JPH08507173A - サイクロトロン、磁気コイルおよび付随した製造方法 - Google Patents

サイクロトロン、磁気コイルおよび付随した製造方法

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JPH08507173A JP7517607A JP51760795A JPH08507173A JP H08507173 A JPH08507173 A JP H08507173A JP 7517607 A JP7517607 A JP 7517607A JP 51760795 A JP51760795 A JP 51760795A JP H08507173 A JPH08507173 A JP H08507173A
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Abstract

(57)【要約】 サイクロトロン(10)は内部に空洞部(28)を形成した戻しヨーク(12)を含む。「丘」(29)と呼ばれる複数個のくさび形領域が戻しヨーク(12)内に配置され、かつ「谷」と呼ばれる空隙が丘(29)の間に形成されている。単一の実質的に円形の磁気コイル(40)が丘(29)および谷(34)を包囲しかつ軸線方向に架橋している。このサイクロトロン磁気コイル製造方法は連続した1本のシート導体の第1端部を実質的に円形のベースに固定し、そして向かい合った側に熱硬化性樹脂がコーティングされた1本の絶縁材の第1端部をシート導体の第1端部とベースとの間に位置決めする工程を含む。その後、1本のシート導体および1本の絶縁材がベースのまわりに巻き付けられ、そして磁気コイルが熱硬化性樹脂を流動化させかつシート導体の隣接した巻回部を湿潤させるために十分な温度まで加熱される。

Description

【発明の詳細な説明】 サイクロトロン、磁気コイルおよび付随した製造方法 技術分野 本発明はサイクロトロンおよび付随した磁気コイルならびにコイル製造方法に 関する。この特定の発明においては、サイクロトロンは本発明の方法により製造 された単一の磁気コイルを利用している。 背景技術 現代のサイクロトロンは加速された粒子ビームの垂直の寸法をサイクロトロン 磁石の磁極の内部に拘束するための「セクター収束」(“sector foc ussing”)と呼ばれている概念を使用している。 磁極は磁束が最も集中した「丘」として一般に知られている少なくとも3個の くさび形部分を含む。これらの丘は磁気ギャップがより広い「谷」として一般に 呼ばれている領域により隔離されている。磁気ギャップが広い結果、谷における 磁束密度または場の強さが丘における磁束密度または場の強さと比較して減少し ている。 ビームの垂直収束は谷の場に対する丘の場の比率が大きいために高められ、こ の比率が大きい程、中央平面に近いビームを抑制する傾向がある力が強くなる。 また、抑制がよりきびしい程、ビームが磁石の磁極面と衝突するおそれを生ずる ことなく、磁気ギャップを(原則として)より小さくすることができる。 これは磁気ギャップ内の所定量の磁束に対して小さいギャップを有する磁石が 大きいギャップを有する磁石よりも励磁のために必要な電力が小さくなるので重 要である。 「隔離されたセクターサイクロトロン」に限定する場合には、各々の丘セクタ ーはそれ自体のギャップ、磁極、戻し/支持ヨークおよび励磁コイルを有する完 成した別個の孤立した磁石である。これを実行(implementation )する場合においては、谷は単に磁石用鋼を含まない大きい空洞空間である。本 質的にすべての磁束は丘に集中し、谷には磁束が殆ど集中していない。 隔離されたセクター構成は、きびしい垂直収束を付与する以外に、加速電極お よびその他の装置を谷を含む大きい空洞空間内に便利良く配置することができる 。 さらに最近に至り、超伝導磁石技術がサイクロトロンに応用されてきた。超伝 導サイクロトロン設計においては、谷もまた内部に加速電極およびその他の装置 を便利に配置することができる大きい空洞空間である。超伝導サイクロトロンの ための磁石の励磁は、通常、丘および谷を取り囲む単一の一対の超伝導磁気コイ ルにより行われる。共通の戻し/支持ヨークが励磁コイルおよび磁極を包囲して いる。 所定の加速半径に対して、この構成により、隔離されたセクター構成よりもは るかにコンパクトでありかつ効率的な構成が得られる。 超伝導サイクロトロンの比較的によりコンパクトでありかつ効率的な実施を組 み合わせた隔離されたセクターサイクロトロンの大きい丘から谷までの場の比率 が国際特許PCT/BE86/00014号明細書に開示された非超伝導性の「 深い谷を有する」(“deep valley”)磁石構成において具体化され ている。 「深い谷を有する」サイクロトロン構成により比較的に低く励磁された高い値 の磁界が得られるのに対して、2個の磁気コイルを利用しなければならない点に おいて固有の非能率を有し、そして慣用のコイルの設計は「深い谷を有する」サ イクロトロン構成の固有の効率を十分に利用していない。この点については、巻 線の内部からの熱を除去するように水冷を可能にするために、慣用の磁気コイル が代表的には絶縁された中空コア(hollow core)導体を使用して巻 き付けられている。このような導体を利用するコイルにおける導体充填率(総容 積に対する導体の容積の比率)は一般に50%よりも低く、その結果電気抵抗が 高くなり、所用電力が比較的に高くなり、従って巻線からより多量の熱が除去さ れねばならない。そのうえ、磁気コイルのために一般に使用されている中空コア 導体は必要な長さの部品を構成するために注意深く結合しかつ絶縁材を巻き付け なければならない短い部材においてのみ一般的に入手される。その作業は耐久力 のある電気的な完全性および機械的な完全性を有する漏洩の無い接続を保証する ために注意深く行われかつ細心に照合されなければならない。巻線が完成した後 、 コイルは安定性および耐久性を保証するためにエポキシ内での真空注封により、 または真空ワニス含浸により一般に硬化される。従って、総体的な方法が長く、 多大な労働力を要しかつ高価である。 それゆえに、本発明の一つの目的はより大きいエネルギ効率を得るために単一 の磁気コイルを使用するサイクロトロンを提供することにある。 本発明の別の一つの目的は電気抵抗が低く、従って必要電力が低いサイクロト ロンのための磁気コイルを提供することにある。 本発明のさらに別の一つの目的は高い導体充填率を有しかつ高い熱伝導率を有 する巻線が組み込まれたサイクロトロンのための磁気コイルを提供することにあ る。 本発明のさらに別の一つの目的は所用時間がより短く、必要な労働力がより少 なく、かつ従来利用された製造方法よりもコストがより少ない磁気コイル製造方 法を提供することにある。 発明の開示 その他の目的および利点はサイクロトロンおよび付随した磁気コイルならびに コイル製造方法を提供する本発明により達成される。本発明のサイクロトロンは 内部に空洞部を備えた戻しヨークと、戻しヨークの内部に「丘」として一般に呼 ばれている少なくとも三つの領域とを備えている。各々の丘は加速した粒子ビー ムを受容するための第1エアギャップにより隔離された上側丘部分および下側丘 部分を形成している。これらの丘はそれらの間の「谷」として一般に呼ばれてい る空洞部を提供するように選択的に隔離され、これらの谷はさらに丘部分の間に 形成されたエアギャップよりも広い幅を有するエアギャップを形成している。本 発明のサイクロトロンの磁気コイルは実質的に円形でありかつ上側丘部分および 下側丘部分とそれらの間のエアギャップと谷とを含む丘を包囲している。さらに 、コイルはサイクロトロンからの粒子ビームの出射(exiting)を受容す るためにコイルを通して延びる少なくとも一個のビーム出射穴を形成している。 本発明のサイクロトロン磁気コイル製造方法は連続した1本のシート導体の第 1端部を実質的に円形のベース部材またはスプールに固定し、そして1本の絶縁 材にして、向かい合う側が絶縁材でコーティングされた絶縁材の第1端部を前記 の1本のシート導体の第1端部とベース部材との間に位置決めすることを含む。 好ましい実施例においては、絶縁材は重合体フィルムを含み、かつ接着剤は熱硬 化性樹脂を含む。その後、1本のシート導体および1本の絶縁材はベース部材の まわりに巻き付けられ、そして磁気コイルが熱硬化性樹脂を流動化させかつシー ト導体の隣接した巻回部を湿潤させるために十分な温度まで加熱される。その後 、コイルは冷却され、その結果熱硬化性樹脂が硬化して、シート導体の隣接した 巻回部をそれらの間に介在した絶縁材で接着する。 図面の簡単な説明 本発明の前述した特徴は図面と一緒に読まれる本発明の以下の詳細な説明から さらに明瞭に理解されよう。図面において、 第1図は本発明のサイクロトロンを断面で示した平面図を例示している。 第2図は本発明のサイクロトロンを断面で示した側面図を例示している。 第3図は本発明のサイクロトロンの磁気コイルを部分的に断面で示した平面図 を例示している。 第4図は本発明のサイクロトロンの磁気コイルの側面図を例示している。 第5図は本発明のサイクロトロンの磁気コイルを断面で示した部分側面図を例 示している。 第6図は本発明のサイクロトロンの磁気コイルの部分側面図を例示している。 第7図は本発明のサイクロトロンの磁気コイルの部分側面図を例示している。 第8図は本発明のサイクロトロンの磁気コイルを断面で示した部分平面図を例 示している。 発明を実施するための最良の方式 本発明の種々の特徴が組み込まれたサイクロトロンの全体を図面において10 で例示してある。サイクロトロン10は強磁性体材料、例えば、鋼から製造され た戻しヨーク12を含む。戻しヨーク12は上側ヨーク部分14および下側ヨー ク部分16をそれぞれ形成している。好ましい実施例においては、ヨーク部分1 4および16は軸線18に関して共軸をなして配置されかつ中央平面20(第2 図参照)に平行に配置されかつ中央平面20から選択的に隔置された円板形部材 である。戻しヨーク12もまたヨーク部分14および16の選択的間隔を維持し かつ磁束の所望の戻りを保証するようにこのような上側ヨーク部分14および下 側ヨーク部分16の周囲に最も近い上側ヨーク部分14および下側ヨーク部分1 6の間に固定されたさらに1個のヨーク部分22を含む。 さらに1個のヨーク部分22は、第2図に最良に例示したように、少なくとも 1個のビーム出射口を備え、そして好ましい実施例においては、サイクロトロン からの粒子ビームの出射を受容するために1対の相対して配置されたビーム出射 口24および26を備えている。例示した好ましい実施例においては、さらに1 個のヨーク部分22が上側ヨーク部分14と下側ヨーク部分16との間に延びる 一体に構成された円筒形部分を形成している。しかしながら、さらに1個のヨー ク部分22は、もしも所望されれば、複数個のさらに別個のヨーク部分を形成す ることができ、これらのヨーク部分の間には粒子ビームの出射を受容するために スペースが残されている。 戻しヨーク12の内部には、少なくとも3個のくさび形領域が形成され、そし て例示した好ましい実施例においては、「丘」29と一般に呼ばれている4個の 実質的に方位角に関して対称のくさび形領域が形成されている。丘29は上側丘 部分30と下側丘部分30´とを含み、かつ好ましくは、粒子ビームの通過を可 能にするためにまさに十分に広い丘部分30および30´の間にエアギャップ3 2を形成している。好ましい実施例においては、第2図に例示したように、丘部 分30および30´が上側ヨーク部分14および下側ヨーク部分16と一体に形 成されている。しかしながら、もしも所望されれば、別個に形成された丘部分を 使用することができ、このような丘部分はヨーク部分14および16に機械的に 固定されている。 丘29の間には「谷」34と一般に呼ばれている空隙または間隙が形成され、 そして第1図および第2図に例示したように谷34が加速電極38の取付けを可 能にする。谷34においては、エアギャップ36が形成されている(第2図参照 )。エアギャップ36は対向した丘部分30および30´の間のエアギャップ3 2よりも実質的に広く形成されている。この点については、丘部分30および3 0´の間のエアギャップ32に対する谷34におけるエアギャップ36の軸線方 向寸法の比率は大きい。この比率は例えば、5ないし10またはそれ以上の程 度である。丘から谷までの磁界の強さの比率はギャップの寸法の比率に対して逆 比例して(一次に対して)変化する。従って、動作中、磁界または磁束密度は丘 30および30´の間のエアギャップ32においてエアギャップ36よりも実質 的に大きい。エアギャップ32内の磁束が集中した結果、比較的に低い励磁を有 する高い値の磁界が得られる。 複数個の磁気コイルが組み込まれた慣用のサイクロトロンと異なり、サイクロ トロン10においては、単一の磁気コイル40が丘29および谷34を包囲して いる。この点について、好ましい実施例においては、磁気コイル40は実質的に 円形であり、かつヨーク部分14および16の間の距離を実質的にまたがる高さ または軸線方向の寸法を規定し、従って、磁気コイル40の軸線方向の寸法は丘 部分30および30´の軸線方向の寸法およびそれらの間のエアギャップ32と 実質的に同じである。 さらに明確に述べると、好ましい実施例においては、磁気コイル40は上側ヨ ーク部分14と下側ヨーク部分16との間に延びかつコイル巻線43を受け入れ る実質的に円形のベース部材42を含む。ベース部材42およびヨーク部分14 ならびに16は、例示したように、内部に丘部分30、30´および谷34、3 4´が配置されたサイクロトロン10の真空室44を協働して形成し、それによ りヨーク部分14および16の間に別個の真空室壁部を設ける必要を回避してい る。 磁気コイル40のコイル巻線43は、第3図ないし第8図に最良に例示したよ うに、シート導体46の連続した巻線、例えば、コイルの巻回部の間に電気絶縁 層として連続した1本のシート絶縁材48を有する銅製シート導体を含む。絶縁 材48は、好ましくは、高温の高い絶縁耐力を有する重合体フィルム、例えば、 デュポン社により製造されたカプトン(kapton)である。しかしながら、 種々のその他の絶縁材を使用することができることが意図されている。絶縁材4 8には、以下に詳細に述べるように、その上面49および下面51の両方の上に それぞれ接着剤またはボンディング材料のコーティングが組み込まれ、このコー ティングはシート導体46の巻回部を絶縁材48の間に接着する作用をする。好 ましい実施例においては、ボンディング材料は高温熱硬化性樹脂、例えば、3M コーポレーションにより製造されたNO.2290である。 サイクロトロン10においては、本質的な装置、例えば、イオン源、ビームエ キストラクタ、真空ポンプ開口部等(図示せず)が例えば戻しヨーク12に設け られた例示した軸線導管50または50´を通して軸線方向に導入され、従って これらの構成部分は磁気コイルを挿入する必要がない。しかしながら、サイクロ トロン外にエネルギ粒子のビームを輸送するために、1個またはそれ以上のビー ム出射穴52が磁気コイル40に設けられている。第1図に例示したように、粒 子ビームの出射を受容するために、ビーム出射穴52はさらに1個のヨーク部分 22のビーム出射口24および25と整合している。 本発明のコイル製造方法によれば、コイル40はシート導体46の第1端部5 3をベース部材42に固定することにより構成されている。この点について、こ の方法の好ましい適用においては、接地母線部材54がベース部材42に固定さ れ、接地母線部材54は好ましくは銅から製造されている。その後、シート導体 46の第1端部53は、第6図に例示したように、接地母線部材54にはんだ付 けされるか、または別の方法で接地母線部材54に固定されている。絶縁材48 (絶縁材の両側は接着材によりコーティングされている)の第1端部56は、第 6図に例示したように、シート導体46とベース部材42との間に介在されてい る。下方に絶縁材48が配置されたシート導体46はその後選択された巻回数だ けベース部材42のまわりに巻き付けられる。絶縁材48の成端部分58は、第 7図に例示したように、シート導体46の成端部55を越えて延びて、成端部5 5と下方に配置されたコイルの巻回部のシート導体46との接触を回避している 。 巻付け操作が完了した後、もしも絶縁材をコーティングするために使用された 接着材が好ましい高温熱硬化性樹脂であれば、コイル40は樹脂を流動化させか つシート導体46の隣接した巻回部を湿潤状態に保つために該コイルを十分に高 い温度まで加熱することにより「硬化」される。この加熱操作はコイル40を熱 ブランケットで被覆しかつ水冷が行われない場合に電力を供給して、それにより コイルを樹脂の硬化温度まで加熱することにより行うことができる。その後、コ イル40が冷却され、それにより樹脂を硬化させ、それによりシート導体46の 巻回部をそれらの間に配置された絶縁材48と一緒に接着させる。樹脂の湿潤お よび接着作用はシート導体46の巻回部を固定する作用を行うのみでなく、また コイル全体にわたって高い熱伝導率が得られる。 樹脂が硬化された後、少なくとも1個のビーム出射口52がコイル42内に所 定の軌道に沿ってあけられ、粒子ビームの出射を受容する。穿孔作業から生じた 巻回部と巻回部との間の短絡は穿孔後にシート導体材料を化学的にエッチングす ることによりなくされ、それにより穿孔操作により露出されたシート導体の各々 の層の端縁が絶縁材48の隣接した層の後方に配置される。 上記の説明に鑑み、本発明のサイクロトロンおよび付随した磁気コイルが従来 技術に優る大きい利点を提供することが認識されよう。広いシート導体46(こ のようなシート導体は実質的には磁極(丘部分30、30´)の幅にエアギャッ プ32を加えたものと等しい)が薄い重合体フィルム絶縁材48と共に非常に高 い導体充填率を得ることを可能にする。これは磁石励磁のアンペア回数の所定数 に対してこのコイルが従来技術のコイルよりも実質的に低い電気抵抗を有するこ とができることを意味する。これはまた必要な電力量が低くなることを意味する 。さらに、必要電力量が低くなることはコイルの内部から除去しなければならな い熱量がより少なくなることを意味する。その結果、冷却の目的のために、コイ ルの周囲に簡単な水で冷却されるジャケットを設ければ一般に十分である。 また、本発明のコイル製造方法は従来技術に優る大きい利点を有している。こ の方法は連続した長い複数本のシート導体および絶縁材を利用することにより比 較的に短い部材の中空コア導体および絶縁体を結合する必要を回避している。そ の結果、磁気コイル40を一つの連続自動操作で巻くことができる。さらに、コ イル絶縁材には、容易に硬化される熱硬化性樹脂が組み込まれ、それにより接着 操作を簡素化しかつコイルの熱伝導率を高めることができる。 上記の説明に鑑み、本発明が従来技術に優る大きい利点を有するサイクロトロ ンおよび付随した磁気コイルならびにコイル製造方法を提供することが理解され よう。しかしながら、好ましい一実施例を図示しかつ説明したが、本発明をこの ような開示内容に制限する意図はなく、むしろ添付した請求の範囲に規定された 本発明の精神および範囲に該当するすべての変型および代替構造ならびに代替方 法の適用を網羅することが意図されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピッカー,フランク アメリカ合衆国 37830 テネシー州オー ク リッジ,ノルマンディー ロード 117

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.サイクロトロンにして、 内部に空洞部を備えた戻しヨークと、 前記戻しヨークの内部の複数個の丘領域とを備え、前記丘領域の各々は粒子ビ ームの出射を受容するための第1エアギャップにより隔離された上側丘部分およ び下側丘部分を形成し、前記丘領域は前記第1エアギャップよりも大きい幅を有 するさらに別のエアギャップを形成するそれらの間に谷領域を提供するように選 択的に隔置され、さらに、 前記丘領域および前記谷領域を包囲する実質的に円形の磁気コイルを備えてい るサイクロトロン。 2.請求の範囲第1項に記載のサイクロトロンにして、前記戻しヨークが上側 ヨーク部分と前記上側ヨーク部分から選択的に隔置された下側ヨーク部分とを含 み、かつ前記磁気コイルが前記上側ヨーク部分と前記下側ヨーク部分との間の距 離を実質的にまたがる軸線方向の寸法を形成しているサイクロトロン。 3.請求の範囲第1項に記載のサイクロトロンにして、前記磁気コイルがシー ト導体の巻線を含み、前記シート導体の巻回部の間にシート絶縁材が配置されて いるサイクロトロン。 4.請求の範囲第1項に記載のサイクロトロンにして、前記磁気コイルがシー ト導体の連続した巻線を形成するコイル巻線を含み、連続した1本のシート絶縁 材が前記シート導体の巻回部の間に配置されているサイクロトロン。 5.請求の範囲第2項に記載のサイクロトロンにして、前記磁気コイルがシー ト導体の連続した巻線を形成するコイル巻線を含み、連続した1本のシート絶縁 材が前記シート導体の巻回部の間に配置されているサイクロトロン。 6.請求の範囲第3項に記載のサイクロトロンにして、前記シート絶縁材が接 着剤でコーティングされた向かい合った面を形成しているサイクロトロン。 7.請求の範囲第4項に記載のサイクロトロンにして、前記シート絶縁材が接 着剤でコーティングされた向かい合った面を形成しているサイクロトロン。 8.請求の範囲第7項に記載のサイクロトロンにして、前記シート絶縁材が重 合体フィルムであるサイクロトロン。 9.請求の範囲第7項に記載のサイクロトロンにして、前記接着剤が熱硬化性 樹脂であるサイクロトロン。 10.請求の範囲第7項に記載のサイクロトロンにして、前記シート絶縁材が 重合体フィルムであり、かつ前記接着剤が熱硬化性樹脂であるサイクロトロン。 11.請求の範囲第1項に記載のサイクロトロンにして、前記コイルが前記サ イクロトロンからの粒子ビームの出射を受容するために前記コイルを通して延び る少なくとも1個のビーム出射穴を形成しているサイクロトロン。 12.請求の範囲第10項に記載のサイクロトロンにして、前記コイルが前記 サイクロトロンからの粒子ビームの出射を受容するために前記コイルを通して延 びる少なくとも1個のビーム出射穴を形成しているサイクロトロン。 13.サイクロトロンのための磁気コイルにして、前記コイルがベース部材と 前記ベース部材のまわりに配置されたシート導体の連続した巻線とを備え、連続 した1本のシート絶縁材が前記シート導体の巻回部の間に配置されているサイク ロトロン。 14.請求の範囲第13項に記載のサイクロトロンにして、前記シート絶縁材 が接着剤でコーティングされた向かい合った面を形成しているサイクロトロン。 15.請求の範囲第13項に記載のサイクロトロンにして、前記シート絶縁材 が重合体フィルムであるサイクロトロン。 16.請求の範囲第14項に記載のサイクロトロンにして、前記接着剤が熱硬 化性樹脂であるサイクロトロン。 17.請求の範囲第14項に記載のサイクロトロンにして、前記シート絶縁材 が重合体フィルムであり、かつ前記接着剤が熱硬化性樹脂であるサイクロトロン 。 18.請求の範囲第13項に記載のサイクロトロンにして、前記コイルが前記 サイクロトロンからの粒子ビームの出射を受容するために前記コイルを通して延 びる少なくとも1個のビーム出射穴を形成しているサイクロトロン。 19.請求の範囲第17項に記載のサイクロトロンにして、前記コイルが前記 サイクロトロンからの粒子ビームの出射を受容するために前記コイルを通して延 びる少なくとも1個のビーム出射穴を形成しているサイクロトロン。 20.サイクロトロンのための磁気コイルにして、前記サイクロトロンが内部 に空洞部を備えた戻しヨークと前記戻しヨークの内部の複数個の丘部分とを有し 、前記丘部分の各々が粒子ビームを射出可能にするための第1エアギャップによ り隔離された上側丘部分および下側丘部分を形成し、前記丘部分が前記エアギャ ップよりも大きい幅を有するさらに別のエアギャップを形成するそれらの間に谷 領域を提供するように選択的に隔置され、前記磁気コイルが 前記サイクロトロンの前記丘部分および前記谷部分を包囲しかつ前記丘部分お よび前記谷部分を実質的にまたがるための軸線方向の寸法を形成し、前記コイル が前記サイクロトロンからの粒子ビームの出射を受容するために前記コイルを通 して延びる少なくとも1個のビーム出射穴を形成しているサイクロトロンのため の磁気コイル。 21.サイクロトロンのための磁気コイルを製造するための磁気コイル製造方 法にして、前記方法が 1本のシート導体の第1端部を実質的に円形のベース部材に固定し、 向かい合った側に接着剤がコーティングされた1本の絶縁材の第1端部を前記 の1本のシート導体の前記第1端部と前記ベース部材との間に位置決めし、そし て 前記の1本のシート導体および前記の1本の絶縁材を前記ベース部材のまわり に巻き付ける諸工程を含む磁気コイル製造方法。 22.請求の範囲第21項に記載のコイル製造方法にして、前記方法が前記コ イルを通して少なくとも1個のビーム出射穴をあけるコイル製造方法。 23.サイクロトロンのための磁気コイルを製造するための磁気コイル製造方 法にして、前記方法が 連続した1本のシート導体の第1端部を実質的に円形のベース部材に固定し、 向かい合った側に接着剤がコーティングされた1本の絶縁材の第1端部を前記 の1本のシート導体の前記第1端部と前記ベース部材との間に位置決めし、前記 絶縁材は重合体フィルムからなり、かつ前記接着剤は熱硬化性樹脂からなり、 前記の1本のシート導体および前記の1本の絶縁材を前記ベース部材のまわり に巻き付け、 前記磁気コイルを前記熱硬化性樹脂を流動化させかつ前記シート導体の隣接し た巻回部を湿潤させるために十分な温度まで加熱し、 前記熱硬化性樹脂を冷却し、それにより前記熱硬化性樹脂が硬化し、そして前 記シート導体の隣接した巻回部をそれらの間に介在した前記絶縁材と接着させる 諸工程を含む磁気コイル製造方法。 24.請求の範囲第23項に記載のコイル製造方法にして、前記方法が前記コ イルを通して少なくとも1個のビーム出射穴をあけるさらに一つの工程を含むコ イル製造方法。 25.請求の範囲第24項に記載のコイル製造方法にして、前記方法が前記ビ ーム射出穴と衝接する前記シート導体の端縁を化学的にエッチングして、それに より前記ビーム出射穴と衝接する前記シート導体の前記端縁が前記絶縁材の隣接 した層の後方に位置しているコイル製造方法。
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