JPH08507995A - 液体サンプル容器 - Google Patents

液体サンプル容器

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JPH08507995A
JPH08507995A JP6520257A JP52025794A JPH08507995A JP H08507995 A JPH08507995 A JP H08507995A JP 6520257 A JP6520257 A JP 6520257A JP 52025794 A JP52025794 A JP 52025794A JP H08507995 A JPH08507995 A JP H08507995A
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Abstract

(57)【要約】 液体サンプル容器は、液体試料の複数サンプルが汚染されることのない手段を有する。上部すなわち隔離されたサンプル室(10)と下部すなわち主サンプル室(12)は、余分な試験サンプルを備えている。下方に伸びるコラム(30)を有するカバーすなわち蓋(27)はストッパ(34)を備えている。このストッパは、上部サンプル室の頂上部を横切ってカバーがシールされると下部サンプル室を自動的にシールするために取り付けた可動プラグ(36)が設けてある。かかる構成により、サンプル室がシールされるか又は同時に隔離されること、及び試験サンプルは取り出したときに同一であることが保証される。品質保証シール(17)により、サンプルは汚染されていないのか、汚染されているのか分かる。好適な実施例は、雰囲気圧力の変動に適応するとともに、試験用に正確な量の液体を容器から吐出する実用的な手段を提供するために、ベローズアセンブリ(90)が設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】 液体サンプル容器発明の分野 本発明は、概略、液体のサンプリング及び試験に関する。特に、余分なサンプ ルを隔離するための尿サンプルの品質保証容器に関する。発明の背景 臨床医学、法科学、環境特性試験、食物品質保証、薬物試験、及びその他の分 野では、試験サンプル中の少量物質の存在及び/又は量を、たとえそれらの物質 が極めて低濃度(百万分又は十億分のいくつのオーダ)であっても判定できるよ うになってきた。例えば、尿の試験中に、よく知られている少量の禁制薬物を検 出して量的に定めることが今では可能である。また、そのような薬物試験の結果 として、陽性の結果はドナー(試料提供者)の経歴や雇用に重要な影響を及ぼす ことがある。特別な状況においては、陽性の試験結果は、ドナーに対する刑事上 の責任を生じることがある。 以上のことから、サンプルの安全性又は確実な保管が維持され、サンプルの改 ざんが即座に分かることが必要である。また、試験結果が同一サンプルの試験を 繰り返すことにより検証できることが望ましい。さらに、サンプルを分割できる こと、試験結果を検証するためにサンプルの保管部分を別の実験室に送ることが できることが大切である。 同様に、その他の液体サンプリング方法は、反復可能性と完全な検証について 問題がある。例えば、アメリカ合衆国環境保護機関(EPA)はさまざまな試験 プログラムを指導している。これらの試験プログラムは、工場排出物のような毒 性及び/又は放射性汚染液の最大レベルに関する基準に適合することを保証しよ うとするものである。万一試験がそのような基準に適合しない場合には、EPA が別の同一サンプルについて試験を繰り返すことができることが大切である。ま た、試験したサンプルが確かに本当のサンプルであることを、また、サンプルの 品質を落とさず、異物がサンプル中に入っていないことをEPAが検証できるこ とが大切である。 したがって、液体容器は、1以上の隔離されたサンプル試料を有することが必 要である。そのような容器はサンプルを分割できるようにすべきである。容器は 簡単に使用でき、製造が簡単であることが必要である。また、試験サンプルの汚 染を最小限にするか又は無くさなければならない。さらに、容器は保管サンプル 試料を自動的に保持すべきで、それにより同一の試験サンプルに関して試験を行 い、試験結果を検証できる。 そのようなサンプル容器は、公知の成型技術によって簡単に成型できるように 、極めて簡単な形状特性を有するべきである。発明の概要 本発明は、試験サンプル容器に関して上述の及びその他の特徴を有するもので ある。開放することによってアクセス可能な上部又は隔離されたサンプル室は流 路によって下部又は主サンプル室に連結されている。上部と下部のサンプル室は 、余分なサンプルの部屋を形成すべく、互いに分離可能である。(1)上部サン プル室のアクセス開口部、(2)上部サンプル室からの連結通路の一部、(3) 下部サンプル室へ通じる連結通路の一部をシールし、上部サンプル室と下部サン プル室をこれらが分離されたときにシールされた状態に保つ手段が設けてある。 下方に伸びるコラムを備えた上部サンプル室のカバー又は蓋には、この蓋が上部 サンプル室アクセス開口部と連結通路の上部とを閉鎖したときに、下部サンプル 室に通じる通路をシールするために、上部プラグ部と着脱自在に設けた下部プラ グ部とを備えている。これらの特徴により、それらのサンプル室は同時にシール されて隔離され、分離された試験サンプルが同一であることが保証される。これ ら3つのシールを破壊することなく、上部と下部のサンプル室にある分離された サンプルにアクセスする手段が設けてある。それらのサンプル室に収容されてい るサンプルが3つのシールのいずれかを介してアクセスされた場合に、それによ り品質が落ちていることが分かるように、蓋とプラグシールに加えて品質保証ガ ードが採用されている。サンプルを採取して容器をシールした時と、分離された サンプル室におけるサンプルを取り出して試験する時との間で容器に作用する圧 力変化によりシールが破壊されるのを防止するために別の手段を設けてもよい。 これらの機構を備えた容器の形状は成型に適しているという利点がある。 本発明の上記及びその他の目的と特徴は、以下の詳細な説明を図面を参照して 読むことによって当業者に明らかとなる。図面の簡単な説明 図1は、本発明にかかる試料容器の実施例の断面図である。 図1Aは、本発明に備えられているキャップスリーブの実施例の詳細断面図で ある。 図2は、本発明にかかる別の実施例の断面図である。 図3は、図4に示されている実施例の底面図である。 図4Aは、本発明にかかる別実施例の断面図である。 図4Bは、図4Aの容器をシールするための、図4Aに表された閉鎖蓋の平面 図である。 図5Aは、容器蓋のシール状態を示す、図4Aの実施例の断面図である。 図6A−6Dは本発明にかかる容器の実施例を示し、プラグ部材が、その他の 実施例のように閉鎖蓋の一部としてではなく、下部サンプル室の一部として含ま れている。図6Aは、容器蓋ステムの断面図である。図6Bは、蓋ステムの無い 容器の平面図である。図6Cは、蓋ステムがシール位置にある組立容器の部分断 面図である。図6Dは、図6Cの上から見た容器の断面図で、プラグ部材が使用 前の上昇位置に示してある。図6Eは、ステムをシール前の位置に保持する構成 を示すプラグステムの一部拡大図である。 図7と8は、本発明にかかるサンプル容器の側壁を示し、上部と下部のサンプ ル部材の間の接触面を表している。 図9aは、本発明にかかる組み合わされた試料採取容器の側面図である。 図9bは、一部を組み立てた図9aの試料採取容器の展開側面図である。 図9cは、一部を組み立てた図9aの試料採取容器の側面図である。 図9dは、図9aの組み立てられた試料採取容器の側面図である。 図9eは、2つの容器部分に分離された図9aの試料採取容器の側面図である 。 図9fiは、図9bのA部拡大断面図である。 図9fiiは、図9bのB部拡大断面図である。 図9fiiiは、図9bのC部拡大断面図である。 図9fivは、図9bのD部拡大断面図である。 図9fvは、図9bのE部拡大断面図である。 図9fviは、図9bのF部拡大断面図である。 図9fviiは、図9bのG部拡大断面図である。 図9fviiiは、図9bのH部拡大断面図である。 図10aは、図9の試料採取容器の改良された主採取室ベローズアセンブリの 側面図である。 図10bは、図10aの改良された主採取室ベローズアセンブリの底面図であ る。 図10cは、図10aの改良された主採取室ベローズアセンブリの断面図であ る。 図10dは、図10aの改良された主採取室ベローズアセンブリの底面斜視図 である。 図10eは、図10aの改良された主採取室ベローズアセンブリの上方斜視図 である。 図10fは、図10dの改良された主採取室ベローズアセンブリの底面斜視図 である。 図10gは、図10a−fの容器中のノズル部分の断面図である。 図10hは、図9a−e及び10a−fの容器に適したノズル部の断面図であ る。 図11aは、図9a−10gの容器と関連して使用されるのに適した装置の斜 視図である。 図11bは、図11aの装置の断面図である。 図12a−12cは、図11a−11bの装置と図9a−9dに示す容器部分 との相互作用を示す底面斜視図である。好適な実施例の詳細な説明 図1において、本発明にかかる試料容器は、上部サンプル室10と下部サンプ ル室12を備えており、この下部サンプル室12は後述する流路11を介して上 部サンプル室10に流体連結されている。上部サンプル室10からの流体は、流 路11を介して下部サンプル室12に入ることができる。上部サンプル室10を 隔離されたサンプル室、下部サンプル室12を主サンプル室と言ってもよい。上 部サンプル室10は一つの部品に形成されており、概略環状の壁13を備えてい る。この環状壁13は、この壁13の基部にある肩状の環状フランジ13’に向 かって、半径方向内方にかつ下方に向かって傾斜している。肩状環状フランジ1 3’上の壁13の内周面には、上部サンプル室の床21が連結されている。床2 1は、通路11に通じる中央入り口に向かって半径方向内方に傾斜している。通 路11の上部は、床21から下方に延びる内方へ傾斜した管状部21’の壁内面 で形成されている。 下部(主)サンプル室12は、環状ベース壁14と、天井部15と、下部サン プル室の床16とを備えている。 上部サンプル室10は、流路の中央にある軸11’に沿って、下部サンプル室 12と一直線上に配置され、この下部サンプル室12にぴったりと固定されてい る。これは、フランジ13’の肩部をベース壁14のリム14’に乗せ、肩状環 状フランジ13’を主サンプル室12における環状ベース壁14の同軸上内側で わずかに干渉させることによりなされている。 ベース壁14と下部サンプル室12の床16は、適当な摩擦溶着により(例え ば、ベース壁14と床16を他方に対して相対的に急速回転することにより)、 叉は溶剤叉は超音波溶接、若しくはその他の適当な手段により相互にシールされ ている。 下部サンプル室12の床15は、軸11’を中心に形成された通路11の出口 25に向かって、半径方向内方に傾斜している。床15の上部には、直立した椀 部39が設けてある。椀部39の底部は窪んでおり、中央基部開口40を収容す る鉢部としてある。中央基部開口40は通路11の下部を形成している。椀部3 9の壁は、その内面が、その内側に管状部21’の外面がぴったりと重なって干 渉するように形造られている。椀部39の壁の頂上部は、上部サンプル室の床2 1の中央部を支持する。 下部サンプル室の床16は、複数のサンプル取り出し用のアクセスポート18 を備えている。少なくとも一つのアクセスポートは必要であるが、好適な実施例 では、4つのアクセスポート18が設けてある。このアクセスポート18は本発 明の重要な特徴部分で、これにより下部サンプル室12に収容された液体サンプ ルの品質が保証される。 アクセスポート18は、下部サンプル室12に通じる開口部19と開口閉鎖部 22を備えている。図1に示されているアクセスポートの実施例は、開口部19 の大きさを規定するフローガイド20を有し、アクセスポート18の開口閉鎖部 22は貫通可能なキャップスリーブの形にしてある。このキャップスリーブ22 は、アクセスポート壁24の内面にぴったりと沿って、フローガイド20の外面 に対してスライドするようにするのが好ましい。これにより、キャップスリーブ 22上のフランジ22’がアクセスポート壁24とフローガイド20との間でわ ずかに圧縮されて、キャップスリーブのシール性が良くなる。貫通可能なキャッ プスリーブ22は、貫通可能な膜26を備えている。ベース壁14には足部が設 けられ、品質保証シール17で囲われている。 図1Aは、アクセスポートとキャップとの組み合わせの別の組み合わせ例を示 す。この実施例は、サンプルポートの機械的なシーリングと開封とを示す。この ものでは、フローガイド20の下部は円錐形をしており、その円錐部に複数の開 口19が設けてある。このフローガイド20の円錐部はフローポートと言っても よい。円錐形のキャップスリーブ23はフローガイド20にぴったり合って、フ ローガイドの円錐下部に形成された開口19を閉鎖する。そのフローガイドは、 スリーブ23がフローガイドの下部形状に一致する限り、その他の形にしてもよ い。円錐形状のフローポートに円錐スリーブ23が押しつけられることにより、 まったく漏れは生じない。 下部サンプル室の床16は中央に配置された留め部50を備えており、これは 開口11と同軸上に設けてある。留め部50は直立の管状部43を備えており、 端部には、間隔を置いて配置され、半径方向に突出した複数の戻り止め爪部46 が設けてある。その戻り止め爪部は軸11’に向かった傾斜上面と管状部43の 内壁にほぼ直交する下部面とを備えている。ストッパ45は管状部43の壁の内 側で同軸上にあり、床16から上方に突出している。 本発明の容器はまた、全体を参照番号27で示す容器閉鎖部を備えている。閉 鎖部27は、外側の環状フランジ44と共に形成された頂上部すなわち蓋28を 備えており、その内側フランジ面には、上部サンプル室10の上部壁部外周29 に設けた外ネジ部と係合するネジ部が形成されている。蓋28の底部には、上部 と下部のサンプル室10と12とを連結する流路11と同軸上の垂直ステム叉は コラム部30が連結されている。垂直ステム30の下端部は、環状の屈曲部32 で、上広で中空円錐状の上プラグ部34に連結されている。円錐状の上プラグ部 34は、管状部21の内側の傾斜した壁にぴったりと収容され得る。上プラグ部 34の底は、変形しない部品、せん断ピン、叉はその他の適当な手段によって、 下部スクリュウプラグ部36に分離可能に連結されている。下部スクリュウプラ グ部36の外壁37には外ネジが形成されている。プラグ36からアームによっ て軸11’と同軸上で下方に伸張されているのは、円錐状の突起部42である。 以上の構成は以下のように組み合わされる。採取場所において、試料を採る場 合、サンプルカップすなわち容器は、容器上部28を除いて、完全に組み立てら れる。ドナーは上部サンプル室10に上部開口部を介して液体を入れる。この液 体は、通路11を介して下部サンプル室12に流れ込む。下部サンプル室12が 液体で満たされた後に、上部試料(サンプル)室10が液体で満たされる。また 、上部試料(サンプル)室10と下部試料(サンプル)室12は閉鎖され、閉鎖 アセンブリを用いてシールされて分離される。容器上部28は容器口部上の中央 にあり、ステム30の突起部42が通路11を介して保持部50における爪部4 6の戻り止め端の間に位置させられる。これにより円錐部34が通路11にぴっ たりと収まり、下部スクリュウプラグ36が外側ネジ部37に、鉢部40が内ネ ジ部41に並べて置かれる。次に、スクリュウプラグ36の壁37が係合され、 上部28を回転し、下部ネジプラグ36が、下部採取(サンプル)室12におけ る 屋根部15の椀部39の中で、鉢部40のネジ壁41にかみ合わされる。プラグ 36をネジ込むと、閉鎖部28のステム30に連結された円錐部34が、上部サ ンプル室10と下部サンプル室12とを連結する通路11の着座シール位置に進 む。円錐部34が進み、プラグ36が所定の位置にネジ込まれると、円錐突起部 42が戻り止め爪部46の傾斜した上面に押圧され、突起部42の円錐基部が端 部の顎部に進むまで、爪部が半径方向外側に広げられる。これにより、下部プラ グ34がネジ込みシール位置に固定される。ストッパ45は保持部50の中にお ける突起部42の進行を止め、椀部40におけるさらなるプラグ36のねじ込み を許さず、通路11の出口25でシールを保持する。ストッパ45が下部スクリ ュウプラグ36の進行を阻止する位置で、通路11の上部において、円錐状プラ グ34が軸方向に位置決めされる。円錐プラグ34が位置決めされると、抵抗を 受けて、上部28が押し下げられて、閉鎖上部28のフランジ44’のネジ部に 係合し、隔離されたサンプル容器の壁13の上部外側部29にかみ合わされる。 上部を押し下げることにより、ステム30と円錐部34の底部がスクリュウプラ グ36に押しつけられる。これにより通路11に残る液体サンプルが排出される ので、後に隔離されたサンプル容器を主サンプル容器から分離したときに、液体 が滴り落ちることがない。上部をさらに押し下げると、ステムが中空の上部プラ グ34の頂上壁を水平位置に向けて押圧し、これによって隔離されたサンプル室 の通路壁に対してプラグが位置決めされる。すなわち、屈曲部32と円錐状の上 部プラグ34の横方向の結合が更なる軸方向の移動によって固定され、ステム3 0を軸方向に垂直に押すと、プラグ36に対して屈曲部を押しつぶすように、屈 曲部32とステム30の中央連結部が押し下げられる。これにより円錐状の上部 プラグ部34が通路11にぴったりと合い、通路11の入り口をシールする。次 に、上部28はネジに沿って回転され、ネジ止めされる。隔離されたサンプル室 上に上部28をネジ止めして、上部プラグ34の底部を下部スクリュウプラグ3 6に連結する材料の降伏点まで変形させる。 使用に際して、下部サンプル室内のサンプルを試験に用いるべくアクセスする 場合、品質保証のための足部のシール17が除かれる。次に、キャップスリーブ 22がフローガイド20のとがった先に対してわずかに上方に移動すると、膜2 6に穴が開く。下部サンプル室12の試料サンプルは、これを採って試験するた めに、フローガイド20の開口19を介して流出する。サンプル室12からのサ ンプルの流量は開口19の大きさによって影響される。キャップスリーブ22の 上方への移動は、流れガイド19のとがった先端に対して上方にキャップスリー ブ22を手動または機械でスライドさせると共に解放されたサンプルを受ける試 験器によって行われる。 図1Aに示すように、スリーブ順応キャップ23の場合、試験器具は円錐スリ ーブ23をこれが流出口と接触する位置から軸方向に離間して、サンプル室から 液体を流出させる。円錐流出部に対してスリーブ23を移動させるとシステムが シールされ、その特定のアクセスポートの再使用が禁止される。ただし、その他 のアクセスポートは検証のために使用することができる。 容器の形状と適合性、及び上述した選択的な叉は代替的な保持用の隆起部によ って、上部と下部のサンプル室が連結された状態に保たれる。上述のように上部 と下部のサンプル室はシールされているので、容器の上部と下部のサンプル室内 の標本サンプルを確認したい場合、下部サンプル室を移動しないように固定して 、上部サンプル室を軽くねじってこれを下部サンプル室から分離することができ る。また、上部サンプル室における隔離されたサンプル室は別の実験室に送るこ ともできる。円錐部叉は上部プラグ34が上部サンプル室と共に保持される間、 下プラグ36は下部サンプル室と共に保たれるので、主サンプル室は下部サンプ ル室においてシール状態に保たれる。 上述の実施例は適当なものであるが、一層簡単化すると共にさらに費用の面で 効果的な実施例が図2と3に記載されており、これは自己収容型貫通サンプリン グ装置の無い容器を備えている。この実施例は、ホットワイヤ、回転ブレード、 叉はその他の適当な手段を用いて、容器及びその容器内に収容されているサンプ ルにアクセスする試験器具と共に使用するのに適している。このものでは、すな わち容器形状を簡単化し、分離部分を無くしたものでは、容器のコストが安くな る。換言すれば、容器に収容されているサンプルへのアクセスが例えばサンプル をテストする器具中の容器以外の手段で行われる場合、全体のコストが減少する 。 (下部)主サンプル容器は、多少変形できるが構造面から見れば比較的堅い材 料で作るのが好ましい。これにより、山地に見られるような低圧の地域から海面 レベル叉はそれ以下の所で見られるような高圧の地域へと、叉はその逆へと輸送 すること、若しくは飛行機による輸送や低圧の高地に晒したりすることは相当な 圧力変動を招来するが、これは容器の材料や、主サンプル室において見られる空 気の圧縮によっても補償することはできない。そのため、本発明にかかる容器の シール機構を破壊して漏れを生ずることがあり得る。圧力の影響を補償するため に、本発明では図2と3に記載した圧力平衡手段を備えている。 サンプルアクセスポートの物理的な大きさや形状は、液体サンプルが上記ポー トから自由に流出するのを防止する表面張力部材を本質的に備えている。例えば 、図1aに示すような流出ポートの径は、液体が上記ポートから流出し、一定の 時間間隔を置いて自由に取り出されるサンプル液に代わる空気によって上記液体 が圧力補正されるようになっている。図2と3に示すサンプルアクセスポートの 好適な具体例では、サンプルポートの径はその長さに比べて短くしてある。この ようにして、上記ポートと閉鎖端部における表面張力によって、液体のサンプル ポートへの侵入が防止される。この表面張力現象を補償するために、本発明では 主サンプル室から液体を汲む手段と方法が設けてある。 これらのポンプ手段は、上述した圧力変動を補償するために、圧力平衡機構を 有する手段と組み合わすのが好ましい。図2と3において、下部サンプル室の床 にはベローズアセンブリ90が設けてあり、そこでは中心のリング91が膨張( エクスパンジョン)部材として成形されている。そのエクスパンジョン部材はス パイラルリングであってもよい。目的は、小さな空間内でベローズアセンブリ9 0の大きな表面積を得ることである。上述のように、好ましい容器の材料は比較 的堅いけれども適度に変形可能なものである。これにより、周囲の環境と主サン プル室との圧力差は、スパイラル叉は中心リングによりベローズアセンブリに収 容された容器体積が膨らみ、平衡化される。 また、ベローズアセンブリ90の中央にある突起94により、装置との係わり 合いが可能になる。突起94を機械的にしっかりと掴むことができるように、周 囲に隆起部95を設けてもよい。突起94と係合して下方に少し引き下げると、 その動作によって主サンプル室の体積が大きくなるので、主サンプル室内の圧力 は周囲の圧力に対して低くなる。したがって、アクセスポートが破れても、サン プルは一切流出しない。代わりに、容器と周辺雰囲気との圧力の平衡を保つため に、このアクセスポートを介して主サンプル室に雰囲気が入る。そのためにサン プル及び容器は潜在的な汚染の無い状態に保たれ、オペレータ叉はテスト装置に よってアクセスポートの下に連続的にサンプル容器を配置することができる。装 置の係合方向を上方に切り替えると、主サンプル室の体積が減少し、内圧がアク セスポートの表面張力に打ち勝つために必要な圧力を越えて大きくなり、アクセ スポートの下に置かれたカップにサンプルが流出する。カップが満杯になると、 係合機構は再びその方向を下方に切り替えられ、空気が再び主サンプル室に入る 。これにより、アクセスポートが退避し、サンプルカップはアクセスポート及び アクセスポートをシールするために係合している機構の下から、汚染のリスク無 しに除去することができる。 図2と3の好適な実施例は、図1の場合と同様に、2つに区画された液体サン プル容器54を備えており、図1に関する詳細な説明によって理解されているの で、簡単に説明する。これは上部コンパートメントすなわち隔離されたサンプル 室56と下部コンパートメントすなわち主サンプル室とを備えている。下部コン パートメント58の底面図が図3に示してある。下部コンパートメント58は、 外側周囲のスカート部60と内側のスカート部62によって、上部コンパートメ ント56に摩擦接合されている。上部コンパートメント56は幅の広い孔66を 部屋64の底部に備えている。その孔66は、容器の下部コンパートメント58 の対応する孔65にぴったりと合う。孔66は、サンプルの流出における液体表 面張力の問題を解消するために幅広にしてある。互いに合わせることによって、 孔66と孔65は、上部の部屋64と底部の部屋69とを流体連結する通路を形 成する。 上部コンパートメント56の上には蓋閉鎖アセンブリ68が設けてある。これ は、上部コンパートメント56の部屋64と下部コンパートメント58の部屋6 9とを流体連結する通路67の中心軸11’と同軸上にある。蓋閉鎖アセンブリ 68はネジを有し、これは外側(図4a)叉は内側(図4b)に成形されている 。また、アセンブリ68は装置のシーリングを容易にする蓋を備えている。蓋カ バー70は、コンパートメント56の上壁外側に設けたネジに沿って進む内ネジ により、上部コンパートメント56上にネジ止めするのが好ましい。蓋閉鎖アセ ンブリ68は、シーリングカバー70、ステム叉はコラム72、及び分離可能な 下部プラグシール68を有する。ステム72の下端は、係合したときに部屋64 の開口部67をシールする上部シーリングプラグ76を提供するプラグ形状で終 わっている。上部シーリングプラグ76の外周は、スカート62と隙間無くぴっ たりと係合するように形成されている。上部シーリングプラグ76とスカート6 2は、蓋閉鎖アセンブリ68が通路67内に向かって軸方向下方に移動したとき に、カバー70のネジと上部コンパートメント56のネジとを係合するために上 部コンパートメント上にシーリングカバー70を押圧すると、シール係合が簡単 にできる形状にしてある。 押圧動作及び/叉はネジ止め動作によって上部コンパートメント56に蓋閉鎖 アセンブリ68を付勢すると、分離可能な下部シール74が下部コンパートメン ト58に係合する。下方に延びるフランジの周囲の戻り止め部78が下部コンパ ートメントの肩部80に係合する。同時に、フレクス板82が曲がって下部コン パートメント58の傾斜面84と同一平面でシールし、肩部80の戻り止め部7 8の係合により所定の位置に保たれ、上部の部屋64をシールする。 中央ステムプラグ76の底部には、小さな突起88が軸11’上を垂直に延び ている。これはあらゆる形状にしてもよい。この突起の外側には、少なくとも一 つの延長部材が水平方向外側に突出しており、これは連続したリングバンド叉は 複数の先端具の形にしてもよい。下部シール74は、突起88の長さよりも大き な垂直方向の窪み86を有し、プラグ突起が内部の窪みにぴったりと合う形にし てある。窪み86には水平方向のリングが内部に成形されており(図示せず)、 下部シールプラグ74が頂上部に連結されると、先端具のようなエクステンショ ン部材がその挿入リング内に入り、ステムと上部プラグ76が下部プラグ74で 連結される。突起は、通路をスライドして下部シール74と係合する約0.00 5から0.008インチの複数(例えば4つ叉は5つ)の先端具を備えているの が好ましい。したがって、その装置はわずかに分離されて、頂上プラグの突起8 8上にある先端具の数に比例して力を和らげる。この分離可能な係合により、そ れぞれのコンパートメントを独立してシールされた状態に維持しながら、上部と 下部のコンパートメントを分離できるし、従来の成形技術が適用可能となる。 ダイヤフラム叉はベローズのアセンブリ90は、下部コンパートメント58の 内面で、成形された隆起部92に加熱シールされる。この加熱シールは、ベロー ズアセンブリ90と下部コンパートメント58とを相対的に回転することによっ て摩擦熱でなされる。このシールは、図1で示した実施例のように超音波溶接で 行ってもよいし、化学溶剤を用いてシールしてもよい。したがって、下部コンパ ートメント図1のベース14に相当し、ベローズアセンブリ90は下部の保持ウ エル16に相当して液体サンプルを保持する。 ベローズアセンブリ90の中央から下がっているのは、好ましくは多重環状断 面、円形断面、叉は角部に丸みのある矩形のような組み合わせ断面の中央ガイド ニップル94である。試験/サンプリング装置の雌受け部(図示せず)がガイド ニップル94を掴み、容器54内部に収容された液体の分析処理が開始される。 ガイドニップル94の中央部周囲に配置された複数のサンプリングニップル9 6はベローズアセンブリ90の下部から下がっている。それぞれのニップル96 は、下記する流体分析用の流体排出路を提供する比較的薄い突起98を備えてい る。下部コンパートメントの周囲には間隔を置いて複数の細長いくし歯叉はキー 97が設けてあり、これによりテスト/サンプリング装置に容器を整列すること ができる。方向付けのキー叉は整列キーは、下部容器の基部から半径方向外方に 延びる水平タブの形にしてもよい。 操作上、ドナーは液体サンプル(尿)を上部コンパートメントの頂上部に入れ る。液体は孔66を介して、ベローズアセンブリ90に収容された下部コンパー トメントに入る。液体レベルは、下部コンパートメントの肩80で規定されたベ ローズアセンブリ内の高さ100まで上昇する。液体レベルは、上部コンパート メント内で、この上部コンパートメント56の複数の基準ニップル102上の高 さレベルまで上昇し続ける。次に、蓋閉鎖部68がシール74とプランジャ76 を押圧しながらネジ止めされ、上部と下部のコンパートメントをシールする。 容器が実験室の試験場所に到着すると、試験器具の受け入れ装置(図示せず) が中央のニップル94を掴んで受け入れる。受け入れ装置は中央ニップル94を 引き下げてベローズアセンブリ90を引き下げ、これにより部屋69が真空にさ れると共に真空度が増す。次に、液体抽出具が第1の突出部98と係合してこれ を切り取り、叉は壊し、若しくは切り、それにより突出部98とニップル96を 介してベローズアセンブリ90に空気が入り、ベローズアセンブリ90内の圧力 を大気圧にもっていく。続いて、試験器具を押し上げるとベローズアセンブリ内 に正圧が加わり、液体サンプルの一部を押して突出部98を介して押し出す。し たがって、ベローズアセンブリは、容器周囲の雰囲気圧力の変化を調節する機能 と、下部コンパートメントからの液体サンプルの排除を容易にする機能との少な くとも2つの機能を果たす。 サンプルは下部コンパートメントからサンプルカップ(図示せず)へ排出され る。このサンプルカップでは、適当な赤外線センサ(図示せず)がサンプルのレ ベルを検出し、テストする液体サンプルの正確な容積を決定する。このとき、突 出部98は加熱されるか機械的にシールされ、そしてニップル96が閉じられて 、下部コンパートメントに残留する液体サンプルの漏れを防止する。このように 、液体サンプルの一部は下部コンパートメントに残る。最初の液体部分の試験結 果を確認することが必要な場合、試験器具は容器に(突出部94を使用するなど して)索引を付けて他のニップル96の突出部98と係合し、下部コンパートメ ント内の予備の液体を取り出す。試験されるそれぞれのサンプルに対して、ベロ ーズアセンブリ90は下部コンパートメントから液体を押し出すためのポンプと して働く。 最初の試験設備によるサンプリング及びテストの結果が問題視された場合や結 果に異議が申し立てられた場合、上部と下部のコンパートメントは、上部と下部 のコンパートメントを他方に対して優しく揺すって、(内部にサンプルをシール した状態で)分離される。必要な揺動力は、サンプル容器が通常運送中や通常の 取り扱いの際に経験するものよりも大きく、コンパートメントが容易に分離でき るのに十分なものである。コンパートメントは、窪み86と突出物88との接合 点で分離する。液体サンプルの上部コンパートメントは次の実験室に送られ、最 初の実験の結果が確認される。第2の実験室では、ニップル102の一つを介し て上部コンパートメントから液体サンプルが抽出される。したがって、上部コン パートメントは、液体サンプルを下部コンパートメントに送る機能と、後のテス ト用サンプルの容器としての機能の少なくとも2つの機能を有する。 使用する場合、液体サンプルを採取して蓋68を取り付けると、蓋68と上部 コンパートメントの肩部106とで形成された上部シームに一片の安全テープが 取り付けられ、サンプルが利用されたことを示す明確な手段として用いられる。 図2と3で示された容器は図1の具体例を簡略化したものである。例えば、図 2と3の容器はキャップスリーブ22が不要であるし、フローガイド20の比較 的複雑な形が簡単化される。コラム72の下端におけるシール構造は簡単に成型 できるし、コラム30下端のプラグ配置よりも実際的なシールである。最後に、 製造は簡単であるが、図2と3の具体例は、周囲の圧力変化を緩衝するために、 図1の具体例には無い特徴、すなわち容器からサンプル液を排出する実際的手段 として、ベローズアセンブリを備えている。 図4A、4B、5A、及び5Bは閉鎖蓋68を装着する前後の、本発明の好適 な実施例を示す。これらの図に示す装置は、図2と3の装置に構成を付加したも のに実質的に似ている。まず始めに、隔離されたサンプル室56の複数のニップ ル110は主サンプル室のニップル96に対応している。そのために、上部と下 部のサンプル室におけるサンプル液は同種の自動サンプリング/テスト装置でサ ンプリングできる。また、操作するときの人的エラーや分析試験サンプルに対す る保護となる。 蓋68にはその周囲に一対の窪みが設けてある。図4A、5Bの矢印で示すよ うに、一度サンプルを採取して蓋68を取り付けると、抵抗テープ(品質保証テ ープ)の取り付けガイドとして用いられる(図5Bの陰影は品質保証テープが取 り付けられていることを示す)。本実施例では、肩106は、蓋が完全に挿入さ れた位置にあることを示す付加的な役割を果たし、品質保証テープをガイドする 窪み112に伸びる。 図6Aから6Dは本発明の別の好適な実施例を示す。本実施例において、下部 シール120は下部サンプル室アセンブリの一部として構成されている。この実 施例では、上記実施例のようにコラム72(図6A)から分離可能ではない。 図6Cは、所定の位置に閉鎖蓋68を有する2室サンプル容器を示す。プラン ジャ76は下部シール120に圧接され、下部シール120を下部または主サン プル室にシール係合する。コラム72とプランジャ76は下部シール120に取 り付けてないので、上部と下部のサンプル室とを分離する際に、これらを分離す る必要はない。これにより、蓋閉鎖部68を装着する前に、プランジャ76から 引き離される下部シール120の潜在的な問題が解消される。 図6Dは、閉鎖蓋68を装着する前の、サンプル容器を示す。下部シール12 0は下部延長部122を備えている。この延長部の下端は、断面がノコギリ歯に 似た環状のリム124で終わっている。環状のリム124は、閉鎖蓋68がこれ に取り付けたプランジャ76と共に所定の場所に配置されるまで、重力により支 持リング126に当接する。次に、プランジャがシール120の頂上部に当接し 環状リム124が支持リングに乗り、このリム124と延長部122が中空突出 部94内でシリンダ128に滑り込む。プランジャ76は、シール120が所定 の位置にシールされるまで下降し続ける。 なお、シール120と延長部122とのアセンブリ(これは単一の成型部材と するのが好ましい)が、工場での組立中に、上部と下部のサンプル室が互いに組 み付けられた後に、シリンダ128中に挿入される。 図6Aから6Dに示す実施例の一つの特徴(これは他の実施例にも等しく適用 可能である)は、主サンプル室の頂上壁130である。本実施例の頂上壁130 は、実質的に水平となっているか、又は容器の軸132に向かって上方に傾斜し ている。この構造では、図2のボイド空間104は無い。ボイド空間104を削 除したことにより、ある状況では、ベローズアセンブリ90の伸縮サイクルを最 小にするとか、その伸縮を無くすことができるし、容器を構成する部材のいくつ かでは疲労が減少する。 図7と8は、上述した実施例のいずれにも適用可能な別の特徴が示されている 。上部又は隔離されたサンプル室56と下部又は主サンプル室58とがシーム1 34で出会う。シーム134において、隔離されたサンプル室56の下端136 と主サンプル室58の上端138が傾斜面で出会う。この構造により、上部と下 部の部屋を分離する際にこれらを他方に対して相対的に回転すると、軸方向の量 的制御が得られるという利点がある。 上部と下部のサンプル室は、例えば限定によるのではなく、一組の協力し合う 隆起部と戻り止め部140によって、解放可能に保持される。これらの協力し合 う部材は、輸送中やサンプリングの際の操作中の乱用、誤用に対抗して上部と下 部のサンプル室を保持する。しかしながら、これらサンプル室は、それらの間に ねじり力を加えることにより解放される。 図9aと9d、図10aから10f、及び図11において、参照符号200で 全体を示す液体試料採取容器は、上部アクセス開口部204を有する上部サンプ ル室202、この上部サンプル室202と解除可能に係合する下部サンプル室2 06、上部サンプル室202と下部サンプル室206とを連結して上部サンプル 室202から下部サンプル室206に液体を移送する流路208、及び全体を符 号210で示し、上部サンプル室202に係合して上部アクセス開口部204を 閉鎖すると共に流路208に隣接して上部サンプル室202と下部サンプル室2 06をシールする容器の閉鎖シール部材とを備えている。 下部サンプル室206を上部サンプル室202に解除可能に係合するための隆 起部及び戻り止めの手段は図9bにおけて、参照符号AとBによって表された拡 大詳細図に示されている。拡大詳細図Aでは、ベース222のネック部223の 内壁に環状溝201が設けられていることが示されている。拡大詳細図Bでは、 環状のリブ203が208におけるネック部249の外壁に設けてある。リブ2 03は溝201にパチンと嵌まり込み、上部サンプル室202を下部サンプル室 206に解除自在に連結する。 容器閉鎖部材又は頂上部210は、蓋214の外ネジ212とサンプル室20 2の内ネジ214によって、上部サンプル室202に密着係合可能な蓋214を 備えている。図9bの拡大詳細Cには、頂上部210の蓋を上部サンプル室20 2と共に確実に固定するための2次的な又は補助手段が示されている。サンプル 室202を成型するプラスチック材料の三角形リング205が上部アクセス開口 部204のリム207に設けてある。頂上部210をリング205にネジ込んで 押圧すると、冷間流動接着するために親プラスチック溶接が行われる。 容器蓋210はさらに(i)垂直リブ209によって補強され、コラムの一端 部216aにおいて蓋214に連結された垂直コラム216、(ii)コラムの他 端216bにおいて、上部サンプル室202と通路208に隣接してその上部2 08aで密着係合するコラムの上部プラグ部218、及び(iii)上部プラグ部 218に着脱自在に連結され、下部サンプル室206をシールする下部プラグ2 20を備えている。 拡大詳細DとBは、上部プラグ部218を通路208に隣接してその上部20 8aで上部サンプル室202に密着係合する手段を示す。環状の溝209が、2 08のネック部251にあるネック壁の内面に設けてある。環状リブ211は、 上部プラグ部218の外壁に設けてある。リブ211は溝209にパチンと係合 し、上部プラグ部218を上部サンプル室202に密着連結する。 拡大詳細E、F、G、及びHは、下部プラグ220を上部プラグ218に着脱 自在に連結して下部サンプル室206をシールする手段を示す。流路208の一 部を構成するベース222のカラー部213は、その内周面に設けた環状溝21 5を含む。環状リブ217は下部プラグ220の外壁に設けてある。リブ217 は溝215にパチンと係合し、下部サンプル室206をシールするために、下部 プラグ部220をシールする。環状リブ219は上部プラグ218のベースの外 壁に設けてある。環状溝221は上部プラグ218の先端部をぴったりと受ける 窪みの内周壁に設けてある。リブ219は溝221にパチンと係合し、下部プラ グ220を上部プラグ218に着脱自在に連結する。 下部サンプル室206は、ベース222、ベース222に連結された体積可変 のベローズアセンブリ224、ベローズアセンブリ224の下部に設けられた少 なくとも一つの好ましくは複数のアクセス孔又はノズル226、及び下部プラグ 220上で突出環状リムの形をした部材230に協力的に係合し、好ましくは環 状保持溝の形をした保持部材228を備えている。ガイド用の窪み232はベロ ーズアセンブリ224の中央下部に形成されている。下部サンプル室206は約 33mLの体積を有し、充満したときに約30mLの試料液を保持し、ベース2 22の天井部によって保持されているときに、約2から3mLの空気を保持する 。 図示する3つのノズル226は120度の間隔を隔てて配置されている。ノズ ルは、容器200の下部サンプル室206に開放したダクト234を備えており 、部屋206に通じるダクト開口部から離れて、ダクトを閉鎖する閉鎖部238 を備えている。閉鎖部238は、図10cに示すように、ノズルの先端部240 に設けてもよいし、図10gに示すように、部屋206に開口したダクト開口部 とノズル先端部との間に設けてもよい。ノズル226には、主ノズルと副ノズル とを区別するために、フラッグ構造244を設けてもよい。図10fにおいて、 一つのノズル226は、その他の2つのノズル226に設けた類似の構造244 bよりも大きなフラッグ構造244aを備えている。その構造は、容器200の それぞれの要素の機能を邪魔しないものであればいかなる形にしてもよい。 ベローズアセンブリ224の下には、ノズルポート226の間に等間隔に3つ の傾斜耳部246が設けてある。ベローズアセンブリ226におけるベローズ部 252の半径方向内側には、ガイド用窪み232の外周から直立した環状連結部 250へ放射状に伸びる複数の直立リブ又は羽根248が設けてある。ベローズ アセンブリの床板部254はベローズア部252から半径方向内側に伸びている 。窪み232の周囲のリング231と環状連結部250とを羽根248で連結し た構造は、ベローズアセンブリ224の床板に剛性を付与する。 温度指示器258はベローズアセンブリ224の外側に接着してもよい。品質 保証シール262は、上部と下部のサンプル室202、206の外側上の蓋21 4に設けてもよいし、リム223を越えて、別のシールをベース222のマウス 部264を横切って設けてもよい。 容器閉鎖部210の無い容器200の部分は、概略、図9cにおける参照符号 270で示されている。 図11aから11bでは、保持容器200に適した装置を示す。その装置/グ リップ部材412は収集用グリップヘッド413と3つの先端突起部を有するド ライブドッグ414を備えている。収集用グリップヘッド413は、肩部411 に囲われこれに固定された環状ベース部415の中央ボア414aの周囲で垂直 に伸びる4つの突出部413a、413b、413c、及び413dを備えてい る。部材412の中央ボア414aを通るのは引張ロッド417である。引張ロ ッド417の先端には拡大部418が設けてある。収集用の保持用突出部413 a、413b、413c、及び413dの先端内面は、中央ボア414aに開放 される部分が傾斜させてあり、引張ロッド拡大部418が中央ボア414aに引 き込むことができる。引張ロッド拡大部418の引き込みにより突出部413a 、413b、413c、及び413dが中央空洞部414aから半径方向外側に 広げられる。 容器200を使用して操作する場合、試料収集の場所において、図9cに示す ように部分的に組み立てられた容器は、シールされた包装から取り出される。一 般的な一連の保管手順では、ドナーには、多色の申込用紙に記入した後、アセン ブリの容器部分270が与えられる。収集者は容器蓋210を保持する。ドナー は、上部アクセス開口部204を介して容器部分270に尿を入れる。尿は、流 路208を介して上部サンプル室202から下部サンプル室204に流れる。下 部サンプル室206が充満すると、次に上部サンプル室202に充填される。下 部サンプル室206の天井部の形状により、下部サンプル室が尿で充満され、上 部サンプル室202を占めるべく流路208を介して尿が上昇するときに、この 下部サンプル室には全く空気が入らないことが保証される。ドナーは容器270 を採取者に返却し、その採取者が容器210を用いて閉鎖する。閉鎖部材210 は下部サンプル室206を上部サンプル室202からシールする。内圧は採取場 所の雰囲気圧力と同一である。採取者は温度指示計258を読み、試料が体温( 真 正の生のままの試料)であるかを確認し、品質保証テープを、蓋214を渡り、 容器(図9a)の側面上に貼り付ける。ドナーはテープ262にイニシャルを記 載する。テープをした容器は2室郵送袋の一方の部屋に入れる。必要な用紙がド ナーと試料採取者によりサインされ、そのコピーがドナーに渡され、ファイルコ ピーが採取者に保持される。必要な用紙の残りは部分は袋の別の部屋に入れる。 次に、袋はシールされて試験用実験室に送られ、そこで容器のサンプル又は試料 の分別部分が分析試験用に取り出される。容器200のベローズアセンブリ22 4により、運送中又は目的の場所で低い雰囲気圧力に容器が晒された場合に、下 部サンプル室206が膨らむ。逆に、容器200のベローズアセンブリ224と サンプル室に尿を充満する際に下部サンプル室206の天井部で捕獲された少量 の空気によって、運送中又は目的の場所で高い雰囲気圧力に容器が晒されると、 下部サンプル室206が収縮する。したがって、ベローズアセンブリ224は、 容器の置かれる雰囲気の圧力変動があっても容器から試料が漏れないことを保証 する。 目的の場所では、試験の実験室で引き続き容器が保管される。専門家が容器と 用紙を袋から取り出し、一組の同一バーコードラベルのうち、一つを用紙に、も う一つを容器の上半分に、その他を容器の下半分に貼り付ける。上半分のラベル により、上半分の試料が下半分の試料と同一であることが保証される。同様に処 理されてラベルの付された一団の容器は、一般には40の容器をバッチ操作で処 理するために集められる。 図12aから12cにおいて、収集グリップヘッド413と3つ先端突起部を 有するドライブドッグ414は軸を中心として回転して螺旋状に持ち上げられ、 収集グリップヘッドが同軸上でガイド用窪み232に入る。対応して移動するド ライブドッグ414の突起部は螺旋を描きながら上方に移動し、その水平方向の 移動量は耳部246の傾斜よりも緩くしてある。ガイド用窪み232に入ると、 収集グリップヘッド413の垂直方向の移動が停止する。次に、収集グリップヘ ッド413が所定量(90度以上180度以下、好ましくは140度)回転し、 ドライブ突起部414a、414b、及び414cが、ベローズアセンブリ22 4 の下で傾斜耳部246の垂直側にしっかりと係合する。次に、引張ロッドの拡大 部418を引っ込めて収集ヘッド413をガイド用窪み232中で半径方向に広 げ、これにより容器200をしっかりと掴む。続いて、収集グリップヘッド41 3が回転し、容器200を完全に2回転させる。容器200が回転するときに、 下部サンプル容器上のバーコードラベルをバーコードリーダで読み取る。容器が 回転を開始してリーダで読み取りを開始する際に、バーコードの最初の部分はバ ーコードリーダをすでに通過しているので、容器は2回転して、少なくとも一回 は完全にバーコードラベルがバーコードリーダを通過してリーダがバーコードラ ベルの最初から読み始めるのを保証する。 容器200が回転する時、高さを違えた光学電子センサが、それによって走査 されるノズル226のいずれかが2つのセンサのうち下のセンサを遮断するため に必要な長さを有していないか否か検出できる。これにより、いずれかのノズル が所期高さにない先端部を有するか否か検出される。例えば、長さの差は、試料 サンプルを取り出すためにノズル先端を切り取り、ノズルを介して以前に容器に アクセスされた場合に、生じる。これに代えて、図10fに示すように、ノズル が主ノズルとして識別するための構造244aを有する場合、識別構造が有るか 無いかを判定するために、光学電子センサを設けて通過していくノズルを検出し てもよい。ノズルを検出するためには1回転プラス数度が必要で、これはバーコ ードを読み取るために2回転することで十分に満足される。高さを違えた光学電 子センサをノズルが通過すると、ノズルを再選択するために、又は開放するノズ ルを選択するために、複数のノズルを区別することができる。 容器200の回転により、容器200の部屋206における試料がかき混ぜら れる。容器206の試料中の沈殿物の撹乱と再停止が、部屋206(図10e) の床に設けた羽根248で促進される。 収集グリップヘッド413は容器200を回転し、配置され選択された(又は 再選択されていない)ノズル226を、レーザビームの固定焦点と同軸上で一直 線上に位置させる。容器200のベローズアセンブリの特徴は、サンプル室20 6の内部と雰囲気圧力との圧力差を防止するためにシールする以前に、サンプル 室206の体積が自動的に調節されているという点である。サンプル室206の 上部と底部との間の距離を大きくすることで、雰囲気圧力に対して負の内圧が生 じる。収集グリップヘッド413を下げてベローズアセンブリ224の床板25 4を下部サンプル室206のベース222に対して相対的に引き下げ、下部サン プル室206の体積を増加する。サンプル室206はシールされているので、こ のサンプル室の体積増加により雰囲気圧力に対して内圧が減少する。周囲のリン グ231と環状連結部250を羽根部248で連結しているので、ベローズアセ ンブリ224の床板の剛性がさらに増し、これによりベローズアセンブリ224 を水平方向に引き下げ、ノズル226がほぼ垂直方向に保持され、ノズル226 を開放するために使用されるレーザシステムの固定焦点をほぼ同軸上に保持する ことがさらに確実に行われる。 ノズル226が汚染されることなく開放するために、レーザシステム、好まし くは加熱された空気の鉛筆状コラムを使用してもよい。汚染されることなく開放 することにより、開放作業中に汚染物質を有するものが試料に接触することがな いことが保証される。したがって、汚染されることなくノズルの閉鎖部材に穴を 開けることにより、容器200中の試料の完全な状態が維持される。 レーザシステムを使用する場合、レーザのレンズはレーザビーム軸の中央に配 置され、レーザビーム軸と同軸上に配置したノズル226の閉鎖部材238上の レンズ焦点位置に焦点が合わされる。次に、レーザビームのシャッタがレーザビ ームの通路から外れると、レーザが励起される。シャッタが開放されると、レー ザはビームを発射し、これがレーザレンズによってノズル閉鎖部材226上に集 められる。レーザエネルギの熱がノズル閉鎖部材を加熱し、閉鎖部材の開口部を 溶融する。ノズル閉鎖部の開放により、ベローズアセンブリ224を引き下げる ことで形成される圧力差を保持する手段が破壊される。高圧の雰囲気が上昇して ノズル開口部、さらに圧力を平衡に保つためにノズルダクト及びサンプル室20 6に侵入する。このガス流入と空気の侵入によってダクト内に形成される泡によ り、開放されたノズル226からすぐに液体が流出するのが防止される。ノズル ダクトの長さに対する貫通開口部の比率は十分小さく維持され、開放されたノズ ルからの液体流出に抵抗する。 図10gにおいて、ノズル226の先端には末端閉鎖部227が設けてある。 閉鎖部227には段を付けて同軸上で中央に配置された閉鎖膜部229が設けて あり、これは閉鎖部227の肩部233よりも薄くしてある。膜部229の厚さ は、その他の部分を通るよりも素早くレーザビームによって溶融できる程度とす るのが好ましい。レーザの電力とレーザシャッタの開放時間を調整することによ り、閉鎖部227の中心部がレーザビームと同軸上で一直線上に配置されたとき だけ、膜部が溶融される。ノズル先端部を中心から外れて誤って配置すると、レ ーザビームは先端部を囲む閉鎖部周囲の厚い部分233を貫通することはない。 これにより、孔開けは中心を外れて、すなわち先端閉鎖部から偏心して行われる ことがないことが保証される。これに対して、中心以外の位置に孔が開けられる と、ノズル先端下の分別容器以外に試料が飛散することになる。それは試料によ る実験器具の汚染や、蒸発による汚染物質の煙霧と接触する又はこれに晒される 別の試料の逆汚染を招来する。 ノズル226の閉鎖部はノズルの先端に設ける必要はない。図10hに示すよ うに、閉鎖部はノズルダクト内の深部に設けてもよい。図10hのノズル形状は 、容器200からノズル先端よりも下に頂上部がある分別容器にサンプルの分別 量を排出する過程で利点があり、閉鎖部においてレーザで形成される孔の下にお けるノズルダクト回りのノズルスカートの長さが、分別容器から逃れる試料の横 方向のこぼれを最小に抑える。 250から450ミリセカンドの露光時間後、レーザシャッタがビームを横切 ってレーザのパワーを低下させる。また、環状のグリップヘッド413により、 容器200は、レーザ上に開放されたノズル226を配置させている位置から、 開放されたノズル226が分別容器上にある位置へと回転される。同時に、環状 グリップヘッド413はベローズアセンブリ224の床板254を引き下げる。 これにより、分別容器上に開放ノズル200を位置させるべく回転する際に、主 サンプル室の体積が減少してそのサンプル室から液体が排出され得る不注意な動 作が、環状グリップヘッド413とサンプル室206の天井部との間で生じるこ と がない。そして、容器200のベローズアセンブリの特徴により、ノズル先端が 開放されて垂直下方に向いていても、サンプル試料の逆汚染が減少するという利 点がある。 環状グリップヘッド413を動かしてベローズアセンブリ224の床板を垂直 方向に所定距離動かす。環状グリップヘッド413を上方に動かしてベローズア センブリ224の床板をサンプル室206の天井に向けて上方に動かすと、サン プル室206の体積が減少する。サンプル室の液体試料は圧縮されることがない 。環状グリップヘッド413の上方移動量は、サンプル室における液体の量に応 じて予め決められており、開放されたノズル先端を介してサンプル室から所定量 の液体を排出する。 次に、環状グリップヘッド413が回転して、レーザビームの軸上で開放され たノズル226の位置を変える。レーザシャッタはレーザビームの通路から外れ 、レーザがパワーアップされる。このとき、レーザレンズはレーザビームの通路 から外れている。シャッタを開放すると、レーザがノズル226に発射される。 シャッタは250ないし400ミリセカンドの間開放される。このときレーザビ ームの焦点は合わされず、ノズル226の外周先端に当たり、そのノズル先端周 囲を溶融する。レンズシャッタは約400ミリセカンドの間閉じられ、そして再 び開放される。シャッタが閉鎖されている間にビームのエネルギ放出が休止され ることにより、ノズルチップが溶融し、チップの開口部を介して液体が流出でき る。再度エネルギを当てることにより、閉鎖栓が溶融される。約400ミリセカ ンド後、レンズシャッタは再び閉じられる。 プルロッド417を押してホームポジションに戻すと、これにより横方向に移 動したグリップヘッド突起部413a、413b、413c及び413dがホー ムポジションに戻り、容器の窪み232上の環状グリップ413を解放する。 本発明の原理、好適な実施例、操作モードは以上の明細書に記載されている。 本発明は、上述した特定の形に限定されるものと解釈してはならない。なぜなら ば、それらは説明のためのものであり、限定的なものではないからである。さら に、本発明の本質から逸脱することなく、当業者によって変形や変更してもよい 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AU,BR,CA,CN,F I,GB,JP,KR,NO,PL,RO,RU (72)発明者 オブライアン、ディヴィット アメリカ合衆国、19348、ペンシルベニア 州、ケネット・スクエア、ストーンパイ ン・ドライブ110番 (72)発明者 ベリー、ジョン・エフ アメリカ合衆国、77077、テキサス州、ヒ ューストン、ウォルデマー12111番 (72)発明者 ミラー、トーマス・ジィ アメリカ合衆国、77077、テキサス州、ヒ ューストン、タルーラ・コート1507番 (72)発明者 スミス、ヒュー・エヌ アメリカ合衆国、ワシントン州、ボゼル、 ナインス―サウスイースト22509番 (72)発明者 ニカーク、クリストファー・ティ アメリカ合衆国、77025、テキサス州、ヒ ューストン、スタントン2911番 (72)発明者 ウォータース、ルイス・エイ アメリカ合衆国、77041、テキサス州、ベ レア、ティーズ・ストリート4522番 (72)発明者 ドネリィ、シーン・エム アメリカ合衆国、77098、テキサス州、ヒ ューストン、ナンバー3、サル・ロス1835 番 (72)発明者 シュノール、ウィリアム・エス アメリカ合衆国、15232、ペンシルベニア 州、ピッツバーグ、ナンバービー2、フィ フス・アヴェニュ5925番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.a.上部アクセス用開口部を有する上部サンプル室と、 b.上部サンプル室に着脱自在に係合された下部サンプル室と、 c.上部と下部のサンプル室を連結し、上部サンプル室から下部サンプル室へ液 体を導く流路と、 d.上部サンプル室に係合して上部サクセス用開口部を閉鎖すると共に、流路に 隣接して、上部と下部のサンプル室をシールする容器閉鎖シールと、を備えたこ とを特徴とする液体サンプル容器。 2.a.上部サンプル室とシール係合する蓋と、 b.一端部を蓋に連結した垂直コラムと、 c.コラムの多端部に連結され、通路に隣接してこの通路の上部で上部サンプル 室にシール係合する上部プラグ部と、 d.前記上部プラグに着脱自在に連結されて下部サンプル室をシールする下部プ ラグと、を容器上部に設けた請求項1の容器。 3.a.上部サンプル室とシール係合する蓋と、 b.一端部を蓋に連結した垂直コラムと、 c.コラムの他端部に連結した屈曲部と、 d.屈曲部に連結され、上部サンプル室にシール係合した上プラグと、 e.上部プラグに着脱自在に連結され、下部サンプル室をシールする下部プラグ と、を容器上部に設けた請求項1の容器。 4.蓋と上部プラグは上部サンプル室にネジで係合され、下部プラグは下部サン プル室にネジで係合可能である請求項2の容器。 5.下部サンプル室は、プラグ上の組み合わせ部材と協力的に係合する保持部材 を備えている請求項2の容器。 6.下部プラグがせん断ピンで上部プラグに連結されている請求項2の容器。 7.組み合わせ部材が突出リムを有し、保持部材が保持部を有する請求項5の容 器。 8.下部サンプル室が、 a.ベース、 b.ベースに連結された下部保持用窪み、 c.窪みに形成されたアクセスポート、及び d.アクセスポート内のフローガイド、を備えている請求項1の容器。 9.複数のアクセスポートを備えた請求項8の容器。 10.各アクセスポートにフローガイドを設けた請求項9の容器。 11.選択的にアクセスポートをシールする貫通可能なキャップスリーブを有し 、このキャップスリーブは、貫通されたときに、下部サンプル室に保持された液 体を解放する請求項8の容器。 12.フローガイドに取り外し自在に適合するキャップを有し、このキャップは 、取り除かれたときに、下部サンプル室に保持された液体を解放する請求項8の 容器。 13.a.上部サンプル室を下部サンプル室に、これらサンプル室の間のフロー ポートで組み合わせ、 b.上部サンプル室に液体サンプルを入れ、液体サンプルの少なくとも一部を、 前記フローポートを介して下部サンプル室に流し、 c.上部サンプル室に容器上部を配置して、上部と下部のサンプル室の中に液体 サンプルをシールし、 d.上部と下部のサンプル室にシールされた液体サンプルを保持しつつ、下部サ ンプル室から上部サンプル室を分離できるように、容器からプラグを外す、ステ ップを備えた液体サンプルの取り出し方法。 14.前記下部サンプル室が、 a.ベース、 b.ベースに連結された体積可変ベローズアセンブリ、及び c.ベローズアセンブリの下部に設けたアクセス開口部、を備えた請求項1の容 器。 15.ベローズアセンブリにガイドニップルを備えた請求項14の容器。 16.アクセス開口部が分離可能な突出型放出ニップルを備えた請求項14の容 器。 17.上部サンプル室が放出ニップルを含む請求項14の容器。 18.ベースとベローズアセンブリが摩擦熱溶接で連結されている請求項14の 容器。 19.ベースの周囲にキーを備えた請求項14の容器。 20.下部サンプル室がプラグの爪部に係合する肩部を含む請求項2の容器。 21.ベースが品質保証シールで覆われている請求項8の容器。 22.蓋がテープガイドの窪みを有する請求項1の容器。 23.上部サンプル室がテープガイドの肩部を有する請求項1の容器。 24.上部サンプル室が複数のテープガイド肩部を有する請求項1の容器。 25.a.軸と、この軸に沿った上部サンプル室の下部にある排出ポートとを有 する上部サンプル室と、 b.i.ベース、 ii.ベースに連結された体積可変のベローズアセンブリ、 iii.上部サンプル室排出ポートとほぼ一直線上に配置され、ベローズアセン ブリに通じるアクセス開口部、 iv.ベローズ下部の排出ニップル、及び v.ベローズアセンブリ底部の突起、を備え、上部サンプル室と同軸上に配 置され、上部サンプル室と着脱係合自在な下部サンプル室と、 c.i.上部サンプル室とシール係合可能な蓋、 ii.一端部を蓋に連結した垂直コラム、 iii.コラムの他端で上部サンプル室の底部をシールする上部プラグ、及び iv.上部プラグに着脱自在に連結され、ベローズアセンブリに通じるアクセ ス開口部をシールする下部プラグ、を備え、上部サンプル室と係合自在で、上部 サンプル室と排出ポートとをシールする容器上部と、を軸上に配置した液体サン プル容器。 26.上部サンプル室が下端部を有し、下部サンプル室が、傾斜面上で上部サン プル室の下端部にぴったりと当接する上端部を備えている請求項2の容器。 27.上部サンプル室が下端部を有し、下部サンプル室が、傾斜面上で上部サン プル室の下端部にぴったりと当接する上端部を備えている請求項25の容器。 28.a.軸とこの軸に沿った上部サンプル室下部の排出ポートとを有する上部 サンプル室と、 b.i.ベース、 ii.ベースに連結された体積可変のベローズアセンブリ、 iii.上部サンプル室排出ポートとほぼ一直線上に配置され、ベローズアセン ブリに通じるアクセス開口部、 iv.ベローズ下部の排出ニップル、及び v.ベローズアセンブリ底部の突起、を備え、上部サンプル室と同軸上に配 置され、上部サンプル室と着脱係合自在な下部サンプル室と、 c.i.上部サンプル室とシール係合可能な蓋、 ii.一端部を蓋に連結した垂直コラム、及び iii.コラムの他端で上部サンプル室の底部をシールするプランジャ、を備え 、上部サンプル室と係合自在で、上部サンプル室とフローポートとをシールする 容器上部と、 d.容器の軸に沿って移動自在に配置され、ベローズアセンブリ上で突起と着脱 係合自在で、ベローズアセンブリに通じるアクセス開口部をシールする下部シー ルと、を備え、軸上に配置された液体容器。 29.上部サンプル室が下部を有し、下部サンプル室は、傾斜面上で上部サンプ ル室の下端部にぴったりと当接する上部を有する請求項28の容器。
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