JPH0851859A - 茸栽培用ブロックの製造装置 - Google Patents

茸栽培用ブロックの製造装置

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JPH0851859A
JPH0851859A JP6209112A JP20911294A JPH0851859A JP H0851859 A JPH0851859 A JP H0851859A JP 6209112 A JP6209112 A JP 6209112A JP 20911294 A JP20911294 A JP 20911294A JP H0851859 A JPH0851859 A JP H0851859A
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Takashi Ishifune
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 袋に損傷を与えることなく、充填した培養基
を強い圧力で押圧してプレスして綺麗に揃った角柱状に
成形する。全体を角柱状に成形してスペース効率の高い
茸栽培用ブロックを製造する。 【構成】 茸栽培用ブロックの製造装置は、供給手段6
で袋1をホルダー5にセットする。袋1は強制拡開手段
7で拡開される。袋1は保持筒8と底板9に保持して、
培養基3が充填される。充填した培養基3は加圧手段1
1で加圧される。強制拡開手段7は、ホルダー5に保持
される袋1の内部に挿入される挿入部12に、袋1の四
隅部分に押し出されて、袋1を角柱状に拡開させる押出
部材13を装備する。押出部材13が袋1を角柱状に拡
開し、角柱状の袋1を保持筒8と底板9で保持して、培
養基3を充填し、充填した培養基3を加圧手段11で加
圧して成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム状の袋に培養
基を充填し、充填した培養基を加圧しブロック状とする
茸栽培用ブロックの製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】椎茸等の茸を栽培するために、フィルム
状の袋に培養基を充填したものが使用される。袋に充填
された培養基には茸菌を植菌する。茸菌は培養基に繁殖
し、栽培する温度や湿度等の外的条件を調整して、茸を
栽培することができる。
【0003】袋に培養基を充填する装置はすでに開発さ
れている。たとえば、特公平6−24454号公報に茸
栽培用ブロックの製造装置が記載される。この公報に記
載される装置は、図1に示すように下記の工程でプラス
チック袋に培養基を充填する。 (1) 袋1を上方を開口してセットする。 (2) セットした袋1に円盤2を挿入して、袋全体を円
筒状に拡開する。 (3) 拡開した袋1に、定量の培養基3を充填する。 (4) 袋1の外周に、一対の側面押型4で挟着して保持
し、この状態で充填した培養基3を加圧プレスして、成
形する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにして、袋1
に培養基3を充填する装置は、培養基3を能率よく袋詰
めできる特長がある。しかしながら、袋1に充填した培
養基3を十分に加圧プレスして、成形することが難しい
欠点がある。それは、袋1を完全に拡開した状態で培養
基3を充填することが難しいことが理由である。培養基
を充填する袋は、プラスチックフィルムを袋状に成形し
たものである。この袋は、プラスチックフィルムを図2
と図3に示すように折り畳んだものである。袋は筒状に
拡開できるように、シート状のプラスチックフィルムの
両側を内側に折り畳み、底を直線状に溶着している。こ
の構造の袋は、とくに底部を綺麗に拡開することが難し
い。
【0005】十分に拡開されない袋に培養基を充填し
て、これを強い圧力で加圧すると、拡開されないでしわ
になっている部分に局部的に無理な力が作用して、袋が
破損してしまう欠点がある。このため、袋を強い圧力で
加圧できず、培養基を所定の形状に成形することができ
なくなる。
【0006】さらにまた、図1に示す装置は、袋1を円
柱状にして培養基3を充填し、これを加圧して円柱状に
成形するので、実際に使用するときのスペース効率が悪
い欠点がある。円柱を並べると隙間ができるからであ
る。
【0007】本発明は、この欠点を解決することを目的
に開発されたもので、本発明の重要な目的は、袋に損傷
を与えることなく、充填した培養基を強い圧力で押圧し
てプレス成形できると共に、全体を角柱状に成形してス
ペース効率の高い茸栽培用ブロックを製造できる茸栽培
用ブロックの製造装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の茸栽培用ブロッ
クの製造装置は、前述の目的を達成するために下記の構
成を備える。茸栽培用ブロックの製造装置は、フィルム
状の袋1の開口部を方形状に拡開して保持するホルダー
5と、このホルダー5に袋1を装着する供給手段6と、
ホルダー5に保持された袋1を拡開させる強制拡開手段
7と、強制拡開手段7で拡開された袋1の外周を保持す
る保持筒8と、袋1の底面を保持する底板9と、底板9
と保持筒8で袋1の底と外周を保持して、拡開された袋
1に所定量の培養基3を充填する充填手段10と、充填
された培養基3を加圧する加圧手段11とを備える。
【0009】供給手段6でホルダー5にセットされた袋
1は、底板9と保持筒8とで保持されて充填手段10で
培養基3が充填される。充填された培養基3は、加圧手
段11で加圧して成形される。
【0010】さらに本発明の茸栽培用ブロックの製造装
置は、強制拡開手段7を、ホルダー5に保持される袋1
の内部に挿入される挿入部12と、この挿入部12に装
着されて、袋1の四隅部分に押し出されて、袋1を角柱
状に拡開させる押出部材13と、押出部材13を外周に
押し出す駆動部材14とで構成する。強制拡開手段7
は、袋1に挿入部12を挿入させた状態で、駆動部材1
4で押出部材13を押し出して、押出部材13で袋1の
四隅を押し出して角柱状に拡開する。
【0011】袋1の外周を支持する保持筒8は、強制拡
開手段7で角筒状に拡開された袋1の外周を囲む角筒状
に形成されると共に、上下手段によって上下に往復運動
自在に基台に装着されている。保持筒8を角柱状に拡開
する袋1の外周に配設する状態で、袋1に培養基3が充
填され、さらに、保持筒8と底板9で袋1を保持する状
態で、充填された培養基3を加圧手段11で加圧するよ
うに構成している。
【0012】さらに本発明の請求項2に記載される茸栽
培用ブロックの製造装置は、加圧手段11を、袋1に充
填した培養基3を加圧する押圧プレート15と、この押
圧プレート15を押し下げる加圧シリンダー16と、袋
1の培養基3に植菌孔を開口するテーパーロッド17と
で構成される。押圧プレート15は、スプリング18を
介して加圧シリンダー16のロッドに連結される。テー
パーロッド17は、先端を次第に細くするテーパー状
で、加圧シリンダー16のロッドに直接に連結されてい
る。
【0013】
【作用】本発明の好ましい実施例にかかる図13〜図1
5に示す茸栽培用ブロックの製造装置は、下記のように
して袋1に培養基3を充填する。 (1) 供給手段6が袋1をホルダー5に装着する。袋1
は開口部を方形状に拡開してホルダー5に保持される。 (2) 強制拡開手段7がホルダー5に保持される袋1を
角柱状に拡開する。強制拡開手段7は、挿入部12を袋
1に挿入し、挿入部12の押出部材13を袋1の四隅部
分に押し出して、袋1を内面から押し出して角柱状に拡
開する。押出部材13は駆動部材14で部材の四隅に押
し出される。押出部材13は、袋1を内面から外側に押
し出して拡開するので、袋全体を十分に拡開できる。
【0014】(3) 拡開された袋1を底板9の上に載
せ、袋1の外周に保持筒8を上昇させて、袋1を底板9
と保持筒8とで保持する。 (4) この状態で、袋1に所定量の培養基3を充填す
る。 (5) 袋1の底と外周を、底板9と保持筒8で保持する
状態として、袋1に充填した培養基3を加圧手段11で
加圧してプレスする。 (6) 保持筒8を降下させて、保持筒8を袋1の外周か
ら除去し、袋1をホルダー5から外して茸栽培用ブロッ
クを装置から排出する。
【0015】本発明の茸栽培用ブロックの製造装置は、
以上のように、袋1の四隅を内側から外側に押し出して
袋1を角柱状に拡開して培養基3を充填する。このため
袋1を完全な角筒状に拡開して、袋1の局部にしわがで
きるのを防止して培養基3を充填できる。さらに、この
状態で充填された培養基3は、袋1を角筒状の保持筒8
と底板9で保持して加圧される。培養基3が加圧される
ときに、袋1にしわがないので、袋1の局部に無理な力
が作用して、袋1が破損することがない。さらに、袋1
を角筒状の保持筒8と底板9で支持して培養基3をプレ
スするので、角柱状に成形された茸栽培用ブロックが製
造される。
【0016】さらにまた、本発明の請求項2に記載され
る茸栽培用ブロックの製造装置は、テーパーロッド17
を袋1の培養基3に挿入して植菌孔を開口する。テーパ
ーロッド17は、培養基3に挿入するときに、培養基3
を周囲で外周に押し出して成形する。また、培養基3か
ら引き抜くときには、テーパーロッド17を少し上昇し
てその表面を植菌孔から分離して、綺麗に成形した植菌
孔を開口できる。
【0017】さらに、テーパーロッド17は加圧シリン
ダー16に直接に押圧され、押圧プレート15はスプリ
ング18を介して押圧される構造としている。この構造
の装置は、テーパーロッド17を袋1に充填した培養基
3の定位置に挿入できる。また、押圧プレート15は袋
1に無理な力を作用させることなく培養基3を加圧でき
る。袋1に充填される培養基3の量に多少のばらつきが
あっても、押圧プレート15がスプリング18を介して
培養基3を所定の圧力で押圧して成形するからである。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想
を具体化するための茸栽培用ブロックの製造装置を例示
するものであって、本発明は茸栽培用ブロックの製造装
置を下記のものに特定しない。
【0019】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、「作用の欄」、および
「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付
記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、
実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0020】本発明の茸栽培用ブロックの製造装置の構
造をわかりやすくするために、装置の詳細を説明する前
に、袋1に培養基3を充填する状態を図4ないし図12
に基づいて説明する。
【0021】(1) 図4に示すように、所定の位置に積
層されている袋1の開口部の近傍の上面を、供給手段6
の吸着アーム19が吸着する。 (2) 図5〜図6に示すように、吸着アーム19が90
度回転した後、上昇する。吸着アーム19は、吸着した
袋1を垂直姿勢とするまで上昇する。 (3) 吸着アーム19と対向して同一平面に位置する開
口アーム20が、袋1り上端の反対面を吸着する。 (4) 図7に示すように、開口アーム20が吸着アーム
19から離れて、袋1の開口部を開口する。 (5) 図8に示すように、開口アーム20と吸着アーム
19とが一緒に上昇して、袋1の開口部をホルダー5の
外側に挿入する。 (6) 図9に示すように、ホルダー5が弾性的に拡開さ
れて、供給された袋1を保持する。ホルダー5は、袋1
の開口部を方形状に拡開して保持する。この状態で、吸
着アーム19と開口アーム20は元の位置に復帰する。 (7) 図10に示すように、ホルダー5に保持された袋
1に、強制拡開手段7の挿入部12が挿入される。挿入
部12に設けられた押出部材13が袋1の四隅に押し出
される。押出部材13は、袋1を内側から外側に押圧し
て、袋1を角筒状に拡開する。 (8) 図11に示すように、袋1を底板9の上に載せ
る。図12に示すように、袋1の外側に角筒状の保持筒
8を上昇させる。袋1の外周を保持筒8で、底を底板9
で支持する。この状態で、定量の培養基3を充填する。 (9) 袋1の外側を保持筒8で、底を底板9で保持し
て、袋1に加圧手段11の押圧プレート15を挿入し
て、充填した培養基3を加圧する。押圧プレート15が
培養基3を押圧する圧力は、好ましくは100〜150
kgとする。 (10) 押圧プレート15を袋1から引き出し、保持筒8
を降下させる。この状態で、ホルダー5は袋上端の保持
状態を解除する。角柱状に成形された茸栽培用ブロック
が装置から排出される。
【0022】以上の状態で茸栽培用ブロックを製造する
装置は、図13〜図15に示すように下記の構造をして
いる。これ等の図に示す装置は、フィルム状の袋1の開
口部を方形状に拡開して保持するホルダー5と、このホ
ルダー5に袋1を装着する供給手段6と、ホルダー5に
保持された袋1を拡開させる強制拡開手段7と、強制拡
開手段7で拡開された袋1に所定量の培養基3を充填す
る充填手段10と、充填された培養基3が加圧される袋
1の外周を保持する保持筒8と、袋1の底面を保持する
底板9と、底板9と保持筒8で袋1の底と外周を保持し
て、充填している培養基3を加圧する加圧手段11とを
備える。
【0023】供給手段6は、図16〜図18に示すよう
に、供給台22の上に積層して水平に供給される袋1の
上面を吸着する吸着アーム19と、吸着アーム19に吸
着された袋1の開口部を開く開口アーム20と、この開
口アーム20と吸着アーム19とを上下に移動して、袋
1の開口部をホルダー5にセットする上下台21とを備
える。
【0024】供給台22は周囲に隔壁のある水平台で、
上面に水平の姿勢で袋1を積層して供給する。袋1は、
前述したように図2に示す形状にプラスチックフィルム
を袋状に成形したものである。
【0025】吸着アーム19は中空状で、下面に、袋1
の上端開口部を吸着する吸着孔(図示せず)がある。吸
着孔に連通される中空部は、図示しないが、電磁弁を介
して真空源に連結されている。吸着アーム19が袋1を
供給するとき、電磁弁は開弁される。電磁弁が開弁され
ると、吸着孔から空気が吸引されて、袋1が吸着され
る。吸着孔は、電磁弁を介することなく真空源に連結す
ることができる。この装置は、常に吸着孔から空気が吸
入されて、袋を吸着できる状態にある。
【0026】吸着アーム19は、水平の袋1を吸着して
垂直の姿勢に立てる。吸着した袋1を垂直にするため
に、吸着アーム19は上下台21に水平軸23を介して
回転できるように装着されている。さらに、吸着アーム
19の水平軸23はモーター(図示せず)に連結され、
モーターを介して90度回動される。
【0027】開口アーム20は、水平面内で往復運動で
きるように上下台21に装着されている。開口アーム2
0は吸着アーム19との対向面に吸着孔を開口してい
る。開口アーム20も吸着アーム19と同じように、袋
1の吸着面に吸着孔(図示せず)があり、吸着孔は内部
の中空部に連結され、中空部は電磁弁を介して真空源に
連結されている。電磁弁を開いて袋1を吸着する。吸着
アーム19は水平ガイドと開口シリンダーとを介して上
下台21に連結されている。
【0028】上下台21は、上下ガイド24と上下シリ
ンダー25とを介して、上下に往復運動できるようにフ
レームに装着されている。上下台21は吸着アーム19
と開口アーム20とが袋1を吸着した状態で、上昇して
袋1をホルダー5にセットする。上下ガイド24は上下
シリンダー25の両側に垂直に配設されている。
【0029】この構造の供給手段6は下記の動作をし
て、供給台22の袋1をホルダー5にセットする。 (1) 吸着アーム19が供給台22の上に供給される袋
1の上端開口部の上面に移動し、吸着アーム19に連結
された電磁弁が開弁されて、吸着アーム19が袋1の上
面を吸着する。 (2) 吸着アーム19が水平軸23を介して90度回転
する。水平の袋1は上部が垂直に立てられる。このと
き、開口アーム20は吸着アーム19から離れた位置に
待機する。 (3) 開口アーム20が吸着アーム19に接近し、開口
アーム20の電磁弁が開弁されて、開口アーム20も袋
1を吸着する。この状態で、袋1の上端開口部は、吸着
アーム19と開口アーム20とに吸着される。 (4) 開口アーム20が吸着アーム19から離れて、袋
1の上端開口部を開口する。このとき、吸着アーム19
と開口アーム20とは袋1を吸着状態に保持する。(5)
さらに、吸着アーム19と開口アーム20とを吸着状
態に保持して、上下シリンダー25が上下台21を上昇
させる。上下台21は、袋1の上端開口部をホルダー5
にセットする位置まで上昇する。 (6) 袋1の上端開口部にホルダー5が挿入される。ホ
ルダー5が拡開して袋1を保持状態とする。 (7) 上下台21が降下して、吸着アーム19が90度
回動される。吸着アーム19は供給台22の袋1の上面
に移動する。 その後、(1)〜(7)の工程が繰り返されて、供給台22の
袋1がホルダー5に供給される。
【0030】このようにして、供給手段6から供給され
る袋1を保持するホルダー5は、袋1の開口部を方形状
に拡開して保持する。ホルダー5はフレームに固定され
た水平プレート28の下面に、水平面内で回転できるよ
うに装着された回転アーム26の両側に装着されてい
る。回転アーム26は、図19の底面図に示すように、
中心の垂直軸27を固定し、この垂直軸27をベアリン
グ(図示せず)を介して回転できるように水平プレート
28に装着している。回転アーム26を180度回転さ
せるために、垂直軸27には、図示しないが、モーター
やシリンダーを連結している。
【0031】図19のホルダー5は、回転アーム26に
固定されている固定枠5Aと、この固定枠5Aに対して
縦方向に移動できるように装着された拡開枠5Bとを備
える。固定枠5Aと拡開枠5Bとは底面から見た形状が
コ字状に形成されて、外側にセットされる袋1を方形状
に拡開する。さらに、固定枠5Aと拡開枠5Bの四隅に
は、図20に示すように、下方に延長される爪29を固
定している。爪29は袋1の開口部を確実にセットする
ために、下端を内側に湾曲させている。
【0032】拡開枠5Bが固定枠5Aから弾性的に離れ
る方向に押されて、装着した袋1の開口部を方形状に拡
開する。拡開枠5Bは、拡開ガイド30と押バネ31を
介して固定枠5Aと回転アーム26とに装着されてい
る。拡開ガイド30は、固定枠5Aの両側に水平に固定
されたガイド筒30Aと、このガイド筒30Aに摺動自
在に挿入されたガイドロッド30Bとからなる。ガイド
ロッド30Bの先端は拡開枠5Bに連結されている。ガ
イドロッド30Bに押バネ31が挿通され、押バネ31
が拡開枠5Bを弾性的に押圧して、セットされた袋1を
弾性的に拡開する。拡開枠を弾性的に押圧する部材に
は、押バネに変わってシリンダーも使用できる。
【0033】袋1をホルダー5に脱着するとき、押バネ
31を圧縮して、拡開枠5Bを固定枠5Aに接近させる
必要がある。このことを実現するために、回転アーム2
6には、拡開枠5Bの対向面に圧縮シリンダー32を配
設している。圧縮シリンダー32のロッドが押し出され
ると、これが拡開枠5Bの側面を押して固定枠5Aに接
近させる。圧縮シリンダー32は、図13に示すよう
に、回転アーム26の両側に配設されたホルダー5の拡
開枠5Bを押圧するために、2組を水平プレート28の
下面に対向して配設している。圧縮シリンダー32が拡
開枠5Bを押圧しない状態で、押バネ31が拡開枠5B
を固定枠5Aから離す方向に押し出し、ホルダー5にセ
ットされた袋1の開口部を方形状に拡開して保持する。
【0034】ホルダー5にセットされた袋1は、強制拡
開手段7で角筒状に拡開される。強制拡開手段7は、水
平プレート28の上方に装着されている。強制拡開手段
7は、水平プレート28の貫通孔を通過して、ホルダー
5に保持される袋1の内部に挿入される挿入部12と、
この挿入部12に装着されておって、袋1の四隅部分に
押し出されて、袋1を角柱状に拡開させる押出部材13
と、押出部材13を外周に押し出す駆動部材14と、挿
入部12を上下に移動させる往復シリンダー33とを備
える。挿入部12を水平プレート28の上から下方に貫
通させるために、水平プレート28は挿入部12を通過
できる貫通孔(図示せず)を開口している。
【0035】挿入部12は、往復シリンダー33のロッ
ドの下端に固定されている。往復シリンダー33は支柱
を介して水平プレート28の上方に垂直に固定されてい
る。挿入部12は、図21に示すように、袋1の四隅に
対角線方向に向かって拡開する4組の押出部材13を内
蔵する。押出部材13は、駆動部材14である押出シリ
ンダー14Aと押出ガイド14Bを介して挿入部12に
装着されている。押出シリンダー14Aはロッドを押し
出して、押出部材13を袋1の四隅に押し出す。押出部
材13は、袋1に挿入されて袋1の四隅を押し出し、袋
1を角筒状に拡開する。押出部材13の先端面は、袋1
の隅角に沿うように断面形状をL字状としている。
【0036】押出部材13は、下記の2つの方式で袋1
を拡開する。第1の方式は、挿入部12をホルダー5よ
りも下方の袋1に挿入した後、押出部材13が袋1の四
隅を押し出して袋1を拡開し、この状態で袋1の内部に
沿って降下して袋全体を角筒状に拡開する方式である。
この方式は、押出部材13を拡開した状態で袋1の内部
に降下させるので、押出部材13の拡開位置を、袋1の
内部でスムーズに降下できる位置、たとえば、拡開状態
にある袋1の内形よりも、押出部材13の外形を僅かに
小さくするように設定する。袋1の底まで降下して、袋
全体を拡開した後、押出部材13を中心方向に収縮して
袋1から排出させる。この方式は、袋1を簡単かつ容易
に、しかも短時間で拡開できる特長がある。さらに、こ
の方式は、押出部材13の先端から袋1の四隅に向かっ
て加圧空気を噴射し、加圧空気で袋1をより完全に拡開
することもできる。
【0037】第2の方式は、挿入部12をホルダー5の
下方に移動させた後、押出部材13を押し出して袋1の
四隅を十分に拡開し、その後、押出部材13を中心方向
に収縮させて下方に移動させ、その後に再び押出部材1
3を押し出して、前回に拡開したよりも袋1の下方を拡
開する方式である。この方式は、押出部材13の拡開、
収縮、降下を数回繰り返して袋全体を拡開させる。この
方式は、拡開状態の押出部材13を袋1の内部で降下さ
せないので、押出部材13で袋1のフィルムを引っ張る
ようにして十分に拡開できる特長がある。
【0038】強制拡開手段7は、水平プレート28の貫
通孔の下方にセットされた袋1を角筒状に拡開する。こ
の位置で拡開された袋1は、回転アーム26を180度
回転して、培養基3の充填位置に移動される。図に示す
ように、回転アーム26の両端に袋1のホルダー5を設
け、袋1をセットする位置と、袋1に培養基3を充填す
る位置とに袋1を保持する装置は、一方のホルダー5に
空の袋1をセットするときに、他方のホルダー5に保持
した袋1に培養基3を充填できる。このため、タクトタ
イムを短縮して短時間に能率よく充填できる特長があ
る。
【0039】充填手段10は、水平プレート28の上方
に配設された計量升10Aと、この計量升10Aに培養
基3を充填するホッパー10Bと、計量升10Aを往復
運動して計量升10Aから袋1に培養基3を供給する前
後シリンダー10Cとを備える。
【0040】計量升10Aは、ホッパー10Bと水平プ
レート28との間に前後に移動できるように配設されて
いる。計量升10Aの前進位置は、水平プレート28に
開口された供給口(図示せず)の真上、後退位置はホッ
パー10Bの真下である。水平プレート28は、これを
通過させて、計量升10Aから袋1に培養基3を充填す
るために、拡開してホルダー5に保持される袋1の真上
に供給口を開口している。供給口は、ホルダー5に拡開
して保持される袋1に、培養基3を漏れなく充填するた
めに、袋1の開口部よりも小さい方形状である。計量升
10Aは供給口の大きさにほぼ等しい角筒状をしてい
る。計量升10Aが供給口の真上に移動されると、内部
の培養基3が供給口から袋1に落下される。
【0041】ホッパー10Bは、供給口よりも後退した
位置に配設されている。計量升10Aを後退させると、
計量升10Aは供給口から離れてホッパー10Bの下方
に移動する。後退位置にある計量升10Aは、上端がホ
ッパー10Bの下端に連結され、ホッパー10Bから培
養基3が落下して充填される。計量升10Aの容積は、
袋1に充填する培養基3の容積に設計されている。計量
升10Aは、前進したときに、ホッパー10Bの下端を
閉塞するために、上面に水平に閉塞板を固定している。
計量升10Aは前後シリンダー10Cでもって前後に移
動されて、培養基3をホッパー10Bから袋1に充填す
る。図に示す装置は、ホッパー10Bに定量の培養基3
を供給するために、ベルトコンベア34を連結してい
る。
【0042】充填手段10が袋1に培養基3を充填する
とき、角柱状に拡開された袋1は、外周を保持筒8で、
底を底板9で保持する。保持筒8は、水平プレート28
の供給口の下方に垂直の姿勢で上下に移動できるように
配設されている。保持筒8は、押出部材13で拡開され
た袋1の外形にほぼ等しいが、これよりも多少大きい内
形の角筒状である。保持筒8の全長は、袋1の培養基3
を充填する部分の高さにほぼ等しく、あるいはこれより
も高く設計されている。保持筒8の側面には、保持筒8
を上下に移動させる上昇シリンダー35を垂直に固定し
ている。上昇シリンダー35はロッドの先端を保持筒8
に固定している。上昇シリンダー35は、袋1に培養基
3を充填して加圧するときに、保持筒8を底板9の上方
に移動させる。培養基3を充填した袋1を保持筒8から
除去し、あるいは、回転アーム26を180度回転させ
て、押出部材13で拡開された袋1を貫通孔の下方から
供給口の下方に移動させるとき、上昇シリンダー35
は、保持筒8を底板9の下方に移動させる。
【0043】底板9は、供給口の下方に移動された袋1
の底面に軽く接触して袋1の底を保持する位置に水平に
固定されている。底板9は、その外周を保持筒8が上下
に移動するので、保持筒8の内形よりも小さい方形状で
ある。底板9は、これにバイブレータ(図示せず)を装
着し、バイブレータで上下に振動させて、袋に充填する
培養基3をより密に充填することができる。
【0044】加圧手段11は、袋1に充填した培養基3
を加圧する押圧プレート15と、この押圧プレート15
を押し下げる加圧シリンダー16と、袋1の培養基3に
植菌孔を開口するテーパーロッド17とを備える。加圧
シリンダー16は水平プレート28の供給口の上方に垂
直の姿勢で固定されている。押圧プレート15は、ロッ
ドの下端に水平に固定板36を固定している。
【0045】押圧プレート15は、固定板36の四隅に
垂直に連結された4本のスプリング18を介して、固定
板36に水平に連結されている。この構造の押圧プレー
ト15は、加圧シリンダー16に直接に押圧されない。
4本のスプリング18を介して加圧シリンダー16のロ
ッドに押圧される。
【0046】テーパーロッド17は、押圧プレート15
を貫通して、上端を固定板36に垂直に固定している。
テーパーロッド17は上下の固定位置を調整できるよう
に、上端にネジを固定している。テーパーロッド17の
ネジは、ナットで固定板36に吸着している。テーパー
ロッド17は、押圧プレート15に対して相対的に移動
できるように、押圧プレート15を貫通している。した
がって、押圧プレート15の貫通孔はテーパーロッド1
7の外径よりも大きく開口されている。テーパーロッド
17は円柱状をしている。さらにテーパーロッド17
は、下端に向かって細くなるテーパー状とし、下端を円
錐状としている。
【0047】この形状のテーパーロッド17は、袋1の
培養基3に綺麗に成形した植菌孔を開口できる特長があ
る。それは、培養基3に挿入するときに、培養基3をテ
ーパーロッド17の周囲で外周に押し出して成形し、さ
らに、テーパーロッド17を培養基3から引き抜くとき
は、テーパーロッド17を少し上昇させるてその表面が
植菌孔から離れて植菌孔の表面を擦ことがないからであ
る。
【0048】さらに、図に示す加圧手段11は、テーパ
ーロッド17を加圧シリンダー16で直接に押圧し、押
圧プレート15をスプリング18を介して押圧する。こ
の構造の加圧手段11は、テーパーロッド17を袋1に
充填した培養基3の定位置に挿入できると共に、押圧プ
レート15でもって袋1に無理な力を作用させることな
く培養基3を加圧できる特長がある。とくに、袋1に充
填される培養基3の量に多少のばらつきがあっても、押
圧プレート15はスプリング18を介して培養基3を所
定の圧力で押圧して成形できる特長がある。
【0049】
【発明の効果】本発明の茸栽培用ブロックの製造装置
は、ホルダーにセットされた袋に、強制拡開手段の挿入
部を挿入し、挿入部の押出部材で袋の四隅を外側に押し
出して、袋を角筒状に拡開し、この状態で袋の外側と底
とを角筒状の保持筒と底板で保持して、培養基を充填
し、充填した培養基を加圧手段で加圧して成形する。こ
のようにして袋に培養基を充填して加圧する本発明の装
置は、袋の局部に無理な力を作用させることなく、すな
わち、袋の局部に損傷を与えることなく培養基を充填し
て綺麗に成形できる特長がある。それは、袋の四隅を押
し出すことによって、袋全体を角筒状に拡開し、この状
態で培養基を充填して加圧するので、袋に局部にしわが
できたり、あるいは袋を完全に拡開しない状態で培養基
を充填することかないからである。このことは、茸栽培
用ブロックの製造装置にとって極めて大切なことであ
る。それは、袋の局部に損傷を受けると、この部分から
雑菌が侵入して茸菌の繁殖を阻害し、高品質な茸を栽培
できなくなるからである。とくに、袋の局部に損傷がで
きたことは、培養基の充填、加圧、成形工程で残らず発
見することは極めて難しい。培養基を充填して加圧成形
し、その後に茸を栽培して雑菌が繁殖してしまうことが
ある。そうなると、商品価値のない茸が発生して、発生
するまでの労力は無駄になってしまう。
【0050】さらに本発明の茸栽培用ブロックの製造装
置は、角筒状に拡開した袋を、角筒状の保持筒と底板で
保持して、培養基を充填し、その後に加圧して成形す
る。したがって、製造された茸栽培用ブロックは、綺麗
に形状の揃った角柱状をしている。この形状の茸栽培用
ブロックは、横に並べるときに円柱のように無駄な空間
ができず、能率よく茸を栽培できる特長がある。とく
に、茸栽培用ブロックを温度と湿度を調整した室内にお
いて茸を栽培するとき、狭い栽培室に多量の茸栽培用ブ
ロックを収納して能率よく茸を栽培できる特長がある。
【0051】さらに本発明の請求項2に記載する茸栽培
用ブロックの製造装置は、先細りテーパー状に成形した
テーパーロッドで、袋に充填した培養基に綺麗に成形し
た植菌孔を開口できる。また、テーパーロッドを加圧シ
リンダーに直接に連結し、押圧プレートをスプリングを
介して加圧シリンダーに連結しているので、テーパーロ
ッドで培養基の定位置に植菌孔を正確に開口でき、しか
も、押圧プレートはスプリングの緩衝作用によって、多
量に充填量に誤差のある培養基を確実に加圧して綺麗に
成形する特長を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の茸栽培用ブロックの製造装置の一例を示
す概略斜視図
【図2】本発明の茸栽培用ブロックに使用する袋を上か
ら見た状態を示す斜視図
【図3】図2に示す袋を下から見た状態を示す斜視図
【図4】本発明の実施例にかかる茸栽培用ブロックの製
造装置の吸着アームが袋を吸着する状態を示す側面図
【図5】本発明の実施例にかかる茸栽培用ブロックの製
造装置の吸着アームが吸着した袋の上部を垂直に立てる
状態を示す側面図
【図6】本発明の実施例にかかる茸栽培用ブロックの製
造装置の吸着アームが吸着した袋の全体を垂直に立てる
状態を示す側面図
【図7】本発明の実施例にかかる茸栽培用ブロックの製
造装置の吸着アームと開口アームとが袋を吸着して開口
する状態を示す断面図
【図8】本発明の実施例にかかる茸栽培用ブロックの製
造装置の供給手段が袋をホルダーにセットする状態を示
す断面図
【図9】本発明の実施例にかかる茸栽培用ブロックの製
造装置のホルダーが袋を保持する状態を示す断面図
【図10】本発明の実施例にかかる茸栽培用ブロックの
製造装置の強制拡開手段が袋を強制的に拡開する状態を
示す断面図。
【図11】袋を底板に載せる状態を示す斜視図
【図12】袋の底と外周とを底板と保持筒とで保持する
状態を示す斜視
【図13】本発明の実施例にかかる茸栽培用ブロックの
製造装置の正面図
【図14】図13に示す茸栽培用ブロックの製造装置の
側面図
【図15】図13に示す茸栽培用ブロックの製造装置の
平面図
【図16】図13に示す茸栽培用ブロックの製造装置の
供給手段を示す側面図
【図17】図13に示す茸栽培用ブロックの製造装置の
供給手段を示す正面図
【図18】図13に示す茸栽培用ブロックの製造装置の
供給手段を示す平面図
【図19】図13に示す茸栽培用ブロックの製造装置の
回転アームの底面図
【図20】図13に示す茸栽培用ブロックの製造装置の
ホルダーの隅部を示す斜視図
【図21】図13に示す茸栽培用ブロックの製造装置の
強制拡開手段の押出部材を示す平面図
【符号の説明】
1…袋 2…円盤 3…培養基 4…側面押型 5…ホルダー 5A…固定枠 5B…
拡開枠 6…供給手段 7…強制拡開手段 8…保持筒 9…底板 10…充填手段 10A…計量升 1
0B…ホッパー 10C…前後シリンダー 11…加圧手段 12…挿入部 13…押出部材 14…駆動部材 14A…押出シリンダー 1
4B…押出ガイド 15…押圧プレート 16…加圧シリンダー 17…テーパーロッド 18…スプリング 19…吸着アーム 20…開口アーム 21…上下台 22…供給台 23…水平軸 24…上下ガイド 25…上下シリンダー 26…回転アーム 27…垂直軸 28…水平プレート 29…爪 30…拡開ガイド 30A…ガイド筒 30
B…ガイドロッド 31…押バネ 32…圧縮シリンダー 33…往復シリンダー 34…ベルトコンベア 35…上昇シリンダー 36…固定板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム状の袋(1)の開口部を方形状に
    拡開して保持するホルダー(5)と、このホルダー(5)に袋
    (1)を装着する供給手段(6)と、ホルダー(5)に保持され
    た袋(1)を拡開させる強制拡開手段(7)と、この強制拡開
    手段(7)で拡開された袋(1)の外周を保持する保持筒(8)
    と、袋(1)の底面を保持する底板(9)と、底板(9)と保持
    筒(8)で袋(1)の底と外周を保持して、拡開された袋(1)
    に所定量の培養基(3)を充填する充填手段(10)と、充填
    された培養基(3)を加圧する加圧手段(11)とを備え、供
    給手段(6)でホルダー(5)にセットされた袋(1)を、底板
    (9)と保持筒(8)とで保持して充填手段(10)で袋(1)に培
    養基(3)を充填し、充填された培養基(3)を加圧手段(11)
    で加圧するように構成されてなる茸栽培用ブロックの製
    造装置において、 強制拡開手段(7)が、ホルダー(5)に保持される袋(1)の
    内部に挿入される挿入部(12)と、この挿入部(12)に装着
    されておって、袋(1)の四隅部分に押し出されて、袋(1)
    を角柱状に拡開させる押出部材(13)と、押出部材(13)を
    外周に押し出す駆動部材(14)とを備え、袋(1)に挿入部
    (12)が挿入される状態で、駆動部材(14)が押出部材(13)
    を押し出して、押出部材(13)が袋(1)を角柱状に拡開
    し、角柱状の袋(1)に培養基(3)が充填されるように構成
    され、 さらに、袋(1)の外周を支持する保持筒(8)は、強制拡開
    手段(7)で拡開された袋(1)の外周を囲む角筒状に形成さ
    れると共に、上下手段によって上下に往復運動自在に基
    台に装着されており、保持筒(8)を角柱状に拡開された
    袋(1)の外周に配設する状態で、培養基(3)を充填すると
    共に、充填された培養基(3)が加圧手段(11)で加圧され
    るように構成されてなることを特徴とする茸栽培用ブロ
    ックの製造装置。
  2. 【請求項2】 加圧手段(11)が、袋(1)に充填した培養
    基(3)を加圧する押圧プレート(15)と、この押圧プレー
    ト(15)を押し下げる加圧シリンダー(16)と、袋(1)の培
    養基(3)に植菌孔を開口する先端が次第に細くなるテー
    パー状をしているテーパーロッド(17)とを備え、押圧プ
    レート(15)は、スプリング(18)を介して加圧シリンダー
    (16)のロッドに連結され、テーパーロッド(17)は、加圧
    シリンダー(16)のロッドに直接連結されていることを特
    徴とする請求項1に記載の茸栽培用ブロックの製造装
    置。
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