JPH08509801A - 強化コアを備えた狩猟用銃弾 - Google Patents

強化コアを備えた狩猟用銃弾

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JPH08509801A
JPH08509801A JP6524300A JP52430094A JPH08509801A JP H08509801 A JPH08509801 A JP H08509801A JP 6524300 A JP6524300 A JP 6524300A JP 52430094 A JP52430094 A JP 52430094A JP H08509801 A JPH08509801 A JP H08509801A
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ジェイ. コージン,アラン
イー. エバーハート,ジェラルド
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オリン コーポレイション
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    • F42AMMUNITION; BLASTING
    • F42BEXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
    • F42B12/00Projectiles, missiles or mines characterised by the warhead, the intended effect, or the material
    • F42B12/02Projectiles, missiles or mines characterised by the warhead, the intended effect, or the material characterised by the warhead or the intended effect
    • F42B12/34Projectiles, missiles or mines characterised by the warhead, the intended effect, or the material characterised by the warhead or the intended effect expanding before or on impact, i.e. of dumdum or mushroom type

Abstract

(57)【要約】 制御された膨張式小弾径銃弾(90)が開示され、それに、隔壁形式の銃弾、高密度コアを充填した後部空洞(86)、および銃弾のコアと本体(72)との間の、後部空洞(86)の前部にある1組以上の高強度挿入物(92)、(94)が含まれている。

Description

【発明の詳細な説明】 強化コアを備えた狩猟用銃弾 本発明は、広義の概念で言えば、狩猟用銃弾に係り、特に中空先端銃弾に関す るものである。 狩猟用銃弾は、一般に小弾径、すなわち0.50弾径未満であり、一般に、中 空先端、すなわち、標的動物の体内でエネルギ吸収を増大させるべく、動物の体 組織と衝突した時における銃弾の膨張を増大させるための、軟質金属製弾頭部分 を有する。Pb製中空先端銃弾には、狩猟用としての使用に重大な欠点がある。 それらは進入深さが浅い位置で大きく反転し膨張する傾向を有し、したがって深 い進入には不適当である。このことは、銃弾が動物内への通過中に骨に衝突する 場合に、とりわけ正しい。狩猟者は、撃たれた後の動物が逃げる機会を最小にす るために、また動物の重要器官がその肩と概ね同一領域にあることから、標的動 物の肩部分を狙うことが多い。 銃弾を減速して、動物の軟質の体組織を通過する間により多くのエネルギを標 的に伝えるために銃弾の膨張が望まれる。銃弾の膨張が少なく、また骨や重要器 官を撃たなければ、動物を殺すことなく、あるいは動物を停止させることなく、 銃弾が動物の体を通過する可能性がある。銃弾が動物の骨を首尾よく貫通し、さ らに重要器官を損傷させるためには、銃弾が、緻密さ、十分な構造的完全性、お よび十分な維持重量を有することが必要である。 上記諸要件のいくつかに対処する1例としての狩猟用銃弾が、本出願人の先の 提案に係わる米国特許第5127332号に開示されている。該特許には、前部 が中空である先端を有し、Pbのような高密度材料が充填された後部空洞を有す る、概ねH形の縦断面の単一金属本体が示されている。後部空洞は、環境からP bを封止すべく、円板で閉鎖されている。この銃弾には、幾つかの利点と不利な 点がある。1つの利点は、Pbが後部空洞に拘束されているために重量維持が良 好に行われ、したがって、銃弾が標的体内を進行中に前部花弁状部分が破損して も、銃弾の前部中空先端部分が銃弾の高密度中実後部に比し比較的軽いので、 銃弾重量のかなりの部分が失われることがないことである。 別の利点は、衝突時の急減速中、重いPbコアの前進慣性と運動エネルギによ り、銃弾の後部空洞の側壁前部が膨張する傾向を有することである。この膨張は 、増大した直径の巻き溝の形成に役立つが、進入深さを低減化させる。この銃弾 の不利な点は、それが銃口近くの速度で重い骨を撃った場合、膨張部で始まる弱 体化により、銃弾が破裂することである。 本出願人による米国特許第5127332号の銃弾の長所を短所なしに得るた めには、改良が必要である。 この問題は、側壁破断を防止すべく、後部空洞の前側部分に高引張強さの薄肉 ライナが置かれた本発明銃弾、すなわち以下に説明され、請求の範囲に記載され た銃弾により解決される。本発明の好適形態においては、急減速時に、後部コア によって打ち抜かれないだけの十分な厚さを隔壁が有し、中空先端の後方への変 形によって形成された花弁状部により側壁パンクに対して防護するに十分な長さ を前記挿入物が有すべきであることが判った。 本発明は、添付図面を参照することにより、さらによく理解されるだろう。 第1図は、第3図の銃弾用の好適な銃弾本体予備成形体の軸線方向断面図であ る。 第2図は、第3図の銃弾用の好適挿入物の軸線方向断面図である。 第3図は、本発明にしたがって構成された銃弾の軸線方向断面図である。 第4図は、動物の軟質の体組織との衝突後の、第3図の銃弾の部分断面図を含 む側面図である。 第5図は、さらに密閉円板を有する、第3図の銃弾の軸線方向断面図である。 第6図は、硬質標的との衝突後の、第3図の銃弾の部分断面図を含む側面図で ある。 第7図は、増大された厚さの挿入物を有する、本発明にしたがって構成された 銃弾の軸線方向断面図である。 第8図は、複数の挿入物を有する、本発明にしたがって構成された別の銃弾の 軸線方向断面図である。 第9図は、テーパ付きジャケットを有する、本発明にしたがって構成されたさ らに別の銃弾の軸線方向断面図である。 第10図は、本発明の挿入物を利用する、Cu/Pb隔壁銃弾の軸線方向断面 図である。 本発明は、狩猟用銃弾が作られ、使用される態様の完全な理解によっている。 特に、銃弾の進入が不足することがあるという事実を認識しなければならなかっ た。次に、銃弾の破裂が進入不足に寄与したはずである。さらに、本出願人によ って提案された米国特許第5127332号の銃弾の破裂の理由を認識しなけれ ばならなかった。その解決方法は、製造するのが経済的でありながら、しかもこ の銃弾の利点(増大された密度と軟質の体組織内での良好な進入ならびに発射の 際の妥当な室内圧力)を保持した。銃弾本体内の金属は骨よりも強く、したがっ て、銃弾それ自体は機能停止の領域内で強化されるに違いないが、その場合、そ の領域が明らかでないことが確認された。本出願人は、骨に衝突した時の銃弾の 減速が大きく、空洞の側壁を後部コアが破断することを認識した。しかし我々は 、側壁を厚くすることにより膨張および(または)花弁状部貫通が低減されない ことを見いだした。我々は、或る試験中に、大いに驚いたことに、第4図に参照 数字56で示される場所に、側壁前部に突き剌さった中空花弁の先端を認めた。 我我は、フランジを除いた209雷管カップを後部空洞内に装入してみたところ 、銃弾は驚く程に機能停止を阻止し、その重量のほぼ90%を維持した。反復試 験によれば、この銃弾の一見単純な変更により、骨または軟質の体組織の何れか を貫くという、望ましく優れた進入が予想を超えて達成される。この銃弾は、間 もなく生産される、ウィンチェスター(商標名)・ブラック・タロン(商標名) (Winchester Black Talon)中心起爆式ライフル銃カートリッジである。 本発明にしたがって構成された、制御された膨張式またはきのこ形変形式の小 口径銃弾が、第1図〜第10図に示されている。先ず第1図を見ると、前方に開 き、後方に細められた前部凹所12と、概ね丸味のある横断壁または「隔壁」1 6を備える、後方に開いた円筒形の後部凹所または空洞14と共に、円筒形の管 状銃弾本体予備成形体10が示されている。予備成形体10は、望ましくはCu 合金で作られる。凹所12、空洞14および隔壁16は、管状予備成形体の中心 軸線に沿って縦列に配置される。第2図には、円筒形の側壁22と凹形基部24 とを有するカップ形の管状挿入物20が示されている。挿入物20の外径は予備 成形体10の空洞14の内径よりも僅かに少なく、基部24は隔壁16の後面と 合致する。 第3図は、本発明の好適な銃弾が、0.300ウィンチェスター(商標名)・ マグナム9.72g(180gr)中心起爆式ライフル銃銃弾用として一般的に 備える形態で示されている。他の弾径の銃弾に対しても小さい寸法がなされるは ずである。銃弾30は、間に前部凹所34、後部空洞36および隔壁37を備え た、概ねH形の軸線方向断面の単一金属本体32を有する。「隔壁」は単に、凹 所34の後端部すなわち「底部」と、後部空洞36の前端部すなわち「底部」と の間にある材料を示す。銃弾30は、予備成形体10の後部空洞14へ挿入物2 0を十分に挿入し、次いで後部空洞14および挿入物20へPbコア(図示せず )を挿入し(または挿入物へコアを挿入し、次いで組み合わされたコアと挿入物 とを後部空洞14へ挿入し)、次いで組み合わされた予備成形体、挿入物および コアを変形させて銃弾30を形成することによって形成される。 操作中、銃弾は、上記に示した如くに組み立てられ、次いで、雷管を装着され たカートリッジケースへ所要量の推進薬と一緒に装填され、「ウィンチェスター ・ブラック・タロン・フェイル・セイフ・スープリーム(Winchester BlackTalo n Fail Safe Supreme)」印の0.300ウィンチェスター・マグナムロ径中心 起爆式ライフル銃カートリッジのような、装填された弾薬の輪を生成する。次い で、カートリッジが適当なライフル銃に装填され、鹿またはヘラ鹿のような所望 の標的に向かって発射される。銃弾が動物の軟質の体組織を通過すると、花弁状 部46は、後部空洞36を取り囲む銃弾の外壁上の或る点48にそれらが接触す るに至るまで、44のような経路に沿って折り返る傾向を有する。動物の軟質の 体組織(または軍需用ゼラチン)との一般的な衝突後の反転形状の銃弾が第4図 に描かれているが、花弁状部は通常、この種の衝突の際の回転する銃弾の減速に よる回転力で、銃弾軸線と相対的な或る角度に位置する。反転形状の銃弾50は 膨張部52と、先端56を有する反転花弁状部54を有し、コア38は、高密度 コアの前方への運動量と本体32上の後方への外部抗力とにより線58まで前方 へ移動している。第3図、第4図を見ると、膨張部52は、本体32よりも 高い挿入物20の引張強さにより防止される銃弾機能停止の潜在的な原因である 。Cu合金本体の軟度および彫刻性は、本体が鋼もしくは硬質のCuで作られた 場合に予想される過剰な室内圧力を防止するために望ましい。花弁状部が第4図 の形態であり、また本体および挿入物の側壁が不十分な強さであれば、花弁状部 先端56もまた銃弾機能停止の原因となり得る。この種の状況における機能停止 は、本体を剌し通し、かつPbコアが突き出ることを可能にさせる花弁状部54 によるものであろう。挿入物20は、挿入物が花弁状部54よりも強く、したが って花弁状部が挿入物へ進入せず、さらに変形しまたは中断するため、それが生 起する可能性を大幅に低減化する上で役立つ。SAE1008鋼は、挿入物20 として適当な材料であるとみなされている。銃弾30が骨またはその他の硬質の 物体を撃てば、その前部に大きい軸線方向の力が付加される可能性があるので、 挿入物により、空洞36の壁の機能停止が防止されることが望ましい。銃弾に対 しはるかに大きい直径の前部を形成するための銃弾30の前面の花弁状部形成は 、銃弾が標的における骨またはその他の硬質の物体を撃たなかった場合、それを 減速させるために必要である。動物の軟質の体組織中での減速は、大幅に増大さ れた直径の故に増大された抗力による。花弁状部は、動物の軟質の体組織におけ る所望の量だけ銃弾を減速させて、所望深さの進入を達成する。所望深さの進入 は、通常、動物の体の最大厚さと、ほんのもう少々とであり、したがって銃弾は 、(安全上の理由のため、また出口に残存する何れの運動エネルギも動物へ移転 されず、したがって通常浪費されるため)最小限の速度で遠い側から出る。 本発明の一実施例の場合、隔壁37の軸線方向長さが挿入物20の厚さよりも 大きい。 本発明の別の実施例においては、第5図に示す如く、環境からコアを封止する ため、コア38の背後に密閉円板60が位置付けされる。コア38は、プラスチ ックのような適宜の結合剤で適宜の物体として保持され得る、Pbまたは粉末W の粒子で作ることができる。銃弾本体32のリム61は、コア38を密閉するた め、密閉円板60の半径方向外方へ伸びているフランジ部分62上に縁曲げされ る。円板60は単に、コア材料と円板とを金属本体へロックするための、内方へ 縁曲げされた後尾部分の管状リムと係合する、半径方向に外方へ伸びている環状 フランジを有する平円板であればよい。円板60は、銃本体32および(または )コア材料38の腐食を促進する可能性のある電池を形成し、カートリッジケー ス内の推進薬へ不利に影響を及ぼす機会を最小化するため、望ましくは、金属本 体32と同じ材料で作られる。あるいはまた、プラスチックのような不導体で円 板60を作ることもできる。 本発明の別の実施例においては、盲孔34の軸線方向長さが銃弾の直径よりも 大でありながら、隔壁37と挿入物20との軸線方向長さの合計の1.5倍未満 である。 さらに別の実施例においては、後部空洞36の直径が盲孔34の直径の4倍を 超えている。 第6図は、骨のような硬質の標的に当たった後の第3図の銃50を、断面図に 示している。銃弾50は、二次膨張部60を一次膨張部52の後方に発生させて いる。一次膨張部52および二次膨張部60は、多分ジャケット故障および進入 減少箇所なので、なるべくなら両膨張部は、最小化されまたは防止されることが 望ましい。第2図の挿入物20は、主として軟質の体組織に当たった際、膨張部 形成を最小化するのに効果的ではあるが、第7図〜第10図に示された諸実施例 は、硬質標的に当たった場合に一層効果的である。 第7図は、本発明の実施例にしたがって制御された膨張銃弾70を軸線方向断 面図に示している。前述の諸実施例における如く、銃弾70は、曲線状弾頭部分 74を有する概ねH形の軸線方向断面の単一金属本体72、弾頭部分74の背後 の概ね円筒形の後尾部分76および、弾頭部分74と後尾部分76との間の一体 隔壁78を有する。中心軸線80は、弾頭部分74、後尾部分76および隔壁7 8を通過して、構成諸要素を対称的に分割する。弾頭部分74は、後方へ伸びる 、前方に開いた中心盲孔84により形成された、中空先端82を有する。後尾部 分76には、後方に開いた空洞86がある。この空洞86は、PbまたはPb基 合金のような高密度コアを充填されている。Pbがなくてもよい、他の高密度材 料も適している。 金属本体72よりも高い引張強さを有する材料で形成された1組以上の管状金 属挿入物88もまた、後部空洞76内に位置決めされている。これらの管状挿入 物は中心軸線80の回りへ同心に配置され、他の銃弾構成諸要素と同じ対称性を 備えている。望ましくは、この管状挿入部88が一方の端部で閉鎖され、対向端 部で開放され、高密度コア86と隔壁78との間に閉鎖端部が配置される。 銃弾70は挿入物88の付加による膨張に耐える。複数の挿入物の組み合わさ れた厚さ、または第6図の実施例における如き単一挿入物88の厚さはおおよそ 、約0.13〜約2.54mm(0.005〜0.100インチ)、さらに望まし くは約0.38〜約2.03mm(0.015〜0.080インチ)である。 銃弾70の本体72は、CDA210(重量で95%のCuおよび5%のZn を含有する合金に対する銅開発協会(Copper Development Association)の呼称 )のようなCu合金ならびにその他のCuをベースとするCu/Zn合金から製 造される。挿入物88は、Cu本体のそれより大きい引張強さを有する何れかの 材料で形成される。一般に挿入物88は金属製であり、望ましくは、S.A.E (自動車技術者協会(Society of Automotive Engineers))により1008鋼 (重量での公称組成は、C(炭素)0.10%、Si0.30%、Mn0.50 %、P0.070%、S(硫黄)0.060%および残部としてのFe)と呼称 されるそれのような鋼で形成される。 この鋼製挿入物88によれば、挿入物を欠いている在来の銃弾を上回る数多く の利点が得られる。この鋼製挿入物88によれば、隔壁78の直ぐ背後の膨張を 低減させる付加的な強さが得られる。付加された構造的な裏付けは後尾領域76 内にもたらされ、その場合、弾頭部分74により形成された花弁状部は、それら が標的に当たった後に後側へ折り畳まれる際、本体72に接触する。鋼製挿入物 88のない場合、後尾領域76が、たたまる花弁状部によるパンクに遭遇し、そ れが後尾の破断および高密度コア86、一般にはPbの漏れを生ずる可能性があ る。鋼製挿入物88は、銃弾70の重心に近く位置し、銃弾の空力特性に左程に は影響を及ぼさない。 硬質のCu製発射体とは異なり、本発明の銃弾は、鋼製挿入物が付加されても 銃身室圧力の有害な増大をもたらさない。高密度コア86は可鍛性であり、銃弾 70の後尾76を緩衝して彫刻力を低減させ、それにより圧力の増大を回避しま たは制限する。 銃弾70の膨張抵抗は、隔壁78の直ぐ背後の領域89内のCu本体72の厚 さを増大させることにより更に強化される。この付加的な厚さにより、膨張とパ ンクとに抵抗する付加的な強さが得られる。さらに、鋼製挿入物88の延性に比 し増大された延性のCuの容積により、発火圧力を抑制する彫刻力を低減させる 銃身緩衝が得られる。隔壁78の直ぐ背後の領域89における本体の厚さは、約 0.25〜約2.03mm(0.010〜0.080インチ)であり、さらに望ま しくは約0.38〜約1.27mm(0.015〜0.050インチ)である。 鋼製挿入物88は、望ましくは、大きい半径91を以て形成される。大きい半 径91は、硬質の標的に当たった場合、挿入物88と後尾76との界面における 特に延性のCuが、よりよい反転性能をもたらすことを可能にさせる。半径が小 さ過ぎれば、応力点が生成され、それにより、鋼製挿入物の場合にもジャケット の機能停止がもたらされる可能性がある。 この区域では高速の標的粒子によるエロージョンが過剰なため、特別なCuが 有利である。半径91は、銃弾が標的へ斜めに当たる場合に応力点の形成を防止 するのに有効なもので、この半径は、約0.51〜約3.81mm(0.020〜 0.150インチ)である。さらに望ましくは、この半径91は、約1.00〜 約2.54mm(0.040〜0.100インチ)である。 第7図の挿入物88はジャケットの穿孔を防止する上で有効であるが、穿孔を 防止するのに有効な単一鋼製挿入物88は、反転中に挿入物がCu本体72と合 致しないような剛性の厚さなので、若干の膨張は依然発生し得る。その結果とし て、銃弾後尾における、Pbのような高密度コア材料は、挿入物88と本体72 との間の界面93内へ突き出る可能性がある。突き出たPbは、後尾区域76内 に膨張部を形成する可能性があり、それが本体の破断やPbの漏れをもたらす恐 れがあり、それにより鋼製挿入物の目的がくじかれる。 Pbの漏れを回避する1つの方法は、鋼製挿入物の開放端部95に、開放端部 での厚さが閉鎖端部での厚さよりも少なくなるよう、テーパを付すことである。 鋼製挿入物88の閉鎖端部は、望ましくは厚さ約0.25〜約2.54mm(0. 010〜0.100インチ)を有し、開放端部86の厚さは約0.13〜約1. 52mm(0.005〜0.060インチ)、さらに望ましくは約0.13 〜約0.64mm(0.005〜0.025インチ)である。 単一鋼製挿入物88の開放端部でそれがさらに薄くなるような挿入物のテーパ 付与により、高密度コアの閉塞問題が解決される。しかし、厚い単一挿入物88 の剛性は大きい。銃弾70が斜めの角度で硬質の標的に当たると、鋼製挿入物の 運動量が本体のエッジ上に十分な力を集中させて隔壁78を貫くエロージョンが 生じ、銃弾の機能停止を生起する可能性がある。 第8図には、複数の鋼製挿入物を使用する銃弾90が、軸線方向断面図で示さ れている。いかなる数の鋼製挿入物も使用できるが、増大した可撓性を有する銃 弾を得るには2組で十分である。第一挿入物92は金属本体72に隣接している 。第二および(もしも、存在すれば)各付加挿入物94は、第一挿入物92と高 密度コア86との間に配置される。第一挿入物92および第二挿入物94は、本 体72を形成するために用いられるCuまたはCu化合物のそれよりも大きい引 張強さを有する任意の材料で形成することができる。上記に論じられた如く、S AE 1008の如き金属材料は望ましいものである。 第一92および第二94挿入物は、同じ厚さでも、異なる厚さでもよい。厚さ が異なる場合には、挿入物のより内側の第二挿入物94がより厚いことが望まし い。複数の挿入物の厚さの合計は、第7図の単一挿入物88の厚さにほぼ等しい 。 第一管状挿入物92は、上記に論議された如く、Pbの閉塞を最小にすべく、 テーパ付き脚102を備えることもできる。その場合、開放端部の厚さは挿入物 の閉鎖端部の厚さよりも小さい。開放端部の厚さは、望ましくは、閉鎖端部の厚 さとほぼ同等ないしそのほぼ75%である。 挿入物は等しい長さであってよいが、より大きい可撓性による向上された性能 は、第一挿入物92の長さが第二挿入物94の長さよりも大きい場合に得られる 。多重挿入物の場合、長さは、金属本体へ次第に近付けて挿入物が配置されるに つれて増大する。第二挿入物94の脚部96の長さは、一次膨張部(第6図の参 照数字50)が形成される領域98の下へ伸びるに十分なものである。これは一 般に凡そ、第一挿入物92の半径100から約1.27〜約6.35mm(0.0 50〜0.250インチ)である。第一挿入物92の脚部102の長さは、二次 膨張部の拡張を阻止するのに有効なものである。この長さは、第二挿入 物94の脚部96の長さのそれの約1〜約2.5倍であり、望ましくは、脚部9 6の長さの約1.2〜約2.0倍である。この長さは、半径100から、通常凡 そ、約2.54〜約12.7mm(0.100〜0.500インチ)、望ましくは 、約5.1〜約10.2mm(0.200〜0.400インチ)である。 第一挿入物92および第二挿入物94は、硬質の標的への衝突に応じて銃弾9 0が折れ曲がる際、互いに無関係に作用する。鋼製挿入物の全運動量は、前の実 施例の単一挿入物における如き単一点には送達されない。その結果、銃弾90は 、増大された可撓性と、低減化された、ジャケット72を穿孔する傾向とによっ て特徴づけられる。 第二挿入物94は、付加的な彎曲可撓性をもたらしかつ、標的との衝突に続く 反転中の、挿入物とCu製ジャケットとの組合せ間のPbの漏れを防止する向上 した閉塞に備えるため、第一挿入物92より短い脚部96を有する。 鋼製挿入物の付加により、銃弾長さの増大がもたらされる。第9図の軸線方向 断面図に示す如き第一管状挿入物106の後方の金属本体104の壁の厚さを低 減することにより、銃弾長さの増大が最小化される。低減された本体104の厚 さはまた、銃身におけるよりよいジャケット閉塞をもたらし、銃弾組立ての容易 さを増大させる。最外側の挿入物106の後方の領域におけるジャケットの厚さ は、望ましくは、挿入物の脚部に隣接する領域におけるジャケット108の厚さ の約60%〜約90%である。厚さの減少は、望ましくは、挿入物に隣接する領 域におけるジャケット108の厚さの約10%〜約40%である。 第3図、第7図、第8図および第9図のCu弾頭銃弾に加えて、この挿入物は 、第10図の軸線方向断面図に示された隔壁銃弾120のような他形式銃弾に応 用可能である。銃弾120の場合には、ジャケット部分124がより薄く、また 、剛性がより小さいので、後尾122の破断は、花弁状部の穿孔ではなく、主と してPbの閉塞によるものである。この理由から隔壁銃弾120はより低い速度 でよりよく反転し、30−30ウィンチェスターカートリッジのような低速カー トリッジの場合に有用である。 金属本体124は、CuまたはCDA210のような適宜のCu合金である。 後部126および前部128は、PbまたはPb合金のような高密度の延性材料 をもって各別に充填される。挿入物130は、上述の何れの形態であってもよい 。 本発明を中空先端銃弾に関して説明したが、それは他形式の銃弾に対しても同 様に適用可能である。上述の銃弾の何れも、適切であれば、密閉円板を付加的に 包含することができる。 本発明の諸利点は、以下の例からさらに明白になるだろう。これらの例は単な る例示であり、本発明の範囲を限定すべく意図されたものではない。 反転特性を定めるために各種銃弾が各種標的に発射された。銃弾は、長さが3 5.56mm(1.4インチ)、直径が7.82mm(0.308インチ)、重量が 9.72g(180gr)の標準サイズで、0.300ウィンチェスター・マグ ナム(Winchester magnum)カートリッジから発射された。表1によって示され る如く、本発明の二重挿入物により、衝突速度45.7m(50ヤード)で各種 標的に当たった後の花弁状部によるジャケットの膨張および穿孔の双方に対する 最良の抵抗がもたらされた。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年1月18日 【補正内容】 とを有するカップ形の管状挿入物20が示されている。挿入物20の外径は予備 成形体10の空洞14の内径よりも僅かに少なく、基部24は隔壁16の後面と 合致する。 第3図は、本発明の好適な銃弾が、0.300ウィンチェスター(商標名)・ マグナム9.72g(180gr)中心起爆式ライフル銃銃弾用として一般的に 備える形態で示されている。他の弾径の銃弾に対しても小さい寸法がなされるは ずである。銃弾30は、間に前部凹所34、後部空洞36および隔壁37を備え た、概ねH形の軸線方向断面の単一金属本体32を有する。「隔壁」は単に、凹 所34の後端部すなわち「底部」と、後部空洞36の前端部すなわち「底部」と の間にある材料を示す。銃弾30は、予備成形体10の後部空洞14へ挿入物2 0を十分に挿入し、次いで後部空洞14および挿入物20へPbコア(38)を 挿入し(または挿入物へコアを挿入し、次いで組み合わされたコアと挿入物とを 後部空洞14へ挿入し)、次いで組み合わされた予備成形体、挿入物およびコア を変形させて銃弾30を形成することによって形成される。 操作中、銃弾は、上記に示した如くに組み立てられ、次いで、雷管を装着され たカートリッジケースへ所要量の推進薬と一緒に装填され、「ウィンチェスター ・ブラック・タロン・フェイル・セイフ・スープリーム(Winchester Black Tal on Fail Safe Supreme)」印の0.300ウィンチェスター・マグナム口径中心 起爆式ライフル銃カートリッジのような、装填された弾薬の輪を生成する。次い で、カートリッジが適当なライフル銃に装填され、鹿またはヘラ鹿のような所望 の標的に向かって発射される。銃弾が動物の軟質の体組織を通過すると、花弁状 部46は、後部空洞36を取り囲む銃弾の外壁上の或る点48にそれらが接触す るに至るまで、44のような経路に沿って折り返る傾向を有する。動物の軟質の 体組織(または軍需用ゼラチン)との一般的な衝突後の反転形状の銃弾が第4図 に描かれているが、花弁状部は通常、この種の衝突の際の回転する銃弾の減速に よる回転力で、銃弾軸線と相対的な或る角度に位置する。反転形状の銃弾50は 膨張部52と、先端56を有する反転花弁状部54を有し、コア38は、高密度 コアの前方への運動量と本体32上の後方への外部抗力とにより線58まで前方 へ移動している。第3図、第4図を見ると、膨張部52は、本体32よりも 次膨張部(52)の形成を防止する上で有効であることを特徴とする銃弾。 7. 請求の範囲第2項または第5項の何れかに記載された銃弾(30、70 、90、110)において、前記第一管状挿入物(20、88、92、106) が前記閉鎖端部(24)の厚さよりも小さい厚さを有することを特徴とする銃弾 。 8. 請求の範囲第2項または第5項の何れかに記載された銃弾(30、70 、90、110)において、前記第一管状挿入物(92、106)の後方の前記 金属本体(72)の壁(104)の厚さが、前記第一管状挿入物(92)、(1 06)の閉鎖端部(100)に隣接する前記壁(98)の厚さよりも小さいこと を特徴とする銃弾。 9. 請求の範囲第2項または第5項の何れかに記載された銃弾(30、70 、90、110)において、前記第一管状挿入物(92)の前記閉鎖端部(10 0)の曲率半径が、前記銃弾(90)が標的へ斜めに当たる際に応力点(98) の形成を防止する上で有効であることを特徴とする銃弾。 10. 請求の範囲第9項に記載された銃弾(30、70、90、110)にお いて、前記曲率半径が約0.51mm〜約3.8mmであることを特徴とする銃弾。 11. 曲線状弾頭部分(128)を有する単一金属本体(124)、前記弾頭 部分(128)の背後の概ね円筒形の後尾部分(122)および、そこを通る中 心軸線に沿った、それらの間の一体隔壁を具備し、後方に開いた空洞(126) を前記後尾部分(122)がその中に有し、 前記後尾部分の空洞(126)を充填する高密度コア、および 前記後部空洞(126)内に位置する、前記金属本体(124)よりも高い引 張強さの、少なくとも第一管状金属挿入物(130)を具備し、閉鎖端部および 開放端部を前記管状金属挿入物(130)が有し、前記開放端部の厚さが前記閉 鎖端部の厚さよりも小さいことを特徴とする銃弾。 12. 請求の範囲第11項に記載された銃弾(120)において、前記第一管 状挿入物(130)が前記中心軸線の回りに同心であり、前記閉鎖端部が前記高 密度コアと前記一体隔壁との間に配置されていることを特徴とする銃弾。 13. 請求の範囲第12項に記載された銃弾(120)において、前記管状挿 入物(130)の後方の前記金属本体(124)の壁の厚さが、前記管状挿入物 【図6】 【図7】 【図8】 【図9】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA, CN,CZ,FI,HU,JP,KP,KR,KZ,L K,LV,MG,MN,MW,NO,NZ,PL,RO ,RU,SD,SK,UA,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 制御された膨張式銃弾(30、70、90、110)において、 曲線状弾頭部分(33、74)を有する概ね「H」形軸線方向断面の単一金属 本体(32、72)、前記弾頭部分(33、74)の背後の概ね円筒形の後尾部 分(35、76)および、そこを通る中心軸線(80)に沿った、それらの間の 一体隔壁(37、78)を具備し、後方へ伸びている前方に開いた中心の盲孔( 34、84)で形成されたからの中空先端を前記弾頭部分(33、74)が有し 、後方に開いた空洞(36)を前記後尾部分(35、76)がその中に有し、 前記後尾部分(36)の空洞を充填する高密度コア(38、86)、および 前記後部空洞(36)内に位置する、前記金属本体(32、72)よりも高い 引張強さの、少なくとも第一管状金属挿入物(20、95)を具備することを特 徴とする膨張式銃弾。 2. 請求の範囲第1項に記載された銃弾(30、70、90、110)にお いて、前記第一管状挿入物(20、58、92、106)が前記中心軸線(80 )の回りに同心であり、一方の端部で閉鎖されていることを特徴とする銃弾。 3. 請求の範囲第2項に記載された銃弾(30、70、90、110)にお いて、前記閉鎖端部(24)が前記高密度コア(38、86)と前記一体隔壁( 37、78)との間に配置されていることを特徴とする銃弾。 4. 請求の範囲第3項に記載された銃弾(90)において、前記第一管状挿 入物(92)が前記金属本体(72)に隣接し、第二管状挿入物(94)が前記 第一管状挿入物(92)と前記高密度コア(86)との間に配置されていること を特徴とする銃弾。 5. 請求の範囲第4項に記載された銃弾(90)において、前記第一管状挿 入物(92)の長さが前記第二管状挿入物(94)の長さより大きいことを特徴 とする銃弾。 6. 請求の範囲第5項に記載された銃弾(90)において、前記第一管状挿 入物(92)の長さが二次膨張部(60)の形成を防止する上で有効であり、前 記第一管状挿入物(92)の長さが、前記銃弾50が硬質の標的に当たる際に一 次膨張部(52)の形成を防止する上で有効であることを特徴とする銃弾。 7. 請求の範囲第1項または第5項の何れかに記載された銃弾(30、70 、90、110)において、前記第一管状挿入物(20、88、92、106) が前記閉鎖端部(24)の厚さよりも小さい厚さを有することを特徴とする銃弾 。 8. 請求の範囲第1項または第5項の何れかに記載された銃弾(30、70 、90、110)において、前記第一管状挿入物(92、106)の後方の前記 金属本体(72)の壁(104)の厚さが、前記第一管状挿入物(92)、(1 06)の閉鎖端部(100)に隣接する前記壁(98)の厚さよりも小さいこと を特徴とする銃弾。 9. 請求の範囲第1項または第5項の何れかに記載された銃弾(30、70 、90、110)において、前記第一管状挿入物(92)の前記閉鎖端部(10 0)の曲率半径が、前記銃弾(90)が標的へ斜めに当たる際に応力点(98) の形成を防止する上で有効であることを特徴とする銃弾。 10. 請求の範囲第9項に記載された銃弾(30、70、90、110)にお いて、前記曲率半径が約0.51mm〜約3.8mmであることを特徴とする銃弾。 11. 曲線状弾頭部分(128)を有する単一金属本体(124)、前記弾頭 部分(128)の背後の概ね円筒形の後尾部分(122)および、そこを通る中 心軸線に沿った、それらの間の一体隔壁を具備し、後方に開いた空洞(126) を前記後尾部分(122)がその中に有し、 前記後尾部分の空洞(126)を充填する高密度コア、および 前記後部空洞(126)内に位置する、前記金属本体(124)よりも高い引 張強さの、少なくとも第一管状金属挿入物(130)を具備し、閉鎖端部および 開放端部を前記管状金属挿入物(130)が有し、前記開放端部の厚さが前記閉 鎖端部の厚さよりも小さいことを特徴とする銃弾。 12. 請求の範囲第11項に記載された銃弾(120)において、前記第一管 状挿入物(130)が前記中心軸線の回りに同心であり、前記閉鎖端部が前記高 密度コアと前記一体隔壁との間に配置されていることを特徴とする銃弾。 13. 請求の範囲第12項に記載された銃弾(120)において、前記管状挿 入物(130)の後方の前記金属本体(124)の壁の厚さが、前記管状挿入物 (130)の閉鎖端部に隣接する前記壁の厚さよりも小さいことを特徴とする銃 弾。 14. 請求の範囲第12項に記載された銃弾(120)において、前記管状挿 入物(130)の前記閉鎖端部の曲率半径が、前記銃弾(120)が標的へ斜め に当たる際に応力点の形成を防止するのに有効であることを特徴とする銃弾。 15. 請求の範囲第11項に記載された銃弾(120)において、前記第一管 状挿入物(130)が前記金属本体(124)に隣接し、第二管状挿入物が前記 第一管状挿入物(130)と前記高密度コアとの間に配置されていることを特徴 とする銃弾。
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