JPH0853182A - Ｃｄメディア収納容器 - Google Patents
Ｃｄメディア収納容器Info
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- JPH0853182A JPH0853182A JP18606694A JP18606694A JPH0853182A JP H0853182 A JPH0853182 A JP H0853182A JP 18606694 A JP18606694 A JP 18606694A JP 18606694 A JP18606694 A JP 18606694A JP H0853182 A JPH0853182 A JP H0853182A
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- media
- media storage
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 ＣＤメディアを収納し保管するケ−スとして
使用でき、かつ、ＣＤメディアを書籍と一体化させる場
合に薄手にできるＣＤメディア収納容器を提供する。 【構成】 書籍綴じ込み手段を介して書籍に綴じ込まれ
ることが可能なＣＤメディア収納容器１０であって、Ｃ
Ｄメディア収納容器１０は、ＣＤメディア１を収納する
ことが可能であり、しかも、書籍綴じ込み時においては
書籍綴じ込み手段と一体的に平面形状を形成しつつ書籍
に綴じ込まれるとともに、少なくとも書籍綴じ込み手段
と分離した状態でＣＤメディア１０の保管が可能なケ−
スとして使用し得る。
使用でき、かつ、ＣＤメディアを書籍と一体化させる場
合に薄手にできるＣＤメディア収納容器を提供する。 【構成】 書籍綴じ込み手段を介して書籍に綴じ込まれ
ることが可能なＣＤメディア収納容器１０であって、Ｃ
Ｄメディア収納容器１０は、ＣＤメディア１を収納する
ことが可能であり、しかも、書籍綴じ込み時においては
書籍綴じ込み手段と一体的に平面形状を形成しつつ書籍
に綴じ込まれるとともに、少なくとも書籍綴じ込み手段
と分離した状態でＣＤメディア１０の保管が可能なケ−
スとして使用し得る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＣＤメディアを収納す
るためのＣＤメディア収納容器に関するものであり、よ
り詳しくは、書籍に綴じ込むことが可能なＣＤメディア
収納容器に関する。なお、本発明において「綴じ込む」
の語は、書籍の頁と頁の間に綴じる場合は勿論、書籍の
表紙上で綴じる場合や、裏表紙の後に綴じる場合も含ま
れるものとする。また、「ＣＤメディア」の語は、音楽
用ＣＤ−ＲＯＭは勿論、コンピュ−タやゲ−ムソフトを
格納したＣＤ−ＲＯＭも含まれるものとする。
るためのＣＤメディア収納容器に関するものであり、よ
り詳しくは、書籍に綴じ込むことが可能なＣＤメディア
収納容器に関する。なお、本発明において「綴じ込む」
の語は、書籍の頁と頁の間に綴じる場合は勿論、書籍の
表紙上で綴じる場合や、裏表紙の後に綴じる場合も含ま
れるものとする。また、「ＣＤメディア」の語は、音楽
用ＣＤ−ＲＯＭは勿論、コンピュ−タやゲ−ムソフトを
格納したＣＤ−ＲＯＭも含まれるものとする。
【０００２】
【従来の技術】近年、例えばコンピュ−タ−雑誌や音楽
雑誌等の書籍については、ＣＤメディアをマニュアルや
付録として添付し、書籍と一体的に販売することが行わ
れている。そして、従来は、ＣＤメディアを書籍へ添付
し一体化するための技術として以下のものがあった。 （１）ＣＤメディア１を、ビニ−ル等で形成された袋１
００に入れ、これを書籍３の頁に接着して書籍３と一体
化する（図１４参照）。 （２）ＣＤメディア１を、樹脂によって厚手に形成され
たケ−ス１０３（例えば音楽用ＣＤケ−スとして一般的
に用いられている）に収納するとともに、これとは別に
軟質樹脂等で形成された格納箱１０５を書籍３の頁に予
め接着しておき、ケ−ス１０３を格納箱１０５に格納し
て書籍３と一体化する（図１５参照）。
雑誌等の書籍については、ＣＤメディアをマニュアルや
付録として添付し、書籍と一体的に販売することが行わ
れている。そして、従来は、ＣＤメディアを書籍へ添付
し一体化するための技術として以下のものがあった。 （１）ＣＤメディア１を、ビニ−ル等で形成された袋１
００に入れ、これを書籍３の頁に接着して書籍３と一体
化する（図１４参照）。 （２）ＣＤメディア１を、樹脂によって厚手に形成され
たケ−ス１０３（例えば音楽用ＣＤケ−スとして一般的
に用いられている）に収納するとともに、これとは別に
軟質樹脂等で形成された格納箱１０５を書籍３の頁に予
め接着しておき、ケ−ス１０３を格納箱１０５に格納し
て書籍３と一体化する（図１５参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の技術では、以下の問題がある。すなわち、従来
の（１）の技術ではＣＤメディア１を薄手に書籍３と一
体化できるものの、袋１００は書籍３の頁に接着され、
また袋１００の強度が弱いために、ＣＤメディアを収納
し保管するケ−スとして使用できない。従って、購入者
はＣＤメディア収納用のケ−スを書籍と別個に購入しな
ければならず、不便であった。一方、従来の（２）の技
術ではケ−スの強度は確保できるものの、ＣＤメディア
１を書籍３と一体化させる場合に薄手にできないという
問題点があった。従って、収納箱１０５の厚さ分だけ書
籍３が膨れ上がってしまい見苦しくなるか、或いは、書
籍３の膨れ上がりを防止するため書籍３の背表紙を厚く
形成するなど、外観品質の劣化や工程数増加によるコス
ト高の問題があった。そこで、本発明の目的は、ＣＤメ
ディアを収納し保管するケ−スとして使用でき、かつ、
ＣＤメディアを書籍と一体化させる場合に薄手にできる
ＣＤメディア収納容器を提供することにある。
た従来の技術では、以下の問題がある。すなわち、従来
の（１）の技術ではＣＤメディア１を薄手に書籍３と一
体化できるものの、袋１００は書籍３の頁に接着され、
また袋１００の強度が弱いために、ＣＤメディアを収納
し保管するケ−スとして使用できない。従って、購入者
はＣＤメディア収納用のケ−スを書籍と別個に購入しな
ければならず、不便であった。一方、従来の（２）の技
術ではケ−スの強度は確保できるものの、ＣＤメディア
１を書籍３と一体化させる場合に薄手にできないという
問題点があった。従って、収納箱１０５の厚さ分だけ書
籍３が膨れ上がってしまい見苦しくなるか、或いは、書
籍３の膨れ上がりを防止するため書籍３の背表紙を厚く
形成するなど、外観品質の劣化や工程数増加によるコス
ト高の問題があった。そこで、本発明の目的は、ＣＤメ
ディアを収納し保管するケ−スとして使用でき、かつ、
ＣＤメディアを書籍と一体化させる場合に薄手にできる
ＣＤメディア収納容器を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では以下の手段を講じている。すなわち、
請求項１の発明は、書籍綴じ込み手段を介して書籍に綴
じ込まれることが可能なＣＤメディア収納容器であっ
て、前記ＣＤメディア収納容器は、ＣＤメディアを収納
することが可能であり、しかも、書籍綴じ込み時におい
ては前記書籍綴じ込み手段と一体的に平面的形状を形成
しつつ書籍に綴じ込まれるとともに、少なくとも前記書
籍綴じ込み手段と分離した状態でＣＤメディアの保管が
可能なケ−スとして使用し得ることを要旨とする。請求
項２の発明は、請求項１に記載のＣＤメディア収納容器
であって、書籍綴じ込み手段が、書籍の綴じ込み部へ綴
じ込みが可能な綴じ代と、前記綴じ代とＣＤメディア収
納容器とを接合する接合部材とからなることを要旨とす
る。請求項３の発明は、請求項１に記載のＣＤメディア
収納容器であって、前記ＣＤメディア収納容器は展開さ
れた状態で書籍に綴じ込まれることを要旨とする。請求
項４の発明は、請求項３に記載のＣＤメディア収納容器
であって、前記ＣＤメディア収納容器は複数枚のＣＤメ
ディアを収納可能な折り畳み式のＣＤメディア収納ラッ
クからなることを要旨とする。
めに、本発明では以下の手段を講じている。すなわち、
請求項１の発明は、書籍綴じ込み手段を介して書籍に綴
じ込まれることが可能なＣＤメディア収納容器であっ
て、前記ＣＤメディア収納容器は、ＣＤメディアを収納
することが可能であり、しかも、書籍綴じ込み時におい
ては前記書籍綴じ込み手段と一体的に平面的形状を形成
しつつ書籍に綴じ込まれるとともに、少なくとも前記書
籍綴じ込み手段と分離した状態でＣＤメディアの保管が
可能なケ−スとして使用し得ることを要旨とする。請求
項２の発明は、請求項１に記載のＣＤメディア収納容器
であって、書籍綴じ込み手段が、書籍の綴じ込み部へ綴
じ込みが可能な綴じ代と、前記綴じ代とＣＤメディア収
納容器とを接合する接合部材とからなることを要旨とす
る。請求項３の発明は、請求項１に記載のＣＤメディア
収納容器であって、前記ＣＤメディア収納容器は展開さ
れた状態で書籍に綴じ込まれることを要旨とする。請求
項４の発明は、請求項３に記載のＣＤメディア収納容器
であって、前記ＣＤメディア収納容器は複数枚のＣＤメ
ディアを収納可能な折り畳み式のＣＤメディア収納ラッ
クからなることを要旨とする。
【０００５】
【作用】請求項１の発明によれば、ＣＤメディア収納容
器はＣＤメディアを収納し保管をすることが可能であ
り、また、書籍綴じ込み時においては書籍綴じ込み手段
と一体的に平面的形状を形成しつつ書籍に綴じ込まれ、
書籍と一体化される。また、請求項２の発明によれば、
ＣＤメディア収納容器は、接合部材によって接合された
綴じ代が書籍に綴じ込まれることによって書籍と一体化
される。また、請求項３の発明によれば、ＣＤメディア
収納容器は、展開され薄手になった状態で書籍に綴じ込
まれ、書籍と一体化される。また、請求項４の発明によ
れば、複数枚のＣＤメディアを収納可能なＣＤメディア
収納ラックは、折り畳まれた状態で書籍綴じ込み手段を
介して書籍に綴じ込まれ、また、書籍綴じ込み手段と分
離した状態でＣＤメディア保管用のラックとして使用さ
れる。
器はＣＤメディアを収納し保管をすることが可能であ
り、また、書籍綴じ込み時においては書籍綴じ込み手段
と一体的に平面的形状を形成しつつ書籍に綴じ込まれ、
書籍と一体化される。また、請求項２の発明によれば、
ＣＤメディア収納容器は、接合部材によって接合された
綴じ代が書籍に綴じ込まれることによって書籍と一体化
される。また、請求項３の発明によれば、ＣＤメディア
収納容器は、展開され薄手になった状態で書籍に綴じ込
まれ、書籍と一体化される。また、請求項４の発明によ
れば、複数枚のＣＤメディアを収納可能なＣＤメディア
収納ラックは、折り畳まれた状態で書籍綴じ込み手段を
介して書籍に綴じ込まれ、また、書籍綴じ込み手段と分
離した状態でＣＤメディア保管用のラックとして使用さ
れる。
【０００６】
（実施例１）以下、本発明の実施例１について、図１乃
至図１０に従って説明する。実施例１においては、図１
に示すように、ＣＤメディア収納ケ−ス１０と綴じ代３
１とが接合部材３３を介して一体的かつ薄板状に形成さ
れて構成され、一体成型型のモ−ルド等を利用して形成
されている。また、その厚さは、綴じ込み時に書籍が膨
れ上がらないように約１mmとしている。なお、ＣＤメデ
ィア収納ケ−ス１０は、本発明の「ＣＤメディア収納容
器」に対応する。
至図１０に従って説明する。実施例１においては、図１
に示すように、ＣＤメディア収納ケ−ス１０と綴じ代３
１とが接合部材３３を介して一体的かつ薄板状に形成さ
れて構成され、一体成型型のモ−ルド等を利用して形成
されている。また、その厚さは、綴じ込み時に書籍が膨
れ上がらないように約１mmとしている。なお、ＣＤメデ
ィア収納ケ−ス１０は、本発明の「ＣＤメディア収納容
器」に対応する。
【０００７】ＣＤメディア収納ケ−ス１０は、ＣＤメデ
ィア１を収納するための部材であり、図１および図４乃
至図６に示すように、収納部１１と蓋部２１を主体とし
て構成されている。そして、収納部１１と蓋部２１との
境界線にはヒンジ２３が形成され、ＣＤメディア収納ケ
−ス１０を収納部１１側と蓋部２１側とに折曲可能とし
ている。収納部１１は、ＣＤメディア１を保持し収納す
るための部材である。すなわち、収納部１１には円周状
の関部１３が設けられ、ＣＤメディア１を収納し得る収
納面１２が形成されている。そして、収納面１２の中央
部にはＣＤメディア１の取付孔部２を保持し得るホルダ
−１５が形成されている。蓋部２１は、ＣＤメディア収
納ケ−ス１０を使用する際に、収納部１１を蓋着するた
めの部材である。すなわち、蓋部２１には、円周状の溝
部２２が関部１３に対応して設けられ、収納部１１を蓋
着し得る蓋着面２７が形成されている。
ィア１を収納するための部材であり、図１および図４乃
至図６に示すように、収納部１１と蓋部２１を主体とし
て構成されている。そして、収納部１１と蓋部２１との
境界線にはヒンジ２３が形成され、ＣＤメディア収納ケ
−ス１０を収納部１１側と蓋部２１側とに折曲可能とし
ている。収納部１１は、ＣＤメディア１を保持し収納す
るための部材である。すなわち、収納部１１には円周状
の関部１３が設けられ、ＣＤメディア１を収納し得る収
納面１２が形成されている。そして、収納面１２の中央
部にはＣＤメディア１の取付孔部２を保持し得るホルダ
−１５が形成されている。蓋部２１は、ＣＤメディア収
納ケ−ス１０を使用する際に、収納部１１を蓋着するた
めの部材である。すなわち、蓋部２１には、円周状の溝
部２２が関部１３に対応して設けられ、収納部１１を蓋
着し得る蓋着面２７が形成されている。
【０００８】綴じ代３１は、ＣＤメディア収納ケ−ス１
０を書籍に綴じ込むための部材であり、図１に示すよう
に、書籍３の綴じ込み部５に対応した方形の板状体とし
て形成されている。また、接合部材３３は、ＣＤメディ
ア収納ケ−ス１０と綴じ代３１とを接合して一体化する
ための部材であり、図１に示すように、線状体として形
成されている。また、接合部材３３のうちＣＤメディア
収納ケ−ス１０との接合部分には、ＣＤメディア収納ケ
−ス１０と接合部材３３とを切離し容易にするために、
括れ部３４が形成されている。
０を書籍に綴じ込むための部材であり、図１に示すよう
に、書籍３の綴じ込み部５に対応した方形の板状体とし
て形成されている。また、接合部材３３は、ＣＤメディ
ア収納ケ−ス１０と綴じ代３１とを接合して一体化する
ための部材であり、図１に示すように、線状体として形
成されている。また、接合部材３３のうちＣＤメディア
収納ケ−ス１０との接合部分には、ＣＤメディア収納ケ
−ス１０と接合部材３３とを切離し容易にするために、
括れ部３４が形成されている。
【０００９】次に、ＣＤメディア収納ケ−ス１０の使用
方法について説明する。ＣＤメディア収納ケ−ス１０
は、図２に示すように、収納部１１にＣＤメディア１を
収納した状態で書籍３に綴じ込まれている。すなわち、
ＣＤメディア収納ケ−ス１０は、収納部１１と蓋部２１
を開き展開した状態で、接合部材３３および綴じ代３１
を介して書籍３の綴じ込み部５に綴じ込まれている。ま
た、書籍綴じ込み時には、図３に示すように、ＣＤメデ
ィア収納ケ−ス１０と接合部材３３と綴じ代３１とは一
体的に平面形状を形成して書籍に綴じ込まれているた
め、書籍３の膨れ上がりが効果的に防止されている。な
お、図２に示すように、収納されたＣＤメディア１の脱
落の防止を徹底するためにシ−ル材２５を収納部１１に
貼付することが好ましい。そして、ＣＤメディア１を使
用する際には、シ−ル材２５を剥がし、ホルダ−１５を
操作して収納部１１からＣＤメディア１を取り出すもの
である。また、使用したＣＤメディア１を保管する場合
は、まず接合部材３３からＣＤメディア収納ケ−ス１０
を切り離す。なお、切り離し時に接合部材３３の括れ部
３４を利用すると切り離し作業が容易である。そして、
切り離されたＣＤメディア収納ケ−ス１０は、図４乃至
図６に示すように、ＣＤメディア収納用のケ−スとして
使用する。すなわち、ヒンジ２３を利用してＣＤメディ
ア収納ケ−ス１０を折曲し、収納部１１に蓋部２１を蓋
着するものである。蓋着は、収納部１１および蓋部２１
の表面に形成された係合ピン１７を利用して行う。ま
た、ＣＤメディア収納ケ−ス１０を開閉する場合、収納
部１１および蓋部２１の隅角部に形成されたオ−プナ−
１９を利用すると便利である。
方法について説明する。ＣＤメディア収納ケ−ス１０
は、図２に示すように、収納部１１にＣＤメディア１を
収納した状態で書籍３に綴じ込まれている。すなわち、
ＣＤメディア収納ケ−ス１０は、収納部１１と蓋部２１
を開き展開した状態で、接合部材３３および綴じ代３１
を介して書籍３の綴じ込み部５に綴じ込まれている。ま
た、書籍綴じ込み時には、図３に示すように、ＣＤメデ
ィア収納ケ−ス１０と接合部材３３と綴じ代３１とは一
体的に平面形状を形成して書籍に綴じ込まれているた
め、書籍３の膨れ上がりが効果的に防止されている。な
お、図２に示すように、収納されたＣＤメディア１の脱
落の防止を徹底するためにシ−ル材２５を収納部１１に
貼付することが好ましい。そして、ＣＤメディア１を使
用する際には、シ−ル材２５を剥がし、ホルダ−１５を
操作して収納部１１からＣＤメディア１を取り出すもの
である。また、使用したＣＤメディア１を保管する場合
は、まず接合部材３３からＣＤメディア収納ケ−ス１０
を切り離す。なお、切り離し時に接合部材３３の括れ部
３４を利用すると切り離し作業が容易である。そして、
切り離されたＣＤメディア収納ケ−ス１０は、図４乃至
図６に示すように、ＣＤメディア収納用のケ−スとして
使用する。すなわち、ヒンジ２３を利用してＣＤメディ
ア収納ケ−ス１０を折曲し、収納部１１に蓋部２１を蓋
着するものである。蓋着は、収納部１１および蓋部２１
の表面に形成された係合ピン１７を利用して行う。ま
た、ＣＤメディア収納ケ−ス１０を開閉する場合、収納
部１１および蓋部２１の隅角部に形成されたオ−プナ−
１９を利用すると便利である。
【００１０】なお、ＣＤメディア収納ケ−ス１０を書籍
３から完全に切離さないで使用することも可能である。
すなわち、図７に示すように、ＣＤメディア収納ケ−ス
１０のうち蓋部２１側の接合部材３３のみを切離し、収
納部１１側の接合部材３３は切り離さないでおき、ＣＤ
メディア収納ケ−ス１０を書籍３に綴じ込んだままＣＤ
メディア収納用のケ−スとして使用してもよい。
３から完全に切離さないで使用することも可能である。
すなわち、図７に示すように、ＣＤメディア収納ケ−ス
１０のうち蓋部２１側の接合部材３３のみを切離し、収
納部１１側の接合部材３３は切り離さないでおき、ＣＤ
メディア収納ケ−ス１０を書籍３に綴じ込んだままＣＤ
メディア収納用のケ−スとして使用してもよい。
【００１１】また、ＣＤメディアを二枚組とする場合
は、図８乃至図９に示すように、一対の収納面１２、１
２ａを備えた収納部１１に二枚のＣＤメディア１をそれ
ぞれ収納し、これに一対の蓋着面２７、２７ａを備えた
蓋部２１を蓋着させた状態で書籍３に綴じ込んでもよ
い。なお、この場合ＣＤメディア１の脱落の防止を徹底
するために、収納部１１と蓋部２１とをシ−ル着してお
くことが好ましい。
は、図８乃至図９に示すように、一対の収納面１２、１
２ａを備えた収納部１１に二枚のＣＤメディア１をそれ
ぞれ収納し、これに一対の蓋着面２７、２７ａを備えた
蓋部２１を蓋着させた状態で書籍３に綴じ込んでもよ
い。なお、この場合ＣＤメディア１の脱落の防止を徹底
するために、収納部１１と蓋部２１とをシ−ル着してお
くことが好ましい。
【００１２】さらに、展開された状態のＣＤメディア収
納ケ−ス１０に比して書籍３が小型の場合は、図１０に
示すように、予め収納部１１に蓋部２１を蓋着した状態
で書籍に綴じ込んでもよい。この場合、ＣＤメディア収
納ケ−ス１０の厚みが増加するため、ＣＤメディア収納
ケ−ス１０と綴じ代３１および接合部材３３の全体が平
面的形状を形成し得るように、綴じ代３１および接合部
材３３の板厚も同様に厚みを増加させることが好まし
い。かかる手段により書籍の膨れ上がりが効果的に防止
されることとなる。
納ケ−ス１０に比して書籍３が小型の場合は、図１０に
示すように、予め収納部１１に蓋部２１を蓋着した状態
で書籍に綴じ込んでもよい。この場合、ＣＤメディア収
納ケ−ス１０の厚みが増加するため、ＣＤメディア収納
ケ−ス１０と綴じ代３１および接合部材３３の全体が平
面的形状を形成し得るように、綴じ代３１および接合部
材３３の板厚も同様に厚みを増加させることが好まし
い。かかる手段により書籍の膨れ上がりが効果的に防止
されることとなる。
【００１３】（実施例２）次に、本発明の実施例２につ
いて、図１１に従って説明する。実施例２は、ＣＤメデ
ィア収納ケ−ス１０および綴じ込みシ−ト４１とパック
材４３とを主体に構成されており、実施例１における綴
じ代３１や接合部材３３は使用されていない。なお、綴
じ込みシ−ト４１およびパック材４３は、請求項１の発
明における「書籍綴じ込み部材」に対応するものであ
り、ＣＤメディア収納ケ−ス１０は、図１１に示すよう
に、綴じ込みシ−ト４１とパック材４３と一体的に書籍
３に綴じ込まれる。すなわち、予め書籍３に綴じ込まれ
た綴じ込みシ−ト４１上に、ＣＤメディア１を収納した
ＣＤメディア収納ケ−ス１０を載置し、その上からパッ
ク材４３を被着することによって書籍に綴じ込むもので
ある。ここで、被着の方法としては任意の方法を取り得
るが、被着時の質感を考慮して真空パックによる被着が
好ましい。なお、ＣＤメディア収納ケ−ス１０の構成に
ついては、実施例１の場合と同様であるため、その説明
を省略する。
いて、図１１に従って説明する。実施例２は、ＣＤメデ
ィア収納ケ−ス１０および綴じ込みシ−ト４１とパック
材４３とを主体に構成されており、実施例１における綴
じ代３１や接合部材３３は使用されていない。なお、綴
じ込みシ−ト４１およびパック材４３は、請求項１の発
明における「書籍綴じ込み部材」に対応するものであ
り、ＣＤメディア収納ケ−ス１０は、図１１に示すよう
に、綴じ込みシ−ト４１とパック材４３と一体的に書籍
３に綴じ込まれる。すなわち、予め書籍３に綴じ込まれ
た綴じ込みシ−ト４１上に、ＣＤメディア１を収納した
ＣＤメディア収納ケ−ス１０を載置し、その上からパッ
ク材４３を被着することによって書籍に綴じ込むもので
ある。ここで、被着の方法としては任意の方法を取り得
るが、被着時の質感を考慮して真空パックによる被着が
好ましい。なお、ＣＤメディア収納ケ−ス１０の構成に
ついては、実施例１の場合と同様であるため、その説明
を省略する。
【００１４】（実施例３）次に、本発明の実施例３につ
いて、図１２乃至図１３に従って説明する。実施例３に
おいては、ＣＤメディア収納ケ−ス１０の代わりに折り
畳み式のＣＤメディア収納ラック５０が用いられてい
る。実施例３では、図１２に示すように、ＣＤメディア
収納ラック５０と綴じ代３１とが接合部材３３を介して
一体的かつ薄板状に形成されて構成され、一体成型型の
モ−ルド等を利用して形成されている。また、その厚さ
は、綴じ込み時に書籍が膨れ上がらないように約１mmと
している。
いて、図１２乃至図１３に従って説明する。実施例３に
おいては、ＣＤメディア収納ケ−ス１０の代わりに折り
畳み式のＣＤメディア収納ラック５０が用いられてい
る。実施例３では、図１２に示すように、ＣＤメディア
収納ラック５０と綴じ代３１とが接合部材３３を介して
一体的かつ薄板状に形成されて構成され、一体成型型の
モ−ルド等を利用して形成されている。また、その厚さ
は、綴じ込み時に書籍が膨れ上がらないように約１mmと
している。
【００１５】ＣＤメディア収納ラック５０は、複数枚の
ＣＤメディア１を収納可能とする部材であり、図１２に
示すように、書籍綴じ込み時においては方形の板状体と
なるように形成されている。すなわち、ＣＤメディア収
納ラック５０の方形部分は折り返し部６１によって背部
５３と底部５５とに二分されるとともに、所定数の間仕
切り部５７がスリット状に形成されている。また、ＣＤ
メディア収納ラック５０の方形部分の両側部には、補強
部材５９が付設されている。
ＣＤメディア１を収納可能とする部材であり、図１２に
示すように、書籍綴じ込み時においては方形の板状体と
なるように形成されている。すなわち、ＣＤメディア収
納ラック５０の方形部分は折り返し部６１によって背部
５３と底部５５とに二分されるとともに、所定数の間仕
切り部５７がスリット状に形成されている。また、ＣＤ
メディア収納ラック５０の方形部分の両側部には、補強
部材５９が付設されている。
【００１６】なお、綴じ代３１および接合部材３３の構
成は実施例１の場合と同様であるため、その説明は省略
する。
成は実施例１の場合と同様であるため、その説明は省略
する。
【００１７】次に、ＣＤメディア収納ラック５０の使用
方法について説明する。ＣＤメディア収納ラック５０
は、図１２に示すように、綴じ代３１および接合部材３
３とを介して書籍３に綴じ込まれ、一体化される。そし
て、ＣＤメディア収納ラック５０を使用する場合には、
まず接合部材３３の括れ部３４を用いてＣＤメディア収
納ラック５０を切離す。次に、図１３に示すように、Ｃ
Ｄメディア収納ラック５０の背部５３を、底部５５と略
直角を形成するように起立させる。そして、背部５３と
底部５５と間仕切り部５７とが略矩形形状を形成するよ
うに、折り返し部６１を利用しつつ、間仕切り部５７を
背部５３および底部５５から引き起こす。この時、背部
５３と底部５５との位置関係を補強部材５９を用いて固
定する。これによって、図１３に示すように、ＣＤメデ
ィア収納ラック５０は間仕切り部５７を利用してＣＤメ
ディア１を複数枚収納することが可能になる。なお、Ｃ
Ｄメディア１の収納は、図１３に示すように、直接ＣＤ
メディア１を収納してもよく、また、ＣＤメディア１を
別のケ−ス６３に収納した後で収納してもよい。
方法について説明する。ＣＤメディア収納ラック５０
は、図１２に示すように、綴じ代３１および接合部材３
３とを介して書籍３に綴じ込まれ、一体化される。そし
て、ＣＤメディア収納ラック５０を使用する場合には、
まず接合部材３３の括れ部３４を用いてＣＤメディア収
納ラック５０を切離す。次に、図１３に示すように、Ｃ
Ｄメディア収納ラック５０の背部５３を、底部５５と略
直角を形成するように起立させる。そして、背部５３と
底部５５と間仕切り部５７とが略矩形形状を形成するよ
うに、折り返し部６１を利用しつつ、間仕切り部５７を
背部５３および底部５５から引き起こす。この時、背部
５３と底部５５との位置関係を補強部材５９を用いて固
定する。これによって、図１３に示すように、ＣＤメデ
ィア収納ラック５０は間仕切り部５７を利用してＣＤメ
ディア１を複数枚収納することが可能になる。なお、Ｃ
Ｄメディア１の収納は、図１３に示すように、直接ＣＤ
メディア１を収納してもよく、また、ＣＤメディア１を
別のケ−ス６３に収納した後で収納してもよい。
【００１８】なお、実施例３においては、書籍綴じ込み
手段として綴じ代３１と接合部材３３とを用いたが、実
施例２と同様に綴じ込みシ−ト４１とパック材４３とを
用いて構成してもよい。
手段として綴じ代３１と接合部材３３とを用いたが、実
施例２と同様に綴じ込みシ−ト４１とパック材４３とを
用いて構成してもよい。
【００１９】
【発明の効果】請求項１の発明によれば、ＣＤメディア
収納容器は薄手に書籍に綴じ込まれ書籍と一体化させる
ことが可能であり、かつ、ＣＤメディアを確実に収納し
保管をすることが可能となる。また、請求項２の発明に
よれば、ＣＤメディア収納ケ−スは、接合部材によって
接合された綴じ代が書籍に綴じ込まれることによって書
籍と一体化されるため、綴じ込み作業がさらに容易とな
る。また、請求項３の発明によれば、ＣＤメディア収納
容器は展開された状態で書籍に綴じ込まれるため、一層
薄手に書籍への綴じ込みが可能となる。また、請求項４
の発明によれば、複数枚のＣＤメディアを収納可能なＣ
Ｄメディア収納ラックを展開し薄手にした状態で書籍に
綴じ込むことが可能となる。
収納容器は薄手に書籍に綴じ込まれ書籍と一体化させる
ことが可能であり、かつ、ＣＤメディアを確実に収納し
保管をすることが可能となる。また、請求項２の発明に
よれば、ＣＤメディア収納ケ−スは、接合部材によって
接合された綴じ代が書籍に綴じ込まれることによって書
籍と一体化されるため、綴じ込み作業がさらに容易とな
る。また、請求項３の発明によれば、ＣＤメディア収納
容器は展開された状態で書籍に綴じ込まれるため、一層
薄手に書籍への綴じ込みが可能となる。また、請求項４
の発明によれば、複数枚のＣＤメディアを収納可能なＣ
Ｄメディア収納ラックを展開し薄手にした状態で書籍に
綴じ込むことが可能となる。
【図１】実施例１のＣＤメディア収納ケ−スの構造を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図２】同じく、実施例１のＣＤメディア収納ケ−スの
構造を示す斜視図である。
構造を示す斜視図である。
【図３】同じく、実施例１のＣＤメディア収納ケ−スの
構造を示す正面図である。
構造を示す正面図である。
【図４】実施例１のＣＤメディア収納ケ−スの使用状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図５】同じく、実施例１のＣＤメディア収納ケ−スの
使用状態を示す斜視図である。
使用状態を示す斜視図である。
【図６】同じく、実施例１のＣＤメディア収納ケ−スの
使用状態を示す斜視図である。
使用状態を示す斜視図である。
【図７】実施例１のＣＤメディア収納ケ−スの一使用態
様を示す斜視図である。
様を示す斜視図である。
【図８】二枚組のＣＤメディア収納ケ−スの構造を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図９】図８と同じく、二枚組のＣＤメディア収納ケ−
スの構造を示す斜視図である。
スの構造を示す斜視図である。
【図１０】ＣＤメディア収納ケ−スを折り畳んだ状態で
書籍に綴じ込んだ状態を示す斜視図である。
書籍に綴じ込んだ状態を示す斜視図である。
【図１１】実施例２のＣＤメディア収納ケ−スの構造を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図１２】実施例３のＣＤメディア収納ラックの構造を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図１３】ＣＤメディア収納ラックの使用状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図１４】ＣＤメディアを書籍と一体化する従来の技術
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図１５】同じく、ＣＤメディアを書籍と一体化する従
来の技術を示す斜視図である。
来の技術を示す斜視図である。
１ ＣＤメディア １０ ＣＤメディア収納ケ−ス １１ 収納部 ２１ 蓋部 ３１ 綴じ代 ３３ 接合部材 ４１ 綴じ込みシ−ト ４３ パック材 ５０ ＣＤメディア収納ラック ５７ 間仕切り部
Claims (4)
- 【請求項１】 書籍綴じ込み手段を介して書籍に綴じ込
まれることが可能なＣＤメディア収納容器であって、 前記ＣＤメディア収納容器は、ＣＤメディアを収納する
ことが可能であり、しかも、書籍綴じ込み時においては
前記書籍綴じ込み手段と一体的に平面的形状を形成しつ
つ書籍に綴じ込まれるとともに、 少なくとも前記書籍綴じ込み手段と分離した状態でＣＤ
メディアの保管が可能なケ−スとして使用し得ることを
特徴とするＣＤメディア収納容器。 - 【請求項２】請求項１に記載のＣＤメディア収納容器で
あって、 書籍綴じ込み手段が、書籍の綴じ込み部へ綴じ込みが可
能な綴じ代と、前記綴じ代とＣＤメディア収納容器とを
接合する接合部材とからなることを特徴とするＣＤメデ
ィア収納容器。 - 【請求項３】請求項１に記載のＣＤメディア収納容器で
あって、 前記ＣＤメディア収納容器は展開された状態で書籍に綴
じ込まれることを特徴とするＣＤメディア収納容器。 - 【請求項４】請求項３に記載のＣＤメディア収納容器で
あって、 前記ＣＤメディア収納容器は複数枚のＣＤメディアを収
納可能な折り畳み式のＣＤメディア収納ラックからなる
ことを特徴とするＣＤメディア収納容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18606694A JPH0853182A (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | Ｃｄメディア収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18606694A JPH0853182A (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | Ｃｄメディア収納容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0853182A true JPH0853182A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16181799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18606694A Pending JPH0853182A (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | Ｃｄメディア収納容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0853182A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH024685A (ja) * | 1988-06-15 | 1990-01-09 | Canon Inc | 情報記録媒体用ケース |
| JPH0529992B2 (ja) * | 1988-04-27 | 1993-05-06 | Intaanashonaru Bijinesu Mashiinzu Corp |
-
1994
- 1994-08-08 JP JP18606694A patent/JPH0853182A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0529992B2 (ja) * | 1988-04-27 | 1993-05-06 | Intaanashonaru Bijinesu Mashiinzu Corp | |
| JPH024685A (ja) * | 1988-06-15 | 1990-01-09 | Canon Inc | 情報記録媒体用ケース |
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