JPH0854088A - リブ付管の接続構造 - Google Patents
リブ付管の接続構造Info
- Publication number
- JPH0854088A JPH0854088A JP6187113A JP18711394A JPH0854088A JP H0854088 A JPH0854088 A JP H0854088A JP 6187113 A JP6187113 A JP 6187113A JP 18711394 A JP18711394 A JP 18711394A JP H0854088 A JPH0854088 A JP H0854088A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rib
- pipe
- ribs
- rubber packing
- height
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Joints With Pressure Members (AREA)
- Joints With Sleeves (AREA)
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リブ付管にゴムパッキングを嵌着するために
大きな力を必要とせず、能率的に接続作業ができるリブ
付管の接続構造を提供する。 【構成】 拡径された受口部11を有するリブ付管1の
受口部11内に、他のリブ付管2の挿入部21が挿入さ
れて接続されている。挿入部21のリブ22の高さはこ
のリブ付管2の挿入部21以外のリブ23の高さのほゞ
半分であり、該リブ22、22間には環状のゴムパッキ
ング3が嵌着されてなる。
大きな力を必要とせず、能率的に接続作業ができるリブ
付管の接続構造を提供する。 【構成】 拡径された受口部11を有するリブ付管1の
受口部11内に、他のリブ付管2の挿入部21が挿入さ
れて接続されている。挿入部21のリブ22の高さはこ
のリブ付管2の挿入部21以外のリブ23の高さのほゞ
半分であり、該リブ22、22間には環状のゴムパッキ
ング3が嵌着されてなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外周にリブを有するリ
ブ付管の管端部同士の接続構造に関する。
ブ付管の管端部同士の接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】リブ付管は長さが4〜5mの製品とさ
れ、施工時に長さ方向に接続される。図3は従来のリブ
付管の接続構造を示す断面図であり、リブ付管8の受口
部81と他のリブ付管7の挿入部71とを接続するとき
に、挿入部71の隣り合うリブ72、72間に環状のゴ
ムパッキング30を装着する。挿入部71のリブ72は
挿入部71以外のリブ73と同じ高さであるから、リブ
72、72間にゴムパッキング30を装着するためには
リブ72の外径よりも広くゴムパッキング30を拡径し
た状態でリブ72、72間に装着する必要があり、ゴム
パッキング30は伸び難い材質であるからこれを広げる
ことは大きな力を要する作業である。82はリブ付管8
外周に設けられたリブである。
れ、施工時に長さ方向に接続される。図3は従来のリブ
付管の接続構造を示す断面図であり、リブ付管8の受口
部81と他のリブ付管7の挿入部71とを接続するとき
に、挿入部71の隣り合うリブ72、72間に環状のゴ
ムパッキング30を装着する。挿入部71のリブ72は
挿入部71以外のリブ73と同じ高さであるから、リブ
72、72間にゴムパッキング30を装着するためには
リブ72の外径よりも広くゴムパッキング30を拡径し
た状態でリブ72、72間に装着する必要があり、ゴム
パッキング30は伸び難い材質であるからこれを広げる
ことは大きな力を要する作業である。82はリブ付管8
外周に設けられたリブである。
【0003】このような環状ゴムパッキングの装着を容
易にするためのものとして、特開平4−228990号
公報により、リブ付管のリブ外径とほゞ等しい内径を有
する短管の一端部周縁に、リブ間に嵌着される環状ゴム
パッキングの一方の肩部が固着され、この固着部を支点
としてゴムパッキングが短管の外側に反転可能となされ
たリブ付管装着用パッキングが開示されている。
易にするためのものとして、特開平4−228990号
公報により、リブ付管のリブ外径とほゞ等しい内径を有
する短管の一端部周縁に、リブ間に嵌着される環状ゴム
パッキングの一方の肩部が固着され、この固着部を支点
としてゴムパッキングが短管の外側に反転可能となされ
たリブ付管装着用パッキングが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載のもの
によると、ゴムパッキングを嵌着しようとする位置まで
は短管の外周面にゴムパッキングを反転したまゝ運ぶこ
とができ、嵌着位置でゴムパッキングを逆方向へ反転、
即ち、元の位置に戻すだけでリブ間に嵌着できるので、
リブ間に嵌着するときだけはゴムパッキングをリブ外径
よりも広く手で広げる作業は不要である。しかし、短管
の外周面にゴムパッキングを反転する際にリブの外径ま
でゴムパッキングを拡径する作業は必要である。
によると、ゴムパッキングを嵌着しようとする位置まで
は短管の外周面にゴムパッキングを反転したまゝ運ぶこ
とができ、嵌着位置でゴムパッキングを逆方向へ反転、
即ち、元の位置に戻すだけでリブ間に嵌着できるので、
リブ間に嵌着するときだけはゴムパッキングをリブ外径
よりも広く手で広げる作業は不要である。しかし、短管
の外周面にゴムパッキングを反転する際にリブの外径ま
でゴムパッキングを拡径する作業は必要である。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解消し、リブ
付管にゴムパッキングを嵌着するために大きな力を必要
とせず、能率的に接続作業ができるリブ付管の接続構造
を提供することを目的とする。
付管にゴムパッキングを嵌着するために大きな力を必要
とせず、能率的に接続作業ができるリブ付管の接続構造
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明リブ付管の接続構
造は、受口部を有するリブ付管と、該受口部に挿入され
る挿入部を有するリブ付管との接続構造であって、挿入
部のリブが挿入部以外のリブよりも高さが低くなされ、
該挿入部のリブ間に環状のゴムパッキングが嵌着されて
なることを特徴とするものである。
造は、受口部を有するリブ付管と、該受口部に挿入され
る挿入部を有するリブ付管との接続構造であって、挿入
部のリブが挿入部以外のリブよりも高さが低くなされ、
該挿入部のリブ間に環状のゴムパッキングが嵌着されて
なることを特徴とするものである。
【0007】従来の挿入部のリブの高さは通常管本体の
外径の約1.1倍であるが、本発明においては約1.0
5倍、即ち、従来のリブの高さの約半分程度が好まし
い。従って、リブ間に嵌着するゴムパッキングの高さも
これに伴い高さの低いものを用いる。
外径の約1.1倍であるが、本発明においては約1.0
5倍、即ち、従来のリブの高さの約半分程度が好まし
い。従って、リブ間に嵌着するゴムパッキングの高さも
これに伴い高さの低いものを用いる。
【0008】ゴムパッキングは伸びが小さく、これを伸
ばしながら拡径するのは大きな力を必要とする困難な作
業であるが、このように挿入部のリブを高さの低いもの
とすると、ゴムパッキングを嵌着するために広げる径が
少なくなり、拡径に要する力は小さくてすむ。更に、ゴ
ムパッキングの厚さも薄くなるので拡径に要する力を一
層小さくすることができる。
ばしながら拡径するのは大きな力を必要とする困難な作
業であるが、このように挿入部のリブを高さの低いもの
とすると、ゴムパッキングを嵌着するために広げる径が
少なくなり、拡径に要する力は小さくてすむ。更に、ゴ
ムパッキングの厚さも薄くなるので拡径に要する力を一
層小さくすることができる。
【0009】管表面にリブを形成するには、従来、厚肉
成形部と薄肉成形部が形成され、ベルト状に連結された
複数のモールドブロックによりマンドレルを囲み、モー
ルドブロックとマンドレルとの間に形成されるキャビテ
ィ空間に樹脂材料を押出すとともに、モールドブロック
を順次送り出して管体を成形するようになされた合成樹
脂管の製造装置が使用されている。
成形部と薄肉成形部が形成され、ベルト状に連結された
複数のモールドブロックによりマンドレルを囲み、モー
ルドブロックとマンドレルとの間に形成されるキャビテ
ィ空間に樹脂材料を押出すとともに、モールドブロック
を順次送り出して管体を成形するようになされた合成樹
脂管の製造装置が使用されている。
【0010】図2は本発明で使用するリブ付管を製造す
るためのモールドブロックの一部を示す断面図であり、
モールドブロック4、5、6、・・・が多数連結された
ものである。本発明における挿入部のリブの高さを他の
部分のリブよりも約半分の高さとするには、例えば図2
に示す上記複数個の従来のモールドブロック4、5、
6、・・・の一部の厚肉成形部51の深さ、即ち、リブ
の高さに相当する深さを他の厚肉成形部41、61の深
さの約半分とすれば、そのモールドブロック5により成
形されるリブの高さを約半分に形成することができる。
るためのモールドブロックの一部を示す断面図であり、
モールドブロック4、5、6、・・・が多数連結された
ものである。本発明における挿入部のリブの高さを他の
部分のリブよりも約半分の高さとするには、例えば図2
に示す上記複数個の従来のモールドブロック4、5、
6、・・・の一部の厚肉成形部51の深さ、即ち、リブ
の高さに相当する深さを他の厚肉成形部41、61の深
さの約半分とすれば、そのモールドブロック5により成
形されるリブの高さを約半分に形成することができる。
【0011】尚、受口部外側のリブの高さは他の部分の
リブの高さと等しくても支障はないが、受口部外側のリ
ブも他の部分のリブの高さの約半分とすれば、軽量化を
計るとともに使用材料を少なくすることができる。又、
受口部の外径が小さくなるので、保管、運搬、施工等に
おいて便利である。更に、受口部と挿入部との両方にリ
ブを有するので、接続部の必要な耐圧縮変形性を維持す
ることもできる。
リブの高さと等しくても支障はないが、受口部外側のリ
ブも他の部分のリブの高さの約半分とすれば、軽量化を
計るとともに使用材料を少なくすることができる。又、
受口部の外径が小さくなるので、保管、運搬、施工等に
おいて便利である。更に、受口部と挿入部との両方にリ
ブを有するので、接続部の必要な耐圧縮変形性を維持す
ることもできる。
【0012】
【作用】挿入部のリブを挿入部以外の部分のリブよりも
高さの低いものとすると、ゴムパッキングを嵌着するた
めに広げる径が少なくなり、拡径に要する力は小さくて
すむ。更に、ゴムパッキングの厚さも薄くなるので拡径
に要する力を一層小さくすることができる。
高さの低いものとすると、ゴムパッキングを嵌着するた
めに広げる径が少なくなり、拡径に要する力は小さくて
すむ。更に、ゴムパッキングの厚さも薄くなるので拡径
に要する力を一層小さくすることができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明リブ付管の接続構造の実施例を
図面を参照して説明する。図1は本発明リブ付管の接続
構造の実施例を示す断面図であり、拡径された受口部1
1を有するリブ付管1の受口部11内に、他のリブ付管
2の挿入部21が挿入されて接続されている。挿入部2
1のリブ22の高さはこのリブ付管2の挿入部21以外
のリブ23の高さのほゞ半分である。挿入部21のリブ
22、22間には環状のゴムパッキング3が嵌着され、
該ゴムパッキング3の外面の一部はリブ22よりもやや
高くなる形状であるが、受口部21に挿入された状態で
は圧縮されてリブ22とほゞ同じ高さである。
図面を参照して説明する。図1は本発明リブ付管の接続
構造の実施例を示す断面図であり、拡径された受口部1
1を有するリブ付管1の受口部11内に、他のリブ付管
2の挿入部21が挿入されて接続されている。挿入部2
1のリブ22の高さはこのリブ付管2の挿入部21以外
のリブ23の高さのほゞ半分である。挿入部21のリブ
22、22間には環状のゴムパッキング3が嵌着され、
該ゴムパッキング3の外面の一部はリブ22よりもやや
高くなる形状であるが、受口部21に挿入された状態で
は圧縮されてリブ22とほゞ同じ高さである。
【0014】尚、本実施例では受口部11外周のリブ1
2の高さも受口部11以外のリブ13の高さのほゞ半分
となされている。このリブ12が低くなされた分だけリ
ブ12を形成する材料は少なくなり、受口部11は軽量
となる。又、受口部11の外寸法も小さくすることがで
きる。上記挿入部21のリブ22、22間にゴムパッキ
ング3を嵌着するにあたり、ゴムパッキング3を低いリ
ブ22の高さに拡径するだけで嵌着することができ、拡
径のために大きな力を必要とせず非常に能率的、且つ容
易に作業することができた。
2の高さも受口部11以外のリブ13の高さのほゞ半分
となされている。このリブ12が低くなされた分だけリ
ブ12を形成する材料は少なくなり、受口部11は軽量
となる。又、受口部11の外寸法も小さくすることがで
きる。上記挿入部21のリブ22、22間にゴムパッキ
ング3を嵌着するにあたり、ゴムパッキング3を低いリ
ブ22の高さに拡径するだけで嵌着することができ、拡
径のために大きな力を必要とせず非常に能率的、且つ容
易に作業することができた。
【0015】
【発明の効果】本発明リブ付管の接続構造は以上の構成
であり、挿入部のリブが挿入部以外のリブよりも高さが
低くなされているので、該リブ間にゴムパッキングを嵌
着する作業が非常に容易であり、能率的に接続すること
ができる。
であり、挿入部のリブが挿入部以外のリブよりも高さが
低くなされているので、該リブ間にゴムパッキングを嵌
着する作業が非常に容易であり、能率的に接続すること
ができる。
【0016】
【図1】本発明リブ付管の接続構造の実施例を示す断面
図。
図。
【図2】リブ成形モールドブロックの断面図。
【図3】従来のリブ付管の接続構造を示す断面図。
1,2,7,8:リブ付管 3,30 :ゴムパッキング 4,5,6 :モールドブロック 11,81 :受口部 12,13,22,23,72,73,82:リブ 21,71 :挿入部 41,51,61:厚肉成形部
Claims (1)
- 【請求項1】 受口部を有するリブ付管と、該受口部に
挿入される挿入部を有するリブ付管との接続構造であっ
て、挿入部のリブが挿入部以外のリブよりも高さが低く
なされ、該挿入部のリブ間に環状のゴムパッキングが嵌
着されてなることを特徴とするリブ付管の接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6187113A JPH0854088A (ja) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | リブ付管の接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6187113A JPH0854088A (ja) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | リブ付管の接続構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0854088A true JPH0854088A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16200338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6187113A Pending JPH0854088A (ja) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | リブ付管の接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0854088A (ja) |
-
1994
- 1994-08-09 JP JP6187113A patent/JPH0854088A/ja active Pending
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