JPH0852081A - コーヒー粉の分離装置 - Google Patents

コーヒー粉の分離装置

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JPH0852081A
JPH0852081A JP22235294A JP22235294A JPH0852081A JP H0852081 A JPH0852081 A JP H0852081A JP 22235294 A JP22235294 A JP 22235294A JP 22235294 A JP22235294 A JP 22235294A JP H0852081 A JPH0852081 A JP H0852081A
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powder
separating member
hopper
inclined surface
separating
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JP22235294A
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Kenzo Komatsu
建造 小松
Yukitada Ayukawa
幸忠 鮎川
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Shoei Co Ltd
Original Assignee
Shoei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明はコーヒー粉の主成分と渋皮の成分
を分離するコーヒー粉の分離装置を提供することであ
る。 【構成】 下方にコーヒー粉を通す間隙を形成したホッ
パーと、このホッパーの下方において傾斜面を形成して
いる分離部材と、この分離部材の傾斜面上の粉に向けて
空気を吹き付けるファンと、分離部材から離脱した渋皮
を受入れる渋受けとを設け、ホッパーの間隙から分離部
材上に下降したコーヒー粉はファンによる空気を吹き付
けられ、粉の主成分は空気に吹かれても分離部材の傾斜
面に沿って下降して通路へ向かう一方、渋皮の成分はフ
ァンによる空気に吹かれて分離部材上から離脱し、渋受
けへ向かうようにに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、粗い粒度のコーヒー
粉に含まれているコーヒー粉の主成分と、シルバースキ
ンと称されている渋皮の成分とを分離するコーヒー粉の
分離装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コーヒー豆の粉砕時に生じる渋皮
を分離するために幾つかの提案がなされている。例え
ば、 (イ)特開昭56−95023号公報では、本体上方部
に荒挽き粉砕歯と、下方に細挽粉砕歯と、各粉砕歯が共
通する駆動軸と、荒挽きコーヒー片から銀皮を分級する
分級機構とを設けている。 (ロ)特開昭57−196934号公報では、ミルケー
ス内に仕切り壁によって豆粉砕用カッター設置空間と仕
切られた空間と、両空間を通過する連通穴とを設け、こ
の仕切られた空間にコーヒー豆の不良成分を捕獲するよ
うにしている。 (ハ)特開昭58−141121号公報では、ミルケー
ス内に外気の導入孔と、ケース内の空気の吐き出孔と、
カッターの回転で導入孔から吐き出孔へ気流を生じさ
せ、この空気流でコーヒー豆の不良成分を排出するよう
に構成している。 (ニ)実開昭60−15239号公報では、粗い粒度に
粉砕する第1粉砕室内において第1粉砕体と、粒度の粗
い粉の通過するフィルタ部と、第1粉砕室の下方でコー
ヒー粉を更に粉砕する第2粉砕室内に第2粉砕体を設
け、渋皮を第1粉砕室に留め、最終的には第2粉砕室で
コーヒー粉を生成するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記(イ)では、荒挽
粉粉砕歯で得られた豆片は落下し、比較的軽い銀皮はフ
ァンにより浮遊して分級ケースに収容されるとしている
が、実際にファンにより浮遊するのは銀皮のみならず、
銀皮と同じ自重を持った粉も浮遊してしまうことになる
のでコーヒーの主成分と渋皮との分離効率が悪くなる。
また落下するために要する広い空間が必要になり、全体
構造が大きくなる欠点がある。上記(ロ)では、粉砕用
カッターでコーヒー豆を粉砕すると高速回転となる。
(低速回転では回転気流が発生し得ない。)このカッタ
ーで回転エネルギーを与えられた渋皮と同じ重さを持つ
コーヒー粉末も、ミルケース内で回転運動をしながら上
昇して連通穴を通じて捕獲空間に入り込む結果となるの
で、分離効率が悪くなる欠点がある。その上、一旦捕獲
空間に入った渋皮が中央の連通穴からカッターの設置空
間に逆戻りすることもあるので、さらに分離効率が悪く
なる。又捕獲空間において、捕獲された渋皮が捕獲空間
で減速して堆積するためには広い空間が必要になるため
に全体構造が大きくなる欠点がある。
【0004】上記(ハ)は上記(ロ)における、渋皮が
逆戻りする欠点を改良しているが、(ロ)同様に渋皮と
粉の自重差を利用しているので、渋皮と同じ重さを持つ
粉は気流にのって、結局吐出孔から出ていくことにな
る。したがって(ロ)と同じく分離効率が悪くなる欠点
がある。上記(ニ)で、実際に必要な高速回転によって
第1粉砕体で豆を粉砕すると、回転で生じる遠心力効果
により殆ど全ての粉が舞い上が傾向にある。この舞い上
がった渋皮と同じ自重のコーヒー粉の主成分は、渋皮と
同じ回転エネルギを与えられて回収器に入ろうとするも
のである。従って述の(ロ)、(ハ)同様に分離効率が
悪い欠点がある。本発明はこれらの従来の方式にある課
題を解決し、簡単な構造で、コンパクトでしかも、分離
効率がよいコーヒー粉の分離装置を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1)下方にコーヒー粉を通す間隙を形成したホッパー
と、このホッパーの下方において傾斜面を形成した分離
部材と、この分離部材の傾斜面上の粉に向けて空気を吹
き付けるファンと、分離部材の下方で傾斜面を下降した
粉の主成分が通る通路と、分離部材から離脱した渋皮を
受け入れる渋受けとを設ける。 (2)筒形のケースの上方においてコーヒー豆を粗い粒
度に粉砕するための第1カッターを収容する容器と、こ
の容器の下方においてこの容器から放出されたコーヒー
粉を送り出す間隙を形成したホッパーと、このホッパー
の下方において傾斜面を形成した分離部材と、この分離
部材の傾斜面上の粉を振動させる振動発生手段と、分離
部材上の粉に向けて空気を吹き付けるファンと、分離部
材の下方で傾斜面を下降した粉の主成分が通る通路と、
分離部材から離脱した渋皮を受け入れる渋受けとを設け
る。
【0006】(3)筒形のケースの上方においてコーヒ
ー豆を粗い粒度に粉砕するための第1カッターを収容す
る容器と、この容器の下方においてこの容器から放出さ
れたコーヒー粉を送り出す間隙を形成したホッパーと、
このホッパーの下方において傾斜面を形成した分離部材
と、この分離部材の傾斜面上の粉に向けて空気を吹き付
けるファンと、分離部材の下方で傾斜面を下降した粉の
主成分が通る通路と、分離部材から離脱した渋皮を受け
入れる渋受けと、前記分離部材の下方において、分離後
のコーヒー粉の主成分を細かい粒度に粉砕する第2カッ
ターとを設ける。 (4)筒形のケースの上方においてコーヒー豆を粗い粒
度に粉砕するための第1カッターを収容する容器と、こ
の容器の下方においてこの容器から放出されたコーヒー
粉を順次送り出す間隙を形成したホッパーと、このホッ
パーから送り出されたコーヒー粉を受ける分離部材と、
この分離部材の傾斜面上の粉を振動させる振動発生手段
と、この分離部材上の粉に向けて空気を吹き付けるファ
ンと、前記分離部材上から離脱した渋皮を受け入れる渋
受けと、前記分離部材の下方で、分離後のコーヒー粉の
主成分を細かい粒度に粉砕する第2カッターとを設け
る。 (5)粉砕室の第2カッターで粉砕された粉が、粉砕室
の回りの窓から放出されて、コーヒー抽出器に向かうよ
うに構成する。 (6)ホッパーに振動発生手段を連結する。 (7)振動発生手段のファン又はモーターの軸に不均衡
な重りを設ける。 (8)ホッパーの下方にコーヒー粉の通過を検知するセ
ンサーを設ける。
【0007】
【作用】本発明は上記課題解決手段により、 (1)分離部材の傾斜面上の粗い粒度のコーヒー粉に空
気を吹き付け、自重が重くて分離部材に対する実質的摩
擦係数が大きい粉の主成分は、空気に吹かれても傾斜面
を下降する一方、自重が軽くて分離部材に対する実質的
摩擦係数が小さい渋皮は空気に吹かれて分離部材から離
脱するように構成したので、コーヒー粉の主成分から効
率良く渋皮を分離することができる。 (2)分離部材上の粉に振動を与えるように構成したの
で、分離部材上での粉の主成分から渋皮を分離する動作
が促進され、効率良く分離し、分離動作を大幅に加速す
ることができる。 (3)第1カッターを収容する容器内でコーヒー豆を粉
砕し、この容器から粗い粒度の粉を連続的にホッパーに
放出し、その粉をホッパーの間隙から順次分離部材に送
り出し、分離部材上の粉にファンで空気を吹き付け、粉
の主成分と渋皮の自重差及び、分離部材に対する実質的
摩擦係数の差によって効率よく分離動作をし、渋皮を分
離後の粉をさらに細かい粒度に粉砕することできる。 (4)コーヒー豆を第1カッターで粗い粒度に粉砕し、
その粉を分離部材の傾斜面上において主成分から効率良
く分離し、粉の振動によって分離動作を加速し、渋皮を
分離した後の粉を第2カッターで順次細かい粒度に粉砕
することできる。 (5)第1カッターで豆を粗い粒度に粉砕し、その粉を
分離部材上で効率よく分離し、第2カッターにより細か
い粒度の粉砕された粉を、連続的に抽出することができ
る。 (6)ホッパー内の粉を振動させることにより、粉を分
離部材へ送り出す動作を促進して加速し、連続的にする
ことができる。 (7)ファン或いはファンの回転軸に重りを設けたので
ファンの近傍にあるホッパーや分離部材に確実に振動を
与えることができる。 (8)粉が通過する経路に設けたセンサーにより分離動
作の終了をユーザーに知らせることができる。
【0008】
【実施例】
第1の実施例 本発明のコーヒー粉の分離装置で使用する粗い粒度のコ
ーヒー粉(以下単に粉という)とは、粒の大きさは、約
0.5mm〜3mm程度を云う。図1、図2に示される
ように、ケース1の上方において、粉を受け入れ、その
最も下方でその粉を通す間隙を形成したホッパー2が設
けられている。ホッパー2内の粉が、より円滑に間隙か
ら下降する目的で、自由に振動し得るようにホッパー2
はケース1に対して振動自在に構成している。この目的
でケース1とホッパー2との間にゴムやスポンジ或いは
バネのような弾性体3が設けられている。ホッパー2の
下方には、ホッパー2から送り出された粉を受け、その
粉に向けて空気を吹き付けられ、粉の主成分から渋皮が
分離されるための傾斜面を形成した分離部材4が設けら
れている。この目的で分離部材4の表面形状は粉の主成
分が空気に吹かれながら、その傾斜面に沿って滑るよう
にして下降し易いような溝(図示せず)を設けてもよ
い。
【0009】次に、分離部材4上を下降する粉に空気を
吹き付けるためにモーター5によって駆動されるファン
6が分離部材4の傾斜面に向かって設けられている。従
って、分離部材4の傾斜角度は傾斜面上で粉の主成分が
ファン6により空気を吹き付けられても下降するような
角度に設定してある。この角度は分離部材4の材質や、
その表面の状態及び空気の吹き付け方などにより適切に
決められる。前記ファン6は要するに、分離部材4上に
空気を吹き付けるのが目的であるので、例えばノズル方
式で集中的に吹き付けてもよい(図示せず)。また上記
分離部材4から離脱した渋皮を受け入れる渋受け7は、
ファン6による空気の流れから見て分離部材4の下手に
設けられている。前記ホッパー2内の粉の送り出し動作
及び分離部材4上の粉の下降動作を円滑に且つ連続的
に、さらに分離部材4上の粉から渋皮を分離する動作を
促進し、加速する目的で、ホッパー2と分離部材4を振
動させる振動発生手段が設けられている。 この目的で
分離部材4はケース1から振動自在に緩衝部材8を介し
てベース9に取り付けられている。ベース9の振動をホ
ッパー2に伝えるためにベース9の上方部をホッパー2
に結合し、そのベース9上に振動モーター10が取り付
けられている。振動モーター10は不均衡な重りをその
軸に固定した既知のものでよいし、又振動発生手段とし
てはファン6或いはその軸に不均衡な重り11(図2)
を固定するように構成する。一方分離部材4の下方には
分離された粉の主成分が通過して、粉受け12に向かう
ための通路13が設けられている。(図3) 後述するが、通路13の下方には粉受け12の代わりに
粉砕室を設ける場合もある。(第3実施例)
【0010】次に、粉の分離動作の終了を検知する目的
でホッパー2の下方にセンサー14が設けられている。
センサー14は、赤外線、光、超音波などを利用して良
い。例えば一対の光発信部とその受光部からなる検知方
式の場合、その受光部を既知の方法で制御回路(図示せ
ず)を介してして表示部材15(図2)に接続する。も
しくは、その制御回路の構成を、前記モーター6び振動
モーター10の電源をオフ状態にするようにしてもよ
い。センサー14は、要するに粉が通過する経路であれ
ば分離部材4の下方であってもよい。また携帯用或いは
コードレスの目的でファン6及び振動モーター10を駆
動するために、ケース1内にファン6や振動モーター1
0用の電池やスイッチを設けてもよい。次に本発明のコ
ーヒー粉の分離装置の動作を説明する。まず、ユーザー
は使用に当たり、電源を通電するとファン6及び振動モ
ーター10が回転を始める。ホッパー2に粗い粒度のコ
ーヒー粉を入れると、粉は下方の間隙から下降を始め、
その粉は分離部材4上に下降する。
【0011】分離部材4上の粉にファン6による空気が
吹き付けられて、次の分離動作が行われる。自重が重く
て摩擦係数が大きい粉の主成分は、ファン6による空気
に吹かれても、分離部材4上の傾斜面に沿って滑るよう
に下降して通路13に向かい、粉受け12に落ちる。通
常、粉砕された一片の渋皮の形状は、殆どその一部に湾
曲面を持っている。即ち、平坦な分離部材4の上の粉砕
された渋皮は、粉の主成分と違って分離部材4の表面に
平行に接触できるような面を持たないので、極めて不安
定な状態にあるものである。一方、粉砕された粉の一片
の主成分は多面体に近い形状になるので、分離部材4の
表面と平行ないずれかの面(実際には多くの接触点より
なる面)で接触しているものである。従って、この粉の
主成分は渋皮と対照的に比較的安定しているものであ
る。又一般に物質の実質的摩擦係数はその物質が接触し
ている面の表面状態にもよるが、およそ接触面積に比例
することはよく知られている。従ってこれらの渋皮の分
離部材4に対する実質的摩擦係数は、主成分のそれと比
較すると遥かに小さいものである。
【0012】又一般に、同じ重さで、異なる摩擦係数を
持つ二つの物質が、平らな部材上にある時、両者に空気
を吹き付けると、摩擦係数が大きい物質は動じなくて
も、摩擦係数が小さい方が、動きやすいことは良く知ら
れていることである。加えて、渋皮は自重が粉の主成分
より軽いので、粉に空気が吹き付けられると、分離部材
4上では渋皮のみ吹き飛ばされるようにして分離され
る。このようにして分離部材4上で分離した渋皮は、結
局、分離部材4上から離脱し、空気の流れの下手にある
渋受け7に下降する。以上の粉の動作はホッパー2及び
分離部材4を振動させる振動発生手段により加速され
る。即ち、ホッパー2内の粉は振動モーター10(或い
は、ファン6上の重り11)により微小に振動するの
で、順次、ホッパー2の傾斜面に沿って連続的に分離部
材4に下降する。分離部材4の振動により、分離部材4
上の粉は微小に上下運動を繰り返しながら、粉の主成分
は連続的に下降して通路13に向かう。一方粉の下敷き
になっている渋皮は振動により、粉の主成分から離れた
ところで、空気に吹き飛ばされて、分離部材4から離脱
し、渋受け7へ移る。ホッパー2から粉が下降し終わる
と、粉の無い状態をセンサー14が検知し、表示部材1
5を点灯する。或いはモーター5及び振動モーター10
の電源を遮断する。
【0013】第2実施例 図3に示されるように、第2実施例は分離部材4の傾斜
面に対して吹き付ける空気の方向を変えた場合である。
この場合も第1実施例同様、分離部材4の傾斜面に対向
してファン6が設けられている。この場合、ファンの空
気は分離部材4の下から上に向けてを吹き上げる方向で
あるが、傾斜面の角度は粉の主成分が空気に吹かれても
尚、傾斜面上を下降するように傾斜面の角度と、ファン
の空気の強さが設定してある。そして、渋皮の成分は空
気に吹かれて、傾斜面を吹き上げられて、渋受け7移る
ように構成されている。この場合も、分離動作は第1実
施例と同様に行われる。即ち、分離部材4上で粉の主成
分は空気に吹かれても下降して、通路13から粉受け1
2へ下降する一方、渋皮は主成分から分離して傾斜面を
吹き上げられ、分離部材4上から離脱し渋受け7に移
る。 第3実施例 図4及び図5において、円筒形のケース1の上方部には
コーヒーの豆受け16と、豆受け16の下方には、コー
ヒー豆を粗い粒度に粉砕するためにモーター5によって
駆動される第1カッター17を収容する容器18が設け
られている。容器18の回りには粗い粒度の粉を通す多
数の穴が設けられている。容器18から送り出された粉
を受け入れ、その下方に粉を通す間隙19を形成し、ケ
ース1に収まるべき円錐形をしたホッパー2が設けられ
ている。ホッパー2の下方において、粉の渋皮を分離す
るために、ケース1とホッパー2の外形に対応した円錐
形の傾斜面を形成した分離部材4が設けられている。図
4に示されるように、ホッパー2の間隙19から空気の
流れの下手に回った位置において、分離された渋皮が離
脱するための窪み20が設けられている。
【0014】図4で、窪み20に落ちた渋皮が再び分離
部材4上に上がらないために、分離部材4と窪み20と
の間には仕切り21が設けられている。ホッパー2の下
方には分離部材4上の粉に空気を吹き付けるために、モ
ーター5によって駆動されるファン6が設けられてい
る。ホッパー2上及び分離部材4上の粉に振動を与えて
分離動作をより円滑に、且つ連続的に加速する目的で、
前記容器18、ホッパー2及び分離部材4はケース1に
対して弾性体3及び緩衝部材8を介して振動自在に構成
されている。そして豆受け16、容器18と一体的なホ
ッパー2と分離部材4には次の振動発生手段が設けられ
ている。この目的で、図4に示されるようにファン6の
回転でホッパー2及び分離部材4が振動するようにファ
ン6に不均衡な重り11が設けられている。この重り1
1は第1カッター17或いは、その回転軸に設けてもよ
い。一方、窪み20へ下降した渋皮が渋受け7へ移動す
るために、ケース1の側面には開口22が設けられてい
る。尚、窪み20を実質的な渋受けとして構成しても良
く、この場合は開口22は必ずしも必要ではない。(図
示せず) 次に、分離部材4の下端には、下降し終わった粉が中央
に集中するように通路13が設けられている。そして通
路13を下降した粉が、さらに細かい粒度に粉砕される
ために分離部材4の下方には次の粉砕手段が設けられて
いる。
【0015】即ち、粉砕室23の中でモーター5によっ
て駆動される第2カッター24が設けられている。粉砕
室23の回りには、粉砕された細かい粒度の粉が、粉受
け12へ向かう窓25が設けられている。次に第3実施
例の動作を説明する。まず、ユーザーは使用に当たり、
豆受け16にコーヒー豆を入れ、電源を通電すると、モ
ーター5の回転と同時に第1カッター17、ファン6及
び、第2カッター24が回転を始める。豆受け16から
容器18へ下降したコーヒー豆は第1カッター17の回
転により粗い粒度の粉に粉砕されながら、第1カッター
17の遠心力によりその粉は容器18の回りの多数の穴
から順次外へ放出されて、ホッパー2上に下降する。そ
してホッパー2の傾斜面に沿って下降した粉は、間隙1
9を通った後、傾斜した分離部材4上へと移動する。分
離部材4上の粉は主成分と渋皮との自重の差、及び分離
部材4との間の実質的摩擦係数の差が影響して次の分離
動作が行われる。
【0016】即ち図4において、分離部材4上を下降し
てる粉にファン6空気が吹き付けられると、自重が重く
て実質的摩擦係数が大きい粉の主成分は、空気に一時的
に押されても矢印26示されるように、分離部材4上の
傾斜面に沿って滑りながら下降し、通路13に向かう。
一方渋皮は、粉の主成分に比較して自重が軽く実質的摩
擦係数が小さいので、分離部材4上でファン6によって
円周方向に空気を吹かれると、前述の第1実施例同様に
して分離部材4上で粉の主成分から分離する。その結
果、分離部材4上の矢印27に示され軌跡を転がるよう
に移動して、結局分離部材4上から離脱し、空気の流れ
の下手の窪み20へ落ちる。その後渋皮は窪み20の底
面に沿って下降し、開口22を通って、渋受け7へと移
る。以上の動作は振動発生手段によって、著しく促進さ
れ、加速される。即ち、ファン6の回転による回転振動
は、ホッパー2及び容器18から豆受け16に伝わる。
そして豆受け16内の豆を振動させて、その豆の容器1
8への下降動作を促進する。一方容器18の回りの多数
の穴からホッパー2上に移動した粉は、やはり振動しな
がら順次、連続的にホッパー2の傾斜面に沿って下降
し、間隙19を円滑に通過した後、分離部材4に移動す
る。そして分離部材4上の粉は微小に上下左右の運動を
繰り返しながら、粉の主成分は連続的に傾斜面の沿って
下降する。
【0017】粉の下敷きになっている渋皮も上下左右の
振動により、順次粉の主成分と分離して結局、分離部材
4上をケース1の円周方向の空気によってに押し飛ばさ
れる。そして分離部材4上から窪み20に落ちた渋皮
は、その底面に沿って振動によって連続的に渋受け7へ
移る。このようにして分離された粉は通路13を下降し
て粉砕室23に入る。その粉は第2カッター24によっ
て順次さらに細かい粒度に粉砕されて、第2カッター2
4の遠心力により窓25から粉受け12へ放出される。 第4実施例 次にコーヒーの抽出機能が加わった場合について図6で
説明する。第2粉砕室23の回りの窓25に対向して、
窓25から放出されたコーヒー粉を受けて、抽出するた
めの抽出器28が既知の手段で設けられている。コーヒ
ー粉の通過を検知するセンサー14は窓25と抽出器2
8との間に配置されている。 尚、センサー14の位置
は、コーヒー粉が通過する経路であればホッパー2と抽
出器28の間のどこでもよい。このように構成すれば、
コーヒー豆が第1カッター17で、粗い粒度に粉砕さ
れ、ホッパー2から分離部材4を経て、第2カッター2
3でさらに細かい粒度に粉砕される。そして窓25から
抽出器28に向けて粉の放出が終わると、センサー14
が粉の有無を検知して制御回路により、モーター5の電
源が遮断される。その後、抽出器28の電源(ヒーター
用)が入ると、衆知の方法で抽出が行われる。
【0018】
【発明の効果】
(1)ホッパーから下降した粉を分離部材上で受け止
め、分離部材の傾斜面上の粉に空気を吹き付けることに
より、自重が重くて分離部材と粉との間の実質的摩擦係
数が大きい粉の主成分は、空気に吹かれても分離部材の
傾斜面に沿って下降し通路へ移る一方、自重が軽くて分
離部材との間の実質的摩擦係数が小さい渋皮は分離部材
上で空気に吹かれて渋受けへと下降するように構成した
ので、従来の方式に比べて粉の主成分と渋皮とを分離す
る効率がよい。加えて分離するために必要な分離部材が
占める空間を小さくできる利点がある。 (2)分離部材上の粉に振動を与えて分離部材上の粉の
動作を促進するように構成したので、分離動作は加速さ
れ分離に要する時間が短縮される。また分離動作が円滑
に且つ確実となり、分離効率はさらに良くなる。
【0019】さらに、分離部材の傾斜各度はゆるやかで
あっても確実に動作するので、全体構造をコンパクトに
することができる。 (3)第1カッターでコーヒー豆を粗い粒度に粉砕して
容器からホッパーへと放出し、ホッパーで受けた粉分離
部材へと順次移り、この分離部材の傾斜面上の粉に空気
を吹き付けて渋皮の成分を分離した後、細かい粒度に粉
砕する第2カッターとを設け、細かい粒度の粉に粉砕す
る粉砕室内に第2カッターを対応して設けたので、豆の
段階から渋皮を分離して除いた細かい粒度の粉を、極め
て簡単に且つ、コンパクトな構造で得ることができる。 (4)上記(3)における効果に加え、分離部材に振動
を与えることにより、分離動作を促進するように構成し
たので、分離動作は加速され、分離に要する時間が短縮
される。また分離動作がより円滑に且つ確実になり、分
離効率はさらに良くなる。又その結果、分離部材の傾斜
各度はゆるやかであっても確実に動作するので、全体構
造をコンパクトにすることができる。
【0020】(5)第1カッターでコーヒー豆を粗い粒
度の粉に粉砕する段階から、順次分離部材で渋皮を分離
した後、順次第2カッターにより細かい粒度に粉砕し、
その粉を連続的に抽出する装置を簡単に且つコンパクト
に提供できる。 (6)ホッパーに振動発生手段を連結したので、振動に
よってホッパーの間隙からの粉の下降動作を確実にし、
促進させることができる。 (7)振動発生手段として、ファンまたはモーターの軸
に不均衡な重りを設けることにより、極めて簡単な構造
でホッパー及び分離部材に確実な振動動作を与える装置
を提供できる。 (8)粉の通過を検知するセンサーを粉の通路に設けた
ので、分離動作の終了を適時知らせることができる。ま
た電源の自動遮断などの自動化に応用することが容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコーヒー粉の分離装置の第1実施例の
全体構造の断面図である。
【図2】本発明のコーヒー粉の分離装置の図1のA−A
断面図である。
【図3】本発明のコーヒー粉の分離装置の第2実施例の
全体構造の断面図である。
【図4】本発明のコーヒー粉の分離装置の第3実施例の
全体構造の断面図である。
【図5】本発明のコーヒー粉の分離装置の第3実施例の
主要部の斜視図である。
【図6】本発明のコーヒー粉の分離装置の第4実施例の
全体構造の断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 ホッパー 3 弾性体 4 分離部材 5 モーター 6 ファン 7 渋受け 8 緩衝部材 9 ベース 10 振動モーター 11 重り 12 粉受け 13 通路 14 センサー 15 表示部材 16 豆受け 17 第1カッター 18 容器 19 間隙 20 窪み 21 開口 22 仕切り 23 粉砕室 24 第2カッター 25 窓 26 矢印 27 矢印 28 抽出器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方にコーヒー粉を送り出す間隙を形成
    したホッパーと、このホッパーの下方において傾斜面を
    形成している分離部材と、この分離部材の傾斜面上の粉
    に空気を吹き付けるファンと、前記分離部材の下方で傾
    斜面を下降した粉の主成分が通る通路と、前記分離部材
    から離脱した渋皮を受け入れる渋受けとを設け、ホッパ
    ーの間隙から順次分離部材上に下降したコーヒー粉はフ
    ァンにより空気を吹き付けられ、粉の主成分は空気に吹
    かれても分離部材の傾斜面に沿って下降して通路へ向か
    う一方、渋皮の成分はファンによる空気に吹かれて分離
    部材上から離脱し、渋受けへ向かうことを特徴とするコ
    ーヒー粉の分離装置。
  2. 【請求項2】 下方においてコーヒー粉を順次送り出す
    間隙を形成したホッパーと、このホッパーの下方におい
    て傾斜面を形成している分離部材と、この分離部材の傾
    斜面上の粉を振動させる振動発生手段と、前記分離部材
    上の粉に空気を吹き付けるファンと、前記分離部材の下
    方で傾斜面を下降した粉の主成分が通る通路と、前記分
    離部材から離脱した渋皮を受け入れる渋受けとを設け、
    ホッパーの間隙から分離部材上に移ったコーヒー粉は、
    振動発生手段により振動しながらファンによる空気を吹
    き付けられ、粉の主成分は空気に吹かれても分離部材の
    傾斜面に沿って下降して通路へ向かう一方、渋皮の成分
    はファンによる空気に吹かれて分離部材上から離脱し、
    渋受けへ向うことを特徴とするコーヒー粉の分離装置。
  3. 【請求項3】 筒形のケースの上方においてコーヒー豆
    を粗い粒度に粉砕するための第1カッターを収容する容
    器と、この容器の下方においてこの容器から放出された
    コーヒー粉を送り出す間隙を形成したホッパーと、この
    ホッパーの下方において傾斜面を形成している分離部材
    と、この分離部材の傾斜面上の粉に空気を吹き付けるフ
    ァンと、前記分離部材の下方で傾斜面を下降した粉の主
    成分が通る通路と、前記分離部材から離脱した渋皮を受
    け入れる渋受けと、前記分離部材の下方において、分離
    後のコーヒー粉の主成分を細かい粒度に粉砕する第2カ
    ッターとを設け、第1カッターによりコーヒー豆を粗い
    粒度に粉砕した後ホッパーに送り、ホッパーの間隙から
    分離部材上に移ったコーヒー粉はファンにより空気を吹
    き付けられ、粉の主成分は分離部材の傾斜面に沿って下
    降した後、粉砕室において第2カッターにより細かい粒
    度に粉砕される一方、渋皮の成分はファンの空気に吹か
    れて分離部材から離脱し、渋受けへ向うことを特徴とす
    るコーヒー粉の分離装置。
  4. 【請求項4】 筒形のケースの上方においてコーヒー豆
    を粗い粒度に粉砕するための第1カッターを収容する容
    器と、この容器の下方においてこの容器から放出された
    コーヒー粉を送り出す間隙を形成したホッパーと、この
    ホッパーの下方において傾斜面を形成している分離部材
    と、この分離部材の傾斜面上の粉を振動させる振動発生
    手段と、この分離部材上の粉に空気を吹き付けるファン
    と、前記分離部材の下方で傾斜面を下降した粉の主成分
    が通る通路と、前記分離部材から離脱した渋皮を受け入
    れる渋受けと、前記分離部材の下方において、分離後の
    コーヒー粉の主成分を、細かい粒度に粉砕する第2カッ
    ターとを設け、第1カッターによりコーヒー豆を粗い粒
    度に粉砕した後ホッパーに送り、ホッパーの間隙から分
    離部材上に移ったコーヒー粉は振動発生手段により振動
    しながらファンによる空気を吹き付けられ、粉の主成分
    は分離部材の傾斜面に沿って下降した後、粉砕室におい
    て第2カッターにより細かい粒度に粉砕される一方、渋
    皮の成分はファンの空気に吹かれて分離部材から離脱し
    て、渋受けへ向うことを特徴とするコーヒー粉の分離装
    置。
  5. 【請求項5】 粉砕室の第2カッターで粉砕された粉
    が、粉砕室の回りの窓から放出されて、コーヒー抽出器
    に向かうように構成した、請求項3及び請求項4に記載
    のコーヒー粉の分離装置。
  6. 【請求項6】 ホッパーに振動発生手段を連結した請求
    項2、及び請求項4に記載のコーヒー粉の分離装置。
  7. 【請求項7】 振動発生手段としてのファン又はモータ
    ーの軸に不均衡な重りを設けた請求項2、請求項4及び
    請求項6に記載のコーヒー粉の分離装置。
  8. 【請求項8】 コーヒー粉の通過する経路に於いて、コ
    ーヒーの粉の有無を検知するセンサーを設けた請求項
    1、請求項2、及び請求項5に記載のコーヒー粉の分離
    装置。
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