
されたパラメータに基づいて、再生速度を決定する再生
速度決定装置とを備え、まず、デジタル信号が記憶され
ている記憶装置から、データ読みだし装置を用いて、デ
ジタルデータを所定の時間間隔のフレームに区切って読
み出し、次にパラメータ抽出装置によって、該フレーム
信号の最大振幅値を抽出し、次に再生速度決定装置で上
記パラメータ抽出装置によって抽出されたパラメータに
基づいて、該フレーム信号の再生速度を決定し、可変速
再生装置では、上記再生速度決定装置によって決定され
た再生速度で、該フレーム信号を再生する。同時に、上
記データ読みだし装置では、上記再生速度決定装置によ
って決定された現フレームの再生速度に応じて、上記記
憶装置から、次の時刻のフレーム信号を読み出す。その
後、上記の処理を繰り返すことによって、再生する音声
の状態に応じて、自動的に再生速度を変えながら再生す
ることができるので、使用者が再生速度を設定する作業
を軽減することができることとなる。特に本実施例で
は、会話録音の再生などの場合で、録音レベルが十分大
きく聞き取りやすい箇所は、通常の速度で再生し、録音
レベルが小さく聞き取りにくい箇所は、低速で再生しす
る事によって、聞き取りやすくすることができることと
なる。さらに、録音レベル極端に小さい箇所は、無音声
区間であると判断できるので、2倍速の高速再生によっ
て聞き飛ばすことが出来ることとなる。
【0059】以下、本発明の第4の実施例の再生装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0060】図13は本発明の第4の実施例における再
生装置の構成を示すブロック図である。図13におい
て、131は信号が記憶されている記憶装置、132
は、記憶装置131から信号を所定の時間間隔ごとのフ
レームに区切りながら読み出すデータ読みだし装置、1
33は信号の再生速度が可変である可変速再生装置であ
って、以上のものは第1の実施例と同様のものである。
本実施例が第1の実施例と異なるのは、データ読みだし
装置132によって読み出されたフレーム毎の信号が音
声か非音声かを判定する音声/非音声判定装置134を
設け、再生速度決定装置135内の再生速度の決定方法
が第1の実施例の再生速度決定装置15内の方法と異な
る所である。
【0061】図14は、データ読みだし装置132によ
って、所定の時間間隔ごとのフレームに区切りながら読
み出された信号の様子を示した図である。横軸は時間、
縦軸は振幅を表わしており、また左端の枠で囲まれたデ
ータは第1フレームのデータ、左から2番目の枠に囲ま
れたデータは第2フレームのデータ、・・・、右端の枠
で囲まれたデータは第5フレームのデータに相当するも
のである。
【0062】図15は、音声/非音声判定装置134に
よる、各フレームの信号が音声か非音声かの判定の結果
を表す図である。
【0063】図16は、再生速度決定装置135によっ
て、各フレームの信号の再生速度を決定するための処理
のフローチャートである。
【0064】以上のように構成された再生装置につい
て、以下その動作について図13から図16を用いて説
明する。
【0065】図13において、記憶装置131には、予
めデジタル音声データが記憶されているものとする。デ
ータ読みだし装置132は、まず、記憶装置131から
1フレーム分のデータを読み出す。本実施例では、図1
4の一番左端の枠の中の様なデータがまず読み出された
ものとする。次に、音声/非音声判定装置134では、
上記の様に読み出されたフレームのデータが音声か非音
声かを判定する。本実施例では、音声/非音声の判定の
方法は、従来から広く行われている、どのような方法を
用いてもよい(例えば、中藤、則松、直野:”ファジー
推論による音声/雑音判別方式の検討”、音響学会講演
論文集、1ー1ー13(1993.3) 参照)。その他、入力音中の
母音区間を検出し、有音区間長に対する、前記検出した
母音区間長の比を求め、その比によって音声/非音声の
判定を行う方法など、種々の手法が知られている。
【0066】本実施例では、図15に示したように、第
1フレームは非音声であると判定されたものとする。次
に再生速度決定装置135では、図16に示すフローチ
ャートに従って、そのフレームの再生速度が決定され
る。該フローチャートでは、そのフレームが、音声デー
タのフレームなら再生速度は1、非音声データのフレー
ムなら再生速度は2と言うように再生速度を決定するよ
うになっている。
【0067】本実施例では、第1フレームは、非音声で
あると判定されているので、再生速度2と決定される。
本実施例では、記録時の記録速度と同様の速度で再生す
る場合、つまり通常速度での再生を再生速度1としてお
り、再生速度2と言うのは、通常速度の2倍の早聞き再
生の再生速度を表している。つまり、非音声の部分は聞
き飛ばすことによって、時間の無駄を省くことを意図し
ている。
【0068】次に、可変速再生装置133では、実際
に、再生速度2倍の速度変換処理を施して、そのフレー
ムの音声データを出力する。本実施例では、速度変換処
理は、従来から広く行われている、どのような速度変換
処理方式を用いてもよい(例えば、「鈴木、三崎:信学
技報、SP90-34、pp1-8,1990-8」 参照)。この時、デー
タ読みだし装置132では、現フレームのデータが、2
倍速の再生速度で再生処理されていると言う情報を再生
速度決定装置135から受け取り、その再生速度に応じ
て、次時刻のフレームを記憶装置131から読み出す。
つまり、現フレームが、2倍速の再生速度で再生処理さ
れているので、予めそれにあわせて、次時刻のフレーム
の信号を通常より早く読みだす訳である。
【0069】次時刻のフレームのデータが読みだされた
ら、上に示したと同様の処理によって、そのフレームの
信号が音声か非音声かを判定し、その結果に基づいて、
再生速度決定装置135で、そのフレームの再生速度を
決定する。本実施例では、図14、図15に示すよう
に、第2、第3フレームが音声フレームであるので、図
16に示すフローチャートに従って、再生速度1が決定
される。つまり、そのフレームは、聞き取りやすくする
ために、通常速度の再生を行うことになる。それ以外の
フレームは非音声フレームであるので、図16に示すフ
ローチャートに従って、再生速度2が決定される。つま
り、そのフレームは、会話の録音などの場合あまり意味
を持たない場合が多いので、高速再生によって、再生時
間の効率化を図る。
【0070】以上のように、本実施例によれば、信号が
記憶されている記憶装置と、上記記憶装置から信号を所
定の時間間隔ごとのフレームに区切りながら読み出すデ
ータ読みだし装置と、信号の再生速度が可変である可変
速再生装置と、上記データ読みだし装置によって読み出
されたフレーム毎の信号が音声か非音声かを判定する音
声/非音声判定装置と、上記判定結果に基づいて再生速
度を決定する再生速度決定装置とを備え、まず、デジタ
ル信号が記憶されている記憶装置から、データ読みだし
装置を用いて、デジタルデータを所定の時間間隔のフレ
ームに区切って読み出し、次に、音声/非音声判定装置
によって、該フレーム信号が音声信号か非音声信号かを
判定し、次に、再生速度決定装置で上記判定結果に基づ
いて、該フレーム信号の再生速度を決定し、可変速再生
装置では、上記再生速度決定装置によって決定された再
生速度で、該フレーム信号を再生する。同時に、上記デ
ータ読みだし装置では、上記再生速度決定装置によって
決定された現フレームの再生速度に応じて、上記記憶装
置から次の時刻のフレーム信号を読み出す。その後、上
記の処理を繰り返すことによって、再生する音声の状態
に応じて、自動的に再生速度を変えながら再生すること
ができるので、使用者が再生速度を設定する作業を軽減
することができることとなる。特に本実施例では、音声
フレームは聞き取りやすく再生するために通常の速度で
再生し、非音声フレームは会話の録音などの場合あまり
意味を持たない場合が多いので、高速再生によって、再
生時間の効率化を図ることが出来ることとなる。
【0071】勿論、音声フレームを、通常の速度以下の
速度で再生するように、再生速度の決定方法を変更して
もよいし、非音声フレームを、2倍速以上の速度で再生
するように、再生速度の決定方法を変更してもよい。つ
まり、音声フレームを非音声フレームよりききとりやす
くすれば良いわけである。
【0072】以下、本発明の第5の実施例の再生装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0073】図17は本発明の第5の実施例における再
生装置の構成を示すブロック図である。図17におい
て、171は信号が記憶されている記憶装置、172
は、記憶装置171から信号を所定の時間間隔ごとのフ
レームに区切りながら読み出すデータ読みだし装置、1
73は信号の再生速度が可変である可変速再生装置であ
って、以上のものは第1の実施例と同様のものである。
本実施例が第1の実施例と異なるのは、データ読みだし
装置172によって読み出されたフレーム毎の信号の所
定の特性を表すパラメータを抽出するパラメータ抽出装
置174を設け、この抽出するパラメータが第1の実施
例と異なる点と、パラメータ抽出装置174によって抽
出された複数フレームのパラメータに基づいて、再生速
度を決定する再生速度決定装置175である点と、デー
タ読みだし装置172によって読み出されたフレーム毎
の信号を所定の時間だけ遅延させて可変速再生装置17
3に送出する遅延装置176を設けた点である。
【0074】図18は、パラメータ抽出装置174によ
って、各フレームの信号の特性を表すパラメータとし
て、フレーム毎の信号の第1ホルマント周波数を抽出し
た結果を示す図であり、単位は周波数(Hz)である。
【0075】図19は、パラメータ抽出装置174によ
って抽出された第1ホルマント周波数の、連続した4フ
レーム分の標準偏差を示す図である。
【0076】図20は、再生速度決定装置175によっ
て、各フレームの信号の再生速度を決定するための処理
のフローチャートである。
【0077】以上のように構成された再生装置につい
て、以下その動作について図17から図20を用いて説
明する。
【0078】図17において、記憶装置171には、予
めデジタル音声データが記憶されているものとする。デ
ータ読みだし装置172は、記憶装置171から、1フ
レーム分のデータを逐次読み出す。パラメータ抽出装置
174では、上記の様に読み出されたフレームのデータ
の第1ホルマント周波数をそのフレームの信号の特性を
表すパラメータとして抽出する。ここで、第1ホルマン
ト周波数を抽出する方法は、一般的に広く用いられてい
るどの様な方法でもよく、例えば、FFTケプストラム
を用いる方法や、LPCケプストラムを用いる方法など
がある(伊福部達著:「音声タイプライタの設計」、Q
C出版社 pp74ー92)。
【0079】本実施例では、各フレームに対してそれぞ
れホルマント周波数が、図18に示したように抽出され
るものとする。再生速度決定装置175では、図20に
示すフローチャートに従って、再生速度が決定される。
該フローチャートでは、連続した4フレーム分の第1ホ
ルマント周波数の標準偏差が20Hz以上の場合は再生
速度は0.7、そうでない場合は再生速度は1.0と言
うように再生速度を決定するようになっている。本実施
例では、図19に示したように最初の4フレームについ
ては、第1ホルマント周波数の標準偏差が29.58H
zであり、2フレーム目からの4フレームについては、
第1ホルマント周波数の標準偏差が14.79であり、
それ以降も第1ホルマント周波数の標準偏差は20以下
である。よって、第1フレームは、再生速度は0.7と
なり、第2フレーム以降は、再生速度は1.0となる。
【0080】本実施例では、記録時の記録速度と同様の
速度で再生する場合、つまり通常速度での再生を再生速
度1としており、再生速度1と言うのは、通常の再生速
度を表しており、再生速度0.7と言うのは、通常速度
の0.7倍の遅聞き再生の再生速度を表している。つま
り、第1ホルマント周波数の標準偏差が20Hz以上と
いうのは、その付近の信号の周波数変動が激しいという
事を示しており、第1ホルマント周波数の標準偏差が2
0Hzより小さいというのは、その付近の信号の周波数
は安定しているという事を示しているので、周波数変動
が激しい箇所、つまり早口で喋っている様な音声が録音
されている場合は、ゆっくりとした再生速度で再生する
事によって、聞き取りやすい再生を行い、そうでない箇
所では通常速度で再生するようにするわけである。
【0081】可変速再生装置173では、実際に、第1
フレームでは0.7倍の速度変換処理を施し、第2フレ
ーム以降は通常の再生速度で再生して、音声データを出
力する。ここで、注意しなくてはならないことは、ある
時刻の信号を再生するときには、既に4フレーム分後の
信号が、記憶装置171から読み出されているので、デ
ータ読みだし装置172から、可変速再生装置173に
データを送出する際、間に設けられた遅延装置176を
介して、4フレーム時刻分データを遅延させるというこ
とである。
【0082】以上のように、本実施例によれば、信号が
記憶されている記憶装置と、上記記憶装置から信号を所
定の時間間隔ごとのフレームに区切りながら読み出すデ
ータ読みだし装置と、信号の再生速度が可変である可変
速再生装置と、上記データ読みだし装置によって読み出
されたフレーム毎の信号の所定の特性を表すパラメータ
を抽出するパラメータ抽出装置と、上記パラメータ抽出
装置によって抽出された過去の複数フレームのパラメー
タに基づいて、再生速度を決定する再生速度決定装置
と、上記データ読みだし装置によって読み出されたフレ
ーム毎の信号を所定の時間だけ遅延させて上記可変速再
生装置に送出する遅延装置とを備え、デジタル信号が記
憶されている記憶装置から、データ読みだし装置を用い
て、デジタルデータを所定の時間間隔のフレームに区切
って読み出し、パラメータ抽出装置によって、該フレー
ム信号の第1ホルマント周波数を抽出し、再生速度決定
装置で上記パラメータ抽出装置によって抽出された第1
ホルマント周波数の連続した4フレーム分の標準偏差に
基づいて再生速度を決定し、可変速再生装置では、上記
再生速度決定装置によって決定された再生速度で再生す
る。この時、再生する信号は、上記遅延装置によって4
フレーム分遅延させられたフレームの信号とする。その
様な処理を行う事によって、再生する音声の状態に応じ
て、自動的に再生速度を変えながら再生することができ
るので、使用者が再生速度を設定する作業を軽減するこ
とができることとなる。特に本実施例では、会話録音の
再生の場合、早口で話している様な音声が録音されてい
る場合は、つまり時間的な周波数の変動が激しい場合は
低速で再生し、そうでない場合は通常再生することがで
きることとなり、聞き取りやすい再生が行える事とな
る。
【0083】なお、本実施例において、171を映像信
号が記憶されている記憶装置、172を、上記記憶装置
から映像信号をフレーム毎に読み出すデータ読みだし装
置、173を、映像信号を可変速再生する可変速再装
置、174を、映像信号の隣接するフレーム間の動きベ
クトルの総和を求めるパラメータ抽出装置、175を、
上記パラメータ抽出装置によって抽出された動きベクト
ルの総和に基づいて、再生速度を決定する再生速度決定
装置、176を、上記データ読みだし装置によって読み
出されたフレーム毎の信号を所定の時間だけ遅延させて
上記可変速再生装置に送出する遅延装置とすると、映像
信号再生用に適用した場合の再生装置の実施例になる。
つまり、動きベクトルの総和に対して、所定の閾値を設
け、該動きベクトルの総和が該閾値以上の場合は、動き
の激しい場面を撮影した映像であると判断し、低速再生
することによって見やすい映像に再生し、そうでない場
合は通常速度での再生を行う様にする。このようにする
事によって、音声再生用途として本実施例で示したと同
様の効果を、映像信号再生装置としても用いることがで
きることとなる。
【0084】以下、本発明の第6の実施例の再生装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0085】図21は本発明の第6の実施例における再
生装置の構成を示すブロック図である。図21におい
て、211は圧縮符号化データが記憶されている記憶装
置、212は、記憶装置211から該圧縮符号化データ
を所定の時間間隔ごとのフレームに区切りながら読み出
すデータ読みだし装置、213は該圧縮符号化データを
元の信号に復号化する復号化装置、214は信号の再生
速度が可変である可変速再生装置、215は、データ読
みだし装置212によって読み出された圧縮符号化デー
タから、信号の所定の特性を表すパラメータを抽出する
パラメータ抽出装置、216は、パラメータ抽出装置2
15によって抽出されたパラメータに基づいて、再生速
度を決定する再生速度決定装置である。
【0086】図22は、記憶装置211に記憶されてい
る圧縮符号化データのデータフォーマットの概略図であ
る。各フレーム毎の圧縮符号化データは、元の信号の振
幅の大きさを表すスケールファクタと、該スケールファ
クタで正規化した音声データを符号化したデータとで構
成されている。
【0087】図23は、パラメータ抽出装置215によ
って、各フレームの信号の特性を表すパラメータとし
て、該スケールファクタを抽出した結果を示す図であ
る。
【0088】図24は、再生速度決定装置216によっ
て、各フレームの信号の再生速度を決定するための処理
のフローチャートである。
【0089】以上のように構成された再生装置につい
て、以下その動作について図21から図24を用いて説
明する。
【0090】図21において、記憶装置211には、予
めデジタル音声データを圧縮符号化したデータが記憶さ
れているものとする。該圧縮符号化データのデータフォ
ーマットは、図22に示すように、元の信号の振幅の大
きさを表すスケールファクタと、該スケールファクタで
正規化した音声データを符号化したデータとで構成され
ている。
【0091】データ読みだし装置212は、まず記憶装
置211から、1フレーム分のデータを読み出す。次
に、パラメータ抽出装置215では、上記の様に読み出
された圧縮符号化データからスケールファクタの情報を
抽出する。本実施例では、図23に示したように、第1
フレームのスケールファクタとして、値50が抽出され
たものとする。次に上記再生速度決定装置216では、
図24に示すフローチャートに従って、そのフレームの
再生速度が決定される。該フローチャートでは、そのフ
レームのスケールファクタが100より大きければ再生
速度は1、最大振幅値が100以下であれば再生速度は
2と言うように再生速度を決定するようになっている。
本実施例では、第1フレームの最大振幅値は50である
ので、再生速度2と決定される。本実施例では、記録時
の記録速度と同様の速度で再生する場合、つまり通常速
度での再生を、再生速度1としており、再生速度2と言
うのは、通常速度の2倍の早聞き再生の再生速度を表し
ている。つまり、スケールファクタが50と言うのは、
そのフレームの元の信号の振幅は非常に小さいので、そ
のフレームには有効な音声データがなく、そのフレーム
が無音声部であると判断されるので、通常速度の2倍の
早聞き再生によって聞き飛ばすことを自動的に行うわけ
である。復号化装置213で、データ読みだし装置21
2から読み出された圧縮符号化データを復号化した後、
可変速再生装置214で、実際に、再生速度2倍の速度
変換処理を施して、そのフレームの音声データを出力す
る。この時、データ読みだし装置212では、現フレー
ムのデータが、2倍速の再生速度で再生処理されている
と言う情報を再生速度決定装置216から受け取り、そ
の再生速度に応じて、次時刻のフレームを上記記憶装置
211から読み出す。つまり、現フレームが、2倍速の
再生速度で再生処理されているので、予めそれにあわせ
て、次時刻のフレームの信号を通常より早めに読みだし
ておかなくてはならないわけである。
【0092】次時刻のフレームのデータが読みだされた
ら、上に示したと同様の処理によって、そのフレームの
特性を表すパラメータとして、スケールファクタをパラ
メータ抽出装置215で抽出し、そのパラメータの値に
基づいて、再生速度決定装置216で、そのフレームの
再生速度を決定する。本実施例では、図23に示すよう
に、第2フレームのスケールファクタは1200である
ので、図24に示すフローチャートに従って、再生速度
1が決定される。つまり、そのフレームが有音声部であ
ると判断し、通常速度の再生を行うことになる。
【0093】このような処理を、記憶装置211に格納
された圧縮符号化データが終了するまで繰り返す。本実
施例では、図23に示すように、第1、第5、第6フレ
ームは、2倍速の高速再生されることになる。
【0094】以上のように、本実施例によれば、圧縮符
号化データが記憶されている記憶装置と、上記記憶装置
から該圧縮符号化データを所定の時間間隔ごとのフレー
ムに区切りながら読み出すデータ読みだし装置と、該圧
縮符号化データを元の信号に復号化する復号化装置と、
信号の再生速度が可変である可変速再生装置と、上記デ
ータ読みだし装置によって読み出された圧縮符号化デー
タから、信号の所定の特性を表すパラメータを抽出する
パラメータ抽出装置と、上記パラメータ抽出装置によっ
て抽出されたパラメータに基づいて、再生速度を決定す
る再生速度決定装置とを備え、まず、圧縮符号化データ
が記憶されている記憶装置から、データ読みだし装置を
用いて、所定の時間間隔のフレーム毎に読み出し、次
に、パラメータ抽出装置によって、圧縮符号化データの
なかから、元の信号の振幅の大きさを表すスケールファ
クタを抽出し、次に、再生速度決定装置で上記パラメー
タ抽出装置によって抽出されたパラメータに基づいて、
該フレーム信号の再生速度を決定し、可変速再生装置で
は、該圧縮符号化データを上記復号化装置で復号化した
信号を上記再生速度決定装置によって決定された再生速
度で再生する。同時に、上記データ読みだし装置では、
上記再生速度決定装置によって決定された現フレームの
再生速度に応じて、上記記憶装置から、次の時刻のフレ
ーム信号を読み出す。その後、上記の処理を繰り返すこ
とによって、再生する音声の状態に応じて、自動的に再
生速度を変えながら再生することができるので、使用者
が再生速度を設定する作業を軽減することができること
となる。特に本実施例では、会話録音の再生の場合の会
話と会話の間の無音声区間や文節間の短い間等を、短く
詰めながら聞き取ることができ、しかも、有音声部は、
通常の速度で聞き取ることができることとなる。しかも
本実施例では、圧縮符号化されたデータを復号化しなが
ら、可変速再生する過程において、再生速度を決定する
ためのパラメータを、圧縮符号化データ内から直接抽出
するので、再生速度を決定するための処理にかかる処理
量が、再生速度を決定するためのパラメータを復号化し
た波形からもとめるよりも少なくてすむこととなる。
【0095】以下、本発明の第7の実施例の再生装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0096】図25は本発明の第7の実施例における再
生装置の構成を示すブロック図である。図25におい
て、251は圧縮符号化データが記憶されている記憶装
置、252は、記憶装置251から該圧縮符号化データ
を所定の時間間隔ごとのフレームに区切りながら読み出
すデータ読みだし装置、253は該圧縮符号化データを
元の信号に復号化する復号化装置、254は信号の再生
速度が可変である可変速再生装置であって、以上のもの
は第6に実施例と同様のものである。本実施例が第6に
実施例と異なるのは、データ読みだし装置252によっ
て読み出された圧縮符号化データから、信号の所定の特
性を表すパラメータを抽出するパラメータ抽出装置25
5を設け、これにより抽出するパラメータが第6の実施
例と異なる点と、パラメータ抽出装置255によって抽
出されたパラメータに基づいて、再生速度を決定する再
生速度決定装置256を設け、その決定の方法が第6の
実施例と異なる点である。
【0097】図26は、記憶装置251に記憶されてい
る圧縮符号化データのデータフォーマットの概略図であ
る。各フレーム毎の圧縮符号化データは、元の信号を合
成する為の合成フィルタのフィルタ係数と、該合成フィ
ルタを駆動する音源パルス情報を符号化したデータとで
構成されている。
【0098】図27は、再生速度決定装置256によっ
て、各フレームの信号の再生速度を決定するための処理
のフローチャートである。
【0099】以上のように構成された再生装置につい
て、以下その動作について図25から図27を用いて説
明する。
【0100】図25において、記憶装置251には、予
めデジタル音声データを圧縮符号化したデータが記憶さ
れているものとする。該圧縮符号化データのデータフォ
ーマットは、図26に示すように、各フレーム毎の圧縮
符号化データは、元の信号を合成する為の合成フィルタ
のフィルタ係数と、該合成フィルタを駆動する音源パル
ス情報を符号化したデータとで構成されている。
【0101】データ読みだし装置252は、まず、記憶
装置251から、1フレーム分のデータを読み出す。次
に、パラメータ抽出装置255では、上記の様に読み出
された圧縮符号化データからフィルタ係数の情報を抽出
する。
【0102】次に上記再生速度決定装置256では、図
27に示すフローチャートに従って、そのフレームの再
生速度が決定される。該フローチャートでは、そのフレ
ームのフィルタ係数から、該フレームの信号の周波数ス
ペクトルを推定し、該フレームの信号が雑音成分の信号
かどうかを判定し、雑音成分の信号でなければ再生速度
は1、雑音成分の信号でならば再生速度は2と言うよう
に再生速度を決定するようになっている。ここで、フィ
ルタ係数から周波数スペクトルを推定する方法は、従来
から行われているいかなる方法でもよい(伊福部達著:
「音声タイプライタの設計」、QC出版社 pp74ー92)。
【0103】復号化装置253で、データ読みだし装置
252から読み出された圧縮符号化データを復号化した
後、可変速再生装置254で、実際に速度変換処理を施
して、そのフレームの音声データを出力する。この時、
データ読みだし装置252では、現フレームのデータの
再生速度の情報を、再生速度決定装置256から受け取
り、その再生速度に応じて、次時刻のフレームを上記記
憶装置251から読み出す。
【0104】次時刻のフレームのデータが読みだされた
ら、上に示したと同様の処理によって、そのフレームの
特性を表すパラメータとして、フィルタ係数をパラメー
タ抽出装置255で抽出し、そのパラメータの値に基づ
いて、再生速度決定装置256で、そのフレームの再生
速度を決定する。このような処理を、記憶装置251に
格納された圧縮符号化データが終了するまで繰り返す。
【0105】以上のように、本実施例によれば、圧縮符
号化データが記憶されている記憶装置と、上記記憶装置
から該圧縮符号化データを所定の時間間隔ごとのフレー
ムに区切りながら読み出すデータ読みだし装置と、該圧
縮符号化データを元の信号に復号化する復号化装置と、
信号の再生速度が可変である可変速再生装置と、上記デ
ータ読みだし装置によって読み出された圧縮符号化デー
タから、信号の所定の特性を表すパラメータを抽出する
パラメータ抽出装置と、上記パラメータ抽出装置によっ
て抽出されたパラメータに基づいて、再生速度を決定す
る再生速度決定装置とを備え、まず、圧縮符号化データ
が記憶されている記憶装置から、データ読みだし装置を
用いて、所定の時間間隔のフレーム毎に読み出し、次に
パラメータ抽出装置によって、圧縮符号化データのなか
から、元の信号を合成する為の合成フィルタのフィルタ
係数を抽出し、次に、再生速度決定装置で上記パラメー
タ抽出装置によって抽出されたパラメータに基づいて、
該フレーム信号の再生速度を決定し、可変速再生装置で
は、該圧縮符号化データを上記復号化装置で復号化した
信号を上記再生速度決定装置によって決定された再生速
度で再生する。同時に、上記データ読みだし装置では、
上記再生速度決定装置によって決定された現フレームの
再生速度に応じて、上記記憶装置から次の時刻のフレー
ム信号を読み出す。その後、上記の処理を繰り返すこと
によって、再生する音声の状態に応じて、自動的に再生
速度を変えながら再生することができるので、使用者が
再生速度を設定する作業を軽減することができることと
なる。特に本実施例では、会話録音の再生の場合の会話
と会話の間の無音声区間や文節間の短い間等を、短く詰
めながら聞き取ることができ、しかも、有音声部は、通
常の速度で聞き取ることができることとなる。しかも本
実施例では、圧縮符号化されたデータを復号化しなが
ら、可変速再生する過程において、再生速度を決定する
ためのパラメータを、圧縮符号化データ内から直接抽出
するので、再生速度を決定するための処理にかかる処理
量が、再生速度を決定するためのパラメータを復号化し
た波形からもとめるよりも少なくてすむこととなる。し
かも第6の実施例では、音圧レベルのみで音声部か否か
を判定していたが、本実施例では、周波数スペクトルを
推定して該判断を行うので、より正確な判定が行える事
となる。
【0106】
【発明の効果】以上のように、本発明の再生装置は、信
号が記憶されている記憶装置と、上記記憶装置から信号
を所定の時間間隔ごとのフレームに区切りながら読み出
すデータ読みだし装置と、信号の再生速度が可変である
可変速再生装置と、上記データ読みだし装置によって読
み出されたフレーム毎の信号の所定の特性を表すパラメ
ータを抽出するパラメータ抽出装置と、上記パラメータ
抽出装置によって抽出されたパラメータに基づいて、再
生速度を決定する再生速度決定装置とを有し、まず、デ
ジタル信号が記憶されている記憶装置から、データ読み
だし装置を用いて、デジタルデータを所定の時間間隔ご
とのフレームに区切りながら読み出す。次に、パラメー
タ抽出装置によって、該フレーム信号の所定の特性を表
すパラメータ、例えば、振幅を表すパラメータ等を抽出
する。次に、再生速度決定装置で上記パラメータ抽出装
置によって抽出されたパラメータに基づいて、該フレー
ム信号の再生速度を決定する。例えば振幅値が、所定の
値以下の場合は、該フレームは無音区間であると判断
し、聞き飛ばしの処理を行うために、高速な再生速度を
決定する。可変速再生装置では、上記再生速度決定装置
によって決定された再生速度で、該フレーム信号を再生
する。同時に、上記データ読みだし装置では、上記再生
速度決定装置によって決定された再生速度に応じて、上
記記憶装置から、次の時刻のフレーム信号を読み出し、
上記の処理を繰り返す。この様な処理を行うことによっ
て、再生する音声の状態に応じて、自動的に再生速度を
変えながら再生することができるので、使用者が再生速
度を設定する作業を軽減することができることとなる。
【0107】また、本発明の再生装置は、信号が記憶さ
れている記憶装置と、上記記憶装置から信号を所定の時
間間隔ごとのフレームに区切りながら読み出すデータ読
みだし装置と、信号の再生速度が可変である可変速再生
装置と、上記データ読みだし装置によって読み出された
フレーム毎の信号が音声か非音声かを判定する音声/非
音声判定装置と、上記判定結果に基づいて再生速度を決
定する再生速度決定装置とを備え、まず、デジタル信号
が記憶されている記憶装置から、データ読みだし装置を
用いて、デジタルデータを所定の時間間隔のフレームに
区切って読み出し、次に、音声/非音声判定装置によっ
て、該フレーム信号が音声信号か非音声信号かを判定
し、次に、再生速度決定装置で上記判定結果に基づい
て、該フレーム信号の再生速度を決定し、可変速再生装
置では、上記再生速度決定装置によって決定された再生
速度で、該フレーム信号を再生する。同時に、上記デー
タ読みだし装置では、上記再生速度決定装置によって決
定された現フレームの再生速度に応じて、上記記憶装置
から次の時刻のフレーム信号を読み出す。その後、上記
の処理を繰り返すことによって、再生する音声の状態に
応じて、自動的に再生速度を変えながら再生することが
できるので、使用者が再生速度を設定する作業を軽減す
ることができることとなる。特に、本発明は、音声フレ
ームは聞き取りやすく再生するために通常の速度で再生
し、非音声フレームは会話の録音などの場合あまり意味
を持たない場合が多いので、高速再生によって、再生時
間の効率化を図ることが出来ることとなる。
【0108】また、本発明の再生装置は、圧縮符号化デ
ータが記憶されている記憶装置と、上記記憶装置から該
圧縮符号化データを所定の時間間隔ごとのフレームに区
切りながら読み出すデータ読みだし装置と、該圧縮符号
化データを元の信号に復号化する復号化装置と、信号の
再生速度が可変である可変速再生装置と、上記データ読
みだし装置によって読み出された圧縮符号化データか
ら、信号の所定の特性を表すパラメータを抽出するパラ
メータ抽出装置と、上記パラメータ抽出装置によって抽
出されたパラメータに基づいて、再生速度を決定する再
生速度決定装置とを備え、まず、圧縮符号化データが記
憶されている記憶装置から、データ読みだし装置を用い
て、所定の時間間隔のフレーム毎に読み出し、次に、パ
ラメータ抽出装置によって、圧縮符号化データのなかか
ら、元の信号の振幅の大きさを表すスケールファクタを
抽出し、次に、再生速度決定装置で上記パラメータ抽出
装置によって抽出されたパラメータに基づいて、該フレ
ーム信号の再生速度を決定し、可変速再生装置では、該
圧縮符号化データを上記復号化装置で復号化した信号を
上記再生速度決定装置によって決定された再生速度で再
生する。同時に、上記データ読みだし装置では、上記再
生速度決定装置によって決定された現フレームの再生速
度に応じて、上記記憶装置から、次の時刻のフレーム信
号を読み出す。その後、上記の処理を繰り返すことによ
って、再生する音声の状態に応じて、自動的に再生速度
を変えながら再生することができるので、使用者が再生
速度を設定する作業を軽減することができることとな
る。特に本発明では、会話録音の再生の場合の会話と会
話の間の無音声区間や文節間の短い間等を、短く詰めな
がら聞き取ることができ、しかも、有音声部は、通常の
速度で聞き取ることができることとなる。しかも、圧縮
符号化されたデータを復号化しながら、可変速再生する
過程において、再生速度を決定するためのパラメータ
を、圧縮符号化データ内から直接抽出するので、再生速
度を決定するための処理にかかる処理量が、再生速度を
決定するためのパラメータを復号化した波形からもとめ
るよりも少なくてすむこととなる。
【0109】さらに、本発明の再生装置は、圧縮符号化
データが記憶されている記憶装置と、上記記憶装置から
該圧縮符号化データを所定の時間間隔ごとのフレームに
区切りながら読み出すデータ読みだし装置と、該圧縮符
号化データを元の信号に復号化する復号化装置と、信号
の再生速度が可変である可変速再生装置と、上記データ
読みだし装置によって読み出された圧縮符号化データか
ら、信号の所定の特性を表すパラメータを抽出するパラ
メータ抽出装置と、上記パラメータ抽出装置によって抽
出されたパラメータに基づいて、再生速度を決定する再
生速度決定装置とを備え、まず、圧縮符号化データが記
憶されている記憶装置から、データ読みだし装置を用い
て、所定の時間間隔のフレーム毎に読み出し、次にパラ
メータ抽出装置によって、圧縮符号化データのなかか
ら、元の信号を合成する為の合成フィルタのフィルタ係
数を抽出し、次に、再生速度決定装置で上記パラメータ
抽出装置によって抽出されたパラメータに基づいて、該
フレーム信号の再生速度を決定し、可変速再生装置で
は、該圧縮符号化データを上記復号化装置で復号化した
信号を上記再生速度決定装置によって決定された再生速
度で再生する。同時に、上記データ読みだし装置では、
上記再生速度決定装置によって決定された現フレームの
再生速度に応じて、上記記憶装置から次の時刻のフレー
ム信号を読み出す。その後、上記の処理を繰り返すこと
によって、再生する音声の状態に応じて、自動的に再生
速度を変えながら再生することができるので、使用者が
再生速度を設定する作業を軽減することができることと
なる。特に本発明では、会話録音の再生の場合の会話と
会話の間の無音声区間や文節間の短い間等を、短く詰め
ながら聞き取ることができ、しかも、有音声部は、通常
の速度で聞き取ることができることとなる。しかも、圧
縮符号化されたデータを復号化しながら、可変速再生す
る過程において、再生速度を決定するためのパラメータ
を、圧縮符号化データ内から直接抽出するので、再生速
度を決定するための処理にかかる処理量が、再生速度を
決定するためのパラメータを復号化した波形からもとめ
るよりも少なくてすむこととなる。しかも本発明では、
周波数スペクトルを推定して該判断を行うので、より正
確な判定が行える事となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における再生装置の構成
を示すブロック図
【図2】所定の時間間隔ごとのフレームに区切りながら
読み出された信号の様子を示した図
【図3】フレーム毎の信号の最大振幅値を抽出した結果
を示す図
【図4】第1の実施例に係る再生速度を決定するための
処理のフローチャート
【図5】本発明の第2の実施例における再生装置の構成
を示すブロック図
【図6】所定の時間間隔ごとのフレームに区切りながら
読み出された信号の様子を示した図
【図7】フレーム毎の信号の最大振幅値を抽出した結果
を示す図
【図8】第2の実施例に係る再生速度を決定するための
処理のフローチャート
【図9】本発明の第3の実施例における再生装置の構成
を示すブロック図
【図10】所定の時間間隔ごとのフレームに区切りなが
ら読み出された信号の様子を示した図
【図11】フレーム毎の信号の最大振幅値を抽出した結
果を示す図
【図12】第3の実施例に係る再生速度を決定するため
の処理のフローチャート
【図13】本発明の第4の実施例における再生装置の構
成を示すブロック図
【図14】所定の時間間隔ごとのフレームに区切りなが
ら読み出された信号の様子を示した図
【図15】各フレームの信号が音声か非音声かの判定の
結果を表す図
【図16】第4の実施例に係る再生速度を決定するため
の処理のフローチャート
【図17】本発明の第5の実施例における再生装置の構
成を示すブロック図
【図18】フレーム毎の信号の第1ホルマント周波数を
抽出した結果を示す図
【図19】第1ホルマント周波数の、連続した4フレー
ム分の標準偏差を示す図
【図20】第5の実施例に係る再生速度を決定するため
の処理のフローチャート
【図21】本発明の第6の実施例における再生装置の構
成を示すブロック図
【図22】圧縮符号化データのデータフォーマットの概
略図
【図23】スケールファクタを抽出した結果を示す図
【図24】第6の実施例に係る再生速度を決定するため
の処理のフローチャート
【図25】本発明の第7の実施例における再生装置の構
成を示すブロック図
【図26】圧縮符号化データのデータフォーマットの概
略図
【図27】第7の実施例に係る再生速度を決定するため
の処理のフローチャート
【符号の説明】
11、51、91、131、171、211、251
記憶装置 12、52、92、132、172、212、252
データ読みだし装置 13、53、93、133、173、214、254
可変速再生装置 14、54、94、174、215、255 パラメー
タ抽出装置 15、55、95、135、175、216、256
再生速度決定装置 134 音声/非音声判定装置 176 遅延装置 213、253 復号化装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号が記憶されている記憶装置と、上記記
    憶装置から信号を所定の時間間隔ごとのフレームに区切
    りながら読み出すデータ読みだし装置と、信号の再生速
    度が可変である可変速再生装置と、上記データ読みだし
    装置によって読み出されたフレーム毎の信号の所定の特
    性を表すパラメータを抽出するパラメータ抽出装置と、
    上記パラメータ抽出装置によって抽出されたパラメータ
    に基づいて再生速度を決定する再生速度決定装置とを有
    し、上記可変速再生装置では、上記再生速度決定装置に
    よって決定された再生速度で上記データ読みだし装置に
    よって読みだした信号を再生するとともに、逐次上記デ
    ータ読みだし装置で、次時刻のフレームの信号を読み出
    すことを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】上記記憶装置に記憶されている信号は音声
    信号であり、上記パラメータ抽出装置は各フレーム信号
    の音圧レベルを抽出し、上記再生速度決定装置は、上記
    抽出された音圧レベルに応じて予め設定されている再生
    速度を選択することを特徴とする請求項1記載の再生装
    置。
  3. 【請求項3】上記抽出された音圧レベルが所定値以下の
    場合は、該音圧レベルが該所定値より大きい場合よりも
    高速に再生することを特徴とする請求項2記載の再生装
    置。
  4. 【請求項4】上記抽出された音圧レベルが小さいほど低
    速で再生し、前記所定値が大きいほど高速で再生するこ
    とを特徴とする請求項2記載の再生装置。
  5. 【請求項5】上記パラメータ抽出装置は、現在のフレー
    ム信号が音声か非音声かを判定するためのパラメータを
    抽出し、上記再生速度決定装置は、現在のフレーム信号
    が音声か非音声かに応じて再生速度を決定することを特
    徴とする請求項1記載の再生装置。
  6. 【請求項6】上記再生速度決定装置は、現在のフレーム
    信号が音声である場合は非音声である場合より低速で再
    生することを特徴とする請求項5記載の再生装置。
  7. 【請求項7】上記再生速度決定装置は、過去の複数フレ
    ーム分のパラメータから再生速度を決定することを特徴
    とする請求項1記載の再生装置。
  8. 【請求項8】過去の複数フレーム分のパラメータ間の変
    動が大きい場合は、該変動が小さい場合より低速で再生
    することを特徴とする請求項7記載の再生装置。
  9. 【請求項9】上記記憶装置に記憶されている信号は、映
    像信号であり、上記パラメータ抽出装置は、該映像信号
    フレーム間の動きベクトルの大きさを抽出し、該動きベ
    クトルの大きさが大きいほど低速で、また小さいほど高
    速で再生することを特徴とする請求項1記載の再生装
    置。
  10. 【請求項10】圧縮符号化データが記憶されている記憶
    装置と、上記記憶装置から該圧縮符号化データを所定の
    時間間隔ごとのフレームに区切りながら読み出すデータ
    読みだし装置と、該圧縮符号化データを元の信号に復号
    化する復号化装置と、信号の再生速度が可変である可変
    速再生装置と、上記データ読みだし装置によって読み出
    された圧縮符号化データから、信号の所定の特性を表す
    パラメータを抽出するパラメータ抽出装置と、上記パラ
    メータ抽出装置によって抽出されたパラメータに基づい
    て再生速度を決定する再生速度決定装置とを有し、上記
    復号化装置で復号化された信号を、上記可変速再生装置
    で、上記再生速度決定装置によって決定された再生速度
    で再生するとともに、逐次上記データ読みだし装置で、
    次時刻のフレームの信号を読み出すことを特徴とする再
    生装置。
  11. 【請求項11】上記記憶装置に記憶されている圧縮符号
    化データは、元の信号の振幅の大きさを表すスケールフ
    ァクタを含む圧縮符号化データであり、上記パラメータ
    抽出装置で圧縮符号化データから抽出するパラメータは
    該スケールファクタであることを特徴とする請求項10
    記載の再生装置。
  12. 【請求項12】上記記憶装置は半導体メモリ装置である
    ことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれかに
    記載の再生装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004531766A (ja) * 2001-05-11 2004-10-14 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 無音検出
JP2006121570A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Pioneer Electronic Corp 変速再生装置及び変速再生方法
JP2008276122A (ja) * 2007-05-07 2008-11-13 Univ Of Electro-Communications 再生装置
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JP4785328B2 (ja) * 2000-08-10 2011-10-05 トムソン ライセンシング オーディオ速度変換を可能にするシステムおよび方法

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