JPH0852904A - シリアルプリンタ - Google Patents

シリアルプリンタ

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JPH0852904A
JPH0852904A JP18826594A JP18826594A JPH0852904A JP H0852904 A JPH0852904 A JP H0852904A JP 18826594 A JP18826594 A JP 18826594A JP 18826594 A JP18826594 A JP 18826594A JP H0852904 A JPH0852904 A JP H0852904A
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serial printer
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JP18826594A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Sakaguchi
鉄次 坂口
Masatoshi Matsudaira
正年 松平
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷記録媒体の縦横両方向の主走査を可能に
することにより、印刷すべきデータの配列パターンが、
縦長の印刷記録媒体の横方向/縦方向のいずれの方向に
沿うものであっても、高品質の印刷を可能としたシリア
ルプリンタを提供する。 【構成】 ヘッド1は、縦横の走査方向に対して45度
の角度で直線状に一定間隔で配列された印字要素群を有
する。横方向に並んだ文字列を印字する場合、ヘッド1
を横方向に移動させつつ(主走査)、ヘッドの印字要素
群により印字を行なう。一方、この文字列を90度回転
した縦方向に並ぶ文字列を印字する場合は、このヘッド
1を一定位置に停止させた状態で印刷用紙を縦方向に搬
送しつつ(主走査)、ヘッドの印字要素群により印字を
行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、横方向及び縦方向に配
列された文字・イメージを印刷するシリアルプリンタの
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のシリアルプリンタでは、ヘッドに
おける印字要素の配列の態様を始め、ヘッド移動による
走査、紙送りによる走査等が、縦長の用紙の横方向に沿
って印刷されるべき文字の配列パターン(以下、「横書
き文」と称する)に適合するように設定されていた。
【0003】上記構成のプリンタにおいて、例えば、図
1に示した印字パターンを印刷する場合には、まず、ヘ
ッドを図1の横方向に移動させる走査によって1行目の
文字列(図1中の「AAAA」)を印刷し、この後次行
「BBBB」の文字列を印字できる位置まで紙送りを実
行する。そしてこの紙送りの後、「AAAA」の場合と
同様にヘッドを横方向に移動させて「BBBB」列を印
刷した後、次行の印字可能位置(図1中の「CCCC」
の位置)まで紙送りを実行し、この紙送りの後、「AA
AA」や「BBBB」の場合と同様にヘッドを横方向に
移動させて「CCCC」列を印刷する。以下この操作を
繰返すことで、図1で示した印字パターンの印刷が完了
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記プリン
タは、横書き文の印刷には適合しているが、この横書き
文を90度回転させた文字列、即ち、図2に示すような
縦長の用紙の縦方向に沿って印刷されるべき文字の配列
パターン(以下、「縦書き文」と称する)の印刷には、
必ずしも適合するとは言えない。
【0005】何故ならば、右スペースとボディと左スペ
ースとからなる文字の横方向のドット数は各文字により
異なっており、しかも、各文字の切れ目とヘッドの文字
高さを示すドット数とが揃わないので、ヘッドの走査と
文字の配列とが対応しない。そのため、文字によっては
ボディ幅内で印字パスが切れる場合があり、この切れ目
にバンディング等が生じると、1文字が正確に結合せ
ず、不自然に分割され印字品質が低下するという不具合
があった。また、1頁分のデータをビットマップデータ
としてワークメモリ等に貯め込んだ後、このデータを9
0度回転させる処理が必要であるために、メモリ容量が
増加するという欠点もあった。
【0006】従って本発明の目的は、印刷記録媒体の縦
横両方向の主走査を可能にすることにより、印刷すべき
データの配列パターンが、縦長の印刷記録媒体の横方向
/縦方向のいずれの方向に沿うものであっても、高品質
のドット印刷を可能としたシリアルプリンタを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、直交する第1の方向及び第2の方向に沿っ
てヘッドと印刷記録媒体とを相対移動させることにより
印刷を行なうシリアルプリンタにおいて、複数の印字要
素が第1及び第2の両方向から見て同一密度及び同一個
数になるように配置されたヘッドと、第1の方向に沿う
相対移動を主走査とする第1の印字動作と、第2の方向
に沿う相対移動を主走査とする第2の印字動作とを選択
する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成によれば、ヘッドの印字要素は第1の
方向(例えばキャリッジが走行する横方向)及び第2の
方向(例えば用紙が送られる縦方向)のいずれから見て
も、同一密度及び同一個数となっているから、第1の方
向及び第2の方向のいずれを主走査方向(つまり、走査
中に印字を行なう走査方向)として印刷を行なっても、
同一品質の印刷結果が得られる。従って、第1の方向に
配列された文字列を印刷する時は第1の方向を主走査方
向とし、第2の方向に配列された文字列を印刷する時は
第2の方向を主走査方向とする、というように文字列の
配列方向に適合して主走査方向を選択することにより、
いずれの配列の文字列も高い品質で印刷できる。
【0009】また、上記のように文字配列方向に応じて
主走査方向を切り換える場合には、文字配列方向に関わ
らず印刷バッファに展開するビットマップデータは同一
でよいことになり、従来のように90度回転する必要が
ない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。
【0011】図3は、本発明の一実施例に係るシリアル
プリンタの全体構成を示す。
【0012】このシリアルプリンタは、文字情報やイメ
ージ情報等を用紙9にプリントアウトするための機構部
と、この機構部の駆動を制御するための制御部とを備え
る。
【0013】機構部は、ヘッド1を始め、キャリッジ
2、キャリッジ案内軸3、4、動力伝達機構5、プラテ
ンローラ6、紙押さえローラ7、8、タイミングベルト
10、キャリッジ駆動用モータ11及び紙送り用モータ
12を備える。また、制御部は、記録ヘッド駆動回路2
6を始め、キャリッジ駆動用モータ駆動回路27、紙送
り用モータ駆動回路28、キャラクタジェネレータ(以
下、「CG」と略記する)29及びマイクロコンピュー
タ20を備える。マイクロコンピュータ20は、ROM
21,RAM22,CPU23及びインターフェース2
4、25からなっている。
【0014】プラテンローラ6は、紙押さえローラ7、
8と共に一定長の紙送りを実行するための紙送り機構を
構成するもので、正/逆方向に回転可能な紙送り用モー
タ12から動力伝達機構5を介して印加される回転駆動
力によって回転され、紙押さえローラ7、8により一定
圧でプラテンローラ6の円周面上に圧接された用紙9
を、図3のA方向/B方向に搬送する。
【0015】キャリッジ2は、ヘッド1を搭載し、正/
逆方向に回転可能なキャリッジ駆動用モータ11からタ
イミングベルト10を介して印加される駆動力により、
プラテンローラ6の軸方向に沿う方向における位置決め
が所定の精度で行える状態で、キャリッジ案内軸3、4
に沿って図3の紙面と垂直方向に往復動する。ヘッド1
は、上述したように、キャリッジ2により図3の紙面と
垂直方向に往復動され、記録ヘッド駆動回路26により
駆動されてプラテンローラ6上の用紙9に文字情報やイ
メージ情報等を印刷する。なお、記録ヘッド駆動回路2
6とヘッド1の印字動作との関係については、図4にお
いて詳述する。
【0016】ROM21は、上記機構部による印刷動作
をCPU23が制御するためのプログラムを格納してい
る。RAM22は、受信バッファ、ラインバッファ、印
刷バッファ等を構成する。
【0017】CPU23は、インターフェース24を介
して図示しないホスト装置(図示しない)から入力され
た印字データ(文字コードデータ)をキャラクタジェネ
レータ29を用いてビットマップデータに変換し、イン
ターフェース25を介して記録ヘッド駆動回路26に出
力する。
【0018】また、CPU23は、インターフェース2
4を介してホスト装置から印刷データと共に入力された
プリント制御データに基づき、キャリッジ2(即ち、ヘ
ッド1)を往復動させるための走査信号(主走査信号又
は副走査信号)をインターフェース25を介してキャリ
ッジ駆動用モータ駆動回路27に出力し、かつ、用紙9
をA方向/B方向に搬送するための走査信号(副走査信
号又は主走査信号)をインターフェース25を介して紙
送り用モータ駆動回路28に出力する。
【0019】図4は、このシリアルプリンタの要部の構
成を示す。尚、破線で囲んだ部分はマイクロコンピュー
タ20の機能構成を示す。
【0020】ヘッド1は、その印字要素(インパクトピ
ン、インクノズル等)として、ヘッド1の移動方向及び
紙送り方向に対して夫々45度の角度をなすように等間
隔で配列された複数個(例えば、9個)の印字要素を有
している。また、マイクロコンピュータ20は、データ
判定部30、パターン発生部31、印刷バッファ32、
主走査タイミング出力部33、副走査タイミング出力部
34及びモータ駆動切換え部35として夫々表現される
各機能を具備している。
【0021】データ判定部30は、ホスト装置から入力
されたデータが、印字データかプリンタ制御データかを
判定し、印刷データであればその旨をパターン発生部3
1に通知し、プリント制御データはそれを必要とする部
分33、34、35、26に送る。また、データ判定部
30は、プリンタ制御データから横方向印字指定(即
ち、横書き文を印刷するための印字指定)か縦方向印字
指定(即ち、縦書き文を印刷するための印字指定)かを
識別し、印刷バッファ32の容量を、印字方向に対応し
たビットマップデータの展開に必要な容量に変更して確
保する。
【0022】パターン発生部31は、データ判定部30
からの通知に基づき、ホスト装置から入力された印字デ
ータをキャラクタジェネレータ29を用いてビットマッ
プデータに変換し、このビットマップデータを、走査方
向の桁数分だけ印刷バッファ32上に展開する。印刷バ
ッファ32上に展開されたビットマップデータは、印刷
バッファ32から記録ヘッド駆動回路26に出力され
る。
【0023】主走査タイミング出力部33は、データ判
定部30からのプリント制御データに基づいて、印字を
行なうときの主走査のタイミング信号を発生し、モータ
駆動切換え部35に出力する。
【0024】副走査タイミング出力部34は、データ判
定部30からのプリント制御データに基づいて、副走査
つまり、ヘッド1の用紙9に対する印字位置の更新を行
うタイミング信号を生成し、モータ駆動切換え部35に
出力する。
【0025】モータ駆動切換え部35は、データ判定部
30から横方向印字指定か縦方向印字指定かの判別情報
を受けとり、横方向印字指定の場合は、主走査タイミン
グ出力部33からの出力をキャリッジ駆動用モータ駆動
回路27に出力すると共に、副走査タイミング出力部3
4ヘッドからの出力を紙送り用モータ駆動回路28に出
力し、また、縦方向印字指定の場合は、主走査タイミン
グ出力部33からの出力を紙送り用モータ駆動回路28
に出力すると共に、副走査タイミング出力部34からの
出力をキャリッジ駆動用モータ駆動回路27に出力す
る。
【0026】このモータ駆動切換え部35による主走査
タイミング信号と副走査タイミング信号の出力先の切り
換えによって、ヘッド1を往復動させつつ印字を行なう
る横方向印字動作と、ヘッド1をプラテンローラ6の軸
方向に沿う所定位置に停止させた状態で紙送りを行いつ
つ印字を行なう縦方向印字動作とが選択可能となる。
【0027】記録ヘッド駆動回路26は、例えば、図5
に示すような印字パターンを生成するために印刷バッフ
ァ32から出力された各印字要素に対するビットマップ
データを、予め設定された各印字要素の駆動タイミング
パルス(図7、図8に示すように、、主走査方向におけ
る各印字要素間の位置ズレ分だけ時間的にズレている)
に同期して、各印字要素に出力する。これにより、用紙
9上に印字パターンが印刷されることとなる。
【0028】図5は、本実施例に係るシリアルプリンタ
の横方向印字動作によって用紙9上に印刷される印字パ
ターンの一例を示す。この印字パターンは、図示のよう
に、文字高さ9ドットの2つの記号からなっている。こ
れらの記号パターンは、キャリッジ2(印字ヘッド1)
の走行による主走査とプラテンローラ6の紙送りによる
副走査とを行うことによって用紙9上に形成される。
【0029】即ち、図6に示すように、キャリッジ2に
よる主走査は、実線で示すようにX方向(横方向)に行
われ、また、プラテンローラ6による副走査は、破線で
示すようにY方向(縦方向)に行われる。キャリッジ2
による図6の左から右に向う1パス目の主走査では、図
4で示した9個の印字要素は、図7に示す駆動タイミン
グパルスに同期してpin1〜pin9の順に駆動され
る。また、図6の右から左に向う2パス目の主走査で
は、9個の印字要素は、図8に示すタイミングパルスに
同期してpin9〜pin1の順に駆動される。 この
ような横方向の主走査1パスによって、用紙9上に図5
に示すような横方向に並んだ文字列が印刷される。
【0030】次に、図9に示したように縦方向に文字が
並んだ印字パターンを印刷する場合について説明する。
この図9の印字パターンでは、1文字の幅が5ドットで
文字高さ9ドットと一致していないために、横方向印字
動作で印刷しようとすると、主走査1パス当り9ドット
分の幅を走査するので、線分ABで示すように文字をそ
のボディの途中で切ってしまう。その結果、印刷された
文字に切れが生じる等、印字品質の低下を招く。
【0031】これに対して、本実施例の縦方向印字動作
では、このような問題を生じることなく図9のパターン
を美しく印字することができる。即ち、図4に示したよ
うに、9個の印字要素がキャリッジ2の移動方向及び紙
送り方向に対して共に45度の角度をなすように配列さ
れているから、これら印字要素は、キャリッジ2の移動
方向に対しても紙送り方向に対しても同一密度同一個数
で配列されていることとなる。そのため、図10に示す
ように、主走査方向をプラテンローラ6による用紙9の
搬送方向(A方向/B方向)とし、副走査方向をキャリ
ッジ2の移動方向として図8、図7で示した駆動タイミ
ングで各印字要素を駆動すれば、主走査1パスで例えば
図9の縦方向に9ドット幅を走査することとなり、良好
な印字品質が得られる。この場合、印刷バッファ32で
は、図5のような横方向文字列を横方向印字するときと
同様のビットイメージ展開で済む。
【0032】なお、図10に示す上方から下方に向う主
走査では、9個の印字要素(pin1〜pin9)の駆
動タイミングは、図8に示したようになり、また、図1
0の下方から上方に向う主走査では、印字要素(pin
1〜pin9)の駆動タイミングは、図7に示したよう
になり、これは、横方向印字の場合のそれと逆の関係に
なる。この逆の関係の制御は、記録ヘッド駆動回路26
において横方向印字か縦方向印字かに応じて内部回路を
切り換えることで行える。
【0033】図11は、本発明の第2の実施例における
ヘッドの印字要素群の配列パターンを示し、図12は、
本発明の第3の実施例における印字要素群の配列パター
ンを示す。
【0034】図11に示したヘッドでは、直線配列され
た2系統の印字要素群が、2つの走査方向X、Yに対し
て夫々45度の傾斜を持ち且つ互いが直交した状態でX
字状に配列されている。また、図12に示したヘッドで
は、X方向(横方向)の主走査中に駆動される印字要素
群(左下りのハッチングで記す)及びY方向(縦方向)
の主走査中に駆動される印字要素群(右下りのハッチン
グで記す)の2系統の印字要素群が、真円状に配列され
ている。
【0035】尚、格子状のハッチングで示す印字要素
は、この2系統の双方が共有する印字要素である。
【0036】図11、図12に示したヘッドでは、横方
向印字及び縦方向印字のいずれにおいても、主走査方向
に沿って同一高さに印字要素が2ドット分配列されてい
る。そのため、従来、2重印字と称して2パス走査を行
っていた装飾モード等の印刷を、2ドット分の印字要素
を用いて1パス走査で実現することができるので、印字
動作において処理速度の大幅な向上を図ることが可能で
ある。
【0037】また、ドットインパクトヘッドにおいて
は、図12に示したように印字要素を真円状に配置すれ
ば、印字要素を直線状に配置したときに生ずるピンのね
じれがないために、ピンの経路が短くて済み、結果的に
印字スピードを上げることができるという利点もある。
【0038】図11に示した2系統の印字要素群の駆動
には、図13に示すような回路が、図4に示した記録ヘ
ッド駆動回路26の代りに使用される。
【0039】図13の回路では、駆動ドットタイミング
調整部40が図4のマイクロコンピュータ20からの信
号に基づき図7及び図8に示す駆動タイミングパルスを
生成し、印字要素群切換え部41が横方向印字か縦方向
印字かに応じて、2つの駆動回路26、26への図7及
び図8のパルスの振り分けを切り換えることによって、
2系統の印字要素群を同時に横方向印字又は縦方向印字
に適合したタイミングで駆動することができる。
【0040】図14は、本発明の第4の実施例における
ヘッドの印字要素群の配列パターンを示し、図15及び
図16は、夫々第5及び第6の実施例における印字要素
群の配列パターンを示す。
【0041】図14に示したヘッドでは、直線配列され
た2系統の印字要素群41、42が、互いに交差しない
状態で走査方向X、Yに沿って配列されている。また、
図15に示したヘッドでは、直線配列された2系統の印
字要素群43、44が、走査方向X、Yに沿ってT字状
に配列されている。更に、図16に示したヘッドでは、
直線配列された2系統の印字要素群45、46が、走査
方向X、Yに沿って十字状に配列されている。
【0042】図14〜図16の各ヘッドでは、印字要素
群が走査方向に垂直に並んでいるため、ドットの印字タ
イミングに係わる印刷バッファ32の展開イメージが印
字結果と同一でよい。よって、マイクロコンピュータ2
0内部の処理が簡単化されるために、印字速度の改善に
繋がる。
【0043】図12及び図14〜図16のヘッドには、
図17に示すように、2つの印字要素系統の各々に1つ
の記録ヘッド駆動回路26が設けられ、且つ、各記録ヘ
ッド駆動回路26を選択的に駆動するために、印字要素
群切換え部41が設けられた回路を、図4の記録ヘッド
駆動回路26の代りに使用する。
【0044】図17の回路では、印字要素群切換え部4
1が横方向印字か縦方向印字かに応じて、2つの駆動回
路26、26の一方を選択的にイネーブルとすることに
よって、2系統の印字要素群の一方を動作させることが
できる。
【0045】なお、上述した内容は、あくまでも本発明
の各実施例に関するものであって、本発明が上記内容の
みに限定されることを意味するものでないのは勿論であ
る。例えば、図18に示したような構成のプロッタが具
備するヘッド51やキャリッジ52に対しても、本発明
の技術思想は適用が可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印刷記録媒体の縦横両方向の主走査を可能にすることに
より、印刷すべきデータの配列パターンが、縦長の印刷
記録媒体の横方向/縦方向のいずれの方向に沿うもので
あっても、高品質の印刷を可能としたシリアルプリンタ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のシリアルプリンタにより水平方向に配列
された文字列を示した図。
【図2】従来のシリアルプリンタにより垂直方向に配列
された文字列を示した図。
【図3】本発明の一実施例のシリアルプリンタの全体構
成を示したブロック図。
【図4】同実施例の要部の構成を示したブロック図。
【図5】同実施例の横方向印字動作による印字例を示し
た図。
【図6】同実施例の横方向印字動作における主走査及び
副走査の動作順路を示した図。
【図7】同実施例における各印字要素の駆動タイミング
を示すタイミングチャート。
【図8】同実施例における各印字要素の駆動タイミング
を示すタイミングチャート。
【図9】同実施例の縦方向印字動作及び従来のシリアル
プリンタによる印字例を示した図。
【図10】同実施例の縦方向印字動作における主走査及
び副走査の動作順路を示した図。
【図11】本発明の第2の実施例のヘッドの印字要素群
の配列パターンを示す図。
【図12】第3の実施例のヘッドの配列パターンを示す
図。
【図13】第2の実施例の記録ヘッド駆動部の回路構成
を示したブロック図。
【図14】第4の実施例のヘッドの印字要素群の配列パ
ターンを示した図。
【図15】第5の実施例のヘッドの印字要素群の配列パ
ターンを示した図。
【図16】第6の実施例のヘッドの印字要素群の配列パ
ターンを示した図。
【図17】第4から第6の実施例の記録ヘッド駆動部の
ブロック図。
【図18】本発明が適用可能なプロッタの斜視図。
【符号の説明】
1 ヘッド 2 キャリッジ 3 キャリッジ案内軸 4 キャリッジ案内軸 5 プラテンローラ動力伝達機構 6 プラテンローラ 7 紙押さえローラ 8 紙押さえローラ 9 用紙 10 キャリッジのタイミングベルト 11 キャリッジ駆動用モータ 12 紙送り駆動用モータ 20 マイクロコンピュータ 21 ROM 22 RAM 23 CPU 24 インターフェース 25 インターフェース 26 記録ヘッド駆動回路 27 キャリッジモータ駆動回路 28 紙送りモータ駆動回路 29 キャラクタジェネレータ 30 データ判定部 31 パターン発生部 32 印刷バッファ 33 主走査タイミング出力部 34 副走査タイミング出力部 35 モータ駆動切換え部 40 駆動ドットタイミング調整部 41 印字要素群切換え部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 3/12 C

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直交する第1の方向及び第2の方向に沿
    ってヘッドと印刷記録媒体とを相対移動させることによ
    り印刷を行なうシリアルプリンタにおいて、 複数の印字要素が、前記第1及び第2の両方向から見て
    同一密度、同一個数になるように配置されたヘッドと、 前記第1の方向に沿う相対移動を主走査とする第1の印
    字動作と、前記第2の方向に沿う相対移動を主走査とす
    る第2の印字動作とを選択する制御手段と、を備えたこ
    とを特徴とするシリアルプリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシリアルプリンタにおい
    て、 前記印字要素が、前記第1の及び第2の方向に対して4
    5度の角度をなす直線に沿って配列されていることを特
    徴とするシリアルプリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のシリアルプリンタにおい
    て、 前記印字要素が、2系統の印字要素群を構成し、この2
    系統の印字要素群が、前記第1及び第2の方向に対して
    45度の角度をなし且つ互いに直交する2本の直線に沿
    って配列されていることを特徴とするシリアルプリン
    タ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のシリアルプリンタにおい
    て、 前記印字要素が、2系統の印字要素群を構成し、この2
    系統の印字要素群が真円状に配列されていることを特徴
    とするシリアルプリンタ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のシリアルプリンタにおい
    て、 前記印字要素が、2系統の印字要素群を構成し、一方の
    系統の印字要素群が、前記第1の方向に沿うって配列さ
    れ、他方の系統の印字要素群が、前記第2の方向に沿っ
    て配列されていることを特徴とするシリアルプリンタ。
  6. 【請求項6】 請求項3乃至請求項5のいずれかの項記
    載のシリアルプリンタにおいて、 前記制御手段による選択に応じて、前記2系統の印字要
    素群の一方を選択的に駆動する印字要素群切換え手段を
    更に備えたことを特徴とするシリアルプリンタ。
JP18826594A 1994-08-10 1994-08-10 シリアルプリンタ Pending JPH0852904A (ja)

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JP18826594A JPH0852904A (ja) 1994-08-10 1994-08-10 シリアルプリンタ

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JPH0852904A true JPH0852904A (ja) 1996-02-27

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