JPH08510033A - シール装置、成形要素及びパイプ - Google Patents
シール装置、成形要素及びパイプInfo
- Publication number
- JPH08510033A JPH08510033A JP7516706A JP51670695A JPH08510033A JP H08510033 A JPH08510033 A JP H08510033A JP 7516706 A JP7516706 A JP 7516706A JP 51670695 A JP51670695 A JP 51670695A JP H08510033 A JPH08510033 A JP H08510033A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- sealing device
- socket
- seal
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28B—SHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
- B28B21/00—Methods or machines specially adapted for the production of tubular articles
- B28B21/56—Methods or machines specially adapted for the production of tubular articles incorporating reinforcements or inserts
- B28B21/563—Gaskets
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L21/00—Joints with sleeve or socket
- F16L21/02—Joints with sleeve or socket with elastic sealing rings between pipe and sleeve or between pipe and socket, e.g. with rolling or other prefabricated profiled rings
- F16L21/03—Joints with sleeve or socket with elastic sealing rings between pipe and sleeve or between pipe and socket, e.g. with rolling or other prefabricated profiled rings placed in the socket before connection
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Joints With Sleeves (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
- Pens And Brushes (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Ceramic Capacitors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
実質的にコンクリートから成る二つのパイプ部分間の環状空間をシールするためのシール装置。一方のパイプ部分は実質的に円筒状内面を有するソケットを形成し、他方のパイプ部分はソケットに軸方向に挿入され、実質的に円筒状の外面を有するスピゴット端部を形成する。このシール装置は弾性材料、好ましくはラバーから成るシールリング(52)を備え、シールリングは環状空間をシールするためのシール部分(56)を有する。シール装置はソケット内の円筒状内面に成形されるようにされ、シール装置をソケットの成形部分に係留させるための手段(84)を有する。シール装置はシールリング(52)に連結され、シールリングと一緒にソケット内に成形されるようにされた成形リング(54)を備え、シールリングはソケットの自由端部に隣接して位置決され、成形リングはシールリングの軸方向内方に位置決めされる。成形リングはスピゴット端部をソケット内に挿入した時にシールリング(52)のシール部分(56)の必要な受け入れ空間を提供し、また、ソケット内に挿入されたスピゴット端部の移動に必要な空間も提供する。また、本発明はパイプ端部のソケット内にシール装置を成形する時に使用する、いわゆる基礎リングである型工具及び、本発明によるシール装置が設けられたソケットを有するパイプにも関する。
Description
【発明の詳細な説明】
シール装置、成形要素及びパイプ
本発明は、一方のパイプ端部が実質的に円筒状の内面を有するソケットを形成
し、他方のパイプ端部がソケット内に挿入可能で、実質的に円筒状外面を有する
スピゴット端部を形成する好ましくはコンクリートから成る二つのパイプ端部間
の環状空間をシールするためのシール装置に関する。又、本発明は、好ましくは
コンクリートから成り、その実質的に円筒状内面にシール装置が設けられたスピ
ゴットを有するパイプに関する。
本発明によるシール装置は、環状空間をシールするようにされたシール部分と
連結部分とを有する弾性材料、好ましくはラバー製のシールリングと、シールリ
ングに連結される成形リングとから成り、ソケット内の筒状内面に、ソケットの
自由端部に隣接してシールリングを位置させ、シールリングの軸方向内方に成形
リングを位置させて成形されるようにされた種類のシール装置である。そのため
、成形リングは、ソケット内にスピゴット端部を挿入することによって環状空間
が形成された時にソケット内に成形リングを残すために、ソケット内にスピゴッ
ト端部を挿入した時に、シール部分の変形と、スピゴット端部の位置の調節が成
されるように容易に変形するシールリングのシール部分に少なくとも連結される
ことが好ましい。しかし、環状空間が確立する前に成形リングを取り外すように
シール装置を配置することも可能で
ある。
この種のシール装置は多くの異なるものが公知である。しかし、公知のシール
装置は、例えばシールリングとシールリングの軸方向内方に配置された成形リン
グとの間の連結に関して、種々欠点を有する。従って、連結部は複雑で高価にな
り、また、連結部は成形工程中に成形リングに対してシールリングを固定する目
的に関しては不十分である。公知のシール装置のさらに別の欠点は、環状空間を
形成した時に成形リングをソケット内に残す場合、シールリングと成形リングと
の間の連結が、シールリングの変形方向に関するシールリングの正確な作用やシ
ールリングのシール部分のリップ作用などを邪魔し、低下させる点にある。
前記した種類(DE−A−2935392号)の公知のシール装置では、シー
ルリングの連結部分が円筒状形状であり、コンクリートパイプソケットの内面を
通過して垂直に延長する径方向端面で終端する。成形リングは連結部分とシール
部分の内面に位置決めされる。好ましくは成形リングはポリウレタンから成り、
通常コンクリートパイプを連結する前に取り外される。シールリングの(スピゴ
ット端部の挿入方向に見て)前端には、肉厚端部を有する径方向に延長する保持
部分があり、これはコンクリート内に成形され、シールリングを係留することを
目的としている。コンクリートパイプが成形されている間、シールリングと成形
リングとから成るシール装
置は、型枠要素(いわゆる基礎リング)によって支持される。また、型枠は外型
とコアとを備え、それらの間にコンクリートが締め固めされ成形される。締め固
めは、通常コアを振動させることで得られ、従って、振動は基礎リング及びコン
クリートに伝達される。振動の結果、接触面に液状構成要素が収集され、これら
の場所で、接触面に残る気泡を形成することが可能になる。この危険は、特に、
空気、水又はオイル(離型材)が集まってパイプのコンクリート内に気泡を形成
し得る径方向に延長する保持部の下方の領域で存在する。気泡形成の危険は、連
結部分の外面におけるコンクリート領域内のより狭い部分でさえ存在する。最後
に、振動工程は、基礎リングから成形リングを外し、コンクリート内で成形リン
グの浮き上がらせ、コンクリートパイプを破棄へと導く原因になる。
他の公知のシール装置(DE−A−3340569号)では、成形リングはシ
ールリング上の突出カラーとして形成され、このカラーはシールリングのリップ
シール部分に連結される。シールリングは、スピゴット端部の挿入方向に見て、
リングの圧縮又はリップシール部分の正面に位置決めされる蟻ほぞ形状の保持部
分を有する。これは気泡、水及びオイルが保持部分の下側に集まり、気泡を形成
しなければ、コンクリートにおける好適な係留を提供する。公知のシール装置の
突出カラーは、シールリングと同じ材料から成り、シールリングと同じ硬度を
有する支持要素を含む。それによって、シール部分の変形や、パイプのスピゴッ
ト端部の位置の調節の可能性は実質的に減少する。
さらに別の公知のシール装置(DE4108851号)では、成形リングはシ
ール上の突出カラーとして形成され、複数の列に配置された溝を備える。断面が
蟻ほぞ形状を有する径方向に延長する係留手段はシールリング上に配置され、そ
の下側に気泡、水及びオイルが集まらなければ、コンクリート内に好適な囲みを
提供する。
本発明の目的は、上記した欠点のない上述の種類のシール装置を提供すること
にある。
この目的を満たすために、本発明によるシール装置は、シールリングと成形リ
ングを相互に係合する二つの同心環状連結部分によって相互に連結し、連結部分
の一方をシールリングの内縁に設け、連結部分の他方を成形リングの外縁に設け
たことを特徴としている。
本発明によるシールリングと成形リングとの間の連結は、簡単な構成で、成形
工程の間にシールリングと成形リングとを一緒に保持する作用に関して効果的で
あると同時に、ソケットとソケットに挿入されたスピゴット端部との間に環状空
間を形成した後のシール作用を維持するために、シールリングを作用的観点から
正確に作用させることができる。
本発明によれば、成形リングはセルラーラバー又は弾性セルラープラスチック
で構成されるのが好ましい。弾
性セルラープラスチックはポリウレタン又はポリエステルで構成され得る。
本発明によるシール装置の適当な実施例においては、シールリングの連結部分
の端面に面する表面を備えたシール部分は径方向内方向きのシール突出部を有し
、前記表面は成形リングの対向する端面と実質的に同じ径方向の広がりを有する
。それによって、成形リングの連結部分の端面と、シール突出部の対応する表面
はシール装置の径方向内面で相互に係合し、残りの部分で一定の又は径方向外方
に拡がる空間を構成するのに適する。
好ましくは、シールリングと成形リングとの連結部分は、シールリングと成形
リングが相互に軸方向に移動するのを防止するようにされた表面によって相互に
係合する。例えば、これは、シールリングの連結部分の補助溝と係合する径方向
外方向き環状突出部を成形リングの連結部分に設けることで達成される。それに
よって、シールリングの連結部分の補助溝は、シールリングと成形リングとが相
互に軸方向に移動するのを防止するだけでなく、本発明によるシール装置が内部
の成形位置に配置されたソケット内へのスピゴット端部の挿入と同時にシールリ
ングが変形した時にシールリングの材料を受け入れる空間を与える作用を持つ。
シールリングに径方向外方向きシール突出部が設けられる場合には、少なくと
もシールリングに連結された成形リングが、シール突出部の基部と実質的に同軸
平面に
配置された径方向外面を有し、シール装置がソケット内に成形された後にシール
リングのシール突出部以外の部分がソケット内に押し下げられるのに適している
。それによって、シールリングはそのほとんどの部分がソケット内に収容され、
シール装置のシール作用を正確にする。
シールリングは、ソケット内に成形されるようにされたその径方向外側部分が
、ソケットとの連結を改善するように形成されている。これは保持部分及び/又
は表面と溝等を適当な方法で形成することによって達成される。
本発明の好ましい実施例においては、シールリングは、くさび形状であること
、より正確には連結部分の後方環状突出面を、コンクリートパイプを成形してい
る時に、係留面内の気泡、水及びオイルをコンクリートの重さで容易に追い出せ
るように上方に延長するアンダカット係留面として形成することによって、コン
クリート内に係留される。アンダカット係留面は、コンクリートの周囲ソケット
面に対して鋭角に配置され、それによって、シールリングの径方向に対する移動
は確保される。
特別に軽い成形リングを使用する時には、成形リングが浮き上がらないことが
重要である。この危険は、特にコンクリートパイプを形成する時に隙間を通って
成形リングの下側にコンクリートが侵入する場合に生ずる。これを防止するため
に、係留面がコンクリートソケットの内面と通って延長する場所にシールビード
が配置され、前記ビードはシールリングと同じ材料から成り、従って、
シール効果を発揮するのに非常に適している。シールビードが伸ばされると、ソ
ケットの径方向に延長する底面に向けて延長する突出カラーを形成することもで
き、この表面を完全に又は部分的に覆う。突出カラーを公知のものと比べると、
本発明による突出カラーには、コンクリート内でアンダカット係留面に係合し、
ソケットシールと確実に係留するくさび形状部分が形成されている。
シール部分用の十分に大きい受け入れ空間と、スピゴット端部用の移動空間と
を形成するためには、突出カラーが十分な厚さの支持層を有することが有益であ
る。この支持層はセルラー材料から成り得、径方向及び/又は突出部に対して傾
斜して形成され得る。大きなパイプで生ずる比較的大きな圧力を得るために、突
出カラーは湾曲した外面を有し得る。それによって、液状コンクリートから有利
な方法で圧力が得られ、同時に突出カラーの内側が柔らかいのでコンクリートパ
イプの連結部のスピゴット端部用の移動空間が制限されすぎない。
シール装置の種々の部分で異なる材質及び異なる材料厚さを選択することによ
って、そのシール装置の弾性力を、コンクリートパイプを形成する時にスピゴッ
ト端部の可動性が突出カラーに対する十分な支持に関係するように制御すること
が可能になる。特に、弾性力をシールリングと成形リングとの間の連結領域で最
大することことが可能である。
十分に大きいアンダカット係留面を提供するために、
シールリングの主要部分は実質的に環状円錐形に形成される。コンクリートパイ
プを形成する時に、この外側円錐面は、アンダカットに対して傾斜し、液状コン
クリートが重いので、コンクリートが型枠内に成形される時に気泡、水及びオイ
ルが追い出され、シール装置の後側に泡が形成される危険がなくなる。シール装
置の外面の大きさは、この表面に突出部及び溝を設けることによってさらに増大
され得る。突出部及び溝が上方に向けて傾斜して延長し、特に、突出部及び溝が
上方に拡張される場合、コンクリートパイプが形成される時に、小さな気泡が水
やオイルと一緒に十分な方法で上方に移動される。突出部及び溝は、シール装置
がソケット内に成形される時の、シール装置の外面とコンクリートとの間の結合
を改善する。
アンダカットはシールリングの圧縮又はリップシール領域内に配置され得る。
このアンダカット空間は、この目的のために固定突出部が設けられた成形リング
を固定するために使用され得る。また、アンダカット空間は、シールリップが引
き抜かれ、また引き裂かれる危険を除去する十分な度合いで屈曲された時に、シ
ールリップが支持されるように形成され得る。
本発明によるシール装置は、いわゆる基礎リングで構成された成形要素上に位
置決めし、基礎リングと基礎リング上に位置決めされたシール装置の周りにソケ
ットを成形することでソケット内に成形されるようにされる。
そのため、シール装置が、成形工程の間に基礎リング上の非常に限定された位置
で維持されることが重要である。これを提供するために、シールリング及び/又
は基礎リングには、シール装置を基礎リングに取外可能に固定するための手段が
形成される。この手段は、溝と突出部やのこぎり歯等を協働させることで構成さ
れるが、より複雑な構造も考えることができ、例えばスチールリングに、シール
装置が凹所が設けられたリングに維持されるように、シール装置内に傾斜して延
長する凹所を設けて、前記リングをコンクリートパイプの成形中はボルトによっ
て基礎リングに固定する。ボルト以外の他の取外可能な連結要素を使用すること
もできる。
シール装置をソケット用の成形要素に堅く固定する他の可能性は、リング片又
はソケットの底面に延長し、必要な時間だけシール装置を維持するリング又はリ
ング形状ビード要素内に配置されたピンによってシール装置を維持する変形板材
を使用することでにある。また、板材は処分することを目的に設計され得る。
成形工程中の成形要素へのシール装置の固定の改善は、シール装置に、同じ種
類の補強部材、例えばシールリング及び/又は成形リングに位置決めされた溝状
補強部を配置することで提供される。
また、本発明はシール装置をパイプ端部のソケット内に成形するために使用さ
れるべき基礎リングも含む。
また、本発明は、内面に本発明によるシール装置を有
するソケットが設けられたパイプも含む。
以下、添付図面を参照して本発明によるシール装置、パイプ及び基礎リングか
ら成る成形要素及びパイプの種々の実施例を説明する。
第1図は本発明によるシール装置の一実施例の軸断面図であり、このシール装
置は、コンクリートパイプを成形すると同時にコンクリートパイプのソケット内
にシールリングを成形するための型の中に配置されている。
第2図から第8図は本発明によるシール装置の異なる実施例の軸断面図である
。
第9図はソケット内に成形された第8図に示すシール装置を有するパイプソケ
ットの軸断面図である。
第10図から第13図は、本発明によるシール装置のさらに異なる実施例の軸
断面図である。
第14図から第20図は、いわゆる基礎リング及び、シール装置がパイプソケ
ット内に成形される間、シール装置の位置を一定にし、シール装置を基礎リング
上に解放可能に固定するための固定手段を含む、前記基礎リング上に配置される
シール装置の形態の成形要素の異なる実施例の軸断面図である。
第21図から第27図は、本発明によるシール装置のさらに別の実施例の軸断
面図である。
第28図は、いわゆる基礎リング及び細溝状補強部(a thread reinforcement
)が設けられたシール要素の形態の成形要素の第14図から第20図の断面図に
対応する
軸断面図である。
第1図の実施例では、本発明によるシール装置は二つの部分から成り、言い換
えれば、この装置は、実際のシールリング1と、セルラーラバー又はその他の材
料から成る解放可能な成形リング10から成り、前記成形リング10はセルラー
ラバーや、例えば段ボール紙(corrugated card borad)のように価格に関して
好適である他の材料から成る。スピゴット端部の顕著な可動性が必要でない場合
、コンクリートパイプを連結する時に成形リング10はソケット内の所定の位置
にとどまり得る。成形リング10は外面11、内面12、内端面13及び外端面
14を備えている。
シールリング1は圧縮縁部2及び環状連結部3を備え、環状連結部3は内面4
、外面5及び(スピゴット端部の挿入方向に見た)内端面6を有する。シールリ
ング1の径方向の外面5は、スピゴット端部の挿入方向に、即ち軸方向内方に拡
径する円錐形である。それによって、環状連結部3は内端面6に十分な幅を持た
せるのに十分な厚さを得られる。それに加えて、内端面6にはアンダカットが形
成され、内端面6は成形リング10を部分的に覆う。表面5及び6は鋭角な角度
で相互に連結し、それらの表面でくさび形状を形成している。圧縮縁部2と環状
連結部3との間には、アンダカット空間8が設けられる。シールリング1の内側
正面9は圧縮縁部2に関して傾斜して延長している。
ソケット20は、内面21と外面23とを有し、シール装置は内面21に設け
られ、さらにソケットの内側底面に突き出ている。内面21とアンダーカットの
内端面6との間には、くさび形コンクリート部分(wedge-shape concrete porti
on)24が形成され、シールリング1を径方向内方に引っ張れないようにしてい
る。従って、アンダーカットの内端面6は実質的にシールリング1の係留面を形
成している。
第1図には、ソケットを製造する型枠も示されている。型枠は、いわゆる基礎
リング30、パイプ形コア31及び外型32を備えている。コンクリートパイプ
の製造は、垂直に立てた型枠にコンクリート混合物を充填し、従ってコンクリー
ト混合物を領域25から上方に向けて充填して、型枠内から空気を排出するよう
に実施される。図面から明らかなように、内部に空気を閉じこめることのできる
ポケットはない。コア31を振動させることによって、コンクリート塊は、気泡
を上方に移動させ、コンクリート混合物から排除させるための振動に委ねられる
。このように上昇する気泡はどの場所にも捕らえられず、最終製品内に気泡が形
成される危険が広範囲で防がれる。
第2図はシール装置のシールリング1の変形例を示している。外面5には突出
部40と溝41とが設けられており、これらは外面5に相当な範囲で設けられて
いる。
突出部40と溝41とは傾斜した姿勢で配置され、それらは径方向外方にかつ
軸方向内方に向いており、振動
行程の時に気泡が自由に上昇することを可能にしている。この目的のために、溝
41は径方向外方に広げられ得る。又、径方向の外面5には、気泡の上方への動
きを邪魔しないように傾斜して延長し、かつ外方に向けて広がる凹所42が設け
られ得る。又、径方向の外面5には、外面5をコンクリート内に延長させ、気泡
の排除の改良のための前記原理に従って傾斜された係留手段(図示せず)を設け
ることができる。
基礎リング30とシールリング1との間の空間をシールするために、小さい縁
部43が設けられ、この縁部43は基礎リング30上でぴんと張られ、従って前
記空間をシールする。
又、シールリング1のシール部分2は、第2図に示すように(点縁部を持たな
い)圧縮部分のように形成され得る。
第3図はシール装置のさらに別の実施例を示している。このシール装置は、シ
ール部分2が、内部に成形リング10の突出保持部15が係合し得るアンダカッ
ト凹所8に十分な広さが得られるようにビード(bead)44によって延長されて
いる。又、係留面6がコンクリートソケットの内面21(第1図)内に延長する
場所の領域内にはシールビード46(第3図)が設けられ、これはシール装置が
コンクリートソケット20内に成形される時にシールリング1と成形リング10
との間にコンクリートスラッジが入り込むのを防止する。
第4図に示すように、このシールビード46は長く伸ばして突出カラー47の
ように設計され得る。又、この突出カラー47には突出部40及び溝41が設け
られ得る。又、成形行程中にカラーを成形リングに固定するようにカラー47と
成形リング10との間には挿入連結部47a及び47bが設けられ得る。
第5図は凹所8の特殊なデザインが示されており、より正確にはこれは波形境
界面を有するくさび形空間のように形成される。ビード44を屈曲させる時に、
波の頂部48は、ビード44が引き波がされるのを防ぐ確実な度合いになるよう
に波の谷部49に係合する。又、成形リング10の内面は同様の仕方でスピゴッ
ト端部の差し込みを固定するように波形にされ得る。
第6図に示されたシールリングの実施例は、ラバー製のシールリング52と、
シールリング52に連結し、セルラーラバー又はシールリング52のラバー材料
より柔らかい他の材料から成る成形リング54とから成る。又、従って、成形リ
ング54は弾性セルラープラスチック、例えばポリウレタン又はポリエステルで
構成され得る。
シールリング52はシール部分56と連結部分58とを有する。シール部分5
6は径方向内方に向けられた環状シール突出部60を有し、前記突出部60は前
方円錐面62、内側円筒面64及び後方環状径方向面66を有する。シール部分
56は、その前方端部に環状の突起部68を有し、突起部68はシール装置の前
方縁部の位置
で、パイプソケット内にシール装置を成形するように内部にシール装置が置かれ
る基礎リングへのシール装置の堅固な連結を与える。
シールリング52の連結部分58は、その径方向内面70に環状溝72を有す
る。この環状溝72は、成形リング54に設けられた連結部分77の径方向外面
76にある補助突出部74を受け入れる。連結部分58及び77の溝72及び突
出部74は、成形リング54に対するシールリング52の軸方向の正確な位置を
もたらす。
成形リング54の外端面78は、その主要部分がシール突出部60の環状表面
66と同じ距離に位置決めされ表面78と66との間の隙間を小さくする。外端
面78は、その径方向内側縁に、シール突出部60の表面66に係合するエッジ
部79を有する。第6図に示された位置では、隙間は径方向内側に加えてその径
方向外側エッジで閉鎖している。
シールリング52の径方向外面は、シールリング52の軸方向外端部から広が
るほぼ円錐状の表面部分80を有する。円錐状表面部分80とシール突出部60
の円錐面62とは、シール部分56が軸方向外端部から厚くなる厚さを有するよ
うに相互に関連している。
シールリング52は軸方向内端面84を有し、この表面84はシール装置の軸
に対して傾斜し、全体として円錐状の面を形成している。その結果、第1図から
第5図による実施例における内面6に加えて内端面84に成形
リング54を部分的に覆うようにアンダカットが形成される。第1図から第5図
による実施例における場合のように、これはシールリング52を内側に引っ張る
ことをできなくする。従って、アンダカット内端面84はシールリング54の主
要係留面を形成する。
円錐表面部分80は、シールリング52の軸方向外面に複数の円周ビード94
が形成されている。このビード94は、ソケット内にシール装置を成形する時に
、コンクリートとシール装置との間の接触面に気泡が集まることや、他の異変を
防止することによって、シール装置とソケットのコンクリート材料との間の連結
を改善するために作用する。
成形リング54は、その軸方向内端部に、突起部68に対応する環状の尖った
突起部96を有し、この突起部96は、シールリングをソケット内に成形する時
にシール装置が置かれる基礎リングとシール装置との間にコンクリートが進入す
るのを防止する。
前述したように、シール装置は、コンクリートパイプのソケットを成形し、続
けて型枠内にコンクリートを成形するための型枠の一部を形成する基礎リング上
に従来の方法で引き伸ばすことによってソケット内に成形され、それによって、
シール装置は、コンクリートパイプのソケット内の円筒上内面の位置に成形され
る。コンクリートを型枠内に成形する時に、コンクリートがシール装置52の軸
方向内端面84に当たる結果、基礎リング上の
正確な位置からシール装置のシールリング52が移動する危険を減らすために、
成形リング54は、その内面に環状の外方突出部98が形成される。この球形の
突出部98は、コンクリートを型枠に充填する時にシール装置の端面84の外側
に案内し、シールリング52が正確な位置から移動する危険を減らす。
材料の厚みを減らし、成形リング54の堅さを減少させるために、これは環状
凹所100が設けられた突出部98と同じ高さにされる。
第6図による実施例と類似した、第7図に示した本発明によるシール装置の実
施例は、シールリング52aと成形リング54aを備えている。第7図による実
施例は、成形リング54aが、シールリングによって形成されたポケット内には
め込まれることによってシールリング52aに連結されている点で異なり、前記
ポケットは、連結部分58a、シール部分60a、シール部分60aに連結した
フラップ102及びフラップ上に形成された肉厚端部104によって画定されて
いる。従って、端部104はシールリング52aと同じ弾性材料で成形され、ソ
ケット内にシールが成形された後に、ソケット内に挿入されたスピゴット端部と
ソケットの底面との間にショックアブソーバを形成する。
成形リング54aがシールリング52aのポケット内に位置決めされているの
で、溝72と突出部74とによって得られるシールリングと成形リングとの間の
連結は
第7図による実施例では省略できる。
又、第8図に示した本発明によるシールリングの実施例は、ラバー製のシール
リング102と、それに連結される成形リング104とから成り、成形リングは
セルラーラバー又はシールリング102のラバー材料より柔らかい他の材料から
構成される。従って、成形リング104は弾性のあるセルラープラスチック、例
えばポリウレタン又はポリエステルで構成され得る。
シールリング102はシール部分106と連結部分108とを有する。シール
部分106は径方向内方に向けられた環状シール突出部110を有し、この突出
部110は、第6図による実施例のシール突出部と同様、前方円錐面112、内
側円筒状表面114及び後方の環状径方向向き表面116を有する。又、ここで
は、シール部分106は、基礎リングとの堅い連結を得るための環状の尖った突
起部118を備えている。シールリング102及び成形リング104は、環状溝
122及び補助突出部124によって相互に連結している。
シールリング102の径方向外面は、シールリング102の軸方向外端部から
広がる、ほぼ円錐状の表面部分130を有する。円筒状表面部分132は円錐状
表面部分130に連結し、シールリング102の連結部分108の外面を形成す
る。
シールリング102は、シール装置の軸線に対して実質的に直角な軸方向内側
端面134を有する。
シールリング102は、その径方向外側に、シールリングの一方の端縁部に位
置決めされた二つの保持部分136及び138を有する。保持部分136はシー
ルリング102の軸方向前方端部に位置決めされ、ウェブ(web)部分140と
、その外側の自由縁部に位置する肉厚部分142とを有する径方向に向けられた
突出部によって構成される。保持部分138は、シールリング102の端面13
4の位置で軸方向に突出し、その自由端部が尖っている環状突起部によって構成
される。保持部分136及び138は、シール装置がソケット内に成形された後
、特にシールリングに、ソケットのスピゴット端部を挿入した時に生ずる力が加
えられた時に、シールリングを確実に保持する。
第6図による実施例と同様、第8図による実施例におけるシールリングは、そ
の円錐表面部分130の位置に複数の並行環状ビード144が設けられている。
成形リング104は、その軸方向内端部に、環状の尖った突起部146を有し
、この突起部146は、シール装置がソケット内で成形されている間、シール装
置が位置決めされている基礎リングとシール装置との間にコンクリートが侵入す
るのを防止する。
脱型の後、本発明によるシール装置は第9図に示すようにソケット148内に
成形される。
スピゴット端部にソケットを連結する時、これはソケット148内に挿入され
、ソケットの円筒状外面はシー
ルリングのシール突出部110に係合し、シール部分106を圧縮する。シール
突出部110は、成形リング104の隣接する連結部分126のわきに押圧され
ている間、ソケット内に包み込まれる。又、シールリング102の連結部分10
8内にある溝122は、ソケットの円筒状表面とスピゴット端部とによって形成
される空間内のシール部分を圧縮した結果シール部分106から移動するラバー
材料を圧縮させる。
★本発明によるシール装置を有するソケットを内部に備えたパイプライン内に
圧力を形成すると、液圧が成形リング104の比較的弱い弾性材料で吸収される
のでシール突出部110上のシールリップの作用が起こる。
本発明による成形リング104とシールリング102との間の連結の設計は、
シール装置の成形行程の間、またパイプの連結行程の間、さらに後述するパイプ
連結を堅く維持する機能を果たしている間、成形リングとシールリングとを相互
に確実に効果的に位置決めする。又、成形リングとシールリングとの間の連結の
設計はその他に、シールリングのラバー材料の移動を正確に行い、シールリング
がリップ作用に加えて圧縮されることによって効果的にシール作用を発揮し得る
こよによって、本発明によるシール装置の正確なシール作用を提供する。
第10図に示した本発明によるシール装置の実施例は、第8図及び第9図によ
るシール装置とは、第10図によるシール装置が、溝122と円筒状表面部分1
32との
間の連結部分108に環状の閉鎖空間150を有する点でのみ相違する。この空
間150はシール突出部110のリップ作用を、連結部分126及び108の径
方向外方への圧縮を促進することによって改善する。それによって、シール突出
部110は、内部にシール装置が位置決めされたパイプライン内の内部圧力を増
大させることによる影響をより容易に利用する。
第11図に示した本発明によるシール装置の実施例は、第8図、第9図及び第
10図による実施例とは、シールリング102の径方向外側部分の設計に関して
主に相違する。従って、第11図によるシールリング102は、連続した円錐状
径方向外側表面152を有し、又、この表面152には第8図、第9図及び第1
0図の実施例のウェブ144と同様の目的のための円周ウェブ154が設けられ
ている。円錐表面152には、そのシール部分106内に、環状の蟻ほぞ形状の
溝156があり、この溝156には、シール装置がコンクリートパイプソケット
に成形される時にコンクリートが挿入され、その結果、ソケットにシール装置を
構成するための手段の他の実施例を構成する。従って、溝156は第8図、第9
図及び第10図による実施例における突出部136の代わりになる。
第8,9及び10図による実施例における突出部138は、第11図による実
施例ではシールリング102の円錐状に設計された端面158に代えられており
、この
端面158は、シール装置がコンクリートパイプソケット内に成形される時にソ
ケットからシール装置が径方向に外れるのを防止している。
第12図に示した本発明によるシール装置の実施例は、第10図による実施例
と同様、連結部分108に環状閉鎖空間160が設けられている点で異なり、こ
の空間160は第10図による実施例における空間150と同じ作用を有する。
第13図に示した本発明によるシールリングの実施例は、シールリング102
aと成形リング104aとから成る。シールリング102aは連結部分108a
を有するシール部分106aとシール突出部110aとを備えている。
成形リング104aは、円筒状の連結面に沿ってシールリング102aの連結
部分108aに接触する連結部分126aを有する。シール突出部110aの端
面116a及び128aと、成形リングの連結部分126aは各々シール装置の
径方向内面で相互に係合し、これらは、前記端面間の空間が径方向外方に向けて
相対的に広がるように円錐形にされる。
シール装置の径方向外面は実質的に円筒状の表面を形成しており、この表面に
成形リング104aの径方向外面162に加えてシールリング102aの径方向
外面130aが位置決めされている。
シール装置の径方向外面には溝164及び166が形
成されている。コンクリートは、コンクリートソケット内にシール装置を成形す
る時にこれらの溝164及び166内に入り込み、ソケットへのシール装置の固
定を改良する。溝164はシールリング102aにおけるシール部分106aと
連結部分108aとの間に形成され、また溝166はシールリング102a及び
成形リング104aの二つの対向する表面の間に形成される。
第14、15、16及び17図は本発明によるシール装置及び成形リングの異
なる実施例を示しており、これらの実施例は成形リングに対するシール装置の位
置決め及び固定を改良している。
第14図によれば、基礎リング170には環状溝172が設けられており、こ
の溝172の中にはシール装置のシール突出部110の内側端部が位置決めされ
る。これは適当な方法で成形行程が成されている間、シール装置を正確な位置に
維持すると同時に、基礎リング170上にシール装置を正確に位置決めする。
第15図によれば、基礎リング174には歯176が設けられており、この歯
176はシール装置のシール突出部110の円錐面112に係合することでシー
ル装置が垂直方向に摺動しないように固定する。
第16図による実施例においては、基礎リング178にはシール装置のシール
突出部110における補助溝182に継ぎ合わされる環状突出部180が設けら
れている。
第17図に示した本発明による基礎リング184の実施例においては、基礎リ
ングには環状溝186が形成されており、この溝186には、基礎リングに対し
てシール装置の位置を固定するようにシールリング102の突出部118が係合
する。
第18図は、基礎リング230上に支持されたシール装置のさらに別の実施例
を示している。基礎リングの傾斜面209は、製造されるべきパイプ内でシール
装置を軸方向の位置を画定する肩部を提供する実質的に径方向に延長する部分2
09aを備える。このようにして形成された表面209及び209aは、コンク
リートパイプが厚い壁を有する時に必要とされる大きな振動力が与えられた時で
さえ、シール装置が摺動するのを防止する。
又、前記大きな振動力が使用された時、成形リング210は独立して固定され
るべきである。この目的のために、三つのリング部材250が、ソケットの底面
の領域内に位置決めされ、これらの部材250はビード251によって成形リン
グ210内の溝に係合し、成形リングを基礎リング230に固定する。リング部
材250は、ボルト252によって基礎リング230に取外可能に連結すること
ができるが、コンクリートパイプが製造される間、基礎リングへのリング部材2
50の保持を確実にし、その後連結を外すための他の急速解放可能な結合部材を
考慮することも可能である。これら3つのリング部材250の代わりに、変形可
能な板部材又は使い捨て式
の要素を使用することも可能である。
第19図は、成形リング210用の取外可能な固定手段のさらに別の実施例を
示しており、これらは持続性のあるリング又は保持要素255、例えば周縁が分
割され、成形リング210における傾斜して延長するクランプスロットに係合す
る鋼鉄で構成される。リング又は保持要素255は、断面くさび形状で、尖った
エッジを有し、クランプスロットを形成するために成形リング210のセルラー
材料内に押し込まれ得る。また、ここでは、リング又は保持要素255を一時的
に保持するために、ボルト252又は他の取外可能な保持手段が用いられている
。
第20図に示したように、基礎リング230には溝256を設けることができ
、また成形リング260及びシールリング201には基礎リングから成形リング
が必要としない時に外れるのを防止するために各々補助突出部257が設けられ
得る。又、基礎リング上に突出部257を位置決めし、成形リング260及びシ
ールリング201上に各々溝256を位置決めすることも可能である。溝256
と突出部257との間の係合は、基礎リング230を所定の力によってシールか
ら外すことができるように選択される。又、第20図は、シールリング201に
堅く連結され、外壁261、内壁262及び後方の径方向壁263を有する成形
リングを構成する突出カラー260を示している。これらの壁261,262及
び2
63の間には、壁に対して、かつ相互に関連して傾斜し延長し、コンクリートパ
イプが製造される時に十分に安定した成形リング260を提供するビームの網の
ように形成され得る支持層264が配置され得る。明らかなように、外面261
は、コンクリートパイプが製造される時に確立された圧力に抵抗し、スピゴット
端部用の移動空間を提供するためにその中央部分に十分な弾性を持たせるために
、成形リングの上方部分が厚くなるように傾斜され得る。
第21図は、シール1から突出するカラー260が形成される成形リングのさ
らに別の実施例を示している。支持層264は、例えば20のショア硬さを有す
るセルラー材料で形成される。又、ここでは、段ボール層のような安価な代替材
料も使用するこのが可能である。シールリング201、支持層264及び壁26
1、262、263の弾性が、異なる作用をする区域内でシールの弾性度合を制
御するために異なることが指摘されるべきである。シールリング201と成形リ
ング260との間にある変移領域265内の弾性は、この地点でパイプ連結部の
スピゴット端部用の十分な受入空間を形成するように、最も高くなっている。
この実施例においては、壁261には、気泡の形成の危険をさらに減少させる
ために突出部240と溝241を有する凹所242が設けられる。又、コンクリ
ート内の付加的な係留を提供するためのフック271を有する
フラップを使用することもできる。最後に、連結されたパイプライン内の内圧で
活性化するリップ273を形成するためのスロット272がある。
第22図は、コンクリートパイプを成形する時にコンクリート混合物からの圧
力に耐えるために内部で壁261が湾曲形状にされているシール装置の実施例を
示している。支持層246は支持材によって相互に交差したハニカム構造空間で
形成されている。スピゴット端部で付勢された時の径方向の弾性力は領域265
で最大になる。また、コンクリート内に周囲ウェッジを完全に係留するために内
方に向けて広がる凹所242が示されている。また、端部274はコンクリート
内によりよく維持するためにウェッジ形状にされ得る。
第23図は、支持層264を形成するための支持材に加えて壁261及び26
2が特別な設計にされたシール装置のさらに別の実施例を示している。三角形の
壁部分266が相互に関連して配置されており、また、径方向支持材267が、
壁部分と支持材が柔軟性であり、スピゴット端部が移動空間を必要とする場合に
屈曲され得る弱い部分268を提供するために断面三角形状にされる。また、こ
こでは、シールの弾性を制御するために異なる硬さの材料が使用することができ
、それによって、壁の一部を動かすことも可能になる。例えば、シールリングの
領域内の強度は45ショアであり得、壁266,267の硬度は80ショアであ
り得る。
それに加えて、シール装置は摺動殻270を有し、摺動殻270は潤滑材が満
たされた保持又は固定部分(第24図)、又はその内部に配置された潤滑油が入
った閉鎖ホースによって構成される。
第24図は、シール装置のさらに別の実施例を示しており、ここでは潤滑され
た膜体270を連結するためのスリット275や、リップ273を形成するため
の切れ目272や、パイプが成形されている時に対応するビードによって基礎リ
ングにシールを維持し得るフック257を形成するための切れ目256のような
種々のスリットが示されている。
第25図は、シール用の保持装置290、292を有する基礎リング230と
シールのさらに別の実施例を示している。図面に示すように、成形リング280
は、径方向外方に配置された湾曲した後部281、分割前部281、ソケットの
底面に連結するための壁283及び空間284を有する。分割前部281には、
弾性材料の保持リング又は保持リング片290と基礎リング230との間の溝2
91に係合するようにされたリップ285が設けられている。保持リング又は保
持リング片290は空間284に適合し、端部が丸い切頭円錐形状の断面を有す
る。ボルト292又は他の連結手段で締め付けることで、リップ285は、基礎
リング230と保持リング又は保持リング片290との間のスリット291内に
固定される。上述した溝及び突出部256,257は付加
的保持手段として機能する。脱型する時、ボルト292は緩められ、基礎リング
230は下方に移動される。その後、保持リング片290は空間284から径方
向に引き抜かれる。
第25図による実施例は、コンクリートパイプが成形されてる時に、シールが
それ自信の張力によって所望の場所に維持されない程、シールが大きい結果、リ
ング張力が減少する大きいパイプや楕円形のパイプに特に適合する。
第25a図は、成形されたシールを示している。スピゴット226は、空間2
84が汚れでふさがれないように、壁282で第2のシールと協働する。
第26図は二重シール装置300を示しており、このシール装置300では、
二つのシールリング301,302と成形リング303とが相互に連結されてい
る。シールリング301と302との間には、寝かしたパイプライン内でのシー
ル装置の締め付けを試験するためにアクセスし易いサンプリング空間304が形
成されている。成形行程中にシール300を維持するために、基礎リング330
から成形コンクリート要素内に成形されたシール300を壊さずに取り外すこと
を可能にするために基礎リング330に取外可能に連結された保持リング305
がある。
第27図は成形された二重シール装置300を示している。
第28図には、本発明によるシール装置の第6図に対応する断面図を示してお
り、図面においてシール装置は基礎リング310上に配置されている。コンクリ
ートパイプのソケット内にシール装置を成形している間、シール装置を基礎リン
グ上に確実に保持するために、シール装置には溝状補強部が設けられている。こ
の溝状補強部は、シールの周囲に伸びる一つ又は複数の溝の形態を有する。この
溝状補強部はシール装置のシールリング52及び/又は成形リング54の第28
図に示した一つ又はそれ以上の場所、又はシール装置のその他の所望の適当な場
所に設けることができる。第28図に示した溝状補強部によって、基礎リングを
任意の特別な方法で設計して補強することなしに、成形行程中に基礎リングにシ
ール装置を確実に固定することができる。
本発明は、以下の請求の範囲の範囲内で変形することができる。これは特に、
シール装置のシールリングと成形リングとの間の連結に関していえ、それによっ
て、図面に示した全ての実施例においてシールリングと成形リングとが連結され
、又分離されることが可能になる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),AU,CA,CN,CZ,F
I,HU,JP,KR,NO,PL,RU,US
【要約の続き】
イプ端部のソケット内にシール装置を成形する時に使用
する、いわゆる基礎リングである型工具及び、本発明に
よるシール装置が設けられたソケットを有するパイプに
も関する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.一方のパイプ端部がほぼ円筒状の内面を有するソケットを形成し、他方の パイプ端部がほぼ円筒状の外面を有しソケット内に挿入されるスピゴットを形成 する好ましくはコンクリートから成る二つのパイプ端部間の環状空間をシールす るためのシール装置であって、 弾性材料、好ましくはラバーから成り、環状空間をシールするためのシール部 分を備えたシールリングを有し、ソケット内の円筒状の内面に成形され、かつソ ケットの成形位置に係留するための手段を有するものにおいて、 シールリングに連結され、シールリングと一緒にソケット内に成形されるよう にされた成形リングを有し、 前記シールリングがソケットの自由端部に隣接して位置決めされ、 前記成形リングがシールリングの軸方向内側に位置決めされる ことを特徴とするシール装置。 2.成形リングが、スピゴット端部をソケット内に挿入する時にシール部分を 変形するように、少なくとも容易に圧縮されるシールリングのシール部分につな がることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のシール装置。 3.シールリングと成形リングとが、相互に係合する二つの同心連結部によっ て相互に連結し、連結部の一方がシールリングの内縁に形成され、連結部の他方 が成形リングの外縁に形成されることを特徴とする請求の範囲 第1項又は第2項に記載のシール装置。 4.成形リングがセルラーラバーから成ることを特徴とする請求の範囲第1項 から第3項の何れか一項に記載のシール装置。 5.成形リングが弾性セルラーラバー、例えばポリウレタン又はポリエステル から成ることを特徴とする請求の範囲第1項から第4項の何れか一項に記載のシ ール装置。 6.シール部分が、成形リングの連結部分の端面と向き合う表面を有し、成形 リングの対向する端面と同じ径方向に延長する径方向内方向きシール突出部を有 することを特徴とする請求の範囲第3項に記載のシール装置。 7.成形リングの連結部分の端面とシール突出部の対向する表面とが、シール 装置の径方向内面の位置で相互に係合し、残りの部分で隙間を形成することを特 徴とする請求の範囲第6項に記載のシール装置。 8.隙間が径方向外方に広がることを特徴とする請求の範囲第7項に記載のシ ール装置。 9.連結部分が、シールリングと成形リングとが相互に関連して軸方向に移動 するのを防止するようにされた表面によって相互に係合することを特徴とする請 求の範囲第3項に記載のシール装置。 10.成形リングの連結部分に、シールリングの連結部分の補助溝に係合する 径方向外方向き環状突出部が形成されていることを特徴とする請求の範囲第9項 に記載 のシール装置。 11.少なくともシールリングに連結した成形リングが、シール突出部の基部 とほぼ同軸平面に配置された径方向外面を有し、シール装置がソケット内に成形 された後に、シール突出部を除いたシールリングが、押し下げられ、ソケットに 収まることを特徴とする請求の範囲第10項に記載のシール装置。 12.シールリングの径方向外面が、シール装置がソケット内に成形された時 にソケットの自由端部に最も近いシールリングの端部から円錐状に拡がることを 特徴とする請求の範囲第1項から第11項の何れか一項に記載のシール装置。 13.シールリングのソケット内に成形されるのに適合した径方向外側部分が ソケットへの結合を改善するように形成されていることを特徴とする請求の範囲 第1項から第12項の何れか一項に記載のシール装置。 14.シールリングが、シール装置をソケット内に成形した時にソケットの自 由端に最も近くなる端部に、径方向外向き環状保持部分を備えていることを特徴 とする請求の範囲第13項に記載のシール装置。 15.シールリングの径方向外面に、径方向に対して傾斜する少なくとも一つ の表面を有する環状溝を形成したことを特徴とする請求の範囲第13項又は第1 4項に記載のシール装置。 16.溝がアンダカットであり、好ましくは蟻ほぞ形 状であることを特徴とする請求の範囲第15項に記載のシール装置。 17.シールリングが、シール装置をソケット内に成形した時にソケットの自 由端部から最も離れた位置にある端部に、軸方向及び/又は径方向向き環状保持 部分を有することを特徴とする請求の範囲第13項から第16項の何れか一項に 記載のシール装置。 18.シールリングが、その軸方向内端面に、保持部分として作用する軸方向 向き環状突出部を備えていることを特徴とする請求の範囲第17項に記載のシー ル装置。 19.シール装置が、ソケット内にシールリングを成形した時にソケットの自 由端部から最も離れた位置にある端部に、径方向に対して傾斜し、成形リングを 部分的に覆う端面を有し、この端面がソケットからシール装置が移動するのを防 止するようにされていることを特徴とする請求の範囲第13項から第18の何れ か一項に記載のシール装置。 20.シールリングの径方向外面に複数の突起部が形成されていることを特徴 とする請求の範囲第1項から第19項の何れか一項に記載のシール装置。 21.突出部が環状ビードによって構成されていることを特徴とする請求の範 囲第20項に記載のシール装置。 22.基礎リング上に位置決めされ、基礎リングとその上に位置決めされたシ ール装置との周りにソケットを成形することによってソケット内に成形されるよ うにさ れたシール装置において、基礎リングへシール装置を取外可能な固定する手段を 設けたことを特徴とする請求の範囲第1項から第21項の何れか一項に記載のシ ール装置。 23.固定手段が、基礎リング内にある溝と協働するようにされた一つ又は複 数の突出部から成ることを特徴とする請求の範囲第22項に記載のシール装置。 24.固定手段が、基礎リング上の突出部と協働するようにされた一つ又は複 数の溝から成ることを特徴とする請求の範囲第22項又は第23項に記載のシー ル装置。 25.シールストリップが、コンクリートソケットの内面を通るシール装置の 意図された通路の領域に配置され、前記シールストリップがシール装置をソケッ ト内に成形する時にシール装置と基礎リングとの間にコンクリートスラッジが侵 入のを防止することを特徴とする請求の範囲第22項から第24項の何れか一項 に記載のシール装置。 26.成形リングがソケットの径方向底面に延長し、この表面を部分的に覆う ことを特徴とする請求の範囲第1項から第25項の何れか一項に記載のシール装 置。 27.成形リングがソケットの内方に向かう支持層を有することを特徴とする 請求の範囲第26項に記載のシール装置。 28.支持層が支持部材に対して径方向に又は傾斜して構成されることを特徴 とする請求の範囲第27項に記 載のシール装置。 29.支持層がソケットの内方に向かう境界層を有することを特徴とする請求 の範囲第27項又は第28項に記載のシール装置。 30.シールリング、支持層及び境界層の材料の厚さ及び/又は材料のタイプ を異ならせて弾性力を異ならせていることを特徴とする請求の範囲第27項から 第29項の何れか一項に記載のシール装置。 31.シールリングと成形リングとの間の変わり目の領域が最も弾性力が高い ことを特徴とする請求の範囲第30項に記載のシール装置。 32.シール装置の種々部分の材料が異なるショア硬度を有することを特徴と する請求の範囲第1項から第31項の何れか一項に記載のシール装置。 33.種々の弾性を提供するための種々の大きさの空間がシール装置の種々の 部分に配置されていることを特徴とする請求の範囲第1項から第32項の何れか 一項に記載のシール装置。 34.成形リングが、シールリングがソケット内に成形された時にソケットの 自由端部から最も離れた位置にあるシールリングの端部の外径と実質的に同じ外 径の径方向突出部を有することを特徴とする請求の範囲第1項から第33項の何 れか一項に記載のシール装置。 35.成形リングが湾曲した外側を有することを特徴とする請求の範囲第34 項に記載のシール装置。 36.シールリング及び/又は成形リングの径方向外面に突出部及び溝が設け られていることを特徴とする請求の範囲第1項から第35項に記載のシール装置 。 37.シール装置を基礎リング上に配置し、基礎リングとその上に配置された シール装置の周りにソケットを成形して、請求の範囲第1項から第36項の何れ か一項に記載のシール装置をパイプ端部のソケット内に成形するために使用され る基礎リングから成る型工具において、 基礎リングにシール装置を基礎リングに取外可能に固定する手段を設けたこと を特徴とする型工具。 38.基礎リングの固定手段がシール装置上の突出部と協働するようにされた 溝から成ることを特徴とする請求の範囲第37項に記載の型工具。 39.基礎リングの固定手段がシール装置内の溝と協働するようにされた突出 部から成ることを特徴とする請求の範囲第37項又は第38項に記載の型工具。 40.基礎リングの固定手段がシール装置の材料と係合するようにされた歯か ら成ることを特徴とする請求の範囲第37項から第39項の何れか一項に記載の 型工具。 41.シール装置をパイプソケット内に成形している間、取外可能な保持手段 でシール装置を基礎リングに固定することを特徴とする請求の範囲第37項に記 載の型工具。 42.取外可能な保持手段が成形リング内の固定スロットと、固定スロットに おける保持要素と、保持要素を 基礎リングに保持する固定装置とから成ることを特徴とする請求の範囲第41項 に記載の型工具。 43.固定スロットが成形リング内の傾斜伸長部によってくさび形状に配置さ れ、保持要素が鋼からなり、断面くさび形状を有することを特徴とする請求の範 囲第42項に記載の型工具。 44.取外可能な保持手段が、ソケットの底面の領域におけるリング片又は板 材から成り、リング片又は板材が、ソケットを成形する時に取外可能な固定装置 によって基礎リングに保持されることを特徴とする請求の範囲第41項に記載の 型工具。 45.基礎リングが、シール装置の成形リング内に形成された空間に係合する 取外可能な保持リング又はリング片を有することを特徴とする請求の範囲第37 項に記載の型工具。 46.請求の範囲第1項から第36項の何れか一項に記載のシール装置をソケ ットの円筒状内面に配置したことを特徴とする実質的に円筒状内面を備えたソケ ットを有するパイプ。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE9319230U DE9319230U1 (de) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | Muffendichtung für Betonformteile |
SE9319230.4U | 1994-07-11 | ||
SE9402443-7 | 1994-07-11 | ||
SE9402443A SE513323C2 (sv) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | Tätningsanordning för avtätning av en ringformig spalt mellan två rörändpartier samt formring för användning vid ingjutning av nämnda anordning i en muff |
PCT/SE1994/001209 WO1995016872A1 (en) | 1993-12-15 | 1994-12-15 | A sealing device, a mould element and a pipe |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08510033A true JPH08510033A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=25961525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7516706A Pending JPH08510033A (ja) | 1993-12-15 | 1994-12-15 | シール装置、成形要素及びパイプ |
Country Status (16)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0686245B1 (ja) |
JP (1) | JPH08510033A (ja) |
KR (1) | KR960701330A (ja) |
CN (1) | CN1040792C (ja) |
AT (1) | ATE193932T1 (ja) |
AU (1) | AU675751B2 (ja) |
CA (1) | CA2156054A1 (ja) |
CZ (1) | CZ207295A3 (ja) |
DE (2) | DE69424934D1 (ja) |
DK (1) | DK0686245T3 (ja) |
ES (1) | ES2146759T3 (ja) |
FI (1) | FI953810A (ja) |
HU (1) | HU214687B (ja) |
NO (1) | NO953183L (ja) |
PL (1) | PL175882B1 (ja) |
WO (1) | WO1995016872A1 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE517774C2 (sv) * | 1997-04-16 | 2002-07-16 | Forsheda Ab | Tätningsanordning för avtätning av en ringformig spalt mellan två rör |
DE29712235U1 (de) * | 1997-07-11 | 1998-11-12 | Krestel, Karl-Heinz, Dipl.-Ing., 85540 Haar | Dichtung mit Hohlräumen |
US6461534B2 (en) | 1997-11-19 | 2002-10-08 | Europa Metalli S. P. A. | Low lead release plumbing components made of copper based alloys containing lead, and a method for obtaining the same |
SE9804246L (sv) * | 1998-12-07 | 2000-06-08 | Forsheda Ab | Tätningsanordning |
FR2807695B1 (fr) * | 2000-04-12 | 2002-08-30 | Forsheda | Procede de moulage de l'about femelle a joint annulaire integre d'un element de canalisation en beton |
DE102006013350A1 (de) * | 2006-03-23 | 2007-09-27 | Phoenix Dichtungstechnik Gmbh | Einrichtung zur Herstellung einer Dichtanordnung für Rohre und Schachtbauwerke |
DE102009036514A1 (de) * | 2009-08-07 | 2011-02-10 | Phoenix Dichtungstechnik Gmbh | Hilfsprofil mit Positionsmarkierung |
CN101806702B (zh) * | 2010-03-02 | 2011-04-27 | 王明贵 | 一种混凝土抗渗性能试验方法 |
US9139333B2 (en) | 2012-05-03 | 2015-09-22 | Hawkeye Concrete Products Co. | Composite pallets for molding concrete pipe |
EP3096928A1 (en) * | 2014-01-23 | 2016-11-30 | Hawkeye Concrete Products Co. | Composite pallet for concrete pipe |
US9469053B2 (en) | 2014-01-23 | 2016-10-18 | Hawkeye Concrete Products Co. | Composite pallet for concrete pipe |
US11879568B2 (en) | 2019-01-04 | 2024-01-23 | Canadian Pressure Control Inc. | Pipeline-leak-containment apparatus |
CN118061351B (zh) * | 2024-04-24 | 2024-06-25 | 内蒙古顺源靓川管道工程科技有限公司 | 密封组件承口预植型混凝土管制管设备及制管方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE412797B (sv) * | 1978-09-08 | 1980-03-17 | Forsheda Gummifabrik Ab | Sett for framstellning av ror foretredesvis betongror |
SE444357B (sv) * | 1980-01-14 | 1986-04-07 | Forsheda Gummifabrik Ab | Sett for formning av en rormuff |
SE463664B (sv) * | 1986-04-17 | 1991-01-07 | Forsheda Ab | Formnings- och taetningsring |
US4836647A (en) * | 1988-02-09 | 1989-06-06 | Beard Terry D | Low differential 3-D viewer glasses and method with spectral transmission characteristics to control relative intensities |
DE4108107A1 (de) * | 1991-03-13 | 1992-11-12 | Cordes Theodor Gmbh & Co Kg | Dichtungsring fuer die innenmantelflaeche der glockenmuffe eines betonrohres |
DE9201544U1 (de) * | 1992-02-08 | 1993-06-03 | Theodor Cordes GmbH & Co KG, 4403 Senden | Dichtungsring für die Innenmantelfläche der Glockenmuffe eines Betonrohres |
-
1994
- 1994-12-15 DE DE69424934T patent/DE69424934D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-12-15 KR KR1019950703414A patent/KR960701330A/ko not_active Application Discontinuation
- 1994-12-15 JP JP7516706A patent/JPH08510033A/ja active Pending
- 1994-12-15 DK DK95919249T patent/DK0686245T3/da active
- 1994-12-15 AT AT95919249T patent/ATE193932T1/de not_active IP Right Cessation
- 1994-12-15 ES ES95919249T patent/ES2146759T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1994-12-15 EP EP95919249A patent/EP0686245B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-12-15 CN CN94191187A patent/CN1040792C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1994-12-15 CZ CZ952072A patent/CZ207295A3/cs unknown
- 1994-12-15 HU HU9502389A patent/HU214687B/hu not_active IP Right Cessation
- 1994-12-15 CA CA002156054A patent/CA2156054A1/en not_active Abandoned
- 1994-12-15 WO PCT/SE1994/001209 patent/WO1995016872A1/en not_active Application Discontinuation
- 1994-12-15 AU AU15100/95A patent/AU675751B2/en not_active Ceased
- 1994-12-15 DE DE0686245T patent/DE686245T1/de active Pending
-
1995
- 1995-08-11 FI FI953810A patent/FI953810A/fi unknown
- 1995-08-14 NO NO953183A patent/NO953183L/no not_active Application Discontinuation
- 1995-08-15 PL PL94310324A patent/PL175882B1/pl unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU1510095A (en) | 1995-07-03 |
EP0686245A1 (en) | 1995-12-13 |
CZ207295A3 (en) | 1996-03-13 |
DK0686245T3 (da) | 2000-07-31 |
FI953810A (fi) | 1995-09-19 |
WO1995016872A1 (en) | 1995-06-22 |
CN1040792C (zh) | 1998-11-18 |
DE686245T1 (de) | 1997-06-05 |
PL175882B1 (pl) | 1999-03-31 |
FI953810A0 (fi) | 1995-08-11 |
DE69424934D1 (de) | 2000-07-20 |
CN1117757A (zh) | 1996-02-28 |
KR960701330A (ko) | 1996-02-24 |
PL310324A1 (en) | 1995-12-11 |
ATE193932T1 (de) | 2000-06-15 |
NO953183D0 (no) | 1995-08-14 |
HU9502389D0 (en) | 1995-10-30 |
EP0686245B1 (en) | 2000-06-14 |
HU214687B (hu) | 1998-04-28 |
HUT72478A (en) | 1996-04-29 |
CA2156054A1 (en) | 1995-06-22 |
AU675751B2 (en) | 1997-02-13 |
ES2146759T3 (es) | 2000-08-16 |
NO953183L (no) | 1995-10-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH08510033A (ja) | シール装置、成形要素及びパイプ | |
US4159829A (en) | Gasket seal between sewer pipe and manhole opening | |
US4818209A (en) | Mould and sealing ring | |
US7827665B2 (en) | Gasket and mandrel assembly for pipe joints | |
CA2511407C (en) | Gasket and mandrel assembly for pipe joints | |
US6655257B1 (en) | Diaphragm pump | |
US4687212A (en) | Seal assembly with stabilizing ribs | |
CA1333624C (en) | Method and apparatus for providing watertight seal for manhole pipe connection including novel foldable gasket and cleated expansion apparatus cooperating with plural recesses in the gasket clamping band | |
KR101732722B1 (ko) | 버튼형 합성공이 형성되는 phc파일의 제작방법 | |
CN110952413B (zh) | 高速公路伸缩缝维修加固方法 | |
US4073048A (en) | Gasket seal between sewer pipe and manhole opening | |
US5732955A (en) | Expandable compression ring | |
US20020153668A1 (en) | Flexible seal member for non-metallic conduit to concrete manhole junction | |
AU611176B2 (en) | Tiles for playground surfaces | |
US5704657A (en) | Flexible joint for a culvert | |
JP2004353225A (ja) | 可撓止水継手および可撓止水継手用押え板 | |
US5794987A (en) | Flexible joint for a culvert | |
US2292041A (en) | Piston ring | |
KR100529644B1 (ko) | 토목구축물용 유니트, 토목구축물용 유니트의 제조방법,토목구축물, 토목구축물용 유니트의 좌판 및 토목구축물용유니트의 고정구 | |
US4779842A (en) | Height-adjustable rubber pot bearing with an elastomer plate | |
CA1077692A (en) | Gasket seal between sewer pipe and manhole opening | |
US5813677A (en) | Seal between two interlocking components | |
JP3164776B2 (ja) | 暗渠の継手 | |
JPS6211129B2 (ja) | ||
CN210870119U (zh) | 一种雪地靴上表面的裁切模具 |