JPH08510323A - 光ファイバ・ジャイロスコープ用高速ターンオン光源 - Google Patents

光ファイバ・ジャイロスコープ用高速ターンオン光源

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JPH08510323A
JPH08510323A JP6524594A JP52459494A JPH08510323A JP H08510323 A JPH08510323 A JP H08510323A JP 6524594 A JP6524594 A JP 6524594A JP 52459494 A JP52459494 A JP 52459494A JP H08510323 A JPH08510323 A JP H08510323A
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ダンクワート,ルドルフ・シイ
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ハネウエル・インコーポレーテッド
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    • G01C19/72Gyrometers using the Sagnac effect, i.e. rotation-induced shifts between counter-rotating electromagnetic beams with counter-rotating light beams in a passive ring, e.g. fibre laser gyrometers
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Abstract

(57)【要約】 光ファイバ回転センサ用の波長補償を有する光源は、光ファイバ回転センサに入力すべき光を提供する光源を含む。光源制御回路は、光源の温度を表す光源制御信号を生成する。ドライバは、光源を駆動する駆動信号を光源制御信号の関数として生成する。光ファイバ回転センサ用の複数のスケールファクタのうちの1つも、所定の温度範囲にわたる光源制御信号の関数として生成される。光源制御回路は、光源の温度を表す電流信号を提供する温度センサと、電流信号をシンクして、電源制御信号として電源制御電圧を生成するバッファ・ネットワークとを含む。光ファイバ回転センサ用の光源の波長を補償する方法は、光源の温度を検知することと、温度を表す光源制御信号を生成することとを含む。駆動信号は、光源制御信号の関数として光源に印加され、光ファイバ回転センサ用のスケールファクタは、補償信号の関数として生成される。

Description

【発明の詳細な説明】 光ファイバ・ジャイロスコープ用高速ターンオン光源 技術分野 本発明は、光ファイバ・ジャイロスコープ光源に関する。詳細には、本発明は 、光ファイバ・ジャイロスコープのスケールファクタ性能を向上させる波長補償 を有する高速ターンオン光源に関する。 背景技術 光ファイバ・ジャイロスコープ技法の1つの主要な利点は、この技法が、現行 のジャイロスコープよりも寿命が長く信頼性が高いという利点を有する低コスト の全半導体技法の可能性があることである。スケールファクタに関する正確な要 件は、所望の適用例に依存するが、このような利点を実現するには、光ファイバ ・ジャイロスコープは100ppm以上のスケールファクタ補正を有する必要が ある。この精度に対するスケールファクタ補正とは、スケールファクタ関係を変 更する要素を、対応する精度で監視しなければならないことを意味する。監視す べきそのような1つの要素は、適用例の要件に整合する精度に対する光ファイバ ・ジャイロスコープの光源の出力波長である。光ファイバ・ジャイロスコープの 光源の出力は、温度および光源駆動電流に予想不能な状態で依存するので、この スケールファクタ・エラー源を補償し、あるいはなくす手段が必要である。 開放ループ光ファイバ・ジャイロスコープでは、ジャイロスコープの検出され た出力と回転速度Ωの間の関係は以下のように示される。当技術分野で知られて いるように、位相が復調された時の検出出力は、次式で示される。 上式で、KはIo、すなわち入力強度にほぼ比例し、λは光源の波長であり、c は真空中の光の速度であり、φsは逆伝播波間のサニヤック移相であり、Lはフ ァイバの長さであり、Dはコイル直径であり、Ωは角回転速度である。回転速度 が小 さく、あるいは逆正弦関数などによって線形化されているとき、この関係は次式 で表される。 開放ループ・ジャイロスコープに関するスケールファクタ(SF)は、次式の ように書き直される。 閉鎖ループ構成では、出力は、場合によっては、当業者に知られている概念を 使用して、フィードバックすべきセロダイン・エラー信号として使用される。 そのような閉鎖ループ光ファイバ・ジャイロスコープの出力と回転速度の関係 は、以下の形で表すことができる。 上式で、nは光ファイバ・ジャイロスコープのファイバ・コイルの屈折率であり 、λは光ファイバ・ジャイロスコープの光源の波長であり、Dはファイバ・コイ ルの直径であり、ΔFは光ファイバ・ジャイロスコープの逆伝播波間の周波数差 である。したがって、回転速度Ωを決定するスケールファクタは次式のように書 き直すことができる。 上式で示したように、開放ループ構成でも、閉鎖ループ構成でも、スケールフ ァクタを補償し、あるいは補正するように波長λを制御し、あるいは補償する必 要がある。光源の波長が温度、電流、およびその他のパラメータと共に変化する ので、スケールファクタの変化は監視するのが困難であり、したがってスケール ファクタの安定に対して要求されるそのような変化を補償し、あるいはなくすの は困難である。 スケールファクタのそのような変化は、以下の数式に従って近似することがで きる。閉鎖ループ構成の場合は、次式が成立する。 開放ループ構成の場合は、次式が成立する。 上式で、SFはスケールファクタ、λは波長、Tsは光源温度、Ifは光源駆動電 流、nはコイルの屈折率、Tcはファイバ・コイル温度であり、Lはファイバ長 であり、Dはファイバ・コイルの実効直径である。上式で分かるように、スケー ルファクタの温度依存性は、波長λの変化が主な項であるL、D、n、λの温度 依存性によって与えられる。 E.Udd,R.J.Michal、およびR.F.Cahill著「Scale Factor Correction in the P hase-Nulling Optical Gyro」(Fiber Optic and Laser Sensors II、Proc.SPI E、第478巻、136ページないし141ページ(1982年))で指摘され たように、温度、電流、およびその他のパラメータと共に変化する光源の波長の 変化は、システムの光源の波長に依存するジャイロスコープの隣接するフリンジ 間の周波数の離隔距離を追跡することによって監視される。この結果から波長が 求められるので、波長の変化を使用してスケールファクタを補正することができ る。 G.Schiffner、B.Nottbeck、およびG.Schoner著「Fiber Optic Rotation Senso r:Analysis of Effects Limiting Sensitivity and Accuracy」(Fiber-Optic R otation Sensors and Related Technologies、266ページないし274ページ (1982年))は、スケールファクタの安定性と、スケールファクタの変化を 発生させる効果について論じている。そのような1つの効果は、光源からのレー ザ波長の変化である。波長を検知しなければならず、スケールファクタの補正を 波長に関して行わなければならないことが指摘されている。この論文は、そのよ うなレーザ波長の変化が、光ファイバ・ジャイロスコープ用のデータ処理装置で 考慮に入れなければならないものであり、波長が温度のみの関数である場合、温 度センサで十分であることを指摘している。波長が温度とそれ以外のものの関数 である場合、スケールファクタを補正できるようにするには、波長を測定する手 段を提供しなければならない。 第2図は、ソース・ドライバ104の演算増幅器に入力V0を供給する電圧源 102を含む従来技術の光源100を示す。光源ドライバ104は、入力V0を 強制的に光源ドライバ104の出力にして、V0/RFにほぼ等しい駆動電流IF によって、電力出力P0を有するレーザ・ダイオード106を駆動する。ヒータ 108は、レーザ・ダイオード106を特定の温度で安定化しようとする。熱電 冷却器を使用して温度を安定化することが多い。 上記の議論によれば、レーザ・ダイオードの波長の変化は、スケールファクタ の変化を発生させる効果を有し、スケールファクタの変化は、補償しないと不正 確な回転速度出力をもたらす。光源のそのような波長変化を補償する方法では、 波長の変化が測定され、あるいは温度の変化が検知されるが、光源電流に対する 波長の依存性が認識されていない。したがって、スケールファクタ性能を向上さ せる波長補償を有する代替光源が必要である。そのような光源は、それに損傷を 与えずにすべての開始温度の下で利用できるようにすべきである。 発明の要旨 本発明は、光ファイバ回転センサのスケールファクタ性能を向上させる波長補 償を有する高速ターンオン光源を提供する。この高速ターンオン光源は、光ファ イバ回転センサに光入力を供給する光源を含む。光源制御回路は、光源の温度を 表す光源制御信号を生成する。ドライバは、光源を駆動する駆動信号を光源制御 信号の関数として生成し、複数のスケールファクタのうちの1つが、所定の温度 範囲にわたる光源制御信号の関数として光ファイバ回転センサ用に生成される。 本発明の一実施態様では、光源制御回路は、光源の温度を表す電流信号を供給 する温度センサと、電流信号をシンクして光源制御信号として光源制御電圧を生 成するバッファ・ネットワークとを含む。バッファ・ネットワークは、出力自体 と入力の間に接続された選択された第1のインピーダンスを有する前記出力と、 選択された電圧が印加される非反転入力とを有するバッファを含む。光源制御信 号は、電流信号がバッファおよび選択された電圧にシンクされるので、選択され た第1のインピーダンスの両端間の電圧にほぼ等しい。 本発明の他の実施態様では、補償電圧を受け取る入力を含むドライバは、その 出力に及びグラウンドに接続された選択された第2のインピーダンスの両端間に 補償電圧を強制的に発生させ、光源を駆動する駆動信号として駆動電流を生成す るる回路を有する。選択された第1および第2のインピーダンスと、選択された 電圧は、所定の第1および第2の設定値温度に関する所定の温度範囲および所定 の駆動電流を定義する前記設定値温度の関数として求められる。 本発明の他の実施態様では、スケールファクタは、光源制御信号をディジタル 化信号に変換するアナログ・ディジタル変換器によって生成される。光ファイバ 回転センサの複数の回転速度に対する光源の複数の温度に基づく複数のスケール ファクタのうちの1つが、光源制御信号の関数としてコンピュータによって生成 される。 本発明の他の実施態様では、光源は、その励起時に駆動信号によってほぼ直ち にオンにされる。光源制御回路は、光源が所定の温度範囲の低温であるか、それ とも高温であるかにかかわらず、駆動信号が所定の安全最大電流を超えることを 防止する。 光源を提供することと、光源の温度を検知することを含む、光ファイバ回転セ ンサの光源の波長を補償する方法も記載する。温度を表す光源制御信号が生成さ れる。駆動信号が光源制御信号の関数として光源に印加され、光ファイバ回転セ ンサ用のスケールファクタが、光源制御信号の関数として生成される。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明による光源からの入力を有する光ファイバ・ジャイロスコー プの図である。 第2図は、従来技術の光源である。 第3図は、本発明による第1図の光源の概略図である。 第4図は、第3図に示した光源の一実施形態の概略図である。 第5図は、回転速度と、第3図に示した光源によって生成される制御信号から スケールファクタ補正を算出する方法で使用される図表現を示す図である。 第6図は、回転速度と、第3図に示した光源によって生成される制御信号から スケールファクタ補正を算出する方法で使用される図表現を示す図である。 第7図は、第3図による光源によって生成される制御信号からスケールファク タ補正を求める方法で使用される図表現である。 第8図は、第3図による光源によって生成される制御信号からスケールファク タ補正を求める方法で使用される図表現である。 第9図は、本発明による第3図の光源の追加概略実施態様を示す図である。 好ましい実施形態 本発明による高速ターンオン光源12を光ファイバ・ジャイロスコープ10用 の光源として第1図に示す。高速ターンオン光源12は、光ファイバ17に光を 導入するようにレーザ・ダイオード14を駆動する温度と電流制御回路16を含 む。ファイバ17に入力された光は次いで光源カプラ18へ伝播し、光源カプラ 18は光の一部を偏光子20に結合し、光の一部は光源カプラ18の非反射端部 19を介して失われる。光は、偏光子からループ・カプラ22へ伝播し、そこで 、ファイバ・ループ24の周りで時計回り方向に伝播する第1の波と、ファイバ ・ループ24の周りで逆時計回り方向に伝播する第2の波との2つの逆伝播波と して分割される。位相変調器28は、当業者に知られている周波数の変調を行う 。波は、ファイバ・ループ24を横切った後、カプラ22によって再結合されて 、カプラ22から光源カプラ18へ伝播する光学出力信号を形成し、光学出力信 号の一部は、ループ・カプラ22の非反射端部23を介して失われる。光源カプ ラ18からの光学出力信号の一部は次いで、検出器26へ伝播できるように結合 される。検出器26は、光学出力信号から検出器に加えられる光の強度に比例す る電気信号を出力する。 光学出力信号の強度は、逆伝播波がループ・カプラ22で再結合され、あるい は重畳されたときに、逆伝播波間の干渉の量およびタイプに応じて変化する。フ ァイバ・ループ24を回転すると、逆伝播波の位相どうしがサニヤック効果に応 じてずれ、そのため逆伝播波は、カプラ22で重畳されたときに干渉し合い、フ ァイバ・ループ24の回転によって発生する波間のサニヤック位相差がもたらさ れる。検出器26によって検出される光学出力信号の強度は、光ファイバ・ジャ イロスコープの回転速度の結果である。したがって、そのような回転速度の表示 は、出力信号の強度を測定することによって得ることができる。 逆伝播波間の位相差の唯一の源がファイバ・ループ24の回転であると仮定し た場合、閉鎖ループ光ファイバ・ジャイロスコープの回転Ωは、ΔFが移相を表 す周波数差である以下の関係によって示すことができる。 スケールファクタSFは、次式で示される。 開放ループ光ファイバ・ジャイロスコープでは、回転速度Ωは以下の関係によ って示される。 スケールファクタSFは次式によって示される。 しかし、安定なスケールファクタまたは温度、光源駆動電流など異なるパラメ ータによる波長の変動に対してスケールファクタを補償する手段がない場合、正 確な光ファイバ・ジャイロスコープ測定を行うことはできない。高速ターンオン 光源12は、アナログ・ディジタル変換器34およびコンピュータ32とともに 、波長の変化を補償し、スケールファクタ性能を向上させてそのような精度を達 成する手段を構成している。また、高速ターンオン光源12は、一定の光源電力 出力強度を所定の温度範囲にわたって1dBないし2dBの範囲に維持する。そ のような一定電力出力強度を維持することにより、光源回路の定格限界を超える ことによって光源12が損傷されることが防止され、無作為雑音が温度に対して ほ ぼ一定に維持される。ほぼ一定の電力出力強度を維持することによって、光源波 長スペクトルもほぼ一定に維持され、したがってバイアス安定性が増大する。 第3図および第4図を参照して、本発明による高速ターンオン光源12につい て説明する。高速ターンオン光源12は、温度と電流制御回路16と、レーザ・ ダイオード14と、ヒータ44とを含む。温度と電流制御回路16は、光源ドラ イバ42への入力用の電圧V0を生成する電圧制御回路40を含む。光源ドライ バ42は、強制的に光源ドライバ自体の出力にV0が現れるようにして、レーザ ・ダイオード14を駆動する光源電流IFを供給する。 電圧制御回路40は、温度センサ120、すなわちAD590温度センサを含 み、この温度センサは、レーザ・ダイオード14に熱接触して、レーザ・ダイオ ード14がヒータ44またはレーザ・ダイオード自体の加熱力、あるいはその両 方のために加熱されているときにレーザ・ダイオード14の温度を測定する。ヒ ータ44は、システムの温度安定性に寄与することができる。しかし、以下でさ らに論じるように、光源12がダイオード14の温度を、その性能を劣化させず に所定の温度範囲にわたって変動させることができるので、ヒータは必須ではな い。熱電冷却器を使用して、温度を安定化することもできる。米国02062マ サチューセッツ州Norwoodのアナログ・デバイス社(Analog De vices,Inc.)から入手可能なAD590温度センサは、理想的な電流 源に近く、光源12の励起時にターンオンのほぼ直後に電流I3が生成される。 当業者なら、AD590温度センサの機能を近似する任意の電流源を使用してレ ーザ・ダイオード14の温度を検知し、それに応じて信号を提供できることが認 識されよう。 温度センサ120は電流I3を生成し、電流I3はR3を流れ、バッファ演算増 幅器122の低インピーダンスにシンクされる。電流I3は、1μA/Kだけ変 化するので、電圧V0を温度の関数として設定するように働く。言い換えると、 I3は、300Kで約300μAである。温度センサ電流I3が変化すると、電圧 V0は、デバイスの温度がより低くなったときに低下し、温度がより高くなった ときに上昇する。 電圧制御回路40はさらに、以下で与える説明に従って選択される電圧V1を 生 成するV1’、R1、R2、C1を含む電圧ネットワークを含む。そのため、V0は 、次式で表すことができる。 V0=V1+R33(Ts) 温度センサ電流I3は、レーザ・ダイオード14の温度Tsの関数である。 電圧V0は、演算増幅器124の非反転入力で光源ドライバ42に印加される 。光源ドライバ42は、ゲートが演算増幅器124の出力に接続され、ドレーン およびソースがレーザ・ダイオード14及び抵抗器Rfを介してグラウンドに接 続された電力電界効果トランジスタ(FET)126を含む。光源ドライバ42 は、電圧V0を強制的に電力FETの出力に、かつ抵抗器Rfの両端間に現れるよ うにする。抵抗器R4およびキャパシタC2を介した光源からのフィードバックは 、その所望の出力を高める。光源ドライバ42はV0/Rfに等しい光源駆動電流 Ifによってレーザ・ダイオード14を駆動する。 図示し、かつ第4図に関して説明するように、V1、R3、Rfの選択によって 、高低の設定値温度を有する光源用の温度範囲を選択することができ、したがっ てスケールファクタ安定性およびバイアス安定性を達成することができ、同時に 、安全な、すなわち定格を超えない光源駆動電流Ifによる高速ターンオンが可 能になる。この温度範囲にわたって妥当な光源コヒーレンス機能を達成すること もできる。 駆動電流Ifが以下の関係で与えられ、 fが25オームに等しくされると、2つの温度設定値および関連する光源駆動 電流は、所定の温度範囲にわたって本発明によるターンオン光源をもたらすよう に選択することができる。当業者には明らかなように、関与する特定の設計に応 じて温度範囲を選択することができ、この特定の発明は、本明細書に記載した温 度範囲に限らない。 55℃の光源駆動電流の上限設定値を If(55℃)=68mA,I3(55℃)=328μA, となるように選択し、 0℃での光源駆動電流の下限設定値を If(0℃)=53mA,I3(0℃)=273μA, となるように選択することによって、2つの未知数を有する2つの数式を、以下 の関係で示したように解くことができる。 1=Rff(0℃)−R33(0℃) =−0.54V バッファ122への入力に関してV1=−0.54Vを達成するには、簡単な電 圧分割器を使用することができる。そのため、−5Vの供給電圧を用いた場合に 、R1は約82Kオームに等しく、R2は約10Kオームに等しい。キャパシタC1 は約0.1μfに等しい。 従来技術の光源では、光源が低温のとき、始動時の遷移電圧によって光源回路 が損傷を受ける恐れがある。AD590温度センサ120が極めて高速であり、 かつ電圧V1が−0.54Vに達する前に温度センサ電流I3がバッファ122で シンクされるので、本発明の高速ターンオン光源12は、ターンオン時にV0/ R3に等しい光源駆動電流Ifを有する。そのため、光源駆動電流Ifがレーザ・ ダイオード14用の最大定格Ifを超えないように、選択すべきインピーダンス および電圧を適切に選択することによって、損傷電流をなくすことができる。第 4図の光源12の実施例によれば、V1=0の最悪ケース状況では以下のとおり である。 Ts=0℃で、I3=273μA⇒V0=1.86V⇒If=74mA Ts=55℃で、I3=328μA⇒V0=2.23V⇒If=89mA Ifが150mAに等しいので、レーザ・ダイオード14の最大光源駆動電流 Ifを超えず、V1が−0.54Vに達したとき、安定な高速ターンオン光源が達 成される。 V1が−0.54Vに達するための上昇時間は約100ミリ秒である。100 ミリ秒後の最大光源駆動電流Ifを以下に示す。 Ts=0℃で、I3=273μA⇒V0=1.32V⇒If=53mA Ts=55℃で、Is=328μA⇒V0=1.69V⇒If=68mA 上述のように、温度センサ120を使用して電圧制御回路40によって生成さ れる電圧V0は、光源の温度Tsおよび光源駆動電流Ifを表す。背景技術の箇所 で、光源の波長の変化のためのスケールファクタの変化は、光源ΔTsの温度の 変化および光源駆動電流ΔIfの変化と、それほど重要ではないその他のパラメ ータに依存した。V0が光源の温度Tsおよび駆動電流Ifを表すので、V0の変化 は、スケールファクタの変化も示す。したがって、以下でさらに詳しく説明する ように、光源駆動電流Ifを介してレーザ・ダイオード14を駆動するために使 用される電圧V0を使用して、スケールファクタの変化を補正することもできる 。 第1図によればV0はアナログ・ディジタル変換器34に加えられる。電圧V0 がディジタル化され、ディジタル化されたV0がコンピュータ32に与えられ、 スケールファクタを補正できるように処理される。コンピュータ32は、検出器 26によって検出され、電子機器30によって処理される逆伝播波の周波数差に 適用すべき適当なスケールファクタを生成するプロセッサとメモリとを含む。電 子回路30は、復調器と、増幅器と、その他の必要な電子機器を含むことができ る。そのような電子回路は当業者には周知である。コンピュータ32は、周波数 差または移相にスケールファクタを適用して、ある時間にわたる回転速度出力の 積分である補正された回転速度出力36または角出力αを求める。 スケールファクタをV0の関数として算出するために、2つの方法について説 明する。第1に、より一般的な方法では、第5図に示したように、光ファイバ・ ジャイロスコープは、様々な光ファイバ・ジャイロスコープ・ソーク温度(soak temperature)で特徴付けられる。光源温度は、ソーク温度に対応して変動する 。電圧V0が、光源温度Tsと、様々なソーク温度T1、TK、Tnでの光源駆動電 流Ifを表す場合、様々な回転速度に関するスケールファクタは、第5図に示し たとおりである。たとえば、スケールファクタSF1は以下のように表すことが できる。 SF1=a1[V0(T1,I1)]+b1[V0(T1,I1)]Ω +C1[V0(T1,I1)]Ω2+... スケールファクタSFKは以下のように表すことができる。 SFK=aK[V0(TK,IK)]+bK[V0(TK,IK)]Ω +CK[V0(TK,IK)]Ω2+... 上式で、TKは、K番目の光源温度に等しく、IKはK番目の光源駆動電流に等し く、a1、b1、c1などは、光源温度Tsと駆動電流Ifの関数であるV0の関数で ある。 第6図に示したように、そのようなスケールファクタ式は、航行およびコンピ ュータの計算から得られる回転速度と、光源から得られる測定されたV0が与え られた場合、スケールファクタを回復するために使用できる複雑な三次元表面4 6を生成する。第6図に連続グリッドが示されているが、当業者に知られている ように、データは一般に離散点でとられ、標準手段を使用して補間が行われる。 したがって、温度と駆動電流を表すV0を直接、航行およびコンピュータの計算 から得た知られている計算速度と共に使用して、正確なスケールファクタを選択 することができる。この方法では、妥当なスケールファクタ線形性と妥当なスケ ールファクタ反復性が共に保証される。 スケールファクタにV0をリンクする第2の方法では、光ファイバ・ジャイロ スコープは、第7図に示したように様々な光ファイバ・ジャイロスコープ・ソー ク温度で特徴付けられる。これらの温度はT1、TK、Tnである。しかし、第2 の方法では、第7図に示した平均スケールファクタを算出する。たとえば、平均 スケールファクタSF1は次式で表される。 SF1=a1[V0(T1,I1)]=a1 スケールファクタSFKは次式で表される。 SFK=aK[V0(TK,IK)]=aK 平均スケールファクタを算出するので、いずれのスケールファクタも回転速度に 依存しない。 次いで、第8図に示したように、V0の温度依存性が加えられ、曲線50に対 する最小2乗曲線48が求められる。最小2乗曲線は次式のように示すことがで きる。 SF=A+BV0+CV0 2+... 一次よりも次数の高い数式を使用することができるが、話を簡単にするために、 上記の数式のA項およびB項のみを使用して、温度と駆動電流に依存するスケー ルファクタ対V0を線48で示すことができる。到着するデータは離散的なもの であるが、第8図では連続するものとして示されている。第2の方法は、妥当な スケールファクタ反復性を与えるが、スケールファクタ線形性は、スケールファ クタ対回転速度曲線では無視される変動に依存する。 第1図に示したように、コンピュータ32のメモリは、アナログ・ディジタル 変換器34によってディジタル化された電圧V0がコンピュータ32に与えられ たときにスケールファクタをV0から求めるための上記の数式に従ったアルゴリ ズムを含むことができる。妥当なスケールファクタは、コンピュータ32を使用 して算出され、検出された出力に加えられる。そのため、補正されたスケールフ ァクタ回転速度速度出力36が生成される。同様に、当業者には知られているよ うに、V0の様々な値に対するスケールファクタを算出することができ、検索テ ーブルを使用することができる。これは、V0に応じて妥当なスケールファクタ を選択するアルゴリズムも使用できることを意味する。 第9図は、本発明の光源12の他の実施態様を示す。光源12は、いくつかの 他の光源62、64と共に1つのブロック上に取り付けることができる。光源6 2は、光源ドライバ66とヒータ・ドライバ68とを含む。光源ドライバ66は 、レーザ・ダイオード70を駆動し、ヒータ・ドライバ68はヒータ72を駆動 する。光源64は、レーザ・ダイオード78を駆動する光源ドライバ74と、ヒ ータ80を駆動するヒータ・ドライバ76とを含む。両方の光源62、64のド ライバは共に、光源ドライバ66、74用の入力としての電圧V0と、ヒータ・ ドライバ68および76への入力用の第2の基準電圧VRとを有する。各光源6 2および64は、光源12の光源ドライバ42、ヒータ・ドライバ52、レーザ ・ダイオード14、およびヒータ44の等価物である。 温度センサ120を含む電圧制御回路40は、各光源ドライバ42、66、7 4に電圧V0を供給し、各ヒータ・ドライバ52、68、76に基準電圧VRを供 給する。ヒータが熱フォイル・ヒータであってよく、ブロック全体に3つの別々 のヒータ44、72、80ではなく1つのヒータのみを使用すればよいことが容 易に理解されよう。当業者なら、熱電冷却器を使用してレーザ・ダイオードの温 度を安定化させることができることも認識されよう。ヒータと冷却器は共に、そ の制御用のフィードバックを使用する。光源12は、第4図中の光源のより詳し い概略を示す。電圧駆動回路40は、抵抗器R3、すなわち6.8kオーム抵抗 器を介してバッファ122にシンクすべきレーザ・ダイオード14の温度に応じ て電流を生成するために5Vの供給電圧が加えられる温度センサ120を含む。 電圧調整器130は、10K抵抗器R26と、その10K抵抗器間の0.1μf キャパシタと、−12V電源と、3.32K抵抗器R27と、82K抵抗器R2 9と、電圧調整器間の0.006μfキャパシタC20と共に、バッファ122 に入力すべき−0.54Vの電圧V1を生成する。ヒータ駆動回路52に入力す べき電圧VRを生成するために演算増幅器132に適当な電圧が入力される。 演算増幅器124に電圧V0が加えられ、強制的に電力FET126の出力に V0を生じさせる。電力FETは、過負荷保護のために電力FET自体を横切る ダイオードを備えたIRFR9020である。演算増幅器124の反転入力への V0のフィードバックは、15K抵抗器および8200pfキャパシタを介して 供給される。8200pfキャパシタは、15K抵抗器を介して位置決めするこ ともできる。抵抗器R40およびR50は、V0/25オームに等しいレーザ・ ダイオード14用の光源駆動電流Ifを生成する25オーム抵抗をもたらすよう に選択される。温度センサ120は、レーザ・ダイオード14、70、78に熱 結合される。 ヒータ・ドライバ52は、光源ドライバ42に類似しており、第9図に示され ている。ドライバ回路は当業者には知られているので、ヒータ・ドライバの詳細 な議論は制限する。 当業者なら、本明細書では本発明の好ましい実施形態のみを開示し、他の利点 を見つけて実現することができ、当業者によって様々な修正を提案できることが 認識されよう。添付の請求の範囲で定義した本発明の趣旨および範囲から逸脱せ ずに、本明細書に示した実施形態を修正できることを理解されたい。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年4月21日 【補正内容】 補正明細書 1992年8月25日付けの「Patent Abstracts of Japan」(第16巻、第 402号(P−1409))に記載された1992年5月8日付けの日本特許文 書第4134209号の要約(D1)は、光源の温度を検出する、光源に近接す る温度センサを有する光ファイバ・ジャイロスコープを開示している。温度検出 器からの信号は補償量判定回路によって処理され、補償量判定回路は、増幅回路 に信号を出力する。増幅回路は、ジャイロスコープの回転速度を示す信号を光電 検出器回路から受け取る。ジャイロスコープの回転速度は、光源の検出された温 度に応じて補償量判定回路からの信号によって補償される。 補正請求の範囲 1.光ファイバ回転センサ(10)に入力すべき光を供給する光源(14)と、 前記光源(14)の温度を表す光源制御信号を生成する光源制御手段(16) と、 所定の温度範囲にわたる前記光源制御信号の関数として光ファイバ回転センサ (10)用の複数のスケールファクタのうちの1つを生成する手段(32)とを 備える光ファイバ回転センサ(10)用の光源装置において、 前記光源制御信号の関数として、前記光源(14)を駆動する駆動信号を生成 する駆動手段(16)を備えることを特徴とする装置。 2.前記光源制御手段(16)が、 前記光源(14)の前記温度を表す電流信号を供給する温度センサ(120) と、 前記電流信号をシンクして、前記光源制御信号として光源制御電圧を生成する バッファ・ネットワーク(122)と を含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。 3.前記バッファ・ネットワーク(122)が、前記駆動手段(16)の入力と の間に接続された選択された第1のインピーダンスを備えた出力と、選択された 電圧が印加される非反転入力とを有するバッファを含み、前記電流信号が前記バ ッファおよび前記選択された電圧にシンクされ、前記光源制御信号が前記選択さ れた第1のインピーダンスの両端間の電圧にほぼ等しいことを特徴とする請求項 2に記載の装置。 4.前記駆動手段(16)が、前記光源制御電圧を受け取る前記入力と、前記光 源(14)を駆動する駆動信号として駆動電流を生成するために、前記駆動手段 (16)の出力とグラウンドに接続された選択された第2のインピーダンスの両 端間とに前記光源制御電圧を強制的に発生させて供給する手段(16)とを含み 、前記選択された第1および第2のインピーダンスと、前記選択された電圧が、 所定の第1および第2の設定値温度に関する前記所定の温度範囲および所定の駆 動電流を決める前記設定値温度の関数として求められることを特徴とする請求項 3 に記載の装置。 5.前記強制手段(42)が、 反転入力と、前記光源制御電圧を受け取る前記強制手段(42)の前記入力で ある非反転入力と、出力とを有する演算増幅器(124)と、 前記演算増幅器(124)、前記光源(14)、および前記選択された第2の インピーダンスに接続され、自身の出力と前記選択された第2のインピーダンス の両端間とに前記光源制御電圧を供給し、前記光源(14)を駆動する駆動電流 をトランジスタを介して供給し、かつ前記演算増幅器(124)の前記反転入力 にフィードバックを供給するトランジスタ(126)と を含むことを特徴とする請求項4に記載の装置。 6.前記生成手段が、 前記光源制御信号をディジタル化信号に変換するアナログ・ディジタル変換器 (34)と、 前記ディジタル化信号を受け取り、前記光源制御信号を表す前記ディジタル化 信号の関数として光ファイバ回転センサ(10)の複数の回転速度に対する前記 光源(14)の複数の温度に基づいて複数のスケールファクタのうちの1つを生 成するコンピュータ手段(32)と を含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。 7.加熱用の光源(44)、または前記光源(14)を冷却する熱電冷却とを備 え、前記光源を特定の温度に安定化させることを特徴とする請求項1に記載の装 置。 8.前記光源(14)がレーザ・ダイオードであることを特徴とする請求項1に 記載の装置。 9.光ファイバ回転センサ(10)に入力すべき光を供給する光源(14)と、 前記光源(14)の温度を表す光源制御信号を生成する光源制御手段(16) とを備える光ファイバ回転センサ(10)用の光源装置であって、 前記光源制御信号の関数として、前記光源(14)を駆動する駆動信号を生成 する駆動手段(16)を備え、前記光源(14)が、前記装置の励起時に前記駆 動信号によってほぼ直ちにオンにされ、前記光源制御手段(16)が、光源(1 4)が所定の温度範囲の低温であるか、それとも高温であるかにかかわらず、前 記駆動信号が所定の安全最大電流を超えることを防止することを特徴とする光源 装置。 10 前記光源制御手段(16)が、 前記光源制御手段(16)の前記残りの部分に対して前記装置が励起されたほ ぼ直後に、前記光源(14)の前記温度を表す電流信号を供給する温度センサ( 120)と、 前記電流信号をシンクして、前記光源制御信号として光源制御電圧を生成する 、バッファ・ネットワーク(122)とを含み、前記バッファ・ネットワーク( 122)は、前記駆動手段の入力の間に接続された選択された第1のインピーダ ンスを備えた出力と、選択された電圧が加えられる非反転入力とを有するバッフ ァを含み、前記電流信号が前記バッファおよび前記選択された電圧にシンクされ 、前記光源制御信号が、前記選択された第1のインピーダンスの両端間の電圧に ほぼ等しいことを特徴とする請求項9に記載の装置。 11.前記駆動手段(16)が、前記光源制御電圧を受け取る前記入力と、前記 光源(14)を駆動する駆動信号として駆動電流を生成するために、前記駆動手 段(16)の出力とグラウンドに接続された選択された第2のインピーダンスの 両端間とに前記光源制御電圧を強制的に発生させて供給する手段(16)とを含 み、前記選択された第1および第2のインピーダンスと、前記選択された電圧が 、所定の第1および第2の設定値温度に関する前記所定の温度範囲および所定の 駆動電流を決める前記設定値温度の関数として求められることを特徴とする請求 項10に記載の装置。 12.光ファイバ回転センサ(10)の光源波長を補償する方法において、 光源(14)を設けるステップと、 前記光源(14)の温度を検知して、前記温度を表す光源制御信号を生成する ステップと、 前記光源制御信号の関数として前記光源(14)に駆動信号を加えるステップ と、 前記光ファイバ回転センサ(10)用のスケールファクタを前記光源制御信号 の関数として生成するステップとを含むことを特徴とする方法。 13.前記温度検知及び光源制御信号生成ステップが、 前記光源(14)の温度を表す電流信号を生成するステップと、 選択された第1のインピーダンスを介して前記電流信号をバッファ・ネットワ ーク(122)にシンクするステップと、 前記選択された第1のインピーダンスの両端間の前記電圧と前記バッファ及び ネットワーク(122)の選択された電圧の関数としての前記光源制御信号とし て光源制御電圧を生成するステップと を含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。 14.前記駆動信号印加ステップが、選択された第2のインピーダンスの両端間 で前記光源制御電圧を加えることによって生成された駆動信号によって前記光源 (14)を駆動するステップを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。 15.前記選択された第1のインピーダンス、前記選択された第2のインピーダ ンス、および前記選択された電圧が、下限設定値または上限設定値の前記光源用 の所定の最大駆動信号を超えない駆動信号によって前記光源(14)を高速ター ンオンできるようにする前記下限設定値と前記上限設定値とを有する温度範囲に 関して選択されることを特徴とする請求項14に記載の方法。 16.前記スケールファクタ生成ステップが、 前記光源制御信号をディジタル化信号に変換するステップと、 光ファイバ回転センサの複数の回転速度に関する前記光源(14)の複数の温 度に基づいて、前記ディジタル化信号の関数として複数のスケールファクタのう ちの1つを生成するステップとを含むことを特徴とする請求項12に記載の方法 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.光ファイバ回転センサ用の光源装置において、 光ファイバ回転センサに入力すべき光を供給する光源と、 前記光源の温度を表す光源制御信号を生成する光源制御手段と、 前記光源制御信号の関数として、前記光源を駆動する駆動信号を生成する駆動 手段と、 所定の温度範囲にわたる前記光源制御信号の関数として光ファイバ回転センサ 用の複数のスケールファクタのうちの1つを生成する手段と を備えることを特徴とする装置。 2.前記光源制御手段が、 前記光源の前記温度を表す電流信号を供給する温度センサと、 前記電流信号をシンクして、前記光源制御信号として光源制御電圧を生成する バッファ・ネットワークと を含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。 3.前記バッファ・ネットワークが、出力自体と前記駆動手段の入力の間に接続 された選択された第1のインピーダンスを有する前記出力と、選択された電圧が 加えられる非反転入力とを有するバッファを含み、前記電流信号が前記バッファ および前記選択された電圧にシンクされ、前記光源制御信号が、前記選択された 第1のインピーダンスの両端間の電圧にほぼ等しいことを特徴とする請求項2に 記載の装置。 4.前記駆動手段が、前記光源制御電圧を受け取る前記入力と、前記光源を駆動 する駆動信号として駆動電流を生成するために前記駆動手段の出力とグラウンド に接続された選択された第2のインピーダンスの両端間とに前記光源制御電圧を 強制的に発生させて供給する手段とを含み、前記選択された第1および第2のイ ンピーダンスと前記選択された電圧とが、所定の第1および第2の設定値温度に 関する前記所定の温度範囲および所定の駆動電流を決める前記設定値温度の関数 として決められることを特徴とする請求項3に記載の装置。 5.前記強制手段が、 反転入力と、前記光源制御電圧を受け取る前記駆動手段の前記入力である非反 転入力と、出力とを有する演算増幅器と、 前記演算増幅器、前記光源、および前記選択された第2のインピーダンスに接 続され、トランジスタ自体の出力において前記選択された第2のインピーダンス の両端間に前記光源制御電圧を与え、前記光源を駆動する駆動電流をトランジス タを介して与え、かつ前記演算増幅器の前記反転入力にフィードバックを与える トランジスタとを含むことを特徴とする請求項4に記載の装置。 6.前記生成手段が、 前記光源制御信号をディジタル化信号に変換するアナログ・ディジタル変換器 と、 前記ディジタル化信号を受け取り、前記光源制御信号を表す前記ディジタル化 信号の関数として光ファイバ回転センサの複数の回転速度に対する前記光源の複 数の温度に基づいて複数のスケールファクタのうちの1つを生成するコンピュー タ手段とを含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。 7.加熱用の光源、または前記光源を冷却する熱電冷却とを備え、前記光源を特 定の温度に安定化させることを特徴とする請求項1に記載の装置。 8.前記光源がレーザ・ダイオードであることを特徴とする請求項1に記載の装 置。 9.光ファイバ回転センサに入力すべき光を提供する光源と、 前記光源の温度を表す光源制御信号を生成する光源制御手段と、 前記光源制御信号の関数として、前記光源を駆動する駆動信号を生成する駆動 手段とを備え、前記光源が、前記装置の励起時に前記駆動信号によってほぼ直ち にオンにされ、前記光源制御手段が、光源が所定の温度範囲の低温であるか、そ れとも高温であるかにかかわらず、前記駆動信号が所定の安全最大電流を超える ことを防止することを特徴とする光ファイバ回転センサ用の光源装置。 10.前記光源制御手段が、 前記光源制御手段の前記残りの部分に対して前記装置が励起されたほぼ直後に 、前記光源の前記温度を表す電流信号を提供する温度センサと、 前記電流信号をシンクして、前記光源制御信号として光源制御電圧を生成する 、 バッファ・ネットワークとを含み、前記バッファ・ネットワークが、出力自体と 前記駆動手段の入力の間に接続された選択された第1のインピーダンスを有する 出力と、選択された電圧が印加される非反転入力とを有するバッファを含み、前 記電流信号が前記バッファおよび前記選択された電圧にシンクされるので、前記 光源制御信号が、前記選択された第1のインピーダンスの両端間の電圧にほぼ等 しいことを特徴とする請求項9に記載の装置。 11.前記駆動手段が、前記光源制御電圧を受け取る前記入力と、前記駆動手段 の出力において、グラウンドに接続された選択された第2のインピーダンスの両 端間で前記光源制御電圧を強制的に発生させて提供して、前記光源を駆動する駆 動信号として駆動電流を生成する手段とを含み、前記選択された第1および第2 のインピーダンスと、前記選択された電圧が、所定の第1および第2の設定値温 度に関する前記所定の温度範囲および所定の駆動電流を定義する前記設定値温度 の関数として求められることを特徴とする請求項10に記載の装置。 12.光ファイバ回転センサの光源波長を補償する方法において、 光源を提供するステップと、 前記光源の温度を検知して、前記温度を表す光源制御信号を生成するステップ と、 前記光源制御信号の関数として前記光源に駆動信号を印加するステップと、 前記光ファイバ回転センサ用のスケールファクタを前記光源制御信号の関数と して生成するステップとを含むことを特徴とする方法。 13.前記温度検知・光源制御信号生成ステップが、 前記光源の温度を表す電流信号を生成するステップと、 選択された第1のインピーダンスを介して前記電流信号をバッファ・ネットワ ークにシンクするステップと、 前記選択された第1のインピーダンスの両端間の前記電圧と前記バッファ・ネ ットワークの選択された電圧の関数としての前記光源制御信号として光源制御電 圧を生成するステップとを含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。 14.前記駆動信号印加ステップが、選択された第2のインピーダンスの両端間 で前記光源制御電圧を印加することによって生成された駆動信号によって前記光 源を駆動するステップを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。 15.前記選択された第1のインピーダンス、前記選択された第2のインピーダ ンス、および前記選択された電圧が、下限設定値または上限設定値の前記光源用 の所定の最大駆動信号を超えない駆動信号によって前記光源を高速ターンオンで きるようにする前記下限設定値と前記上限設定値とを有する温度範囲に関して選 択されることを特徴とする請求項14に記載の方法。 16.前記スケールファクタ生成ステップが、 前記光源制御信号をディジタル化信号に変換するステップと、 光ファイバ回転センサの複数の回転速度に関する前記光源の複数の温度に基づ いて、前記ディジタル化信号の関数として複数のスケールファクタのうちの1つ を生成するステップとを含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
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