JPH08507448A - 搬送される媒体から、搬送する吸い込み空気を分離するための方法及び分離器 - Google Patents
搬送される媒体から、搬送する吸い込み空気を分離するための方法及び分離器Info
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Abstract
(57)【要約】
歯科用の分離器において液体−固体混合物から、搬送する吸い込み空気を分離するために、吸い込み空気から分離された流動可能な媒体が回転され、かつ駆動される振分け要素(4)によって逆止弁装置(10)を通って基準圧領域(7)内に排出される。逆止弁装置(10)は、吸い込み空気の低圧によって閉鎖方向に付勢されかつそれぞれ、排出され閉鎖方向に向かって加速される流動可能な媒体によって押しつけられる。有利には、逆止弁装置(10)は一緒に回転し、かつ低圧領域(6)から周りに延びる出口(5)としての出口環状ギャップ(22)に配設されている。
Description
【発明の詳細な説明】
搬送される媒体から、搬送する吸い込み空気を
分離するための方法及び分離器
〔技術分野〕
本発明は、搬送される流動可能な媒体、特に患者の口から吸い取られる歯の液
体−固体混合物から、搬送する吸い込み空気を分離するための方法及び分離器に
関する。
〔背景技術〕
ドイツ連邦共和国特許第3804299号明細書から公知の分離器のケーシン
グは、低圧領域と基準圧領域とを有している。全壁型遠心分離機は、両方の互い
に異なる圧力領域にかぶさっており、かつ基準圧領域内に位置する上縁に、内方
へ向かう遮断フランジを備えている。低圧領域は混合物入口を有しており、この
混合物入口を介して分離しようとする三相混合物が患者の口から吸い込まれる。
さらに、低圧領域内に位置する遠心分離機のホッパ状の底に受け止め容器が固定
されており、遠心分離機のスイッチを入れた際にこの受け止め容器から水リング
が上昇して円筒状の周壁に当たる。遠心分離機によって駆動される中空円筒状の
回転部材は、内側の羽根と外方へ向かう分離フランジとを有している。中空円筒
状の回転部材の上方の端部領域は、ケーシング内に配置された滑りシールリング
に支承されている。回転部材の分離フランジと遠心分離機の周壁との間に環状ギ
ャップが位置しており、この環状ギャップは、低圧領域から基準圧領域への移行
を示しており、この場合、分離フランジ
をその中に沈める水リングは、環状ギャップの領域に一緒に回転する逆流防止装
置を形成し、その結果、基準圧領域からの空気の吸い込みが回避される。回転部
材を介して分離される空気は、中央の空気出口を通って吸い上げポンプまで案内
され、かつ液体と固体とから成る残された二相混合物は遠心分離機周壁に押しつ
けられ、ここで二相混合物の次の分離が行われ、この場合、固体のない液体は軸
方向で逆流防止装置を通って移動されかつ遮断フランジを介して押しのけられる
。遠心分離機が停止されると直ぐに、水リングは分離された固体と一緒に受け止
め容器内に逆流し、かつ両方の互いに異なる圧力領域のシール性は失われる。吸
い上げポンプの低圧は大抵は処理スペースにおける種々の別の作用のためにも必
要であるので、混合物が吸い取られるか、吸い取られないかどうかに関係なく回
転部材を運転したままにする必要がある。それ故、遠心分離機も分離された全て
の固体を含む収集容器も一緒に常に回転されなければならない。排出通路のため
の接続は、それぞれの側方で外側に付加的なスペースを必要とし、このスペース
は特に歯科用の処理ユニットに分離器を組み込む場合にしばしば得られず、ある
いは別の部材の費用だけを工面されることになる。問題は、互いに矛盾する2つ
の作用を満たそうとする中空円筒状の回転部材のための滑りシールリングにも生
じてしまう。滑りシールリングは、一方では、支承部としてできるだけ摩耗しな
い、かつ擦れない材料から成っており、かつ他方ではシール部材として弾性的な
材料から成っている。
変向面を有する駆動されない別のサイクロンを有する空気分離装置が、ヨーロ
ッパ特許第23036号明細書に開示されている。空気から解放された混合物は
1つの容器内に集められ、かつ所定の充
填状態でこの容器から排出通路内に取り付けられた水流ポンプ又は渦巻きポンプ
を介して低圧に抗して後続の逆止弁によって排出される。
ヨーロッパ特許公開第400431号明細書に示された空気分離装置では、回
転する容器が、複数のポンプ羽根を有するフランジを支持しており、これらのポ
ンプ羽根は、容器内で分離された媒体を電磁弁を備えた排出通路内に排出する。
両方の場合には、ケーシングの内部に、例えば、沈殿法又は遠心分離法によっ
て固体及び液体を分離するために、基準圧下にある漆喰皿から別の混合物を供給
するために、あるいは類似のもののために有利である基準圧領域は存在していな
い。
〔発明の開示〕
それ故に本発明の課題は、冒頭で述べた形式の分離器を、できるだけ簡単かつ
スペースを節減して構成され、永続する回転なしにも逆流防止作用が得られるよ
うに改良することである。それ故、本発明による分離器では、流動可能な媒体の
ための出口及び逆流防止装置が振分け要素の周りに配置されており、かつ逆流防
止装置が向心的に、要するに回転軸線に向かって付勢され、かつ排出される媒体
によって押しつけられる。
有利な構成では、逆流防止装置が、ギャップ状の出口に配設された逆止弁装置
によって形成されており、この逆止弁装置は、支持体と、この支持体に配置され
出口をブリッジする弁部材と、出口の別の側に配置された当接部材とを有してい
る。分離器を使用する場合に複数の種々の運転状態が生じ、勿論これらの運転状
態において機能性が認められなければならない。第1の運転状態では、振分け要
素が停止する際に吸い込み装置のスイッチが入れられ、それ故、逆止弁装置が弁
固有の負荷に対して付加的に吸い上げポンプの低圧によって付勢され、その結果
、外側の基準圧領域からの空気流入が確実に阻止される。このような付加的な付
勢は、振分け要素が駆動されている第2の運転状態でも効果的である。混合物が
供給されると、この混合物は半径方向で加速されて、逆止弁装置を通って外方へ
押しつけられる。第3の運転状態では、吸い込み装置のスイッチを切ることがで
き、それにも拘らず、例えば吸い込み空気を含まない漆喰皿から来る混合物が振
分け要素を通って案内される場合に振分け要素を運転させることができる。この
場合、弁固有の閉鎖負荷は、材料を逆止弁装置に押しつけなければならないよう
に考慮されている。このような少なくとも僅かな弁固有の閉鎖負荷は、吸い込み
装置のスイッチを入れる際に空気が基準圧領域から流入しないために必要である
。
シール性は振分け要素の停止時でも回転時でも単独で認められるので、本発明
による分離器はその作用を全ての3つの運転状態で完全に満たすことができる。
回転によって加速される液体固体混合物の通過後に初めて、混合物の通過後に再
び閉鎖する逆流防止装置が開放する。ケーシングの、基準圧下にある環状室内に
流出する媒体は、ここで重量の作用を受けて下方へ流れる。有利には、基準圧領
域の下方部分がホッパ状に構成されており、従って、ケーシングの周面を越えて
突出する接続管片は排除される。
逆止弁装置は、特に、振分け要素を取り囲んでいて弾性材料から成る弁リブ又
は類似のものから成っており、この弁リブは、支持体に取り付けられ、締め付け
られ、連結されており、あるいは支持体
の材料を適当に選ぶ際に先細にされた周面領域を介して支持体に一体成形される
こともできる。弁リブは、有利には截頭円錐状又は円筒状のシールウェブとして
構成されており、シールウェブは、分離された媒体が流出する際にその弾性度に
基づいて拡大される。シールウェブは、有利には、特に弾性的な材料から成る支
持ウェブによって外方へ支持されている。それ故に、両方のウェブは、支持体に
取り付けられ又はそれに一体成形されている一体のリング部材に構成されている
こともできる。
出口及び逆止弁装置は、周面にわたって均一に分配された複数の区分から成っ
ていることもでき、その結果、複数の小さな弁フラップは複数の貫通開口に設け
られており、これらの弁フラップはそれぞればねによって外方から当接部材に付
勢されている。
有利な第1の構成では、出口及び逆止弁装置が、駆動される振分け要素を取り
囲むケーシング固定された仕切り壁に配置されている。これによって、逆止弁装
置は、低圧領域を基準圧領域から区分し、かつ中空室を取り囲み、その直径を出
口に向かって拡大する仕切り壁に定置に位置している。
別の構成では、出口及び逆止弁装置が駆動される振分け要素に配置されている
。発生する遠心力は閉鎖負荷に抵抗し、従って、混合物の流過が簡単になる。外
気の侵入を招いてしまう遠心力による開放しようとする作用を減少するために、
支持ウェブは有利にはC字状であり、かつその凹面側は外方に向いている。この
支持ウェブは、シールウェブの圧着力を外方へそらそうとするので、振分け要素
の回転時に支持ウェブに作用する遠心力に基づいて曲がりてこ作用を導く。混合
物が排出されると、C字状の支持ウェブは内方へ曲がり、
この場合、空気はウェブと支持ウェブとの間に生じる室から支持ウェブにおける
少なくとも1つの孔を通って漏れ出ることができる。場合によっては混合物の通
過を簡単にするために、室が、外方へではなく、通路を介して内方へ低圧領域内
に開放していることができ、従って、この室内にも低圧が生ぜしめられる。通路
は有利には小さな横断面を有しており、かつ正確な作用のために有利であること
が判明した低圧差を得るために場合によっては数回曲げられている。
逆止弁装置が振分け要素と一緒に回転すると、別の構成において弁リブもしく
は弁フラップは、回転時に当接部材へのその押しつけが高められるように僅かに
半径方向平面に向かって傾斜することができる。両方の構成の組合せはやはり考
えられ、即ち、弁リブもしくは弁フラップは、駆動される振分け要素に設けられ
ることができ、かつケーシング固定された当接部材のシール面に当接することが
できる。しかし、弁リブもしくは弁フラップをケーシング固定された仕切り壁に
配置することも、シール面を駆動される振分け要素に設けることも考えられる。
別の有利な構成は、振分け要素として凸状の構造部を有する遠心分離容器を設
けている。この場合、第1の変形実施例では、出口を出口環状ギャップの形状で
最大直径部に設けることができる。これによって、出口の最大の開放横断面が得
られる。このような構成は、ケーシング固定された逆止弁装置のためにも、一緒
に回転する逆止弁装置のためにも適している。しかし、第2の変形実施例では、
振分け要素を遠心分離容器のボスに設けることもでき、この遠心分離容器は基準
圧領域内に配置されている。この場合、このような構成では、出口は入口環状ギ
ャップによって形成されており、この入口
環状ギャップ内に一緒に回転する逆止弁装置が設けられている。逆止弁装置がケ
ーシング固定された仕切り壁に定置に設けられていると、駆動される振分け要素
を羽根車又は類似のものに限定することができ、羽根車の羽根は凸面の外側輪郭
を有している。
別の有利な構成では、ケーシングと振分け要素との間に配置されたシール部材
が、ケーシングに弾性的に支持されていて振分け要素に付勢される少なくとも1
つの滑り部材を有している。これによって、滑りシール部材の両方の作用は分配
されており、かつ滑り部材として特に適する材料から成る滑り支承部を使用する
ことができ、この滑り支承部は、弾性的な材料から成る部材によって付勢される
。
有利な構成では、ケーシングが、中央の、場合によっては振分け要素の駆動軸
を貫通する吸い込み空気出口管を有しており、この吸い込み空気出口管は、特に
螺旋状に案内された混合物入口室によって取り囲まれている。この場合、特に、
振分け要素に、吸い込み空気出口管の延長部で外方へ向かう案内フランジが混合
物のために配置されている。吸い込み空気出口管と案内フランジとの間に、ケー
シングに弾性的に支持される第2の滑り部材を有する第2の滑りシール部材が形
成されている。この場合、第2の滑りシール部材は、混合物入口室から吸い込み
空気出口管への吸い込み空気の直接的な流過を排除する。
この滑りシール部材もしくはそれぞれの滑りシール部材が、特に、半径方向平
面内に位置する圧力面を有している。これによって、滑り部材として擦れない材
料から成るリングが使用され、このリングは、ケーシングに弾性的に懸架される
支持体に配置されている。材料として、例えば、ポリエトラフルオルエチレン、
セラミックなど
が適しており、この場合、遠心分離容器と一緒に回転するシール面を金属リング
に設けることができる。2つの滑りシール部材を有する有利な構成では、有利に
はこれらの滑りシール部材が1つの共通の支持体に懸架されており、この支持体
は吸い込み空気出口管を有している。支持体のこのような構成の弾性的な懸架の
ために、例えば、支持体をケーシングに保持する弾性的なリングが設けられてお
り、かつ遠心分離容器への弾性的な付勢は有利には、ケーシングと支持体との間
に支持されているプレロードをかけられた圧縮ばねを介して行われる。
〔図面の簡単な説明〕
以下に本発明を添付の図面を用いて、それに限定されることなしに詳しく説明
する。但し、図面中:
図1は、本発明の第1実施例の縦断面図を示し、
図2は、第2実施例の縦断面図を示し、
図3は、第3実施例の縦断面図を示し、
図4は、第4実施例の縦断面図を示し、
図5は、第5実施例の縦断面図を示し、
図6は、第6実施例の縦断面図を示し、
図7は、第7実施例の縦断面図を示し、
図8は、第8実施例の縦断面図を示す。
〔発明を実施するための最良の形態〕
分離器は、低圧領域6と基準圧領域7とから成るケーシング1を有しており、
かつこのケーシング内に、モータ2によって駆動され、特に遠心分離容器によっ
て形成される振分け要素4が両方の領域6,7のための分離部材として配置され
ている。低圧領域6には、流動
可能な媒体、例えば、患者の口から吸い取られる液体−固体混合物のための混合
物入口8が開口しており、この場合、分離される吸い込み空気は中央の空気出口
9を介して図示しない低圧源、特に吸い上げポンプまで案内される。遠心分離容
器は、モータ2の駆動軸3に配置されたボス13を有しており、このボスから軸
方向平面で複数の支持ウェブ14が突出している。これらの支持ウェブが2つの
容器区画部26,11を支持しており、これらの容器区画部の間に、低圧領域6
から基準圧領域7への出口5として環状ギャップが設けられている。出口5には
、逆止弁装置10、例えば当接面に向かってプレロードをかけられた弾性材料か
ら成るリング状のリブ、フラップ、エプロン又は類似の弁フラップの形状の一緒
に回転する逆流防止部材が配設されており、この逆流防止部材は、吸い上げポン
プが作動する場合に付加的にその低圧によって閉鎖位置に付勢されている。基準
圧領域7内では、逆止弁装置10を通過する混合物が重力を受けてあらゆる方向
で下方へ流れ、その結果、ケーシング1を越えて側方へ突出する流出通路は必要
でないので極めて緊密な装置が得られる。このためケーシングの直径は、基準圧
領域7の周りを取り囲む環状の収集室29を加えた振分け要素4の直径に制限さ
れる。
図1による構成では、振分け要素4の最大直径部における出口5が、ボス13
から鉢状に延びる第1の下方の容器区画部26と、第2の上方の容器区画部11
との間に形成されている。鉢状の容器区画部26の最大周面に、弾性材料から成
るリング状の弁リブ、弁フラップ又は類似のものが固定されており、これらの部
材の外側縁領域が、弁リブ、弁フラップへ向かって拡大される第2の上方の容器
区画部11の下方縁に当接している。中央の空気出口に向かう案内面及び仕切り
壁として、付加的な空気案内羽根を有しかつやはり支持ウェブ14に固定されて
いるフランジ状の容器区画部12が役立つ。混合物入口8を介して供給された混
合物は、振分け要素4の回転に基づいて有利に分解され、この場合、流動可能な
、特に固体を含む媒体は弁リブもしくは弁フラップに押しつけられ、これによっ
て弁リブもしくは弁フラップが開放されて、流動可能な媒体は基準圧領域7内に
流出される。軽い及び本質的に小さい遠心力にさらされる空気は、分離された容
器区画部12を介して内方へ空気出口9まで吸い込まれ、この場合、吸い上げポ
ンプによって生ぜしめられる低圧は、弁リブもしくは弁フラップを、それが十分
な量の流動可能な媒体によって押されるまで閉鎖状態を保持する。
容器区画部11及び12とケーシング1との間に複数のシール部材15が設け
られており、これらのシール部材は、一方では低圧領域6を基準圧領域7に対し
てシールし、かつ他方では混合物入口8から空気出口9までの直接的な通過をシ
ールする。
基準圧領域7内に流出する媒体は、任意の形式でさらに処理されることができ
る。歯科用の分離器において、有利には第2の遠心分離機17(図2及び図3)
が設けられており、この遠心分離機は、やはりモータ2によって駆動され、かつ
この遠心分離機に別の混合物入口16を介して漆喰皿の排水が供給されることが
できる。遠心分離機17は、含まれた固体を液体から周知の形式で分離し、この
液体は液体出口18を介して遠心分離機を離れる。
図2に示された構成では、振分け要素4が基準圧領域7内に位置する遠心分離
機17の入口に設けられている。低圧領域6から基準
圧領域7への出口5は、入口環状ギャップとして、遠心分離機17内で外方へ案
内される案内面を有するボス13と振分け要素4として役立つ容器区画部11と
の間に設けられており、容器区画部はさらに支持ウェブ4を介してボス13と結
合されている。容器区画部11は、やはり弾性材料から成るリング状の弁リブも
しくは弁フラップによって形成されている逆止弁装置10及びケーシング1に対
するシール部材15を支持している。低圧領域6には、混合物入口8を介して接
線方向で流入する混合物を良好に分離するために変向面19が設けられており、
この変向面はサイクロン作用を生ぜしめ、その結果、分離された空気は空気出口
9を介して吸い取られることができ、これに対して流動可能な媒体はケーシング
1の内壁に沿って下方へ出口5まで流れる。空気出口9の直前においてなお羽根
車20が駆動軸3に固定されており、この羽根車は、流動可能な媒体の残りを分
離しかつ場合によっては泡をも粉砕する。流動可能な媒体のこのような成分は、
開口21によって下方へ流出する。
図3に示す構成では、やはり出口5が振分け要素4の最大直径部に設けられて
おりかつ両方の容器区画部26,11の間の出口環状ギャップ22によって形成
されている。弾性材料から成るリング状の弁リブもしくは弁フラップは、鉢状の
下方の容器区画部26とキャップ状の上方の容器区画部11との間で半径方向平
面内にほぼ延びており、これによってこの構成では排出される材料によって上方
へ押しつけられる。混合物入口8は、中央で振分け要素4の上側に配置されてお
り、かつリング状の空気出口9によって取り囲まれている。これによって、図1
及び図2における両方のシール部材15の代わりに、唯1つのシール部材のみが
ケーシング1と上方の容器
区画部11との間で必要である。フランジ状の空気変向面19はケーシングに固
定されていてかつ上方から振分け要素4まで延びており、この振分け要素の両方
の容器区画部26,11はねじ27あるいは類似のものによって結合されている
。支持ウェブ14の、空気変向面19に隣接する環状領域28は、軟弾性的な材
料から成っている。
図4及び図5による構成でも、振分け要素4と一緒に回転する逆流防止部材が
設けられている。最大直径部に設けられた出口環状ギャップ22は、低圧によっ
て閉鎖位置に付勢されている逆止弁装置10によって閉鎖されている。逆止弁装
置10は、弾性的な材料、例えばエラストマーから成る截頭円錐状に配置された
シールウェブ31を有しており、このシールウェブは斜め外方へ延びていてかつ
キャップ状の上方の容器区画部11に固定されている。シールウェブ31の外側
の縁は、下方の容器区画部26における当接面を押しつけるシールリブ34を形
成する。振分け要素4が回転する際に勿論やはり遠心力にさらされる、その凹面
側が外方へ向かうほぼC字状の支持ウェブ32は、回転時にこれがシールウェブ
31に強化されて押しつけられるので曲がりてこに似たように作用し、その結果
、シールウェブ31の遠心力にも拘らず排出される混合物によって押しつけられ
るに違いない。支持ウェブ32はやはり第2の容器区画部11に固定されており
、従って、シールウェブ31と支持ウェブ32との間に、これらのウェブ31,
32が運動される際に変化される室が閉じ込められている。シールウェブ31は
制限されて運動可能であり、これによって、混合物の付着が排除される。それ故
に、出口環状ギャップ22内に、出口5を閉鎖してしまう材料が堆積さ
れることはない。
図4による構成では、支持ウェブ32が孔33を有しているのでウェブ31,
32の間の室38は外方へ換気されており、従って、室38が変化される場合に
空気は流出及び流入することができる。
図5による構成では、ここでは符号37によって示される室が通路36を介し
て低圧領域と接続されており、その結果、容積変化はやはり妨害されない。付加
的に低圧はC字状の支持ウェブに存在する遠心力に抵抗し、その結果、シールウ
ェブ31もしくはシールリブ34の閉鎖力増大は小さい。両方の場合に、支持ウ
ェブ32は、シールウェブ31が著しく高い吸い込み低圧に基づいて内方へ折り
返されてしまうということを回避する。当接面は、図5による実施例では、やは
りエラストマーから成っていることができる挿入部材に設けられている。
図6による構成は、図1による構成に類似して構成されている。とりわけ、ケ
ーシング1と振分け要素4との間、もしくは低圧領域6と基準圧領域7との間の
シールが異なっている。シール部材15は、半径方向平面内に位置するシール面
45を有しており、かつリング状の滑りリング47、これを保持する支持体39
、及び支持体を振分け要素4に付勢していてケーシング1に支持される圧縮ばね
43から成っている。滑りリング47は、ポリエトラフルオルエチレンのような
擦れないプラスチック、又は振分け要素4の特に金属性の圧着リングに押しつけ
られるセラミック製の材料から成っている。
支持体39は中央の吸い込み空気出口管42の一部分を成しており、かつ混合
物入口室44を吸い込み空気出口管42から分離して
いる。支持体39はケーシング1における弾性的な2つのリング40,41に懸
架されており、従って、支持体は軸方向で任意に配置されていてかつ圧縮ばね4
3によってシール部材15に圧着されることができる。弾性的なリング40,4
1は、ほぼ半径方向平面内に位置しており、この場合、リング40は混合物入口
室44と吸い込み空気出口管42との間の仕切り壁に配置されていて、かつリン
グ42は混合物入口室44と基準圧領域7との間の仕切り壁に配置されている。
図7による構成では、振分け要素4の周りに環状に延びる出口5が、ケーシン
グ固定された仕切り壁23と、振分け要素4を取り囲んでいる底プレート24と
の間に配置されている。振分け要素4は、最大直径部において両方の容器区画部
26,11によって制限された出口環状ギャップ22を有しており、この出口環
状ギャップは、エプロン状に環状に延びていてしかし一緒に回転しない逆止弁装
置10の弁リブによって直接被われている。適当な弾性的な材料から成り、仕切
り壁23に取り付けられ、場合によっては仕切り壁23と一体に構成された弁リ
ブもしくは弁エプロン10は、図示の閉鎖位置で低圧によって底プレート24に
押しつけられる。容器区画部12の変向面19を介して混合物入口8と空気出口
9との間に案内された吸い込み空気流から分離された流動可能な媒体は、弁リブ
もしくは弁エプロンによって破線で示すように外方へ押圧され、従って、媒体は
基準圧領域7の周りで流出することができる。駆動される振分け要素4の下方の
容器区画部26とケーシング1の底プレート24との間に、シールする支承部2
5が設けられている。
図8による構成でも、逆止弁装置10がケーシング固定されて配
置されており、かつケーシング固定された仕切り壁23とカバープレート30と
の間の出口5をブリッジしている。逆止弁装置10は、カバープレート30に締
め付けられた一体のリング部材を有しており、このリング部材はシールウェブ3
1と支持ウェブ32とから成っている。図4及び図5による構成に比べて逆止弁
装置10は一緒に回転せずに、ケーシング固定されているので、図8による構成
における支持ウェブ32は、特に、シールウェブ31の内部への吸い込みを阻止
するために役立つ。さらに、支持ウェブ32の自由端部は、ケーシング1とその
上方部分もしくはカバープレート30との間のシール部材としても役立つ。駆動
される振分け要素4は、ボス13及びリングに制限された下方の容器区画部26
から起立する支持ウェブ14を有しており、この支持ウェブは滑りシール部材1
5を介してカバープレート30に支承されている。支持ウェブ14は、凸面の外
側輪郭を有しており、即ち、最大の直径部は、仕切り壁23におけるシールウェ
ブ31の当接領域の近くで出口5に位置している。支持ウェブ14は、それぞれ
の構成においてシャベル状に曲げられることもできる。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1995年2月22日
【補正内容】
請求の範囲
1.低圧領域では流動可能な媒体が回転され、吸い込み空気から分離され、か
つ閉鎖方向に付勢される逆流防止装置を通って基準圧領域内に排出される形式の
、歯科用の分離器における、搬送される流動可能な媒体、特に患者の口から吸い
取られた液体−固体混合物から、搬送する吸い込み空気を分離するための方法に
おいて、回転によって加速される媒体が、排出方向に抗して付勢される環状の逆
流防止装置を通ってあらゆる方向で外方へ押しつけられることを特徴とする、搬
送される流動可能な媒体から、搬送する吸い込み空気を分離するための方法。
2.低圧領域(6)を有するケーシング(1)と、混合物入口(8)と、吸い上
げポンプに通じる空気出口(9)と、駆動される振分け要素(4)と、閉鎖方向に
付勢される逆流防止装置を備えている基準圧領域(7)内の流動可能な媒体のた
めの出口(5)とを有している形式の、搬送される流動可能な媒体、特に歯の液
体−固体混合物から、搬送する吸い込み空気を分離するための分離器において、
流動可能な媒体のための出口(5)及び閉鎖方向に付勢される逆流防止装置が、
振分け要素(4)の周りに環状に配置されていることを特徴とする、搬送される
流動可能な媒体から、搬送する吸い込み空気を分離するための分離器。
3.逆流防止装置が逆止弁装置(10)によって形成されていることを特徴とす
る請求の範囲第2項に記載の分離器。
4.出口(5)及び逆止弁装置(10)が、駆動される振分け要素(4)を取り囲
むケーシング固定された仕切り壁(23)に配置されていることを特徴とする請求
の範囲第2項に記載の分離器。
5.出口(5)及び逆止弁装置(10)が、駆動される振分け要素(4)と一緒に
回転するように配置されていることを特徴とする請求の範囲第2項または第3項
に記載の分離器。
6.逆止弁装置(10)が、リング状の弁フラップによって形成されていること
を特徴とする請求の範囲第4項または第5項に記載の分離器。
7.弁フラップが、振分け要素(4)の軸線に対してほぼ平行に延びているこ
とを特徴とする請求の範囲第6項に記載の分離器。
8.弁フラップが、半径方向平面内にほぼ位置していることを特徴とする請求
の範囲第6項に記載の分離器。
9.弁フラップが、弾性的な材料から成っていることを特徴とする請求の範囲
第7項または第8項に記載の分離器。
10.逆止弁装置(10)が、振分け要素(4)の周りに分配された複数の弁フラ
ップから成っていることを特徴とする請求の範囲第4項または第5項に記載の分
離器。
11.逆止弁装置(10)が、出口(5)において斜め外方へ延びていてかつ外側
から振分け要素(4)の当接面に付勢される少なくとも1つのウェブ(31)を有
していることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の分離器。
12.逆止弁装置(10)が、弾性的な材料から成る截頭円錐状のウェブ(31)を
有していることを特徴とする請求の範囲第11項に記載の分離器。
13.ウェブ(31)が、弾性的な材料から成る支持ウェブ(32)によって外方へ
支持されていることを特徴とする請求の範囲第11項または第12項に記載の分
離器。
14.支持ウェブ(32)がC字状に構成されており、この場合、その凹面側が外
方へ向いていることを特徴とする請求の範囲第13項に記載の分離器。
15.ウェブ(31)及び支持ウェブ(32)が、支持ウェブ(32)における少なく
とも1つの孔(33)を介して基準圧領域(7)と接続される室(38)を囲んでい
ることを特徴とする請求の範囲第13項または第14項に記載の分離器。
16.ウェブ(31)及び支持ウェブ(32)が、通路(36)を介して低圧領域(6
)と接続される室(37)を囲んでいることを特徴とする請求の範囲第13項また
は第14項に記載の分離器。
17.ウェブ(31)のための当接面が、弾性的な材料から成る部材(35)に構成
されていることを特徴とする請求の範囲第11項から第16項までのいずれか1
記載の分離器。
18.駆動される振分け要素(4)が、低圧領域(6)内に配置されていて凸状の
構造部を有する遠心分離容器によって形成されており、前記の構造部が、最大の
直径部において出口(5)に配設され又は出口(5)を形成する出口環状ギャップ
(22)を有していることを特徴とする請求の範囲第2項から第17項までのいず
れか1記載の分離器。
19.駆動される振分け要素(4)が、基準圧領域(7)内に配置された遠心分離
器(17)のボス(13)に設けられており、かつ出口(5)が遠心分離器(17)に
おける入口環状ギャップを形成していることを特徴とする請求の範囲第2項から
第17項までのいずれか1記載の分離器。
20.ケーシング(1)と駆動される振分け要素(4)との間に、少なくとも1つ
のシール部材(15)が設けられており、このシール部材が、ケーシング(1)に
弾性的に支持されていて振分け要素(4)に付勢される滑り
部材(47)を有していることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の分離器。
21.ケーシング(1)が、吸い込み空気出口管(42)と、この吸い込み空気出
口管(42)を取り囲む混合物入口室(44)とを有していることを特徴とする請求
の範囲第20項に記載の分離器。
22.振分け要素(4)が、吸い込み空気出口管(42)の延長部で外方へ向かう
案内フランジとして混合物のために形成される容器区画部(12)を有しているこ
とを特徴とする請求の範囲第21項に記載の分離器。
23.吸い込み空気出口管(42)と案内フランジとして役立つ容器区画部(12)
との間に、ケーシング(1)に弾性的に支持された第2の滑り部材(48)を有す
る第2のシール部材(15)が設けられていることを特徴とする請求の範囲第21
項または第22項記載の分離器。
24.それぞれのシール部材(15)が、半径方向平面内に位置するシール面(45
)を有していることを特徴とする請求の範囲第20項から第23項までのいずれ
か1記載の分離器。
25.滑り部材(47,48)が、擦れない材料から成るリングによって形成されて
おり、このリングが、ケーシング(1)に弾性的に懸架する支持体(39)に配置
されていることを特徴とする請求の範囲第20項または第23項に記載の分離器
。
26.両方の滑り部材(47,48)が、吸い込み空気出口管(42)を形成している
1つの共通の支持体(39)に配置されていることを特徴とする請求の範囲第25
項に記載の分離器。
27.支持体(39)が、プレロードをかけられた少なくとも1つの圧縮ばね(43
)を介してケーシング(1)に支持されていることを特徴とする請求の範囲第2
5項または第26項に記載の分離器。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(31)優先権主張番号 A1304/93
(32)優先日 1993年7月2日
(33)優先権主張国 オーストリア(AT)
(31)優先権主張番号 A2349/93
(32)優先日 1993年11月19日
(33)優先権主張国 オーストリア(AT)
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),AU,BR,BY,CA,C
N,CZ,FI,HU,JP,KP,KR,NO,NZ
,PL,RU,SK,UA,US
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.低圧領域では流動可能な媒体が回転され、吸い込み空気から分離され、か つ環状の逆流防止装置によって基準圧領域に排出される形式の、歯科用の分離器 における、搬送される流動可能な媒体、特に患者の口から吸い取られた液体−固 体混合物から、搬送する吸い込み空気を分離するための方法において、前記逆流 防止装置が回転中央部に向かって付勢されており、かつ排出される媒体によって 押しつけられることを特徴とする、搬送される流動可能な媒体から、搬送する吸 い込み空気を分離するための方法。 2.低圧領域(6)を有するケーシング(1)と、混合物入口(8)と、吸い上 げポンプに通じる空気出口(9)と、駆動される振分け要素(4)と、基準圧領域 (7)における流動可能な媒体のための逆流防止装置を備えた出口(5)とを有し ている形式の、搬送される流動可能な媒体、特に歯の液体−固体混合物から、搬 送する吸い込み空気を分離するための分離器において、流動可能な媒体のための 出口(5)及び逆流防止装置が、振分け要素(4)の周りに配置されていることを 特徴とする、搬送される流動可能な媒体から、搬送する吸い込み空気を分離する ための分離器。 3.逆流防止装置が逆止弁装置(10)によって形成されていることを特徴とす る請求の範囲第2項に記載の分離器。 4.出口(5)及び逆止弁装置(10)が、駆動される振分け要素(4)を取り囲 むケーシング固定された仕切り壁(23)に配置されていることを特徴とする請求 の範囲第2項または第3項に記載の分離器。 5.出口(5)及び逆止弁装置(10)が、駆動される振分け要素(4)と一緒 に回転するように配置されていることを特徴とする請求の範囲第2項または第3 項に記載の分離器。 6.逆止弁装置(10)が、リング状の弁フラップによって形成されていること を特徴とする請求の範囲第4項または第5項に記載の分離器。 7.弁フラップが、振分け要素(4)の軸線に対してほぼ平行に延びているこ とを特徴とする請求の範囲第6項に記載の分離器。 8.弁フラップが、半径方向平面内にほぼ位置していることを特徴とする請求 の範囲第6項に記載の分離器。 9.弁フラップが、弾性的な材料から成っていることを特徴とする請求の範囲 第7項または第8項に記載の分離器。 10.逆止弁装置(10)が、振分け要素(4)の周りに分配された複数の弁フラ ップから成っていることを特徴とする請求の範囲第4項または第5項に記載の分 離器。 11.逆止弁装置(10)が、出口(5)において斜め外方へ延びていてかつ外側 から振分け要素(4)の当接面に付勢される少なくとも1つのウェブ(31)を有 していることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の分離器。 12.逆止弁装置(10)が、弾性的な材料から成る截頭円錐状のウェブ(31)を 有していることを特徴とする請求の範囲第11項に記載の分離器。 13.ウェブ(31)が、弾性的な材料から成る支持ウェブ(32)によって外方へ 支持されていることを特徴とする請求の範囲第11項または第12項に記載の分 離器。 14.支持ウェブ(32)がC字状に構成されており、この場合、その 凹面側が外方へ向いていることを特徴とする請求の範囲第13項に記載の分離器 。 15.ウェブ(31)及び支持ウェブ(32)が、支持ウェブ(32)における少なく とも1つの孔(33)を介して基準圧領域(7)と接続される室(38)を囲んでい ることを特徴とする請求の範囲第13項または第14項に記載の分離器。 16.ウェブ(31)及び支持ウェブ(32)が、通路(36)を介して低圧領域(6 )と接続される室(37)を囲んでいることを特徴とする請求の範囲第13項また は第14項に記載の分離器。 17.ウェブ(31)のための当接面が、弾性的な材料から成る部材(35)に構成 されていることを特徴とする請求の範囲第11項から第16項までのいずれか1 記載の分離器。 18.駆動される振分け要素(4)が、低圧領域(6)内に配置されていて凸状の 構造部を有する遠心分離容器によって形成されており、前記の構造部が、最大の 直径部において出口(5)に配設され又は出口(5)を形成する出口環状ギャップ (22)を有していることを特徴とする請求の範囲第2項から第17項までのいず れか1記載の分離器。 19.駆動される振分け要素(4)が、基準圧領域(7)内に配置された遠心分離 器(17)のボス(13)に設けられており、かつ出口(5)が遠心分離器(17)に おける入口環状ギャップを形成していることを特徴とする請求の範囲第2項から 第17項までのいずれか1記載の分離器。 20.低圧領域(6)と基準圧領域(7)とに分割されているケーシング(1)を 備えており、さらに基準圧領域に(7)に流動可能な媒体のための出口(5)を備 えている駆動される振分け要素(4)を有しており、この場合、低圧領域(6)が 混合物入口(8)と吸い込みポンプに通じる空気出口(9)と を有しており、かつ基準圧領域(7)から、ケーシング(1)と駆動される振分け 要素(4)との間のシール部材(15)並びに流動可能な媒体のための出口(5)に 配設された逆流防止装置を通って分離されている形式の、搬送される流動可能な 媒体、特に歯の液体−固体混合物から、搬送する吸い込み空気を分離するための 、特に請求項2記載の分離器において、シール部材(15)が、ケーシング(1) に弾性的に支持され振分け要素(4)に付勢される滑り部材(47)を有している ことを特徴とする、搬送される流動可能な媒体から、搬送する吸い込み空気を分 離するための分離器。 21.ケーシング(1)が、吸い込み空気出口管(42)と、この吸い込み空気出 口管(42)を取り囲む混合物入口室(44)とを有していることを特徴とする請求 の範囲第20項に記載の分離器。 22.振分け要素(4)が、吸い込み空気出口管(42)の延長部で外方へ向かう 案内フランジとして混合物のために形成される容器区画部(12)を有しているこ とを特徴とする請求の範囲第21項に記載の分離器。 23.吸い込み空気出口管(42)と案内フランジとして役立つ容器区画部(12) との間に、ケーシング(1)に弾性的に支持された第2の滑り部材(48)を有す る第2のシール部材(15)が設けられていることを特徴とする請求の範囲第21 項または第22項に記載の分離器。 24.それぞれのシール部材(15)が、半径方向平面内に位置するシール面(45 )を有していることを特徴とする請求の範囲第20項から第23項までのいずれ か1記載の分離器。 25.滑り部材(47,48)が、擦れない材料から成るリングによって形成されて おり、このリングが、ケーシング(1)に弾性的に懸架する支持体(39)に配置 されていることを特徴とする請求の範囲第20項 または第23項に記載の分離器。 26.両方の滑り部材(47,48)が、吸い込み空気出口管(42)を形成している 1つの共通の支持体(39)に配置されていることを特徴とする請求の範囲第25 項に記載の分離器。 27.支持体(39)が、プレロードをかけられた少なくとも1つの圧縮ばね(43 )を介してケーシング(1)に支持されていることを特徴とする請求の範囲第2 5項または第26項に記載の分離器。
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