JPH08508225A - 流体を収容するバッグ又は小袋 - Google Patents

流体を収容するバッグ又は小袋

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JPH08508225A
JPH08508225A JP6521565A JP52156594A JPH08508225A JP H08508225 A JPH08508225 A JP H08508225A JP 6521565 A JP6521565 A JP 6521565A JP 52156594 A JP52156594 A JP 52156594A JP H08508225 A JPH08508225 A JP H08508225A
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ヒルゴー、イェーアン
フリーデンルン、ラース・ホルム
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プルム・ケミ・プロドゥクション・アクティーゼルスカブ
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    • B65D33/24End- or aperture-closing arrangements or devices using self-locking integral or attached closure elements, e.g. flaps

Abstract

(57)【要約】 プラスチック膜のような可撓性材料で形成された1対の平坦な壁で製造されたバッグ又は小袋である。壁は液密に連結されて相対する壁の間に流体を収容する貯蔵室(20)を形成している。流体排出通路(17)が接続位置(21)で貯蔵室(20)に連通しており、かつ、貯蔵室の外に配置され、バッグ又は小袋は排出通路を形成する相対する壁が、流体が貯蔵室に充満された時に少なくとも1個の相互シール接触するシール位置へ動かされる。バッグの自己シール効果を改善するために、貯蔵室(20)は接続位置(21)を越えて排出通路(17)の出口端(22)の方向に伸長する。これは角αが鋭角であることを意味している。代わりに又は追加として、少なくとも1個の拘束部が排出通路(17)内の、好ましくはシール位置又はそのすぐ近傍に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】 液体を収容するバッグ又は小袋 本発明は可撓性のあるシート材料で形成された1対の平坦な壁から成るバッグ 又は小袋に関するもので、相対する壁の間に流体を収容するための貯蔵室を形成 するために液密に連結されており、少なくとも1個の流体排出通路が貯蔵室に連 結位置で連通しかつ貯蔵室の外に配置され、流体排出通路を形成している相対す る壁部品は貯蔵室を形成している相対する壁との間では膨張しないことを意味し ている。このバッグ又は小袋では排出通路を形成する相対する壁部分が液体が貯 蔵室に充填された時少なくとも1個のシール位置で互いにシール接触するように 動かされる。これは、バッグ又は小袋が貯蔵室に充満したガス状又は液状流体に よって膨張させられると、バッグ又は小袋の相対する壁に発生した応力が流体排 出通路をシールすることを意味している。 DE−A−2647399号、DE−A−4007128号及びDE−B−1 207856号は上記と同様型式のバッグ又は小袋を開示している。しかしなが ら、これらの公知のバッグでは、排出通路を形成する相対する可撓性壁部分が貯 蔵室を形成する相対する壁部分の間にあるので、貯蔵室内に収容されている流体 の圧力が排出通路の相対する壁部分を加圧して互いにシール係合しがちである。 これらのバッグ状容器に収容されているガス状の又は流体状の製品を排出するた めには、細い管又は同様の細長い物を排出通路に差し込んで排出通路を開かなけ ればならない。 ノルウェー特許第96943号及び米国特許第3149772号は上記型式の バッグ又は小袋を開示しており、貯蔵室と貯蔵室外に配置した排出通路を有する 。 本発明は上記型式のバッグ又は小袋に関するもので、改良された自己シール効 果を有し、従って排出通路は排出通路が比較的広くかつ又貯蔵室内に収容されて いる製品がガス,ガス混合物又は低い表面張力をもつ低粘着性流体である場合で も確実にシールされる。本発明によるバッグ又は小袋は流体で部分的に充填され ている時でさえ自己シール可能である。 本発明によるバッグ又は小袋の第1の特徴は、少なくとも流体排出通路の一側 及びその近傍で貯蔵室は接続位置を越えて排出通路の出口端に向う方向に膨張す る。 上記型式のバッグ又は小袋が内側の流体圧力により膨張すると、接続位置近傍 の相対する壁部分が(断面で見て)バッグの平坦な、空の、つぶれた状態の中心 面に対し外角(図31のβ)を形成する。バッグ又は小袋の排出通路の自己シー ル効果は上記角度が減少すると増加することが見出されている。又貯蔵室が接続 位置を越えて排出通路の出口に向い流体排出通路の少なくとも一側で、及び好ま しくは両側で伸長すると、角βは減少し、バッグ又は小袋の自己シール効果がそ の結果として向上することが見出されている。 本発明によるバッグ又は小袋の第2の特徴によると、少なくとも1個の拘束部 は排出通路に形成され、例えばシール部分又はその近傍に形成される。又そのよ うな拘束部は排出通路の幅の部分的な減少を起し、バッグ又は小袋の自己シール 効果を向上させることが見出されている。この拘束部は排出通路の軸方向長さに 基本的ではない、又は非常に小さい伸長を生じさせ、又は排出通路の実質部分に 沿う長さを増す。排出通路は1対の離れた実質的平行な又は非平行な相対する熱 シールされた合せ目又は他のシートの連結合せ目で形成されており、拘束部は合 せ目の一方から横に突出した突起又は相対する合せ目から向い合って突出した突 起により形成することができる。 排出通路近傍の貯蔵室部分は漏斗状とすることができ、これは貯蔵室のこの部 分が接続位置の方向に向い集中する1対のシール線で形成されていることを意味 している。代りに、接続点に近い貯蔵室の部分は上記ノルウェー特許第9694 3号に記載したように排出通路の軸芯に対し実質的に直角なシール線で形成する ことができる。しかしながら、貯蔵室は流体排出通路の少なくとも一側、又好ま しくは両方の接続位置の近傍部分が排出通路の長手方向軸芯と90°より小さい 角度のシール線で形成されている。 上述のように、貯蔵室は接続位置に近接することができ、接続位置に向い集中 するシール線で形成され、排出通路内への漏斗状開口を区画している。そのよう な場合、上記拘束部は好ましくは集中するシール線の延長部との交点に位置する 。 貯蔵室は主室と出口室又は計量室を備え、両室は連結通路で連通しており、排 出通路が出口室又は計量室に対し連結通路と実質的に反対側の位置で連通してい る。このようなバッグ又は小袋は排出通路が下方を向き、バッグ又は小袋に収容 されている液状流体は連結通路を通して主室から計量室又は出口室へ流れ、計量 室を再充填し、その時液体製品は計量室から排出通路の手動操作により、又は適 当な分配器、例えば本件出願人の出願中のデンマーク特許出願第0244/94 号に開示した分配器により分配される。 本発明によるバッグ又は小袋に形成される貯蔵室は2個又はそれより多い整列 した分割室を備えることができ、隣接した分割室は連通路で連結される。これに よりバッグ又は小袋は分割されたホース状の形となる。この実施例はバッグ又は 小袋が空気又は他のガスを収容する時特に有利である。このように空気の充満し たバッグは、例えばこわれやすい物を包装する時に緩衝材として使用することが できる。又本発明による他の実施例もそのような用途に使用できる。 本発明によるバッグ又は小袋はあらゆる種類のガス状又は液体の製品を収容す るのに使用することができ、そのようなものとしては空気、ガス状の及び液体の 消毒剤,アルコール及び他の液体溶剤,石けん,シャンプー,クリーム,及び他の液 体の化粧品,飲物,ケチャップ,マスタード及び他の液体の食料品である。本発明 によるバッグ又は小袋に収容されている製品は排出通路又は貯蔵室の隣接部分を 操作することにより排出可能である。これは手動で、又は上述した特別の分配器 により行うことができる。いずれの場合にも製品の充満したバッグ又は小袋を流 体排出通路が自由に垂れ下るように配置することが好ましい。従ってバッグ又は 小袋は好ましくはバッグ又は小袋を吊り下げる手段を備えており、流体排出通路 及び少なくとも貯蔵室の隣接部分は上記吊下げ手段から自由に垂れ下る。そのよ うな吊下げ手段としては、例えば連通路の反対側の壁に設けた1対の貫通孔であ る。バッグ又は小袋は上記開口を通して延びる1対の支持ピンから吊下げられ、 そのような支持ピンの間の間隔は小袋の貫通孔の間隔より小さく、これにより液 状流体は主室から計量室へ連結通路を通して自由に流入することができる。 流体排出通路に加えて、バッグ又は小袋は少なくとも1個の更に別の自己シー ル通路を備えることができ、この通路は貯蔵室と大気の間に延び、かつ小袋の相 対する壁の間に形成される。一つの流体が上記自己シール通路を通して貯蔵室に 導入され、一方他の流体は排出通路を通して排出される。一つの例として、外科 器具を貯蔵室の中に収容することができ、空気が貯蔵室から排出され、一方酸化 エチレンより毒性の少ないガス状の殺菌剤が貯蔵室内へ他の自己シール通路を通 して導入される。ただ一つの排出通路を有するバッグ又は小袋も外科器具を無菌 状態で収容するのに使用することができる。 同様に、バッグ又は小袋が注入液の収容のために使用される時には、排出出口 は患者に挿入された注入管に接続され、同時に計量された量の薬物が上記車に別 の自己シール通路を通して貯蔵室内へ供給される。 バッグ又は小袋の相対する壁は同一厚さのプラスチック膜のような同一シート 材料で作ることができる。相対する壁は、しかしながら、異なるシート材料及び /又は異なる厚さのシート材料で作ることもできる。一例として、相対する壁は 50〜250μの厚さを有するポリエチレン膜又は同一剛性を有するプラスチッ ク膜で形成することができる。相対する壁の一方又は双方は押出し又は重ね合わ された異なるプラスチック材料の2又はそれより多い層からなるプラスチック膜 で形成することができる。 本発明によるとバッグ又は小袋は排出通路内に形成された1個の拘束部を備え ることができ、その位置は排出通路の出口端から排出通路の軸方向長さの半分よ り少ない位置である。この拘束部は排出通路の唯一の拘束部であってもよいし、 又は、排出通路の入口端部分のシール位置に形成された拘束部に追加するもので あってもよい。排出通路の出口端に形成される拘束部は製品の排出操作が終った 時に排出通路の自由出口端からの液状製品の好ましくない滴りを妨害しやすい。 普通は、排出通路の幅はバッグ又は小袋からの製品の排出を容易にするために できるだけ大きいことが望ましい。しかしながら、同時に排出通路の信頼できる 自己シール効果も確保されなければならない。排出通路の可能な最大幅は各種の 要素に依存していて、その要素としては液体の表面張力、付着特性及び粘着特性 、小袋の相対する可撓性の壁の形成されている材料、上記壁のこわさ及び表面特 性、 排出通路及び隣接した貯蔵室部分の形状又は輪郭等がある。排出通路の幅は、通 路の長さに沿い変化してもよい。しかしながら、たいていの場合、排出通路の最 小幅、例えば拘束部における通路の幅は2mmと100mmの間で、好ましくは上記 要素により3mmと30mmの間である。 排出通路の良好な自己シール機能を確保するために、排出通路の軸方向の長さ は好ましくは排出通路の最少幅の少なくとも1・1/2倍であり、より好ましく は上記最少幅の約2倍である。液体製品の充満したバッグ又は小袋からの漏洩を 効果的に防止するために、排出通路は閉じた出口を備えることができ、その出口 は製品の使用者により切断されて排出通路が開放するように構成される。以下に より詳しく記述するように、本発明によるバッグ又は小袋は、その中に多数の対 称形又は非対称形の貯蔵室と排出通路を備えることができる。しかしながら、好 ましい実施例では、バッグ又は小袋及び貯蔵室と排出通路の形状は実質的に排出 通路の長手方向の軸芯に対して対称である。 上に説明したように、排出通路は多くの異なる形状とすることができ、各種の 拘束部及び通路の長さに沿い実質的に変化する幅を備える。しかしながら好まし くは、流体排出通路は排出通路の接続位置から出口開口まで実質的に直線状の流 体通路で形成される。これが意味していることは、製品充填用又は製品排出口の 管を排出通路に挿入し、そのような管は通路の出口開口から排出通路の軸方向長 さを通して貯蔵室まで延び、これによりバッグ又は小袋をそのような管で充満し たり、及び/又は空にすることが可能になることである。 本発明は以下の図面に関連して更に説明されるであろう。 図1は本発明による小袋又はバッグの第1の実施例の平面図で、空で平坦な状 態を示している。 図2ないし図28は本発明によるバッグ又は小袋の各種変形実施例における排 出通路と貯蔵室の隣接部分を示している。 図29ないし図30は本発明によるバッグ又は小袋の更に2個の実施例を示す 平面図で、貯蔵室は互いに連通した室部分に分割されている。 図31はバッグ又は小袋が充満して膨張した状態を示す断面略図である。 各図面は対向配置したプラスチック膜のような可撓性を有する側壁から構成さ れたバッグ又は小袋を示しており、上記プラスチック膜は単一押出機、共同押出 機又は/及び重合薄層である。上記バッグ又は小袋の反対側の可撓性側壁はつぶ されたホース又は管断面の反対側の側壁で形成されており、上記管断面は相手の 壁(図1)に熱シール又は他の方法で液密に連結されている。代りにバッグ又は 小袋は1対の分離し重合した可撓フイルム又はシートでできており、上記フイル ム又はシートは図2ないし図30のように、小袋の周縁に沿い熱シール又は他の シール方法で固着されている。図面中には、そのようなシール又は他のシール方 法で固着された領域にはクロスハッチングが施されている。 図1に示されている小袋は上縁部熱シール領域10を備え、その中に小袋の中 央対称軸芯12上に位置する上部支持開口11がある。1対の下部対向熱シール 領域13は小袋の中の空間を上部主室14と低い、より小さい計量室又は出口室 15に分割するように形成されている。室14,15は連結通路16で連結され ており、出口室15は下向きの排出通路又は噴出孔17に連通している。1対の 低い位置の支持開口18が下部熱シール領域13の中に形成され、上記開口は出 口室15の直上の中央対称軸芯12の両側の位置に設けてある。噴出孔17はそ の出口の近傍に1個の拘束部24を備えている。この拘束部は1対の互いに向い 合った熱シール領域13の延長部19で構成されている。ガス状の、又は液状流 体が図1に示されているバッグ又は小袋の主室14と出口室15内に充満され、 相対する可撓性のある壁が内部の流体圧によりふくらまされると、噴出孔17は 噴出孔17と出口室15の近接部分の形状により効果的にシールされ、このこと は以下により詳しく説明される。 図1に示されているバッグ又は小袋は本件出願人のデンマーク特許出願第02 44/94号に開示された型式の分配器に使用するのに適用される。噴出孔17 の下部で互に対向している延長部19は排出通路から製品が不用意に滴るのを防 止し、一定量の液体製品が排出通路又は噴出孔17を通して小袋から排出される 。 図2ないし図28は排出通路又は噴出孔17及び貯蔵室部分20の近傍部分の 可能な代りの各種形状を示す略図で、貯蔵室部分20は図1の主室14に連通し た出口室15に対応する室又は単独の貯蔵室であってもよい。 図2は真直な排出通路17を有するバッグ又は小袋を示しており、上記通路は 1対の実質的に平行なシール線の間に区画されている。上記噴出孔17は貯蔵室 20に対し連結部分21の処で連通している。図2に示すように、貯蔵室20は 上記連結部分21を越えて排出通路の出口端22の方向に向い延びている。かく して、排出通路17の近傍で貯蔵室20は1対のシール線23により区画されて おり、各シール線は軸芯12との間に角度αを作り、この角度は鋭角であり、こ れによって排出通路の自己シール効果は実質的に改善される。 図3ないし図6に示されている実施例は実質的には図2に示されている実施例 に対応しており、相違している処は、図3ないし図6では、排出通路17が拘束 部24を有していることである。かくして図3では、排出通路17は熱シール領 域の互に反対方向に突出した延長部19で区画された拘束部を備えている。図4 で示されている実施例では、排出通路17は3個の拘束部を備え、各拘束部は単 に1個の延長部19のみで区画されている。図5に示す実施例では排出通路17 が1個の拘束部を備え、それは連結部分21の処で通路17の実質的に軸方向に 延びており、図6では、1個の拘束部24が排出通路17の出口端22の近傍と 同様に連結部分にも形成されている。 図7ないし図12に示されている実施例では、排出通路17は少なくとも部分 的に、集中する及び/又は拡大する相反するシール線で区画されており、従って 排出通路の幅は排出通路の軸方向長さの少なくとも一部分で連続的に変化する。 図7に示されている実施例の排出通路17は連結部分21と通路17の出口端2 2の近傍に拘束部24を備えている。図8に示されている実施例では、拘束部2 4は連結部分21の処と通路17の出口端22の近傍部分の延長部19により区 画されている。更に1個の拘束部24が排出通路の中央部に区画されている。 図9の実施例では、2個の拘束部24が熱シール領域の延長部19により排出 通路17内に形成されている。図10に示されている実施例では、ただ1個の拘 束部24が排出通路17の途中に形成され、図11及び図12では拘束部24は 連結部分21と排出通路17の出口端にそれぞれ区画されている。図12では排 出通路17が反対に湾曲したシール線により部分的に区画されており、図13で は排出通路17は階段状で、2個の拘束部24が2段目と3段目の段により夫々 形成されている。 図14に示されている実施例では拘束部24を有する排出通路が区画されてお り、この拘束部は連結部分21にシール領域の1対の反対向きの延長部19によ り区画され、これらの延長部は又貯蔵室20の底部シール線を区画している。又 1個の拘束部24が排出通路17の出口端22の処に形成されている。 図15が示す実施例では、連結部分21の近傍の貯蔵室20の部分が集中する シール線で区画されており、1個の拘束部24が排出通路17内の延長部19に より区画され、上記延長部は上記シール線の延長部の交点の近傍に設けられてい る。 図16に示されている実施例では、通路17は4角の外郭線を有する室のよう な形をしている。室又は通路の入口及び出口が拘束部24を区画している。図1 7に示されている実施例は図2に示されている実施例と同様で、違う処は、図1 7では貯蔵室20が排出通路17へ向う方向に集中する相対する側縁で形成され ていることである。 図18ないし図21が示す実施例では、排出通路17の入口端が熱シール線2 5で区画されており、この熱シール線は貯蔵室を区画する熱シール線26と交叉 していて、貯蔵室ポケット27が排出通路17の入口端の両側に形成されている 。図18及び図19では排出通路17はその長さに沿い実質的に同じ幅を備え、 一方排出通路17は図20の実施例では漏斗状である。図21では貯蔵室20が 漏斗状である。 図22に示されている実施例は図15のものと同じである。しかし、延長部1 9の形状と位置が異なっている。 図23に示されている実施例は図18ないし図20に示されている実施例と同 様である。しかしながら、図23では排出通路17は貯蔵室20の近接部分を区 画しているシール線の完全に内側に位置している。図24に示されている実施例 では排出通路17は又貯蔵室のシール線26を越えて内側に延びており、排出通 路の内側端は比較的大きい熱シール領域28で区画され、上記領域は比較的剛直 である。排出通路の入口端のこのような比較的剛直な領域は排出通路の自己シー ル効果を更に改善する。 図25及び図26に示されている実施例は図15及び図22に示されている実 施例と同じであるが、相違点は、図25及び図26では貯蔵室20の相対するシ ール線が湾曲していて、拘束部24が排出通路の出口端22の近傍に位置してい ることである。 図27に示す実施例では、出口通路は漏斗状で、1個の拘束部24が排出通路 の出口端22に区画されている。この拘束部は通路の出口端の相対する熱シール 領域29で形成されている。図28に示されている実施例は図15,21,22に 示されているものに対応しており、相違点は図28では拘束部24が排出通路1 7の出口端に区画されていることである。 図29及び図30に示されている実施例では、貯蔵室が複数対の相対する横向 きに延びる熱シール領域31で分割室30に分割されており、上記領域はその間 に連通路32を形成している。圧力が分割室30の外壁にかかると、その中に貯 えられている流体は連通路を通して隣接した分割室へ逃げ得る。そのような分割 室間の流体の流れは連通路32の幅を適当に選ぶことにより多少は制限される。 隣接した分割室間の流体の流れは更に図30のように熱シール領域31の形を変 えることにより制限される。連通路32は流体の排出通路と考えることができ、 そこで隣接分割室の境界線と小袋の長手方向の軸芯とのなす角度α(図2及び図 3参照)がとがっており、このことは以下により詳しく説明する。 図31は以上説明した形式のバッグ又は小袋の相対する壁と直角に取った中央 断面の略図である。図31は排出通路又は噴出孔17及びバッグ又は小袋の近接 部分が内側の流体圧力で膨張した状態を示しており、その時外肩33は排出通路 又は噴出孔17の近傍に形成されている。これらの肩部はバッグ又は小袋の対称 軸芯12に対して直角に延びる線24との間に角βを形成している。上述の如く 、角βは小袋又はバッグが良好な自己シール特性を持っているかどうかを示して いる。かくして、自己シール効果は角βが減ると向上する。 例1 排出通路17の自己シール効果と角α(図2及び図3に示す)と角β(図31 に示す)との関係を示すために一つの試験が行なわれた。図1に示されている型 式のバッグが使用され、出口通路17と出口室15の隣接部分は実質的に図3で 示された形状とされた。バッグ又は小袋の相対する壁は2個の外層の重ね合わさ れた薄片で形成され、夫々45μのポリエチレンのフイルムと内側の12μのポ リエステルのフイルムである。主室15の幅Wは40mm、排出通路の幅dは10 mm、排出通路の軸方向長さlは20mmであった。試験は角αが10°から180 °の異なる値で行なわれ、対応する角βの値は軸芯12に沿いかつ小袋の壁と直 角(図1の面と直角な角度)な面で計測された。角βの値を計測する時にはバッ グ又は小袋は純水で満たされており、内側の水圧は流体排出通路17が丁度開き 始める値にまで次第に上昇させられ、角βの値はその時の内圧の元で計測された 。 次の結果が得られた: 上記試験結果は図1に示されている小袋の自己シール特性が角度αを減すこと により実質的に改善されることを示している。 例2 図1に示されている型式のバッグ又は小袋で、その壁が可撓性のあるポリエチ レンの50−80μの厚さの箔又はフイルム又は押出し成形されたポリエチル, エチレン ビニール アルコール及びポリエチレンで合計厚さが夫々50−80 μのものが作られた。角αは60−80°、排出通路17の幅dは3−5mm、及 び排出通路の長さlは10−12mmであった。このバッグは内容物が水,洗剤液, アルコール及び空気で良好な自己シール特性を示した。 例3 図1に示されている型式のバッグ又は小袋が、90μのポリエチレンと12μ のポリエステルの重ね合せで作られた。角αは70°、排出通路17の幅dは8 mm、及び排出通路の長さβは16mmであった。このバッグは液体石けん及びシャ ンプーを収容するのに使用され、大変良好な自己シール特性を示した。排出行程 に続いて製品の望ましくない滴りを防止するために、図1に示された型式の延長 部19は排出通路の出口端22から5mmの処に配置された。 各種の代替,組合せ及び変更が本発明の範囲内で可能なことが理解されるべき である。しかしながら、1個の重要な特徴は、1個の貯蔵室ポケットが流体の排 出通路の入口端部分の少なくとも一側にあり、及び/又は少なくとも1個の拘束 部が流体排出通路内にあることである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年3月28日 【補正内容】 明細書 流体を収容するバッグ又は小袋 本発明は可撓性のあるシート材料で形成された1対の平坦な壁から成るバッグ 又は小袋に関するもので、相対する壁の間に流体を収容するための貯蔵室を形成 するために液密に連結されており、少なくとも1個の流体排出通路が貯蔵室に連 結位置で連通しかつ貯蔵室の外に配置され、流体排出通路を形成している相対す る壁部品は貯蔵室を形成している相対する壁との間では膨張しないことを意味し ている。このバッグ又は小袋では排出通路を形成する相対する壁部分が液体が貯 蔵室に充填された時少なくとも1個のシール位置で互いにシール接触するように 動かされる。これは、バッグ又は小袋が貯蔵室に充満したガス状又は液状流体に よって膨張させられると、バッグ又は小袋の相対する壁に発生した応力が流体排 出通路をシールすることを意味している。 DE−A−2647399号、DE−A−4007128号及びDE−B−1 207856号は上記と同様型式のバッグ又は小袋を開示している。しかしなが ら、これらの公知のバッグでは、排出通路を形成する相対する可撓性壁部分が貯 蔵室を形成する相対する壁部分の間にあるので、貯蔵室内に収容されている流体 の圧力が排出通路の相対する壁部分を加圧して互いにシール係合しがちである。 これらのバッグ状容器に収容されているガス状の又は流体状の製品を排出するた めには、細い管又は同様の細長い物を排出通路に差し込んで排出通路を開かなけ ればならない。 ノルウェー特許第96943号及び米国特許第3149772号は上記型式の バッグ又は小袋を開示しており、貯蔵室と貯蔵室外に配置した排出通路を有する 。 EP−A−0226290号は同様の分配用小袋を開示しており、その小袋は 流体排出通路に連通する低位置の下細テーパー首部を有する貯蔵室又はリザーバ ーを備えている。上記首部は小袋内に保持された流体のあらかじめ計量された吐 出分を保持するように構成されている。 本発明は上記型式のバッグ又は小袋に関するもので、改良された自己シール効 果を有し、従って排出通路は排出通路が比較的広くかつ又貯蔵室内に収容されて いる製品がガス,ガス混合物又は低い表面張力をもつ低粘着性流体である場合で も確実にシールされる。本発明によるバッグ又は小袋は流体で部分的に充填され ている時でさえ自己シール可能である。 本発明によるバッグ又は小袋の第1の特徴は、少なくとも流体排出通路の一側 及び接続位置の近傍で貯蔵室はシール線で区画され、そのシール線は排出通路の 長手軸芯とで90°より少ない角度を形成し、従って排出通路の近傍で貯蔵室は 接続位置を越えて排出通路の出口端に向う方向に膨張する。 上記型式のバッグ又は小袋が内側の流体圧力により膨張すると、接続位置近傍 の相対する壁部分が(断面で見て)バッグの平坦な、空の、つぶれた状態の中心 面に直角に延びる線に対し外角(図31のβ)を形成する。バッグ又は小袋の排 出通路の自己シール効果は上記角度が減少すると増加することが見出されている 。又貯蔵室が接続位置を越えて排出通路の出口に向い流体排出通路の少なくとも 一側で、及び好ましくは両側で伸長すると、角βは減少し、バッグ又は小袋の自 己シール効果がその結果として向上することが見出されている。 本発明によるバッグ又は小袋の第2の特徴によると、少なくとも1個の拘束部 は排出通路に形成され、例えばシール部分又はその近傍に形成される。又そのよ うな拘束部は排出通路の幅の部分的な減少を起し、バッグ又は小袋の自己シール 効果を向上させることが見出されている。この拘束部は排出通路の軸方向長さに 基本的ではない、又は非常に小さい伸長を生じさせ、又は排出通路の実質部分に 沿う長さを増す。排出通路は1対の離れた実質的平行な又は非平行な相対する熱 シールされた合せ目又は他のシートの連結合せ目で形成されており、拘束部は合 せ目の一方から横に突出した突起又は相対する合せ目から向い合って突出した突 起により形成することができる。 排出通路近傍の貯蔵室部分は漏斗状とすることができ、これは貯蔵室のこの部 分が接続位置の方向に向い集中する1対のシール線で形成されていることを意味 している。代りに、接続点に近い貯蔵室の部分は上記ノルウェー特許第9694 3号に記載したように排出通路の軸芯に対し実質的に直角なシール線で形成する ことができる。しかしながら、貯蔵室は流体排出通路の少なくとも一側、又好ま しくは両方の接続位置の近傍部分が排出通路の長手方向軸芯と90°より小さい 角度のシール線で形成されている。 上述のように、貯蔵室は接続位置に近接することができ、接続位置に向い集中 するシール線で形成され、排出通路内への漏斗状開口を区画している。そのよう な場合、上記拘束部は好ましくは集中するシール線の延長部との交点に位置する 。 請求の範囲 1.可撓性のあるシート材料で形成された1対の壁から成るバッグ又は小袋であ って、相対する壁の間に流体を収容するための貯蔵室(14,15;20)を液 密を保ち連結構成し、接続位置(21)で上記貯蔵室と連通する流体排出通路( 17)が貯蔵室の外に配置され、上記バッグ又は小袋は排出通路を構成する相対 する壁部分が流体が貯蔵室に充満した時に少なくとも1個の相互シール接触位置 へ動かされるように構成されたものにおいて、 流体排出通路(17)の少なくとも一側及び接続位置(21)の近傍で貯蔵室 (14,15;20)がシール線(23,25)で形成され、そのシール線は排 出通路(17)の長手方向軸芯(12)とで90°より小さい角(α)を形成し 、従って排出通路(17)の近傍で貯蔵室(14,15;20)が接続位置(2 1)を越えて排出通路の出口端(22)側へ張出すようにされている。 2.可撓性のあるシート材料で形成された1対の壁から成るバッグ又は小袋であ って、相対する壁の間に流体を収容するための貯蔵室(14,15;20)を液 密を保ち連結構成し、上記バッグ又は小袋は排出通路を構成する相対する壁部分 が流体が貯蔵室に充満した時に少なくとも1個の相互シール接触位置へ動かされ るように構成されたものにおいて、 少なくとも1個の拘束部(24)が排出通路(17)内に形成されている。 3.請求項1によるバッグ又は小袋において、少なくとも1個の拘束部(24) が排出通路(17)内に形成されている。 4.請求項2又は3によるバッグ又は小袋において、拘束部(24)が排出通路 (17)のシール部分又はその近傍に形成されている。 5.請求項1,3,4のいずれかによるバッグ又は小袋において、上記角度(α) は流体排出通路(17)の両側に形成されている。 6.請求項2−4のいずれかによるバッグ又は小袋において、貯蔵室(20)の 接続位置(21)近傍部分が上記接続位置へ向い集中する形のシール線で形成さ れ、拘束部(24)が集中するシール線の延長上の交点に実質上配置されている 。 7.請求項1−6のいずれかによるバッグ又は小袋において、貯蔵室が主室(1 4)と出口室又は計量室(15)で構成されこれらは連結通路(16)で連通し ており、排出通路(17)が出口室(15)に対し実質上上記連結通路(16) と反対側で連通している。 8.請求項1−7のいずれかによるバッグ又は小袋において、貯蔵室(20)が 2又はそれより多い整列した分割室(30)を備え、隣接した分割室は連通路( 32)で連結されている。 9.請求項1−8のいずれかによるバッグ又は小袋において、更にバッグ又は小 袋を吊下げるための手段(13,18)を備え、流体排出通路(17)及び少な くとも貯蔵室(14,15;20)の隣接部分を吊下げ手段から自由に吊下げう るようにしている。 10.請求項7又は9によるバッグ又は小袋において、吊下げ手段は連結通路( 16)の反対側の壁(13)に設けた1対の貫通開口(18)を備えている。 11.請求項1−10のいずれかによるバッグ又は小袋において、少なくとも更 に1個の自己シール通路が貯蔵室と取囲む大気との間に延び、小袋の相対する壁 の間に形成されている。 12.請求項1−11のいずれかによるバッグ又は小袋において、相対する壁は 異なるシート材料で作られており、及び/又は異なる厚さである。 13.請求項1−12のいずれかによるバッグ又は小袋において、相対する壁は 50−250μの厚さを有するポリエチレンの膜又は同様なこわさを有する他の プラスチック膜である。 14.請求項1−13のいずれかによるバッグ又は小袋において、更に排出通路 内に1個の拘束部を備え、その場所は排出通路の出口端からの距離が排出通路の 軸方向長さの半分より少なく、好ましくは排出通路の出口端から0〜10mmの距 離に設けてある。 15.請求項1−14のいずれかによるバッグ又は小袋において、排出通路の最 小幅が2mmと100mmの間で、好ましくは3mmと30mmの間である。 16.請求項1−15のいずれかによるバッグ又は小袋において、排出通路の軸 方向長さは少なくとも排出通路の最小幅の1・1/2倍である。 17.請求項1−16のいずれかによるバッグ又は小袋において、排出通路が閉 じた出口端を備え、排出通路を開くためには切断されるようになっている。 18.請求項1−17のいずれかによるバッグ又は小袋において、ガス状の流体 又は低密度の液状流体で充満されている。 19.請求項1−18のいずれかによるバッグ又は小袋において、排出通路の長 手方向軸芯(12)に対し実質的に対称である。 20.請求項1−19のいずれかによるバッグ又は小袋において、流体排出通路 (17)は実質的に接続位置から排出通路の出口開口へ延びる直線状の流路を形 成している。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年4月6日 【補正内容】 請求の範囲 1.可撓性のあるシート材料で形成された1対の壁から成るバッグ又は小袋であ って、相対する壁の間に流体を収容するための貯蔵室(14,15;20)を液 密を保ち連結構成し、接続位置(21)で上記貯蔵室と連通する流体排出通路( 17)が貯蔵室の外に配置され、上記バッグ又は小袋は排出通路を構成する相対 する壁部分が流体が貯蔵室に充満した時に少なくとも1個の相互シール接触位置 へ動かされるように構成されたものにおいて、 流体排出通路(17)の少なくとも一側及び接続位置(21)の近傍で貯蔵室 (14,15;20)がシール線(23,25)で形成され、そのシール線は排 出通路(17)の長手方向軸芯(12)とで90°より小さい角(α)を形成し 、従って排出通路(17)の近傍で貯蔵室(14,15;20)が接続位置(2 1)を越えて排出通路の出口端(22)側へ張出すようにされている。 2.可撓性のあるシート材料で形成された1対の壁から成るバッグ又は小袋であ って、相対する壁の間に流体を収容するための貯蔵室(14,15;20)を液 密を保ち連結構成し、上記バッグ又は小袋は排出通路を構成する相対する壁部分 が流体が貯蔵室に充満した時に少なくとも1個の相互シール接触位置へ動かされ るように構成されたものにおいて、 少なくとも1個の拘束部(24)が排出通路(17)内に形成されている。 3.請求項1によるバッグ又は小袋において、少なくとも1個の拘束部(24) が排出通路(17)内に形成されている。 4.請求項2又は3によるバッグ又は小袋において、拘束部(24)が排出通路 (17)のシール部分又はその近傍に形成されている。 5.請求項1,3,4のいずれかによるバッグ又は小袋において、上記角度(α) は流体排出通路(17)の両側に形成されている。 6.請求項2−4のいずれかによるバッグ又は小袋において、貯蔵室(20)の 接続位置(21)近傍部分が上記接続位置へ向い集中する形のシール線で形成さ れ、拘束部(24)が集中するシール線の延長上の交点に実質上配置されている 。 7.請求項1−6のいずれかによるバッグ又は小袋において、貯蔵室が主室(1 4)と出口室又は計量室(15)で構成されこれらは連結通路(16)で連通し ており、排出通路(17)が出口室(15)に対し実質上上記連結通路(16) と反対側で連通している。 8.請求項1−7のいずれかによるバッグ又は小袋において、貯蔵室(20)が 2又はそれより多い整列した分割室(30)を備え、隣接した分割室は連通路( 32)で連結されている。 9.請求項1−8のいずれかによるバッグ又は小袋において、更にバッグ又は小 袋を吊下げるための手段(13,18)を備え、流体排出通路(17)及び少な くとも貯蔵室(14,15;20)の隣接部分を吊下げ手段から自由に吊下げう るようにしている。 10.請求項7又は9によるバッグ又は小袋において、吊下げ手段は連結通路( 16)の反対側の壁(13)に設けた1対の貫通開口(18)を備えている。 11.請求項1−10のいずれかによるバッグ又は小袋において、少なくとも更 に1個の自己シール通路が貯蔵室と取囲む大気との間に延び、小袋の相対する壁 の間に形成されている。 12.請求項1−11のいずれかによるバッグ又は小袋において、相対する壁は 異なるシート材料で作られており、及び/又は異なる厚さである。 13.請求項1−12のいずれかによるバッグ又は小袋において、相対する壁は 50−250μの厚さを有するポリエチレンの膜又は同様なこわさを有する他の プラスチック膜である。 14.請求項1−13のいずれかによるバッグ又は小袋において、更に排出通路 内に1個の拘束部(24)を備え、その場所は排出通路(17)の出口端(22 )からの距離が排出通路(17)の軸方向長さの半分より少なく、好ましくは排 出通路の出口端から0〜10mmの距離に設けてある。 15.請求項1−14のいずれかによるバッグ又は小袋において、排出通路(1 7)の最小幅が2mmと100mmの間で、好ましくは3mmと30mmの間である。 16.請求項1−15のいずれかによるバッグ又は小袋において、排出通路(1 7)の軸方向長さは少なくとも排出通路の最小幅の1・1/2倍である。 17.請求項1−16のいずれかによるバッグ又は小袋において、排出通路(1 7)が閉じた出口端を備え、排出通路を開くためには切断されるようになってい る。 18.請求項1−17のいずれかによるバッグ又は小袋において、ガス状の流体 又は低密度の液状流体で充満されている。 19.請求項1−18のいずれかによるバッグ又は小袋において、排出通路の長 手方向軸芯(12)に対し実質的に対称である。 20.請求項1−19のいずれかによるバッグ又は小袋において、流体排出通路 (17)は実質的に接続位置から排出通路の出口開口へ延びる直線状の流路を形 成している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA, CN,CZ,CZ,DE,DK,ES,FI,GE,H U,JP,KG,KP,KR,KZ,LK,LV,MD ,MG,MN,MW,NO,NZ,PL,RO,RU, SD,SI,SK,SK,TJ,TT,UA,US,U Z,VN 【要約の続き】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.可撓性のあるシート材料で形成された1対の壁から成るバッグ又は小袋であ って、相対する壁の間に流体を収容するための貯蔵室を液密を保ち連結構成し、 接続位置で上記貯蔵室と連通する流体排出通路が貯蔵室の外に配置され、上記バ ッグ又は小袋は排出通路を構成する相対する壁部分が流体が貯蔵室に充満した時 に少なくとも1個の相互シール接触位置へ動かされるように構成されたものにお いて、 流体排出通路の少なくとも一側及びその近傍で貯蔵室が接続位置を越えて排出 通路の出口端側へ張出すようにされている。 2.可撓性のあるシート材料で形成された1対の壁から成るバッグ又は小袋であ って、相対する壁の間に流体を収容するための貯蔵室を液密を保ち連結構成し、 上記バッグ又は小袋は排出通路を構成する相対する壁部分が流体が貯蔵室に充満 した時に少なくとも1個の相互シール接触位置へ動かされるように構成されたも のにおいて、 少なくとも1個の拘束部が排出通路内に形成されている。 3.請求項1によるバッグ又は小袋において、少なくとも1個の拘束部が排出通 路内に形成されている。 4.請求項2又は3によるバッグ又は小袋において、拘束部が排出通路のシール 部分又はその近傍に形成されている。 5.請求項1,3,4のいずれかによるバッグ又は小袋において、流体排出通路の 両側の連結位置近傍部分で、貯蔵室は排出通路の長手軸芯と90°より小さい角 度をなすシール線で区画されている。 6.請求項2−4のいずれかによるバッグ又は小袋において、貯蔵室の接続位置 近傍部分が上記接続位置へ向い集中する形のシール線で形成され、拘束部が集中 するシール線の延長上の交点に実質上配置されている。 7.請求項1−6のいずれかによるバッグ又は小袋において、貯蔵室が主室と出 口室又は計量室で構成されこれらは連結通路で連通しており、排出通路が出口室 に対し実質上上記連結通路と反対側で連通している。 8.請求項1−7のいずれかによるバッグ又は小袋において、貯蔵室が2又はそ れより多い整列した分割室を備え、隣接した分割室は連通路で連結されている。 9.請求項1−8のいずれかによるバッグ又は小袋において、更にバッグ又は小 袋を吊下げるための手段を備え、流体排出通路及び少なくとも貯蔵室の隣接部分 を吊下げ手段から自由に吊下げうるようにしている。 10.請求項7又は9によるバッグ又は小袋において、吊下げ手段は連結通路の 反対側の壁に設けた1対の貫通開口を備えている。 11.請求項1−10のいずれかによるバッグ又は小袋において、少なくとも更 に1個の自己シール通路が貯蔵室と取囲む大気との間に延び、小袋の相対する壁 の間に形成されている。 12.請求項1−11のいずれかによるバッグ又は小袋において、相対する壁は 異なるシート材料で作られており、及び/又は異なる厚さである。 13.請求項1−12のいずれかによるバッグ又は小袋において、相対する壁は 50−250μの厚さを有するポリエチレンの膜又は同様なこわさを有する他の プラスチック膜である。 14.請求項1−13のいずれかによるバッグ又は小袋において、更に排出通路 内に1個の拘束部を備え、その場所は排出通路の出口端からの距離が排出通路の 軸方向長さの半分より少なく、好ましくは排出通路の出口端から0〜10mmの距 離に設けてある。 15.請求項1−14のいずれかによるバッグ又は小袋において、排出通路の最 小幅が2mmと100mmの間で、好ましくは3mmと30mmの間である。 16.請求項1−15のいずれかによるバッグ又は小袋において、排出通路の軸 方向長さは少なくとも排出通路の最小幅の1・1/2倍である。 17.請求項1−16のいずれかによるバッグ又は小袋において、排出通路が閉 じた出口端を備え、排出通路を開くためには切断されるようになっている。 18.請求項1−17のいずれかによるバッグ又は小袋において、ガス状の流体 又は低密度の液状流体で充満されている。 19.請求項1−18のいずれかによるバッグ又は小袋において、排出通路の長 手方向軸芯に対し実質的に対称である。 20.請求項1−19のいずれかによるバッグ又は小袋において、流体排出通路 は実質的に接続位置から排出通路の出口へ延びる直線状の流路を形成している。
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