JPH08511716A - 磁気共鳴画像化方法及び装置 - Google Patents

磁気共鳴画像化方法及び装置

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JPH08511716A JP7526210A JP52621095A JPH08511716A JP H08511716 A JPH08511716 A JP H08511716A JP 7526210 A JP7526210 A JP 7526210A JP 52621095 A JP52621095 A JP 52621095A JP H08511716 A JPH08511716 A JP H08511716A
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Abstract

(57)【要約】 複数の表面コイルの配置を用いてからだの一部での核磁気共鳴(NMR)分布を決定する方法。この方法では別の表面コイルにより成分分布は決定され、成分分布は該NMR分布を形成するよう結合される。成分分布は均一性に関して最適な分布Ihomを形成するよう結合され、及び信号対雑音比に関して最適な分布ISNRを形成するよう結合される。Ihom及びISNRの分布は好ましくはIhom及びISNRの平滑化比を決定することにより、この比をISNRを補正するために用いることにより該NMR分布を形成するよう結合される。本発明の方法を実施する装置もまた開示される。

Description

【発明の詳細な説明】 磁気共鳴画像化方法及び装置 本発明の分野 本発明は複数の表面コイルの配置を用いる体の一部での核磁気共鳴(NMR) 分布を決定する方法に関し、この方法では別々の表面コイルにより成分分布は決 定され、該成分分布は該NMR分布を形成するよう結合される。 本発明はまた複数の表面コイルの配列用の入力端子と、該配列の別の表面コイ ルを用いた成分分布を決定する手段と、NMR分布を形成するために該成分分布 を結合する手段とからなるそのような方法を用いた体の一部のNMR分布を決定 する核磁気共鳴(NMR)画像化装置に関する。 本発明の背景 同時に幾つかの受信コイルでNMR画像を収集するときにしばしばシネネルギ ー(synenergy)と称される概念、即ち別々に得られた結果を均一の得 られた画像に結合する問題がある。 形式的に収集されたN個のコイルとN個の画像又は体積は以下のように記述で きる。 Sj(x,y,z) (式1) ここでj{1,...,N}はコイル番号であり、Sj(x,y,z)は位置( x,y,z)での複素ボクセル(voxel)値である。問題はこれらの画像を 信号対ノイズ比(SNR)及び均一性、即ち同じスピン磁化密度はI(x,y, z)で同じ画素値となること、の両方が最適であるように単一の画像(又は体積 )I(x,y,z)に結合することである。 上記の方法はヨーロッパ特許出願EP0472390A2から知られている。 この特許出願は各別のコイルに対する完全なNMR画像を最初に収集した後に重 みづけられた、点と点を対応させることに基づいてそれぞれの画像の寄与を結合 することにより時間領域で NMR位相アレイからの複合画像を再構成することは通常である。別の画像を最 初に収集することの理由は重みの最適な組は別の信号の結合が位置の関数であり 、故に点から点へと変化するときにSNRを最大にするために必要であるからで ある。 EP0472390ではそれらをそれぞれの受信コイルの一つのフィールドマ ップの時間領域の表現でコンボリューションすることにより時間領域で信号を結 合することが示唆される。しかしながらそのような再構成は各位置でのコイルの 感度の正確な知識を必要とする。 Magnetic Resonance in Medicine,16(2 ),pp.195−225(1990)に二乗の和の方法が記載されており、こ こでI(x,y,z)は以下のように計算される: しかしながらこの結果は非常に不均一である傾向にある。 この問題に対する幾つかの解決策が提案されてきたが、それらの多くは比較的 実際的ではない及び/又は不均一に対する補正の能力が限定されている。 一つの可能性は表面コイル画像それ自体の低域通過フィルタリング(即ち「平 滑化」又は「平均」)により別のコイルの感度を推定することである。例として :SMRM 1991年予稿集744頁、又はそれの簡単な表面コイルに対する 等価物:SMRM 1987年予稿集266頁、及びAmerican Jou nal of Radiology 147、PP.379−3882(198 6)の記事を参照。これらの方法の有効性は特に対象内の実際のスピン密度が顕 著に非対称である場合には制限される。 同じコイル設定で均一な水ファントムを測定し、その結果を較正 に用いることがまた示唆される。故にこの方法は非常に実際的ではない。 他の方法は付加的な非常に均一なコイルで同じ対象を測定し、複数の表面コイ ルの配置で得られた画像の強度を較正するために得られた画像を用いることであ る。ヨーロッパ特許出願EP0271123A1ではそのような方法がボディコ イルにより得られた信号で表面コイルを較正することが記載されている。しかし ながらこの方法はコストを付加するスキャン時間(表面コイルで実際に収集する 前又は後で均一な画像を収集するときに)又はそれは同時収集の未解決の問題を いまだに有する。 表面コイルアレイの別の画像を合成する他の従来技術はヨーロッパ特許出願E P0412824A2及び米国特許第4825162号に記載されている。 本発明の要約 本発明の目的は得られた画像が均一性及び信号対ノイズ比(SNR)の両方に 関して最適である上記の方法を指摘することである。 本発明の目的はまたコイルアレイとまた称される複数の表面コイルの配置を較 正するのに必要なスキャン時間を回避することである。 本発明のこれらのそして他の目的を達成するために上記の方法では該成分分布 は均一性に関して最適化される分布Ihomを形成するように結合され、信号ノイ ズ比に関して最適化されるISNR分布を形成するよう結合され、該分布Ihom及び ISNRは該NMR分布を形成するように結合される。 Ihom及びISNRの決定は計算時間のみを要求し、付加的なスキャン時間は要求 せず、均一画像の情報を用いるノイズのない画像の均一性の改善は非常にうまく ゆくことがわかる。 本発明の好ましい実施例ではIhom及びISNRは平滑化され、該平滑化されたIhom 及び該平滑化されたISNRの比はISNRの均一性を補正するために決定され用 いられ、補正されたISNRは該NM R分布を形成する。 本発明の他の実施例ではIhom及びISNRの比は決定され、該比は平滑化され、 該平滑化された比はISNRの均一性を補正するために用いられ、補正されたISNR は該NMR分布を形成する Ihom及びISNRを決定する幾つかの可能性がある。 ISNRを決定する一つの方法はISNRは該成分分布の絶対値の二乗の和の平方根 を決定することである。 Ihomを決定する一つの方法はIhomはα≦1.5での該成分分布の絶対値のα 乗の和のα乗根を決定することである。無論α=1は絶対値の単純な加算である が、α=0.5はなおより均一な画像を与える。 Ihomを決定する他の方法はIhomは該成分分布の複素数の和の絶対値を決定す ることである。 Ihomを形成するために該成分分布の結合を決定する更に他の方法はIhomを形 成するための該成分分布の該結合は各成分分布に重み係数を乗算することを含む 。 上記の方法を用いた体の一部でのNMR分布を決定する核磁気共鳴(NMR) 画像化装置は複数の表面コイルの配列用の入力端子と、該配列の別の表面コイル を用いた成分分布を決定する手段と、NMR分布を形成するために該成分分布を 結合する手段とからなり、均一性に関して最適化されるIhom分布を形成するよ う該成分分布を結合する本発明による手段と、信号ノイズ比に関して最適化され るISNR分布を形成するよう該成分分布を結合する手段と、該NMR分布を形成 するように該分布Ihom及びISNRを結合する手段とからなる。 図面の説明 本発明のこれらのそして他の特徴を以下に示す付属の図面を参照して詳細に説 明する。 図1は本発明による方法を実施する装置のブロック図を示す。 図2はそのような装置の詳細のブロック図を示す。 図3は本発明の一実施例を説明する図を示す。 図4は理想的な画像と4つの別の表面コイルで得られた結果を示す図である。 図5は理想的な画像を再び示し、Ihomの2つのバージョンで得られた2つの 最終結果を示す。 好適実施例の説明 上記又は以下の又は請求項での「画像」又はNMR「分布」が用いられる所で はモニター上で観察され得るような視覚的な画像を意味するのみならず、処理手 段で処理され、又は記憶手段内に記憶されるデジタル形式の電子的な画像もまた 意味する。画像又は分布は2次元(x,y)又は3次元(x,y,z)である。 デジタル画像は通常画素又は3次元の場合にはボクセルと呼ばれる画像要素から なる。 磁気共鳴画像の技術でまた慣例なように信号はサンプルされ、デジタル化され 、更なる画像処理はデジタルである。これら全てはこの明細書に含まれる。 この明細書で核磁気共鳴が参照され、これは特定の場合にはプロトンスピン共 鳴であり、それはまた電子スピン共鳴も含む。 磁気共鳴画像法は医学的な応用で非常に有用なことは更なる説明の必要はない 。画像化されるべき対象は患者又は一般的には検査されるべき人間である。 図1に磁気共鳴装置1の概略図を示す。該装置は定常的で均一な主磁界を発生 させる主磁界コイル2の組及び可変強度と選択された方向への傾きを有する付加 的磁界を重畳する数組の傾斜磁界コイル3,4,5からなる。習慣的に主磁界の 方向はz方向と表示され、それに直交する2方向はx,y方向である。傾斜磁界 コイルは電源11を介して電圧を加えられる。該装置は更に無線周波数パルス( RFパルス)を対象又は身体7に送信するいわゆるボディコイル の形を取る励起手段6からなり、該励起手段6はRFパルスを生成及び変調する 変調手段8に結合する。 NMR信号を受信する受信手段も設けられ、これらの手段は励起手段6と同一 又は別々でありうるが、本発明では、表面コイル16のアレイの形をなす。ボデ ィコイルは体(の一部)を囲み、一般に非常に均一な感度分布を有し、一方で表 面コイルは体(の一部)の一方の側に近接して使用される。表面コイルは一般に 制限された視野と高い感度を有するが、不均一な感度分布を有する。 送受信スイッチ9が励起パルスから受信信号を分離するために配置される。受 信された磁気共鳴信号は受信及び復調手段10へ入力する。励起手段6及び変調 手段8及び傾斜磁場コイル3,4,5に対する電源11はRFパルス及び傾斜磁 場パルスの所定の系列を生成するために制御システム12により制御される。復 調手段は例えば受信信号を可視的ディスプレーユニット15上に可視化できる画 像に変換する例えばコンピューターのようなデータ処理ユニット14に結合され る。 磁気共鳴装置1が磁界中に置かれた対象又は身体7と共に動作状態に置かれた 場合、身体中の磁気双極子モーメント(核又は電子スピン)の小量の剰余分が磁 界方向に配向される。平衡状態においてこれは磁界に平行な方向に向いた身体7 の物質内の全体の磁化M0を発生させる。装置1内で巨視的磁化0 は核のラー マー周波数に等しい周波数を有するRFパルスを身体へ放射することにより操作 され、それにより双極子モーメントを励起状態にさせ、磁化0 を再方向付けす る。適切なRFパルスを印加することにより、巨視的磁化の回転が得られ、回転 の角度はフリップ角と呼はれる。傾斜磁界を印加することによる磁界の変化の意 図的な導入は局所的磁化の振舞に影響を与える。RFパルス印加後、変化した磁 化は磁界内の熱的平衡状態に戻ろうとし、その過程で放射をなす。良好に選択さ れたRFパルス及び傾斜磁界パルスの系列は(減衰する)磁気共鳴 信号として放出されたこの放射を生成し、これはたとえば水素原子核、それが生 ずる物質のある核種の密度及び/又は緩和時間についての空間情報を提供する。 放出信号及び画像の形態でのその表現の解析により、対象又は身体7の内部構造 についての情報が得られうる。励起の直後からの減衰する磁気共鳴信号はFID (自由誘導減衰)と呼ばれる。傾斜磁界及び/又は付加的な励起(RF)パルス の適切な印加によりFIDのエコーはまた形成され、画像情報を得るために用い られる。 磁気共鳴画像法(MRI)及びMRI装置の引用例のより詳細な記述はこれに ついての広範な文献、例えばM.A.Foster及びJ.M.S.Hutch inson編集のIRL出版1987年の本「Practical NMR I maging」になされている。 図2に表面コイル16のアレイ用の受信及び復調手段が概略的に示される。表 面コイルC1,...,Cj,...CNは受信機R1,...,Rj,...RN、 アナログ/デジタル変換器AD1,...,ADj,...ADN、メモリーM1, ...,Mj,...MN、及びフーリエ変換手段FT1,...,FTj,... FTNに接続される。フーリエ変換手段によりN表面コイルにより検出されたN 画像(成分分布)Sj=Sj(x,y,z)はよく知られた方法により決定され る。これらのN画像は最終画像を得るために処理手段14で処理される。この処 理を以下に説明する。 処理手段14では信号対ノイズ比が最適であるがISNR(x,y,z)と称さ れる均一性は次善である1つと、均一性は最適であるがIhom (x,y,z)と 称される信号対ノイズ比が次善である1つとのN画像Sj(x,y,z)の2つ の異なる組み合わせが作られる。それからIhom及びISNR間の平滑化比がISNR (x,y,z)の強度変化を補正するよう用いられる。平滑化又は平均化はIhom 及びISNRに別々に基づいて(図3のように)なされるか又はそれらの比に基 づいてなされるかのどちらかである。 図3はこの処理の概略を示す。ブロック16、17では平滑化がIhom及びIS NR それぞれになされる。ブロック18ではISNRの強度補正がI(x,y,z) を得るようになされる。 上記のこの方法は計算上非常に効率的であり(ただ一つの付加的な画像結合動 作と、1又は2の平滑化動作と、わずかなわり算)、それは予め記憶されたコイ ル感度パタンの複雑な取り扱いや、付加的なスキャンを要求しない。 SNRが最適な一つの画像に別のコイル成分画像を結合するためのアルゴリズ ムは既に述べた。コイル感度パタンに対する付加的な知識がない場合には信号対 ノイズ比の項が最適である結合は以下のようになる: 理論的にはこれはノイズ補正が無視でき、ノイズが一定である又は言い換えれば ノイズの相関行列が純粋に対角的であり、一定である場合のみ許容される。Ma gnetic Resonance in Imaging,16(2),pp .195−225(1990)にこれはRij=δijとして既に記載されており、 ここでδはクロネッカーのデルタである。ノイズ相関が無視できない場合には最 適な結合は以下のようになる: これは単に完全のために説明しただけであり、実際的な場合の大部分ではこの 相関は無視しうる。 上記のアルゴリズムは広く用いられている。しかしながらコイル 感度パターンの変動からほとんど影響されない結合された画像を得るために最適 化された方法は顕著により減衰せずに得られる。これはもちろん磁気共鳴画像法 では信号対ノイズ比が主要な関心であるからである。しかしながら同時にまた均 一な画像に対する大きな要求もまた感じられる。 ほとんどの場合には成分画像の単純な加算は平方根(和(平方))より均一な 画像が得られることが知られており、それでIhomは以下のように結合される: これの改善されたバージョンは可能であり、以下に説明する。更なる本発明の 重要な特徴はIhom及びISNRを両方の世界の最良を結合する画像に結合する方法 である。 そのような問題は上記EP0271123に糸口がある。そこでは通常のMR 表面コイルの画像(高SNRであるが不均一)を対応するボディコイル画像(均 一であるが低いSNR)で補正することが提案される。 本発明の好ましい実施例では ここでSMOOTHは低域通過フィルタリング操作である。そのような平均化 操作の多くは可能であるが、最も簡単なのは以下のように定義しうる均一コンボ リューションである: 式7ではdは次元の数であり、故に2又は3である。Mの最適な 値はIhomを計算する方法の詳細とノイズレベルとdに依存するが特定の状況で はそれは3から10の間の範囲である。 上記の平滑動作は低いSNR画像Ihomでのノイズは最終的な結果に漏れるこ とを防止する。これはそれが省略された場合には結果はIhomに等しくなること を観察することにより説明できる。それで一方では強度補正関数SMOOTHで のノイズ除去の目的はMの最小要求値を決定し、他方で平滑化された関数は実際 に結合されたコイル感度関数の形より平滑であってはならない。これは最大の束 縛をMの使用可能な値上に置く。 上記のようにjに対する|Sj|の単純な和は最適なSNR結果より均一な画 像を生ずる。しかしながらこれは得られた均一性に関して最適ではない。より一 般的には以下のようになる: αのどのような値に対してもこの関数はなお実際のスピン磁化密度に線形に比 例する。α=2で、均一性に関して明らかに最適でないISNRが得られる。α= 1に対して(単純な加算)均一性は既に向上している。実施は典型的にはα=0 .5であるαのより低い値でさえも、なおより均一な画像を与える。帰納的には これは以下のように説明される:人間の体の周囲に巻かれた12個のコイルの組 を有する。他の全てのコイルから比較的遠く離れ、比較的コイル1に近接した領 域ではコイル1の感度のみが大きな変化を示す。αの高い値でコイル1は和のほ とんどを占め、不均一な結果を導く。αの極端に低い値では結合された感度は最 も強い一つよりもむしろコイル画像の大多数により占有される。コイル1を除く 全てのコイル画像はその領域内でかなり平坦な感度パタンを有する故に、結果は 比較的均一である。しかしながらαの非常に低い値では得られた結合のSNRは 問題にならないくらいに低い。実際にα=0.5の値 は良い妥協である。 上記の説明は信号の絶対値|Sj|のみに関してである。絶対値を用いること は各成分画像の増幅器連鎖がどのように信号の位相に寄与するかが知られていな い場合に、及びこの位相の寄与が部分画像当たり変化する場合に実際に必要であ る。しかしこの位相寄与が充分に予想可能であり、又は制御可能な場合にはIho m に対してよりよい結果を得るためにSjの複素数値を結合することは好ましい 。成分画像当たりのある位相調整は必要である: これが利点である典型的な場合は表面コイルのアレイがいわゆるバードケイジ 共振器として配置される場合である。この場合には位相φjは従来技術のバード ケイジ共振器設定で電子的に適用される物と同じである。得られたIhomは非常 に均一であることが知られている。 従来技術の(電子的に信号を加算された)バードケイジ共振器に対するバード ケイジのようなシネネルギーコイルアレイの利点はシネネルギーコイルアレイは ISNRも同様に再構成することを許容することである。故に本発明を用いてバー ドケイジ共振器からの画像と同じ均一性の画像を選られうるが、対象のほとんど の領域で更に良い信号対雑音比を有する。 Ihomを参照して電子的に加算された信号の使用と信号を収集するために用い られる一つのアレイチャンネルの損失で複素数加算の計算的な労力の節約とがま た可能である。 本発明の基本的なアイデアの他の改善は固定された一定値で種々の成分画像の 信号を予め乗算することである。これにより: 即ち式8の改善されたバージョン又は: のどちらかを得ることができる。 Ajの値は明らかにコイルの幾何形状に依存する。 この改善は再び信号対雑音比に関しては欠点であるが、更により不均一な感度 で画像Ihomを得るための助けとなる。 本発明の効果はシミュレートされた場合の画像で示される。 図4aは実際のスピン密度を表す。これは完全な画像である。図4bから4e は異なる配置での4つの表面コイルで得られた画像を示す。明らかに別の表面コ イルの画像は非常に不均一である。 図5aは再び理想的な画像であり、図5bはISNRである。 図5c及び5eはIhomの2つのバージョン(それぞれα=1及びα=0.5 )である。 図5d及び5fは対応する結果、即ちそれぞれIhom(α=1)及びIhom(α =0.5)でのIhom及びISNRの結合をしめす。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 別々の表面コイルにより成分分布が決定され、該成分分布は該NMR分布 を形成するよう結合され、複数の表面コイルの配置を用いる体の一部での核磁気 共鳴(NMR)分布を決定する方法であって、該成分分布は均一性に関して最適 の分布Ihomを形成するように結合され、信号対雑音比に関して最適のISNR分布 を形成するよう結合され、該分布Ihom及びISNRは該NMR分布を形成するよう に結合されることを特徴とする方法。 2. Ihom及びISNRの比はISNRの均一性を補正するために決定され用いられ 、補正されたISNRは該NMR分布を形成することを特徴とする請求項1記載の 方法。 3. Ihom及びISNRは平滑化され、該平滑化されたIhom及び該平滑化された ISNRの比はISNRの均一性を補正するために決定され用いられ、補正されたISN R は該NMR分布を形成することを特徴とする請求項1記載の方法。 4. Ihom及びISNRの比は決定され、該比は平滑化され、該平滑化された比は ISNRの均一性を補正するために用いられ、補正されたISNRは該NMR分布を形 成することを特徴とする請求項1記載の方法。 5. ISNRは該成分分布の絶対値の二乗の和の平方根に等しいことを特徴とす る請求項1乃至4のうちのいずれか一項記載の方法。 6. Ihomはα≦1.5での該成分分布の絶対値のα乗の和のα乗根に等しい ことを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか一項記載の方法。 7. Ihomは該成分分布の複素数の和の絶対値に等しいことを特徴とする請求 項1乃至4のうちのいずれか一項記載の方法。 8. Ihomを形成するための該成分分布の該結合は各成分分布に重み係数を乗 算することを含むことを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか一項記載の 方法。 9. 複数の表面コイルの配列用の入力端子と、該配列の別々の表面コイルを用 いた成分分布を決定する手段と、NMR分布を形成するために該成分分布を結合 する手段とからなる請求項1乃至8のうちのいずれか一項記載の方法を用いて体 の一部でのNMR分布を決定する核磁気共鳴(NMR)画像化装置であって、均 一性に関して最適のIhom分布を形成するよう該成分分布を結合する手段と、信 号対雑音比に関して最適のISNR分布を形成するよう該成分分布を結合する手段 と、該NMR分布を形成するように該分布Ihom及びISNRを結合する手段とを特 徴とする装置。
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