JPH08507030A - ランプシステム - Google Patents

ランプシステム

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JPH08507030A
JPH08507030A JP6517975A JP51797594A JPH08507030A JP H08507030 A JPH08507030 A JP H08507030A JP 6517975 A JP6517975 A JP 6517975A JP 51797594 A JP51797594 A JP 51797594A JP H08507030 A JPH08507030 A JP H08507030A
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    • B64C1/22Other structures integral with fuselages to facilitate loading, e.g. cargo bays, cranes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
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Abstract

(57)【要約】 第1実施例のランプシステム(10)は、ピッチ移動及びロール移動の両方が可能であるようにスピンドル(24)によって相互連結された前ランプ区分(12)及び後ランプ区分(14)を有する。前区分は、航空機に対してピッチ移動できるように航空機の開口部のところで航空機構造にヒンジ連結されている。前区分及び後区分は、一組の液圧アクチュエータ(22)によって、制御された態様で移動され、これらのアクチュエータは、更に、これらの区分を所望の位置に固定する。一組のローラ(26)及び湾曲した軌道(28)が前区分及び後区分の隣接部分に設けられている。ローラ及び軌道は、前区分と後区分とをしっかりと相互連結し、後区分が前区分に対してヨー移動しないようにする。後区分を前区分に対して回転させることによって後区分を迅速に且つ簡単に外すことができ、これによって、航空機に別の機能を提供するようになった別の後区分と相互交換できる。第2実施例(110)は、ランプ(114)が航空機構造(116)にスピンドル(124)及び組をなしたローラ(126)及び軌道(128)で直接連結されており、ランプ(114)を航空機構造(116)から取り外して他のランプと相互交換できるということを除くと、本質的には第1実施例と同じである。

Description

【発明の詳細な説明】 ランプシステム 発明の背景 本発明はランプ(ramp)に関し、更に詳細には、空中給油機能及び貨物輸送機 能といった多くの機能を航空機に備えるのに使用する貨物用ランプに関する。 飛行中に燃料を他の航空機に移送する能力を持つ最新の航空機は、一般的には 、永久的に設置された燃料タンクシステム及び燃料移送システムを使用する。こ れらの「タンカー」航空機は、プローブ−ドロウグ(prove and drogue)システ ム又はブーム(boom)システムの二つの燃料移送システムのうちのいずれかを使 用する。プローブ−ドロウグシステムは、レシーバードロウグを端部に備えた可 撓性ホースを使用する。タンカー航空機は、このホースを後方に引きずるのであ る。燃料を受け入れる航空機即ちレシーバー航空機は、ドロウグの接手と係合す るプローブを使用する。係合がなされると、燃料をレシーバー航空機に圧送する 。このシステムは、タンカー航空機の大型のリールにホースを巻き取ることによ って引っ込められる。ブームシステムは、一端がタンカー航空機の後端にヒンジ 連結された入れ子式の剛性ブームを使用する。ブームの位置は、ブームに取り付 けられた空力学的表面によって制御される。ブームの末端に設けられた接手は、 レシーバー航空機のソケットと係合し、燃料を移送するこのシステムは、ブーム を最小長さに入れ子式に引っ込めて航空機の尾部の下側に持ち上げることによっ て引っ込められる。幾つかのタンカー航空機は、輸送機を改造したものであり、 これを輸送機に戻すこともできるが、改造プロセスには非常に時間がかかり、実 際には行われない。更に、幾つかのタンカー航空機は貨物及び燃料の両方を同時 に運ぶことができ、又は燃料だけ、又は貨物だけを運ぶことができるが、このよ うな航空 機は、短い又は設備の整っていない飛行場では作動できない。更に、これらの航 空機は、輸送機として機能するためのいろいろな種類の材料取扱い器具を必要と し、トラックのような大型の積荷を取扱うことができない。タンカー航空機に改 造した他の輸送機は、プローブ−ドロウグ式の給油作業を行うことができるが、 ブーム式の給油作業を行うことはできない。 種々の軍事作戦では、タンカー航空機及び輸送機に対する需要が様々に変化す る。或る場合には、輸送機に対する需要が高く、タンカー航空機に対する需要が 低く、また或る場合にはこの逆となる。こうした需要の変化の期間は非常に短い 。従って、こうした需要を必要な期間内に満たすことは困難であり、その結果、 軍事作戦をうまく行うことができなくなる。 幾つかの従来技術の航空機では、航空機を多くの種々の種類及び大きさの積荷 に適合できるように、航空機の基本的フレーム構造に種々の相互交換可能な区分 が組み込んであり、そのため、このような航空機では、多くの種々のミッション を最もよく実行できる。このような従来技術の航空機の例がマッコーマンに賦与 された米国特許第4,449,679号に開示されている。しかしながら、マッ コーマンの発明は、2テールブーム型航空機にしか適用できなかった。更に、航 空機から取り外すことができない部分は、貨物用ランプとして機能できず、積込 み用プラットホーム、積込み用トラック等を受け入れるためにピッチ(pitch) 又はロール(roll)で回転できない。 他の従来技術の航空機は、取り外し自在の貨物用床部を有し、この床部は、貨 物の積卸し時間を短くするため、貨物を予め積み込んだ貨物パレットとして機能 できる。このような従来技術の航空機の一例が、タイドンに賦与された米国特許 第2,876,969号に開示されている。タイドンの特許には、迅速に取り外 すことのできる航空機用床部が開示されており、この床部は、傾けることができ 、ランプとして機能する。しかしながら、タイドンの床部は、航空機の胴部構造 の 主要部分であり、航空機のフレームを構造的にかなり補強することを必要とする 。更に、タイドンの床部は、それ自体が独立してピッチ移動、ロール移動、垂直 方向移動できないため、他の積卸し車輛と整合させることができない。 かくして、積卸し車輛と整合させることのできるランプを提供できるランプシ ステムが必要とされている。更に、例えば完全に装備されたタンカー航空機(プ ローブ−ドロウグ及びブームの両方を備えている)のような特別の機能を持つ航 空機と完全に装備された輸送機との間で非常に迅速に改造できるランプシステム も必要とされている。更に、このように改造できると同時に簡単に且つ容易に使 用できるシステムも必要とされている。 発明の概要 本願は、輸送手段(vehicle)用ランプシステムにおいて、この輸送手段構造 に回転自在に取り付けられたスピンドルと、このスピンドルに取り外し自在に連 結されたランプとを有し、前記スピンドルにより前記ランプを前記輸送手段構造 に対して回転移動させることができ、更に、前記ランプを、前記ランプの輸送手 段構造に対する所望の回転移動範囲内の任意の所望の位置にしっかりと位置決め するための手段を有する、ランプシステムを開示する。 本発明は、システムを多くの用途で使用できるようにする、取り外し自在のラ ンプ又はランプ区分を持つランプシステムを提供しようとするものである。 本発明は、更に、ランプを輸送手段、構造物、及び地形と整合させ、これらと システムとの相互作用を容易にするため、二つの方向で回転できる、ランプ又は ランプ区分を持つランプシステムを提供しようとするものである。 本発明は、更に、種々の所望の機能を実行するのに本システムを備えた航空機 を使用できる、種々の器具を受け入れる取り外し自在のランプ又はランプ区分を 持つランプシステムを提供しようとするものである。 本発明は、更に、システムの他の構成要素からの取り外し及びこれらの構成要 素への連結が簡単であり且つ容易であるようにモジュラー式である、ランプ又は ランプ区分を持つランプシステムを提供しようとするものである。 本発明は、更に、本ランプシステムが使用された輸送手段の他の所望のシステ ムに迅速に簡単に且つ容易に連結できる、ランプ又はランプ区分を持つランプシ ステムを提供しようとするものである。 所望のランプ又はランプ区分の取り外し及び設置に必要な全ての器具を、本ラ ンプシステムが使用された輸送手段に載せて運ぶことができる、ランプ又はラン プ区分を持つランプシステムを提供することが、本発明が達成すべき更に別の目 的である。 本発明のランプシステムは、貨物や人員等の積卸し用の開口部を持つ航空機又 は他の輸送手段で使用されるように特別に設計されている。第1実施例では、本 発明のランプシステムは、前ランプ区分及び後ランプ区分を使用する。前区分は 、前区分が長手方向に回転できるようにするヒンジで航空機又は他の輸送手段の 適当な構造に連結されており、そのため、前区分の反対側に配置された端部は垂 直方向に移動できる。後区分は、スピンドルによって前区分に連結されている。 スピンドルは、これを前区分に連結するヒンジ及びこれを後区分に連結する一対 のベアリングを有する。スピンドルのヒンジ連結部の横方向回転軸線により、後 区分は前区分に対して長手方向に回転できる。スピンドルのヒンジ連結部により 、前区分が回転移動するときに後区分を全体に垂直方向に移動できる。スピンド ルシャフトと同心に取り付けられたスピンドルのベアリングにより、後区分を前 区分に対して横方向に回転させることができる。後区分を二方向に回転させるこ とができるため、後区分は、航空機に対して水平でない及び/又は横方向傾き角 度が航空機と異なる積込みトラック及び積込みドックに適合させることができる 。更に、後区分を回転させることができるため、後区分を平らでない凸凹の地形 に適合させることができる。第2実施例では、ランプシステムはスピンドルを介 し て航空機に直接的に且つ取り外し自在に連結された単一のランプを含み、この実 施例は、他の点に関しては第1実施例と同じである。 ランプシステムは、航空機(特定的には、航空機の回転に位置する航空機構造 )をランプの第1実施例の後区分又は第2実施例のランプの後端部に連結する一 対の液圧アクチュエータを有する。これらの液圧アクチュエータは、後区分の後 部又はランプを上下に移動し、横方向に傾ける。かくして、アクチュエータは、 長手方向及び横方向の両方向での回転移動を後区分又はランプに与える。更に、 アクチュエータは、後区分又はランプを長手方向及び横方向の可能移動範囲内の 所望の位置にしっかりと保持するのに十分な強度を有する。 更に、ランプシステムは一組の軌道及び可動部材(これは、例えば、ローラ又 は摺動ブロックである)を含み、これらは、第1実施例の前後の区分又は第2実 施例のランプ及び航空機構造の隣接部分に取り付けられている。組をなした軌道 は、後区分又はランプが横方向に回転移動できるように湾曲しており、可動部材 の上下に配置された前区分の部分又は航空機構造は、後区分又はランプが長手方 向に或る程度移動できるように前方に傾斜している。後区分又はランプの前横端 部を後区分又はランプの回転中に更に正確に配置することによって、組をなした ローラ及び軌道は、後区分又はランプの回転中及び固定的に位置決めされたとき のぐらつき即ち前後方向及び横方向の望ましからぬ移動を最小にする。 後区分を前区分から取り外すため、又はランプを航空機構造から取り外すため には、ローラが軌道から外れるまで後区分又はランプを傾けるだけである。ひと たびローラが軌道から外れると、後区分又はランプをスピンドルが後区分又はラ ンプから抜けるまで長手方向に引っ張るだけでよい。液圧アクチュエータを後区 分又はランプから外すだけで後区分又はランプをランプシステムの他の構成要素 から完全に取り外すことができる。後区分又はランプの前区分又は航空機構造へ の連結は、取り外しの逆を行うだけである。かくして、ランプシステムは、後区 分又はランプが相互交換自在のモジュラー式ランプ区分又はランプを提供する。 これによって、貨物の積卸しに使用するためのランプ又はランプの後区分を、航 空機に空中給油性能を与えるのに必要な燃料タンク及び他の給油器具(例えば、 給油ブーム及び引っ込みシステム、燃料ポンプ、及び給油センサ)を備えたラン プ又はランプの後区分と相互に交換できる。航空機と載荷ランプとの間を、燃料 、動力(液圧又は電気式)及び信号(ランプへの信号及びランプからの信号の両 方)について迅速に連結する接手は、改造を容易にする。航空機には、1)照明 弾(flare)、救命ボート、特殊カメラ及びセンサ、ビューイングポート(viewi ng port)、等の、航空機による救命活動即ちエアレスキュー用の設備を備えた エアレスキューランプ、2)レシーバー、トランスミッター、特殊アンテナ、等 の特殊な器具を装備した対電子ランプ、3)磁気異常検知ブーム、ソノブイ、兵 器、等を装備した対潜攻撃ランプ、4)大量の照明弾及びチャフを撒くことがで きる照明弾放出ランプ、5)制御下で開き、貨物室内の大量の消火剤を散布する ユニットとして機能する消火ランプ、6)幅の広いブーム、配管、及び圧送シス テムを持つ、農薬や生物兵器又は化学兵器を散布するための化学剤散布ランプ、 7)地面にいる人間を飛行中に載せることのできる人員回収システム、8)爆弾 やミサイルを搬送し放出できる形体を持つ、又は機関銃及び照準システムのよう な兵器が装備された武装ランプを含む特別のモジュラー式ランプ区分又はランプ により、種々の機能を備えることができる。更に、第2実施例のランプシステム では、従来のランプを取り外し、スピンドル及びローラを適当な航空機構造に直 接取り付けることによって、従来のランプを持つ航空機を本発明のランプシステ ムに改造できる。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明のランプシステムの第1実施例の、航空機に連結された状態 での斜視図であり、ローラ及び軌道からなる組が仮想線で示してある。 第2図は、本発明のランプシステムの第1実施例の前区分及び後区分の平面図 である。 第3a図は、例示のローラ及び軌道を詳細に示す、第2図のA−A線に沿った 本発明の第1実施例の前後の区分及び他のシステム構成要素の断面図である。 第3b図は、例示のローラ及び軌道を更に詳細に示す、第3a図のC−C線に 沿った本発明の第1実施例の前後の区分及び他のシステム構成要素の断面図であ る。 第4a図は、スピンドルを詳細に示す、第2図のB−B線に沿った本発明の第 1実施例の前後の区分及び他のシステム構成要素の断面図である。 第4b図は、スピンドルを更に詳細に示す、第4a図のD−D線に沿った本発 明の第1実施例の前後の区分及び他のシステム構成要素の断面図である。 第5図は、ローラ及びスピンドルを示す、本発明の第1実施例のランプシステ ムの前区分の背面図である。 第6図は、軌道、スピンドル凹所、及びスピンドルベアリングの一方を示す、 本発明の第1実施例のランプシステムの後区分の正面図である。 第7図は、後区分を保持する台車を示し、台車の回転性を示す、本発明の第1 実施例の台車及び後区分の背面図である。 第8a図は、本発明の第1実施例のスピンドル、前後区分の関連部分、及びス ピンドル用の係止ピンの長手方向断面図である。 第8b図は、第8a図のA−A線に沿った本発明の第1実施例の係止ピン及び スピンドルの断面図である。 第9a図は、貨物を積卸すようになった後区分を示す、航空機の貨物開口部に 連結された本発明の第1実施例の前後区分の斜視図である。 第9b図は、空中給油に適した後区分が示してあることを除くと第9a図と同 様の、航空機の貨物開口部に連結された本発明の第1実施例の前後区分の、斜視 図である。 第9c図は、設置された空中給油装置を詳細に示す第9b図の後区分の側面図 である。 第10図は、適当な航空機構造に取り付けられた状態で示すスピンドル及び摺 動ブロックから分離したランプを示す本発明のランプシステムの第2実施例の斜 視図である。 第11図は、台車の回転性を示す、本発明の第2実施例の台車及びランプの背 面図である。 第12a図は、本発明の第1実施例のスピンドル、ランプ及び航空機構造の関 連部分、及びスピンドル用の係止ピンの長手方向断面図である。 第12b図は、第12a図のA−A線に沿った本発明の第2実施例の係止ピン 及びスピンドルの断面図である。 実施例の詳細な説明 添付図面のうち第1図を参照すると、本発明のランプシステムの第1実施例の 全体に参照番号10が附してある。ランプシステム10は、前区分12及び後区 分14を含む。前区分12は、適当な航空機構造16に(好ましくは、航空機の 載荷開口部のところに配置される)好ましくは従来のヒンジ18で連結されてい る。第1図に示すように、ヒンジ18により、前区分12を航空機構造16に対 して長手方向に回転させることができる。好ましくは、前区分は、更に、その後 横端部が、第1図に示すように、好ましくは一対の液圧アクチュエータ22で第 2の適当な航空機構造20に連結されている。アクチュエータ22は、前区分を 航空機構造16及び20に対して回転し、更に、アクチュエータ22並びにヒン ジ18及び関連した構造が構成する回転移動範囲内の所望の位置に前区分12を 固定する。 後区分14は、好ましくは、スピンドル24及び一組の可動部材26及び案内 軌道28で前区分12に取り外し自在に連結されている。一組の可動部材26及 び軌道28を以下に詳細に説明する。 スピンドル24は、好ましくは第2ヒンジ30で前区分12に連結されている 。第2ヒンジの理論的回転軸線25は、第2図に示すように、区分12及び14 に関してほぼ横方向に配向されている。これによって、後区分14は、第4a図 に示すように、前区分12に対して全体に長手方向(即ちピッチ方向)に回転で きる。後区分14が前区分12に対してピッチ移動できるようにするため、前区 分12の後端面31は、好ましくは、第3a図及び第4a図に示すように、ヒン ジ30の理論的回転軸線25から前方に傾斜している。スピンドルシャフト32 には、好ましくは一対のベアリング34が設けられている。シャフト32及びベ アリング34は、後区分14の凹所36に受け入れられており、これによって、 前区分12を後区分14に取り外し自在に相互連結でき、後区分14を前区分1 2に対して横方向に回転(即ちロール)させることができる。好ましくは、スピ ンドル24を後区分14に保持するため、係止ピン38が設けられている。係止 ピン及びこれと関連した構造を以下に詳細に説明する。 後区分は、好ましくは第3航空機構造44のところで、好ましくは第2液圧ア クチュエータ対46によって、航空機15に連結されている。アクチュエータ4 6は、後区分14を前区分12に対して回転させることができるようにするため 、好ましくは、アクチュエータ46を航空機構造44に対して或る程度長手方向 に回転移動させることができるように航空機構造44に連結されている。アクチ ュエータ46は、好ましくは、互いにほぼ独立して作動し、これによって、後区 分14を第3航空機構造44に対して回転し、更に、後区分14をアクチュエー タ46並びにスピンドルが提供する回転移動範囲内で所望の位置に固定する。か くして、アクチュエータ46により、後区分14は、長手方向回転位置範囲及び 横方向回転位置範囲内の任意の所望の位置にしっかりと位置決めされる。アク チュエータ46は、好ましくは、ボルト47(又は取り外しを迅速に行うことが できるピン又は他の構造)によって後区分14に取り外し自在に連結されている 。ボルト47は、アクチュエータ46の下端49を貫通しており、これによって 、下端49を好ましくは後区分14の後部に固定する。下端49は、好ましくは 、アクチュエータ46によって後区分14を横方向に回転できるようにするため 、後区分がアクチュエータ46の端部49に対して横方向に或る程度回転移動で きるようにするハイムジョイント(heim joint)である。 後区分14の前区分12に対する望ましからぬヨー(yaw)移動を最小にする ため、可動部材26及び軌道28からなる組(好ましくは、一対の可動部材26 及び軌道28)が第1図、第3a図、及び第3b図に示すように設けられている 。しかしながら、点荷重を小さくするため、対をなした部材26及び軌道28を 複数対即ち複数組の部材26及び軌道28に代えてもよい。可動部材26は、好 ましくはローラであるが、点荷重を小さくするため、摺動ブロックであってもよ い。対をなしたローラ26は、好ましくは、前区分12の後部に取り付けられて おり、対をなした軌道28は、好ましくは、前区分と隣接した後区分14の前部 に取り付けられている。ローラ26は、後区分14が前区分12に対して長手方 向に回転できる状態で後区分14が前区分12に対して横方向に回転できるよう に、スピンドルヒンジ30とほぼ同軸である。軌道28のローラ支持耳部27を 受け入れるため、ローラ26と隣接した軌道凹所29が前区分12の後端部に設 けられている。軌道凹所29は、好ましくは、後区分14の横方向回転移動範囲 に亘って後区分14のピッチング移動を受け入れるため、スピンドルヒンジ30 の軸線から前方に傾斜している。軌道28は、好ましくは湾曲しており、湾曲の 中心は、後区分14がスピンドル24の長手方向軸線を中心として横方向に回転 できるようにほぼスピンドル24の中央にある。更に、軌道28は、ローラ26 の移動を全体に案内し、これによって後区分14の移動を全体に案内するため、 係合時に ローラ26の前側及び後側に位置する。ローラ26及び軌道28は、ローラ26 が長手方向スピンドル軸線とほぼ垂直な軌道面に載っているため、後区分14の 前後及び横方向の移動をなくすか或いは最小にし、これによって、そのぐらつき をなくすか或いは最小にする。 軌道28の長さは、後区分14が水平な配向(即ち、前区分12に関して平ら な配向)から最大約8°回転できるような長さである。後区分14が8゜を越え て回転すると、ローラ26が軌道28から外れる。しかしながら、ローラ26及 び軌道28は、これらが係合している場合には、前区分12と後区分14との分 離(長手方向への)を阻止する。スピンドル24と後区分14との(凹所36で の)係合により、前区分及び後区分の横方向及び垂直方向での相対移動及び従っ て分離が阻止され、ローラ26及び軌道28及びスピンドル24及び凹所36の 係合により前区分12と後区分14とがしっかりと相互連結される。逆に、ロー ラ26と軌道28とが外れると、後区分14を前区分12から遠ざかるように長 手方向に移動させるだけで後区分14を前区分から取り外して分離することがで きる。 係止ピン38及びこれと関連した構造は、好ましくは、後区分14が前区分1 2から不時に外れることがないようにする安全策として設けられており、これが 設けられていない場合には、後区分14が過度に横方向に回転すると後区分14 が前区分から不時に外れてしまう。係止ピンには、好ましくは、チャンネル42 が設けられており、好ましくは、第9a図及び第9b図に示すように、後区分1 4の好ましくはほぼ垂直方向に配向されたスロット40に嵌まる。ピン38をス ロット40に手で挿入し、スピンドル24を凹所36に挿入することによって、 スピンドル24をチャンネル42に受け入れることができる。スピンドル24に は、好ましくはその長手方向後端部に好ましくは窪み即ち溝48が設けられてお り、そのため、ピン38はスピンドルが後区分14から分離しないようにでき、 スピンドル24を後区分14内の所望の位置に係止できる。 台車50は、後区分14の取り外し及び設置を容易にする。台車50は、後区 分14をプラットホーム54上に保持するため、その上プラットホーム54に好 ましくは把持部材52を有する。台車は、後区分14を前区分12にしっかりと 固定するため、後区分14をローラ26及び軌道28の所定の係合位置に回転で きる傾け(即ち横方向回転)性能即ちチルト性能を有する。チルト性能は、好ま しくはプラットホーム54の長手方向両端部58に設けられた湾曲した軌道56 によって提供される。台車50のベース64の対応する長手方向端部に設けられ たローラ60が軌道56と係合し、これによって、プラットホームはベース64 に対して横方向に回転できる。好ましくは、液圧アクチュエータ66がプラット ホーム54に制御された回転移動を提供し、プラットホームを所望のチルト位置 又は水平位置にしっかりと保持する。しかしながら、液圧アクチュエータ66に 代えて簡単なウォーム歯車/クランク又は他の適当なアクチュエータ手段を使用 してもよい。台車50を横方向又は垂直方向に移動することなくランプ区分14 を横方向にロールさせることができるようにするため、台車50の理論的回転軸 線は、好ましくは、後区分14の理論的回転軸線35と同軸である。後区分14 を前区分12から取り外すため、台車50を後区分14の下の所定位置に入れ、 プラットホーム把持部材52が後区分14を保持し、アクチュエータ46の下端 49を後区分14に固定するボルト47を外すことによって液圧アクチュエータ 46を後区分14から外す。台車の液圧アクチュエータ66は、ローラ26が軌 道28から外れるまで後区分14を回転する。ひとたびローラ26が軌道28か ら外れると、係止ピン38を後区分14から外すことによってスピンドル24を 解放し、後区分を後方に簡単に移動できるようにし、これによって、前区分12 から分離できるようにする。 後区分14を前区分12から取り外した後、台車50を使用して台車及び区分 14の両方を航空機15内に積み込むことができる。これを行うため、台車50 の回転移動範囲は、後区分が航空機の開口部17を通過するのに十分なだけ台車 を傾けるのに十分である。これによって、後区分14を備えた台車50を転がす だけで航空機15に入れることができる(貨物の積込みに適した別の後区分14 が前区分12に適正に連結されている場合)。ランプシステムの構成要素の取り 外し及び設置に必要な全ての器具を搬送できるため、後区分14を別の機能に適 合した別の後区分14と現場で交換できる。これによって、航空機を特定の所望 の機能のうちの任意の機能に又はこうした機能から容易に且つ現場状況で改造で きる、多機能性を持つ航空機が提供される。かくして、本発明のランプシステム を使用した航空機の融通性が向上する。 第10図、第11図、第12a図、及び第12b図は、全体に参照番号110 を附した本発明の第2実施例を示す。実施例110は、従来技術のランプを持つ 航空機115を本発明のランプシステムを持つように改造するのに特に適してい る。実施例110は、前区分を備えていないということを除き、実施例10とほ ぼ同じである。その代わりに、実施例110は、スピンドル124及び一組の可 動部材(好ましくは、摺動ブロックである)126及び案内軌道128によって 第1航空機構造116(好ましくは、航空機の開口部117のところに配置され ている)に直接的に取り外し自在に取り付けられたランプ114を有する。航空 機構造116の後面部分は、ランプ114が航空機構造116に対して長手方向 に回転できるようにするため、好ましくは、スピンドル124及び摺動ブロック 126の上下が全体に前方に傾斜している。実施例10と同様に、スピンドル1 24はヒンジ130を有する。ヒンジ130は、スピンドル124が航空機構造 116に対して長手方向に回転移動できるようにスピンドル124を航空機構造 116に連結する。スピンドル124は、更に、ランプ114の凹所136に嵌 まり、スピンドルには、好ましくは一対のベアリング134が設けられ、これ らのベアリングは、好ましくは、ランプ114が(全体に軸線135を中心とし て)航空機構造116に対して横方向に回転移動できるようにするスピンドルシ ャフト132に取り付けられている。ランプ114の横方向回転移動に亘る長手 方向回転移動を受け入れるため、航空機構造116には、好ましくは、ブロック 126の耳部127を受け入れるための凹所が設けられている。 ランプ114は、好ましくは、スピンドル124を凹所136内に挿入するこ と、及び摺動ブロック126及び軌道128がバヨネット式の係合作用で係合す ることの両方によって第1航空機構造116に固定される。安全装置として、好 ましくは、係止ピン138からなる係止手段が設けられている。係止ピンは、ラ ンプ114のスロット140によって受け入れられ、ランプ114のスロット1 40には、更に、スピンドルシャフト132が受け入れられている。シャフト1 32は、好ましくは、スピンドルシャフト132をランプ114内の所望の位置 で係止する溝148を有する。 更に、ランプ114は、好ましくは、その後横端部が、好ましくは、一対の液 圧アクチュエータ146で、第10図に示すように、第2の適当な航空機構造1 44に連結されている。アクチュエータ146は、ランプ114を第2航空機構 造144に対して回転させることができるようにするため、好ましくは、アクチ ュエータ46が航空機構造144に対して或る程度長手方向に回転移動できるよ うに連結されている。アクチュエータ146は、好ましくは、互いに対してほぼ 独立して作動し、これによって、ランプ114を第2航空機構造144に対して 回転し、更に、ランプ114をアクチュエータ146並びにスピンドル124が 提供する回転移動範囲内で所望位置に固定する。かくして、アクチュエータ14 6により、ランプ114は、長手方向回転位置範囲及び横方向回転位置範囲内の 任意の所望の位置にしっかりと位置決めされる。アクチュエータ146は、好ま しくは、ボルト147(又は、取り外しを迅速に行うことができるピン又は 他の構造)によってランプ114に取り外し自在に連結されている。ボルト14 7は、アクチュエータ146の下端149を貫通しており、これによって、アク チュエータ146の下端149を好ましくはランプ114の後部に固定する。下 端149は、好ましくは、アクチュエータ146によって後区分114を横方向 に回転できるようにするため、後区分がアクチュエータ146の端部149に対 して横方向に或る程度回転移動できるようにするハイムジョイントである。 実施例10のローラ26及び軌道28と同様に、実施例110のブロック12 6及び軌道128は、ランプ114の航空機構造116に対する望ましからぬヨ ー移動を最小にするために設けられている。ブロック126及び軌道128は、 ブロック126及び軌道128からなる複数の対又は組であってもよいが、好ま しくは、一対のブロック126及び軌道128である。対をなしたブロック12 6は、好ましくは、第1航空機構造116の後部分に取り付けられており、対を なした軌道は、好ましくは、航空機構造116と隣接したランプ114の前部分 に取り付けられている。ブロック126は、ランプ114が第1航空機構造11 6に対して長手方向に回転できる状態でランプ114が航空機構造116に対し て横方向に回転できるように、好ましくは、全体にスピンドルヒンジ130の回 転軸線125と整合している。全ての他の点において、可動手段126及び軌道 128は、実施例10の対応する可動手段26及び軌道28と構造的に及び機能 的に同じである、そのため、これらについての説明は繰り返さない。 実施例110は、ランプ114の取り外し及び設置を容易にする台車150を 更に有する。台車150はプラットホーム154を含み、このプラットホームは 、把持部材152及び長手方向端部158、軌道156、ローラ160、ベース 164、長手方向ベース端部162、液圧アクチュエータ166及び168及び 入れ子式の案内体即ち支持構造170を有する。アクチュエータ166及び16 8は、軌道156及びローラ160と関連してプラットホーム154をベース 164に対して横方向に回転移動させる。更に、アクチュエータ166及び16 8は、入れ子式の案内体即ち支持構造170と関連してプラットホーム154を ベース164に対して全体に垂直方向に移動する。アクチュエータ168及び入 れ子式の構造170及び垂直方向移動性を別にして、これらの構造は、機能的に 及び構造的に台車50と同じ台車150を提供するため、その説明を繰り返さな い。全ての他の点において、実施例110は実施例10と機能的に及び構造的に 同じであり、そのため、その説明を繰り返さない。 従って、本発明によれば、上述の目的を完全に満足するランプシステムが提供 される。本明細書中で使用した全ての用語は説明のためであって限定するためで はないということは理解されよう。本発明を上述の特定の実施例に関して説明し たが、当業者には、多くの変形及び変更が上文中に記載した開示から明らかであ る。従って、全てのこのような変形例、実施例、変形及び変更は、以下の請求の 範囲に記載された本発明の範疇にある。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1993年12月28日 【補正内容】 請求の範囲 1. 輸送手段用ランプシステムにおいて、 輸送手段構造に回転自在に取り付けられたスピンドルと、 前記スピンドルに取り外し自在に連結されたランプ要素とを有し、該ランプ要 素の前記スピンドルへの連結は、別の機能に適合した別のランプ要素と比較的容 易に相互交換できるようになされており、前記スピンドルにより前記ランプ要素 を前記輸送手段構造に対して回転移動させることができ、更に、 前記ランプ要素を、前記ランプの輸送手段構造に対する所望の回転移動範囲内 の任意の所望の位置にしっかりと位置決めするための手段を有する、ランプシス テム。 2. 前記ランプ要素の前記輸送手段構造に対する望ましからぬ前後方向移動 及び横方向移動を最小にするための手段を更に有する、請求項1に記載のランプ システム。 3. 前記最小にするための手段は、前記ランプ要素及び前記輸送手段構造の 隣接部分に取り付けられた一組の可動部材及び案内軌道を含み、可動部材及び軌 道からなる前記組は、可動部材及び軌道からなる複数の組である、請求項2に記 載のランプシステム。 4. 前記しっかりと位置決めするための手段は、前記ランプ要素に制御され た長手方向回転移動及び横方向回転移動を与え且つ前記ランプ要素を所望の回転 移動範囲内の任意の所望の位置に固定するため、前記ランプ要素の横端部に連結 された一対の液圧アクチュエータである、請求項1乃至4のうちのいずれか一項 に記載のランプシステム。 5. 前記ランプと前記輸送手段構造とを回転自在に相互連結するためのヒン ジを更に含み、前記スピンドルは、前記ランプ区分を前記輸送手段構造に対して 長手方向に回転移動できるように前記ランプ要素にヒンジ連結されており、前記 スピンドルは、前記ランプ要素が前記輸送手段構造に対して横方向に回転移動で きるように、前記ランプ要素に少なくとも一つのベアリングで連結されている、 請求項1に記載のランプシステム。 6. 前記後区分を前記前区分に取り外し自在にしっかりと固定するための係 止手段と、前記後区分を前記前区分との係合位置まで移動するための手段とを更 に有し、該移動するための手段は、前記後区分を把持し且つ保持するための把持 部材を有し、前記把持部材は、前記前区分と前記後区分とをしっかりと連結する ため、前記移動するための手段を可動部材及び軌道からなる前記組と係合させる ことができるように回転自在である、請求項3に記載のランプシステム。 7. 前記しっかりと位置決めするための手段は、前記後区分に、前記前区分 に対して、制御された長手方向回転移動及び横方向回転移動を与えるため、及び 前記後区分を所望の回転移動範囲内の任意の所望の位置に固定するため、第2輸 送手段構造及び前記後区分の横端部に連結された一対の液圧アクチュエータであ る、請求項2に記載のランプシステム。 8. 貨物積卸し用開口部を持つ航空機と組み合わせたランプシステムにおい て、 前区分と、 前記前区分が第1航空機構造に対してピッチング移動できるように前記前区分 を前記第1航空機構造に前記開口部のところで連結するためのヒンジと、 後区分と、 前記後区分が前記前区分に対してピッチング移動できるように前記前区分にヒ ンジ連結されており且つ前記後区分が前記前区分に対してロール移動できるよう に前記後区分に少なくとも一つのベアリングで連結されている、前記前区分と前 記後区分とを、別の機能に適合した別の後区分と比較的容易に相互交換できるよ うに、取り外し自在に相互連結するスピンドルと、 前記後区分を、前記前区分に対する所望のピッチ移動範囲及びロール移動範囲 内の任意の所望の位置にしっかりと位置決めするための手段とを有する、ランプ システム。 9. 前記後区分の望ましからぬヨー移動を最小にするための手段と、前記後 区分を移動して前記前区分と係合し且つ前記後区分を前記前区分に連結するため の台車とを更に有し、前記台車は、前記後区分と係合する上面を有し、前記上部 分は、前記前後の区分を適正に相互連結するため前記台車で前記前後の区分の前 記ローラを前記軌道と係合できるようにするため、ロール方向に選択的に回転で き、前記台車の幅は、前記台車を前記回転を通して前記航空機内に移動させるこ とができるように前記航空機の開口部よりも狭い、請求項8に記載のランプシス テム。 10. 前記アクチュエータは、前記ランプ要素の後区分に取り外し自在に連 結されている、請求項4に記載のランプシステム。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 り、ランプ(114)を航空機構造(116)から取り 外して他のランプと相互交換できるということを除く と、本質的には第1実施例と同じである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 輸送手段用ランプシステムにおいて、 輸送手段構造に回転自在に取り付けられたスピンドルと、 前記スピンドルに取り外し自在に連結されたランプとを有し、前記スピンドル により前記ランプを前記輸送手段構造に対して回転移動させることができ、更に 、 前記ランプを、前記ランプの輸送手段構造に対する所望の回転移動範囲内の任 意の所望の位置にしっかりと位置決めするための手段を有する、ランプシステム 。 2. 前記ランプの前記輸送手段構造に対する望ましからぬ前後方向移動及び 横方向移動を最小にするための手段を更に有する、請求項1に記載のランプシス テム。 3. 前記最小にするための手段は、前記ランプ及び前記輸送手段構造の隣接 部分に取り付けられた一組の可動部材及び案内軌道を含む、請求項2に記載のラ ンプシステム。 4. 可動部材及び軌道からなる前記組は、可動部材及び軌道からなる複数の 組である、請求項3に記載のランプシステム。 5. 前記しっかりと位置決めするための手段は、前記ランプに制御された長 手方向回転移動及び横方向回転移動を与え且つ前記後区分を所望の回転移動範囲 内の任意の所望の位置に固定するため、前記ランプの横端部に連結された一対の 液圧アクチュエータである、請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載のラン プシステム。 6. 前記ランプと前記輸送手段構造とを回転自在に相互連結するためのヒン ジを更に含む、請求項1に記載のランプシステム。 7. 前記スピンドルは、前記ランプ区分を前記輸送手段構造に対して長手方 向に回転移動できるように前記ランプにヒンジ連結されており、前記スピンドル は、前記ランプが前記輸送手段構造に対して横方向に回転移動できるように、前 記ランプに少なくとも一つのベアリングで連結されている、請求項1乃至4のう ちのいずれか一項に記載のランプシステム。 8. 前記後区分を前記前区分に取り外し自在にしっかりと固定するための係 止手段と、前記後区分を前記前区分との係合位置まで移動するための手段とを更 に有し、該移動するための手段は、前記後区分を把持し且つ保持するための把持 部材を有し、前記把持部材は、前記前区分と前記後区分とをしっかりと連結する ため、前記移動するための手段を可動部材及び軌道からなる前記組と係合させる ことができるように回転自在である、請求項3に記載のランプシステム。 9. 前記しっかりと位置決めするための手段は、前記後区分に、前記前区分 に対して、制御された長手方向回転移動及び横方向回転移動を与えるため、及び 前記後区分を所望の回転移動範囲内の任意の所望の位置に固定するため、第2輸 送手段構造及び前記後区分の横端部に連結された一対の液圧アクチュエータであ る、請求項2に記載のランプシステム。 10. 貨物積卸し用開口部を持つ航空機と組み合わせたランプシステムにお いて、 前区分と、 前記前区分が第1航空機構造に対してピッチング移動できるように前記前区分 を前記第1航空機構造に前記開口部のところで連結するためのヒンジと、 後区分と、 前記後区分が前記前区分に対してピッチング移動できるように前記前区分にヒ ンジ連結されており且つ前記後区分が前記前区分に対してロール移動できるよう に前記後区分に少なくとも一つのベアリングで連結されている、前記前区分と前 記後区分とを取り外し自在に相互連結するスピンドルと、 前記後区分を、前記前区分に対する所望のピッチ移動範囲及びロール移動範囲 内の任意の所望の位置にしっかりと位置決めするための手段とを有する、ランプ システム。 11. 前記後区分の望ましからぬヨー移動を最小にするための手段と、前記 後区分を移動して前記前区分と係合し且つ前記後区分を前記前区分に連結するた めの台車とを更に有し、前記台車は、前記後区分と係合する上面を有し、前記上 部分は、前記前後の区分を適正に相互連結するため前記台車で前記前後の区分の 前記ローラを前記軌道と係合できるようにするため、ロール方向に選択的に回転 でき、前記台車の幅は、前記台車を前記回転を通して前記航空機内に移動させる ことができるように前記航空機の開口部よりも狭い、請求項10に記載のランプ システム。
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